JPH06178424A - コンパクト型cvケーブルのジョイント分岐方法 - Google Patents

コンパクト型cvケーブルのジョイント分岐方法

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JPH06178424A
JPH06178424A JP32401592A JP32401592A JPH06178424A JP H06178424 A JPH06178424 A JP H06178424A JP 32401592 A JP32401592 A JP 32401592A JP 32401592 A JP32401592 A JP 32401592A JP H06178424 A JPH06178424 A JP H06178424A
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Hideki Ikeda
秀樹 池田
Shotaro Yoshida
昭太郎 吉田
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
Kazuo Amano
一夫 天野
Shigeki Yagi
茂樹 八木
Shunichi Iida
俊一 飯田
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Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
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Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断面が扇形の複数本のケーブル導体を備えた
コンパクト型CVケーブルのジョイント分岐方法におい
て、作業性が優れ、且つ、遮水性が良好なジョイント分
岐方法を提供することを目的とする。 【構成】 分岐箱3には、CVケーブル1から分岐され
た扇形ケーブル2の断面形状に対応する扇形の孔を有し
且つ扇形ケーブル2の挿通方向を軸として回転可能なケ
ーブル挿通部材4が設けられている。この分岐箱3から
導出した各扇形ケーブル2には、アルミニウムコルゲー
ト管及びPVC収縮チューブ等のフレキシブルチューブ
5を被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はその断面形状が扇形の導
体を心線とする複数本の扇形ケーブルにより構成された
コンパクト型CVケーブルのジョイント分岐方法に関
し、特にマンホール内におけるコンパクト型CVケーブ
ルのジョイント分岐に好適のコンパクト型CVケーブル
のジョイント分岐方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、その断面形状が円形の導体を心
線とする複数本のケーブル(以下、円形ケーブルとい
う)により構成されたCVケーブルにおけるジョイント
分岐方法を示す模式図、図7は同じくそのブラケット2
4を示す側面図である。
【0003】CVケーブル20は、その先端から所定の
範囲のシースが剥離されており、複数本(図では3本)
の円形ケーブル28に分岐されている。また、シース端
部(分岐基端部)には分岐管23が配設されており、こ
の分岐管23のケーブル導出部23aから各円形ケーブ
ル28が導出している。この円形ケーブル28の先端に
は夫々端子21が接続されている。分岐管23とこの端
子21との間のケーブル周面には保護テープ22(FB
−Uテープ又はFB−Wテープ)が巻き付けられてい
る。また、CVケーブルの遮蔽銅テープ27は、スズめ
っき軟銅線25を介して分岐管23の外部に電気的に導
出されており、ブラケット24のアース取り付けビス2
6を介して接地される。
【0004】このような分岐方法は、例えば屋外におけ
る低容量のケーブルの端末処理等に多く使用されてい
る。なお、分岐管に替えて、図8にその正面図、図9に
その左側面図を示す分岐箱を使用することもある。
【0005】ところで、近年、管路の有効利用等を目的
として、CVケーブルの外径を縮小したコンパクト型C
Vケーブルが開発されている。図10はコンパクト型C
Vケーブルの一例(扇形導体3心ケーブル)を示す断面
図である。このコンパクト型CVケーブルは、その断面
形状が扇形のケーブル導体31、この導体31の周囲に
順次配置された内部半導電層32、ケーブル絶縁体層3
3、外部半導電層34及び銅テープシールド35からな
る3本の扇形ケーブルと、これらの扇形ケーブルを収納
するシース36とにより構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たコンパクト型CVケーブルにおいては、ジョイント分
岐方法が確立されていないという問題点がある。つま
り、図10に示すコンパクト型CVケーブルにおいて
は、ケーブル絶縁体層33の断面形状が扇形であるた
