JPH06175890A - プログラミング装置のモニター画面一時停止方法 - Google Patents

プログラミング装置のモニター画面一時停止方法

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JPH06175890A
JPH06175890A JP4326696A JP32669692A JPH06175890A JP H06175890 A JPH06175890 A JP H06175890A JP 4326696 A JP4326696 A JP 4326696A JP 32669692 A JP32669692 A JP 32669692A JP H06175890 A JPH06175890 A JP H06175890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trigger condition
specific
specific device
processing
monitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4326696A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamashita
正明 山下
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4326696A priority Critical patent/JPH06175890A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モニター画面を一時停止するためのトリガー
判別処理の時間を短縮する。 【構成】 トリガー条件、特定デバイスの状態を数値形
態で表し、これら数値を組み合わせた演算式を用意し、
特定デバイスの状態を取得するごとに演算式による演算
を実行し、トリガー条件に合致した時に得られる特定値
を検出することによりトリガー条件の判別を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラの実行するシーケンスプログラムを作成するプロ
グラミング装置、より詳しくはプログラマブルコントロ
ーラの動作状態をモニターすることの可能なプログラマ
ブルコントローラについてのモニター画面一時停止方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラの実
行するシーケンスプログラムはプログラミング装置にお
いて作成される。この場合、ユーザはキーボードからシ
ーケンス命令や関連のコメントを入力する。プログラミ
ング装置は入力された情報を内部のメモリに記憶すると
共に、シーケンス回路図の形態で表示器に表示する。こ
のシーケンス回路の表示機能を用いてプログラマブルコ
ントローラが制御しているデバイスの動作状態を監視
(モニター)することが可能となっている。より具体的
には、プログラミング装置においてモニター処理を行う
場合、シーケンスプログラム上で規定されている接点等
のデバイスのオン/オフの情報がプログラマブルコント
ローラからプログラミング装置に一定周期で読み出さ
れ、上記シーケンス回路図と関連してプログラミング装
置の表示画面上に表示される。ユーザーはこの接点情報
等のオン/オフ表示を見ることによりプログラマブルコ
ントローラの制御動作をモニターする。
【0003】このようなモニター機能を実行するとデバ
イスのオン/オフの変化状態を知ることができるが、あ
る時点のシーケンス回路全体の動作状態は解りにくい。
そこで、プログラミング装置にはトリガー停止機能と呼
ばれる機能が用意されている。この機能はシーケンス回
路図の中のユーザーが指定した特定のデバイスがたとえ
ば、オンからオフに変化したときに、その時点の状態で
モニター画面を一時停止させる機能である。
【0004】この機能を実現するためのプログラミング
装置の処理手順を図3に示す。ここで用いられている変
数を説明しておく。変数trgudbはモニターを一時
停止させる起動(トリガー)条件を記憶する。特定デバ
イスがオフからオン(立ち上がり)になった時にモニタ
ーを一時停止させる場合には変数trgudbをビット
1に予め設定しておく。一方、特定デバイスがオンから
オフ(立ち下がり)になった時にモニターを一時停止さ
せる場合には変数trgudbをビット0に予め設定し
ておく。トリガー条件をビット1/0のどちらにするか
はユーザーが指示する。
【0005】変数onoffは上記特定デバイスの現時
点のオン/オフをビット1/0で表す。変数beono
ffは上記特定デバイスの前時点のオン/オフが指示さ
れたトリガー条件を満足する状態になる可能性があるこ
との有無を1/2で表す。変数onoff,beono
ffはプログラマブルコントローラから特定デバイスを
含めたデバイスのオン/オフ情報が読み出された時に対
応の情報が割り当てられる。
【0006】プログラミング装置は特定デバイスのオン
/オフ情報を表示画面上のシーケンス回路図に表示する
時に、図3の制御手順を実行し、特定デバイスのオン/
オフ情報がトリガー条件に合致しているか否かを判別す
る。より具体的には特定デバイスの立ち上がりでモニタ
ー画面を一時停止するものとすると、変数trgud
b、beonoffは予め、1、1と設定されている。
まず、特定デバイスが初期状態として、オンすると、プ
ログラミング装置では変数onoffを1に設定する
(S1)。変数beonoffは1なので、手順はS2
→S3→S4→リターン(復帰)と進み、モニターの一
時停止は行われず、従来と同様のモニター処理が行われ
る。次回、オン/オフ情報の読み出しが行われたとき
