JPH06176657A - シート状スイッチ - Google Patents
シート状スイッチInfo
- Publication number
- JPH06176657A JPH06176657A JP32218192A JP32218192A JPH06176657A JP H06176657 A JPH06176657 A JP H06176657A JP 32218192 A JP32218192 A JP 32218192A JP 32218192 A JP32218192 A JP 32218192A JP H06176657 A JPH06176657 A JP H06176657A
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- JP
- Japan
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- sheet
- contact
- switch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手動操作される各種電子機器において簡易型
のキーボードとして用いられるシート状スイッチの構造
に関し、薄形化や軽量化を阻害することなく押下する時
の感触を良くしたシート状スイッチの提供を目的とす
る。 【構成】 エンボス加工された接点形成領域13に上部接
点12が形成されてなる上部シート1と、エンボス加工さ
れた接点形成領域73に下部接点72が形成されてなる下部
シート7と、上部接点12と下部接点72との間にギャップ
を形成するためのスペーサ5を有し、上部接点12と下部
接点72を対向せしめスペーサ5に貼着された上部シート
1と下部シート7を、支持基板3によって下部シート7
の裏面側から支承してなるように構成する。
のキーボードとして用いられるシート状スイッチの構造
に関し、薄形化や軽量化を阻害することなく押下する時
の感触を良くしたシート状スイッチの提供を目的とす
る。 【構成】 エンボス加工された接点形成領域13に上部接
点12が形成されてなる上部シート1と、エンボス加工さ
れた接点形成領域73に下部接点72が形成されてなる下部
シート7と、上部接点12と下部接点72との間にギャップ
を形成するためのスペーサ5を有し、上部接点12と下部
接点72を対向せしめスペーサ5に貼着された上部シート
1と下部シート7を、支持基板3によって下部シート7
の裏面側から支承してなるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手動操作される各種電子
機器において簡易型のキーボードとして用いられるシー
ト状スイッチの構造に関する。
機器において簡易型のキーボードとして用いられるシー
ト状スイッチの構造に関する。
【0002】家電製品を初めとする各種電子機器におい
て制御信号等を手動で入力する手段として簡易型のキー
ボードが用いられ、かかるキーボードでは薄形化や軽量
化が可能で製造コストが安くなることからシート状スイ
ッチが広く利用されている。
て制御信号等を手動で入力する手段として簡易型のキー
ボードが用いられ、かかるキーボードでは薄形化や軽量
化が可能で製造コストが安くなることからシート状スイ
ッチが広く利用されている。
【0003】しかし、コンピュータ等に用いられるキー
ボードと比較するとシート状スイッチは一般に押下する
時の感触が良くない。そこで、薄形化や軽量化を阻害す
ることなく押下する時の感触を良くしたシート状スイッ
チの開発が要望されている。
ボードと比較するとシート状スイッチは一般に押下する
時の感触が良くない。そこで、薄形化や軽量化を阻害す
ることなく押下する時の感触を良くしたシート状スイッ
チの開発が要望されている。
【0004】
【従来の技術】図4は通常のキーボードにおける押下特
性を示す図、図5は従来のシート状スイッチの一例を示
す図、図6は従来のシート状スイッチの他の例を示す図
である。なお、エンボス加工された絶縁性シートには空
気抜き用の孔が形成されているが図では省略されてい
る。
性を示す図、図5は従来のシート状スイッチの一例を示
す図、図6は従来のシート状スイッチの他の例を示す図
である。なお、エンボス加工された絶縁性シートには空
気抜き用の孔が形成されているが図では省略されてい
る。
【0005】押釦スイッチが頻繁に押下される通常のキ
ーボードでは図4に示す如くオペレータの疲労や誤操作
を軽減するため、押釦スイッチにタクタイルフィードバ
ックと称する特性を付与すると共に押下力の谷間で接点
が閉じるよう構成される。
ーボードでは図4に示す如くオペレータの疲労や誤操作
を軽減するため、押釦スイッチにタクタイルフィードバ
ックと称する特性を付与すると共に押下力の谷間で接点
が閉じるよう構成される。
【0006】即ち、押釦スイッチの押下力は押下に伴っ
て徐々に増大するがピークを過ぎると急減し接点が閉じ
ると再び増大する。このように押下力がピークを過ぎる
と急減することで押下した感触が指先にフィードバック
され誤操作が軽減される。
て徐々に増大するがピークを過ぎると急減し接点が閉じ
