JPH06177568A - 通信ユニット - Google Patents

通信ユニット

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JPH06177568A
JPH06177568A JP33081392A JP33081392A JPH06177568A JP H06177568 A JPH06177568 A JP H06177568A JP 33081392 A JP33081392 A JP 33081392A JP 33081392 A JP33081392 A JP 33081392A JP H06177568 A JPH06177568 A JP H06177568A
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fan
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Yuji Hasegawa
祐次 長谷川
Akito Osada
明人 長田
Sadayuki Tetsu
定之 鐵
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架に挿脱可能に装着する強制冷却構造の通信
ユニットに関し、電源部の冷却性が良いこと、電源部の
保守点検が容易なこと、通信機器の前面側に配線する外
部同軸ケーブルの配線作業が容易なことを目的とする。 【構成】 放熱モジュール110 と、放熱モジュール110
の上面及び下面に密着して挟持する上下一対のベース板
120 と、上部のベース板120 の表面に密接して装着する
上主回路部130 と、下部のベース板120 の表面に密接し
て装着する下主回路部140 と、一対のベース板120 間に
放熱モジュール110 に並列して装着する電源部300 と、
電源ケース330 の前側板及び後側板のそれぞれに設けた
通風孔と、放熱モジュール110 に対応した個所に前部フ
ァン230 が並列したユニット表面板210 と、電源部後部
及び放熱モジュール110 の後部に後部ファン240 が並列
して取着されたユニット後面板220 とを備えた構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架に挿脱可能に装着す
る強制冷却構造の通信ユニットに関する。近年は図4に
図示したように、架1に多段に通信ユニット2を搭載
し、最上段の通信ユニット2の上部に共用部8(配電
盤,受信部等)を設けた通信機器がある。
【0002】このような通信ユニット2は、箱形の筐体
内に所望の回路装置(例えば増幅装置)を収容したもの
で、筐体の前部に前部ファンを後部に後部ファンをそれ
ぞれ取着して、回路装置を強制冷却するように構成され
ている。
【0003】また、通信ユニット2の手前側に、入出力
コネクタ5を設けている。上述の通信ユニット2は、架
1に挿脱可能のように構成されており、架の正面側から
差し込むことで、架1に多段に搭載される。
【0004】一方、上下に配列した通信ユニット2の一
方の側面に、縦長に分配部3を搭載し、架1の側面に沿
って配線した入力用同軸ケーブル(図示省略)より受領
した信号を、同軸コード(図示省略)を介してそれぞれ
の通信ユニット2に入出力コネクタ5を介して分配して
いる。
【0005】また、上下に配列した通信ユニット2の他
方の側面に、縦長に合成部4を搭載し、それぞれの通信
ユニット2の出力を、同軸コード(図示省略)を介して
受領し合波して、架1の側面に沿って配線した出力用同
軸ケーブル(図示省略)に搬送している。
【0006】
【従来の技術】従来の通信ユニットについて、図5,6
を参照しながら説明する。図5は従来例を分離した形で
示す斜視図、図6は従来例の斜視図である。
【0007】図において、通信ユニット2の筐体は、ユ
ニット表面板21, ユニット後面板22,左右一対のユニッ
ト側板51,52 が枠形に組立られた枠組と、枠組の上面部
に係着するユニット上カバー16と、枠組の下面部に係着
するユニット下カバー17とから構成されている。
【0008】11は、アルミニウム等の角棒を断面E形に
押出し加工し、前後方向に走行する放熱フインを設けた
