JP2006192260A - 骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツ及び骨盤矯正トレーニングパンツ並びにそれらの製造方法 - Google Patents

骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツ及び骨盤矯正トレーニングパンツ並びにそれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 骨盤矯正ガードルにおいてズボン等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”ができ、骨盤の歪みを矯正できること。
【解決手段】 骨盤矯正ガードル11αは、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプであり、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分13A,13Bを設けることによって、交差部分13A,13Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ズボン、スカート等の衣服の下に、または単独で着用して生活するだけで骨盤の歪みを矯正して正常な骨盤形状を回復させるとともに、骨盤の歪みに起因する種々の症状を改善して健康な肉体と美しいプロポーションを得ることができる骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツ及び骨盤矯正トレーニングパンツ並びにそれらの製造方法に関するものであり、衣服の下に着用することにより衣服全般に適用できるものである。
現代人は歩くときも、椅子に座るときも、また畳の上に正座するときも姿勢が悪い人が多いため、骨盤が歪んでいる人が多く、そのためプロポーションが悪くなるだけでなく、健康にも支障をきたしている場合がある。骨盤の具体的な構造について、図1を参照して説明する。図1は、骨盤とその周辺の骨を正面から見て示す概略図である。
図1に示されるように、骨盤1は、「仙骨」2・「寛骨」3・「尾骨」4という三つの骨によって構成されており、腰椎8から続く逆三角形の骨が「仙骨」2、その両側の蝶の羽のような形状の腸骨5とそこから続く坐骨6と恥骨7をまとめて「寛骨」3、さらに仙骨2の先端にあるのが「尾骨」4である。骨盤1は仙骨2部分で背骨9に直結し、寛骨3の下部で両足の骨10(大転子10a)へとつながっている。
通常、骨と骨は関節によってつながっているが、骨盤1を形成する三つの骨2,3,4は周囲の筋肉と靭帯によって支えられていて、唯一の関節は仙骨2と腸骨5とをつなぐ仙腸関節のみであり、この関節がずれたり開いたりしてそのまま固まってしまう結果、骨盤1が歪む。骨盤1が歪めば、当然それを包む筋肉にも影響が出て、お尻の中で骨盤1が横に広がったり歪んだりする結果、お尻が横に広がったり垂れてしまったりする(非特許文献1:22頁〜23頁)。
そこで、非特許文献1の44頁〜45頁においては、骨盤1の歪みを直す基本の体操として、ゴムのチューブを大転子10aの位置に当ててお尻で交差させ、骨盤1の一番出っ張った部分へ巻いて体の前で結んで、腰を大きく左右に回す体操を推奨している。また、非特許文献2の80頁〜83頁においては、骨盤1の歪みを直す方法として骨盤1を動かして歩く“ビーナスウォーク”という、より効果的な歩き方を提唱している。この歩き方をマスターして続けることによって、骨盤1の歪みを矯正することができ、骨盤1の歪みに起因する内臓の下垂による不調や血行不良も解消されて、種々の不快な症状も改善されるとしている。
「新骨盤ダイエット」著者・芝崎義夫、出版社・高橋書店、出版年月日・平成15年7月10日 「骨盤スリミング」著者・立花みどり、出版社・日本文芸社、出版年月日・平成14年10月25日
しかしながら、非特許文献1において推奨されている腰を回す体操等の体操だけでは、なかなか骨盤の歪みを矯正することができない。また、非特許文献2において提唱されている“ビーナスウォーク”は骨盤の歪みを矯正することはできるが、骨盤を内側にねじりながら歩かなければならず、この際に肩や首など上半身は動かさない等意識しなければならないポイントが多過ぎて、この歩き方をマスターするのは非常に困難であるという問題点があった。
そこで、本発明は、ズボンやスカート等の下に、または単独で着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツ及び骨盤矯正トレーニングパンツ並びにそれらの製造方法の提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央部分に前面空間を設けて、前記ガードルの右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前記ガードルの前記前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
請求項2の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面左右部分に前記ガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けるとともに、前記ガードルの背面中央部分に背面空間を設けて、前記ガードルの右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて前記ガードルの前記背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
請求項3の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1または請求項2の構成において、前記左右1対の交差部分の上部根元または前記1対の深い抉り部分の上部根元はそれぞれ左右の大転子に当接するものである。
請求項4の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したものである。
請求項5の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたものである。
請求項6の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1乃至請求項5のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたものである。
請求項7の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項6の構成において、前記幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を前記幅の広い弾性材を覆うように前記左右1対の交差部分の裏側に縫付けたものである。
請求項8の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1乃至請求項7のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して1対の調節機能付き接続具で接続可能としたものである。
請求項9の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央部分に前面空間を設け、かつ背面中央部分に背面空間を設けて、前記ガードルの右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前記ガードルの前記前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けるとともに、前記ガードルの右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて前記ガードルの前記背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
請求項10の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項9の構成において、前記各左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間及び前記背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したものである。
請求項11の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項9の構成において、前記各左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間及び前記背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたものである。
請求項12の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項9乃至請求項11のいずれか1つの構成において、前記各左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたものである。
請求項13の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項12の構成において、前記幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を前記幅の広い弾性材を覆うように前記各左右1対の交差部分の裏側に縫付けたものである。
請求項14の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項9乃至請求項13のいずれか1つの構成において、前記各左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して前後2対の調節機能付き接続具で接続可能としたものである。
請求項15の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央部分に左右の太もも部分先端近傍までの大きな前面空間を設けて、前記ガードルの右太もも近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも近傍から右足付け根近傍にかけて前記ガードルの前記大きな前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
請求項16の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面左右部分に前記ガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けるとともに、前記ガードルの背面中央部分に左右の太もも部分先端近傍までの大きな背面空間を設けて、前記ガードルの右太もも後部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左太もも後部近傍から右足付け根後部近傍にかけて前記ガードルの前記大きな背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
請求項17の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項15または請求項16の構成において、前記左右1対の交差部分の上部根元または前記1対の深い抉り部分の上部根元はそれぞれ左右の大転子に当接するものである。
請求項18の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項15乃至請求項17のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したものである。
請求項19の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項15乃至請求項17のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたものである。
請求項20の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項15乃至請求項19のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたものである。
請求項21の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項20の構成において、前記幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を前記幅の広い弾性材を覆うように前記左右1対の交差部分の裏側に縫付けたものである。
請求項22の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項15乃至請求項19のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分の裏側及びそれらにつながる太もも部分の裏側全面に伸縮性生地を取付けたものである。
請求項23の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項15乃至請求項22のいずれか1つの構成において、前記左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して1対の調節機能付き接続具で接続可能としたものである。
請求項24の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央に所定の幅を有し左右方向に貫通した補強部を設けて、幅の広い弾性材を前記補強部の中に通して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記幅の広い弾性材の左右の先端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
請求項25の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方を固定して、幅の広い弾性材の中央部分に前記1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、前記調節機能付き接続具の他方を前記調節機能付き接続具の一方に接続し、前記幅の広い弾性材を前記ガードルの両側面に設けた補強部の中を通して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記幅の広い弾性材の左右の先端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
請求項26の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方を固定して、幅の広い弾性材の中央部分に前記1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、前記調節機能付き接続具の他方を前記調節機能付き接続具の一方に接続し、前記幅の広い弾性材を前記ガードルの前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記幅の広い弾性材の左右の先端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
請求項27の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面中央上部に両端にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方を固定した補強部を固定して、またはガードルの左右側面上部にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方を直接固定して、2本の幅の広い弾性材の先端に前記1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、前記調節機能付き接続具の他方を前記調節機能付き接続具の一方にそれぞれ接続し、前記2本の幅の広い弾性材を前記ガードルの前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記2本の幅の広い弾性材の他端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
請求項28の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項26または請求項27の構成において、前記幅の広い弾性材が交差する前記ガードルの前面に前記幅の広い弾性材が貫通する1対の交差する補強部を縫付けたものである。
請求項29の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項26または請求項27の構成において、前記幅の広い弾性材が交差する前記ガードルの前面に前記幅の広い弾性材が貫通する4箇所の開口部を有する補強部を縫付けたものである。
請求項30の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項26乃至請求項29のいずれか1つの構成において、前記幅の広い弾性材が貫通する補強部を前記ガードルの左右側面上部及び/または左右側面下部に縫付けたものである。
請求項31の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面に2本の幅の広い弾性材が交差しつつ貫通する4箇所の開口部を有する補強部を縫付け、前記2本の幅の広い弾性材の上端には調節機能付き接続具の一方を接続方向が直角になるようにそれぞれ固定し、前記2本の幅の広い弾性材を前記補強部の内部で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記2本の幅の広い弾性材の他端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付け、さらに、先端に前記調節機能付き接続具の他方をそれぞれ固定した他の2本の幅の広い弾性材を前記2本の幅の広い弾性材の調節機能付き接続具の一方にそれぞれ接続して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記他の2本の幅の広い弾性材の他端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
請求項32の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項29または請求項31の構成において、前記幅の広い弾性材の上端に固定された調節機能付き接続具の一方が前記補強部の内部に入ってしまわないように前記調節機能付き接続具の一方と前記調節機能付き接続具の他方とを紐でつないだものである。
請求項33の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面上端をV字形にカットして、幅の広い弾性材を前記ガードルの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの前面上端表側または裏側のV字形に沿わせて交差させ、前記ガードルの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項34の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面上端をV字形にカットして、幅の広い弾性材を前記ガードルの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの背面上端表側または裏側のV字形に沿わせて背面表側または裏側で交差させ、前記ガードルの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項35の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材をガードルの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの前面表側または裏側で交差させ、前記ガードルの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項36の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材をガードルの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの背面表側または裏側で交差させ、前記ガードルの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項37の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項35または請求項36の構成において、前記ガードルの上端の前記幅の広い弾性材が縫付けられていない側に幅の細い弾性材を縫付けたものである。
請求項38の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項35乃至請求項37のいずれか1つの構成において、前記ガードルの前面表側または裏側の前中心左右の一部または全面に伸縮性生地を縫付けて二重にしたものである。
請求項39の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、伸縮性を有する生地からなるガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅が前記ガードルの背面部分の幅一杯またはさらに前記ガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、前記ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記ガードルの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたものである。
ここで、「伸縮性を有する生地」としては、具体的にはサテンネット生地、パワーネット生地、スパンレックス生地、等がある。また、「伸縮性及び弾力性を有する生地」としては、具体的にはサテンネット生地、パワーネット生地、等がある。さらに、本請求項39〜請求項59まで及び実施の形態24においては、「開口部」とはガードル、スパッツ、トレーニングパンツの背面部分の内部に収まる閉じた穴からなる開口のみならず、ガードル、スパッツ、トレーニングパンツのウエスト上端まで届く開いた開口をも含むものとする。
請求項40の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39の構成において、前記1対の背面交差部分が交差する前記ガードルの開口部は空間になっているものである。
請求項41の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39の構成において、前記1対の背面交差部分が交差する前記ガードルの開口部には伸縮性を有する生地が縫付けられているものである。
請求項42の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39乃至請求項41のいずれか1つの構成において、前記1対の背面交差部分の先端部分が縫い付けられる前記ガードルの前面左右部分は左右の大転子が当接する部分またはその近傍であるものである。
請求項43の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39乃至請求項42のいずれか1つの構成において、前記1対の背面交差部分は2枚以上の伸縮性及び弾力性を有する生地を縫い合わせてなるものであり、前記2枚以上の伸縮性及び弾力性を有する生地のうち1枚以上が前記ガードルの背面部分の股下の上部からさらに反対側へヒップラインに沿って伸びて前記ガードルの両脇部分までまたは前面左右部分までまたは前中心まで伸びて縫付けられているものである。
請求項44の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項40乃至請求項43のいずれか1つの構成において、前記1対の背面交差部分の先端が前記ガードルの前中心まで伸びて前中心までの全長に亘ってまたは間隔をおいて縫付けられているものである。
