JPH06174479A - 光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造 - Google Patents
光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造Info
- Publication number
- JPH06174479A JPH06174479A JP4324408A JP32440892A JPH06174479A JP H06174479 A JPH06174479 A JP H06174479A JP 4324408 A JP4324408 A JP 4324408A JP 32440892 A JP32440892 A JP 32440892A JP H06174479 A JPH06174479 A JP H06174479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensing fiber
- optical fiber
- sensing
- fiber
- polarization plane
- Prior art date
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は光ファイバジャイロ用センシングフ
ァイバ構造に関し、特に、外側から圧力を付加して偏波
面の変動を抑え、安価で低ドリフトな光ファイバジャイ
ロを得ることを特徴とする。 【構成】 本発明による光ファイバジャイロ用センシン
グファイバ構造は、センシングファイバ(2)の外周に設
けられた帯部材(3)により前記センシングファイバ(2)に
外側から圧力を付加して、偏波面の回転を防止する構成
である。
ァイバ構造に関し、特に、外側から圧力を付加して偏波
面の変動を抑え、安価で低ドリフトな光ファイバジャイ
ロを得ることを特徴とする。 【構成】 本発明による光ファイバジャイロ用センシン
グファイバ構造は、センシングファイバ(2)の外周に設
けられた帯部材(3)により前記センシングファイバ(2)に
外側から圧力を付加して、偏波面の回転を防止する構成
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバジャイロ用
センシングファイバ構造に関し、特に、外側から圧力を
付加して偏波面の変動を抑え、安価で低ドリフトな光フ
ァイバジャイロを得るための新規な改良に関する。
センシングファイバ構造に関し、特に、外側から圧力を
付加して偏波面の変動を抑え、安価で低ドリフトな光フ
ァイバジャイロを得るための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の光ファイ
バジャイロ用センシングファイバ構造としては、一般
に、図４で示す構成が採用されている。すなわち、図４
において符号１で示されるものは輪状をなすボビンであ
り、このボビン１の外周にはセンシングファイバ２が巻
回されている。
バジャイロ用センシングファイバ構造としては、一般
に、図４で示す構成が採用されている。すなわち、図４
において符号１で示されるものは輪状をなすボビンであ
り、このボビン１の外周にはセンシングファイバ２が巻
回されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバジャ
イロ用センシングファイバ構造は、以上のように構成さ
れていたため、次のような課題が存在していた。すなわ
ち、光ファイバジャイロ自体の価格を安くするため、高
価な偏波面保存ファイバではなく、一般に通信用等に使
用されている低価格のシングルモードファイバを用いて
いるため、磁界、温度等の影響により偏波面が変動（回
転）してジャイロ出力がドリフトすることになってい
た。
イロ用センシングファイバ構造は、以上のように構成さ
れていたため、次のような課題が存在していた。すなわ
ち、光ファイバジャイロ自体の価格を安くするため、高
価な偏波面保存ファイバではなく、一般に通信用等に使
用されている低価格のシングルモードファイバを用いて
いるため、磁界、温度等の影響により偏波面が変動（回
転）してジャイロ出力がドリフトすることになってい
た。
【０００４】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、外側から圧力を付加して偏波
面の変動を抑え、安価で低ドリフトな光ファイバジャイ
ロを提供することを目的とする。
になされたもので、特に、外側から圧力を付加して偏波
面の変動を抑え、安価で低ドリフトな光ファイバジャイ
ロを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による光ファイバ
ジャイロ用センシングファイバ構造は、光ファイバジャ
イロにおける角速度入力を検出するため輪状ボビンに巻
回されたセンシングファイバを有する光ファイバジャイ
ロ用センシングファイバ構造において、前記センシング
ファイバの外周に設けられた帯部材により前記センシン
グファイバに外側から圧力を付加した構成である。
ジャイロ用センシングファイバ構造は、光ファイバジャ
イロにおける角速度入力を検出するため輪状ボビンに巻
回されたセンシングファイバを有する光ファイバジャイ
ロ用センシングファイバ構造において、前記センシング
ファイバの外周に設けられた帯部材により前記センシン
グファイバに外側から圧力を付加した構成である。
【０００６】さらに詳細には、前記帯部材は薄板よりな
る構成である。
る構成である。
【０００７】
【作用】本発明による光ファイバジャイロ用センシング
ファイバ構造においては、センシングファイバの外側か
ら圧力が付加されているため。磁界や温度等の影響によ
り偏波面が不安定となることがなく、出力ドリフトを低
減することができる。
ファイバ構造においては、センシングファイバの外側か
ら圧力が付加されているため。磁界や温度等の影響によ
り偏波面が不安定となることがなく、出力ドリフトを低
減することができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面と共に本発明による光ファイバジ
ャイロ用センシングファイバ構造の好適な実施例につい
て詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分に
は同一符号を付して説明する。図１から図３迄に本発明
による光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造を
示すもので、図１は斜視図、図２は帯部材の斜視図、図
３は光ファイバジャイロを示す概略構成図である。
ャイロ用センシングファイバ構造の好適な実施例につい
て詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分に
は同一符号を付して説明する。図１から図３迄に本発明
による光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造を
示すもので、図１は斜視図、図２は帯部材の斜視図、図
３は光ファイバジャイロを示す概略構成図である。
【０００９】図１において符号１で示されるものは輪状
ボビンであり、この輪状ボビン１の外周には、従来構造
と同様に、シングルモードファイバからなるセンシング
ファイバ２が巻回され、このセンシングファイバ２の外
周には図２で示される構成の帯部材３が設けられてい
る。
ボビンであり、この輪状ボビン１の外周には、従来構造
と同様に、シングルモードファイバからなるセンシング
ファイバ２が巻回され、このセンシングファイバ２の外
周には図２で示される構成の帯部材３が設けられてい
る。
【００１０】前記帯部材３は、薄板のオーム形に構成さ
れ、その両端３ａ，３ｂは結合ねじ４によって結合さ
れ、この結合ねじ４の締め具合によりセンシングファイ
バ２の外側からの圧力を自在に調整することができるよ
うに構成されている。
れ、その両端３ａ，３ｂは結合ねじ４によって結合さ
れ、この結合ねじ４の締め具合によりセンシングファイ
バ２の外側からの圧力を自在に調整することができるよ
うに構成されている。
【００１１】前述の構成によるセンシングファイバ２
は、図３で示す光ファイバジャイロ１０に適用され、こ
のセンシングファイバ２は、位相変調器１１を介して第
１カプラ１２及びポラライザ１３から第２カプラ１４に
接続され、この第２カプラ１４には光源１５と検出器１
６が接続されている。
は、図３で示す光ファイバジャイロ１０に適用され、こ
のセンシングファイバ２は、位相変調器１１を介して第
１カプラ１２及びポラライザ１３から第２カプラ１４に
接続され、この第２カプラ１４には光源１５と検出器１
６が接続されている。
【００１２】前述の構成において、センシングファイバ
２の外周に帯部材３を介して圧力を付加することによ
り、偏波面保存ファイバと同様の作用で偏波面を保存し
て両回り光が干渉するため、偏波面の回転による出力の
ドリフトがなくなり、高精度の光ファイバジャイロが得
られる。
２の外周に帯部材３を介して圧力を付加することによ
り、偏波面保存ファイバと同様の作用で偏波面を保存し
て両回り光が干渉するため、偏波面の回転による出力の
ドリフトがなくなり、高精度の光ファイバジャイロが得
られる。
【００１３】
【発明の効果】本発明による光ファイバジャイロ用セン
シングファイバ構造は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。すなわち、セ
ンシングファイバに対して外側から圧力を加えることに
より、偏波面の回転を抑えることができ、左右両回り光
の偏波面が一致し、安定した干渉が得られ、ジャイロの
出力のドリフトを抑えることができる。
シングファイバ構造は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。すなわち、セ
ンシングファイバに対して外側から圧力を加えることに
より、偏波面の回転を抑えることができ、左右両回り光
の偏波面が一致し、安定した干渉が得られ、ジャイロの
出力のドリフトを抑えることができる。
【図１】本発明による光ファイバジャイロ用センシング
ファイバ構造を示す斜視図である。
ファイバ構造を示す斜視図である。
【図２】図１の帯部材を示す斜視図である。
【図３】光ファイバジャイロを示す構成図である。
【図４】従来のセンシングファイバ構造を示す斜視図で
ある。
ある。
１ 輪状ボビン ２ センシングファイバ ３ 帯部材 １０ 光ファイバジャイロ
Claims (2)
- 【請求項１】 光ファイバジャイロ(10)における角速度
入力を検出するため輪状ボビン(1)に巻回されたセンシ
ングファイバ(2)を有する光ファイバジャイロ用センシ
ングファイバ構造において、前記センシングファイバ
(2)の外周に設けられた帯部材(3)により前記センシング
ファイバ(2)に外側から圧力を付加したことを特徴とす
る光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造。 - 【請求項２】 前記帯部材(3)は薄板よりなることを特
徴とする請求項１記載の光ファイバジャイロ用センシン
グファイバ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32440892A JP3293910B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32440892A JP3293910B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06174479A true JPH06174479A (ja) | 1994-06-24 |
| JP3293910B2 JP3293910B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18165471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32440892A Expired - Fee Related JP3293910B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 光ファイバジャイロ用センシングファイバ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293910B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020134623A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 富士通株式会社 | 波長変換器及び伝送装置 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP32440892A patent/JP3293910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020134623A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 富士通株式会社 | 波長変換器及び伝送装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3293910B2 (ja) | 2002-06-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |