JPH0617444A - 建設機械用遠隔操作装置 - Google Patents

建設機械用遠隔操作装置

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JPH0617444A
JPH0617444A JP4197595A JP19759592A JPH0617444A JP H0617444 A JPH0617444 A JP H0617444A JP 4197595 A JP4197595 A JP 4197595A JP 19759592 A JP19759592 A JP 19759592A JP H0617444 A JPH0617444 A JP H0617444A
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construction machine
display
remote
power shovel
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JP4197595A
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Masahiko Minamoto
雅彦 源
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モニタテレビから視線を外すことなく建設機
械の遠隔操作を行うことができる遠隔操作装置を提供す
る。 【構成】 パワーショベルに設けられた操作用のスイッ
チ類と同じ、イグニッションスイッチ23やレバー24
乃至28を、ディスプレイ111に表示されたパワーシ
ョベルの作業領域Aの画像に重ねて表示させ、ディスプ
レイ111に表示されたカーソル171をマウスの操作
で動かして、イグニッションスイッチ23やレバー24
乃至28をディスプレイ111の表示画面上で操作し、
その操作に応じた動作制御用信号を、ホストコンピュー
タからパワーショベルの主制御装置に出力させるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械を遠隔地で操
作する際に用いられる遠隔操作装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、建設現場においては、各種作業の
省力化や作業環境の向上を図るために、パワーショベル
やブルドーザといった建設機械の遠隔操作が推進されて
いる。そして、これらの機械を遠隔操作する場合には、
建設機械側に人間の目の代わりを果たすテレビカメラが
設けられ、遠隔操作地点には、テレビカメラで撮影した
画像を表示するモニタテレビと、操作用スイッチ類等か
らなる操作盤とが設けられる。
【0003】従って、従来は、遠隔操作地点で建設機械
の遠隔操作を行うオペレータが、一方ではモニタテレビ
を見て現場の状況を把握しながら、他方では操作盤を見
て操作用スイッチ類の操作を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来は、モニタテレビと操作盤とを交互に見な
がら遠隔操作を行わなければならないので、注意力が散
漫になり操作が行いにくくなる不具合があった。また、
従来は、現場の状況を視覚のみによって把握していたの
で、エンジン音の変化によって機械の調子や動作状態を
把握することができない不具合があった。
【0005】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的とするところは、モニタテレビから視
線を外すことなく建設機械の遠隔操作を行うことができ
る遠隔操作装置を提供することにあり、第2の目的とす
るところは、視覚に加えて音声により現場の状況を把握
することができる遠隔操作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために本発明は、建設機械を遠隔地で遠隔操作するた
めの遠隔操作装置であって、前記建設機械の作業領域を
撮影する撮影手段と、前記建設機械の操作用スイッチ類
の画像を生成する操作用画像生成手段と、前記撮影手段
で撮影された画像に前記操作画像生成手段で生成された
画像を合成する画像合成手段と、前記遠隔地に設けら
れ、前記画像合成手段で合成された画像を表示する表示
手段と、前記表示手段の画面上に表示された前記操作用
スイッチ類を該画面上で操作するための操作用入力手段
と、前記操作用入力手段による前記画面上での前記操作
用スイッチ類の操作に連動して前記建設機械の動作を制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。また、前
記第1の目的に加えて前記第2の目的を達成するために
本発明は、前記建設機械に設けられた集音マイクと、前
記遠隔地に設けられ前記集音マイクで集音された音声を
出力するスピーカとをさらに備えるものとした。
【0007】さらに、前記第2の目的を達成するために
本発明は、建設機械を遠隔地で遠隔操作するための遠隔
操作装置であって、前記建設機械の作業領域を撮影する
撮影手段と、前記建設機械に設けられた集音マイクと、
前記遠隔地に設けられ前記撮影手段で撮影された画像を
表示する表示手段と、前記遠隔地に設けられ前記集音マ
イクで集音された音声を出力するスピーカとを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による遠隔操作装置を含
むパワーショベルの遠隔操作側の概略装置構成を示す説
明図、図2は遠隔操作されるパワーショベルを示す側面
図、図3は図1に示す遠隔操作装置の要部構成を一部ブ
ロックにて示す説明図である。
【0009】図2において1は、建設現場2で地山3の
掘削を行うパワーショベル(建設機械に相当)であり、
クローラ101と、クローラ101に対して水平方向へ
旋回可能に設けられた旋回台102と、旋回台102に
対して上下方向へ回動可能に設けられたアーム103
と、アーム103に対して上下方向へ回動可能に設けら
れたブーム104と、ブーム104に対して上下方向へ
回動可能に設けられたバケット105とを備えている。
また、パワーショベル1は、全体制御用の主制御装置
と、クローラ101、旋回台102、アーム103、ブ
ーム104、及びバケット105の駆動を制御する駆動
制御装置(図示せず)と、ディーゼルエンジンや油圧ポ
ンプからなり駆動制御装置によって制御される駆動源
(図示せず)とを備えている。
【0010】旋回台102内には、パワーショベル1の
作業領域Aを撮影するテレビカメラ106(撮影手段に
相当)と、撮影方向を指向する単一指向性の集音マイク
107とが設けられており、アーム103の上面には無
指向性のアンテナ108が設けられている。テレビカメ
ラ106は、図2中では1台のみ示しているが、実際に
は立体的な画像を得るために、旋回台102にオペレー
タ(図示せず)が搭乗した際にそのオペレータの左目及
び右目が位置する箇所にそれぞれ1台ずつ設けられてい
る。同様に、集音マイク107は、図2中では1本のみ
示しているが、実際には立体的な音場を得るために、旋
回台102にオペレータが搭乗した際にそのオペレータ
の左耳及び右耳が位置する箇所にそれぞれ1本ずつ設け
られている。
【0011】そして、2台のテレビカメラ106で撮影
された画像の信号と、2本の集音マイク107で集音さ
れた音声の信号とは、不図示の変調器でそれぞれ変調さ
れて、アンテナ108から空中に無線で送出される。ま
た、アンテナ108で受信された無線信号は、不図示の
復調器で復調された後に前記主制御装置に入力される。
【0012】一方、図1において5は、建設現場2から
離れた中継点4に立設された支柱であり、その上端には
中継アンテナ6と監視カメラ7とが設けられている。中
継アンテナ6は、パワーショベル1と後述のコントロー
ルルーム8との間で信号の空間伝送を行うためにパワー
ショベル1のアンテナ108に対応して設けられたもの
で、監視カメラ7は、パワーショベル1及びその周辺を
撮影するものである。尚、中継アンテナ6及び監視カメ
ラ7の指向方向の変更は、コントロールルーム8側にて
遠隔操作可能とされている。
【0013】図1において8は、パワーショベル1の遠
隔操作が行われるコントロールルーム(遠隔地に相当)
であり、中継点4の近傍に設けられている。コントロー
ルルーム8には、監視カメラ7で撮影した画像を表示す
る監視モニタ9と、監視モニタ9と向かい合わせに配置
されたデスク10と、デスク10の上方に配置された立
体視モニタ装置11と、立体視モニタ装置11の両側に
配置された2本のスピーカ12(図1では1本のみ示し
ている)と、ホストコンピュータ13及びワイヤレスモ
デム14とが設けられている。
【0014】立体視モニタ装置11はボックス型を呈し
ており、図1には示していないがその内部は、パワーシ
ョベル1の遠隔操作を行うオペレータOが左目で覗き込
む左ボックス部分と右目で覗き込む右ボックス部分とに
区画されている。図3に示すように、立体視モニタ装置
11の左右の各ボックス部分内には、ブラウン管等のデ
ィスプレイ111(表示手段に相当)と、中継点4の中
継アンテナ6が接続されたチューナ112と、チューナ
112及び後述のRGB=NTSC信号変換用ボード1
5が接続された画像合成装置(画像合成手段に相当)1
13とが設けられており、チューナ112には、図1中
では示していないが、スピーカ12も接続されている。
尚、各ボックス部分外にはスイッチボックス114が設
けられている。
【0015】ホストコンピュータ13は、パワーショベ
ル1の動作制御用信号を出力すると共に、パワーショベ
ル1に設けられた操作用スイッチ類(図示せず)と同じ
操作用スイッチ類の画像B(図4)を生成するもので、
図1に示すように、ホストコンピュータ13にはワイヤ
レスモデム14が接続されており、ワイヤレスモデム1
4には中継アンテナ6がワイヤレス接続されている。
【0016】ホストコンピュータ13から出力されるパ
ワーショベル1の動作制御用信号は、ワイヤレスモデム
14で変調されて中継アンテナ6から空中に無線で送出
される。一方、ホストコンピュータ13で生成された操
作用スイッチ類の画像Bは、ホストコンピュータ13の
外部スロットに挿入されたRGB=NTSC信号変換用
ボード15(図3)を介して、立体視モニタ装置11の
左右の各ボックス部分に設けられた画像合成装置113
に出力される。
【0017】また、図3に示すようにホストコンピュー
タ13には、キーボード16とマウス17(操作用入力
手段に相当)とが接続されており、マウス17は、パワ
ーショベル1の遠隔操作の際にデスク10上で使用され
る。さらに、立体視モニタ装置11に付設されたスイッ
チボックス114の切換状態は、ホストコンピュータ1
3の外部スロットに挿入されたI/Oボード18を介し
てホストコンピュータ13内にて検出される。そして、
ホストコンピュータ13は、スイッチボックス114の
切換状態に応じて、内部で生成された操作用スイッチ類
の画像Bを画像合成装置113に対して出力し、或はそ
の出力を停止する。
【0018】尚、本実施例では、操作用画像生成手段及
び制御手段がホストコンピュータ13で構成されてお
り、このホストコンピュータ13と、テレビカメラ10
6、集音アンテナ107、アンテナ108、中継アンテ
ナ6、立体視モニタ装置11、スピーカ12、及びマウ
ス17で遠隔操作装置が構成されている。
【0019】次に、上記構成による本実施例の遠隔操作
装置によってパワーショベル1の遠隔操作を行う場合に
ついて説明する。先に述べたように、パワーショベル1
の2台のテレビカメラ106で撮影された画像の信号
は、アンテナ108から空中に送出されて中継アンテナ
6乃至立体視モニタ装置11の左右の各ボックス部分に
設けられたチューナ112で受信され、画像合成装置1
13を介してディスプレイ111に入力される。
【0020】このため、立体視モニタ装置11の左ボッ
クス部分に設けられたディスプレイ111には、旋回台
102に搭乗した不図示のオペレータの、左目の視界に
応じた作業領域Aの画像が表示され、一方、右ボックス
部分に設けられたディスプレイ111には、不図示のオ
ペレータの左目の視界に応じた作業領域Aの画像が表示
される。従って、コントロールルーム8のオペレータO
は、立体視モニタ装置11の左右の各ボックス部分を左
右の目でそれぞれ覗き込んで、パワーショベル1の作業
領域Aの立体的な画像を見ながらパワーショベル1の遠
隔操作を行っている。
【0021】さて、パワーショベル1の操作に必要な操
作用スイッチ類をディスプレイ111に表示させるため
に、オペレータOがスイッチボックス114を切り換え
ると、ホストコンピュータ13で生成された操作用スイ
ッチ類の画像Bが、RGB=NTSC信号変換用ボード
15でRGB信号からNTSC信号に変換されて、左右
の各ボックス部分に設けられた画像合成装置113に入
力される。すると、画像合成装置113では、NTSC
信号に変換されたホストコンピュータ13からの操作用
スイッチ類の画像Bが、立体視モニタ装置11の左右の
各ボックス部分に設けられたディスプレイ111に表示
されている、パワーショベル1の2台のテレビカメラ1
06で撮影された画像に重ねて表示されるように、画像
信号の合成処理が行われる。
【0022】これに伴い、立体視モニタ装置11の左右
の各ボックス部分に設けられたディスプレイ111に
は、図4に示すように、表示画面の上部にテレビカメラ
106で撮影された作業領域Aの画像が表示され、下部
にホストコンピュータ13で生成された操作用スイッチ
類の画像Bが表示される。ここで、図4に示した、ディ
スプレイ111の表示画面の下部に表示される操作用ス
イッチ類の画像Bの内容を説明すると、図4中21はデ
ィーゼルエンジンの回転計、22は燃料計、23は押圧
ボタン式のイグニッションスイッチである。また、24
は前後進レバー、25は操舵レバー、26は旋回台10
2の旋回レバー、27はアーム103の回動レバー、2
8はバケット105の回動レバーであり、以後の説明で
はこれらを総称してレバーと称する場合がある。
【0023】尚、回転計21及び燃料計22におけるゲ
ージの表示は、パワーショベル1の主制御装置からホス
トコンピュータ13へ無線で適宜供給される情報に基づ
いて行われる。
【0024】そこで、オペレータOは、デスク10上で
マウス17を操作し、ディスプレイ111に表示される
矢印型のカーソル171の移動動作とクリック動作とに
よって、所望のイグニッションスイッチ23、又はレバ
ー24乃至28をディスプレイ111の表示画面上で操
作する。すると、マウス17の操作がホストコンピュー
タ13にて検出され、その操作に応じて、ディスプレイ
111の表示画面上におけるイグニッションスイッチ2
3の押圧状態やレバー24乃至28の位置が変更され
る。また、これと同時に、表示画面上で操作されたイグ
ニッションスイッチ23又はレバー24乃至28とその
操作内容とを示すパワーショベル1の動作制御用信号
が、ホストコンピュータ13内で生成される。
【0025】生成されたパワーショベル1の動作制御用
信号は、ワイヤレスモデム14、中継アンテナ6、及び
アンテナ108を介してパワーショベル1の主制御装置
に入力される。そして、この入力された動作制御用信号
に基づいて、ディーゼルエンジンや油圧ポンプ等の駆動
源が駆動制御装置により駆動制御されて、ディスプレイ
111の表示画面上で操作されたイグニッションスイッ
チ23又はレバー24乃至28の操作内容に応じた動作
が各駆動部分で行われる。
【0026】これと共に、パワーショベル1の旋回台1
2に設けられた2本の集音マイク107で集音された、
パワーショベル1の周辺の音声の信号が、アンテナ10
8、及び中継アンテナ6を介してチューナ112に入力
される。入力された信号はチューナ112で復調され、
立体視モニタ装置11の両側に配置された2本のスピー
カ12から音声出力される。
【0027】このように、本実施例の遠隔操作装置で
は、パワーショベル1に設けられた操作用のスイッチ類
と同じ、イグニッションスイッチ23やレバー24乃至
28を、パワーショベル1に設けたテレビカメラ106
による撮影画像の表示を行うディスプレイ111に重ね
て表示させ、マウス17の操作によるディスプレイ11
1の表示画面上でのイグニッションスイッチ23やレバ
ー24乃至28の操作に応じた動作制御用信号を、ホス
トコンピュータ13からパワーショベル1の主制御装置
に出力させるようにした。このため、オペレータOは、
ディスプレイ111から視線を外すことなくパワーショ
ベル1の遠隔操作を行うことができ、よって、オペレー
タOの注意力が散漫になるのを防止して操作を行い易く
することができる。
【0028】さらに、本実施例の遠隔操作装置では、パ
ワーショベル1の周辺の音声を、旋回台12に設けられ
た2本の集音マイク107で集音して、立体視モニタ装
置11の両側に配置された2本のスピーカ12から音声
出力するようにした。このため、オペレータOは、ディ
スプレイ111の目視による視覚的な状況把握に加え、
スピーカ12から出力される音声を聴くことによる聴覚
的な状況把握を行え、よって、ディスプレイ111を見
るだけでは把握することができない、ディーゼルエンジ
ンのエンジン音の変化による機械の調子や動作状態の
良、不良等を把握することができる。
【0029】尚、本実施例では、操作用入力手段として
マウス17を用いたが、マウスの代わりにトラックボー
ルやジョイスティック等を用いてもよい。また、テレビ
カメラ、集音マイク、モニタ装置、及びスピーカを各1
つずつとし、通常の平面的画像を表示し、或は、モノラ
ルで音声出力する構成としてもよいが、本実施例のよう
に、パワーショベル1の作業領域Aの画像を立体的に表
示させ、或は、パワーショベル1の周辺の音声をステレ
オで音声出力させる構成とすれば、実際にパワーショベ
ル1の旋回台12に搭乗したときの感覚に近い、所謂バ
ーチャルリアリティー的な効果を得ることができる。
【0030】さらに、本実施例では、ディスプレイ11
1の表示画面上にイグニッションスイッチ23やレバー
24乃至28を表示させるものとしたが、これらの代わ
りにスイッチ類を表示させ、ディスプレイ111にタッ
チセンサを組み込んで、オペレータOがディスプレイ1
11の表示画面上に触れてスイッチ類の操作を行うよう
にしてもよく、この場合には、タッチセンサが操作用入
力手段に相当する。
【0031】また、本実施例では、パワーショベル1の
遠隔操作に必要なスイッチ類をディスプレイ111に表
示させ、且つ、パワーショベル1の周辺の音声をスピー
カ12から音声出力させる構成としたが、これらのいず
れか一方を省略した構成としてもよい。そして、本実施
例では、パワーショベル1の遠隔操作を行う場合につい
