JPH06173101A - 矯正用ガードル - Google Patents
矯正用ガードルInfo
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- JPH06173101A JPH06173101A JP35068592A JP35068592A JPH06173101A JP H06173101 A JPH06173101 A JP H06173101A JP 35068592 A JP35068592 A JP 35068592A JP 35068592 A JP35068592 A JP 35068592A JP H06173101 A JPH06173101 A JP H06173101A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 前身頃及び後身頃からなるガードル本体とこ
のガードル本体の側辺部より帯状に延出された高繊度繊
維材料からなる骨盤矯正片とから構成される。前身頃に
は中央部に高繊度繊維部が設けられ、且つ後身頃には高
繊度繊維材料からなるヒップ被覆部が設けられている。
また、前身頃上方に略Ｖ字状のウエストラインを設けた
り、又は後身頃のヒップ被覆部に左右一対のカップ部を
形成してもよい。さらに骨盤矯正片はガードル本体の左
右側片部よりそれぞれ一本の帯状で延出してもよい。ま
た、骨盤矯正片をガードル本体から着脱自在としてもよ
い。 【効果】 ヒップライン、下腹部の整容及び骨盤の矯正
とを同時に且つ効果的に行なうことができ、しかも着用
者に違和感や窮屈感を与えることがない。
のガードル本体の側辺部より帯状に延出された高繊度繊
維材料からなる骨盤矯正片とから構成される。前身頃に
は中央部に高繊度繊維部が設けられ、且つ後身頃には高
繊度繊維材料からなるヒップ被覆部が設けられている。
また、前身頃上方に略Ｖ字状のウエストラインを設けた
り、又は後身頃のヒップ被覆部に左右一対のカップ部を
形成してもよい。さらに骨盤矯正片はガードル本体の左
右側片部よりそれぞれ一本の帯状で延出してもよい。ま
た、骨盤矯正片をガードル本体から着脱自在としてもよ
い。 【効果】 ヒップライン、下腹部の整容及び骨盤の矯正
とを同時に且つ効果的に行なうことができ、しかも着用
者に違和感や窮屈感を与えることがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は矯正用ガードルに係
り、その目的はヒップライン、下腹部の整容及び出産後
等における骨盤のズレの矯正を効果的に行なうことがで
き、しかも着用者に違和感や窮屈感等を与えることがな
く良好な着用感を演出することができるガードルの提供
にある。
り、その目的はヒップライン、下腹部の整容及び出産後
等における骨盤のズレの矯正を効果的に行なうことがで
き、しかも着用者に違和感や窮屈感等を与えることがな
く良好な着用感を演出することができるガードルの提供
にある。
【０００２】
【従来の技術】一般にガードルはウエスト部位から下の
下肢帯、つまり腰部、腹部、臀部、大腿部などを体型的
に美しく整える目的で、衣服の下着として着用されてい
る。このようなガードルは、通常、締め付け力のある生
地により構成されており、着用により身体を締め付ける
ことによって、下腹部のたるみやヒップの垂れ下がりを
矯正せんとするものであった。しかし、単に締め付け力
のある生地を用いただけでは充分な整容効果や矯正効果
を得ることができず、最近ではより高い矯正効果を得る
ために種々のタイプのガードルが創出されてくるように
なってきている。例えば、矯正効果を得ようとする特定
部位にのみ充填を置き、その部位にのみ強力な伸縮性を
有する補強生地を用いたもの、すなわちヒップラインの
整容のみを目的として、ヒップ被覆部分にのみ強力な伸
縮性を有する補強生地を用いたガードルや、或いは針金
や合成樹脂等からなる芯材を用い、この芯材を生地の特
定部位に縫着してより高い矯正・整容効果を得ようとし