め、図6に示す分岐管又は図8,9に示す分岐箱を使用
すると、扇形ケーブルとケーブル導出部の内面との間に
隙間ができてしまう。このため、特にマンホール内にお
いて分岐する場合に、十分な遮水性を得ることができな
い。これを回避するために、ケーブル導出部における孔
の形状を扇形ケーブルの形状に対応させて扇形とするこ
とも考えられる。しかし、単に孔の形状を扇形にしただ
けでは、ケーブルのねじれ(撚り)のために扇形ケーブ
ルと孔とを整合させることが困難になり、分岐管又は分
岐箱のケーブル導出部に扇形ケーブルを挿通させる作業
が極めて煩雑になる。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、コンパクト型CVケーブルにおけるジョイ
ント分岐作業の作業性が優れており、遮水性が良好なコ
ンパクト型CVケーブルのジョイント分岐方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンパクト
型CVケーブルのジョイント分岐方法は、断面が扇形の
導体を心線とする複数本の扇形ケーブルにより構成され
たコンパクト型CVケーブルのジョイント分岐方法にお
いて、前記各扇形ケーブルを分岐基端部収納部材に設け
られたケーブル挿通部材の孔に通し前記CVケーブルの
分岐基端部に前記分岐基端部収納部材を配置する工程
と、前記分岐基端部収納部材から導出した前記扇形ケー
ブルにフレキシブルチューブを被覆する工程と、を有
し、前記ケーブル挿通部材は前記扇形ケーブルの挿通方
向を軸として回転可能であり、且つ、前記ケーブル挿通
部材の孔は前記扇形ケーブルの断面形状に応じた形状で
あることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、分岐基端部収納部材(分岐
管及び分岐箱等)に、扇形ケーブルの形状に応じた扇形
の孔を有し且つ前記扇形ケーブルの挿通方向を軸として
回転可能のケーブル挿通部材が設けられており、この分
岐基端部収納部材を用いてケーブルをジョイント分岐す
る。このため、分岐基端部収納部材に扇形ケーブルを通
すときに、扇形ケーブルの向きに応じて前記ケーブル挿
通部材を回転させて扇形ケーブルと挿通部材の孔とを整
合させることができる。従って、扇形ケーブルを前記分
岐基端部収納部材のケーブル挿通部材に挿通させる作業
が容易である。また、本発明においては、この分岐基端
部収納部材から導出した扇形ケーブルを例えばアルミニ
ウムコルゲート管及びPVC収縮チューブ等のフレキシ
ブルチューブで被覆するため、ジョイント分岐部におけ
る遮水性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の実施例に係るコンパクト
型CVケーブルのジョイント分岐方法を示す模式図であ
る。
【0012】先ず、CVケーブル1をその先端部で3本
の扇形ケーブル2に分岐し、分岐基端部に分岐箱3を配
置する。そして、この分岐箱3をマンホールの管口6に
固定する。
【0013】分岐箱3のケーブル導出側の面には、図2
に示すように、3個のケーブル挿通部材4が設けられて
いる。各挿通部材4には、ケーブル2の断面形状に応じ
た扇形の孔4aが設けられている。また、この挿通部材
4は、その周方向に回転可能になっている。
【0014】次いで、この分岐箱3から導出したケーブ
ルをフレキシブルチューブ5(例えば、アルミニウムコ
ルゲート管又はPVC収縮チューブ等)内に通す。
【0015】図3は、挿通部材4の一例を示す模式図で
ある。この挿通部材4は、扇形の孔4aを有する円筒状
の部材であり、その長さ方向の中央部には突出部4bが
周方向に延出して設けられている。この突出部4bが、
図4に示すように、分岐箱3本体に設けられた溝に係合
しているため、挿通部材4は分岐箱3本体に回転可能に
支持されている。
【0016】また、図5は挿通部材の他の例を示す模式
図である。この挿通部材は、円筒ころ軸受けの軸穴を扇
形にしたものである。この場合は、挿通部材の周面にね
じを螺設し、分岐箱本体にねじ止めすることができる。
【0017】本実施例においては、分岐箱に、扇形の孔
が設けられその周方向に回転可能のケーブル挿通部材が
設けられているから、扇形ケーブルをこの挿通部材に通
す際に扇形ケーブルと挿通部材の孔とを容易に整合させ
ることができて、分岐箱から扇形ケーブルを導出させる
作業が容易であると共に、マンホール内での実質的なケ
ーブル長が図6に示す従来の分岐管及び図8,9に示す
従来の分岐箱を使用した場合に比して長くなるため、ジ
ョイント作業がより一層容易になる。また、各扇形ケー
ブルの延び出しがオフセットによって吸収できるという
効果もある。更に、熱による膨張収縮により扇形ケーブ
ルにねじれ力が発生した場合に、挿通部材が回転するた
め、ねじれ力による影響を緩和することができる。
【0018】更にまた、本実施例においては、分岐箱か
ら導出した扇形ケーブルをフレキシブルチューブで被覆
するため、CV−Tケーブル(トリプレックス型CVケ
