JPH08164341A - 転石破砕装置 - Google Patents
転石破砕装置Info
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- JPH08164341A JPH08164341A JP6332597A JP33259794A JPH08164341A JP H08164341 A JPH08164341 A JP H08164341A JP 6332597 A JP6332597 A JP 6332597A JP 33259794 A JP33259794 A JP 33259794A JP H08164341 A JPH08164341 A JP H08164341A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title abstract 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 9
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠隔操作によって安全、確実に転石Mを破砕
できる転石破砕装置を提供する。 【構成】 転石Mの位置を確認するカメラとその映像を
送信する送信装置とを有し遠隔地で該カメラの映像を見
ながら遠隔操縦可能となした作業車両に、油圧ブレーカ
装置を設け、この油圧ブレーカ装置に先端を複数有した
チゼルを取り付けてなる。
できる転石破砕装置を提供する。 【構成】 転石Mの位置を確認するカメラとその映像を
送信する送信装置とを有し遠隔地で該カメラの映像を見
ながら遠隔操縦可能となした作業車両に、油圧ブレーカ
装置を設け、この油圧ブレーカ装置に先端を複数有した
チゼルを取り付けてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転石破砕装置の改良に関
するもので、特に、人が侵入できない危険地帯にある転
石Mを遠隔操作によって破砕するに適した転石破砕装置
に関するものである。
するもので、特に、人が侵入できない危険地帯にある転
石Mを遠隔操作によって破砕するに適した転石破砕装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大きな転石M(不必要な場所に存
在する岩石等)を撤去するには、作業者が油圧ブレーカ
を転石Mがある場所まで搬入して該転石Mを破砕して、
撤去している。
在する岩石等)を撤去するには、作業者が油圧ブレーカ
を転石Mがある場所まで搬入して該転石Mを破砕して、
撤去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転石Mは危険
な場所にあることが多く、作業者がその場所で作業する
ことは大きな危険性を有することが多いという課題を有
している。
な場所にあることが多く、作業者がその場所で作業する
ことは大きな危険性を有することが多いという課題を有
している。
【0004】そこで本発明は上記課題に鑑みなされたも
ので、遠隔操作によって安全、確実に転石Mを破砕でき
る転石破砕装置を提供することを目的としたものであ
る。
ので、遠隔操作によって安全、確実に転石Mを破砕でき
る転石破砕装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、転石Mの位置を確認するカメラ1とそ
の映像を送信する送信装置4とを有し遠隔地で該カメラ
1の映像を見ながら遠隔操縦可能となした作業車両3
に、油圧ブレーカ装置10を設け、この油圧ブレーカ装
置10に先端を複数有したチゼル2を取り付けてなる技
術的手段を講じたものである。
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、転石Mの位置を確認するカメラ1とそ
の映像を送信する送信装置4とを有し遠隔地で該カメラ
1の映像を見ながら遠隔操縦可能となした作業車両3
に、油圧ブレーカ装置10を設け、この油圧ブレーカ装
置10に先端を複数有したチゼル2を取り付けてなる技
術的手段を講じたものである。
【0006】また、「請求項2」の発明は、転石Mの位
置を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4
とを有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦
可能となした作業車両3に、油圧ブレーカ装置10を設
け、この油圧ブレーカ装置10に基部柱体21の外周面
にチゼル本体22,22,22を固着したチゼル2aを
取り付けてなる転石破砕装置。
置を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4
とを有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦
可能となした作業車両3に、油圧ブレーカ装置10を設
け、この油圧ブレーカ装置10に基部柱体21の外周面
にチゼル本体22,22,22を固着したチゼル2aを
取り付けてなる転石破砕装置。
【0007】また、「請求項3」の発明は、転石Mの位
置を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4
とを有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦
可能となした作業車両3に、油圧ブレーカ装置10を設
け、この油圧ブレーカ装置10に先端が放射翼状となし
たチゼル2aを取り付けてなる技術的手段を講じたもの
である。
置を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4
とを有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦
可能となした作業車両3に、油圧ブレーカ装置10を設
け、この油圧ブレーカ装置10に先端が放射翼状となし
たチゼル2aを取り付けてなる技術的手段を講じたもの
である。
【0008】また、「請求項4」の発明は、転石Mの位
置を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4
とを有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦
可能となした作業車両3に、複数台の油圧ブレーカ装置
10,10,10を一か所に束ねた状態に設けてなる技
術的手段を講じたものである。
置を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4
とを有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦
可能となした作業車両3に、複数台の油圧ブレーカ装置
10,10,10を一か所に束ねた状態に設けてなる技
術的手段を講じたものである。
【0009】また、「請求項5」の発明は、「請求項
1」乃至「請求項4」記載のカメラ(1)が作業車両
(3)とは別の遠隔操縦可能となした車両(3a)に取
り付けてなる技術的手段を講じたものである。
1」乃至「請求項4」記載のカメラ(1)が作業車両
(3)とは別の遠隔操縦可能となした車両(3a)に取
り付けてなる技術的手段を講じたものである。
【0010】また、「請求項6」記載の発明は、「請求
項1」乃至「請求項5」記載のカメラ(1)が二台の車
両(3a)または車両(3a)と作業車両(3)とに取
り付けられ、二方向より転石(M)の位置を確認するよ
うになした技術的手段を講じたものである。
項1」乃至「請求項5」記載のカメラ(1)が二台の車
両(3a)または車両(3a)と作業車両(3)とに取
り付けられ、二方向より転石(M)の位置を確認するよ
うになした技術的手段を講じたものである。
【0011】
【作用】それ故、本発明転石破砕装置は、転石Mを映像
で確認しながら、遠隔操作でこれを破砕できる作用を呈
する。
で確認しながら、遠隔操作でこれを破砕できる作用を呈
する。
【0012】しかし、上記映像での転石Mの確認は遠近
感が得られずらく、油圧ブレーカ装置10のチゼル2を
最適箇所に位置させることは必ずしも容易ではない。チ
ゼル2が適所に位置しないと、例えばチゼル2の先端が
転石Mの中央でなく急斜面の途中に当たっているような
場合、油圧ブレーカ装置10で衝撃力を加えるとこれが
滑って、うまく転石Mを破砕できないばかりか、油圧ブ
レーカ装置10を破損したり、転石Mを動かしてしまう
ようなこともあるが、本発明ではチゼル2,2a,2b
が転石Mに一点接触ではなく、数点接触したり線接触す
るので、チゼルの滑りを抑え確実に転石Mを破砕する作
用を呈するものである。
感が得られずらく、油圧ブレーカ装置10のチゼル2を
最適箇所に位置させることは必ずしも容易ではない。チ
ゼル2が適所に位置しないと、例えばチゼル2の先端が
転石Mの中央でなく急斜面の途中に当たっているような
場合、油圧ブレーカ装置10で衝撃力を加えるとこれが
滑って、うまく転石Mを破砕できないばかりか、油圧ブ
レーカ装置10を破損したり、転石Mを動かしてしまう
ようなこともあるが、本発明ではチゼル2,2a,2b
が転石Mに一点接触ではなく、数点接触したり線接触す
るので、チゼルの滑りを抑え確実に転石Mを破砕する作
用を呈するものである。
【0013】また、「請求項6」の発明は、二方向より
転石(M)の位置を確認するようになしてあるのでより
確実にチゼルの位置を操作でき滑りを抑え確実に転石M
を破砕する作用を呈するものである。
転石(M)の位置を確認するようになしてあるのでより
確実にチゼルの位置を操作でき滑りを抑え確実に転石M
を破砕する作用を呈するものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面にしたがっ
て説明する。図中、3が転石Mの位置を確認するカメラ
1とその映像を送信する送信装置4とを有し遠隔地で該
カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦可能となした作業車
両である。
て説明する。図中、3が転石Mの位置を確認するカメラ
1とその映像を送信する送信装置4とを有し遠隔地で該
カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦可能となした作業車
両である。
【0015】上記作業車両3は、図示例ではキャタピラ
走行式のものを使用しているが、所望場所に侵入できる
ものであればよく、通常の車輪走行式であってもよいの
は無論で、さらには、歩行式ロボット方式であってもよ
い。
走行式のものを使用しているが、所望場所に侵入できる
ものであればよく、通常の車輪走行式であってもよいの
は無論で、さらには、歩行式ロボット方式であってもよ
い。
【0016】また、この作業車両3には従来公知な縦軸
を中心軸として回動可能な機台32とこの機台32より
突設して油圧シリンダー33a,33b,33cで駆動
する可動式の作業アーム31とを設けて有るが、この機
台32は省略してもよく、また、作業アーム31は後記
する油圧ブレーカ装置10を作業車両3に直接取り付け
ることで省略してもよい。
を中心軸として回動可能な機台32とこの機台32より
突設して油圧シリンダー33a,33b,33cで駆動
する可動式の作業アーム31とを設けて有るが、この機
台32は省略してもよく、また、作業アーム31は後記
する油圧ブレーカ装置10を作業車両3に直接取り付け
ることで省略してもよい。
【0017】そして、上記遠隔操作は通常無線で行わ
れ、図示しない中央監視室で制御するが、この遠隔操作
は以下のごときものである。 「車両走行制御」車両の走行、停車、方向転換を制御す
る。 「操作アームの駆動」本実施例は前記したように可動式
操作アーム31を有しており、この操作アーム31の駆
動制御を行う。 「カメラ制御」カメラ1(テレビカメラ)の撮影方向を
所望の方向とする制御を行う。 「油圧ブレーカの制御」油圧ブレーカ10の運転・運転
停止の制御を行う。 「その他の制御」図示はしていないが、必要な場合はア
ウトリガーの出し入れ制御を行う。また、作業開始時の
車両用または油圧ユニット用の電源投入、作業終了時の
電源遮断等の所望の制御も必要に応じて行うものであ
る。
れ、図示しない中央監視室で制御するが、この遠隔操作
は以下のごときものである。 「車両走行制御」車両の走行、停車、方向転換を制御す
る。 「操作アームの駆動」本実施例は前記したように可動式
操作アーム31を有しており、この操作アーム31の駆
動制御を行う。 「カメラ制御」カメラ1(テレビカメラ)の撮影方向を
所望の方向とする制御を行う。 「油圧ブレーカの制御」油圧ブレーカ10の運転・運転
停止の制御を行う。 「その他の制御」図示はしていないが、必要な場合はア
ウトリガーの出し入れ制御を行う。また、作業開始時の
車両用または油圧ユニット用の電源投入、作業終了時の
電源遮断等の所望の制御も必要に応じて行うものであ
る。
【0018】なお、上記各種の制御信号は遠隔地の中央
監視室より無線で送信され、それを制御用アンテナ51
乃至無線モデム5で受信して各種機器を制御するように
なしてある。
監視室より無線で送信され、それを制御用アンテナ51
乃至無線モデム5で受信して各種機器を制御するように
なしてある。
【0019】また、上記カメラ1も従来公知なものを使
用すればよく、その映像は送信装置4によって、図示し
ない中央制御室等に送信する。なお、映像を送信する送
信装置4は通常図示しない信号処理装置とアンテナ41
とで構成されるが、映像送信用のアンテナ41は指向性
が高いので、該アンテナ41は自動的に同じく図示しな
い受信アンテナの方向を向くものを使用するのが望まし
い。
用すればよく、その映像は送信装置4によって、図示し
ない中央制御室等に送信する。なお、映像を送信する送
信装置4は通常図示しない信号処理装置とアンテナ41
とで構成されるが、映像送信用のアンテナ41は指向性
が高いので、該アンテナ41は自動的に同じく図示しな
い受信アンテナの方向を向くものを使用するのが望まし
い。
【0020】そして、上記作業車両3に油圧ブレーカ装
置10を設け、この油圧ブレーカ装置10に先端を複数
有したチゼル2を取り付けてなる。
置10を設け、この油圧ブレーカ装置10に先端を複数
有したチゼル2を取り付けてなる。
【0021】上記油圧ブレーカ装置10は従来公知なも
のを使用でき、油圧を駆動源として先端に取り付けたチ
ゼル(鑿)に衝撃力を付与するようになして有る。な
お、この油圧ブレーカ装置10は上記衝撃力の反力に充
分抗するように固定されるのは無論で、本実施例では油
圧ブレーカ装置10は操作アーム31の先端に取り付け
られ、この油圧ブレーカ装置10は該操作アーム31を
駆動する油圧シリンダー33a,33b,33cで転石
Mにチゼル2の先端を押圧するようになしてある。
のを使用でき、油圧を駆動源として先端に取り付けたチ
ゼル(鑿)に衝撃力を付与するようになして有る。な
お、この油圧ブレーカ装置10は上記衝撃力の反力に充
分抗するように固定されるのは無論で、本実施例では油
圧ブレーカ装置10は操作アーム31の先端に取り付け
られ、この油圧ブレーカ装置10は該操作アーム31を
駆動する油圧シリンダー33a,33b,33cで転石
Mにチゼル2の先端を押圧するようになしてある。
【0022】上記チゼル2を先端を複数有したようにな
すには、「図2」及び「図3」例はチゼル2aを複数本
の(三本の)チゼル本体22,22,22を所定間隔で
束ねたもので、油圧ブレーカ装置10に装着される基部
柱体21の外周面にチゼル本体22,22,22を溶接
止め等の方法で一体的に連結してある。したがって、こ
の方式では基部柱体21は一本で従来の油圧ブレーカ装
置10のチゼルチャックに装着でき、チゼル本体22,
22,22の先端は三箇所となり、いずれかのチゼル本
体22が転石Mの適所に当たっていれば全体として該チ
ゼル2aが滑ることがないものである。
すには、「図2」及び「図3」例はチゼル2aを複数本
の(三本の)チゼル本体22,22,22を所定間隔で
束ねたもので、油圧ブレーカ装置10に装着される基部
柱体21の外周面にチゼル本体22,22,22を溶接
止め等の方法で一体的に連結してある。したがって、こ
の方式では基部柱体21は一本で従来の油圧ブレーカ装
置10のチゼルチャックに装着でき、チゼル本体22,
22,22の先端は三箇所となり、いずれかのチゼル本
体22が転石Mの適所に当たっていれば全体として該チ
ゼル2aが滑ることがないものである。
【0023】また、「図4」及び「図5」の例は、先端
が放射翼状となしたチゼル2bを取り付けてなるもの
で、このチゼル2bは、チゼル本体23の下部にこのチ
ゼル本体23の周面から放射状に突出した放射翼板部2
4,24,24,24を有してなり、刃先は「図5」に
示したように十字状等の放射板状になしてある。なお、
上記各放射翼板部24は所定の幅を有して、十字状等の
放射板部24,24,24,24のいずれかの部位が転
石Mの適所に当る確率が高くなるようになしてある。
が放射翼状となしたチゼル2bを取り付けてなるもの
で、このチゼル2bは、チゼル本体23の下部にこのチ
ゼル本体23の周面から放射状に突出した放射翼板部2
4,24,24,24を有してなり、刃先は「図5」に
示したように十字状等の放射板状になしてある。なお、
上記各放射翼板部24は所定の幅を有して、十字状等の
放射板部24,24,24,24のいずれかの部位が転
石Mの適所に当る確率が高くなるようになしてある。
【0024】また、「図1」「図6」及び「図7」の例
は、複数台の油圧ブレーカ装置10,10,10を一か
所に束ねた状態に設けたもので、各油圧ブレーカ装置1
0は夫々チゼル2が装着されるのは無論で、このチゼル
2は従来の単なる棒状のものであってもよく、各油圧ブ
レーカ装置10のチゼル2が集まって転石Mの複数箇所
に該チゼル2の先端が当たるようになしてある。なお、
図示例では三台の油圧ブレーカ装置10,10,10
「図7」に示すように一か所に束ねた状態に設け、転石
Mの適所にいずれかの油圧ブレーカ装置10のチゼル2
が当たるようになしてある。
は、複数台の油圧ブレーカ装置10,10,10を一か
所に束ねた状態に設けたもので、各油圧ブレーカ装置1
0は夫々チゼル2が装着されるのは無論で、このチゼル
2は従来の単なる棒状のものであってもよく、各油圧ブ
レーカ装置10のチゼル2が集まって転石Mの複数箇所
に該チゼル2の先端が当たるようになしてある。なお、
図示例では三台の油圧ブレーカ装置10,10,10
「図7」に示すように一か所に束ねた状態に設け、転石
Mの適所にいずれかの油圧ブレーカ装置10のチゼル2
が当たるようになしてある。
【0025】なお、上記カメラ1は必ずしも作業車両3
に取り付けなくてもよく、カメラ1を別の車両3aに取
り付けても実施可能で、「請求項5」では上記カメラ1
が作業車両3とは別の遠隔操縦可能となした車両3aに
取り付けてなる。なお、図では車両3aと作業車両3と
は同じもので示しているが、作業車両3は一台でよいの
で、もう一台を転石Mの破砕用に使用せずに主にカメラ
1用に使用してもよく、さらには、別途に油圧ブレーカ
装置10乃至チゼル2を有さないカメラ専用の車両3a
を用意してもよいものである。なお、車両3aは遠隔操
縦可能となし、カメラ1の映像を送信する送信装置4を
有してなるのは無論である。
に取り付けなくてもよく、カメラ1を別の車両3aに取
り付けても実施可能で、「請求項5」では上記カメラ1
が作業車両3とは別の遠隔操縦可能となした車両3aに
取り付けてなる。なお、図では車両3aと作業車両3と
は同じもので示しているが、作業車両3は一台でよいの
で、もう一台を転石Mの破砕用に使用せずに主にカメラ
1用に使用してもよく、さらには、別途に油圧ブレーカ
装置10乃至チゼル2を有さないカメラ専用の車両3a
を用意してもよいものである。なお、車両3aは遠隔操
縦可能となし、カメラ1の映像を送信する送信装置4を
有してなるのは無論である。
【0026】さらに、カメラ1は一台で無く二台使用し
二方向より転石Mを確認すると、転石Mの立体形状が推
考できるもので、「請求項6」では上記カメラ1が二台
の車両3aまたは車両3aと作業車両3とに取り付けら
れ、二方向より転石Mの位置を確認するようになしてあ
る。
二方向より転石Mを確認すると、転石Mの立体形状が推
考できるもので、「請求項6」では上記カメラ1が二台
の車両3aまたは車両3aと作業車両3とに取り付けら
れ、二方向より転石Mの位置を確認するようになしてあ
る。
【0027】なお、上記においてカメラ1を二台の車両
3aまたは車両3aと作業車両3とに取り付けるとは、
カメラ1を二台のカメラ専用車両3a,3aに取り付け
作業車両3は別途使用して計三台で作業する場合と、車
両3aと作業車両3とに夫々カメラ1を取り付けた場合
を意味するもので、この後者の場合は計二台で作業でき
ることになる。なお、カメラ1を有した作業車両3を二
台使用し、その内の一台は転石Mの破砕には使用しない
場合も含むものである。
3aまたは車両3aと作業車両3とに取り付けるとは、
カメラ1を二台のカメラ専用車両3a,3aに取り付け
作業車両3は別途使用して計三台で作業する場合と、車
両3aと作業車両3とに夫々カメラ1を取り付けた場合
を意味するもので、この後者の場合は計二台で作業でき
ることになる。なお、カメラ1を有した作業車両3を二
台使用し、その内の一台は転石Mの破砕には使用しない
場合も含むものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のごときで、転石Mの位置
を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4と
を有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦可
能となした作業車両3を使用するので、危険地帯には作
業者が入ることなく転石Mを安全に破砕できる転石破砕
装置を提供できるものである。
を確認するカメラ1とその映像を送信する送信装置4と
を有し遠隔地で該カメラ1の映像を見ながら遠隔操縦可
能となした作業車両3を使用するので、危険地帯には作
業者が入ることなく転石Mを安全に破砕できる転石破砕
装置を提供できるものである。
【0029】また、本発明は先端を複数有したチゼル2
を使用しているので、カメラ1の映像では判別しにくい
位置ずれが多少あっても、チゼル2が滑ってしまうこと
のない転石破砕装置を提供できるものである。
を使用しているので、カメラ1の映像では判別しにくい
位置ずれが多少あっても、チゼル2が滑ってしまうこと
のない転石破砕装置を提供できるものである。
【0029】また、「請求項2」の発明は、チゼル2の
具体例として、基部柱体21の外周面にチゼル本体2
2,22,22を固着したチゼル2aを使用しているの
で、いずれかのチゼル本体22が転石Mに当たる確率が
高くなり、チゼル2aが滑ってしまうことのない転石破
砕装置を提供できるものである。
具体例として、基部柱体21の外周面にチゼル本体2
2,22,22を固着したチゼル2aを使用しているの
で、いずれかのチゼル本体22が転石Mに当たる確率が
高くなり、チゼル2aが滑ってしまうことのない転石破
砕装置を提供できるものである。
【0030】また、「請求項3」の発明は、先端が放射
翼状となしたチゼル2bを使用しているので、チゼル2
を多数並べたと同じ機能を有し上記と同様にカメラ1の
映像では判別しにくい位置ずれが多少あっても、チゼル
2bが滑ってしまうことのない転石破砕装置を提供でき
るものである。
翼状となしたチゼル2bを使用しているので、チゼル2
を多数並べたと同じ機能を有し上記と同様にカメラ1の
映像では判別しにくい位置ずれが多少あっても、チゼル
2bが滑ってしまうことのない転石破砕装置を提供でき
るものである。
【0031】また、「請求項4」の発明は、複数台の油
圧ブレーカ装置10,10,10を一か所に束ねた状態
に設けてなるので、結果として、チゼル2は複数本とな
り同様にカメラ1の映像では判別しにくい位置ずれが多
少あっても、チゼル2が滑ってしまうことのない転石破
砕装置を提供できるものである。なお、「請求項3」の
発明ではチゼル2を複数本使用することで、一本あたり
の衝撃力が少なくなるのを防ぐ効果も兼有するものであ
る。
圧ブレーカ装置10,10,10を一か所に束ねた状態
に設けてなるので、結果として、チゼル2は複数本とな
り同様にカメラ1の映像では判別しにくい位置ずれが多
少あっても、チゼル2が滑ってしまうことのない転石破
砕装置を提供できるものである。なお、「請求項3」の
発明ではチゼル2を複数本使用することで、一本あたり
の衝撃力が少なくなるのを防ぐ効果も兼有するものであ
る。
【0032】また、「請求項5」の発明は、別途カメラ
1を別の車両3aに取り付けてなるので、車両を複数台
必要とするが、使用状況によってはその方が転石Mをよ
り正確に確認できる場合もあり、チゼル2の位置合わせ
の作業性が向上する場合も想定できるものである。
1を別の車両3aに取り付けてなるので、車両を複数台
必要とするが、使用状況によってはその方が転石Mをよ
り正確に確認できる場合もあり、チゼル2の位置合わせ
の作業性が向上する場合も想定できるものである。
【0033】さらに、「請求項5」の発明は、上記カメ
ラ1が二台の車両3aまたは車両3aと作業車両3とに
取り付けられ、二方向より転石Mの位置を確認するよう
になしたので、より確実にチゼル2を所望の位置に位置
させることが容易な転石破砕装置を提供できるものであ
る。
ラ1が二台の車両3aまたは車両3aと作業車両3とに
取り付けられ、二方向より転石Mの位置を確認するよう
になしたので、より確実にチゼル2を所望の位置に位置
させることが容易な転石破砕装置を提供できるものであ
る。
【図1】本発明転石破砕装置の一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】本発明に使用するチゼルの正面図である。
【図3】「図2」部位の底面図である。
【図4】別の実施例のチゼルの正面図である。
【図5】「図4」部位の底面図である。
【図6】さらに別の実施例のチゼルの正面図である。
【図7】「図6」部位の底面図である。
1 カメラ 2 チゼル 2a チゼル 3 作業車両 3a 作業車両 10 油圧ブレーカ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 和典 福岡県福岡市博多区井相田1−8−25 山 ▲崎▼建設株式会社九州支店内 (72)発明者 益子 久男 東京都中央区日本橋小船町10−9 山▲崎 ▼建設株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 転石(M)の位置を確認するカメラ
(1)とその映像を送信する送信装置(4)とを有し遠
隔地で該カメラ(1)の映像を見ながら遠隔操縦可能と
なした作業車両(3)に、油圧ブレーカ装置(10)を
設け、この油圧ブレーカ装置(10)に先端を複数有し
たチゼル(2)を取り付けてなる転石破砕装置。 - 【請求項2】 転石(M)の位置を確認するカメラ
(1)とその映像を送信する送信装置(4)とを有し遠
隔地で該カメラ(1)の映像を見ながら遠隔操縦可能と
なした作業車両(3)に、油圧ブレーカ装置(10)を
設け、この油圧ブレーカ装置(10)に基部柱体(2
1)の外周面にチゼル本体(22,22,22)を固着
したチゼル(2a)を取り付けてなる転石破砕装置。 - 【請求項3】 転石(M)の位置を確認するカメラ
(1)とその映像を送信する送信装置(4)とを有し遠
隔地で該カメラ(1)の映像を見ながら遠隔操縦可能と
なした作業車両(3)に、油圧ブレーカ装置(10)を
設け、この油圧ブレーカ装置(10)に先端が放射翼状
となしたチゼル(2b)を取り付けてなる転石破砕装
置。 - 【請求項4】 転石(M)の位置を確認するカメラ
(1)とその映像を送信する送信装置(4)とを有し遠
隔地で該カメラ(1)の映像を見ながら遠隔操縦可能と
なした作業車両(3)に、複数台の油圧ブレーカ装置
(10,10,10)を一か所に束ねた状態に設けてな
る転石破砕装置。 - 【請求項5】 上記カメラ(1)が作業車両(3)とは
別の遠隔操縦可能となした車両(3a)に取り付けてな
る「請求項1」乃至「請求項4」記載の転石破砕装置。 - 【請求項6】 上記カメラ(1)が二台の車両(3a)
または車両(3a)と作業車両(3)とに取り付けら
れ、二方向より転石(M)の位置を確認するようになし
た「請求項1」乃至「請求項5」記載の転石破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332597A JPH08164341A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 転石破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332597A JPH08164341A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 転石破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164341A true JPH08164341A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18256727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6332597A Pending JPH08164341A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 転石破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164341A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102327788A (zh) * | 2011-08-03 | 2012-01-25 | 山西东华机械有限公司 | 巷道底鼓液压破碎装置 |
CN102327790A (zh) * | 2011-08-03 | 2012-01-25 | 山西东华机械有限公司 | 巷道底鼓液压破碎车 |
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-
1994
- 1994-12-13 JP JP6332597A patent/JPH08164341A/ja active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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