放熱素子体を、所望数横一列に並列した放熱モジュール
である。
【0009】12は、アルミニウム板等からなる角板状の
ベース板であって、同形状のものを2枚必要としてい
る。一方のベース板12は、裏面をろー付け等して放熱モ
ジュール11の上面に密着させ、他方のベース板12は、裏
面をろー付け等して放熱モジュール11の下面に密着させ
ている。
【0010】13は、平面視コ形の浅いケース13A の底面
にプリント板を装着し、そのプリント板に所望に構成部
品(発熱部品を含む) を実装した上主回路部である。上
主回路部13は、ケースカバー13B により封止される。
【0011】上主回路部13のケース13A が構成するコ形
内の空洞部に、位相調整用の同軸ケーブル18を渦巻き形
に配線するとともに、ケース13A の前面側に一対の入出
力コネクタ5Aを装着している。
【0012】この上主回路部13は、ケース13A の底板を
上方のベース板12の表面に密着させ、ねじを用いてベー
ス板12に固着される。14は、角形の浅いケース14A の底
面にプリント板を装着しそのプリント板に所望に構成部
品(発熱部品を含む) を実装した下主回路部である。下
主回路部14はケースカバー14B により封止される。
【0013】下主回路部14は、ケース14A の底板を下方
のベース板12の表面に密着させ、ねじを用いてそのベー
ス板12に固着される。なお、放熱モジュール11, ベース
板12, 上主回路部13及び下主回路部14の平面形状はほぼ
等しい。
【0014】また、上主回路部13と下主回路部14とを、
側面に沿って設けたプリント板34を介して電気的に接続
している。なおこのプリント板34には、後述する電源部
30のコネクタ32がプラグインするコネクタ33を搭載して
いる。
【0015】21は、筐体の前面部を構成するユニット表
面板である。ユニット表面板21は、矩形状の主板部材の
4辺をそれぞれを内側に屈曲して縁板を設けた浅い箱形
である。
【0016】複数の前部ファン23(図では2個)を、こ
のベース板12の主板部材の表面側に突出するように、放
熱モジュール11に対応する位置に並列に取付けている。
また、ユニット表面板21の主板部材には、前部ファン23
の一方の側部に後述する電源盤31が嵌合し顔出しする窓
枠を設けるとともに、前部ファン23の他方の側部に制御
盤46を取付けている。
【0017】このようなユニット表面板21は、一体に固
着された放熱モジュール11, ベース板12, 上主回路部1
3, 下主回路部14の前面に、主板部材の内面側を当接
し、ねじを用いてベース板12の端面に固着するものであ
る。
【0018】22は、筐体の後面部を構成するユニット後
面板である。ユニット後面板22は、ユニット表面板21の
主板部材と同形状の主板部材の4辺を、それぞれを内側
に屈曲して、縁板を設けた浅い箱形である。
【0019】複数の後部ファン24(図では3個)を、ユ
ニット後面板22の主板部材の表面側(後方側)に突出す
るように、並列に取り付けている。このようなユニット
後面板22は、一体に固着された放熱モジュール11, ベー
ス板12, 上主回路部13, 下主回路部14の後面に、主板部
材の内面側を当接しねじを用いてベース板12の端面に固
着するものである。
【0020】51は、筐体の一方の側面部を構成するユニ
ット側板である。ユニット側板51の矩形状の主板部材の
上下の側縁を、それぞれを内側に屈曲し縁板を設けると
もに、前側縁を外側に直角に折り曲げて架にねじ止め固
定する取着座を設けている。
【0021】52は、筐体の他方の側面部を構成するユニ
ット側板である。ユニット側板52は、前述のユニット側
板51と対称に形成されており、主板部材の上下の側縁を
それぞれを内側に屈曲し縁板を設けるともに、前側縁を
外側に直角に折り曲げて架にねじ止め固定する取着座を
設けている。
【0022】上述のユニット側板51,52 は、主板部材の
前部をユニット表面板21の縁板に当接し、ねじを用いて
ユニット表面板21に固着し、主板部材の後部をユニット
後面板22の縁板に当接し、ねじを用いてユニット後面板
22に固着することで、枠形に組立られる。
【0023】30は、平面視がL形のケース(L形の内側
が開口している)内に、電源用部品を搭載した主プリン
ト板を装着した電源部である。電源部30の正面側に主プ
リント板に直交して繋がるプリント板を設け、このプリ
ント板に所望の部品を搭載して電源盤31としている。こ
の電源盤31を前述のようにユニット表面板21の窓枠に顔
出しさせている。
【0024】また、ケース側板(図では上下に対向して
図示れている)側に主プリント板に直交して繋がる一対
のプリント板を設け、これらのプリント板の先端部に、
前述のプリント板34に搭載したコネクタ33にプラグイン
するコネクタ32を搭載して、電源部30を上主回路部13,
下主回路部14に接続するようになっている。
【0025】なお、電源盤31の後方の電源部ケース部分
に、冷却フィン(図示省略)を取り付けて、電源部30の
熱を放熱させている。上述の電源部300 は、電源部ケー
ス部分をユニット側板51の内側に設けた一対の金具内に
挿入し、この金具にねじ止めすることで、ユニット側板
51に固着している。
【0026】40は、ユニット側板52の主板部材に相似で
それよりも小さい2枚のプリント板41からなる制御部で
ある。制御部40のこの2枚のプリント板41は、それぞれ
に搭載した一対のコネクタ42により電気的に接続され、
間隔管(図示省略) を介して、ユニット側板52の内側に
ねじ止めすることで、ユニット側板52に固着されてい
る。
【0027】また、制御部40は、フレキシブルプリント
板43を介して、上主回路部13, 下主回路部14及び制御盤
46に接続される。図6に図示したように、放熱モジュー
ル11, ベース板12, 上主回路部13, 下主回路部14を一体
に固着した後に、上面にユニット上カバー16を位置合わ
せして載置し、下面にユニット下カバー17を位置合わせ
して載置する。
【0028】そして、ユニット上カバー16及びユニット
下カバー17の前後の両側縁部が縁板の内側になるよう
に、ユニット表面板21及びユニット後面板22をそれぞれ
差込み、ユニット表面板21及びユニット後面板22を、ベ
ース板12にねじ止め固着している。
【0029】その後、電源部30付きのユニット側板51を
差込み、ユニット側板51の前部をユニット表面板21に、
後部をユニット後面板22に、それぞれねじ止めして固着
している。
【0030】また、制御部40付きのユニット側板52を差
込み、ユニット側板52の前部をユニット表面板21に、後
部をユニット後面板22に、それぞれねじ止めして固着し
ている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
構造の電源部は、平面視がL形のケースに収容されてお
り、前面側に左右方向に長い電源盤を有している。した
がって、電源部の後方設置した後部ファンが駆動して
も、電源盤が通風の障害となり電源部の冷却性が悪いと
いう問題点があった。
【0032】一方、電源部を保守点検するには、ねじを
取り外してユニット側板をまず枠組から取外し、その後
ねじを取外してユニット側板から電源部を取外し、さら
に電源部冷却フィンを電源部ケースから取り外さなけれ
ばならない。
【0033】即ち従来の通信ユニットは、電源部の保守
点検に時間がかかるという問題点があった。また、通信
ユニットの前面側に前部ファンが突出しており、その前
部ファンの上下にそれぞれ入出力コネクタが装着されて
いる。
【0034】したがって、外部同軸ケーブルをこの入出
力コネクタに接続する際に前部ファンが邪魔になるとい
う問題点と、外部同軸ケーブルの配線の障害になるとい
う問題点があった。
【0035】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、電源部の冷却性が良い通信ユニットを提供する
ことを目的としている。また、電源部の保守点検が容易
であることを目的とする。
【0036】さらにまた、通信機器の前面側に配線する
外部同軸ケーブルの配線作業が容易であることを目的と
する。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、ユニット表面
板,ユニット後面板, 左右一対のユニット側板及びユニ
ット上・下カバーよりなる筐体と、筐体に収容する上・
下主回路部及び電源部と、筐体の前部に装着する前部フ