ーブル)と同程度の遮水性を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンパクト型CVケーブルを構成する各扇形ケーブルの断
面形状に応じた形状の孔を有し、且つ、前記扇形ケーブ
ルの挿通方向を軸として回転可能なケーブル挿通部材を
備えた分岐基端部収納部材によりCVケーブルの分岐基
端部を収納し、この分岐基端部収納部材から導出した各
扇形ケーブルにフレキシブルチューブを被覆するから、
コンパクト型CVケーブルにおけるジョイント分岐作業
の作業性が優れていると共に、十分な遮水性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンパクト型CVケーブ
ルのジョイント分岐方法を示す模式図である。
【図2】分岐箱を示す平面図である。
【図3】挿通部材の一例を示す模式図である。
【図4】同じくその取り付け状態を示す模式的断面図で
ある。
【図5】挿通部材の他の例を示す模式図である。
【図6】断面形状が円形の導体を心線とする複数本のケ
ーブルにより構成されたCVケーブルにおける従来のジ
ョイント分岐方法を示す模式図である。
【図7】ブラケットを示す側面図である。
【図8】従来の分岐箱を示す正面図である。
【図9】同じくその左側面図である。
【図10】コンパクト型CVケーブルの一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1,20;CVケーブル 2;扇形ケーブル 3;分岐箱 4;挿通部材 5;フレキシブルチューブ 21;端子 22;保護テープ 23;分岐管 24;ブラケット 31;ケーブル導体 32;内部半導電層 33;絶縁体層 34;外部半導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和夫 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 天野 一夫 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 八木 茂樹 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 飯田 俊一 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が扇形の導体を心線とする複数本の
    扇形ケーブルにより構成されたコンパクト型CVケーブ
    ルのジョイント分岐方法において、前記各扇形ケーブル
    を分岐基端部収納部材に設けられたケーブル挿通部材の
    孔に通し前記CVケーブルの分岐基端部に前記分岐基端
    部収納部材を配置する工程と、前記分岐基端部収納部材
    から導出した前記扇形ケーブルにフレキシブルチューブ
    を被覆する工程と、を有し、前記ケーブル挿通部材は前
    記扇形ケーブルの挿通方向を軸として回転可能であり、
    且つ、前記ケーブル挿通部材の孔は前記扇形ケーブルの
    断面形状に応じた形状であることを特徴とするコンパク
    ト型CVケーブルのジョイント分岐方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320386B1 (ko) * 1998-08-04 2002-04-22 김진찬 고심선용광성단케이블분기장치및그것을이용한분기방법
JP2007110847A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Fujikura Ltd コンパクト型電力ケーブルの終端接続部構造、及びこれに用いるケーブルアダプタ
JP2015225802A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 株式会社フジクラ 端子付き電線及びその製造方法
JP2016167410A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 株式会社フジクラ シール構造
JP2016186858A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社フジクラ コネクタ付き電線
JP2016212976A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社フジクラ コネクタ付き電線

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JP2007110847A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Fujikura Ltd コンパクト型電力ケーブルの終端接続部構造、及びこれに用いるケーブルアダプタ
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