て示したが、ブルドーザやその他の建設機械の遠隔操作
にも本発明の遠隔操作装置を適用できることは言うまで
もない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遠
隔地で遠隔操作される建設機械の作業領域を撮影手段で
撮影し、前記建設機械の操作用スイッチ類の画像を操作
用画像生成手段で生成し、前記撮影手段で撮影された画
像に前記操作画像生成手段で生成された画像を合成し
て、遠隔地に設けた表示手段に表示すると共に、前記表
示手段の画面上に表示された前記操作用スイッチ類を操
作用入力手段により画面上で操作し、その操作に連動し
て前記建設機械の動作を制御手段で制御するようにし
た。このため、建設機械の動作状態を表示する表示手段
から視線を外すことなく建設機械の遠隔操作を行うこと
ができ、よって、注意力が散漫になるのを防止して操作
を行い易くすることができる。
【0033】また、本発明によれば、遠隔地で遠隔操作
される建設機械の作業領域を撮影手段で撮影し、前記撮
影手段で撮影された画像を、遠隔地に設けた表示手段に
表示すると共に、前記建設機械の周辺の音声を集音マイ
クで集音し、集音された音声を、前記遠隔地に設けらた
スピーカから出力させるようにしたので、視覚に加えて
音声により現場の状況を把握することができ、よって、
表示手段を見るだけでは把握することができない、エン
ジン音の変化による機械の調子や動作状態の良、不良等
を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による遠隔操作装置を含むパ
ワーショベルの遠隔操作側の概略装置構成を示す説明図
である。
【図2】図1に示す遠隔操作装置により遠隔操作される
パワーショベルを示す側面図である。
【図3】図1に示す遠隔操作装置の要部構成を一部ブロ
ックにて示す説明図である。
【図4】図3に示すディスプレイの表示画面の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 パワーショベル(建設機械) 106 テレビカメラ(撮影手段) 107 集音マイク 111 ディスプレイ(表示手段) 113 画像合成装置(画像合成手段) 8 コントロールルーム(遠隔地) 12 スピーカ 13 ホストコンピュータ(操作用画像生成手段、制御
手段) 17 マウス(操作用入力手段) 23 イグニッションスイッチ(操作用スイッチ類) 24 前後進レバー(操作用スイッチ類) 25 操舵レバー(操作用スイッチ類) 26 旋回レバー(操作用スイッチ類) 27,28 回動レバー(操作用スイッチ類) A 作業領域 B 操作用スイッチ類の画像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械を遠隔地で遠隔操作するための
    遠隔操作装置であって、 前記建設機械の作業領域を撮影する撮影手段と、 前記建設機械の操作用スイッチ類の画像を生成する操作
    用画像生成手段と、 前記撮影手段で撮影された画像に前記操作画像生成手段
    で生成された画像を合成する画像合成手段と、 前記遠隔地に設けられ、前記画像合成手段で合成された
    画像を表示する表示手段と、 前記表示手段の画面上に表示された前記操作用スイッチ
    類を該画面上で操作するための操作用入力手段と、 前記操作用入力手段による前記画面上での前記操作用ス
    イッチ類の操作に連動して前記建設機械の動作を制御す
    る制御手段と、 を備えることを特徴とする建設機械用遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 前記建設機械に設けられた集音マイク
    と、前記遠隔地に設けられ前記集音マイクで集音された
    音声を出力するスピーカとをさらに備える請求項1記載
    の建設機械用遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 建設機械を遠隔地で遠隔操作するための
    遠隔操作装置であって、 前記建設機械の作業領域を撮影する撮影手段と、 前記建設機械に設けられた集音マイクと、 前記遠隔地に設けられ前記撮影手段で撮影された画像を
    表示する表示手段と、 前記遠隔地に設けられ前記集音マイクで集音された音声
    を出力するスピーカと、 を備えることを特徴とする建設機械用遠隔操作装置。
JP4197595A 1992-06-30 1992-06-30 建設機械用遠隔操作装置 Pending JPH0617444A (ja)

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