ァンと、筐体の後部に装着する後部ファンとを備え、架
に挿脱可能に装着する通信ユニットにおいて、前後方向
に走行する複数の放熱フインを有する放熱モジュール11
0 と、放熱モジュール110 の上面及び下面に密着して放
熱モジュール110 を上下方向から挟持し、ユニット上カ
バー180 に平行に筐体内に装着される上下一対のベース
板120と、上部のベース板120 の表面に、ケース底板を
密接して装着する上主回路部130 と、下部のベース板12
0 の表面にケース底板を密接して装着する下主回路部14
0 と、一対のベース板120 間に放熱モジュール110 に並
列して装着する電源ケース330 に収容されてなる電源部
300 とを備える。
【0038】また、電源ケース330 の前側板に設けた通
風孔及び後側板に設けた通風孔と、電源部300 の前部の
通風孔に対向して開口212 を有し、放熱モジュール110
に対応した個所に前部ファン230 が並列して取着されて
なるユニット表面板210 と、電源部後部及び放熱モジュ
ール110 の後部に対向する位置に、後部ファン240 が並
列して取着されてなるユニット後面板220 とを備える。
【0039】そして、それぞれのベース板120 に着脱可
能に固着したユニット表面板210 ,後部ファン240 に、
左右一対のユニット側板510,520 がそれぞれ着脱自在に
固着されることで、ユニット表面板210,ユニット後面板
220 及び左右一対のユニット側板510,520 が、枠形に組
立られた構成とする。
【0040】また、電源ケース330 は、前側板の上・下
側縁、後側板の上・下側縁が電源ケース330 の底板及び
上板よりもそれぞれ突出して設けられ、平行する一対の
ベース板120 に対向して設けたガイド溝121 に、それぞ
れの上・下側縁を挿入することで、電源部300 が一対の
ベース板120 間に挿脱自在に装着される構成とする。
【0041】またさらに、ユニット表面板210 の内側
に、前部ファン230 が取着された構成とする。
【0042】
【作用】本発明によれば、ユニット表面板に開口を設
け、また電源ケースの前側板及び後側板にそれぞれ通風
孔を設け、さらにユニット後面板には電源ケースの後側
板の通風孔に対応して後部ファンを装着している。
【0043】したがって、後部ファンが駆動すると、ユ
ニット表面板に開口,電源ケースの前側板の通風孔を経
て電源ケース内に流れこみ電源部の熱を奪う。そして温
度上昇した空気は、後側板の通風孔,後部ファンを経て
通信ユニットの後方に排出される。
【0044】よって、電源部の冷却性が向上する。一
方、電源部は、電源ケースの前・後側板の上・下側縁を
ベース板のガイド溝に挿入すると、電源部のコネクタが
相手側のコネクタにプラグインし、コネクタを介して上
主回路部及び下主回路部に接続するよう構成されたもの
とする。
【0045】したがって、ユニット側板を取り外すと、
簡単に電源部の装着,取外しができるので、電源部の保
守点検作業が容易となる。また、前部ファンはユニット
表面板の内側に装着されているので、ユニット表面板21
0 の正面側には、入出力コネクタ,電源盤部品及び制御
盤部品が突出しているだけである。
【0046】したがって、入出力コネクタに外部同軸ケ
ーブルを接続すること、及び外部同軸ケーブルの配線作
業が容易になる。
【0047】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0048】図1は本発明を分離した形で示す斜視図、
図2は本発明の要所斜視図であり、図3は本発明の実施
例の斜視図である。図において、通信ユニット100 の筐
体は、ユニット表面板210,ユニット後面板220 ,左右一
対のユニット側板510,520 が枠形に組立られた枠組と、
枠組の上面部に係着するユニット上カバー180 と、枠組
の下面部に係着するユニット下カバー170 とから構成さ
れている。
【0049】110 は、アルミニウム等の角棒を断面E形
に押出し加工し、前後方向に走行する放熱フインを設け
た放熱素子体を、所望数横一列に並列した放熱モジュー
ルである。
【0050】120 は、アルミニウム板等からなるほぼ角
板状(前側縁の前部ファンに対向する部分は矩形状に切
りこんでいる)のベース板であって、同形状のものを2
枚を設けている。このベース板120 の前後方向の長さ
は、(放熱モジュール110 の前後方向の長さ+前部ファ
ンの厚さ)よりも所望に大きい。
【0051】またその幅(左右の長さ)は、 (放熱モジュール110 の幅+電源部30の幅) よりも所望に大きい。
【0052】一方のベース板120 を、選択した側縁が放
熱モジュール110 の側縁に一致するように、放熱モジュ
ール110 上に載置し、裏面をろー付け等して放熱モジュ
ール110 の上面に密着させている。
【0053】また、他方のベース板12は、選択した側縁
が放熱モジュール110 の側縁に一致するように、放熱モ
ジュール110 の下側に載置し、裏面をろー付け等して放
熱モジュール110 の下面に密着させている。
【0054】放熱モジュール110 に密着していないそれ
ぞれのベース板120 の領域の内側面で、前側縁近傍及び
後側縁近傍に、それぞれ前側縁に平行する一対のガイド
溝121 を設けている。なお、ベース板120 のガイド溝12
1 側の隅に支柱を設けて、上下のベース板120 の間隔が
保持されるようにしている。
【0055】130 は、平面視コ形の浅いケース130Aの底
面にプリント板を装着し、そのプリント板に所望に構成
部品(発熱部品を含む) を実装した上主回路部である。
上主回路部130 は、ケースカバー130Bにより封止され
る。
【0056】この上主回路部13は、ケース13A の底板を
上方のベース板12の表面に密着させ、ねじを用いてベー
ス板12に固着される。上主回路部130 のケース130Aが構
成するコ形内の空洞部に、制御部等を構成するプリント
板150 を装着し、プリント板150 と上主回路部130 とを
図示省略した接続線で接続している。また、このプリン
ト板150 は、後述するユニット表面板210 の制御盤460
に接続している。
【0057】上主回路部130 のケース130Aの前面側に、
一対の入出力コネクタ5Aを装着し、このコネクタ5Aとユ
ニット表面板210 に装着した入出力コネクタ5とを、そ
れぞれ同軸ケーブルを介して接続している。
【0058】140 は、平面視コ形の浅いケース140Aの底
面にプリント板を装着しそのプリント板に所望に構成部
品(発熱部品を含む) を実装した下主回路部である。下
主回路部140 はケースカバー140Bにより封止される。
【0059】下主回路部140 は、ケース140Aの底板を下
方のベース板120 の表面に密着させ、ねじを用いてその
ベース板120 に固着される。また、下主回路部140 のコ
形内の空洞部に、位相調整用の同軸ケーブル(図6の同
軸ケーブル18に相当する) を蛇行配線している。
【0060】なお、上のベース板120 の電源部側の側縁
の表面に正面視コ形の係着金具128を取付け、ユニット
上カバー180 の側縁を差し込むようにしている。また、
下のベース板120 の電源部側の側縁の表面に、正面視コ
形の係着金具128 を取付け、ユニット下カバー170 の側
縁を差し込むようにしている。
【0061】一方、300 は、詳細を図2に図示したよう
に、放熱モジュール110 が開口した厚さが放熱モジュー
ル110 の厚さにほぼ等しい箱形の電源ケース330 に、所
望の部品を収容した電源部である。
【0062】この電源ケース330 は、前側板331 の上・
下側縁がそれぞれケースの上板及び下板よりも突出して
おり、また、後側板332 の上・下側縁がそれぞれケース
の上板及び下板よりも突出している。
【0063】そして、電源ケース330 の前側板331 に通
風孔335 を設け、後側板332 に他の通風孔336 を設けて
いる。電源ケース330 の下板に平行してプリント板301
を取付け、このプリント板301 に電源用部品を搭載して
いる。
【0064】そしてこのプリント板301 の放熱モジュー
ル110 側の側縁にコネクタ302 を搭載している。また、
前側板に所望の操作部品を搭載し電源盤310 とし、電源
盤310 とプリント板301 と電源ケース330 内で接続して
いる。
【0065】一方、図2に図示したように、放熱モジュ
ール110 の電源部300 側の長手方向の側面に間隔板を介
して、幅が放熱モジュール110 の厚さにほぼ等しいプリ
ント板160 を取り付けている。
【0066】このプリント板160 の電源部側に、電源部
300 のコネクタ302 がプラグインするコネクタ161 を搭
載している。またプリント板160 の放熱モジュール側に
は、制御部等を構成するプリント板150 に接続するコネ
クタ162 を搭載している。
【0067】即ち、プリント板160 は、電源部300 とプ
リント板150 及び上主回路部130 とを接続するものであ
る。また、プリント板160 と下主回路部140 とを図示省
略したケーブルで接続している。
【0068】なお、上側のベース板120 には、このプリ
ント板162 に対向する個所に、コネクタ162 とプリント
板150 との接続線路が通る逃げ孔を設け、下側のベース
板120 には、プリント板160 と下主回路部140 との接続
線路が通る逃げ孔を設けている。
【0069】電源部300 は上述のように構成されている
ので、電源ケース330 の前・後側板のそれぞれの上側縁
及び下側縁を対応するガイド溝121 に差込み押し込むこ
とにより、電源ケース330 がすっぽりと一対のベース板
120 内に収容される。そして電源部のコネクタ302 が相
手側のコネクタ161 にプラグインする。
【0070】したがって電源部300 は、コネクタ, プリ
ント板160,ケーブル等を介して、上主回路部130 及び下
主回路部140 に接続する。なお、図示省略したエジェク
タを電源ケース330 の外側の角に取付けて、電源部300
の抜去を容易なものとしている。
【0071】図1に戻り、210 は、筐体の前面部を構成
するユニット表面板である。ユニット表面板210 は、矩
形状の主板部材の4辺をそれぞれを内側に屈曲して縁板
を設けた浅い箱形である。
【0072】ユニット表面板210 の主板部材の放熱モジ
ュール110 に対向する個所に窓枠211 を設け、この窓枠
211 の内側に複数( 図では2個)の前部ファン230 (押
え枠230Aを用いるのが都合が良い) を並列して取り付け
ている。
【0073】また、ユニット表面板210 の主板部材の電
源部300 に対向する個所に開口212を設け、電源盤310
が嵌合し顔出しするようにしている。さらにユニット表
面板210 の主板部材の中央部の上縁よりに、制御盤460
を取付け、左右の端部に入出力コネクタ5を取り付けて
いる。
【0074】このようなユニット表面板210 は、一体に
固着された放熱モジュール110,ベース板120,上主回路部
130,下主回路部140 の、ベース板120 の前端面に、主板
部材の内面側を当接し、ねじを用いてベース板120 の端
面に固着するものである。
【0075】220 は、筐体の後面部を構成するユニット
後面板である。ユニット後面板220は、ユニット表面板2
10 の主板部材と同形状の主板部材の4辺を、それぞれ
を内側に屈曲して、縁板を設けた浅い箱形で、主板部材
の中央部に横に細長い窓枠221 を設けている。
【0076】そして、この窓枠221 の外側に複数( 図で
は3個)の後部ファン240 (押え枠240Aを用いるのが都
合が良い) を並列して取り付けている。したがってこの
後部ファン240 は、放熱モジュール110 及び電源部300
の後方に対向する設置されている。
【0077】このようなユニット後面板220 は、一体に
固着された放熱モジュール110,ベース板120,上主回路部
130,下主回路部140 の、ベース板120 の後端面に、主板
部材の内面側を当接し、ねじを用いてベース板120 に固
着するものである。
【0078】510 は筐体の放熱モジュール110 側の側面
部を構成するユニット側板である。ユニット側板510 の
矩形状の主板部材の上下の側縁を、それぞれを内側に屈
曲し枠板を設けるともに、前側縁を外側に直角に折り曲
げて架にねじ止め固定する取着座を設けている。
【0079】520 は、筐体の電源部300 側の側面部を構
成するユニット側板である。ユニット側板520 は、前側
縁を外側に直角に折り曲げて架にねじ止め固定する取着
座を設けている。
【0080】上述のユニット側板510,520 は、主板部材
の前部をユニット表面板210 の縁板に当接し、ねじを用