請求項45の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39乃至請求項44のいずれか1つの構成において、前記1対の背面交差部分の先端部分及び/または前記1対の背面交差部分の後端が前記ガードルの裏側に縫付けられているものである。
請求項46の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、伸縮性を有する生地からなるガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅が前記ガードルの背面部分の幅一杯またはさらに前記ガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設け、前記ガードルの前面中央左右に2組の調節機能付き接続具の一方を固定して、前記1対の背面交差部分の先端にそれぞれ前記2組の調節機能付き接続具の他方を固定したものである。
ここで、「調節機能付き接続具」としては、複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホックとメンカンに係合するカギホックの組み合わせ、接着布(マジックテープ(登録商標))、複数の接続位置に取付けられた凹側または凸側を有するドット釦、フックアイテープ、グリッパーテープ、ファッションミニバックル、スナップテープ、等がある。
請求項47の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39乃至請求項46のいずれか1つの構成において、前記1対の背面交差部分が交差する部分において前記1対の背面交差部分の一方に紐部材の両端を固定して前記1対の背面交差部分の他方を前記紐部材の中を貫通させたものである。
請求項48の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39乃至請求項47のいずれか1つの構成において、前記1対の背面交差部分の先端部分及び/または前記1対の背面交差部分の後端部分をR形状として、該R形状に沿って前記1対の背面交差部分の先端部分及び/または前記1対の背面交差部分の後端部分の縁に沿って縫い付けたものである。
請求項49の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項39乃至請求項48のいずれか1つの構成において、前記開口部の下縁の前記ガードルの背面部分の股下からの長さは5cm〜10cmの範囲内であり、前記開口部の高さは5cm〜15cmの範囲内であるものである。
請求項50の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1乃至請求項49のいずれか1つの構成において、前記ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたものである。
請求項51の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、請求項1乃至請求項49のいずれか1つの構成において、前記ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したものである。
請求項52の発明にかかる骨盤矯正スパッツは、幅の広い弾性材をスパッツの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記スパッツの前面表側または裏側で交差させ、前記スパッツの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項53の発明にかかる骨盤矯正スパッツは、幅の広い弾性材をスパッツの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記スパッツの背面表側または裏側で交差させ、前記スパッツの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項54の発明にかかる骨盤矯正スパッツは、スパッツの背面部分の股下から上がった部分に幅が前記スパッツの背面部分の幅一杯またはさらに前記スパッツの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、スパッツの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記スパッツの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたものである。
請求項55の発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツは、幅の広い弾性材をトレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記トレーニングパンツの前面表側または裏側で交差させ、前記トレーニングパンツの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項56の発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツは、幅の広い弾性材をトレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記トレーニングパンツの背面表側または裏側で交差させ、前記トレーニングパンツの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
請求項57の発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツは、トレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の背面部分の股下から上がった部分に幅が前記トレーニングパンツの背面部分の幅一杯またはさらに前記トレーニングパンツの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、前記トレーニングパンツの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記トレーニングパンツの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたものである。
請求項58の発明にかかる骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツは、請求項54または請求項57の構成において、前記開口部の下縁の前記ガードルの背面部分の股下からの長さは5cm〜10cmの範囲内であり、前記開口部の高さは5cm〜15cmの範囲内であるものである。
請求項59の発明にかかる骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法は、請求項39乃至請求項49または請求項54または請求項57,請求項58のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法であって、本体を構成する生地を左身頃と右身頃の二つに分割して、本体の前中心及び後中心の二箇所で縫い合わせて製造するものである。
請求項1の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央部分に前面空間を設けて、ガードルの右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけてガードルの前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。ここで、ガードルの生地としては通常用いられるサテンネット等の生地で良い。このように、ガードルに右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分を設けることによって、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。
例えば、骨盤の歪みによって腰に痛みを感じる人は多いが、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用するだけで腰が後ろから押されることになるため楽に感じて、進んで骨盤矯正ガードルを着用して生活するようになり、続けることが苦にならない。しかも、構造が簡単であるため製造が容易で安価な骨盤矯正ガードルとなる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項2の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面左右部分にガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けるとともに、ガードルの背面中央部分に背面空間を設けて、ガードルの右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
これによって、1対の深い抉り部分によって前面にも交差部分と同様の引張り力が働き、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができるとともに、背面の交差部分によってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項3の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分の上部根元または1対の深い抉り部分の上部根元はそれぞれ左右の大転子に当接するものである。これによって、左右1対の交差部分または1対の深い抉り部分による足の付け根近傍が内側へ引っ張られる効果が増大して、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して、より効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項4の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分を始めとする前面空間または背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したものである。これによって、ガードル生地を裁断して前面空間または背面空間を設けた場合でも、裁断された縁がかがり縫いで補強されているため、活発に“ビーナスウォーク”を行っても縁がほつれてくる心配がなく、長期間使用することができる。
このようにして、長期間の使用にも耐え、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項5の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、前記左右1対の交差部分を始めとする前面空間または背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたものである。ここで、「幅の細い弾性材」としては、オペロンゴム、ゴム紐、等を用いることができる。また、縁への縫付け方としては、裁断部分を丸めるようにして幅の細い弾性材は平らなまま縫付けても良いし、幅の細い弾性材を折り曲げて裁断部分の縁を包むようにして縫付けても良い。これによって、裁断された縁が幅の細い弾性材で補強されているため、活発に“ビーナスウォーク”を行っても縁がほつれてくる心配がなく長期間使用することができるとともに、左右1対の交差部分による引張り力が増加して、より効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができる。
このようにして、長期間の使用にも耐え、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項6の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分の裏側に交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたものである。ここで、「幅の広い弾性材」としては、オペロンゴム、ゴム紐、等を用いることができる。これによって、左右1対の交差部分による引張り力がより強化されて、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項7の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を幅の広い弾性材を覆うように左右1対の交差部分の裏側に縫付けたものである。ここで、「伸縮性生地」としては、パワーネット、サテンネット等を用いることができる。これによって、左右1対の交差部分による引張り力がより強化されて、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、幅の広い弾性材が直接肌に触れることがないため、着け心地を損なうことがない。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、着け心地を損なうこともない骨盤矯正ガードルとなる。
請求項8の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して1対の調節機能付き接続具で接続可能としたものである。ここで、「1対の調節機能付き接続具」としては、複数の接続位置に取付けられたホックまたはメンカンを有するカギホック、接着布(マジックテープ(登録商標))、複数の接続位置に取付けられた凹側または凸側を有するドット釦、フックアイテープ、グリッパーテープ、ファッションミニバックル、スナップテープ、等を用いることができる。
これによって、1対の調節機能付き接続具によって、左右1対の交差部分による引張り力を適切に調節することができる。したがって、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、骨盤矯正ガードルのサイズがやや小さめの場合においても容易に着用することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、より着用し易い骨盤矯正ガードルとなる。
請求項9の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央部分に前面空間を設け、かつ背面中央部分に背面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けるとともに、右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
このように、骨盤矯正ガードルに右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分を設けることによって、交差部分の根元が脚部の骨の大転子に当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。そして、背面の交差部分によってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができ、同時にヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項10の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、各左右1対の交差部分を始めとする前面空間及び背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施している。これによって、ガードル生地を裁断して前面空間及び背面空間を設けた場合でも、裁断された縁がかがり縫いで補強されているため、活発に“ビーナスウォーク”を行っても縁がほつれてくる心配がなく、長期間使用することができる。
このようにして、長期間の使用にも耐え、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができ、同時にヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項11の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、各左右1対の交差部分を始めとする前面空間及び背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたものである。ここで、「幅の細い弾性材」としては、オペロンゴム等を用いることができる。また、縁への縫付け方としては、裁断部分を丸めるようにして幅の細い弾性材は平らなまま縫付けても良いし、幅の細い弾性材を折り曲げて裁断部分の縁を包むようにして縫付けても良い。これによって、裁断された縁が幅の細い弾性材で補強されているため、活発に“ビーナスウォーク”を行っても縁がほつれてくる心配がなく長期間使用することができるとともに、左右1対の交差部分による引張り力が増加して、より効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができる。
このようにして、長期間の使用にも耐え、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができ、同時にヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項12の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、各左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたものである。ここで、「幅の広い弾性材」としては、オペロンゴム等を用いることができる。これによって、各左右1対の交差部分による引張り力がより強化されて、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、より強力なヒップアップ効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができ、同時に強力なヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項13の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を幅の広い弾性材を覆うように各左右1対の交差部分の裏側に縫付けたものである。ここで、「伸縮性生地」としては、パワーネット、サテンネット等を用いることができる。これによって、左右1対の交差部分による引張り力がより強化されて、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、より強力なヒップアップ効果も得ることができる。のみならず、幅の広い弾性材が直接肌に触れることがないため、着け心地を損なうことがない。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、同時に強力なヒップアップの効果も得ることができ、着け心地を損なうこともない骨盤矯正ガードルとなる。
請求項14の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、各左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して前後2対の調節機能付き接続具で接続可能としたものである。ここで、「2対の調節機能付き接続具」としては、それぞれ、複数の接続位置に取付けられたホックまたはメンカンを有するカギホック、接着布(マジックテープ(登録商標))、複数の接続位置に取付けられた凹側または凸側を有するドット釦、フックアイテープ、グリッパーテープ、ファッションミニバックル、スナップテープ、等を用いることができる。
これによって、2対の調節機能付き接続具によって、各左右1対の交差部分による引張り力を適切に調節することができる。したがって、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、より適切な力でヒップアップ効果を得ることができる。のみならず、骨盤矯正ガードルのサイズがやや小さめの場合においても容易に着用することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、より適切な力でヒップアップ効果を得ることができ、より着用し易い骨盤矯正ガードルとなる。
請求項15の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央部分に左右の太もも部分先端近傍までの大きな前面空間を設けて、右太もも近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも近傍から右足付け根近傍にかけて大きな前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。ここで、ガードルの生地としては通常用いられるサテンネット等の生地で良い。このように、ガードルに右太もも近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分を設けることによって、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項16の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面左右部分にガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けるとともに、ガードルの背面中央部分に左右の太もも部分先端近傍までの大きな背面空間を設けて、右太もも後部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左太もも後部近傍から右足付け根後部近傍にかけて大きな背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたものである。
これによって、1対の深い抉り部分によって前面にも交差部分と同様の引張り力が働き、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができるとともに、背面の交差部分によってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項17の発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、左右1対の交差部分の上部根元または1対の深い抉り部分の上部根元はそれぞれ左右の大転子に当接する。これによって、左右1対の交差部分または1対の深い抉り部分による足の付け根近傍が内側へ引っ張られる効果が増大して、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して、より効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項18の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分を始めとする前面空間または背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施している。これによって、ガードル生地を裁断して前面空間または背面空間を設けた場合でも、裁断された縁がかがり縫いで補強されているため、活発に“ビーナスウォーク”を行っても縁がほつれてくる心配がなく、長期間使用することができる。
このようにして、長期間の使用にも耐え、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項19の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分を始めとする前面空間または背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたものである。ここで、「幅の細い弾性材」としては、オペロンゴム等を用いることができる。また、縁への縫付け方としては、裁断部分を丸めるようにして幅の細い弾性材は平らなまま縫付けても良いし、幅の細い弾性材を折り曲げて裁断部分の縁を包むようにして縫付けても良い。これによって、裁断された縁が幅の細い弾性材で補強されているため、活発に“ビーナスウォーク”を行っても縁がほつれてくる心配がなく長期間使用することができるとともに、左右1対の交差部分による引張り力が増加して、より効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができる。
