JPH068615Y2 - 分割型表示盤 - Google Patents
分割型表示盤Info
- Publication number
- JPH068615Y2 JPH068615Y2 JP1657487U JP1657487U JPH068615Y2 JP H068615 Y2 JPH068615 Y2 JP H068615Y2 JP 1657487 U JP1657487 U JP 1657487U JP 1657487 U JP1657487 U JP 1657487U JP H068615 Y2 JPH068615 Y2 JP H068615Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display panel
- panel
- main body
- display
- display window
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はアクリル等のプラスチック材料を用いた表示盤
に関するものである。
に関するものである。
（従来の技術） 従来、このような分野の技術としては、第３図及び第４
図に示す如きものがある。第３図及び第４図は従来の表
示盤の構造を示す平面図及び正面図であって、左右端を
折り曲げた本体１の前面所定位置に設けられたねじ孔１
ａに、アクリル表示盤２がねじ３によりねじ止めされ、
本体１の前面にアクリル表示盤２が接合されていた。
図に示す如きものがある。第３図及び第４図は従来の表
示盤の構造を示す平面図及び正面図であって、左右端を
折り曲げた本体１の前面所定位置に設けられたねじ孔１
ａに、アクリル表示盤２がねじ３によりねじ止めされ、
本体１の前面にアクリル表示盤２が接合されていた。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、上記構成の装置では、本体１の素材とア
クリル表示盤２の素材が異なり、熱による膨張係数が異
なるため、周囲温度によっては、アクリル表示盤２に撓
みが発生し、第５図に示す如く、ねじ止めした所で表示
盤２が波打つような形態になるという欠点があった。
クリル表示盤２の素材が異なり、熱による膨張係数が異
なるため、周囲温度によっては、アクリル表示盤２に撓
みが発生し、第５図に示す如く、ねじ止めした所で表示
盤２が波打つような形態になるという欠点があった。
この考案は前記従来技術が持っていた問題点を解決した
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
（問題点を解決するための手段） この考案は前記問題点を解決するために、アクリル表示
盤において、表示窓を有する本体と、外周に段差部が形
成され、この段差部で表示窓に嵌装されかつ本体と素材
が異る複数の隣接する分割体から成る表示盤と、この表
示盤の複数の分割体の各連接部に対向する部分に、弾性
体で作られた複数個のパッドを有する表示窓枠裏面のパ
ネルとを備え、パッドを介してパネルで表示盤を本体に
圧接保持することにより構成したものである。
盤において、表示窓を有する本体と、外周に段差部が形
成され、この段差部で表示窓に嵌装されかつ本体と素材
が異る複数の隣接する分割体から成る表示盤と、この表
示盤の複数の分割体の各連接部に対向する部分に、弾性
体で作られた複数個のパッドを有する表示窓枠裏面のパ
ネルとを備え、パッドを介してパネルで表示盤を本体に
圧接保持することにより構成したものである。
（作用） 本考案によれば、以上のように分割型表示盤を構成した
ので、各分割体は段差部で本体表示窓に容易に嵌装さ
れ、後部からパネルで押し付けられるため、各分割体は
接合部で固定ではなく弾性体で作られたパッドにより圧
接保持され、かつ表示盤は本体の表示窓と周囲に多少の
間隙を有しているため、熱膨張による本体とアクリル表
示盤の膨張率の違いによる膨張分を吸収でき、撓みを小
さくすることが出来る。
ので、各分割体は段差部で本体表示窓に容易に嵌装さ
れ、後部からパネルで押し付けられるため、各分割体は
接合部で固定ではなく弾性体で作られたパッドにより圧
接保持され、かつ表示盤は本体の表示窓と周囲に多少の
間隙を有しているため、熱膨張による本体とアクリル表
示盤の膨張率の違いによる膨張分を吸収でき、撓みを小
さくすることが出来る。
したがって、前記問題点を除去できるのである。
（実施例） 第１図は本考案の一実施例を示す平面図で、第２図はそ
の正面図である。左右端が折り曲げられた本体１１には
その正面に角状の表示窓１１ａが開口し、表示窓枠左右
の裏面にはコ字状のブラケット１２，１２が設けられて
いる。１３は分割型アクリル表示盤で外周は段差部１３
ａが形成されていて、矢印Ａ方向から表示窓１１ａに嵌
装されて表示窓枠１１ｂと同一平面を形成する。１３１
〜１３４はそれぞれ分割された隣接する表示盤１３の分
割体である。又、１４はブラケット１２，１２におい
て、矢印Ａ方向から本体１１に固定されたパネルで、ゴ
ムなどの弾性体で作られた複数個のパッド１５が表示盤
１３の左右端及び分割体１３１〜１３４の連接部に対向
して設けられている。
の正面図である。左右端が折り曲げられた本体１１には
その正面に角状の表示窓１１ａが開口し、表示窓枠左右
の裏面にはコ字状のブラケット１２，１２が設けられて
いる。１３は分割型アクリル表示盤で外周は段差部１３
ａが形成されていて、矢印Ａ方向から表示窓１１ａに嵌
装されて表示窓枠１１ｂと同一平面を形成する。１３１