ると再び増大する。このように押下力がピークを過ぎる
と急減することで押下した感触が指先にフィードバック
され誤操作が軽減される。
【0007】また、急減した押下力の谷間において接点
が閉じるよう構成することによってオペレータの疲労や
誤操作が軽減され、接点が閉じたあと押下力が徐々に増
大し下死点に到達するよう構成することで押下時の感触
を良くすることができる。
が閉じるよう構成することによってオペレータの疲労や
誤操作が軽減され、接点が閉じたあと押下力が徐々に増
大し下死点に到達するよう構成することで押下時の感触
を良くすることができる。
【0008】従来のシート状スイッチの一例は図5(a)
に示す如く接点を対向させて接合した上部シート1と下
部シート2を有し、上部シート1は各接点を形成する領
域がドーム状にエンボス加工された絶縁性シート11に上
部接点12が形成されている。
に示す如く接点を対向させて接合した上部シート1と下
部シート2を有し、上部シート1は各接点を形成する領
域がドーム状にエンボス加工された絶縁性シート11に上
部接点12が形成されている。
【0009】また、下部シート2は上部シート1と異な
って接点を形成する領域が平らな絶縁性シート21に下部
接点22が形成され、接着材14で接合された上部シート1
と下部シート2は下部シート2の裏面に配した支持基板
3によって支承されている。
って接点を形成する領域が平らな絶縁性シート21に下部
接点22が形成され、接着材14で接合された上部シート1
と下部シート2は下部シート2の裏面に配した支持基板
3によって支承されている。
【0010】かかるシート状スイッチにおける押下力は
図5(b) に示す如く押下に伴って徐々に増大するがピー
クを過ぎると急減し、更に押下すると下死点において上
部接点12が支持基板3によって支承されてなる下部接点
22に当接し接点が閉じる。
図5(b) に示す如く押下に伴って徐々に増大するがピー
クを過ぎると急減し、更に押下すると下死点において上
部接点12が支持基板3によって支承されてなる下部接点
22に当接し接点が閉じる。
【0011】接点形成領域がエンボス加工された上部シ
ート1は撓みやすく極く小さい力で上部接点12が下部接
点22に当接するが、接点が閉じたあと押下力が徐々に増
大し下死点に到達するように構成されていないため押下
する時の感触が良くない。
ート1は撓みやすく極く小さい力で上部接点12が下部接
点22に当接するが、接点が閉じたあと押下力が徐々に増
大し下死点に到達するように構成されていないため押下
する時の感触が良くない。
【0012】従来のシート状スイッチの他の例は図6
(a) に示す如く絶縁性シート41に上部接点42が形成され
た上部シート4と、絶縁性シート21に下部接点22が形成
された下部シート2が接着材24、44でギャップ形成用の
スペーサ5に貼着されている。
(a) に示す如く絶縁性シート41に上部接点42が形成され
た上部シート4と、絶縁性シート21に下部接点22が形成
された下部シート2が接着材24、44でギャップ形成用の
スペーサ5に貼着されている。
【0013】上部接点42の形成領域と対向する領域がエ
ンボス加工された絶縁性フィルム6は接着材61で上部シ
ート4に貼着され、上部シート4と共にスペーサ5に貼
着された下部シート2は裏面側に配設された支持基板3
によって支承されている。
ンボス加工された絶縁性フィルム6は接着材61で上部シ
ート4に貼着され、上部シート4と共にスペーサ5に貼
着された下部シート2は裏面側に配設された支持基板3
によって支承されている。
【0014】かかるシート状スイッチを押下すると先ず
絶縁性フィルム6のエンボス加工された部分が撓んで上
部シート4に当接し、更に押下すると絶縁性フィルム6
と共に上部シート4が撓んで上部接点42が下部接点22に
当接し接点の間が閉じる。
絶縁性フィルム6のエンボス加工された部分が撓んで上
部シート4に当接し、更に押下すると絶縁性フィルム6
と共に上部シート4が撓んで上部接点42が下部接点22に
当接し接点の間が閉じる。
【0015】その時の押下力は図6(b) に示す如く絶縁
性フィルム6が撓むに伴って徐々に増大するがピークを
過ぎると急減し、絶縁性フィルム6が上部シート4に当
接したあとは上部シート4が撓むに伴って再び徐々に増
大し下死点に到達する。
性フィルム6が撓むに伴って徐々に増大するがピークを
過ぎると急減し、絶縁性フィルム6が上部シート4に当
接したあとは上部シート4が撓むに伴って再び徐々に増
大し下死点に到達する。
【0016】前記のスイッチと異なり上部シート4は接
点形成領域が平らでその周囲がスペーサ5に貼着されて
いるため撓み難く、上部接点42を下部接点22に当接させ
るのに大きな押下力が必要で接触が不安定になると共に
オペレータの疲労が大きい。
点形成領域が平らでその周囲がスペーサ5に貼着されて
いるため撓み難く、上部接点42を下部接点22に当接させ
るのに大きな押下力が必要で接触が不安定になると共に
オペレータの疲労が大きい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く電子機器に
