JPH0617479Y2 - ゲーム機 - Google Patents

ゲーム機

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JPH0617479Y2
JPH0617479Y2 JP5946189U JP5946189U JPH0617479Y2 JP H0617479 Y2 JPH0617479 Y2 JP H0617479Y2 JP 5946189 U JP5946189 U JP 5946189U JP 5946189 U JP5946189 U JP 5946189U JP H0617479 Y2 JPH0617479 Y2 JP H0617479Y2
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JP
Japan
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slide plate
main body
game machine
gear
lower main
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JP5946189U
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JPH03789U (ja
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正三 石山
竹志 久保寺
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株式会社学習研究社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、子供のための競馬などのゲーム機に関する。
(従来の技術) 競馬ゲーム機として、馬場を馬が走る上のフィールド
と、外からは見えない下のフィールドの2層構造にし、
下のフィールドにコンピュータ制御された自走ロボット
を走らせ、自走ロボットにはマグネットを取り付けて、
上のフィールドの馬の人形を引っ張るようにしたものが
ある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来例にあっては、コンピュータ制御
された複数の自走ロボットと、これらの自走ロボットを
制御するシステム(ハード、及びソフト)が必要なめ、
ゲーム機としては非常に複雑であり、又、これらの自走
ロボットを自由に走らせるスペースも必要なことから規
模が大がかりとなって、非常に高価なものとなり、子供
が手軽に遊べるものではない。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案のゲーム機1は、複数
の走行輪5,5及び7,7を備えた下部本体3と、この
下部本体3上に水平に設けられ且つ上面に所定の間隔で
貼設された鉄片43…,45を備え前記走行輪5,5に
連動して往復動するスライド板41と、このスイラド板
41上に設けられ前記走行輪7,7に連動してスライド
板41と直角方向に往復動する第2のスライド板49
と、この第2のスライド板49上に載置され底部にマグ
ネット79を備えた複数の駒77と、これらの駒77の
動きを規制する複数の枠73…が形成された開口部71
を上面に備え前記下部本体3上に載置されるケース状の
上部本体69とから構成した。
(作用) 上記手段によれば、ゲーム機1自体を走らせることによ
って2枚のスライド板41,49同士が直角の方向で夫
々往復動し、上部本体69の枠取りされた開口部71か
ら第2のスライド板49上に載置されマグネット79を
備えた複数の駒77…は、スライド板41の鉄片43…
に吸着されつつ、両スライド板41,49の振動の組合
せによって抜きつ抜かれつの前進をする。
(実施例) 次に本考案の一実施例を添付した図面により説明する。
第1図は本考案のゲーム機の分解斜視図である。
ゲーム機1の下部本体3は長方形状の板から成り、下部
本体3上に前後一対ずつの走行輪5,5及び7,7が、
その車軸9及び11を架台13及び15に夫々軸支され
ている。
車軸9にはクラウン歯車17が固定され、このクラウン
歯車17に小歯車19を介して歯車21が連結されてい
る。歯車21には歯車23が噛合し、歯車23と同軸に
円板クランク25が設けられている。又、円板クランク
25の軸から離れた周辺部には、ピン27が立設されて
いる。
一方の走行輪7を臨む軸11には、小歯車29が固定さ
れ、小歯車29にはクラウン歯車31が噛合している。
このクラウン歯車31は、小歯車29に隣接して設けら
れ軸11を挿通した支持台33上にピン35により軸支
されており、クラウン歯車31の上面にはピン37が立
設されている。
軸11の架台15は、下部本体3の長手方向に設けられ
た左右一対の平行片15a,15aから成る。両平行片
15a,15a間の下部本体3の長手方向の端部を臨む
位置には、支持片39が設けられている。支持片39
は、下部本体3からの高さが、円板クランク25と同じ
とされ、この支持片39と円板クランク25の上に第1
図及び第3図に示すように略長方形状のスライド板41
が水平に載置される。
スライド板41の上面には、長手方向に所定の間隔をお
き、短手方向に向けて鉄線43…が貼着されている。ス
ライド板41の一方の端部には長方形状の鉄片45が貼
着されている。この鉄片45と反対側のスライド板41
の端部には耳41aが突設され、ここに鉄線43…と平
行の長溝47が穿設されている。この長溝47に前述の
円板クランク25のピン27が挿入されている。この円
板クランク25によってスライド板41は、平行片15
a,15aに短手方向の動きを規制されつつ長手方向に
往復動する。
スライド板41の上には、長手方向を揃えて第2のスラ
イド板49が載置される。第2のスライド板49は、長
方形状の枠51内に、ポリ塩化ビニール樹脂、プラスチ
ックなどの合成樹脂の板53を張設して成る。板53の
上面には、後述する上部本体の枠ごとに、この枠と平行
に波線状の粗面53aが形成されている。又、枠51の
長手方向の一端部と板53の長手方向の一端部との間に
は後述のスライド板41の鉄片45に見合う開口部55
が形成されている。
枠51の長手方向の両側部には夫々耳51a,51aが
形成され、その一方の耳51aには長溝57が形成され
ている。この長溝57に前述のクラウン歯車31のピン
37が挿入されている。又、左右の耳51a,51a
は、走行輪7,7の両側に夫々一対ずつ立設された規制
片59,59及び61,61に挾持される。
これにより第2のスイラド板49は、クラウン歯車31
によって長手方向の動きを規制されつつスライド板25
の往復動の方向に対して直角の短手方向に往復動する。
尚、63,63及び65,65は、走行輪5,5及び
7,7を収容する下部本体3の切欠きである。
下部本体3の四隅には夫々係合片67…が立設され、こ
れらの係合片67…に係合させて上部本体69が下部本
体3上に載置される。上部本体69は、下部が開放され
た平面視略長手形のケースをなし、第2のスライド板4
9に対応する上面には長手方向に長方形状の開口部71
が設けられている。開口部69は2つの枠73…(枠の
数はいくつでも良い)によって3つに画成されている。
上部本体69の上面で開口部71の長手方向を臨む端部
は、一段高く形成された表示部75をなす。この表示部
75には、第1図、又は第2図に示すように、枠73…
で画成された3つの開口部71に夫々対応する1,2,
3…のコース名を表示する。
77は駒の競馬人形を示し、競馬人形77の底部には下
面が平坦なマグネット79が取り付けられている。尚、
競馬人形の他に人間や犬又はバイクや車など、レースを
行なうものの模型であればどんな駒でも良い。
次に上述したゲーム機1の遊び方を説明する。
先ず開口部71の各コース1,2,3…毎に第3図に示
すように、第2のスライド板49上の表示部75側に寄
せて競馬人形77…を載せる。次いでゲーム機1をテー
ブルなどの平坦な面上を走らせると、走行輪5の回転と
ともに、スライド板41が長手方向に往復動する。同時
に走行輪7の回転とともに、第2のスライド板49がス
ライド板41とは直角の方向に往復動する。この2つの
スライド板41,49の異なる方向への往復動によっ
て、第2のスライド板49上の競馬人形77…は、マグ
ネット79…でスライド板41の鉄線43…に吸着しつ
つ前進し、互いに抜きつ抜かれつのレースを展開し、鉄
片45まで進んだ処で、上部本体69に妨げられて勝敗
が決まる。又、開口部71の長手方向の長さは短くと
も、両スライド板41,49の往復動によって競馬人形
77…も前後に行きつ戻りつの振動を繰り返しながら少
しずつ前進するので、恰も馬が競り合って走っているよ
うな印象を与え、子供にとって非常に興味深い玩具とな
る。
以上の実施例では駆動源を持たない場合について説明し
たが、次に駆動源によって走行したり、スライド板を往
復動させる実施例について説明する。尚、上述の実施例
と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
第4図の実施例では、下部本体3の走行輪5を収めた切
欠き63を臨む位置にモーター101を設ける。モータ
ー101の駆動力は、軸に取り付けられた小歯車103
からギヤボックス105内の歯車群を介して走行輪5の
軸9に取り付けられた小歯車107に伝達される。これ
によりゲーム機1は自走し、上述した機構によって2枚
のスライド板41,49が夫々直交する方向に往復動し
てゲームが行なわれる。
第5図の実施例では、走行輪5の軸9に小歯車111を
取り付け、この小歯車111を含む歯車群を備えたギヤ
ボックス113を下部本体3上に設ける。ギヤボックス
113内の、軸9から遠い側の歯車115の軸117と
同軸にゼンマイ119を設ける。軸117は下部本体3
の外に延出し、ゼンマイ119を巻くためのつまみ12
1を取り付ける。
つまみ121を廻してゼンマイ119を巻き、ゲーム機
1を自走させると、上述した機構によって、2枚のスラ
イド板41,49が夫々直交する方向に往復動してゲー
ムが行なわれる。
第6図に示す実施例では、車軸9は架台131,131
の前後方向に形成された長溝133,133に軸支さ
れ、前後方向に摺動自在になっている。又、車軸9に固
定された走行輪5,5は、下部本体3に形成された切欠
き135,135から下方に臨んでいる。
車軸9の中間部には、プルバック方式のゼンマイを組み
込んだギヤボックス137が連結されている。ギヤボッ
クス137は、下部本体3側に固定されたスプリング1
39によって図の矢印方向に付勢されている。又、一方
の走行輪5とギヤボックス137との間の車軸9には、
爪車141が固定されている。爪車141は、ゲーム機
1を後進(第6図及び第8図の矢印の方向)させ、軸9
が前方に摺動した時、下部本体3に固定されたばね爪1
43と係合し、車軸9の回転を阻止する。ばね爪143