このようにして、長期間の使用にも耐え、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項20の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたものである。ここで、「幅の広い弾性材」としては、オペロンゴム等を用いることができる。これによって、左右1対の交差部分による引張り力がより強化されて、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項21の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を幅の広い弾性材を覆うように左右1対の交差部分の裏側に縫付けたものである。ここで、「伸縮性生地」としては、パワーネット、サテンネット等を用いることができる。これによって、左右1対の交差部分による引張り力がより強化されて、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、幅の広い弾性材が直接肌に触れることがないため着け心地を損なうことがない。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、着け心地を損なうこともない骨盤矯正ガードルとなる。
請求項22の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分の裏側及びそれらにつながる太もも部分の裏側全面に伸縮性生地を取付けたものである。ここで、「伸縮性生地」としては、パワーネット、サテンネット等を用いることができる。このように左右1対の交差部分を含む下方前面の裏側には伸縮性生地が取付けられており、ゴムのような弾性材と異なり直線状のみでなく、任意の形状の部分に引張り力を付与することができ、これによって左右1対の交差部分の根元が脚部の骨の大転子に当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ強力に引っ張られる。
このため、骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して、より効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を矯正することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、着け心地を損なうこともない骨盤矯正ガードルとなる。
請求項23の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して1対の調節機能付き接続具で接続可能としたものである。ここで、「1対の調節機能付き接続具」としては、複数の接続位置に取付けられたホックまたはメンカンを有するカギホック、接着布(マジックテープ(登録商標))、複数の接続位置に取付けられた凹側または凸側を有するドット釦、フックアイテープ、グリッパーテープ、ファッションミニバックル、スナップテープ、等を用いることができる。
これによって、1対の調節機能付き接続具によって、左右1対の交差部分による引張り力を適切に調節することができる。したがって、さらに効果的な“ビーナスウォーク”を行うことができるとともに、骨盤矯正ガードルのサイズがやや小さめの場合においても容易に着用することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、より着用し易い骨盤矯正ガードルとなる。
請求項24の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央に所定の幅を有し左右方向に貫通した補強部を設けて、幅の広い弾性材を補強部の中に通して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、幅の広い弾性材の左右の先端をガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
これによって、骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項25の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方を固定して、幅の広い弾性材の中央部分に1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方に接続し、幅の広い弾性材をガードルの両側面に設けた補強部の中を通して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、幅の広い弾性材の左右の先端をガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
これによって、骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードルにおいては、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方の上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項26の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方を固定して、幅の広い弾性材の中央部分に1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方に接続し、幅の広い弾性材をガードルの前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、幅の広い弾性材の左右の先端をガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材によって骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方の上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項27の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面中央上部に両端にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方を固定した補強部を固定して、またはガードルの左右側面上部にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方を直接固定して、2本の幅の広い弾性材の先端に1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方にそれぞれ接続し、2本の幅の広い弾性材をガードルの前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、2本の幅の広い弾性材の他端をガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材によって骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方の上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項28の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材が交差するガードルの前面に幅の広い弾性材が貫通する1対の交差する補強部を縫付けたものである。このように、1対の交差する補強部を設けていることによって、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、幅の広い弾性材の位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項29の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材が交差するガードルの前面に幅の広い弾性材が貫通する4箇所の開口部を有する補強部を縫付けたものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材によって骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方の上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。また、前面の補強部を設けていることによって、幅の広い弾性材の位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項30の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材が貫通する補強部をガードルの左右側面上部及び/または左右側面下部に縫付けたものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材によって骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方の上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。また、側面に補強部を設けていることによって、幅の広い弾性材の位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項31の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面に2本の幅の広い弾性材が交差しつつ貫通する4箇所の開口部を有する補強部を縫付け、2本の幅の広い弾性材の上端には調節機能付き接続具の一方を接続方向が直角になるようにそれぞれ固定し、2本の幅の広い弾性材を補強部の内部で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、2本の幅の広い弾性材の他端をガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付け、さらに、先端に調節機能付き接続具の他方をそれぞれ固定した他の2本の幅の広い弾性材を2本の幅の広い弾性材の調節機能付き接続具の一方にそれぞれ接続して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、他の2本の幅の広い弾性材の他端をガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたものである。
このようにして、本発明にかかる骨盤矯正ガードルは、通常のガードルに幅の広い弾性材を4本取付けたことによって、骨盤を内側へ引っ張る力が強化されて、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して、より効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みを矯正することができる。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、調節機能付き接続具の他方を調節機能付き接続具の一方の上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。また、前面に補強部を設けていることによって、幅の広い弾性材の位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項32の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材の上端に固定された調節機能付き接続具の一方が補強部の内部に入ってしまわないように調節機能付き接続具の一方と調節機能付き接続具の他方とを紐でつないだものである。これによって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、調節機能付き接続具の一方が補強部の内部に入ってしまい、接続できなくなるという事態を未然に防止することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項33の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面上端をV字形にカットして、幅の広い弾性材を前記ガードルの背面上端表側または裏側に縫付けてさらにガードルの前面上端表側または裏側のV字形に沿わせて交差させ、ガードルの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、幅の広い弾性材の交差部分周辺以外の部分を全てガードルに縫い付けているため、幅の広い弾性材の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
また、ガードルの前面上端をV字形にカットしているため、小さ目の骨盤矯正ガードルでも容易に着用することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、より着用が容易な骨盤矯正ガードルとなる。
請求項34の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面上端をV字形にカットして、幅の広い弾性材を前記ガードルの前面上端表側または裏側に縫付けてさらにガードルの背面上端表側または裏側のV字形に沿わせて背面表側または裏側で交差させ、ガードルの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、背面で交差した幅の広い弾性材の縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、幅の広い弾性材によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、幅の広い弾性材の交差部分周辺以外の部分を全てガードルに縫い付けているため、幅の広い弾性材の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。また、ガードルの背面上端をV字形にカットしているため、小さ目の骨盤矯正ガードルでも容易に着用することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができるとともに、より着用が容易でヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項35の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材をガードルの背面上端表側または裏側に縫付けてさらにガードルの前面表側または裏側で交差させ、ガードルの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、幅の広い弾性材の交差部分周辺以外の部分を全てガードルに縫い付けているため、幅の広い弾性材の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項36の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、幅の広い弾性材をガードルの前面上端表側または裏側に縫付けてさらにガードルの背面表側または裏側で交差させ、ガードルの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、背面で交差した幅の広い弾性材の縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られるため、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、幅の広い弾性材によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。さらに、本発明にかかる骨盤矯正ガードルにおいては、幅の広い弾性材の交差部分周辺以外の部分を全てガードルに縫い付けているため、幅の広い弾性材の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項37の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの上端の幅の広い弾性材が縫付けられていない側に幅の細い弾性材を縫付けたものである。ここで、幅の細い弾性材は平らなまま縫付けても良いし、幅の細い弾性材を折り曲げて上端部分の縁を包むようにして縫付けても良い。これによって、骨盤矯正ガードルを着用したときに腰回りにぴったりフィットして心地良い着用感を得ることができる。そして、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正することができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項38の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルの前面表側または裏側の前中心左右の一部または全面に伸縮性生地を縫付けて二重にしたものである。ここで、「伸縮性生地」としては、パワーネット、サテンネット等を用いることができる。このようにガードルの前中心左右または全面に伸縮性生地を縫付けているため、着用して真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、着用したときの下腹部の引き締め効果が向上して、シェイプアップの効果も倍増する。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができるとともにシェイプアップの効果も倍増する骨盤矯正ガードルとなる。
請求項39の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、伸縮性を有する生地からなるガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅がガードルの背面部分の幅一杯またはさらにガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記ガードルの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたものである。
ここで、「伸縮性を有する生地」としては、具体的にはサテンネット生地、パワーネット生地、スパンレックス生地、等がある。また、「伸縮性及び弾力性を有する生地」としては、具体的にはサテンネット生地、パワーネット生地、等がある。さらに、本請求項39〜請求項59までにおいては、「開口部」とはガードル、スパッツ、トレーニングパンツの背面部分の内部に収まる閉じた開口のみならず、ガードル、スパッツ、トレーニングパンツのウエスト上端まで届く開いた開口をも含むものとする。
これによって、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項40の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分が交差するガードルの背面部分は空間になっている。これによって、骨盤矯正ガードルの製造が容易になり、骨盤矯正ガードルの下に下着を着用することによって、ヒップ部分の弛んだ部分が空間から飛び出ることも防止される。
そして、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項41の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分が交差するガードルの背面部分には伸縮性を有する生地が縫付けられている。これによって、ヒップ部分の弛んだ部分が飛び出ることが確実に防止されるとともに、1対の背面交差部分が骨盤を引張りヒップ部分を持ち上げる作用を妨げることもない。
そして、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項42の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分の先端が縫い付けられるガードルの前面左右部分は左右の大転子が当接する部分またはその近傍である。これによって、左右1対の背面交差部分による足の付け根近傍が内側へ引っ張られる効果が増大して、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項43の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分は2枚以上の伸縮性及び弾力性を有する生地を縫い合わせてなるものであり、2枚以上の伸縮性及び弾力性を有する生地のうち1枚以上がガードルの背面部分の股下の上部からさらに反対側へヒップラインに沿って伸びてガードルの両脇部分までまたは前面左右部分までまたは前中心まで伸びて縫付けられている。
これによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項44の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分の先端がガードルの前中心まで伸びて前中心までの全長に亘ってまたは間隔をおいて縫付けられている。
これによって、二重にヒップが引き締められる効果がより強力になるとともにより強力に骨盤が引っ張られることになり、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項45の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分の先端部分及び/または1対の背面交差部分の後端がガードルの裏側に縫付けられている。これによって、表から見たときの製品としての見栄えが向上し、消費者の購買意欲をそそる作用効果が得られる。
そして、ヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項46の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、伸縮性を有する生地からなるガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅がガードルの背面部分の幅一杯またはさらにガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設け、ガードルの前面中央左右に2組の調節機能付き接続具の一方を固定して、1対の背面交差部分の先端にそれぞれ2組の調節機能付き接続具の他方を固定したものである。
したがって、1対の背面交差部分の先端の調節機能付き接続具の他方をガードルの前面中央左右に固定された調節機能付き接続具の一方の何処に取付けるかによって1対の背面交差部分による引っ張り力を調節することができ、1対の背面交差部分によるヒップアップの効果も自由に調節することができる。なお、調節機能付き接続具としては、複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホックとメンカンに係合するカギホックの組み合わせ、接着布(マジックテープ(登録商標))、複数の接続位置に取付けられた凹側または凸側を有するドット釦、フックアイテープ、グリッパーテープ、ファッションミニバックル、スナップテープ、等がある。
かかる骨盤矯正ガードルを着用することによって、ヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。
これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。さらに調節機能付き接続具を取付けたことによって、背面交差部分によるヒップ引き上げ効果を自由に調節することができるため、個人の好みによって、或いは矯正の段階に合わせて適切なヒップ引き上げ力を得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項47の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分が交差する部分において1対の背面交差部分の一方に紐部材の両端を固定して1対の背面交差部分の他方を紐部材の中を貫通させたものである。これによって、1対の背面交差部分が互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分によるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