に、特定デバイスがオフに変化すると、変数onoff
は0(前は1)に設定される(S1)。この結果、手順
はS2→S3→S4と進み、S4で、onoffが0、
すなわち、特定デバイスが立ち上がり可能な状態にある
ことが検出され、変数beonoffが1から2に変更
される(S4→S5)。
【0007】特定デバイスがオフからオンに変化する
と、変数onoffは1と設定され(S1)、このと
き、変数beonoffは2,変数trgudbは2で
あるので、トリガー条件が満足されたことがS2→S3
→S6→S7の順で確認される。この確認の後、モニタ
ー画面の一時停止処理が実施される(S7A)。
【0008】一方、特定デバイスの立ち下がり(trg
udb=0)をトリガー条件とした場合は、S8〜S1
6の手順により実際の特定デバイスの立ち下がりが検出
されたときにモニター画面の一時停止が実施される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、特
定デバイスのオン/オフ状態がトリガー条件を満足して
いるかどうかを調べるためには、多数の比較判定処理が
必要となる。このため、プログラマブルコントローラか
らオン/オフ情報を読み出してからモニターを一時停止
させるまでの応答時間が長くなるという解決すべき課題
が従来方法にはあった。
【0010】そこで、本発明の目的は、モニター画面の
一時停止に関する応答時間を短縮することの可能なプロ
グラミング装置についてのモニター画面一時停止方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、プログラマブルコントローラの動
作状態をプログラミング装置においてモニターし、該プ
ログラマブルコントローラが実行しているシーケンスプ
ログラム中で規定されている特定のデバイスの変化状態
が予め定めたトリガー条件に合致した場合に、モニター
画面を一時停止させるプログラミング装置のモニター画
面一時停止方法において、前記特定のデバイスの第1の
時点の状態および該第1の時点後の第2の時点の状態な
らびに前記トリガー条件をそれぞれ数値で表し、当該数
値を用いる演算式であって前記特定のデバイスの変化状
態が予め定めたトリガー条件に合致した時の前記数値を
用いた前記演算式の演算結果が特定の値となるような演
算式を予め定めておき、前記モニターを実行するとき
に、前記演算式の計算を行い、当該計算の結果が前記特
定の値となるか否かを判別することによって、モニター
画面の一時停止の可否を決定することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明では、トリガー条件が定まると、その条
件に対応した特定デバイスの変化状態、すなわち、オン
からオフまたはオフからオンというような変化状態が定
まることおよびトリガー条件と上記変化状態を検出する
ための2つの時点の状態の組み合わせは特定の組み合わ
せになることに着目し、これらの組み合わせを検出する
ために演算式を用いる。演算式を用いた演算処理は比較
処理に比べて処理ステップ数が少ないので、トリガー条
件の判別時間が短縮される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図2は本発明を適用したプログラミング装
置の主要構成を示す。
【0015】図2において、中央演算処理装置(CP
U)10は装置全体の動作制御を司ると共にシーケンス
プログラム作成処理および本発明に関わるモニター画面
の表示処理を実行する。この処理については図1を用い
て後述する。システムメモリ11にはCPU10が実行
するシステムプログラムが格納されている。
【0016】キーボード12からはCPU10に対する
動作指示やシーケンスプログラムの作成時にシーケンス
命令及びコメントを構成する文字列を入力する。本発明
に関わる情報としては特定デバイスのトリガー条件が入
力される。ユーザープログラムメモリ13には入力され
たシーケンス命令やコメントを展開的に記憶することに
より、このメモリ上でシーケンス命令を作成、編集す
る。
【0017】また、モニター画面を表示するときは、プ
ログラマブルコントローラが現在、実行しているシーケ
ンスプログラムが格納される。このプログラムはシーケ
ンス回路図の形態のイメージに変換され、イメージメモ
リ14に格納される。イメージメモリ14に格納された
表示情報は表示器15により読み出され、表示される。
データメモリ16にはモニター表示のときに、シーケン
ス回路内のデバイスのオン/オフ情報を格納する。これ
らの情報は一定周期で、プログラマブルコントローラか
ら受信する。
【0018】このような構成におけるモニター処理を図
1を参照しながら説明する。図1はCPU10が実行す
る処理手順を示す。ユーザは予めキーボード12からト
リガー条件として特定デバイスの立ち上がりでモニター
画面を停止する旨を指示している。CPU10はデータ
メモリ16から各デバイスについてのオン/オフ情報を
読み出すと、イメージメモリ14上のシーケンス回路図
内の対応のデバイスに関連させてイメージ形態のオン/
オフ情報をイメージメモリ14に書き込む。このとき、
トリガー条件で指定されたデバイスについては図1の処
理手順を実行する。
【0019】すなわち、図1において、第一回目のオン
/オフ情報が変数onoffに1/0の数値形態で代入
される(S20)。次に、この制御手順で用いられる変
数がS21〜S22で初期化される。S24〜S26は
特定デバイスの変化状態を数値で示すための論理演算処
理であるが第一回目のオン/オフ情報の取得時は変化が
ないので、演算結果stsは0となる。このため、手順