いてユニット表面板210 に固着し、主板部材の後部をユ
ニット後面板220 の縁板に当接し、ねじを用いてユニッ
ト後面板220 に固着することで、枠形に組立られる。
【0081】図3に図示したように、放熱モジュール11
0 , ベース板120,上主回路部130,下主回路部140 を一体
に固着した後に、上面にユニット上カバー180 を位置合
わせして載置し、下面にユニット下カバー170 を位置合
わせして載置する。
【0082】そして、ユニット上カバー180 及びユニッ
ト下カバー170 の前後の両側縁部が縁板の内側になるよ
うに、ユニット表面板210 及びユニット後面板220 をそ
れぞれ差込み、ユニット表面板210 及びユニット後面板
220 を、ベース板120 にねじ止め固着している。
【0083】その後、ユニット側板510 を差込み、ユニ
ット側板510 の前部をユニット表面板210 に、後部をユ
ニット後面板220 に、それぞれねじ止めして固着してい
る。また電源部300 をベース板120 間に挿着した後に、
ユニット側板520 を位置合わせしてあてがい、ユニット
側板520 の前部をユニット表面板210 に、後部をユニッ
ト後面板220 に、それぞれねじ止めして固着している。
【0084】なお、ユニット表面板210 に、把手を取付
け、通信ユニット100 を架から引き出し易いようにして
いる。通信ユニット100 は、上述のように上主回路部13
0 がベース板120 を介して放熱モジュール110 に密着
し、下主回路部140 がベース板120 を介して放熱モジュ
ール110 に密着している。また電源部300 は一対のベー
ス板120 間に挿着されている。
【0085】したがって、前部ファン230 及び後部ファ
ン240 を駆動すると、放熱モジュール110 に伝達された
上主回路部130 及び下主回路部140 の熱が、放熱モジュ
ール110 を通過する冷気によって奪われて、通信ユニッ
ト100 の後方に排出される。
【0086】また、ユニット表面板210 の開口,電源ケ
ースの前側板331 の通風孔を経て電源ケース330 に流れ
こみ電源部300 の熱を奪う。そして温度上昇した空気
は、後側板332 の通風孔,後部ファン240 を経て、通信
ユニット100 の後方に排出される。
【0087】一方、ユニット側板520 を取り外すと、簡
単に電源部300 の装着,取外しができるので、電源部30
0 の保守点検作業が容易である。また、前部ファン230
はユニット表面板210 内側に装着され、ユニット表面板
210 の正面側には、入出力コネクタ5電源盤部品及び制
御盤部品が突出しているだけであるので、入出力コネク
タに外部同軸ケーブルを接続すること、及び外部同軸ケ
ーブルの配線作業が容易になる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ユニット
表面板に開口を設け、また電源ケースの前側板及び後側
板にそれぞれ通風孔を設け、さらにユニット後面板には
電源ケースの後側板の通風孔に対応して後部ファンを装
着したもので、上主回路部, 下主回路部及び電源部の冷
却性が向上するという効果を有する。
【0089】また、電源ケースの前・後側板の上・下側
縁をベース板のガイド溝に挿入して電源部を挿着するよ
う構成したことにより、簡単に電源部の装着,取外しが
できて電源部の保守点検作業が容易となる。
【0090】さらに、前部ファンをユニット表面板の内
側に装着したことにより、入出力コネクタに外部同軸ケ
ーブルを接続する作業及び外部同軸ケーブルの配線作業
が容易になる。
【0091】また従来の電源部は少なくとも4枚のプリ
ント板と冷却フィンを有していたのに対して、本発明の
電源部はプリント板は2枚であり、且つ冷却フィンは備
えていない構造であるので、電源部の構造が簡単で低コ
ストになるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を分離した形で示す斜視図
【図2】 本発明の要所斜視図
【図3】 本発明の実施例の斜視図
【図4】 通信機器の正面図
【図5】 従来例を分離した形で示す斜視図
【図6】 従来例の斜視図
【符号の説明】
1 架 2,100 通信
ユニット 5,5A 入出力コネクタ 11,110 放熱
モジュール 12,120 ベース板 13,130 上主
回路部 14,140 下主回路部 21,210 ユニ
ット表面板 22,220 ユニット後面板 23,230 前部
ファン 24,240 後部ファン 30,300 電源
部 31,310 電源盤 40 制御
部 46,460 制御盤 51,52,510,520
ユニット側板 16,180 ユニット上カバー 17,170 ユニ
ット下カバー 121 ガイド溝 212 開口 301 プリント板 330 電源
ケース 331 前側板 332 後側
板 335,336 通風孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット表面板,ユニット後面板, 左右
    一対のユニット側板及びユニット上・下カバーよりなる
    筐体と、該筐体に収容する上・下主回路部及び電源部
    と、該筐体の前部に装着する前部ファンと、該筐体の後
    部に装着する後部ファンとを備え、架に挿脱可能に装着
    する通信ユニットにおいて、 前後方向に走行する複数の放熱フインを有する放熱モジ
    ュール(110) と、 該放熱モジュール(110) の上面及び下面に密着して該放
    熱モジュール(110) を上下方向から挟持し、ユニット上
    カバー(180) に平行に該筐体内に装着される上下一対の
    ベース板(120) と、 上部の該ベース板(120) の表面に、ケース底板を密接し
    て装着する上主回路部(130) と、 下部の該ベース板(120) の表面に、ケース底板を密接し
    て装着する下主回路部(140) と、 一対の該ベース板(120) 間に該放熱モジュール(110) に
    並列して装着する、電源ケース(330) に収容されてなる
    電源部(300) と、 該電源ケース(330) の前側板及び後側板にそれぞれ設け
    た通風孔と、 該電源部(300) の前部の通風孔に対向して開口(212) を
    有し、該放熱モジュール(110) に対応した個所に前部フ
    ァン(230) が並列して取着されてなるユニット表面板(2
    10) と、 該電源部後部及び該放熱モジュール(110) の後部に対向
    する位置に、後部ファン(240) が並列して取着されてな
    るユニット後面板(220) とを備え、 それぞれの該ベース板(120) に着脱可能に固着した該ユ
    ニット表面板(210) ,後部ファン(240) に、左右一対の
    ユニット側板(510,520) がそれぞれ着脱自在に固着され
    ることで、該ユニット表面板(210),ユニット後面板(22
    0) 及び左右一対の該ユニット側板(510,520) が、枠形
    に組立られてなることを特徴とする通信ユニット。
  2. 【請求項2】 電源ケース(330) は、前側板の上・下側
    縁、後側板の上・下側縁が該電源ケース(330) の底板及
    び上板よりもそれぞれ突出して設けられ、 平行する一対のベース板(120) に対向して設けたガイド
    溝(121) に、それぞれの該上・下側縁を挿入すること
    で、電源部(300) が一対の該ベース板(120) 間に挿脱自
    在に装着されてなることを特徴とする請求項1記載の通
    信ユニット。
  3. 【請求項3】 ユニット表面板(210) の内側に、前部フ
    ァン(230) が取着されてなることを特徴とする、請求項
    1又は請求項2記載の通信ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060065095A (ko) * 2004-12-09 2006-06-14 엘지전자 주식회사 부품 냉각수단을 포함하는 휴대형 통신 단말기 및 냉각방법
JP2018164256A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 イオン・ビーム・アプリケーションズ・エス・アー 大電力rf増幅器を備えるラック

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