JPH0617331B2 - 9―デオキシ―9―ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6―トシルヒドラゾン誘導体 - Google Patents
9―デオキシ―9―ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6―トシルヒドラゾン誘導体Info
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- JPH0617331B2 JPH0617331B2 JP18989785A JP18989785A JPH0617331B2 JP H0617331 B2 JPH0617331 B2 JP H0617331B2 JP 18989785 A JP18989785 A JP 18989785A JP 18989785 A JP18989785 A JP 18989785A JP H0617331 B2 JPH0617331 B2 JP H0617331B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はイソカルバサイクリン類の製造法の原料として
有用である6−トシルヒドラゾン誘導体に関する。
有用である6−トシルヒドラゾン誘導体に関する。
<従来技術> プロスタサイクリンは生体において主として動脈の血管
内壁で産生される局所ホルモンであり、その強力な生理
活性、例えば血小板凝集抑制活性,血管拡張活性等によ
り生体の細胞機能を調節する重要な因子であり、このも
のを直接医薬品として供する試みが行なわれている〔ピ
ー・ジェー・ルイス,アンド,ジェー・オー・グラデイ
ー(P.J.Lewis & J.O.Grady)“クリニカル・フ
アーマコロジイー・オブ・プロスタサイクリン(Clinic
al Pharmacology of Prostacyclin)”ラベン・プレ
ス,ニユー・ヨーク(Raven Press,N.Y.),198
1〕。
内壁で産生される局所ホルモンであり、その強力な生理
活性、例えば血小板凝集抑制活性,血管拡張活性等によ
り生体の細胞機能を調節する重要な因子であり、このも
のを直接医薬品として供する試みが行なわれている〔ピ
ー・ジェー・ルイス,アンド,ジェー・オー・グラデイ
ー(P.J.Lewis & J.O.Grady)“クリニカル・フ
アーマコロジイー・オブ・プロスタサイクリン(Clinic
al Pharmacology of Prostacyclin)”ラベン・プレ
ス,ニユー・ヨーク(Raven Press,N.Y.),198
1〕。
しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常に加水分
解されやすいエノールエーテル結合を有するため、中性
又は酸性条件では容易に失活し、医薬品としてはその化
学的不安定性のため好ましい化合物とはいえない。この
ため天然プロスタサイクリンと同様の生理活性を有する
化学的に安定な合成プロスタサイクリン誘導体が内外で
は鋭意検討されている。
解されやすいエノールエーテル結合を有するため、中性
又は酸性条件では容易に失活し、医薬品としてはその化
学的不安定性のため好ましい化合物とはいえない。この
ため天然プロスタサイクリンと同様の生理活性を有する
化学的に安定な合成プロスタサイクリン誘導体が内外で
は鋭意検討されている。
中でもプロスタサイクリンの6,9一位の酸素原子をメチ
レン基で置換した誘導体、(すなわち9(0)−メタノプ
ロスタサイクリン(カルバサイクリン)は化学的安定性
を十分に満足するプロスタサイクリン類として知られて
おり〔デイー・アール・モートンズ(D.R. Mortons)
“プロスタサイクリン(Prosta-cyclin)”ジェー・ア
ール・ベイン,アンド,エス・ベルグストローム(J.
R.Vane and S.Bergstrom),エデイシヨンズ,ラ
ベン プレス,ニユー・ヨーク(Eds,Raven Press,
N.Y),1979,pp31−41参照〕医薬品として
期待されている。しかしこの6,9(0)−メタノプロスタサ
イクリンはその生物活性が天然のプロスタサイクリンよ
りも弱くしかもその作用選択性は特異的とは言えず、必
ずしも好ましい化合物とは言えない。一方池上らおび本
発明者らは、本発明における合成目的化合物であるプロ
スタサイクリンの6,9一位の酸素原子をメチン基すなわ
ち−CH=基で置換した誘導体(イソカルバサイクリン)
を見出しており、その生物活性は天然プロスタサイクリ
ン酸に匹敵することが知られている〔池上ら,テトラヘ
ドロン・レターズ(Tetrahedron Lett.),24,3493
(1983),特開昭59−137445〕。一方イソカル
バサイクリンの合成法については上記文献以外に以下の
ものが知られている。
レン基で置換した誘導体、(すなわち9(0)−メタノプ
ロスタサイクリン(カルバサイクリン)は化学的安定性
を十分に満足するプロスタサイクリン類として知られて
おり〔デイー・アール・モートンズ(D.R. Mortons)
“プロスタサイクリン(Prosta-cyclin)”ジェー・ア
ール・ベイン,アンド,エス・ベルグストローム(J.
R.Vane and S.Bergstrom),エデイシヨンズ,ラ
ベン プレス,ニユー・ヨーク(Eds,Raven Press,
N.Y),1979,pp31−41参照〕医薬品として
期待されている。しかしこの6,9(0)−メタノプロスタサ
イクリンはその生物活性が天然のプロスタサイクリンよ
りも弱くしかもその作用選択性は特異的とは言えず、必
ずしも好ましい化合物とは言えない。一方池上らおび本
発明者らは、本発明における合成目的化合物であるプロ
スタサイクリンの6,9一位の酸素原子をメチン基すなわ
ち−CH=基で置換した誘導体(イソカルバサイクリン)
を見出しており、その生物活性は天然プロスタサイクリ
ン酸に匹敵することが知られている〔池上ら,テトラヘ
ドロン・レターズ(Tetrahedron Lett.),24,3493
(1983),特開昭59−137445〕。一方イソカル
バサイクリンの合成法については上記文献以外に以下の
ものが知られている。
(i) 池上ら: (1) ケミストリー・レターズ(Chem.Lett.),198
4,1069 (2) テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
t.),24,3497(1983), (3) 特開昭59−210044号 (4) ジヤーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイェテイ
ー,ケミカル・コミユニケーシヨン(J.C.SChem. Comm
un.),1984,1602 (ii) 柴崎ら: (1) テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
t.),25,5897(1984) (2) テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
t.),25,1067(1984) (iii) 小島ら: (1) ケミカル・アンド・フアーマシューテイカル・ブ
レテイン(Chem.Pharm.Bull.),32,2866(198
4) (2) 特開昭60−28943号 しかしながら、これら文献に記載された合成法は出発原
料を得るのに多くの工程を有したりまた容易に出発原料
が得られてもイソカルバサイクリンに至るまで多くの工
程を経由したり、また合成途上における異性体分離に困
難を極めたりするなど種々の欠点を有している。
4,1069 (2) テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
t.),24,3497(1983), (3) 特開昭59−210044号 (4) ジヤーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイェテイ
ー,ケミカル・コミユニケーシヨン(J.C.SChem. Comm
un.),1984,1602 (ii) 柴崎ら: (1) テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
t.),25,5897(1984) (2) テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
t.),25,1067(1984) (iii) 小島ら: (1) ケミカル・アンド・フアーマシューテイカル・ブ
レテイン(Chem.Pharm.Bull.),32,2866(198
4) (2) 特開昭60−28943号 しかしながら、これら文献に記載された合成法は出発原
料を得るのに多くの工程を有したりまた容易に出発原料
が得られてもイソカルバサイクリンに至るまで多くの工
程を経由したり、また合成途上における異性体分離に困
難を極めたりするなど種々の欠点を有している。
<発明の目的> 本発明の目的は、優れた薬理活性を有するイソカルバサ
イクリン類の優れた製造法の原料として有用な6−トシ
ルヒドラゾン誘導体を提供することにある。
イクリン類の優れた製造法の原料として有用な6−トシ
ルヒドラゾン誘導体を提供することにある。
<発明の構成及び効果> 本発明者らはかかるイソカルバサイクリン類の新規合成
法を開発すべく鋭意研究した結果、新しい合成ルートを
見出し本発明に到達したものである。すなわち本発明は
下記式 〔I〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキシメチ
ルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒドラゾン
誘導体が提供される。尚、参考としてかかる6−トシル
ヒドラゾン誘導体をアルカリ金属誘導体と反応せしめ、
必要に応じて脱保護反応に付すことを特徴とする下記式 〔II〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物であるイソカルバサイクリン類の製造法が
提供される。尚、その場合には、参考例の化合物も含め
て、R1はメチル基であってもよく;R2は置換のC5
〜C8の脂環式基、又は置換されていてもよいフェニル
基,置換されていてもよいフェノキシ基,置換されてい
てもよいC1〜C6のアルコキシ基もしくは置換されて
いてもよいC5〜C8のシクロアルキル基で置換されて
いる置換C1〜C5のアルキル基であってもよく;
R3,R4は同一もしくは異なり水素原子又は水酸基の
酸素原子とともにアセタール結合を形成する基であって
もよく;R5は水素原子であってもよい。
法を開発すべく鋭意研究した結果、新しい合成ルートを
見出し本発明に到達したものである。すなわち本発明は
下記式 〔I〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキシメチ
ルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒドラゾン
誘導体が提供される。尚、参考としてかかる6−トシル
ヒドラゾン誘導体をアルカリ金属誘導体と反応せしめ、
必要に応じて脱保護反応に付すことを特徴とする下記式 〔II〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物であるイソカルバサイクリン類の製造法が
提供される。尚、その場合には、参考例の化合物も含め
て、R1はメチル基であってもよく;R2は置換のC5
〜C8の脂環式基、又は置換されていてもよいフェニル
基,置換されていてもよいフェノキシ基,置換されてい
てもよいC1〜C6のアルコキシ基もしくは置換されて
いてもよいC5〜C8のシクロアルキル基で置換されて
いる置換C1〜C5のアルキル基であってもよく;
R3,R4は同一もしくは異なり水素原子又は水酸基の
酸素原子とともにアセタール結合を形成する基であって
もよく;R5は水素原子であってもよい。
本発明において原料として用いられる上記式〔I〕で表
わされる9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロスタ
グランジンF1α類の6−トシルヒドラゾン誘導体は新
規化合物であり下記のごとく製造される。
わされる9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロスタ
グランジンF1α類の6−トシルヒドラゾン誘導体は新
規化合物であり下記のごとく製造される。
すなわち下記式〔IV〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物である9−デオキソ−9−メチレン−6−
オキソプロスタグランジンE1類をハイドロボレーシヨン
−酸化反応に付し、下記式〔III〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキシメチ
ル−6−オキソプロスタグランジンF1α類を得、次い