かかる構成を有する骨盤矯正ガードルを着用することによって、背面で交差した1対の二重の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項48の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、1対の背面交差部分の先端部分及び/または1対の背面交差部分の後端部分をR形状として、R形状に沿って1対の背面交差部分の先端部分及び/または1対の背面交差部分の後端部分の縁に沿って縫い付けたものである。これによって、このR形状の縁に沿って裏側から一度に縫付けることができるため、縫製を短時間でスムーズに行うことができ、大量生産向きの製品となる。
かかる構成を有する骨盤矯正ガードルを着用することによって、ヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項49の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、開口部の下縁のガードルの背面部分の股下からの長さは5cm〜10cmの範囲内であり、開口部の高さは5cm〜15cmの範囲内である。本発明者が開口部の位置及び高さについて、最も効果的にヒップを引き締める効果が得られる範囲について鋭意実験研究を重ねた結果、股下からの長さが5cm〜10cmの範囲内で開口部の高さが5cm〜15cmの範囲内である場合に最も効果的にヒップを引き締める効果が得られることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
開口部の位置及び高さをこのような範囲内とすることによって、製造が容易であり、製品としての見栄えもよく、ヒップの締め付け効果が確実に得られる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項50の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたものである。このようなハイウエストタイプの骨盤矯正ガードルは、着用して真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、腰回りが締め付けられてウエストラインが美しく見えるとともに、寒い時期でも暖かいという効果が得られる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項51の発明にかかる骨盤矯正ガードルは、前記ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したものである。このようなローウエストタイプの骨盤矯正ガードルは、着用して真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、若い人を中心に流行しているローライズジーンズ等の腰回りが低いボトムスの下にも着用することができるとともに、交差部分によって足の付け根近傍を内側へ引っ張る効果が最も大きいという特長がある。
このようにして、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正ガードルとなる。
請求項52の発明にかかる骨盤矯正スパッツは、幅の広い弾性材をスパッツの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記スパッツの前面表側または裏側で交差させ、前記スパッツの背面表側または裏側の左右の足付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正スパッツを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正スパッツにおいては、幅の広い弾性材の交差部分周辺以外の部分を全てステッチでスパッツに縫い付けているため、幅の広い弾性材の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
さらに、スパッツはエアロビクス等の運動において、トレーニングウェアとしても着用されることから、骨盤矯正スパッツを下着として着用して上にズボン、スカート等のボトムスを着用しても良いし、骨盤矯正スパッツのみをトレーニングウェアとして着用しても良い。ここで、幅の広い弾性材をスパッツの裏側に縫い付けることによって、通常のスパッツと外見が変わらないことから、よりトレーニングウェアとして着用し易くなる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に、または単独で着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正スパッツとなる。
請求項53の発明にかかる骨盤矯正スパッツは、幅の広い弾性材をスパッツの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記スパッツの背面表側または裏側で交差させ、前記スパッツの前面表側または裏側の左右の足付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、幅の広い弾性材をスパッツ前面上端表側または裏側に縫付けて、スパッツの背面表側または裏側で交差させ、スパッツの前面表側または裏側の左右の足付け根下方に股の中央に届く途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていないため、骨盤の歪みが矯正される効果が得られるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に、または単独で着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正スパッツとなる。
請求項54の発明にかかる骨盤矯正スパッツは、スパッツの背面部分の股下から上がった部分に幅がスパッツの背面部分の幅一杯またはさらにスパッツの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、スパッツの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びてスパッツの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたものである。
これによって、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正スパッツを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、ズボンやスカート等の下に、または単独で着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正スパッツとなる。
請求項55の発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツは、幅の広い弾性材をトレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の背面上端表側または裏側に縫付けてさらにトレーニングパンツの前面表側または裏側で交差させ、トレーニングパンツの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
これによって、交差した幅の広い弾性材の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正トレーニングパンツを着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正トレーニングパンツにおいては、幅の広い弾性材の交差部分周辺以外の部分を全てトレーニングパンツに縫い付けているため、幅の広い弾性材の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
さらに、トレーニングパンツは種々の運動やトレーニング、ジョギング等において、トレーニングウェアのボトムスとして着用されることから、骨盤矯正トレーニングパンツのみをトレーニングウェアのボトムスとして着用することができる。ここで、幅の広い弾性材をトレーニングパンツの裏側に縫い付けることによって、通常のトレーニングパンツと外見が変わらないことから、よりトレーニングウェアのボトムスとして着用し易くなる。
このようにして、着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる骨盤矯正トレーニングパンツとなる。
請求項56の発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツは、幅の広い弾性材をトレーニングパンツの前面上端表側または裏側に縫付けてさらにトレーニングパンツの背面表側または裏側で交差させ、トレーニングパンツの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けないものである。
このように、幅の広い弾性材をトレーニングパンツの前面上端表側または裏側に縫付けて、トレーニングパンツの背面表側または裏側で交差させ、トレーニングパンツの前面表側または裏側の左右の臀部下方に股の中央に届く途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていないものとすることによって、骨盤の歪みが矯正される効果が得られるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、かつ効果的に“ビーナスウォーク”をすることができるのみならずヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正トレーニングパンツとなる。
請求項57の発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツは、トレーニングパンツの背面部分の股下から上がった部分に幅がトレーニングパンツの背面部分の幅一杯またはさらにトレーニングパンツの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、トレーニングパンツの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びてトレーニングパンツの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたものである。
これによって、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、本発明にかかる骨盤矯正トレーニングパンツを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正トレーニングパンツとなる。
請求項58の発明にかかる骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツは、開口部の下縁の前記ガードルの背面部分の股下からの長さは5cm〜10cmの範囲内であり、開口部の高さは5cm〜15cmの範囲内であるものである。
本発明者が開口部の位置及び高さについて、最も効果的にヒップを引き締める効果が得られる範囲について鋭意実験研究を重ねた結果、股下からの長さが5cm〜10cmの範囲内で開口部の高さが5cm〜15cmの範囲内である場合に最も効果的にヒップを引き締める効果が得られることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。そして、開口部の位置及び高さをこのような範囲内とすることによって、製造が容易であり、製品としての見栄えもよく、ヒップの締め付け効果が確実に得られる。
このようにして、着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツとなる。
請求項59の発明にかかる骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法は、請求項39乃至請求項49または請求項54または請求項57,請求項58のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法であって、本体を構成する生地を左身頃と右身頃の二つに分割して、本体の前中心及び後中心の二箇所で縫い合わせて製造するものである。これによって、骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1
まず、本発明の実施の形態1について、図2乃至図4を参照して説明する。
図2(a)は本発明の実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は本発明の実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)はその背面図、(e)は本発明の実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(f)はその背面図である。
図3(a)は本発明の実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は本発明の実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)はその背面図、(e)は本発明の実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(f)はその背面図である。
図4(a)は本発明の実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は本発明の実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)はその背面図、(e)は本発明の実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(f)はその背面図である。
図2(a)に示されるように、本実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードル11αは、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプであり、ウエスト上端12αの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。この骨盤矯正ガードル11αは、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分13A,13Bを設けたものである。本実施の形態1においては、骨盤矯正ガードル11αの生地としては通常用いられるサテンネットを用いている。
このように、骨盤矯正ガードル11αに右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分13A,13Bを設けることによって、交差部分13A,13Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。
そして、図2(a),(b)に破線で示されるように、左右1対の交差部分13A,13Bを始めとする背面の抉り部分15A,15Bを含む前面空間に臨む縁には、サテンネット生地がほつれないようにかがり縫いが施されている。左右の太もも部分16A,16Bについては、通常のガードルと変わるところはない。
図2(c),(d)に示される骨盤矯正ガードル11βは、ウエスト上端12βの位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプであり、ウエスト上端12βの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなハイウエストタイプの骨盤矯正ガードル11βは、腰回りが締め付けられてウエストラインが美しく見えるとともに、寒い時期でも暖かいという効果が得られる。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル11αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
図2(e),(f)に示される骨盤矯正ガードル11γは、ウエスト上端12γの位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプであり、ウエスト上端12γの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなローウエストタイプの骨盤矯正ガードル11γは、若い人を中心に流行しているローライズジーンズ等の腰回りが低いボトムスの下にも着用することができるとともに、交差部分13A,13Bによって足の付け根近傍を内側へ引っ張る効果が最も大きいという特長がある。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル11αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
このようにして、本実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードル11α,11β,11γにおいては、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、前面空間に面している縁にはかがり縫いが施されているので、サテンネット生地がほつれることがない。
次に、本実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルについて、図3を参照して説明する。
図3(a)に示されるように、本実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードル21αは、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプであり、ウエスト上端12αの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。この骨盤矯正ガードル21αも、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分13A,13Bを設けたものである。
そして、図3(a),(b)に示されるように、左右1対の交差部分13A,13Bを始めとする背面の抉り部分15A,15Bを含む前面空間に臨む縁には、幅の細い弾性材としての幅約1cmのオペロンゴム20がサテンネット生地に縫付けられている。左右の太もも部分16A,16Bについては、通常のガードルと変わるところはない。
このように、骨盤矯正ガードル21αに右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分13A,13Bを設け、さらにその両縁に幅約1cmのオペロンゴム20を縫付けることによって、交差部分13A,13Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へより強く引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。
図3(c),(d)に示される骨盤矯正ガードル21βは、ウエスト上端12βの位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプであり、ウエスト上端12βの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなハイウエストタイプの骨盤矯正ガードル21βは、腰回りが締め付けられてウエストラインが美しく見えるとともに、寒い時期でも暖かいという効果が得られる。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル21αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
図3(e),(f)に示される骨盤矯正ガードル21γは、ウエスト上端12γの位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプであり、ウエスト上端12γの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなローウエストタイプの骨盤矯正ガードル21γは、若い人を中心に流行しているローライズジーンズ等の腰回りが低いボトムスの下にも着用することができるとともに、交差部分13A,13Bによって足の付け根近傍を内側へ引っ張る効果が最も大きいという特長がある。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル21αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
このようにして、本実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードル21α,21β,21γにおいても、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、前面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているので、サテンネット生地がほつれることがなく、骨盤を内側へ回転させる効果も強化される。
次に、本実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルについて、図4を参照して説明する。
図4(a)に示されるように、本実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル22αは、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプであり、ウエスト上端12αの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。この骨盤矯正ガードル22αも、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分13A,13Bを設けたものである。
そして、図4(a),(b)に示されるように、左右1対の交差部分13A,13Bを始めとする背面の抉り部分15A,15Bを含む前面空間に臨む縁には、細い弾性材としての幅約1cmのオペロンゴム20がサテンネット生地に縫付けられている。さらに、左右1対の交差部分13A,13Bの裏面には、幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム23A,23Bが縫付けられている。左右の太もも部分16A,16Bについては、通常のガードルと変わるところはない。
このように、骨盤矯正ガードル22αに右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分13A,13Bを設け、さらにその両縁に幅約1cmのオペロンゴム20を縫付け、さらに裏側に幅広のオペロンゴム23A,23Bを縫付けることによって、交差部分13A,13Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へさらに強力に引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。
図4(c),(d)に示される骨盤矯正ガードル22βは、ウエスト上端12βの位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプであり、ウエスト上端12βの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなハイウエストタイプの骨盤矯正ガードル21βは、腰回りが締め付けられてウエストラインが美しく見えるとともに、寒い時期でも暖かいという効果が得られる。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル22αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
図4(e),(f)に示される骨盤矯正ガードル22γは、ウエスト上端12γの位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプであり、ウエスト上端12γの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなローウエストタイプの骨盤矯正ガードル21γは、若い人を中心に流行しているローライズジーンズ等の腰回りが低いボトムスの下にも着用することができるとともに、交差部分13A,13Bによって足の付け根近傍を内側へ引っ張る効果が最も大きいという特長がある。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル22αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
このようにして、本実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル22α,22β,22γにおいても、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、前面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに交差部分13A,13Bの裏側には幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム23A,23Bが縫付けられているため、骨盤を内側へ回転させる効果もより一層強化される。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2について、図5を参照して説明する。
図5(a)は本発明の実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は本発明の実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(c)は本発明の実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)は着脱可能な左右の交差部分の裏側を拡大して示す図である。
図5(a)に示されるように、本実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードル25αは、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプであり、ウエスト上端12αの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。この骨盤矯正ガードル25αは、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分26A,26Bを設けるとともに、左右1対の交差部分26A,26Bをそれぞれ上部の付け根で分離して、1対の調節機能付き接続具としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック27A,28A,27B,28Bで接続可能としたものである。
そして、図5(a)に示されるように、左右1対の交差部分26A,26Bを始めとする背面の抉り部分15A,15Bを含む前面空間に臨む縁には、幅の細い弾性材としての幅約1cmのオペロンゴム20がサテンネット生地に縫付けられている。さらに、左右1対の交差部分26A,26Bの裏面には、幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム23A,23Bが縫付けられており、図5(d)に示されるように、その上から幅広のオペロンゴム23A,23Bを覆うように伸縮性生地としてのパワーネット29が縫付けられている。左右の太もも部分16A,16Bについては、通常のガードルと変わるところはない。
これによって、カギホックを構成するホック27A,27Bを複数の接続位置に取付けられたメンカン28A,28Bのどの位置に接続するかによって、左右1対の交差部分26A,26Bによる内側への引張り力を調節することができる。そして、左右1対の交差部分26A,26Bの両縁に幅約1cmのオペロンゴム20を縫付け、さらに裏側に幅広のオペロンゴム23A,23Bを縫付けることによって、交差部分26A,26Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へさらに強力に引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。
また、本実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードル25αにおいては、図5(d)に示されるように、幅広のオペロンゴム23A,23Bを覆うようにパワーネット29が縫付けられているために、幅広のオペロンゴム23A,23Bが直接肌に触れないため、付け心地が向上するという効果も得られる。
図5(b)に示される骨盤矯正ガードル25βは、ウエスト上端12βの位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプであり、ウエスト上端12βの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなハイウエストタイプの骨盤矯正ガードル25βは、腰回りが締め付けられてウエストラインが美しく見えるとともに、寒い時期でも暖かいという効果が得られる。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル25αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
図5(c)に示される骨盤矯正ガードル25γは、ウエスト上端12γの位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプであり、ウエスト上端12γの全周には図示しないウエストゴムが取付けられている。このようなローウエストタイプの骨盤矯正ガードル25γは、若い人を中心に流行しているローライズジーンズ等の腰回りが低いボトムスの下にも着用することができるとともに、交差部分26A,26Bによって足の付け根近傍を内側へ引っ張る効果が最も大きいという特長がある。それ以外の部分の構成及び作用効果は、上記レギュラータイプの骨盤矯正ガードル25αと同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
このようにして、本実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードル25α,25β,25γにおいても、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、前面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに交差部分26A,26Bの裏側には幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム23A,23Bが縫付けられているため、骨盤を内側へ回転させる効果もより一層強化される。また、幅広のオペロンゴム23A,23Bが直接肌に触れないため、付け心地が向上する効果も得られる。
実施の形態3
次に、本発明の実施の形態3について、図6及び図7を参照して説明する。
図6(a)は本発明の実施の形態3にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図7(a)は本発明の実施の形態3の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図6(a),(b)に示されるように、本実施の形態3にかかる骨盤矯正ガードル31は、前面左右部分に骨盤矯正ガードル31の股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分32A,32Bを設けるとともに、背面中央部分に背面空間を設けて、右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて背面空間で交差する左右1対の交差部分33A,33Bを設けたものである。
そして、左右1対の交差部分33A,33Bの両縁を始めとする1対の深い抉り部分32A,32Bを含む背面空間に臨む縁に幅約1cmのオペロンゴム20を縫付けることによって、交差部分33A,33Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、1対の深い抉り部分32A,32Bによって前面にも交差部分と同様の引張り力が働き、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができるとともに、交差部分33A,33Bによってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。
次に、本実施の形態3の変形例にかかる骨盤矯正ガードルについて、図7を参照して説明する。図7(a),(b)に示されるように、本実施の形態3の変形例にかかる骨盤矯正ガードル35は、前面左右部分に骨盤矯正ガードル35の股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分32A,32Bを設けるとともに、背面中央部分に背面空間を設けて、左足付け根後部近傍から右臀部近傍にかけて及び右足付け根後部近傍から左臀部近傍にかけて背面空間で交差する左右1対の交差部分36A,36Bを設けるとともに、左右1対の交差部分36A,36Bをそれぞれ上部の付け根で分離して、前面の深い抉り部分32A,32Bの上方において、1対の調節機能付き接続具としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック34A,35A,34B,35Bで接続可能としたものである。
そして、左右1対の交差部分36A,36Bを始めとする前面の深い抉り部分32A,32Bを含む背面空間に臨む縁には、幅の細い弾性材としての幅約1cmのオペロンゴム20がサテンネット生地に縫付けられている。さらに、左右1対の交差部分36A,36Bの裏面には、幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム37A,37Bが縫付けられている。これによって、交差部分36A,36Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、1対の深い抉り部分32A,32Bによって前面にも交差部分と同様の引張り力が働き、足の付け根近傍が内側へ引っ張られる。
このため、骨盤矯正ガードル35を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、また交差部分36A,36Bによってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。そして、カギホック34A,35A,34B,35Bをそれぞれどの位置で接続するかによってこれらの引張り力を適切に調節することができる。
このようにして、本実施の形態3にかかる骨盤矯正ガードル31,35においては、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、背面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに交差部分36A,36Bの裏側には幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム37A,37Bが縫付けられているため、ヒップアップの効果もより一層強化される。
なお、本実施の形態3にかかる骨盤矯正ガードル31,35においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態4
次に、本発明の実施の形態4について、図8及び図9を参照して説明する。
図8(a)は本発明の実施の形態4にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図9(a)は本発明の実施の形態4の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は上下を分離した図である。
図8(a),(b)に示されるように、本実施の形態4にかかる骨盤矯正ガードル41は、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分42A,42Bを設けるとともに、背面中央部分にも背面空間を設けて、右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて背面空間で交差する左右1対の交差部分43A,43Bを設けたものである。
このように、骨盤矯正ガードル41に右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分42A,42Bを設けることによって、交差部分42A,42Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。そして、背面の交差部分43A,43Bによってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、左右1対の交差部分42A,42B及び背面の交差部分43A,43Bを始めとする前面空間及び背面空間に面している縁には、幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに骨盤の矯正効果もヒップアップの効果もより強化される。
次に、本実施の形態4の変形例にかかる骨盤矯正ガードルについて、図9を参照して説明する。図9(a),(b)に示されるように、本実施の形態4の変形例にかかる骨盤矯正ガードル45は、前面中央部分に前面空間を設けて、右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前面空間で交差する左右1対の交差部分26A,26Bを設けるとともに、背面中央部分にも背面空間を設けて、右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて背面空間で交差する左右1対の交差部分26C,26Dを設けたものである。
そして、前後の各左右1対の交差部分26A,26B,26C,26Dをそれぞれ上部の付け根で分離して、各1対の調節機能付き接続具としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック27A,28A,27B,28B,27C,28C,27D,28Dでそれぞれ接続可能としたものである。
また、前後の各左右1対の交差部分26A,26B,26C,26Dを始めとする前面空間及び背面空間に臨む縁には、幅の細い弾性材としての幅約1cmのオペロンゴム20がサテンネット生地に縫付けられている。さらに、各左右1対の交差部分26A,26B,26C,26Dの裏面には、幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム23A,23B,23C,23Dが縫付けられている。これによって、各左右1対の交差部分26A,26B,26C,26Dの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ強力に引っ張られる。
このため、骨盤矯正ガードル45を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、また交差部分26C,26Dによってヒップ部分が引き上げられ、ヒップアップの効果も得ることができる。そして、カギホック27A,28A,27B,28B,27C,28C,27D,28Dをそれぞれどの位置で接続するかによってこれらの引張り力を適切に調節することができる。
このようにして、本実施の形態4にかかる骨盤矯正ガードル41,45においては、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、背面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに各左右1対の交差部分26A,26B,26C,26Dの裏側には幅の広い弾性材としての幅広のオペロンゴム23A,23B,23C,23Dが縫付けられているため、骨盤の矯正効果もヒップアップの効果もより一層強化される。
ここで、幅広のオペロンゴム23A,23B,23C,23Dの上から、オペロンゴム23A,23B,23C,23Dを覆うように伸縮性生地としてのパワーネット29が縫付けられているために、オペロンゴム23A,23B,23C,23Dが直接肌に触れることがなく、着け心地を損なうことがない。また、図9(c)に示されるように、交差部分26Aの裏側には交差部分26Bを通すためのループ46が縫付けられており、同様に交差部分26Cの裏側にも交差部分26Dを通すためのループが縫付けられているため、図9(c)に示されるように骨盤矯正ガードル45の上下を分離した状態でも、交差部分26A,26B,26C,26Dが絡まってしまうことはない。
なお、本実施の形態4にかかる骨盤矯正ガードル41,45においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態5
次に、本発明の実施の形態5について、図10及び図11を参照して説明する。
図10(a)は本発明の実施の形態5にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図11(a)は本発明の実施の形態5の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は裏側に取付ける伸縮性生地を示す図である。
図10(a),(b)に示されるように、本実施の形態5にかかる骨盤矯正ガードル50は、前面中央部分に左右の太もも部分51A,51B先端近傍までの大きな前面空間を設けて、右太もも51A近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも51B近傍から右足付け根近傍にかけて大きな前面空間で交差する左右1対の交差部分52A,52Bを設けるとともに、背面左右部分に股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分53A,53Bを設けたものである。
このように、骨盤矯正ガードル50に右太もも51A近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも51B近傍から右足付け根近傍にかけて左右1対の交差部分52A,52Bを設けることによって、交差部分52A,52Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。そして、背面の深い抉り部分53A,53Bによってヒップアップの効果も得ることができる。
そして、左右1対の交差部分52A,52B及び背面の深い抉り部分53A,53Bを始めとする大きな前面空間に面している縁には、幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに骨盤の矯正効果もヒップアップの効果もより強化される。
次に、本実施の形態5の変形例にかかる骨盤矯正ガードルについて、図11を参照して説明する。図11(a),(b)に示されるように、本実施の形態5の変形例にかかる骨盤矯正ガードル55は、前面中央部分に左右の太もも部分51A,51B先端近傍までの大きな前面空間を設けて、右太もも51A近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも51B近傍から右足付け根近傍にかけて大きな前面空間で交差する左右1対の交差部分56A,56Bを設けるとともに、背面左右部分に股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分53A,53Bを設けたものである。そして、左右1対の交差部分56A,56Bをそれぞれ上部の付け根で分離して、1対の調節機能付き接続具としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック27A,28A,27B,28Bで接続可能としたものである。
また、左右1対の交差部分56A,56B及び背面の深い抉り部分53A,53Bを始めとする大きな前面空間に面している縁には、幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに左右1対の交差部分56A,56Bを含む下方前面の裏側には、図11(c)に示されるような形状の伸縮性生地としてのパワーネット57A,57Bが、ステッチ58Aで示される部分のみ縫付けられており、矢印δで示されるように先端は引伸ばされてカギホック27A,27Bに縫付けられる。このように、パワーネット57A,57Bはオペロンゴムと異なり直線状のみでなく、任意の形状の部分に引張り力を付与することができ、これによって左右1対の交差部分56A,56Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ強力に引っ張られる。
このため、骨盤矯正ガードル55を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、また背面の深い抉り部分53A,53Bによってヒップアップの効果も得ることができる。そして、カギホック27A,28A,27B,28Bをそれぞれどの位置で接続するかによって引張り力を適切に調節することができる。
このようにして、本実施の形態5にかかる骨盤矯正ガードル50,55においては、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、大きな前面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに骨盤矯正ガードル55においては、各左右1対の交差部分56A,56Bを含む下方前側の裏側に伸縮性生地としてのパワーネット57A,57Bが縫付けられているため、骨盤の矯正効果もより一層強化される。
なお、本実施の形態5にかかる骨盤矯正ガードル50,55においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態6
次に、本発明の実施の形態6について、図12及び図13を参照して説明する。
図12(a)は本発明の実施の形態6にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図13(a)は本発明の実施の形態6の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図12(a),(b)に示されるように、本実施の形態6にかかる骨盤矯正ガードル60は、前面左右部分に股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分61A,61Bを設けるとともに、背面中央部分に左右の太もも部分51A,51B先端近傍までの大きな背面空間を設けて、右太もも51A後部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左太もも51B後部近傍から右足付け根後部近傍にかけて大きな背面空間で交差する左右1対の交差部分62A,62Bを設けたものである。
このように、骨盤矯正ガードル60に前面左右の深い抉り部分61A,61Bを設けることによって、前面に交差部分を設けたのと同様の引張り力がかかり、深い抉り部分61A,61Bの根元14A,14Bが脚部の骨の大転子10aに当接するとともに、足の付け根近傍が内側へ引っ張られるため、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されて、骨盤の歪みに起因する種々の不快な症状も改善される。そして、右太もも51A後部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左太もも51B後部近傍から右足付け根後部近傍にかけて左右1対の交差部分62A,62Bを設けることによって、ヒップ部分が持ち上げられてヒップアップの効果も得ることができる。
そして、左右1対の交差部分62A,62B及び前面の深い抉り部分61A,61Bを始めとする大きな背面空間に面している縁には、幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに骨盤の矯正効果もヒップアップの効果もより強化される。
