JPH0617609Y2 - ウエザストリツプ取付用クリツプ - Google Patents

ウエザストリツプ取付用クリツプ

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JPH0617609Y2
JPH0617609Y2 JP1988099325U JP9932588U JPH0617609Y2 JP H0617609 Y2 JPH0617609 Y2 JP H0617609Y2 JP 1988099325 U JP1988099325 U JP 1988099325U JP 9932588 U JP9932588 U JP 9932588U JP H0617609 Y2 JPH0617609 Y2 JP H0617609Y2
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JP
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wall
weather strip
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clip
bending
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JPH0219624U (ja
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満男 浜端
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、自動車のドアパネルにドアアウタウエザス
トリツプ(以下、単にウエザストリツプという)を取付
ける際に使用するクリツプに関する。
<従来の技術> 従来、この種のクリツプ7は、第4・5図に示すよう
に、上下方向に伸びる共通壁8と、共通壁8の上下から
それぞれ逆方向の外方に屈曲する屈曲壁9・10と、を
備えて構成されている。
この上部の屈曲壁9は、ウエザストリツプ4の把持部5
内に配設されて、共通壁8とでドアパネル1に設けられ
たフランジ部2を挟持する挟持部12となるものであ
る。なお、ウエザストリツプ4は、車外側の壁部5a・
車内側の壁部5bを具備する断面逆U字形の把持部5
と、車内側壁部5b外周面から突出しドアガラス14に
圧接されるシールリツプ6と、を備えて構成されてい
る。
また、下部の屈曲壁10は、共通壁8とでウエザストリ
ツプの車内側壁部5bを保持する保持部13となるもの
である。
さらに、このクリツプ7には、保持部13下端にドアパ
ネル1に設けられた組付孔3に係着される断面略J字形
の爪部11が形成されている。
そして、ウエザストリツプ4をドアパネル1に取り付け
る場合には、まず、挟持部12を把持部5内に配置させ
るとともに車内側壁部5bを保持部13に保持させてク
リツプ7をウエザストリツプ4に組み付ける。その後、
ウエザストリツプの把持部5を把持し、ドアパネルのフ
ランジ部2とドアガラス14との間にクリツプの爪部1
1・保持部13とウエザストリツプの車内側壁部5b・
シールリツプ6とを挿入し、クリツプの挟持部12にド
アパネルのフランジ部2を挟持させるとともに組付孔3
周縁に爪部11を係着させれば、ウエザストリツプ4を
ドアパネル1に取り付けることができる。
<考案が解決しようとする課題> しかし、従来のクリツプ7は、ドアパネル1への取付時
における挟持部12がフランジ部2を挟持する際、クリ
ツプの挟持部12が開いて、上部屈曲壁9先端がウエザ
ストリツプの車外側壁部5aを押圧し、ウエザストリツ
プ4を変形させることを防止するために、ウエザストリ
ツプ4に組み付けられた後において、上部屈曲壁9とウ
エザストリツプの車外側壁部5aとの間に間隙Hが形成
されるように構成されていた。
そのため、把持部5を把持してウエザストリツプ4をド
アパネル1に取り付ける際、この間隙Hによつてウエザ
ストリツプ4がクリツプ7に対してぐらつき易く、挟持
部12をフランジ部2に挟持させたり、爪部11を組付
孔3に係着させる作業が不安定となつて取付作業に手間
どることとなつていた。
また、従来のクリツプ7は、ドアパネルの組付孔3に係
着される爪部11が、保持部13下端から断面略J字形
状として下方に短く突出して構成されている。
そのため、ウエザストリツプ4のドアパネル1への取付
時におけるフランジ部2とドアガラス14との間にクリ
ツプの爪部11・保持部13を挿入して組付孔3周縁に
爪部11を係着させる際、爪部11の厚みT0が厚くか
つ爪部11が撓み難いことから、クリツプの挟持部12
が大きく広がつて挿入されることとなり、その挿入させ
る力に挟持部12を変形させる余分の力が必要となつ
て、ウエザストリツプ4をドアパネル1に取付け難かつ
た。
この考案は、上述の課題を解決するものであり、ウエザ
ストリツプに組み付けた後、容易にウエザストリツプを
ドアパネルに取り付けることができるウエザストリツプ
取付用クリツプを提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> この考案に係るクリツプは、車外側の壁部と車内側の壁
部とを備えてなる断面逆U字形の把持部と、前記車内側
壁部外周面から突出しドアガラスに圧接されるシールリ
ツプと、から構成されるウエザストリツプを、ドアパネ
ルに取り付けるために使用し、 上下方向に延びる共通壁の上下にそれぞれ逆方向の外方
に屈曲する屈曲壁が形成され、 上部屈曲壁が、前記ウエザストリツプの把持部内に配設
されて前記共通壁とで前記ドアパネルに設けられたフラ
ンジ部を挟持する挟持部となり、 下部屈曲壁が、前記共通壁とで前記ウエザストリツプの
車内側壁部を保持する保持部となり、 前記保持部下端に前記ドアパネルに設けられた組付孔に
係着される爪部が形成されているクリツプにおいて、 前記上部屈曲壁が、上下方向に形成されるスリツトを間
にして、前記フランジ部に当接する挟持部と、前記ウエ
ザストリツプの車外側壁部内周面に当接する規制壁と、
から構成され、 前記共通壁下端に、下方へ延びる延設壁が形成され、 前記爪部が、前記延設壁に穿設された撓み用孔部の下部
周面から前記上部屈曲壁側の斜め上方に突出して形成さ
れている、 ことを特徴とする。
<考案の作用・効果> この考案に係るウエザストリツプ取付用クリツプでは、
ウエザストリツプへ組み付けた後、上部屈曲壁の規制壁
がウエザストリツプの車外側壁部に当接することとな
る。また、ウエザストリツプの車内側壁部内周面には、
下部屈曲壁とで車内側壁部を保持している共通壁が当接
することとなる。
そのため、ウエザストリツプをその把持部を把持してド
アパネルに取り付ける際、クリツプに対してウエザスト
リツプがぐらつくような、従来生じていたウエザストリ
ツプの車外側壁部内周面との間隙がないことから、容易
に挟持部をドアパネルのフランジ部に挟持させかつ爪部
を組付孔に係着させることができ、容易にウエザストリ
ツプをドアパネルに取り付けることができる。そして、
取付時における挟持部がドアパネルのフランジ部を挟持
して開く際、ドアパネルのフランジ部を挟持する挟持壁
と、ウエザストリツプの車外側壁部内周面に当接してい
る規制壁との間には、スリツトが形成されていることか
ら、規制壁は、挟持壁の変形の影響を受けることがな
く、そのため、車外側壁部を押圧してウエザストリツプ
を変形せることもない。
また、この考案に係るクリツプでは、ドアパネルの組付
孔に係着される爪部が、共通壁から下方へ延びる延設壁
において、その延設壁に設けられた撓み用孔部の下部周
面から上部屈曲壁側の斜め上方に向かつて形成されてお
り、その厚みが薄く、かつ、撓み易く構成されている。
そのため、ウエザストリツプのドアパネルへの取付時に
おけるフランジ部とドアガラスとの間にクリツプの爪部
・保持部を挿入して組付孔周縁に爪部を係着させる際、
爪部の厚みが薄くかつ爪部が撓み易いことから、従来の
クリツプに比べ、挟持部の広がり角度が小さくなつて、
挟持部を変形させる余分の力が低減されることから、ウ
エザストリツプを容易にドアパネルに取り付けることが
できる。
したがつて、この考案に係るウエザストリツプ取付用ク
リツプは、ウエザストリツプに組み付けた後、ウエザス
トリツプを容易にドアパネルに取り付けることができ
る。
<実施例> 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、図面において、従来と同一部材には同一符合を付
してある。
実施例のクリツプ17は、第1〜2図に示すように、従
来と同様に、PA・ABS等のばね弾性を有する硬質合
成樹脂から形成され、上下方向に伸びる共通壁18と、
共通壁18の上下からそれぞれ逆方向の外方に屈曲する
屈曲壁19・20と、を備えて構成されている。
上部の屈曲壁19は、挟持部19aと、挟持壁19aの
両側に上下方向に形成されたスリツト19cを間にして
形成される二つの規制壁19bとから構成されている。
挟持壁19aは、共通壁18とでドアパネル1に設けら
れたフランジ部2を挟持する挟持部22となるものであ
る。また、規制壁19bは、ウエザストリツプ4の把持
部5内に配設された際、その車外側壁部5a内周面に当
接するものである。
下部の屈曲壁20は、従来と同様に、共通壁18とでウ
エザストリツプの車内側壁部5bを保持する保持部23
となるものである。
そして、共通壁18下端には、下方へ延びる延設壁28
が形成され、この延設壁28には、撓み用孔部28aが
穿設され、その撓み用孔部28aの下部周面には、上部
屈曲壁19側の斜め上方へ突出されてドアパネルの組付
孔3周縁に係着される爪部21が形成されている。
この実施例のクリツプ17の使用態様を説明すると、従
来と同様に、まず、挟持部22を把持部5内に配置させ
るとともに車内側壁部5bを保持部23に保持させてク
リツプ17をウエザストリツプ4に組み付ける。その
後、ウエザストリツプの把持部5を把持し、ドアパネル
のフランジ部2とドアガラス14との間にクリツプの爪
部21・保持部23とウエザストリツプの車内側壁部5
b・シールリツプ6とを挿入し、クリツプの挟持部22
にドアパネルのフランジ部2を挟持させるとともに組付
孔3周縁に爪部21を係着させれば、ウエザストリツプ
4をドアパネル1に取り付けることができる。
そして、取り付ける際、実施例のクリツプ17では、ウ
エザストリツプ4へ組み付けた後においては、上部屈曲
壁19の規制壁19bがウエザストリツプの車外側壁部
5aに当接することとなる。また、ウエザストリツプの
車内側壁部5b内周面には、下部屈曲壁20とで車内側
壁部5bを保持している共通壁18が当接することとな
る。
そのため、ウエザストリツプ4をその把持部5を把持し
てドアパネル1に取り付ける際、クリツプ17に対して
ウエザストリツプ4がぐらつくような間隙がないことか
ら、容易に挟持部22をドアパネルのフランジ部2に挟
持させかつ爪部21を組付孔3に係着させることができ
る。そして、取付時における挟持部22がドアパネルの
フランジ部2を挟持して開く際、ドアパネルのフランジ
部2を挟持する挟持壁19aと、ウエザストリツプの車
外側壁部5b内周面に当接している規制壁19bとの間
には、スリツト19cが形成されていることから、規制
壁19bは、挟持壁19aの変形の影響を受けることが
なく、そのため、車外側壁部5aを押圧してウエザスト
リツプ4を変形せることもない。
さらに、実施例のクリツプ17では、ドアパネルの組付
孔3周縁に係着される爪部21が、共通壁18から下方
へ延びる延設壁28において、その延設壁28に設けら
れた撓み用孔部28aの下部周面から上部屈曲壁19側
の斜め上方に向かつて形成されており、その厚みT1が
薄く、かつ、撓み易く構成されている。
そのため、取付時におけるフランジ部2とドアガラス1
4との間にクリツプの爪部21・保持部23を挿入して
組付孔3周縁に爪部21を係着させる際、爪部21の厚
みT1が薄くかつ爪部21が撓み易いことから、従来の
クリツプに比べ、挟持部22の広がり角度が小さくなつ
て、挟持部22を変形させる余分の力が低減されること
から、ウエザストリツプ4を容易にドアパネル1に取り
付けることができ、既述の考案の作用・効果の欄で述べ
たと同様な効果を奏する。
なお、実施例のクリツプ17では、挟持壁19aの両側
にスリツト19cを間にして二つの規制壁19bを配設
したものを示したが、取付時における挟持壁19aの変
形の影響を規制壁19bに与えなければ、挟持壁19a
と規制壁19bとの配置を逆にしたり、さらに、挟持壁
19aと規制壁19bとの設ける数を任意に選択しても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すウエザストリツプ
取付用クリツプの斜視図、 第2図は、同実施例の使用態様を示す断面図であり、第
3図のI−I部位を示し、 第3図は、同実施例のクリツプを使用してウエザストリ
ツプをドアパネルに取り付けた状態を示す斜視図、 第4図は、従来のクリツプを示す斜視図、 第5図は、従来のクリツプの使用態様を示す断面図であ
る。 1……ドアパネル、 2……フランジ部、 3……組付孔、 4……ウエザストリツプ、 5……把持部、 5a……車外側壁部、 5b……車内側壁部、 6……シールリツプ、 7・17……クリツプ、 8・18……共通壁、 9・19……上部屈曲壁、 10・20……下部屈曲壁、 11・21……爪部、 12・22……挟持部、 13・23……保持部、 14……ドアガラス、 19a……挟持壁、 19b……規制壁、 19c……スリツト、 28……延設壁、 28a……撓み用孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車外側の壁部と車内側の壁部とを備えてな
    る断面逆U字形の把持部と、前記車内側壁部外周面から
    突出しドアガラスに圧接されるシールリツプと、から構
    成されるドアアウタウエザストリツプを、ドアパネルに
    取り付けるために使用し、 上下方向に延びる共通壁の上下にそれぞれ逆方向の外方
    に屈曲する屈曲壁が形成され、 上部屈曲壁が、前記ウエザストリツプの把持部内に配設
    されて前記共通壁とで前記ドアパネルに設けられたフラ
    ンジ部を挟持する挟持部となり、 下部屈曲壁が、前記共通壁とで前記ウエザストリツプの
    車内側壁部を保持する保持部となり、 前記保持部下端に前記ドアパネルに設けられた組付孔に
    係着される爪部が形成されているクリツプにおいて、 前記上部屈曲壁が、上下方向に形成されるスリツトを間
    にして、前記フランジ部に当接する挟持壁と、前記ウエ
    ザストリツプの車外側壁部内周面に当接する規制壁と、
    から構成され、 前記共通壁下端に、下方へ延びる延設壁が形成され、 前記爪部が、前記延設壁に穿設された撓み用孔部の下部
    周面から前記上部屈曲壁側の斜め上方に突出して形成さ
    れている、 ことを特徴とするウエザストリツプ取付用クリツプ。
JP1988099325U 1988-07-27 1988-07-27 ウエザストリツプ取付用クリツプ Expired - Lifetime JPH0617609Y2 (ja)

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JPH0219624U JPH0219624U (ja) 1990-02-08
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