制御信号等を手動で入力する手段として従来から各種の
シート状スイッチが開発されている。しかし、押下する
時の感触はコンピュータ等に用いられる通常のキーボー
ドと比較すると良くないという問題があった。
制御信号等を手動で入力する手段として従来から各種の
シート状スイッチが開発されている。しかし、押下する
時の感触はコンピュータ等に用いられる通常のキーボー
ドと比較すると良くないという問題があった。
【0018】本発明の目的は薄形化や軽量化を阻害する
ことなく押下する時の感触を良くしたシート状スイッチ
を提供することにある。
ことなく押下する時の感触を良くしたシート状スイッチ
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になるシー
ト状スイッチの原理を示す図である。なお全図を通し同
じ対象物は同一記号で表している。
ト状スイッチの原理を示す図である。なお全図を通し同
じ対象物は同一記号で表している。
【0020】上記課題はエンボス加工された接点形成領
域13に上部接点12が形成されてなる上部シート1と、エ
ンボス加工された接点形成領域73に下部接点72が形成さ
れてなる下部シート7と、上部接点12と下部接点72との
間にギャップを形成するためのスペーサ5を有し、上部
接点12と下部接点72を対向せしめスペーサ5に貼着され
た上部シート1と下部シート7を、支持基板3によって
下部シート7の裏面側から支承してなる本発明のシート
状スイッチによって達成される。
域13に上部接点12が形成されてなる上部シート1と、エ
ンボス加工された接点形成領域73に下部接点72が形成さ
れてなる下部シート7と、上部接点12と下部接点72との
間にギャップを形成するためのスペーサ5を有し、上部
接点12と下部接点72を対向せしめスペーサ5に貼着され
た上部シート1と下部シート7を、支持基板3によって
下部シート7の裏面側から支承してなる本発明のシート
状スイッチによって達成される。
【0021】
【作用】図1において上部シートの接点形成領域をエン
ボス加工することによって、上部接点が下部接点に当接
する際の押下力を小さくすることができ、しかも、下部
シートの接点形成領域が上方に凸なるようエンボス加工
されているため、接点が閉じたあと押下力が徐々に増大
して下死点に到達し押下時の感触が良くなる。
ボス加工することによって、上部接点が下部接点に当接
する際の押下力を小さくすることができ、しかも、下部
シートの接点形成領域が上方に凸なるようエンボス加工
されているため、接点が閉じたあと押下力が徐々に増大
して下死点に到達し押下時の感触が良くなる。
【0022】即ち、薄形化や軽量化を阻害することなく
押下する時の感触を良くしたシート状スイッチを実現す
ることができる。
押下する時の感触を良くしたシート状スイッチを実現す
ることができる。
【0023】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお、図2は本発明になるシート状スイッチの
一実施例を示す図、図3は本発明になるシート状スイッ
チの変形例を示す図である。
明する。なお、図2は本発明になるシート状スイッチの
一実施例を示す図、図3は本発明になるシート状スイッ
チの変形例を示す図である。
【0024】図1(a) において本発明のシート状スイッ
チは上部シート1と下部シート7が接着材14、74でスペ
ーサ5に接合され、上部シート1は絶縁性シート11のド
ーム状にエンボス加工された接点形成領域13の中央に上
部接点12が形成されている。
チは上部シート1と下部シート7が接着材14、74でスペ
ーサ5に接合され、上部シート1は絶縁性シート11のド
ーム状にエンボス加工された接点形成領域13の中央に上
部接点12が形成されている。
【0025】また、下部シート7は絶縁性シート71のエ
ンボス加工された接点形成領域73の中央に下部接点72が
形成されており、上部シート1および下部シート7とス
ペーサ5は下部シート7の裏面側に配設された支持基板
3によって支承されている。
ンボス加工された接点形成領域73の中央に下部接点72が
形成されており、上部シート1および下部シート7とス
ペーサ5は下部シート7の裏面側に配設された支持基板
3によって支承されている。
【0026】かかるシート状スイッチを押下すると先ず
上部シート1の接点形成領域13が撓んで上部接点12が下
部接点72に当接し、更に押下すると閉接点状態で上部シ
ート1の接点形成領域13と下部シート7の接点形成領域
73が撓み下死点に到達する。
上部シート1の接点形成領域13が撓んで上部接点12が下
部接点72に当接し、更に押下すると閉接点状態で上部シ
ート1の接点形成領域13と下部シート7の接点形成領域
73が撓み下死点に到達する。
【0027】その時の押下力は図1(b) に示す如く先ず
接点形成領域13が撓むに伴って徐々に増大するがピーク
を過ぎると急減し、次いで、上部接点12が下部接点72に
当接したあと接点形成領域73が撓むに伴って再び徐々に
増大し下死点に到達する。
接点形成領域13が撓むに伴って徐々に増大するがピーク
を過ぎると急減し、次いで、上部接点12が下部接点72に