〜１３４はそれぞれ分割された隣接する表示盤１３の分
割体である。又、１４はブラケット１２，１２におい
て、矢印Ａ方向から本体１１に固定されたパネルで、ゴ
ムなどの弾性体で作られた複数個のパッド１５が表示盤
１３の左右端及び分割体１３１〜１３４の連接部に対向
して設けられている。
次に、上記構成の分割型表示盤の組立について説明する
と、まず、本体１１の表示窓１１ａに矢印Ａ方向から表
示盤１３の分割体１３１〜１３４の順に嵌着すれば、そ
の段差部１３ａが表示窓枠の裏面に当接し、表示盤１３
は本体１１と同一平面を形成する。そこで、同様に、矢
印Ａ方向から、パネル１４を押し付けてブラケット１
２，１２にねじ１６により螺着すれば、表示盤１３の分
割体１３１〜１３４はパネル１４の複数パッド１５によ
って弾性的に圧接されるため、表示盤１３全体としては
パネル１４に保持されることになる。
と、まず、本体１１の表示窓１１ａに矢印Ａ方向から表
示盤１３の分割体１３１〜１３４の順に嵌着すれば、そ
の段差部１３ａが表示窓枠の裏面に当接し、表示盤１３
は本体１１と同一平面を形成する。そこで、同様に、矢
印Ａ方向から、パネル１４を押し付けてブラケット１
２，１２にねじ１６により螺着すれば、表示盤１３の分
割体１３１〜１３４はパネル１４の複数パッド１５によ
って弾性的に圧接されるため、表示盤１３全体としては
パネル１４に保持されることになる。
（考案の効果） 以上詳細に説明したように本考案によれば、アクリル表
示盤を分割して後方から圧接保持するように構成したの
で、熱膨張によって本体とアクリル表示盤の膨張率の差
異による膨張分が分割され、撓みを縮小化することがで
きる。又、アクリル表示盤は表示窓と周囲に多少の間隙
を有して、分割体を隣接せしめ、後方から圧接保持して
いるだけの構造であるから、膨張分を吸収出来る効果が
期待出来、更に、熱膨張係数の違う素材の撓みを防止で
きるので、素材がアクリル以外の表示盤にも適用可能で
ある。
示盤を分割して後方から圧接保持するように構成したの
で、熱膨張によって本体とアクリル表示盤の膨張率の差
異による膨張分が分割され、撓みを縮小化することがで
きる。又、アクリル表示盤は表示窓と周囲に多少の間隙
を有して、分割体を隣接せしめ、後方から圧接保持して
いるだけの構造であるから、膨張分を吸収出来る効果が
期待出来、更に、熱膨張係数の違う素材の撓みを防止で
きるので、素材がアクリル以外の表示盤にも適用可能で
ある。
第１図は本考案の実施例を示す平面図、第２図はその正
面図、第３図は従来例を示す平面図、第４図はその正面
図、第５図は従来例の熱膨張による変形図である。 １１……本体、１２……ブラケット、１３……表示盤、
１４……パネル、１５……パッド、１３１〜１３４……
分割体。
面図、第３図は従来例を示す平面図、第４図はその正面
図、第５図は従来例の熱膨張による変形図である。 １１……本体、１２……ブラケット、１３……表示盤、
１４……パネル、１５……パッド、１３１〜１３４……
分割体。
Claims (1)
- 【請求項１】表示窓を有する本体と、 外周に段差部が形成され、この段差部で表示窓に嵌装さ
れ、かつ本体と素材が異る複数の隣接する分割体から成
る表示盤と、 この表示盤の複数の分割体の各連接部に対向する部分
に、弾性体で作られた複数個のパッドを有する表示窓枠
裏面のパネル とを備え、パッドを介してパネルで表示盤を本体に圧接
保持することを特徴とする分割型表示盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1657487U JPH068615Y2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 分割型表示盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1657487U JPH068615Y2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 分割型表示盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63125884U JPS63125884U (ja) | 1988-08-17 |
| JPH068615Y2 true JPH068615Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30808556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1657487U Expired - Lifetime JPH068615Y2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 分割型表示盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068615Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-09 JP JP1657487U patent/JPH068615Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63125884U (ja) | 1988-08-17 |
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