たガードル等が創出されてくるようになってきている。
下肢帯、つまり腰部、腹部、臀部、大腿部などを体型的
に美しく整える目的で、衣服の下着として着用されてい
る。このようなガードルは、通常、締め付け力のある生
地により構成されており、着用により身体を締め付ける
ことによって、下腹部のたるみやヒップの垂れ下がりを
矯正せんとするものであった。しかし、単に締め付け力
のある生地を用いただけでは充分な整容効果や矯正効果
を得ることができず、最近ではより高い矯正効果を得る
ために種々のタイプのガードルが創出されてくるように
なってきている。例えば、矯正効果を得ようとする特定
部位にのみ充填を置き、その部位にのみ強力な伸縮性を
有する補強生地を用いたもの、すなわちヒップラインの
整容のみを目的として、ヒップ被覆部分にのみ強力な伸
縮性を有する補強生地を用いたガードルや、或いは針金
や合成樹脂等からなる芯材を用い、この芯材を生地の特
定部位に縫着してより高い矯正・整容効果を得ようとし
たガードル等が創出されてくるようになってきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特定部
位にのみ強力な伸縮性生地を用いたガードルでは、強力
な伸縮性を有する生地により他の生地が引っ張られてし
まい、着用感が極めて悪くなるといった課題が存在し
た。すなわち、ヒップ被覆部分にのみ強力な伸縮性を有
する補強生地を用いたガードルでは、ヒップ部の伸縮力
により前身頃等が引っ張られてしまい、前身頃がお腹に
食い込んでくるなどの窮屈感等を着用者に与えてしまう
といった課題が存在した。また、針金や合成樹脂等から
なる芯材を生地の特定部位に縫着したガードルでは、着
用による窮屈感や違和感を着用者に与えやすい、或いは
着用者の身体には不適合な場合がある等の課題が存在し
た。さらに、繰り返される洗濯や脱着などにより芯材そ
のものが変形したり、破損してしまうことがあったり、
破損により衣服や身体を傷付ける恐れがあるなどの課題
が存在した。そこで業界では、ヒップラインや下腹部の
整容、及び出産後の骨盤のズレ等を効果的に矯正するこ
とができ、しかも着用者に窮屈感や違和感等を与えるこ
とのない着用性の良好なガードルの創出が望まれてい
た。
位にのみ強力な伸縮性生地を用いたガードルでは、強力
な伸縮性を有する生地により他の生地が引っ張られてし
まい、着用感が極めて悪くなるといった課題が存在し
た。すなわち、ヒップ被覆部分にのみ強力な伸縮性を有
する補強生地を用いたガードルでは、ヒップ部の伸縮力
により前身頃等が引っ張られてしまい、前身頃がお腹に
食い込んでくるなどの窮屈感等を着用者に与えてしまう
といった課題が存在した。また、針金や合成樹脂等から
なる芯材を生地の特定部位に縫着したガードルでは、着
用による窮屈感や違和感を着用者に与えやすい、或いは
着用者の身体には不適合な場合がある等の課題が存在し
た。さらに、繰り返される洗濯や脱着などにより芯材そ
のものが変形したり、破損してしまうことがあったり、
破損により衣服や身体を傷付ける恐れがあるなどの課題
が存在した。そこで業界では、ヒップラインや下腹部の
整容、及び出産後の骨盤のズレ等を効果的に矯正するこ
とができ、しかも着用者に窮屈感や違和感等を与えるこ
とのない着用性の良好なガードルの創出が望まれてい
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明では、前身頃及
び後身頃からなるガードル本体とこのガードル本体の側
辺部より帯状に延出された高繊度繊維材料からなる骨盤
矯正片とから構成され、前記前身頃には中央部に高繊度
繊維部が設けられ、前記後身頃には高繊度繊維材料より
なるヒップ被覆部が設けられてなることを特徴とする矯
正用ガードルを提供することにより上記従来の課題を悉
く解消する。
び後身頃からなるガードル本体とこのガードル本体の側
辺部より帯状に延出された高繊度繊維材料からなる骨盤
矯正片とから構成され、前記前身頃には中央部に高繊度