はS27→S29と進み、モニター画面の一時停止処理
は行われず、次回のトリガー条件の判別のために変数b
eonoffに今回のオン/オフ情報が設定される。2
回目の特定デバイスのオン/オフ情報が取得されると、
その情報は変数onoffに設定された後、以下に述べ
る論理演算が実行される(S20→S23)。たとえ
ば、特定デバイスの立ち上がりをトリガー条件とする
と、具体的には、特定デバイスの前回の状態がオフ、今
回の状態がオンとなることを検出する。特定デバイスの
立ち下がりをトリガー条件とすると、特定デバイスの前
回の状態がオン、今回の状態がオフとなることを検出す
る。このため、従来では、トリガー条件の有無、立ち上
がり/立ち下がりの判別、特定デバイスの前回の状態の
オン/オフ判別、特定デバイスの今回の状態のオン/オ
フ判別をそれぞれ実行しなければならなかった。
【0020】これに対して、本実施例では、立ち上がり
/立ち下がりが定まると、トリガー条件の有無は有り、
特定デバイスの前回の状態から今回の状態のオン/オフ
変化は一義的に定まることに着目し、従来、判別に用い
ていた変数を組み合わせ、各変数の示す値がトリガー条
件により定まる値になった場合にのみ算出結果が特定の
値となる論理演算式を用意する。そして、各時点ごとに
得られる上記変数の値を論理演算式に代入する(S24
〜S26)。論理演算式の算出結果が特定の値となった
か否かを判別することによってトリガー条件の合致の有
無を判別する。したがって、本実施例では判別処理は1
つのみでよくなる。本実施例で用いる論理演算式を紹介
しておく。ブール演算式で表すと、
【0021】
【数1】sts=(beonoff XOR onof
f) AND ((trgudb XOR onof
f) XOR 1) ここで、stsは数1の算出結果を記憶する変数であ
り、0のとき、トリガー条件不一致を示し、1のときト
リガー条件一致を示す。beonoffは特定デバイス
の前回のオン/オフを1/0で示す変数である。ono
ffは特定デバイスの今回のオン/オフを1/0で示す
変数である。trgudbはトリガー条件が立ち上がり
か立ち下がりかを1/0で示す変数である。XORは排
他的論理和、ANDは論理積を示す。この演算式では
(trgudb,beonoff,onoff)の組み
合わせが(1,0,1)−立ち上がり条件か、または
(0,1,0)−立ち下がり条件となったときにのみs
tsは1(条件成立)となる。
【0022】このようにしてstsを計算し、stsの
値が1であることを検出した場合は、モニターの一時停
止処理が実行される(S27→S28)。
【0023】本実施例の他に以下の例を実施できる。
【0024】1) 本実施例で用いた演算式は一例であ
り、上述の変数に割り当てる値に応じて適宜定まる。
【0025】2) 本実施例の演算式は図1に示すよう
に複数ステップに分けてもよい。1ステップに記載でき
る命令の長さに応じて処理ステップを定めることにな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の判別処理を用いることなくモニター画面の一時停
止のためのトリガー条件判定を実行できるので、モニタ
ー画面の一時停止の応答時間が従来よりも短縮される。
判別処理に時間のかかるC言語でプログラムが記載され
ている場合にはより効果的である。本発明ではトリガー
条件の判別を10ステップのプログラム命令で達成で
き、25ステップを要した従来例と比べると、はるかに
処理ステップが少ないことが解る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のトリガー判別処理の内容を示す
フローチャートである。
【図2】本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来例のトリガー判別処理の内容を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 システムメモリ 12 キーボード 13 ユーザプログラムメモリ 14 イメージメモリ 15 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラの動作状態
    をプログラミング装置においてモニターし、該プログラ
    マブルコントローラが実行しているシーケンスプログラ
    ム中で規定されている特定のデバイスの変化状態が予め
    定めたトリガー条件に合致した場合に、モニター画面を
    一時停止させるプログラミング装置のモニター画面一時
    停止方法において、 前記特定のデバイスの第1の時点の状態および該第1の
    時点後の第2の時点の状態ならびに前記トリガー条件を
    それぞれ数値で表し、 当該数値を用いる演算式であって前記特定のデバイスの
    変化状態が予め定めたトリガー条件に合致した時の前記
    数値を用いた前記演算式の演算結果が特定の値となるよ
    うな演算式を予め定めておき、 前記モニターを実行するときに、前記演算式の計算を行
    い、 当該計算の結果が前記特定の値となるか否かを判別する
    ことによって、モニター画面の一時停止の可否を決定す
    ることを特徴とするプログラミング装置のモニター画面
    一時停止方法。
JP4326696A 1992-12-07 1992-12-07 プログラミング装置のモニター画面一時停止方法 Pending JPH06175890A (ja)

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Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041012