当接したあと接点形成領域73が撓むに伴って再び徐々に
増大し下死点に到達する。
【0028】このように上部シートの接点形成領域をエ
ンボス加工することによって、上部接点が下部接点に当
接する際の押下力を小さくすることができ、しかも、下
部シートの接点形成領域が上方に凸なるようエンボス加
工されているため、接点が閉じたあと押下力が徐々に増
大して下死点に到達し押下時の感触が良くなる。
ンボス加工することによって、上部接点が下部接点に当
接する際の押下力を小さくすることができ、しかも、下
部シートの接点形成領域が上方に凸なるようエンボス加
工されているため、接点が閉じたあと押下力が徐々に増
大して下死点に到達し押下時の感触が良くなる。
【0029】即ち、薄形化や軽量化を阻害することなく
押下する時の感触を良くしたシート状スイッチを実現す
ることができる。本発明の一実施例は図2(a) に示す如
く支持基板3が接点形成領域73と対向する領域にそれぞ
れ凹部31が形成され、接着材14、74でスペーサ5に接合
された上部シート1と下部シート7は裏面側に配した支
持基板3により支承されている。
押下する時の感触を良くしたシート状スイッチを実現す
ることができる。本発明の一実施例は図2(a) に示す如
く支持基板3が接点形成領域73と対向する領域にそれぞ
れ凹部31が形成され、接着材14、74でスペーサ5に接合
された上部シート1と下部シート7は裏面側に配した支
持基板3により支承されている。
【0030】また、上部シート1の上に接点形成領域13
と対向する領域をエンボス加工した絶縁性フィルム6が
接着材61で接合され、押下すると先ず絶縁性フィルム6
のエンボス加工された領域が撓んで上部シート1に当接
するように構成されている。
と対向する領域をエンボス加工した絶縁性フィルム6が
接着材61で接合され、押下すると先ず絶縁性フィルム6
のエンボス加工された領域が撓んで上部シート1に当接
するように構成されている。
【0031】かかるシート状スイッチを押下すると先ず
絶縁性フィルム6のエンボス加工された部分が撓んで上
部シート1に当接し、更に押下すると絶縁性フィルム6
と共に上部シート1が撓んで上部接点12が下部接点72に
当接し接点の間が閉じる。
絶縁性フィルム6のエンボス加工された部分が撓んで上
部シート1に当接し、更に押下すると絶縁性フィルム6
と共に上部シート1が撓んで上部接点12が下部接点72に
当接し接点の間が閉じる。
【0032】その時の押下力は図2(b) に示す如く絶縁
性フィルム6が撓むに伴って徐々に増大するがピークを
過ぎると急減し、絶縁性フィルム6が上部シート1に当
接したあとは上部接点12が下部接点72に当接するまで押
下に伴う変化は緩慢になる。
性フィルム6が撓むに伴って徐々に増大するがピークを
過ぎると急減し、絶縁性フィルム6が上部シート1に当
接したあとは上部接点12が下部接点72に当接するまで押
下に伴う変化は緩慢になる。
【0033】上部接点12が下部接点72に当接すると上部
シート1と下部シート7が絶縁性フィルム6と共に撓み
押下力は急増する。しかし、支持基板3に凹部31が形成
されているため下部シート7が支持基板3に当接して停
止する明確な下死点はない。
シート1と下部シート7が絶縁性フィルム6と共に撓み
押下力は急増する。しかし、支持基板3に凹部31が形成
されているため下部シート7が支持基板3に当接して停
止する明確な下死点はない。
【0034】上部シート1または下部シート7が接点の
他に導体パターンを具えていない場合は直接接合するこ
とが可能であり、本発明の変形例は図3に示す如くスペ
ーサ5を介することなく接着材11で上部シート1を下部
シート7に接合している。
他に導体パターンを具えていない場合は直接接合するこ
とが可能であり、本発明の変形例は図3に示す如くスペ
ーサ5を介することなく接着材11で上部シート1を下部
シート7に接合している。
【0035】上部シート1は絶縁性シート11のドーム状
にエンボス加工された接点形成領域13の中央に上部接点
12が形成されており、また、下部シート7は絶縁性シー
ト71のエンボス加工された接点形成領域73の中央に下部
接点72が形成されている。
にエンボス加工された接点形成領域13の中央に上部接点
12が形成されており、また、下部シート7は絶縁性シー
ト71のエンボス加工された接点形成領域73の中央に下部
接点72が形成されている。
【0036】接点を対向せしめた上部シート1と下部シ
ート7は下部シート7の裏面側に配設された支持基板3
によって支承され、支持基板3は上記実施例と同様に下
部シート7の接点形成領域73と対向する領域にそれぞれ
凹部31が形成されている。
ート7は下部シート7の裏面側に配設された支持基板3
によって支承され、支持基板3は上記実施例と同様に下
部シート7の接点形成領域73と対向する領域にそれぞれ
凹部31が形成されている。
【0037】このように接点形成領域73と対向する領域
に凹部31が形成された支持基板3を下部シート7の裏面
側に配設すると、下部シート7が支持基板3に当接しな
いため閉接点後の移動距離が伸びて押下時の感触を一層
改善することが可能になる。