次に、本実施の形態6の変形例にかかる骨盤矯正ガードルについて、図13を参照して説明する。図13(a),(b)に示されるように、本実施の形態6の変形例にかかる骨盤矯正ガードル65は、前面左右部分に股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分61A,61Bを設けるとともに、背面中央部分に左右の太もも部分51A,51B先端近傍までの大きな背面空間を設けて、右太もも51A後部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左太もも51B後部近傍から右足付け根後部近傍にかけて大きな背面空間で交差する左右1対の交差部分66A,66Bを設けたものである。そして、左右1対の交差部分66A,66Bをそれぞれ上部の付け根で分離して、1対の調節機能付き接続具としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック67A,68A,67B,68Bで接続可能としたものである。
また、左右1対の交差部分66A,66B及び前面の深い抉り部分61A,61Bを始めとする大きな背面空間に面している縁には、幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに左右1対の交差部分66A,66Bを含む下方背面の裏側には、伸縮性生地としてのパワーネット57A,57Bが縫付けられており、先端は引伸ばされてカギホック67A,67Bに縫付けられている。このように、パワーネット57A,57Bはオペロンゴムと異なり直線状のみでなく、任意の形状の部分に引張り力を付与することができ、これによって左右1対の交差部分66A,66Bによってヒップ部分が強力に持ち上げられる。
このため、骨盤矯正ガードル65を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで前面の深い抉り部分61A,61Bによって自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、また左右1対の交差部分66A,66Bによってヒップアップの効果も得ることができる。そして、カギホック67A,68A,67B,68Bをそれぞれどの位置で接続するかによって引張り力を適切に調節することができる。
このようにして、本実施の形態6にかかる骨盤矯正ガードル60,65においては、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。そして、大きな背面空間に面している縁には幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム20が縫付けられているのでサテンネット生地がほつれることがなく、さらに骨盤矯正ガードル65においては、各左右1対の交差部分66A,66Bを含む下方後側の裏側に伸縮性生地としてのパワーネット57A,57Bが縫付けられているため、ヒップアップの効果もより一層強化される。
なお、本実施の形態6にかかる骨盤矯正ガードル60,65においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態7
次に、本発明の実施の形態7について、図14及び図15を参照して説明する。
図14(a)は本発明の実施の形態7にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。図15(a)は本発明の実施の形態7の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
図14に示されるように、本実施の形態7にかかる骨盤矯正ガードル71は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム73を取付けたものである。即ち、図14(a)に示されるように、ガードル70の前面中央やや上方に所定の幅を有し左右方向に貫通した補強部72を上下で縫付けて、幅の広いオペロンゴム73を補強部72の中に通し、図14(b)に示されるように骨盤の左右に沿って斜めに下降させ、図14(c)に示されるように幅の広いオペロンゴム73の左右の先端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ74A,74Bで縫付けている。
これによって、骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル71を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム73を取付けているために、着脱が容易であるという長所もある。この点については、以下に述べる実施の形態8乃至実施の形態14においても同様である。
なお、幅の広いオペロンゴム73をステッチ74A,74Bで縫付ける位置は、図14(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。
次に、本発明の実施の形態7の変形例について、図15を参照して説明する。図15に示されるように、本実施の形態7の変形例にかかる骨盤矯正ガードル75は、やはり通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム77を取付けたものであるが、取付け方法が異なる。
即ち、図15(a)に示されるように、ガードル70の前面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方としての上下方向に複数の接続位置を有するメンカン76bを縫付けて、幅の広いオペロンゴム77の中央部分に1組の調節機能付き接続具の他方としてのカギホック76aを固定して、カギホック76aを上下方向に複数の接続位置を有するメンカン76bに接続する。そして、図15(b)に示されるように、幅の広いオペロンゴム77をガードル70の両側面に設けた補強部78A,78Bの中を通して、骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、図14(c)に示されるように幅の広いオペロンゴム77の左右の先端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ79A,79Bで縫付けている。
これによって、骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル75を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル75においては、カギホック76aをメンカン76bの上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。なお、幅の広いオペロンゴム77をステッチ79A,79Bで縫付ける位置は、図15(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。
このようにして、本実施の形態7にかかる骨盤矯正ガードル71,75は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム73,77を取付けたことによって、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みを矯正することができる。また、構造も簡単なので短時間で製造することができ、低コスト化することができる。
なお、本実施の形態7にかかる骨盤矯正ガードル71,75においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りWの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りWより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りWより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態8
次に、本発明の実施の形態8について、図16及び図17を参照して説明する。
図16(a)は本発明の実施の形態8にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。図17(a)は本発明の実施の形態8の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
図16に示されるように、本実施の形態8にかかる骨盤矯正ガードル81は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム82を、ガードル70の前面で交差させて取付けたものである。
即ち、図16(c)に示されるようにガードル70の背面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方としての上下方向に複数の接続位置を有するメンカン76bを縫付けて、幅の広いオペロンゴム82の中央部分に1組の調節機能付き接続具の他方としてのカギホック76aを固定して、カギホック76aを上下方向に複数の接続位置を有するメンカン76bに接続する。そして、図16(a),(b)に示されるように、幅の広いオペロンゴム82をガードル70の前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、幅の広いオペロンゴム82の左右の先端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ83A,83Bで縫付けている。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム82によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル81を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル81においては、カギホック76aをメンカン76bの上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。なお、幅の広いオペロンゴム82をステッチ83A,83Bで縫付ける位置は、図16(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。
次に、本発明の実施の形態8の変形例について、図17を参照して説明する。図17に示されるように、本実施の形態8の変形例にかかる骨盤矯正ガードル85は、やはり通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム77をガードル70の前面で交差させて取付けたものであるが、取付け方法が異なる。
即ち、図17(c)に示されるように、ガードル70の背面中央上部に両端にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方としての左右方向に複数の接続位置を有するメンカン87A,87Bを縫付けた補強部86を縫付けて、2本の幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム89A,89Bの先端に1組の調節機能付き接続具の他方としてのカギホック88A,88Bを固定して、カギホック88A,88Bを複数の接続位置を有するメンカン87A,87Bにそれぞれ接続する。
そして、図17(a),(b)に示されるように、2本の幅の広いオペロンゴム89A,89Bをガードル70の前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、2本の幅の広いオペロンゴム89A,89Bの他端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ89C,89Dで縫付けている。さらに、骨盤矯正ガードル85においては、幅の広いオペロンゴム89A,89Bが交差するガードル70の前面に、幅の広いオペロンゴム89A,89Bが貫通する1対の交差する補強部90A,90Bを縫付けている。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム89A,89Bによって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル85を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル81においては、カギホック76aをメンカン76bの上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。また、1対の交差する補強部90A,90Bを設けていることによって、幅の広いオペロンゴム89A,89Bの位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
なお、幅の広いオペロンゴム89A,89Bをステッチ89C,89Dで縫付ける位置は、図17(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。また、左右方向に複数の接続位置を有するメンカン87A,87Bを縫付けた補強部86を縫付ける代わりに、ガードル70の左右側面上部にそれぞれ左右方向に複数の接続位置を有するメンカン87A,87Bを直接縫付けても良い。
このようにして、本実施の形態8にかかる骨盤矯正ガードル81,85は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム82,89A,89Bを取付けたことによって、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みを矯正することができる。また、構造も簡単なので短時間で製造することができ、低コスト化することができる。
なお、骨盤矯正ガードル81に1対の交差する補強部90A,90Bを設けても良いし、骨盤矯正ガードル85に1対の交差する補強部90A,90Bを設けないものとすることもできる。また、本実施の形態8にかかる骨盤矯正ガードル81,85においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りWの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りWより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りWより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態9
次に、本発明の実施の形態9について、図18を参照して説明する。図18(a)は本発明の実施の形態9にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
図18に示されるように、本実施の形態9にかかる骨盤矯正ガードル91は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム94A,94B,95A,95Bの4本を、幅の広いオペロンゴム95A,95Bはガードル70の前面で交差させて、幅の広いオペロンゴム94A,94Bはそれと略平行に取付けたものである。
即ち、骨盤矯正ガードル91においては、図18(a)に示されるように、ガードル70の前面に2本の幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム95A,95Bが交差しつつ貫通する4箇所の開口部を有する補強部92を縫付け、2本の幅の広いオペロンゴム95A,95Bの上端には調節機能付き接続具の一方としての複数の接続位置を有するメンカン92A,92Bを接続方向が直角になるようにそれぞれ固定し、2本の幅の広いオペロンゴム95A,95Bを補強部92の内部で交差させて、図18(b),(c)に示されるように骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、2本の幅の広いオペロンゴム95A,95Bの他端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ97A,97Bで縫付けている。
さらに、先端に調節機能付き接続具の他方としてのカギホック93A,93Bをそれぞれ固定した他の2本の幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム94A,94Bを、2本の幅の広いオペロンゴム95A,95B上端に固定された複数の接続位置を有するメンカン92A,92Bにそれぞれ接続して、骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、他の2本の幅の広い幅の広いオペロンゴム94A,94Bの他端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ96A,96Bで縫付けている。
なお、4本の幅の広いオペロンゴム94A,94B,95A,95Bをそれぞれステッチ96A,96B,97A,97Bで縫付ける位置は、図18(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。
このようにして、本実施の形態9にかかる骨盤矯正ガードル91は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広い4本のオペロンゴム94A,94B,95A,95Bを取付けたことによって、骨盤を内側へ引っ張る力が強化されて、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して、より効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みを矯正することができる。
なお、本実施の形態9にかかる骨盤矯正ガードル91においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りWの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態10
次に、本発明の実施の形態10について、図19を参照して説明する。図19(a)は本発明の実施の形態10にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
図19に示されるように、本実施の形態10にかかる骨盤矯正ガードル100は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム102を、ガードル70の前面で交差させて取付けたものである。
即ち、図19(c)に示されるようにガードル70の背面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方としての上下方向に複数の接続位置を有するメンカン105bを縫付けて、幅の広いオペロンゴム102の中央部分に1組の調節機能付き接続具の他方としてのカギホック105aを固定して、カギホック105aを上下方向に複数の接続位置を有するメンカン105bに接続する。そして、図19(a),(b)に示されるように、幅の広いオペロンゴム102をガードル70の前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、幅の広いオペロンゴム102の左右の先端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ106A,106Bで縫付けている。
さらに、図19(a)に示されるように、ガードル70の前面に幅の広いオペロンゴム102が交差しつつ貫通する4箇所の開口部を有する補強部101を縫付け、左右の側面の上方及び下方に幅の広いオペロンゴム102が貫通する補強部103A,103B,104A,104Bを縫付けている。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム102によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル100を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル100においては、カギホック105aをメンカン105bの上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。また、前面の補強部101及び側面の補強部103A,103B,104A,104Bを設けていることによって、幅の広いオペロンゴム102の位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
なお、幅の広いオペロンゴム102をステッチ106A,106Bで縫付ける位置は、図19(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。また、側面の補強部103A,103B,104A,104Bは必ずしも全て設けなくとも良く、上部の補強部103A,103Bのみとしても、下部の補強部104A,104Bのみとしても良く、さらには4箇所とも設けなくても構わない。
このようにして、本実施の形態10にかかる骨盤矯正ガードル100は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム102を前面で交差させて取付けたことによって、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みを矯正することができる。また、カギホック105aをメンカン105bの上下方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができるので、より効果的で付け心地も良い。
なお、本実施の形態10にかかる骨盤矯正ガードル100においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りWの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りWより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りWより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態11
次に、本発明の実施の形態11について、図20を参照して説明する。図20(a)は本発明の実施の形態11にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
図20に示されるように、本実施の形態11にかかる骨盤矯正ガードル107は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての2本の幅の広いオペロンゴム109A,109Bを、ガードル70の前面で交差させて取付けたものである。
即ち、図20(b)に示されるように、ガードル70の左右側面上部にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方としての左右方向に複数の接続位置を有するメンカン112A,112Bを直接縫付け固定して、2本の幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム109A,109Bの先端に1組の調節機能付き接続具の他方としてのカギホック110A,110Bを固定して、カギホック110A,110Bをメンカン112A,112Bにそれぞれ接続し、2本の幅の広いオペロンゴム109A,109Bをガードル70の前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、幅の広いオペロンゴム109A,109Bの他端をガードル70の左右の臀部下方にそれぞれステッチ113A,113Bでそれぞれ縫付けている。
さらに、幅の広いオペロンゴム109A,109Bが交差するガードル70の前面に幅の広いオペロンゴム109A,109Bが貫通する4箇所の開口部を有する補強部108を縫付けており、また幅の広いオペロンゴム109A,109Bの上端に固定されたカギホック110A,110Bが補強部108の内部に入ってしまわないように、カギホック110A,110Bとメンカン112A,112Bとをそれぞれ紐111A,111Bでつないでいる。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム109A,109Bによって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル107を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル107においては、カギホック110A,110Bをメンカン112A,112Bの左右方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができ、最適な引張り力で“ビーナスウォーク”をすることができる。また、前面の補強部108を設けていることによって、幅の広いオペロンゴム109A,109Bの位置がずれないため、常に効果的な引張り力を付与することができる。
なお、幅の広いオペロンゴム109A,109Bをステッチ113A,113Bで縫付ける位置は、図20(c)に示される位置に限られず、ガードル70の左右の太もも部分16A,16Bの背面側であれば、左右の臀部下方のどの位置でも良い。
このようにして、本実施の形態11にかかる骨盤矯正ガードル107は、通常のガードル70に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム109A,109Bを前面で交差させて取付けたことによって、着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みを矯正することができる。また、カギホック110A,110Bをメンカン112A,112Bの左右方向のどの接続位置に接続するかによって引張り力を調節することができるので、より効果的で付け心地も良い。
なお、本実施の形態11にかかる骨盤矯正ガードル107においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りWの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りWより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りWより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態12
次に、本発明の実施の形態12について、図21乃至図24を参照して説明する。
図21(a)は本発明の実施の形態12にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図22(a)は本発明の実施の形態12の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図23(a)は本発明の実施の形態12の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図24(a)は本発明の実施の形態12の第3変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図21に示されるように、本実施の形態12にかかる骨盤矯正ガードル115は、通常のガードル70の前面上端にV字形の切り込みを入れて、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム116を、ガードル70の前面で交差させて取付けたものである。
即ち、ガードル70の前面上端をV字形にカットして、幅の広いオペロンゴム116をガードル70の背面上端表側にステッチ117で縫付けてさらにガードル70の前面上端表側のV字形に沿わせて交差させ、ガードル70の背面表側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまでステッチ117で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム116の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル115を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル115においては、幅の広いオペロンゴム116の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ117でガードル70に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム116の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
また、ガードル70の前面上端にV字形の切り込みを入れているため、小さ目の骨盤矯正ガードル115でも容易に着用することができ、着脱が容易である。
また、図22に示される本実施の形態12の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードル118は、ガードル70の前面上端をV字形にカットして、幅の広いオペロンゴム119をガードル70の背面上端表側にステッチ120で縫付けてさらにガードル70の前面上端表側のV字形に沿わせて交差させ、ガードル70の背面表側の左右の足の付け根部分に途中までステッチ120で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。即ち、上記骨盤矯正ガードル115との相違点は、幅の広いオペロンゴム119をガードル70の背面表側の左右の臀部下方の途中まで縫付けている点のみで、他の部分は全く同様である。したがって、上記骨盤矯正ガードル115と同様の作用効果が得られる。
即ち、交差した幅の広いオペロンゴム119の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル118を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。さらに、骨盤矯正ガードル118においても、幅の広いオペロンゴム119の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ120でガードル70に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム119の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
また、ガードル70の前面上端にV字形の切り込みを入れているため、小さ目の骨盤矯正ガードル118でも容易に着用することができ、着脱が容易である。
次に、図23を参照して、本実施の形態12の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル121について説明する。図23に示されるように、本実施の形態12の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル121は、通常のガードル70の背面上端にV字形の切り込みを入れて、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム122を、ガードル70の背面で交差させて取付けたものである。
即ち、ガードル70の背面上端をV字形にカットして、幅の広いオペロンゴム122をガードル70の前面上端表側にステッチ123で縫付けてさらにガードル70の背面上端表側のV字形に沿わせて背面表側で交差させ、ガードル70の前面表側の左右の足付け根部分に股の中央に届くまでステッチ123で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、背面で交差した幅の広いオペロンゴム122の縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られるため、骨盤矯正ガードル121を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、幅の広いオペロンゴム122によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。さらに、骨盤矯正ガードル121においては、幅の広いオペロンゴム122の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ123でガードル70に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム122の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
また、ガードル70の背面上端にV字形の切り込みを入れているため、小さ目の骨盤矯正ガードル121でも容易に着用することができ、着脱が容易である。
また、図24に示される本実施の形態12の第3変形例にかかる骨盤矯正ガードル124は、ガードル70の背面上端をV字形にカットして、幅の広いオペロンゴム125をガードル70の前面上端表側にステッチ126で縫付けてさらにガードル70の背面上端表側のV字形に沿わせて背面表側で交差させ、ガードル70の前面表側の左右の足付け根部分に途中までステッチ126で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。即ち、上記第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル121との相違点は、幅の広いオペロンゴム125をガードル70の背面表側の左右の臀部下方の途中まで縫付けている点のみで、他の部分は全く同様である。したがって、上記骨盤矯正ガードル121と同様の作用効果が得られる。
即ち、背面で交差した幅の広いオペロンゴム125の縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られるため、骨盤矯正ガードル124を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、幅の広いオペロンゴム125によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
さらに、骨盤矯正ガードル124においては、幅の広いオペロンゴム125の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ126でガードル70に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム125の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。また、ガードル70の背面上端にV字形の切り込みを入れているため、小さ目の骨盤矯正ガードル124でも容易に着用することができ、着脱が容易である。
このようにして、本実施の形態12にかかる骨盤矯正ガードル115,118,121,124においては、通常のガードル70の前面上端または背面上端にV字形の切り込みを入れて、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴムを、ガードル70の前面または背面で交差させて取付けたものであるため、交差した幅の広いオペロンゴムの縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られ、骨盤矯正ガードル115,118,121,124を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、ガードル70の前面または背面上端にV字形の切り込みを入れているため、小さ目の骨盤矯正ガードルでも容易に着用することができる。
なお、本実施の形態12にかかる骨盤矯正ガードル115,118,121,124においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態13
次に、本発明の実施の形態13について、図25乃至図27を参照して説明する。
図25(a)は本発明の実施の形態13にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図26(a)は本発明の実施の形態13の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図27(a)は本発明の実施の形態13の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図25に示されるように、本実施の形態13にかかる骨盤矯正ガードル127は、通常のガードル70の前面上端にV字形の切り込みを入れて、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム128を、ガードル70の裏側に前面で交差させて取付けたものである。
即ち、ガードル70の前面上端をV字形にカットして、幅の広いオペロンゴム128をガードル70の背面上端裏側にステッチ129で縫付けてさらにガードル70の前面上端裏側のV字形に沿わせて交差させ、ガードル70の背面裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届く手前までステッチ129で縫い付けて、前面途中で1箇所130で縫付け、裏側交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム128の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル127を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正ガードル127においては、幅の広いオペロンゴム128の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ129でガードル70の裏側に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム128の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
さらに、幅の広いオペロンゴム128をガードル70の裏側に縫付けているため、着用したときに幅の広いオペロンゴム128が見えず、通常のガードルに見えて目立たないだけでなく、骨盤矯正ガードル127の上に薄い生地のズボンやスカート等のボトムスを着用した場合でも、幅の広いオペロンゴム128の当りが出ることがなく、見栄えが良い。また、ガードル70の前面上端にV字形の切り込みを入れているため、小さ目の骨盤矯正ガードル127でも容易に着用することができる。
なお、本実施の形態13においては、ガードル70の前面上端にV字形の切り込みを入れた場合についてのみ説明したが、上記実施の形態12の第2変形例・第3変形例にかかる骨盤矯正ガードル121,124のように、ガードル70の背面上端にV字形の切り込みを入れて、ガードル70の裏側に幅の広い弾性材を縫付けることもできる。
次に、図26を参照して、本実施の形態13の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードル131について説明する。図26に示されるように、第1変形例にかかる骨盤矯正ガードル131においては、ガードル70の上端に切り込みを入れず、上端12αの全周に幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム132を縫付けている。そして、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム133を、ガードル70の背面上端裏側にステッチ135で縫付けてさらにガードル70の前面裏側で交差させ、ガードル70の背面裏側の左右の臀部下方に股の中央に届く手前までステッチ135で縫い付けて、前面途中で1箇所134で縫付け、裏側交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム133の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル131を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正ガードル131においては、幅の広いオペロンゴム133の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ135でガードル70の裏側に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム133の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
さらに、幅の広いオペロンゴム133をガードル70の裏側に縫付けているため、着用したときに幅の広いオペロンゴム133が見えず、通常のガードルに見えて目立たないだけでなく、骨盤矯正ガードル131の上に薄い生地のズボンやスカート等のボトムスを着用した場合でも、幅の広いオペロンゴム133の当りが出ることがなく、見栄えが良い。また、ガードル70の上端12αの全周に幅の細いオペロンゴム132を縫付けているため、着用したとき腰回りがフィットして心地良い着用感が得られる。
次に、図27を参照して、本実施の形態13の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル136について説明する。図27に示されるように、第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル136においてもガードル70の上端に切り込みを入れず、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム137を、ガードル70の前面上端裏側にステッチ138で縫付けてさらにガードル70の背面裏側で交差させ、ガードル70の前面裏側の左右の足付け根部分に股の中央に届く手前までステッチ138で縫い付けて、背面途中で1箇所139で縫付け、背面裏側交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、背面で交差した幅の広いオペロンゴム137の縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られるため、骨盤矯正ガードル136を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。のみならず、背面で交差した幅の広いオペロンゴム137によってヒップ部分が持ち上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
また、骨盤矯正ガードル136においては、幅の広いオペロンゴム137の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ138でガードル70の裏側に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム137の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。さらに、幅の広いオペロンゴム137をガードル70の裏側に縫付けているため、着用したときに幅の広いオペロンゴム137が見えず、通常のガードルに見えて目立たないだけでなく、骨盤矯正ガードル136の上に薄い生地のズボンやスカート等のボトムスを着用した場合でも、幅の広いオペロンゴム137の当りが出ることがなく、見栄えが良い。
このようにして、本実施の形態13にかかる骨盤矯正ガードル128131,136においては、通常のガードル70の前面上端または背面上端にV字形の切り込みを入れて、または切り込みを入れないで、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴムを、ガードル70の裏側にガードル70の前面または背面で交差させて取付けたものであるため、交差した幅の広いオペロンゴムの縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られ、骨盤矯正ガードル128131,136を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。
また、幅の広いオペロンゴムをガードル70の裏側に縫付けているため、着用したときに幅の広いオペロンゴムが見えず、通常のガードルに見えて目立たないだけでなく、骨盤矯正ガードル128131,136の上に薄い生地のズボンやスカート等のボトムスを着用した場合でも、幅の広いオペロンゴムの当りが出ることがなく、見栄えが良い。
なお、本実施の形態13にかかる骨盤矯正ガードル128131,136においては、ウエスト上端12αの位置が腰回りの高さのレギュラータイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態14
次に、本発明の実施の形態14について、図28及び図29を参照して説明する。
図28(a)は本発明の実施の形態14にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。図29(a)は本発明の実施の形態14の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図28に示されるように、本実施の形態14にかかる骨盤矯正ガードル140は、上端12βの位置が腰回りより上方にまで長く伸びたハイウエストタイプのガードル70βにおいて、前中心に伸縮性生地としてのパワーネット143を縫付けてこの部分を二重とし、上端12βの全周に幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム144を縫付けている。そして、背面上端から約5cm下がった位置に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム141をステッチ142で縫付けて、さらにガードル70βの前面で交差させ、ガードル70βの背面の左右の臀部下方に股の中央に届く手前までステッチ142で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム141の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正ガードル140を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正ガードル140においては、幅の広いオペロンゴム141の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ142でガードル70βに縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム141の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
さらに、ガードル70βの前中心にパワーネット143を縫付けているため、着用したときの下腹部の引き締め効果が向上して、シェイプアップの効果も倍増する。また、ガードル70βの上端12βの全周に幅の細いオペロンゴム144を縫付けているため、着用したとき腰回りがフィットして心地良い着用感が得られる。
また、図29に示されるように、本実施の形態14の変形例にかかる骨盤矯正ガードル145においても、上端12βの位置が腰回りより上方にまで長く伸びたハイウエストタイプのガードル70βにおいて、前中心に伸縮性生地としてのパワーネット143を縫付けてこの部分を二重とし、上端12βの全周に幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム144を縫付けている。そして、前面上端から約5cm下がった位置に幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム146をステッチ147で縫付けて、さらにガードル70βの背面で交差させ、ガードル70βの前面の左右の足付け根部分に股の中央に届く手前までステッチ147で縫い付けて、背面交差部分の周辺のみは縫付けていない。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム146の縫付けられていない交差部分によって骨盤が引っ張られるため、骨盤矯正ガードル145を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。のみならず、背面で交差した幅の広いオペロンゴム146によってヒップ部分が持ち上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