でp−トルエンスルホニルヒドラジドと反応せしめ、必
要に応じて脱保護反応に付すことにより下記式 〔I〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキ
シメチルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒド
ラゾン誘導体を得ることにより達成される。
割合の混合物である9−デオキソ−9−メチレン−6−
オキソプロスタグランジンE1類をハイドロボレーシヨン
−酸化反応に付し、下記式〔III〕 で表わされる化合物その鏡像体あるいはそれらの任意の
割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキシメチ
ル−6−オキソプロスタグランジンF1α類を得、次い
でp−トルエンスルホニルヒドラジドと反応せしめ、必
要に応じて脱保護反応に付すことにより下記式 〔I〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキ
シメチルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒド
ラゾン誘導体を得ることにより達成される。
出発原料である上記式〔IV〕で表わされる9−デオキソ
−9−メチレン−6−オキソプロスタグランジンE1類は
既知化合物(特開昭58−10560号)であり、たとえば
チヤート1に示すごとく容易に入手可能な4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノンからの3成分連結反応により
6−オキソプロスタグランジンE1(本発明者ら、昭開昭
60−11461号)を得、さらにメチレン化により容易に
合成される。
−9−メチレン−6−オキソプロスタグランジンE1類は
既知化合物(特開昭58−10560号)であり、たとえば
チヤート1に示すごとく容易に入手可能な4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノンからの3成分連結反応により
6−オキソプロスタグランジンE1(本発明者ら、昭開昭
60−11461号)を得、さらにメチレン化により容易に
合成される。
上記式〔I〕〜〔IV〕においてR1は水素原子又はメチル
基であり、水素原子が好ましい。R2は非置換のC5〜C8の
アルキル基であるか又は置換もしくは非置換の脂環式基
又は置換されていてもよいフエニル基,置換されていて
もよいフエノキシ基,置換されていてもよいC1〜C6のア
ルコキシ基もしくは置換されていてもよいC5〜C6のシク
ロアルキル基で置換されている置換C1〜C5のアルキル基
である。C5〜C8の非置換のアルキル基としては、直鎖状
又は分岐状のいずれであつてもよく、例えばn−ペンチ
ル,n−ヘキシル,2−メチル−1−ヘキシル,2−メ
チル−2−ヘキシル,n−ヘプチル,n−オクチル等、
好ましくはn−ペンチル,n−ヘキシル,2−メチル−
1−ヘキシル,2−メチル−2−ヘキシル等を挙げるこ
とができる。置換C1〜C5アルキル基のアルキル基として
は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであつてもよく、例え
ばメチル,エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n
−ブチル,sec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル等
を挙げることができる。これらのアルキル基は、フエニ
ル基;フエノキシ基;メトキシ,エトキシ,n−プロポ
キシ,iso−プロポキシ,n−ブトキシ,iso−ブトキ
シ,t−ブトキシ,n−ペントキシ,n−ヘキソキシな
どのC1〜C6アルコキシ基;シクロペンチル,シクロヘキ
シルなどのC5〜C6シクロアルキル基で置換されている。
これらの置換基はさらに置換されていてもよくその置換
基としては例えばハロゲン原子,ヒドロキシ基,C2〜C7
アシロキシ基,ハロゲン原子で置換されていてもよいC1
〜C4アルキル基,ハロゲン原子で置換されていてもよい
C1〜C4アルコキシ基,ニトリル基,カルボキシル基又は
(C1〜C6)アルコキシカルボニル基等が好ましい。ここ
でハロゲン原子としては、弗素,塩素又は臭素等、特に
弗素又は塩素が好ましい。C2〜C7アシロキシ基として
は、例えばアセトキシ,プロピオニルオキシ,n−ブチ
リルオキシ,iso−ブチリルオキシ,n−バレリルオキ
シ,iso−バレリルオキシ,カプロイルオキシ,エナン
チルオキシ又はベンゾイルオキシ等を挙げることができ
る。
基であり、水素原子が好ましい。R2は非置換のC5〜C8の
アルキル基であるか又は置換もしくは非置換の脂環式基
又は置換されていてもよいフエニル基,置換されていて
もよいフエノキシ基,置換されていてもよいC1〜C6のア
ルコキシ基もしくは置換されていてもよいC5〜C6のシク
ロアルキル基で置換されている置換C1〜C5のアルキル基
である。C5〜C8の非置換のアルキル基としては、直鎖状
又は分岐状のいずれであつてもよく、例えばn−ペンチ
ル,n−ヘキシル,2−メチル−1−ヘキシル,2−メ
チル−2−ヘキシル,n−ヘプチル,n−オクチル等、
好ましくはn−ペンチル,n−ヘキシル,2−メチル−
1−ヘキシル,2−メチル−2−ヘキシル等を挙げるこ
とができる。置換C1〜C5アルキル基のアルキル基として
は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであつてもよく、例え
ばメチル,エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n
−ブチル,sec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル等
を挙げることができる。これらのアルキル基は、フエニ
ル基;フエノキシ基;メトキシ,エトキシ,n−プロポ
キシ,iso−プロポキシ,n−ブトキシ,iso−ブトキ
シ,t−ブトキシ,n−ペントキシ,n−ヘキソキシな
どのC1〜C6アルコキシ基;シクロペンチル,シクロヘキ
シルなどのC5〜C6シクロアルキル基で置換されている。
これらの置換基はさらに置換されていてもよくその置換
基としては例えばハロゲン原子,ヒドロキシ基,C2〜C7
アシロキシ基,ハロゲン原子で置換されていてもよいC1
〜C4アルキル基,ハロゲン原子で置換されていてもよい
C1〜C4アルコキシ基,ニトリル基,カルボキシル基又は
(C1〜C6)アルコキシカルボニル基等が好ましい。ここ
でハロゲン原子としては、弗素,塩素又は臭素等、特に
弗素又は塩素が好ましい。C2〜C7アシロキシ基として
は、例えばアセトキシ,プロピオニルオキシ,n−ブチ
リルオキシ,iso−ブチリルオキシ,n−バレリルオキ
シ,iso−バレリルオキシ,カプロイルオキシ,エナン
チルオキシ又はベンゾイルオキシ等を挙げることができ
る。
ハロゲンで置換されていてもよいC1〜C4アルキル基とし
ては、メチル,エチル,n−プロピル,iso−プロピ
ル,n−ブチル,クロロメチル,ジクロロメチル,トリ
フルオロメチル等を好ましいものとして挙げることがで
きる。ハロゲンで置換されていてもよいC1〜C4アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ,エトキシ,n−プロポ
キシ,iso−プロポキシ,n−ブトキシ,クロロメトキ
シ,ジクロロメトキシ,トリフルオロメトキシ等を好ま
しいものとして挙げることができる。(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル基としては、例えばメトキシカルボニ
ル,エトキシカルボニル,ブトキシカルボニル,ヘキシ
ルオキシカルボニル等を挙げることができる。
ては、メチル,エチル,n−プロピル,iso−プロピ
ル,n−ブチル,クロロメチル,ジクロロメチル,トリ
フルオロメチル等を好ましいものとして挙げることがで
きる。ハロゲンで置換されていてもよいC1〜C4アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ,エトキシ,n−プロポ
キシ,iso−プロポキシ,n−ブトキシ,クロロメトキ
シ,ジクロロメトキシ,トリフルオロメトキシ等を好ま
しいものとして挙げることができる。(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル基としては、例えばメトキシカルボニ
ル,エトキシカルボニル,ブトキシカルボニル,ヘキシ
ルオキシカルボニル等を挙げることができる。
置換もしくは非置換の脂環式基としては、上記したと同
じ置換基で置換されているか又は非置換の、飽和又は不
飽和のC5〜C8、好ましくはC5〜C6、特に好ましくはC6の
基、例えばシクロペンチル,シクロヘキシル,シクロヘ
キセニル,シクロヘプチル,シクロオクチル等を挙げる
ことができる。R2としては、n−ペンチル,2−メチル
−1−ヘキシル,シクロペンチル又はシクロヘキシル基
が好ましい。
じ置換基で置換されているか又は非置換の、飽和又は不
飽和のC5〜C8、好ましくはC5〜C6、特に好ましくはC6の
基、例えばシクロペンチル,シクロヘキシル,シクロヘ
キセニル,シクロヘプチル,シクロオクチル等を挙げる
ことができる。R2としては、n−ペンチル,2−メチル
−1−ヘキシル,シクロペンチル又はシクロヘキシル基
が好ましい。
上記式〔I〕におけるR3,R4;上記式〔II〕におけるR
31,R41は同一もしくは異なり、水素原子,トリ(C1〜C
7)炭化水素−シリル基又は水酸基の酸素原子と共にア
セタール結合を形成する基である。一方上記式〔II
I〕,〔IV〕のR32,R42は同一もしくは異なりトリ(C1
〜C7)炭化水素−シリル基又は水酸基の酸素原子と共に
アセタール結合を形成する基である。
31,R41は同一もしくは異なり、水素原子,トリ(C1〜C
7)炭化水素−シリル基又は水酸基の酸素原子と共にア
セタール結合を形成する基である。一方上記式〔II
I〕,〔IV〕のR32,R42は同一もしくは異なりトリ(C1
〜C7)炭化水素−シリル基又は水酸基の酸素原子と共に
アセタール結合を形成する基である。
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基としては、例えばトリ
メチルシリル,トリエチルシリル,t−ブチルメチルシ
リル基の如きトリ(C1〜C4)アルキルシリル,t−ブチ
ルジフエニルシリル基の如きジフエニル(C1〜C4)アル
キルシリル,トリベンジルシリル基又はジメチル−(2,
4,6−トリ−t−ブチルフエノキシ)シリル基等を好ま
しいものとして挙げることができる。
メチルシリル,トリエチルシリル,t−ブチルメチルシ
リル基の如きトリ(C1〜C4)アルキルシリル,t−ブチ
ルジフエニルシリル基の如きジフエニル(C1〜C4)アル
キルシリル,トリベンジルシリル基又はジメチル−(2,
4,6−トリ−t−ブチルフエノキシ)シリル基等を好ま
しいものとして挙げることができる。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えばメトキシメチル,1−エトキシエチル,
2−メトキシ−2−プロピル,2−エトキシ−2−プロ
ピル,(2−メトキシエトキシ)メチル,ベンジルオキ
シメチル,2−テトラヒドロピラニル,2−テトラヒド
ロフラニル,4−(4−メトキシ−テトラヒドロピラニ
ル)基又は6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソ−
ビシクロ〔3,1,0〕ヘキス−4−イル基を挙げることが
できる。これらのうち、2−テトラヒドロピラニル,2
−テトラヒドロフラニル,1−エトキシエチル,2−メ
トキシ−2−プロピル,(2−メトキシエトキシ)メチ
ル,4−(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基,6,
6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソ−ビシクロ〔3,
1,0〕ヘキス−4−イル基又はジメチル(2,4,6−トリ−
t−ブチルフエニルオキシ)シリル基が特に好ましい。
しては、例えばメトキシメチル,1−エトキシエチル,
2−メトキシ−2−プロピル,2−エトキシ−2−プロ
ピル,(2−メトキシエトキシ)メチル,ベンジルオキ
シメチル,2−テトラヒドロピラニル,2−テトラヒド
ロフラニル,4−(4−メトキシ−テトラヒドロピラニ
ル)基又は6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソ−
ビシクロ〔3,1,0〕ヘキス−4−イル基を挙げることが
できる。これらのうち、2−テトラヒドロピラニル,2
−テトラヒドロフラニル,1−エトキシエチル,2−メ
トキシ−2−プロピル,(2−メトキシエトキシ)メチ
ル,4−(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基,6,
6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソ−ビシクロ〔3,
1,0〕ヘキス−4−イル基又はジメチル(2,4,6−トリ−
t−ブチルフエニルオキシ)シリル基が特に好ましい。
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基,水素基の酸素原子と
ともにアセタール結合を形成する基としては、これらの
うちt−ブチルジメチルシリル基,2−テトラヒドロピ
ラニル基,1−メトキシ−1−メチルエチル基,4−
(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基,6,6−ジメ
チル−3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3,1,0〕ヘキ
ス−4−イル基,ジメチル(2,4,6−トリ−t−ブチル
フエニルオキシ)シリル基が好ましい。
ともにアセタール結合を形成する基としては、これらの
うちt−ブチルジメチルシリル基,2−テトラヒドロピ
ラニル基,1−メトキシ−1−メチルエチル基,4−
(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基,6,6−ジメ
チル−3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3,1,0〕ヘキ
ス−4−イル基,ジメチル(2,4,6−トリ−t−ブチル
フエニルオキシ)シリル基が好ましい。
上記式〔I〕においてR5は水素原子又はC1〜C10のアル
キル基を表わし、上記式〔III〕,〔IV〕においてR52は
C1〜C10のアルキル基を表わす。C1〜C10のアルキル基と
しては例えばメチル基,エチル基,プロピル基,イソプ
ロピル基,ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,
t−ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,
オクチル基などが挙げられる。なかでもメチル基が好ま
しい。
キル基を表わし、上記式〔III〕,〔IV〕においてR52は
C1〜C10のアルキル基を表わす。C1〜C10のアルキル基と
しては例えばメチル基,エチル基,プロピル基,イソプ
ロピル基,ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,
t−ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,
オクチル基などが挙げられる。なかでもメチル基が好ま
しい。
式〔I〕で表わされる9−デオキシ−9−ヒドロキシメ
チルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒドラゾ
ン誘導体は新規化合物でありその具体例を挙げれば以下
のものがある。
チルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒドラゾ
ン誘導体は新規化合物でありその具体例を挙げれば以下
のものがある。
(1) 9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロスタグ
ランジンF1αの6−トシルヒドラゾン体。
ランジンF1αの6−トシルヒドラゾン体。
(2) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シクロ
ペンチル−9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロス
タグランジンF1αの6−トシルヒドラゾン体。
ペンチル−9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロス
タグランジンF1αの6−トシルヒドラゾン体。
(3) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロヘキシル−9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロ
スタグランジンF1α類の6−トシルヒドラゾン体。
ロヘキシル−9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロ
スタグランジンF1α類の6−トシルヒドラゾン体。
(4) 9−デオキシ−17,20−ジメチル−9−ヒド
ロキシメチルプロスタグランジンF1αの6−トシルヒド
ラゾン体。
ロキシメチルプロスタグランジンF1αの6−トシルヒド
ラゾン体。
(5) 9−デオキシ−9−ヒドロキシメチル−15−メ
チルプロスタグランジンF1αの6−トシルヒドラゾン
体。
チルプロスタグランジンF1αの6−トシルヒドラゾン
体。
(6) (1)〜(5)のメチルエステル (7) (1)〜(6)の11,15位の水酸基がt−ブチルジ
メチルシリル基で保護された化合物。
メチルシリル基で保護された化合物。
(8) (1)〜(6)の11,15位の水酸基がテトラヒドロ
ピラニル基で保護された化合物。
ピラニル基で保護された化合物。
式〔IV〕で表わされる9−デオキソ−9−メチレン−6
−オキソプロスタグランジンE1類をハイドロボレーシヨ
ン一酸化反応に付し式〔III〕で表わされる9−デオキ
シ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソプロスタグラン
ジンF1α類を得ることができる。ハイドロボレーシヨ
ンー酸化反応は一般的に用いられる手法、例えば「新実
験化学講座,有機化合物の合成と反応I.P497〜505,丸
善」記載の方法により実施される。用いられる有機ホウ
素化合物としてはBH3・THF,BH3・S(CH3)2,(CH3)2CHC
(CH3)2BH2〔ThexBH2〕,BH2Cl,(CH3)2CHCH(CH3)BH
〔(Sia)2BH〕, などを用いると反応は円滑に進行する。好ましくは(Si
a)2BHが好ましく用いられるがこれに限定されるもので
は無い。酸化反応は一般的に用いられるH2O2−NaOHの系
を用いるがこれに限定されるものでは無い。9−デオキ
ソ−9−メチレン−6−オキソプロスタグランジンE1類
と該有機ホウ素化合物とは化学量論的には等モル(RBH2
の場合は1/2モル)反応を行うが通常原料化合物に対し
て0.5〜3.0倍モル、好ましくは0.8〜1.5倍モルの有機ホ
ウ素化合物を用いて行なわれる。反応温度は−100℃
〜50℃、特に好ましくは−78℃〜20℃程度の温度
範囲が採用される。反応時間は反応温度により異なる
が、通常30分〜5時間程度である。酸化剤の量は有機
ホウ素化合物に対して1〜10倍モル、好ましくは1〜
4倍モル用いられる。酸化時の反応温度は0℃〜100
℃、好ましくは20℃〜80℃の温度範囲が採用され、
反応時間は10分〜2時間程度である。
−オキソプロスタグランジンE1類をハイドロボレーシヨ
ン一酸化反応に付し式〔III〕で表わされる9−デオキ
シ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソプロスタグラン
ジンF1α類を得ることができる。ハイドロボレーシヨ
ンー酸化反応は一般的に用いられる手法、例えば「新実
験化学講座,有機化合物の合成と反応I.P497〜505,丸
善」記載の方法により実施される。用いられる有機ホウ
素化合物としてはBH3・THF,BH3・S(CH3)2,(CH3)2CHC
(CH3)2BH2〔ThexBH2〕,BH2Cl,(CH3)2CHCH(CH3)BH
〔(Sia)2BH〕, などを用いると反応は円滑に進行する。好ましくは(Si
a)2BHが好ましく用いられるがこれに限定されるもので
は無い。酸化反応は一般的に用いられるH2O2−NaOHの系
を用いるがこれに限定されるものでは無い。9−デオキ
ソ−9−メチレン−6−オキソプロスタグランジンE1類
と該有機ホウ素化合物とは化学量論的には等モル(RBH2
の場合は1/2モル)反応を行うが通常原料化合物に対し
て0.5〜3.0倍モル、好ましくは0.8〜1.5倍モルの有機ホ
ウ素化合物を用いて行なわれる。反応温度は−100℃
〜50℃、特に好ましくは−78℃〜20℃程度の温度
範囲が採用される。反応時間は反応温度により異なる
が、通常30分〜5時間程度である。酸化剤の量は有機
ホウ素化合物に対して1〜10倍モル、好ましくは1〜
4倍モル用いられる。酸化時の反応温度は0℃〜100
℃、好ましくは20℃〜80℃の温度範囲が採用され、
反応時間は10分〜2時間程度である。
反応は有機媒体の存在下に行なわれる。用いられる媒体
は反応試剤とは反応しない不活性な非プロトン性有機媒
体が用いられる。好ましくはエーテル系溶媒、例えばジ
エチルエーテル,THFなどが用いられる。
は反応試剤とは反応しない不活性な非プロトン性有機媒
体が用いられる。好ましくはエーテル系溶媒、例えばジ
エチルエーテル,THFなどが用いられる。
しかして式〔III〕で表わされる9−デオキシ−9−ヒ
ドロキシメタル−6−オキソプロスタグランジンF1α類
に導びかれる。本化合物はそれ自体公知(米国特許第4,
124,599号明細書、特開昭59−137445号)であるが上
記式〔IV〕よりハイドロボレーシヨンを用いて直接得る
方法は知られていない。
ドロキシメタル−6−オキソプロスタグランジンF1α類
に導びかれる。本化合物はそれ自体公知(米国特許第4,
124,599号明細書、特開昭59−137445号)であるが上
記式〔IV〕よりハイドロボレーシヨンを用いて直接得る
方法は知られていない。
次いで式〔III〕で表わされる9−デオキシ−9−ヒド
ロキシメチル−6−オキソプロスタグランジンF1α類を
トシルヒドラゾン化反応に付し、必要に応じて脱保護反
応に付すことにより式〔I〕で表わされる9−デオキシ
−9−ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6
−トシルヒドラゾン誘導体を得ることができる。
ロキシメチル−6−オキソプロスタグランジンF1α類を
トシルヒドラゾン化反応に付し、必要に応じて脱保護反
応に付すことにより式〔I〕で表わされる9−デオキシ
−9−ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6
−トシルヒドラゾン誘導体を得ることができる。
トシルヒドラゾン化反応に用いるp−トルエンスルホニ
ルヒドラジドは、原料化合物とは化学量論的に等モル反
応を行うが、通常原料化合物に対して0.5〜30倍モ
ル、好ましくは1〜10倍モル用いて反応が行なわれ
る。反応温度は−30℃〜100℃、好ましくは10℃
〜70℃の温度範囲が採用され、反応時間は1時間〜1
0時間程度である。反応は有機溶媒中で行なわれる。用
いられる溶媒は反応試剤とは反応しない溶媒なら何でも
いいが好ましくはメタノール,エタノールなどのアルコ
ール系溶媒;ジエチルエーテル,THFなどのエーテル系
溶媒;メチレンクロライド,四塩化炭素などのハロゲン
系溶媒などが用いられる。本反応を行うにあたり、酸性
触媒を用いてもよい。酸性触媒としては塩酸,硫酸,臭
化水素酸などの無機酸や、酢酸,パラトルエンスルホン
酸,パラトルエンスルホン酸のピリジン塩などが好まし
く用いられ、用いる量は原料化合物に対して0.01〜1当
量用いる。また本反応において脱水剤を共存させてもよ
く例えば無水硫酸マグネシウムやモレキユラーシーブな
どが用いられるがこれに限定されるものではない。しか
して上記式〔I〕で表わされる9−デオキシ−9−ヒド
ロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6−トシル
ヒドラゾン誘導体に導びかれる。これらは必要に応じて
後述する如き脱保護反応に付してもよい。
ルヒドラジドは、原料化合物とは化学量論的に等モル反
応を行うが、通常原料化合物に対して0.5〜30倍モ
ル、好ましくは1〜10倍モル用いて反応が行なわれ
る。反応温度は−30℃〜100℃、好ましくは10℃
〜70℃の温度範囲が採用され、反応時間は1時間〜1
0時間程度である。反応は有機溶媒中で行なわれる。用
いられる溶媒は反応試剤とは反応しない溶媒なら何でも
いいが好ましくはメタノール,エタノールなどのアルコ
ール系溶媒;ジエチルエーテル,THFなどのエーテル系
溶媒;メチレンクロライド,四塩化炭素などのハロゲン
系溶媒などが用いられる。本反応を行うにあたり、酸性
触媒を用いてもよい。酸性触媒としては塩酸,硫酸,臭
化水素酸などの無機酸や、酢酸,パラトルエンスルホン
酸,パラトルエンスルホン酸のピリジン塩などが好まし
く用いられ、用いる量は原料化合物に対して0.01〜1当
量用いる。また本反応において脱水剤を共存させてもよ
く例えば無水硫酸マグネシウムやモレキユラーシーブな
どが用いられるがこれに限定されるものではない。しか
して上記式〔I〕で表わされる9−デオキシ−9−ヒド
ロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6−トシル
ヒドラゾン誘導体に導びかれる。これらは必要に応じて
後述する如き脱保護反応に付してもよい。
次いで式〔I〕で表わされる6−トシルヒドラゾン体を
アルカリ金属誘導体と反応せしめ、必要に応じて脱保護
反応に付すことにより上記式〔II〕で表わされるイソカ
ルバサイクリン類を得ることができる。
アルカリ金属誘導体と反応せしめ、必要に応じて脱保護
反応に付すことにより上記式〔II〕で表わされるイソカ
ルバサイクリン類を得ることができる。
アルカリ金属誘導体としては水素化ナトリウムや水素化
カリウムを用いる。好ましくは水素化カリウムを用い
る。水素化カリウムは通常原料化合物に対して1〜10
当量用いて反応が行なわれる。反応温度は50℃〜200
℃、好ましくは80℃〜150℃の温度範囲が採用さ
れ、反応時間は30分〜6時間程度である。反応は有機
溶媒中で行なわれる。用いられる溶媒は反応試剤とは反
応しない溶媒なら何でもいいが、好ましくは比較的高沸
点の溶媒、例えばダイグライムのようなエーテル系溶
媒;キシレン,クメン,メシチレンのようなベンゼン系
溶媒などが用いられるがこれに限定されるものではな
い。
カリウムを用いる。好ましくは水素化カリウムを用い
る。水素化カリウムは通常原料化合物に対して1〜10
当量用いて反応が行なわれる。反応温度は50℃〜200
℃、好ましくは80℃〜150℃の温度範囲が採用さ
れ、反応時間は30分〜6時間程度である。反応は有機
溶媒中で行なわれる。用いられる溶媒は反応試剤とは反
応しない溶媒なら何でもいいが、好ましくは比較的高沸
点の溶媒、例えばダイグライムのようなエーテル系溶
媒;キシレン,クメン,メシチレンのようなベンゼン系
溶媒などが用いられるがこれに限定されるものではな
い。
かくして得られた反応液は酸によつて中和され、酢酸エ
チル等の有機溶媒により抽出される。粗生成物は、所望
により、カラムクロマトグラフイー,薄層クロマトグラ
フイー,液体クロマトグラフイー等の精製手段により精
製することができる。かくして得られた生成物は更に必
要に応じて脱保護反応に付すが、水酸基の保護基がt−
ブチルジメチルシリル基のごときシリル系の保護基は上
記反応条件で脱保護化してしまい脱保護反応は必要無
い。
チル等の有機溶媒により抽出される。粗生成物は、所望
により、カラムクロマトグラフイー,薄層クロマトグラ
フイー,液体クロマトグラフイー等の精製手段により精
製することができる。かくして得られた生成物は更に必
要に応じて脱保護反応に付すが、水酸基の保護基がt−
ブチルジメチルシリル基のごときシリル系の保護基は上
記反応条件で脱保護化してしまい脱保護反応は必要無
い。
保護基が水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
する基の場合には、例えば酢酸,P−トルエンスルホン
酸のピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水,テトラヒドロフラン,エチルエーテル,
ジオキサン,アセトン,アセトニトリル等を反応溶媒と
することにより好適に実施される。反応は通常−78℃
〜+30℃の温度範囲で10分〜3日間程度行なわれ
る。
する基の場合には、例えば酢酸,P−トルエンスルホン
酸のピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水,テトラヒドロフラン,エチルエーテル,
ジオキサン,アセトン,アセトニトリル等を反応溶媒と
することにより好適に実施される。反応は通常−78℃
〜+30℃の温度範囲で10分〜3日間程度行なわれ
る。
カルボキシル基のエステル基の加水分解反応は上記条件
下(KH)でカルボン酸になつてしまい、加水分解は必
要無い。かくして目的とするイソカルバサイクリン類が
得られる。
下(KH)でカルボン酸になつてしまい、加水分解は必
要無い。かくして目的とするイソカルバサイクリン類が
得られる。
以下実施例を挙げて本発明を説明するが、これらに限定
されるものでは無い。
されるものでは無い。
実施例1 9−デオキソ−9−メチレン−6−オキソPGE1メチルエ
ステルビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)10
2mg(0.17mmol)を乾燥THF0.5mlに溶かし、氷冷,
窒素雰囲気下ジシアミルボラン−THF溶液0.6ml(0.2
7mmol)(0.45M溶液)を加えた。氷冷下3時間撹拌
後、5N−NaOH0.17ml,次いで35%H2O20.17mlを加
え、50℃で30分撹拌した。水を加え、酢酸エチルで
2回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で乾
燥後、溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(AcOEt:n−Hexane=1:4)に供し、9−デ
オキシ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソPGF1α メ
チルエステルビス(t−ブチルジメチルシリルエーテ
ル)60mg(56%)を得た。
ステルビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)10
2mg(0.17mmol)を乾燥THF0.5mlに溶かし、氷冷,
窒素雰囲気下ジシアミルボラン−THF溶液0.6ml(0.2
7mmol)(0.45M溶液)を加えた。氷冷下3時間撹拌
後、5N−NaOH0.17ml,次いで35%H2O20.17mlを加
え、50℃で30分撹拌した。水を加え、酢酸エチルで
2回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で乾
燥後、溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(AcOEt:n−Hexane=1:4)に供し、9−デ
オキシ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソPGF1α メ
チルエステルビス(t−ブチルジメチルシリルエーテ
ル)60mg(56%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.75〜1.0(21H),1.0〜2.5(m,23H), 2.9〜3.3(1H,br,OH), 3.4〜4.2(m,4H),3.67(s,3H), 5.40(m,2H) IR(cm-1,neat): 3470,1742,1720,1460,1255 mass(FD,m/e): 608(m H2O),569,551 実施例2 9−デオキシ−9−ヒドロキシメチル−6−オキソPG
F1αメチルエステルビス(t−ブチルジメチルシリル
エーテル)150mg(0.24mmol)を3mlの塩化メチレン
に溶かし、p−トルエンスルホニルヒドラジト134mg
(0.72mmol)を加え、酢酸5滴を加えて、さらにモレキ
ユラーシーブ(4Å)約500mg加えて4時間撹拌し
た。反応後ろ過し、トルエンを加えて溶媒を留去した。
カラムクロマトグラフイー(AcOEt:n−Hexane=1:
2)に供しヒドラゾン体178mg(93%)を得た。
F1αメチルエステルビス(t−ブチルジメチルシリル
エーテル)150mg(0.24mmol)を3mlの塩化メチレン
に溶かし、p−トルエンスルホニルヒドラジト134mg
(0.72mmol)を加え、酢酸5滴を加えて、さらにモレキ
ユラーシーブ(4Å)約500mg加えて4時間撹拌し
た。反応後ろ過し、トルエンを加えて溶媒を留去した。
カラムクロマトグラフイー(AcOEt:n−Hexane=1:
2)に供しヒドラゾン体178mg(93%)を得た。
NMR(δppm): 0.7〜1.0(21H),1.0〜2.5(m,23H), 2.35(s,3H),3.2〜4.1(m,4H), 3.55(s,3H),5.2(m,2H), 7.1(m,3H 含む),7.6(m,2H) IR(cm-1,neat): 3450,2950,1740,1635,1600, 1460,1440,1340 実施例3 ヒドラゾン体50mg(0.063mmol)を1mlのダイグライ
ムにとかし、75mgのKH(22%in oil,6eq)を
ペンタンで洗浄したものを加える。室温で1時間撹拌し
た後125℃に加熱し、1.5時間撹拌した。反応後塩酸
で中和し、酢酸エチルにて抽出した。カラムクロマトグ
ラフイー(n−Hexane:AcOEt=1:4)に供しイソカ
ルバサイクリン4mg(18%)を得た。
ムにとかし、75mgのKH(22%in oil,6eq)を
ペンタンで洗浄したものを加える。室温で1時間撹拌し
た後125℃に加熱し、1.5時間撹拌した。反応後塩酸
で中和し、酢酸エチルにて抽出した。カラムクロマトグ
ラフイー(n−Hexane:AcOEt=1:4)に供しイソカ
ルバサイクリン4mg(18%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.8〜2.2(m,15H),1.9〜2.2(m,2H), 2.2〜2.7(m,4H),3.0(m,1H), 3.75(m,1H),4.10(m,1H), 4.55(m,3H),5.30(br・s,1H), 5.55(m,2H) IR(cm-1,neat): 3350,2910,2850,1700,1450, 1250 実施例4 実施例1と同様にして16,17,18,19,20−ペンタノ
ル−15−シクロペンチル−9−デオキソ−9−メチレ
ン−6−オキソPGE1メチルエステルビス(t−ブチルジ
メチルシリルエーテル)113mg(0.19mmol)を乾燥T
HF0.6mlに溶かし、氷冷,窒素下ジシアミルボラン−
THF溶液0.7ml(0.32mmol)(0.45M溶液)を加え
た。氷冷下3時間撹拌し、5N−NaOH0.19ml,次いで3
5%H2O20.19mlを加え50℃にて30分撹拌した。実施
例1と同様に後処理をし、9−ヒドロキシメチル体70
mg(60%)を得た。
ル−15−シクロペンチル−9−デオキソ−9−メチレ
ン−6−オキソPGE1メチルエステルビス(t−ブチルジ
メチルシリルエーテル)113mg(0.19mmol)を乾燥T
HF0.6mlに溶かし、氷冷,窒素下ジシアミルボラン−
THF溶液0.7ml(0.32mmol)(0.45M溶液)を加え
た。氷冷下3時間撹拌し、5N−NaOH0.19ml,次いで3
5%H2O20.19mlを加え50℃にて30分撹拌した。実施
例1と同様に後処理をし、9−ヒドロキシメチル体70
mg(60%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.8〜1.0(18H),1.0〜2.5(m,24H), 3.4〜4.2(m,4H),3.65(s,3H), 5.40(m,2H) IR(cm-1,neat): 3480,1740,1720,1460,1255 実施例5 実施例2と同様にして16,17,18,19,20−ペンタノ
ル−15−シクロペンチル−9−デオキシ−9−ヒドロ
キシメチル−6−オキソPGF1αメチルエステルビス
(t−ブチルジメチルシリルエーテル)70mg(0.11mm
ol)およびp−トルエンスルホニルヒドラジド74mg
(0.4mmol)より6−トシルヒドラゾン体85mg(90
%)を得た。
ル−15−シクロペンチル−9−デオキシ−9−ヒドロ
キシメチル−6−オキソPGF1αメチルエステルビス
(t−ブチルジメチルシリルエーテル)70mg(0.11mm
ol)およびp−トルエンスルホニルヒドラジド74mg
(0.4mmol)より6−トシルヒドラゾン体85mg(90
%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.8〜1.0(18H),1.0〜2.5(m,24H), 2.35(s,3H),3.2〜4.1(m,4H), 3.60(s,3H),5.2(m,2H), 7.1(m,3H),7.6(m,2H) IR(cm-1,neat): 3450,1740,1635,1600 実施例6 実施例3と同様にしてヒドラゾン体50mg(0.063mmo
l)と75mgのKH(22%inoil)より同様の操作によ
りイソカルバサイクリン体3.5mg(16%)を得た。
l)と75mgのKH(22%inoil)より同様の操作によ
りイソカルバサイクリン体3.5mg(16%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 5.20(1H,brs), 5.60〜5.40(m,2H olefinic), 4.30〜3.30(m,9H) mp.:115〜116℃ 実施例7 実施例1と同様にして17(S),20−ジメチル−9−デ
オキソ−9−メチレン−6−オキソPGE1メチルエステ
ルビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)90mg
(0.14mmol)を乾燥THF0.5mlに溶かし、氷冷,窒素
下ジシアミルボラン−THF溶液0.6ml(0.2mmol(0.33
M溶液)を加えた。氷冷下4時間撹拌し、5N−NaOH0.
14ml、次いで35%H2O20.14mlを加え60℃にて30分
撹拌した。実施例1と同様に後処理し、9−ヒドロキシ
メチル体51mg(55%)を得た。
オキソ−9−メチレン−6−オキソPGE1メチルエステ
ルビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)90mg
(0.14mmol)を乾燥THF0.5mlに溶かし、氷冷,窒素
下ジシアミルボラン−THF溶液0.6ml(0.2mmol(0.33
M溶液)を加えた。氷冷下4時間撹拌し、5N−NaOH0.
14ml、次いで35%H2O20.14mlを加え60℃にて30分
撹拌した。実施例1と同様に後処理し、9−ヒドロキシ
メチル体51mg(55%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.75〜1.0(24H),=1.0〜2.5(m,24H), 3.4〜4.2(m,4H),3.65(s,3H), 5.40(m,2H) IR(cm-1,neat): 3470,1742,1720,1460,1260 実施例8 実施例2と同様にして17(S),20−ジメチル−9−
デオキシ−9−ヒドロキシメチルPGF1αメチルエステル
ビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)51mg(0.
078mmol)およびp−トルエンスルホニルヒドラジト6
0mg(0.32mmol)より6−トシルヒドラゾン体67mg
(89%)を得た。
デオキシ−9−ヒドロキシメチルPGF1αメチルエステル
ビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)51mg(0.
078mmol)およびp−トルエンスルホニルヒドラジト6
0mg(0.32mmol)より6−トシルヒドラゾン体67mg
(89%)を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.7〜1.0(24H),1.0〜2.5(m,24
H), 2.40(s,3H),3.2〜4.0(m,4H), 3.55(s,3H),5.3(m,2H), 7.1(m,3H),7.6(m,2H) IR(cm-1,neat): 3450,2950,1740,1640,1600 実施例9 実施例3と同様にして6−トシルヒドラゾン体40mg
(0.05mmol)と60mgのKH(22%in oil)より同
様の操作によりイソカルバサイクリン体3mg(16%)
を得た。
H), 2.40(s,3H),3.2〜4.0(m,4H), 3.55(s,3H),5.3(m,2H), 7.1(m,3H),7.6(m,2H) IR(cm-1,neat): 3450,2950,1740,1640,1600 実施例9 実施例3と同様にして6−トシルヒドラゾン体40mg
(0.05mmol)と60mgのKH(22%in oil)より同
様の操作によりイソカルバサイクリン体3mg(16%)
を得た。
NMR(δppm,CDCl3): 0.8〜2.2(m,19H),1.9〜2.3(m,
2H), 2.3〜2.7(m,4H),3.0(m,1H) 3.75(m,1H),4.10(m,1H), 4.55(m,3H),5.30(br.s 1H), 5.55(m,2H)
2H), 2.3〜2.7(m,4H),3.0(m,1H) 3.75(m,1H),4.10(m,1H), 4.55(m,3H),5.30(br.s 1H), 5.55(m,2H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 405/00 501 Z 8619−4H C07F 7/18 A 8018−4H
Claims (4)
- 【請求項1】下記式[I] で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である9−デオキシ−9−ヒドロキ
シメチルプロスタグランジンF1α類の6−トシルヒド
ラゾン誘導体。 - 【請求項2】上記式[I]においてR2がn−ペンチル
基,2−メチル−1−ヘキシル基,シクロヘキシル基又
はシクロペンチル基である特許請求の範囲第1項記載の
9−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロスタグランジ
ンF1α類の6−トシルヒドラゾン誘導体。 - 【請求項3】上記式[I]においてR3,R4が同一もし
くは異なり、t−ブチルジメチルシリル基である特許請
求の範囲第1項又は第2項記載の9−デオキシ−9−ヒ
ドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6−トシ
ルヒドラゾン誘導体。 - 【請求項4】上記式[I]においてR5がメチル基である
特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載の9
−デオキシ−9−ヒドロキシメチルプロスタグランジン
F1α類の6−トシルヒドラゾン誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18989785A JPH0617331B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 9―デオキシ―9―ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6―トシルヒドラゾン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18989785A JPH0617331B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 9―デオキシ―9―ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6―トシルヒドラゾン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6251640A JPS6251640A (ja) | 1987-03-06 |
JPH0617331B2 true JPH0617331B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16249018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18989785A Expired - Lifetime JPH0617331B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 9―デオキシ―9―ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6―トシルヒドラゾン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617331B2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP18989785A patent/JPH0617331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6251640A (ja) | 1987-03-06 |
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