JPH0617383Y2 - 投写管の破損防止装置 - Google Patents

投写管の破損防止装置

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JPH0617383Y2
JPH0617383Y2 JP1988045663U JP4566388U JPH0617383Y2 JP H0617383 Y2 JPH0617383 Y2 JP H0617383Y2 JP 1988045663 U JP1988045663 U JP 1988045663U JP 4566388 U JP4566388 U JP 4566388U JP H0617383 Y2 JPH0617383 Y2 JP H0617383Y2
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JP
Japan
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projection tube
pad
flat plate
projection
metal flat
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JP1988045663U
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JPH01149180U (ja
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和哉 秋山
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プロジェクションテレビにおいて、投写管を
取付枠に取付ける際の取付圧力によって、この投写管が
破損するのを防止するための投写管の破損防止装置の改
良に関する。
〔従来の技術〕
従来、プロジェクションテレビに使用するガラス製の投
写管の背面のネック近くには、背面が平面となっている
パットが一体的に設けられている。
一方、この投写管を取付ける取付枠は、前面枠と後面枠
とに分割されていて、前面枠には投写管の両面の大きさ
に該当する窓孔が開設されていて、この窓孔の周縁部を
投写管の画面の周囲に当てておく。
そして、後面枠を投写管の背面側から投写管に嵌め、そ
の押圧面を投写管のパットに当てて前面枠と後面枠をネ
ジで締付け、取付枠に投写管が取付けられるものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕 この投写管の取付装置において、ネジの締付けによっ
て、投写管のパットに加わる押圧面からの圧力は100
kg程度の圧力が必要となる。
然るに、従来は前述のように後面枠の押圧面が直接パッ
トを押圧するようになっている。
しかし、パットの面と押圧面とが完全な平行面の時は稀
で、両者の平行度が狂ったり、面に多少の凹凸があった
りして、全面が完全な接触状態とはならず、部分的に圧
力が加わることが多い。
この部分的な圧力の加わり方が、押圧面のエッジ等であ
ったりすると、その圧力の大きさによって投写管のパッ
トが割れてしまう等の事故を生ずることがあった。
これを防止すべく、パットと押圧面との間にゴム板等の
吸収シートを挾むことがあるが、圧力の大きさに比して
柔らかすぎ、圧力を充分に分散することができず、破損
のおそれを無くすことはできなかった。
〔考案の目的〕
本考案は、従来のプロジェクションテレビにおける投写
管取付の際の前述の問題点を解消し、取付枠の締付けに
よる圧力をパット全面に分散し、パットに割れ等の破損
を生じるのを、簡便な手段で防止することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
本考案は前述の目的を達成するためのもので、投写管の
パット面に金属製の平板を接着しておき、取付枠の押圧
面には小突起を形成して前記の金属製の平板の略中央を
この小突起で押圧するようにしたことを要旨とするもの
である。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面について説明する。
1はガラス製の投写管で、そのネック部近くの背面には
パット2が一体的に突設されている。
3は投写管1を取付けるための前面枠で、その前面中央
には投写管1の画面を投写するための窓孔4が開設され
ており、この窓孔4の周囲にはパッキン5が取り付けら
れて、このパッキン5を投写管1との間で挾むようにし
て、窓孔4の周囲が投写管1の画面の周囲に当接されて
いる。
そして、この窓孔4の前面にはレンズ6が取付けられて
いて、レンズ6と投写管1との間には液体が収容され、
レンズとしての役目を果たすと共に投写管1を冷却して
いる。
7は後面枠で、投写管1の後部から投写管1の背面に嵌
められるもので、このように嵌められた時に投写管1の
パット2に接する押圧面8が形成されている。
そして、このパット2には、金属製の平板9が両面接着
テープ、又はボンド等で接着される。
これを、前述のように投写管1の後面から嵌め金属製平
板9の略中央を球状の小突起10を接触した後、ネジ1
1で後面枠7を前面枠3に締付ける。
すると、この締付け圧力で小突起10が金属製の平板9
に加えた圧力は、金属製の平板9が歪む量が少ないた
め、片寄りのない押圧ができパット2の全面に分散さ
れ、パット2の単位面積当りの荷重は低くなり、パット
2が割れるのを未然に防止できるものである。
なお、小突起10が金属製の平板9と当接する位置は、
平板9の略中央、すなわち平板9のエッジ付近でなけれ
ばよい。
〔考案の効果〕
本考案においては、叙上のように、投写管を取付枠に取
付ける際の締付け圧力は、取付枠の小突起で金属の平板
に伝えられ、金属の平板はこの圧力に対して歪むことな
くその圧力を分散して投写管のパットの全面に片寄りな
く均一に伝達する。
そのため、パットの単位面積当りの荷重が低下され、パ
ットに割れ等の破損を生じるのが未然に防止できるもの
である。
また、金属製の平板と取付枠の小突起とは面と点との接
触となるので、両者の寸法誤差、パットや後面枠の精度
などがそれほど問題とならず、取付枠の締付けに対する
作業の注意力もそれ程必要としなくなり、作業の能率化
が図れると共に、構成も簡単で、前述のパットの破損の
ないことと相俟って、コストを下げることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、 第2図は同上の組立断面図である。 1…投写管、2…パット、3…前面枠、7…後面枠、8
…押圧面、9…金属製の平板、10…小突起、11…ネ
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス製の投写管の背面側に一体的に設け
    られた投写管取付用のパットの押圧面に金属製の平板を
    接着すると共に、 前記金属製の平板を介して前記パットを押圧して前記投
    写管を支持する取付枠の前記金属製の平板と対向する部
    分の略中央に、前記金属製の平板と点接触する小突起を
    形成し、 この小突起によって前記金属製の平板を押圧せしめたこ
    と を特徴とする投写管の破損防止装置。
JP1988045663U 1988-04-06 1988-04-06 投写管の破損防止装置 Expired - Lifetime JPH0617383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988045663U JPH0617383Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 投写管の破損防止装置

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JP1988045663U JPH0617383Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 投写管の破損防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01149180U JPH01149180U (ja) 1989-10-16
JPH0617383Y2 true JPH0617383Y2 (ja) 1994-05-02

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ID=31271963

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JP1988045663U Expired - Lifetime JPH0617383Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 投写管の破損防止装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434916Y1 (ja) * 1965-07-05 1968-03-02
JPH0449810Y2 (ja) * 1985-08-06 1992-11-24

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JPH01149180U (ja) 1989-10-16

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