に凹部31が形成された支持基板3を下部シート7の裏面
側に配設すると、下部シート7が支持基板3に当接しな
いため閉接点後の移動距離が伸びて押下時の感触を一層
改善することが可能になる。
【0038】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば薄形化や軽量
化を阻害することなく押下する時の感触を良くしたシー
ト状スイッチを提供することができる。
化を阻害することなく押下する時の感触を良くしたシー
ト状スイッチを提供することができる。
【図1】 本発明になるシート状スイッチの原理を示す
図である。
図である。
【図2】 本発明になるシート状スイッチの一実施例を
示す図である。
示す図である。
【図3】 本発明になるシート状スイッチの変形例を示
す図である。
す図である。
【図4】 通常のキーボードにおける押下特性を示す図
である。
である。
【図5】 従来のシート状スイッチの一例を示す図であ
る。
る。
【図6】 従来のシート状スイッチの他の例を示す図で
ある。
ある。
1 上部シート 3 支持基板 5 スペーサ 6 絶縁性フィルム 7 下部シート 11、71 絶縁性シート 12 上部接点 13、73 接点形成領域 14、74 接着材 31 凹部 61 接着材 72 下部接点
Claims (4)
- 【請求項1】 エンボス加工された接点形成領域(13)に
上部接点(12)が形成されてなる上部シート(1) と、エン
ボス加工された接点形成領域(73)に下部接点(72)が形成
されてなる下部シート(7) と、該上部接点(12)と該下部
接点(72)との間にギャップを形成するためのスペーサ
(5) を有し、 該上部接点(12)と該下部接点(72)を対向せしめ該スペー
サ(5) に貼着された該上部シート(1) と該下部シート
(7) を、支持基板(3) によって該下部シート(7)の裏面
側から支承してなることを特徴とするシート状スイッ
チ。 - 【請求項2】 エンボス加工された接点形成領域(13)に
上部接点(12)が形成されてなる上部シート(1) と、エン
ボス加工された接点形成領域(73)に下部接点(72)が形成
されてなる下部シート(7) を有し、 該上部接点(12)と該下部接点(72)が互いに対向するよう
接合されてなる該上部シート(1) および該下部シート
(7) を、支持基板(3) によって該下部シート(7)の裏面
側から支承してなることを特徴とするシート状スイッ
チ。 - 【請求項3】 上部シート(1) の接点形成領域(13)と対
向する領域がエンボス加工されてなる絶縁性フィルム
(6) を、上部シート(1) の上に接合してなることを特徴
とする請求項1または2記載のシート状スイッチ。 - 【請求項4】 支持基板(3) が下部シート(7) の接点形
成領域(73)と対向する領域に、凹部(31)を具えてなるこ
とを特徴とする請求項1または2記載のシート状スイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32218192A JPH06176657A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | シート状スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32218192A JPH06176657A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | シート状スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06176657A true JPH06176657A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18140854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32218192A Withdrawn JPH06176657A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | シート状スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06176657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334834B1 (ko) * | 1998-06-16 | 2002-05-04 | 가타오카 마사타카 | 멤브레인 스위치 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP32218192A patent/JPH06176657A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334834B1 (ko) * | 1998-06-16 | 2002-05-04 | 가타오카 마사타카 | 멤브레인 스위치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |