JPH0617455U - 植物栽培装置 - Google Patents

植物栽培装置

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JPH0617455U
JPH0617455U JP5797492U JP5797492U JPH0617455U JP H0617455 U JPH0617455 U JP H0617455U JP 5797492 U JP5797492 U JP 5797492U JP 5797492 U JP5797492 U JP 5797492U JP H0617455 U JPH0617455 U JP H0617455U
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JP
Japan
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plant
cultivation
space
cultivating
water
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JP5797492U
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English (en)
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晢 欽 歐
晢 山 歐
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 植物や芝生の栽培を室外はもとより室内でも
栽培できて、不注意から足に踏まれても正常に繁殖して
禿げ跡を残さないようにする。 【構成】 その内部に適当なサイズの仕切板(12)に
より複数の適当な大きさの格子状空間(11)に仕切ら
れた栽培容器(10)底面に、靱性に富みかつ腐蝕し得
る紙シート(20)を敷いて、それぞれ空間(11)に
植物の種、肥料、砂土壌、吸水剤などをミックス調合し
て形成された培養剤(30)を装入して、植物を栽培で
きるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は植物の栽培構造に関し、特に植物を室内でも簡単に栽培できる植物栽 培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の植物、芝などの植え付けは、ほとんどが大地を床にして細心に栽培する のであり、芝生を例に取って言うと、例えば高麗芝の場合は、植付け面積内の所 々に芝を分散して植え付け、そしてそれをだんだんと培養して周囲拡大し植付け 面積全面に増殖させるのである。しかし、このような栽培法は室外だけに適し、 土壌の水分含有量に対するコントロールが日光や大気の流通に関連して不自然に なるため室内栽培にはあまり向かない。勿論、種蒔き方式により室内で栽培する こともできるが、栽培の過程でほとんど目を放せず、例えば、芽生える頃にもし も踏みしだかれると、植物自体が傷付くばかりでなく土壌も密に踏み固められて 水分や滋養分が行き届かなくなり、その結果その部分だけが禿げて全体の美観を 損なう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の芝生の植生における問題点に鑑み、本考案は、植物や芝生の栽培を 室外はもとより室内でもうまく栽培できて、踏まれても正常に繁殖して禿げ跡を 残さない植物栽培装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
それ故、本考案は、その内部に適当なサイズの仕切板により複数の適当な大き さの格子状空間に仕切られた栽培容器底面に、靱性に富みかつ腐蝕し得る紙シー トを敷いて、それぞれ空間に植物の種、肥料、砂土壌、吸水剤としてアクリロニ トリル高分子物質などによってミックス調合された培養剤を装入して、植物を栽 培できるように構成して目的を達成する。
【0005】 そして、上記栽培容器内部に仕切られた空間容積を1cm3 〜10cm3 にし ;上記肥料を、カリウム、燐及び窒素(尿素化合物)をミックスして形成するよ うにし;上記砂土壌の代わりに一般の綿質繊維層或いは紙屑など有機性廃物を使 用するようにすれば一層好ましくなる。
【0006】
【作用】
本考案は、上記のように構成されているので、適当な所に敷き開かれた紙シー ト上面に栽培容器を重ね、しかる後、培養剤を栽培容器のそれぞれ格子状空間内 に装入して更に適量の水をその上にまいて植物を栽培するのであるが、その際、 余分の水は培養剤内の吸水剤によって吸収され且つ水分が蒸発するごとに釈放し て植物の種に水分を補充するように調節され得ることから、日光が充分な区域で は培養剤に含まれる吸水剤の量を多くし、逆に日光が比較的弱い所では吸水剤の 配合比を減らすようにすればよいので、植物とくに芝生の栽培を室外はもとより 室内でも行なうことができ、また、不注意から万一踏まれても培養容器内の仕切 板の存在から培養剤が圧着されて密になることなく、水分や肥料の供給に差支え ないので成長したあと、その部分だけが禿げるようなことがない。
【0007】 そして、上記培養容器内部の仕切られた空間容積を1cm3 〜10cm3 に規 制し;上記肥料を、カリウム、燐及び窒素(尿素化合物)をミックスして形成す るようにし;上記砂土壌の代わりに一般の綿質繊維層或いは紙屑など有機性廃物 を使用すれば、植物と植物の間、例えば芝生を例にして言うと芝と芝との間が緊 密になって芝生全体の繁殖が綿密になり、並びに廃物利用にも繋がって環境保護 にも役立つのである。
【0008】 本考案の上記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照しての以下 の実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。
【0009】
【実施例】 まず、図1,2に示す如く、本考案の植物栽培装置は、主として、栽培容器1 0、紙シート20及び栽培剤30などによって構成され、そのうち; 該栽培容器10は、その上面に所定複数の空間11を備え、それら空間11は 適当な長さ、高さ、幅の複数の仕切板12を縦横に適当な間隔をもたせて交差し て格子状に形成される。該仕切板12は木板をぞれぞれ適当な間隔に接合して設 けるか、或いはプラスチック材料を一体に成型して上記複数の空間11を設ける ようにしても良く、かつ各仕切板12の長手方向の一方側縁に所定大小の切欠溝 121を形成する。また、本実施例はこれら空間12の容置容積を1cm3 〜1 0cm3 規格で実施しているが、もし使用上、規格に多種の変化をもたせる必要 がある場合または仕切板によって囲まれた形状を菱形…等に変化したい時は、そ の規格を設計者の好みに合わせて変化させても良い。
【0010】 該紙シート20は上記栽培容器10底面に敷設されるもので、必要に随って複 数層敷設しても良く、該紙シート20は適当な靱性をそなえかつ腐蝕する物質で あって、例えば、市販のクラフト紙或いは長繊維紙である。 該培養剤30は植物の種、肥料、砂土壌、吸水剤などをミックスして調合され 、そのうち、該植物の種は市販一般されているの草の種、花の種、野菜種或いは その他の植物の種であり、該肥料はカリウム、燐、窒素(尿素化合物)などを混 合して特殊な手法により調合されているもので、該吸水剤はアクリロニトリル系 の吸水高分子材である。他に、砂土壌の代わりに廃棄される一般綿質繊維層或い は紙屑を使用しても良く、そうすれば環境保護に一役買うと共に廃物を回収して 利用することができる。
【0011】 本考案の各部品の構造特徴及びその組立の関連位置について上記のように詳細 に説明したが、次のその使用上における伝統の芝生栽培から突破し且つそれに勝 る優点を述べるとする(本実施例は芝生を例に取って説明する)。 図3に示すように、本考案における複数の仕切板12によって組立られる栽培 容器10は、必要とする芝生栽培面積の大小に応じて適当な規格や長さに複数の 仕切板12を切断して、予め決めた所定地区に組立られるのであるが、該地区が 室内または漏水の恐れがある時は、まず地面にプラスチック製防水シートを敷い てから順に紙シート20、栽培容器10を重ね、しかる後、培養剤30を栽培容 器10のそれぞれ空間11内に装入して更に適量の水をその上にまき、その際、 余分の水は培養剤10内の吸水剤によって吸収されて水分が蒸発するごとに釈放 して植物の種に水分を補充するように調節する。従って、日光が充分な区域では 培養剤に含まれる吸水剤の量を多くし、逆に日光が比較的弱い所では吸水剤の含 有量を減らす(一般に1回の水まきはおよそ一週間耐える)のであり、それ故、 本考案によれば芝生の栽培を室内で行なうことができ、かつ容器に育成に成功す る。そして、紙シート20は或る時間使用されると水分の浸潤から腐蝕されるが 、この頃になれば、植物の種もすっかり芽生えて一面の充実な芝生を形成するの である。
【0012】
【考案の効果】
上記のように構成された、本考案は、下記のような効果を備えている; (a)仕切板により砂土壌を保護できるので、芝生栽培の過程中に無意識に足 で踏まれても砂土壌が崩れる心配がなく、植物の種が圧力を受けて成長しないよ うな現象が起こらない。
【0013】 (b)本考案は室内、室外の芝生栽培に適用され、その特殊な調合による培養 剤の作用から、極めて良質な芝生を繁殖させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における一実施例の立体分解表示図であ
る。
【図2】本考案の一実施例における栽培容器の組立立体
表示図である。
【図3】本考案の栽培状態表示図である。
【符号の説明】
10 栽培容器 11 空間 12 仕切板 20 紙シート 30 培養剤

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その内部を適当なサイズの仕切板(1
    2)により複数の適当な大きさの格子状空間(11)に
    仕切られた栽培容器(10)底面に、靱性に富みかつ腐
    蝕し得る紙シート(20)を敷いて、それぞれ空間(1
    1)に植物の種、肥料、砂土壌、吸水剤としてアクリロ
    ニトリル高分子物質などによってミックス調合された培
    養剤(30)を装入して、植物を栽培できるようにして
    なる植物栽培装置。
  2. 【請求項2】 上記栽培容器(10)内部に仕切られた
    空間(11)容積を1cm3 〜10cm3 にしてなる請
    求項1記載の植物栽培装置。
  3. 【請求項3】 上記肥料を、カリウム、燐及び窒素(尿
    素化合物)をミックスして形成するようにしてなる請求
    項1記載の植物の組合せ構造。
  4. 【請求項4】 上記砂土壌の代わりに一般の綿質繊維層
    或いは紙屑などを有機性廃物を使用してなる請求項1記
    載の植物栽培装置。
JP5797492U 1992-08-18 1992-08-18 植物栽培装置 Pending JPH0617455U (ja)

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JP5797492U JPH0617455U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 植物栽培装置

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JPH0617455U true JPH0617455U (ja) 1994-03-08

Family

ID=13070985

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JP5797492U Pending JPH0617455U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 植物栽培装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282637A (ja) * 2007-07-02 2007-11-01 Kyodo Ky Tec Corp 植栽用マット及びその敷設方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431955U (ja) * 1977-08-06 1979-03-02
JPS5930676A (ja) * 1982-08-09 1984-02-18 バブコツク日立株式会社 ブツシユ回転装置
JPS62262920A (ja) * 1986-05-08 1987-11-16 藤本産業株式会社 育苗用板状苗床
JPH03206817A (ja) * 1990-01-08 1991-09-10 Daiichi Engei Kk 緑化工法

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