には垂直に立設され上下動自在のピン145が当接して
いる。ピン145の上端部にはボタン147が設けら
れ、第7図及び第8図に示すように、上部本体69の表
示部75に設けられた孔75aから突出している。
次に本実施例のゲーム機1の遊び型を説明する。
先ずゲーム機1を床や平らな台の上で図の矢印方向に適
当な距離後進させると、ギヤボックス137内のゼンマ
イが巻かれる。この時軸9は前方に摺動するが、スプリ
ング139の付勢力によって軸9は元の位置に戻ろうと
し、同時に走行輪5,5と共に爪車141がゼンマイの
回転力によって前方(矢印と反対方向)へ回転しようと
するので、爪車141とばね爪143が係合し、走行輪
5,5の回転が阻止される。そこで表示部75のボタン
147を押すと、爪車141とばね爪143の係合が外
れるので、ゲーム機1がスタートし、上述のように各コ
ース1,2,3…の競馬人形77…が抜きつ抜かれつの
レースを展開し、ゼンマイが止まった時点で勝敗が決ま
る。
第9図の実施例では走行輪を持たない。円板クランク2
5を介してスライド板41を往復動させるクラウン歯車
17は、下部本体3上の架台151,151に軸支され
た軸153に取り付ける。軸153には小歯車155を
取り付け、この小歯車155を含む歯車群を備えたギヤ
ボックス157を下部本体3上に設ける。ギヤボックス
157内の、軸153から遠い側の歯車159の軸16
1と同軸にゼンマイ163を設け、軸161は下部本体
3の外に延出して、つまみ165を取り付ける。
又、軸153にはカサ歯車167を取り付け、このカサ
歯車167と噛合するカサ歯車169を一端に取り付け
た軸171を軸153と直角に下部本体3の長手方向に
向けて架台173,173に軸支する。軸171の他端
には、小歯車175と噛合するクラウン歯車177を取
り付ける。小歯車175は、同軸の歯車179を介し
て、第2のスライド板49を往復動させる円板クランク
181の外周部の歯183に噛合する。
これにより、つまみ165でゼンマイ163を巻くと、
ゲーム機1をテーブルなどの上に置いたままで、上述し
た機構によって2枚のスライド板41,49が夫々直交
する方向に往復動してゲームが行なわれる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、コンパクトで簡単
な機構で子供用のゲーム機を製作でき、又それ故に安価
にできる。更に実際のレースと同じように、抜きつ抜か
れつのレースを再現でき、子供の興味を掻き立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
のゲーム機の組立て斜視図、第2図は同じく全体を示す
斜視図、第3図は同じく側断面図、第4図、第5図は別
実施例を示す平断面図、第6図は別実施例の組立て斜視
図、第7図は同じく斜視図、第8図は同じく側断面図、
第9図は更に別の実施例を示す平断面図である。 尚、図面で1はゲーム機、3は下部本体、5,7は走行
輪、41はスライド板、43は鉄線、45は鉄片、49
は第2のスライド板、69は上部本体、71は上部本体
の上面の開口部、73は枠、77は駒、79は人形の底
部のマグネットである。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の走行輪を備えた下部本体と、この下
    部本体上に水平に設けられ且つ上面に所定の間隔で貼設
    された鉄片を備え前記走行輪に連動して往復動するスラ
    イド板と、このスイラド板上に設けられ前記走行輪に連
    動してスライド板と直角方向に往復動する第2のスライ
    ド板と、この第2のスライド板上に載置され底部にマグ
    ネットを備えた複数の駒と、これらの駒の動きを規制す
    る複数の枠が形成された開口部を上面に備え前記下部本
    体上に載置されるケース状の上部本体とから成るゲーム
    機。
  2. 【請求項2】前記第2のスライド板の上面に前記枠ごと
    に枠と平行な粗面を形成した請求項(1)記載のゲーム
    機。
  3. 【請求項3】前記走行輪は、モーターで駆動される請求
    項(1)、又は(2)記載のゲーム機。
  4. 【請求項4】前記走行輪は、ゼンマイで駆動される請求
    項(1)、又は(2)記載のゲーム機。
  5. 【請求項5】駆動源を備えた下部本体と、この下部本体
    上に水平に設けられ且つ上面に所定の間隔で貼設された
    鉄片を備え前記駆動源により往復動するスライド板と、
    このスイラド板上に設けられ前記駆動源によりスライド
    板と直角方向に往復動する第2のスライド板と、この第
    2のスライド板上に載置され底部にマグネットを備えた
    複数の駒と、これら駒の動きを規制する複数の枠が形成
    された開口部を上面に備え前記下部本体上に載置される
    ケース状の上部本体とから成るゲーム機。
JP5946189U 1989-05-23 1989-05-23 ゲーム機 Expired - Lifetime JPH0617479Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03789U JPH03789U (ja) 1991-01-08
JPH0617479Y2 true JPH0617479Y2 (ja) 1994-05-11

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