繊維部が設けられ、前記後身頃には高繊度繊維材料より
なるヒップ被覆部が設けられてなることを特徴とする矯
正用ガードルを提供することにより上記従来の課題を悉
く解消する。
【０００５】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明に係る矯正用
ガードルの実施例を詳述する。図１はこの発明の矯正用
ガードルの一実施例を示す外観説明図であり、図２は図
１の正面説明図、図３は背面説明図である。図示する如
くこの発明のガードル（１）は、前身頃（２）及び後身
頃（３）とから形成されるガードル本体（１０）とこの
ガードル本体（１０）の側辺部より帯状に延出される骨
盤矯正片（４）とから構成されている。この発明におい
て、ガードル本体（１０）及び骨盤矯正片（４）はそれ
ぞれ伸縮性を有する弾性繊維材料より構成されている。
この伸縮性を有する弾性繊維材料としては特に限定はさ
れず、通常のガードルで用いられているスパンデックス
等のポリウレタン系繊維或いはポリウレタン系繊維と他
のアクリル、ナイロン等の繊維との混紡繊維が好適に使
用される。図示する実施例において、骨盤矯正片（４）
はガードル本体（１０）の左右側辺部よりそれぞれ一本
の帯状に延出され、左右一対の骨盤矯正片（４）とされ
ている。またこの実施例では、骨盤矯正片（４）の先端
部にはそれぞれ係合手段とされるホック部（４１）・
（４１）がそれぞれ設けられており、任意箇所で係脱自
在に係合される。さらに前身頃（２）の上方には、略Ｖ
字状にウエストライン（２１）が形成されており、しか
もこの前身頃（２）の中央部には高繊度繊維材料からな
る高繊度繊維部（２２）が設けられている。このように
前身頃（２）の上方のウエストライン（２１）を略Ｖ字
状に形成することによって、着用時の身体の屈折に伴う
下腹部の脂肪のたるみ等によりガードル（１）のウエス
トライン（２１）が折り返され、まくれあがったりたり
することがないので、良好な着用感を演出することがで
きる。
ガードルの実施例を詳述する。図１はこの発明の矯正用
ガードルの一実施例を示す外観説明図であり、図２は図
１の正面説明図、図３は背面説明図である。図示する如
くこの発明のガードル（１）は、前身頃（２）及び後身
頃（３）とから形成されるガードル本体（１０）とこの
ガードル本体（１０）の側辺部より帯状に延出される骨
盤矯正片（４）とから構成されている。この発明におい
て、ガードル本体（１０）及び骨盤矯正片（４）はそれ
ぞれ伸縮性を有する弾性繊維材料より構成されている。
この伸縮性を有する弾性繊維材料としては特に限定はさ
れず、通常のガードルで用いられているスパンデックス
等のポリウレタン系繊維或いはポリウレタン系繊維と他
のアクリル、ナイロン等の繊維との混紡繊維が好適に使
用される。図示する実施例において、骨盤矯正片（４）
はガードル本体（１０）の左右側辺部よりそれぞれ一本
の帯状に延出され、左右一対の骨盤矯正片（４）とされ
ている。またこの実施例では、骨盤矯正片（４）の先端
部にはそれぞれ係合手段とされるホック部（４１）・
（４１）がそれぞれ設けられており、任意箇所で係脱自
在に係合される。さらに前身頃（２）の上方には、略Ｖ
字状にウエストライン（２１）が形成されており、しか
もこの前身頃（２）の中央部には高繊度繊維材料からな
る高繊度繊維部（２２）が設けられている。このように
前身頃（２）の上方のウエストライン（２１）を略Ｖ字
状に形成することによって、着用時の身体の屈折に伴う
下腹部の脂肪のたるみ等によりガードル（１）のウエス
トライン（２１）が折り返され、まくれあがったりたり
することがないので、良好な着用感を演出することがで
きる。
【０００６】さらに後身頃（３）には、高繊度繊維材料
よりなるヒップ被覆部（３１）が設けられており、しか
もこのヒップ被覆部（３１）には左右一対のカップ部
（３１ａ）が形成されている。このように後身頃（３）
にカップ部（３１ａ）を設けることによって、ヒップを
包み込むようにして締め付けることができるので、より
良好なヒップラインの整容が行える。
よりなるヒップ被覆部（３１）が設けられており、しか
もこのヒップ被覆部（３１）には左右一対のカップ部
（３１ａ）が形成されている。このように後身頃（３）
にカップ部（３１ａ）を設けることによって、ヒップを
包み込むようにして締め付けることができるので、より
良好なヒップラインの整容が行える。
【０００７】またこの発明の矯正用ガードルでは、前身
頃（２）の中央部（２２）及び後身頃（３）のヒップ被
覆部（３１）、さらに骨盤矯正片（４）においてそれぞ
れ高繊度繊維材料が使用されている。この発明において
高繊度繊維材料とは、他の部位の繊維材料よりも高い繊
度を有する繊維材料のことをいい、具体的には他の部位
の繊維材料の約２倍の繊度を有する繊維材料が使用され
る。例えば、前身頃（２）及び後身頃（３）を通常の伸
縮性繊維、例えば７０デニールのナイロン８２％と２８
０デニールのポリウレタン系繊維１８％との混紡よりな
る繊維材料から構成したとすると、高繊度繊維材料とし
ては１４０デニールのナイロンと５６０デニールのポリ
ウレタン系繊維との混紡よりなる繊維材料が使用される
が、特に限定はされず、他の繊維材料よりも高い繊度を
有する繊維材料が好適に使用される。また、この高繊度
繊維材料の種類や混合比率についても特に限定はされ
ず、上記したナイロンとポリウレタン系繊維との混紡以
外にも、ポリウレタン系繊維とアクリルとの混紡等、適
宜任意に採用することができる。
頃（２）の中央部（２２）及び後身頃（３）のヒップ被
覆部（３１）、さらに骨盤矯正片（４）においてそれぞ
れ高繊度繊維材料が使用されている。この発明において
高繊度繊維材料とは、他の部位の繊維材料よりも高い繊
度を有する繊維材料のことをいい、具体的には他の部位
の繊維材料の約２倍の繊度を有する繊維材料が使用され
る。例えば、前身頃（２）及び後身頃（３）を通常の伸
縮性繊維、例えば７０デニールのナイロン８２％と２８
０デニールのポリウレタン系繊維１８％との混紡よりな
る繊維材料から構成したとすると、高繊度繊維材料とし
ては１４０デニールのナイロンと５６０デニールのポリ
ウレタン系繊維との混紡よりなる繊維材料が使用される
が、特に限定はされず、他の繊維材料よりも高い繊度を
有する繊維材料が好適に使用される。また、この高繊度
繊維材料の種類や混合比率についても特に限定はされ
ず、上記したナイロンとポリウレタン系繊維との混紡以
外にも、ポリウレタン系繊維とアクリルとの混紡等、適
宜任意に採用することができる。
【０００８】この発明では、上記したような高繊度繊維
材料が前身頃（２）の中央部（２２）及び後身頃（３）
のヒップ被覆部（３１）、さらに骨盤矯正片（４）にお
いてそれぞれ使用されている。前身頃（２）の中央部
（２２）及び後身頃（３）における高繊度繊維材料の使
用方法については特に限定はされず、例えば通常の繊維
材料の上に被覆するように高繊度繊維材料を用いて、前
身頃（２）の中央部（２２）及び後身頃（３）のヒップ
被覆部（３１）とをそれぞれ通常の繊維材料と高繊度繊
維材料との二重構造としても、或いは通常の繊維材料に
連設して高繊度繊維材料を一重又は二重で縫着して用い
てもよく、特に限定はされない。
材料が前身頃（２）の中央部（２２）及び後身頃（３）
のヒップ被覆部（３１）、さらに骨盤矯正片（４）にお
いてそれぞれ使用されている。前身頃（２）の中央部
（２２）及び後身頃（３）における高繊度繊維材料の使
用方法については特に限定はされず、例えば通常の繊維
材料の上に被覆するように高繊度繊維材料を用いて、前
身頃（２）の中央部（２２）及び後身頃（３）のヒップ
被覆部（３１）とをそれぞれ通常の繊維材料と高繊度繊
維材料との二重構造としても、或いは通常の繊維材料に
連設して高繊度繊維材料を一重又は二重で縫着して用い
てもよく、特に限定はされない。
【０００９】このように、ヒップ被覆部（３１）及び前
身頃（２）の中央部（２２）にそれぞれ高繊度繊維材料
を使用することにより、後述する骨盤矯正片（４）によ
る締め付け時に、効果的なヒップラインの整容が行な
え、しかもヒップ被覆部（３１）の伸縮力により前身頃
（２）が引っ張られてしまうことがなく、着用者に窮屈
感を与える恐れがない。
身頃（２）の中央部（２２）にそれぞれ高繊度繊維材料
を使用することにより、後述する骨盤矯正片（４）によ
る締め付け時に、効果的なヒップラインの整容が行な
え、しかもヒップ被覆部（３１）の伸縮力により前身頃
（２）が引っ張られてしまうことがなく、着用者に窮屈
感を与える恐れがない。
【００１０】以上のような構成からなるこの実施例にお
いては、ガードル本体（１０）の左右側辺部よりそれぞ
れ帯状に延出された左右一対の骨盤矯正片（４）を図４
に示すように係合手段を介して係合させることにより、
ヒップ、下腹部、骨盤とをそれぞれ効果的に整容・矯正
することができる。すなわち、骨盤矯正片（４）及びヒ
ップ被覆部（３１）及び前身頃（２）中央部（２２）に
はそれぞれ高繊度繊維材料が使用されているので、一対
の骨盤矯正片（４）をそれぞれ任意の位置で係合させる
ことにより、高繊度繊維材料による伸縮力で骨盤、下腹
部、ヒップ部がそれぞれ締め付けられる。しかもこの締
め付け時には、ヒップ被覆部（３１）のカップ部（３１
ａ）によりヒップ部分をカップ部（３１ａ）によって包
み込むように締め付けることができるため、ヒップに対
して無理な締め付けを行なうことなく、形よく整容する
ことができる。また前身頃（２）中央部（２２）には高
繊度繊維部が設けられているので、ヒップ被覆部（３
１）の締め付け力により前身頃（２）が引っ張られてし
まうことがないので、着用者に窮屈感を与えることなく
良好な着用感を演出させることができる。
いては、ガードル本体（１０）の左右側辺部よりそれぞ
れ帯状に延出された左右一対の骨盤矯正片（４）を図４
に示すように係合手段を介して係合させることにより、
ヒップ、下腹部、骨盤とをそれぞれ効果的に整容・矯正
することができる。すなわち、骨盤矯正片（４）及びヒ
ップ被覆部（３１）及び前身頃（２）中央部（２２）に
はそれぞれ高繊度繊維材料が使用されているので、一対
の骨盤矯正片（４）をそれぞれ任意の位置で係合させる
ことにより、高繊度繊維材料による伸縮力で骨盤、下腹
部、ヒップ部がそれぞれ締め付けられる。しかもこの締
め付け時には、ヒップ被覆部（３１）のカップ部（３１
ａ）によりヒップ部分をカップ部（３１ａ）によって包
み込むように締め付けることができるため、ヒップに対
して無理な締め付けを行なうことなく、形よく整容する
ことができる。また前身頃（２）中央部（２２）には高
繊度繊維部が設けられているので、ヒップ被覆部（３
１）の締め付け力により前身頃（２）が引っ張られてし
まうことがないので、着用者に窮屈感を与えることなく
良好な着用感を演出させることができる。
【００１１】以上の実施例においてはガードル（１）と
してロングガードルが図示されているが、この発明にお
いては特に限定はされず、例えば図５に示すようなショ
ートガードルとしてもよく、さらに一対の骨盤矯正片
（４）の係脱手段（４１）としてもホックには限定され
ず、図示するように面ファスナを用いてもよい。骨盤矯
正片（４）の係脱手段（４１）に面ファスナを用いる
と、個人の体型に合わせた任意箇所で骨盤矯正片（４）
を係合させることができる。さらに、骨盤矯正片（４）
の長さについても特に限定はされず、図４に示したよう
に左右共略同じような長さに設定し、ガードル本体（２
１）の略中央部で係合させる以外に、例えば図６に示す
ように右或いは左側部にて係合させるべく、いずれかの
骨盤矯正片（４）をより長く、他方を短く設定してもよ
い。図６に示すように骨盤矯正片（４）を右或いは左側
部にて係合させる構成を採用すると、骨盤矯正片（４）
の係合により形成される係合厚が下腹部中央部には現れ
ないため、外観のシルエットラインをすっきりとさせる
ことができる。さらに、骨盤矯正片（４）の形状につい
ても特に限定はされず、前記した一本の帯状に形成され
なくとも、例えば図７に示すように複数本の帯状に形成
されていてもよい。
してロングガードルが図示されているが、この発明にお
いては特に限定はされず、例えば図５に示すようなショ
ートガードルとしてもよく、さらに一対の骨盤矯正片
（４）の係脱手段（４１）としてもホックには限定され
ず、図示するように面ファスナを用いてもよい。骨盤矯
正片（４）の係脱手段（４１）に面ファスナを用いる
と、個人の体型に合わせた任意箇所で骨盤矯正片（４）
を係合させることができる。さらに、骨盤矯正片（４）
の長さについても特に限定はされず、図４に示したよう
に左右共略同じような長さに設定し、ガードル本体（２
１）の略中央部で係合させる以外に、例えば図６に示す
ように右或いは左側部にて係合させるべく、いずれかの
骨盤矯正片（４）をより長く、他方を短く設定してもよ
い。図６に示すように骨盤矯正片（４）を右或いは左側
部にて係合させる構成を採用すると、骨盤矯正片（４）
の係合により形成される係合厚が下腹部中央部には現れ
ないため、外観のシルエットラインをすっきりとさせる
ことができる。さらに、骨盤矯正片（４）の形状につい
ても特に限定はされず、前記した一本の帯状に形成され
なくとも、例えば図７に示すように複数本の帯状に形成
されていてもよい。
【００１２】また骨盤矯正片（４）は、以上の実施例に
て示したようにガードル本体（１０）の左右側辺部に直
接縫着されていてもよく、或いは図８にて示すようにホ
ックや面ファスナなどの係合手段（４２）を介してガー
ドル本体（１０）の側辺部に着脱自在に設けられていて
もよい。このように骨盤矯正片（４）をガードル本体
（１０）に着脱自在に設けておくと、個人の好みや体調
に応じて任意に骨盤矯正片（４）を取り外すことができ
るが、特に限定はされない。
て示したようにガードル本体（１０）の左右側辺部に直
接縫着されていてもよく、或いは図８にて示すようにホ
ックや面ファスナなどの係合手段（４２）を介してガー
ドル本体（１０）の側辺部に着脱自在に設けられていて
もよい。このように骨盤矯正片（４）をガードル本体
（１０）に着脱自在に設けておくと、個人の好みや体調
に応じて任意に骨盤矯正片（４）を取り外すことができ
るが、特に限定はされない。
【００１３】図９はこの発明の他の実施例を示す外観説
明図であるが、図示する実施例では、骨盤矯正片（４）
はガードル本体（１０）の側辺部から一本の帯状で延出
され、しかも前身頃（２）の内側で前身頃（２）に直接
縫着されている。このように、骨盤矯正片（４）を前身
頃の内側に縫着しておくと、骨盤矯正片（４）の形状が
シルエットラインとして外観に現れることがない。
明図であるが、図示する実施例では、骨盤矯正片（４）
はガードル本体（１０）の側辺部から一本の帯状で延出
され、しかも前身頃（２）の内側で前身頃（２）に直接
縫着されている。このように、骨盤矯正片（４）を前身
頃の内側に縫着しておくと、骨盤矯正片（４）の形状が
シルエットラインとして外観に現れることがない。
【００１４】以上の実施例以外に、この発明では図１０
に示すように、前身頃（２）の上方のウエストライン
（２０）を通常の水平状に形成していてもよく、あるい
は後身頃（３）のヒップ被覆部（３１）にカップ部を形
成していないガードルであってもよく、適宜任意に設定
することができる。
に示すように、前身頃（２）の上方のウエストライン
（２０）を通常の水平状に形成していてもよく、あるい
は後身頃（３）のヒップ被覆部（３１）にカップ部を形
成していないガードルであってもよく、適宜任意に設定
することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明は前身頃及
び後身頃からなるガードル本体とこのガードル本体の側
辺部より帯状に延出された高繊度繊維材料からなる骨盤
矯正片とから構成され、前記前身頃には中央部に高繊度
繊維部が設けられ、前記後身頃には高繊度繊維材料より
なるヒップ被覆部が設けられてなることを特徴とする矯
正用ガードルであるから、ヒップライン、下腹部、骨盤
部を効果的に整容・矯正することができるとともに、ヒ
ップラインの矯正に伴って前身頃が引っ張られたりする
ことがないので着用者に違和感や窮屈感を与えないなど
良好な着用感を演出することができるという優れた効果
を奏する。前身頃の上方に略Ｖ字状のウエストラインを
形成しておくと、身体の屈折等に伴って生じる下腹部の
脂肪のたるみにより前身頃のウエストラインが折り返さ
れたり、まくれ上がったりすることがないという効果を
奏する。ヒップ被覆部に左右一対のカップ部を形成して
おくと、ヒップラインの締め付けをカップ部によって包
み込むように圧縮して行えるので、効果的な整容が行え
るという効果を奏する。骨盤矯正片をガードル本体の左
右側辺部よりそれぞれ一本の帯状に延出させ、これら骨
盤矯正片を互いに任意箇所で係脱自在に係合させる構成
とすると、個人の体型に応じた締め付け、矯正を行なう
ことができるという効果を奏する。さらに骨盤矯正片を
ガードル本体から着脱自在に設ける構成としておくと、
個人の体調等に応じて任意に整容・矯正効果を軽減させ
ることができるため個人の好みに応じた整容・矯正が行
えるという効果を奏する。
び後身頃からなるガードル本体とこのガードル本体の側
辺部より帯状に延出された高繊度繊維材料からなる骨盤
矯正片とから構成され、前記前身頃には中央部に高繊度
繊維部が設けられ、前記後身頃には高繊度繊維材料より
なるヒップ被覆部が設けられてなることを特徴とする矯
正用ガードルであるから、ヒップライン、下腹部、骨盤
部を効果的に整容・矯正することができるとともに、ヒ
ップラインの矯正に伴って前身頃が引っ張られたりする
ことがないので着用者に違和感や窮屈感を与えないなど
良好な着用感を演出することができるという優れた効果
を奏する。前身頃の上方に略Ｖ字状のウエストラインを
形成しておくと、身体の屈折等に伴って生じる下腹部の
脂肪のたるみにより前身頃のウエストラインが折り返さ
れたり、まくれ上がったりすることがないという効果を
奏する。ヒップ被覆部に左右一対のカップ部を形成して
おくと、ヒップラインの締め付けをカップ部によって包
み込むように圧縮して行えるので、効果的な整容が行え
るという効果を奏する。骨盤矯正片をガードル本体の左
右側辺部よりそれぞれ一本の帯状に延出させ、これら骨
盤矯正片を互いに任意箇所で係脱自在に係合させる構成
とすると、個人の体型に応じた締め付け、矯正を行なう
ことができるという効果を奏する。さらに骨盤矯正片を
ガードル本体から着脱自在に設ける構成としておくと、
個人の体調等に応じて任意に整容・矯正効果を軽減させ
ることができるため個人の好みに応じた整容・矯正が行
えるという効果を奏する。
【図１】この発明に係る矯正用ガードルの第一実施例を
示す外観説明図である。
示す外観説明図である。
【図２】図１に示した矯正用ガードルの正面説明図であ
る。
る。
【図３】図１に示した矯正用ガードルの背面説明図であ
る。
る。
【図４】図１に示した矯正用ガードルの着用時を示す正
面説明図である。
面説明図である。
【図５】この発明に係る矯正用ガードルの第二実施例を
示す外観説明図である。
示す外観説明図である。
【図６】この発明に係る矯正用ガードルの第三実施例を
示す外観説明図である。
示す外観説明図である。
【図７】この発明に係る矯正用ガードルの第四実施例を
示す外観説明図である。
示す外観説明図である。
【図８】この発明に係る矯正用ガードルの第五実施例を
示す外観説明図である。
示す外観説明図である。
【図９】この発明に係る矯正用ガードルの第六実施例を
示す外観説明図である。
示す外観説明図である。
【図１０】この発明に係る矯正用ガードルの第七実施例
を示す外観説明図である。
を示す外観説明図である。
１ 矯正用ガードル 10 ガードル本体 ２ 前身頃 21 ウエストライン 22 高繊度繊維部 ３ 後身頃 31 ヒップ被覆部 31a カップ部 ４ 骨盤矯正片
Claims (5)
- 【請求項１】前身頃及び後身頃からなるガードル本体と
このガードル本体の側辺部より帯状に延出された高繊度
繊維材料からなる骨盤矯正片とから構成され、前記前身
頃には中央部に高繊度繊維部が設けられ、前記後身頃に
は高繊度繊維材料よりなるヒップ被覆部が設けられてな
ることを特徴とする矯正用ガードル。 - 【請求項２】前記前身頃の上方には略Ｖ字状のウエスト
ラインが形成されてなることを特徴とする請求項１に記
載の矯正用ガードル。 - 【請求項３】前記後身頃のヒップ被覆部には左右一対の
カップ部が形成されてなることを特徴とする請求項１乃
至２に記載の矯正用ガードル - 【請求項４】前記骨盤矯正片がガードル本体の左右側辺
部よりそれぞれ一本の帯状に延出され、且つこの左右側
辺部より延出された骨盤矯正片がそれぞれ互いに任意箇
所で係脱自在に係合されてなることを特徴とする請求項
１乃至３に記載の矯正用ガードル。 - 【請求項５】前記骨盤矯正片がガードル本体に着脱自在
に取り付けられてなることを特徴とする請求項１乃至４
に記載の矯正用ガードル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35068592A JPH06173101A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 矯正用ガードル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35068592A JPH06173101A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 矯正用ガードル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173101A true JPH06173101A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18412153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35068592A Pending JPH06173101A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 矯正用ガードル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173101A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09176903A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-08 | Datsuchiesu:Kk | 整容帯付下着 |
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| KR200492583Y1 (ko) * | 2019-06-25 | 2020-11-06 | 주식회사 신영와코루 | 여성용 바디 슈트 |
| KR102176487B1 (ko) * | 2019-05-28 | 2020-11-09 | 박명복 | 기능성 보정속옷 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP35068592A patent/JPH06173101A/ja active Pending
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| GB2475076B (en) * | 2009-11-04 | 2014-04-23 | Nicolyn Leonie Thompson | An article of clothing |
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