また、骨盤矯正ガードル145においては、幅の広いオペロンゴム146の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ147でガードル70βに縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム146の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。さらに、ガードル70βの前中心にパワーネット143を縫付けているため、着用したときの下腹部の引き締め効果が向上して、シェイプアップの効果も倍増する。また、ガードル70βの上端12βの全周に幅の細いオペロンゴム144を縫付けているため、着用したとき腰回りがフィットして心地良い着用感が得られる。
本実施の形態14にかかる骨盤矯正ガードル140,145においては、幅の広いオペロンゴム141,146をガードル70βの表側に縫付けた場合について説明したが、幅の広いオペロンゴム141,146をガードル70βの裏側に縫付けることもできる。また、骨盤矯正ガードル140,145においては、ガードル70βの前中心に伸縮性生地としてのパワーネット143を縫付けた場合について説明したが、もっと広い範囲に伸縮性生地を縫付けても良い。また、ガードル70βの表側でなく、裏側に縫付けることもできる。
なお、本実施の形態14にかかる骨盤矯正ガードル140,145においては、ウエスト上端12βの位置が腰回りより上方にまで長く伸びたハイウエストタイプについて説明したが、ウエスト上端の位置を腰回りの高さとしたレギュラータイプや、ウエスト上端の位置を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプとすることもできる。
実施の形態15
次に、本発明の実施の形態15について、図30及び図31を参照して説明する。図30(a)は本発明の実施の形態15にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。図31(a)は本発明の実施の形態15の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。
本実施の形態15から以下に述べる実施の形態24までの骨盤矯正ガードルは、ガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅がガードルの背面部分の幅一杯またはガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びてガードルの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けた骨盤矯正ガードルである。
したがって、背面で交差した1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分によって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができ、骨盤矯正ガードルを着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができるものである。
図30(a),(b),(c)に示されるように、本実施の形態15にかかる骨盤矯正ガードル161は、ガードル本体162の後中心161bを中心にして、ガードル本体162の股下161cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形(本明細書においては、「長円形」とは、本来の意味の楕円形と同じ形状とは異なり、1対の半円を2本の直線でつないだ陸上競技場のトラックの如き形状を意味するものとする。)状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図30(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図30(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方163Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方163Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図30(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い163c,163dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット165が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正ガードル161の着用時に1対の背面交差部分163A,163Bの開口部164の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部164から突出することが防止され、また骨盤矯正ガードル161が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分163A,163Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態15にかかる骨盤矯正ガードル161のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル161によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分163A,163Bの縁にはコバステッチ163a,163bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分163A,163Bを強化するためのものであって、コバステッチ163a,163bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図30(c)に示されるように、1対の背面交差部分163A,163Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方163Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方163Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分163A,163Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分163A,163Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心161a及び後中心161bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態15にかかる骨盤矯正ガードル161の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
かかる構成を有する本実施の形態15の骨盤矯正ガードル161を着用することによって、背面で交差した1対の二重の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分163A,163Bによって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル161を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態15にかかる骨盤矯正ガードル161においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
次に、本実施の形態15の変形例にかかる骨盤矯正ガードル166について、図31を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル166は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル161と同様であり、ガードル本体162の後中心166bを中心にして、ガードル本体162の股下166cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図31(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図31(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方168Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方168Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図31(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い168c,168dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット170が縫い付けられることによって塞がれている。
ここで、1対の背面交差部分168A,168Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態15の変形例にかかる骨盤矯正ガードル166のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル162によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分168A,168Bの縁にはコバステッチ168a,168bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分168A,168Bを強化するためのものであって、コバステッチ168a,168bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図31(c)に示されるように、1対の背面交差部分168A,168Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方168Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方168Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分168A,168Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分168A,168Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
このように、本実施の形態15の変形例にかかる骨盤矯正ガードル166の全体構成は、上記骨盤矯正ガードル161と同様であり、したがって骨盤矯正ガードル166を着用することによって、上記骨盤矯正ガードル161と同様の骨盤矯正効果を始めとする作用効果が得られる。異なる点は、図31(a),(b),(c)に示されるように、開口部164の縁に沿ってパイピング167が取付けられてパイピング処理が施されている点のみであり、これによって装飾的効果が増し、製品としての見栄えが向上して消費者の購買意欲を増大させるという作用効果が得られる。
実施の形態16
次に、本発明の実施の形態16について、図32及び図33を参照して説明する。図32(a)は本発明の実施の形態16にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。図33(a)は本発明の実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。
図32(a),(b),(c)に示されるように、本実施の形態16にかかる骨盤矯正ガードル171は、ガードル本体162の後中心171bを中心にして、ガードル本体162の股下171cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図32(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図32(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方173Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方173Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図32(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い173c,173dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット165が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正ガードル171の着用時に1対の背面交差部分173A,173Bの開口部164の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部164から突出することが防止され、また骨盤矯正ガードル171が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分173A,173Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態16にかかる骨盤矯正ガードル171のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル162によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分173A,173Bの縁にはコバステッチ173a,173bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分173A,173Bを強化するためのものであって、コバステッチ173a,173bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図32(c)に示されるように、1対の背面交差部分173A,173Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方173Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方173Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分173A,173Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分173A,173Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
ここまでの構造は、上記実施の形態15の骨盤矯正ガードル161と同様である。本実施の形態16にかかる骨盤矯正ガードル171が上記実施の形態15の骨盤矯正ガードル161と異なるのは、図32(b),(c)に示されるように、1対の背面交差部分173A,173Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分の後端)172A,172Bが、ガードル本体162の両脇部分まで伸びて縫付けられている点である。
これによって、骨盤矯正ガードル171を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル171を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態16の骨盤矯正ガードル171においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心171a及び後中心171bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態16にかかる骨盤矯正ガードル171の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードル176について、図33を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル176は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル171と同様であり、ガードル本体162の後中心176bを中心にして、ガードル本体162の股下176cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図33(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図33(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方178Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方178Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図33(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い178c,178dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット170が縫い付けられることによって塞がれている。
ここで、1対の背面交差部分178A,178Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードル176のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル176によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分178A,178Bの縁にはコバステッチ178a,178bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分178A,178Bを強化するためのものであって、コバステッチ178a,178bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図33(c)に示されるように、1対の背面交差部分178A,178Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方178Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方178Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分178A,178Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分178A,178Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
ここまでの構造は、上記実施の形態15の骨盤矯正ガードル161と同様である。本実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードル176が上記実施の形態15の骨盤矯正ガードル161と異なるのは、図33(b),(c)に示されるように、1対の背面交差部分178A,178Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分の後端)177A,177Bが、ガードル本体162の両脇部分まで伸びて縫付けられている点である。
これによって、骨盤矯正ガードル176を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル176を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このように、本実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードル176の全体構成は、上記骨盤矯正ガードル171と同様であり、したがって骨盤矯正ガードル176を着用することによって、上記骨盤矯正ガードル171と同様の骨盤矯正効果を始めとする作用効果が得られる。異なる点は、図33(a),(b),(c)に示されるように、開口部164の縁に沿ってパイピング167が取付けられてパイピング処理が施されている点のみであり、これによって装飾的効果が増し、製品としての見栄えが向上して消費者の購買意欲を増大させるという作用効果が得られる。
実施の形態17
次に、本発明の実施の形態17について、図34及び図35を参照して説明する。図34(a)は本発明の実施の形態17にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。図35(a)は本発明の実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。
図34(a),(b),(c)に示されるように、本実施の形態17にかかる骨盤矯正ガードル181は、ガードル本体162の後中心181bを中心にして、ガードル本体162の股下181cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図34(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図34(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方183Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方183Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図34(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い183c,183dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット165が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正ガードル181の着用時に1対の背面交差部分183A,183Bの開口部164の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部164から突出することが防止され、また骨盤矯正ガードル181が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分183A,183Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態17にかかる骨盤矯正ガードル181のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル181によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分183A,183Bの縁にはコバステッチ183a,183bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分183A,183Bを強化するためのものであって、コバステッチ183a,183bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図34(c)に示されるように、1対の背面交差部分183A,183Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方183Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方183Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分183A,183Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分183A,183Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
ここまでの構造は、上記実施の形態16の骨盤矯正ガードル171と同様である。本実施の形態17にかかる骨盤矯正ガードル181が上記実施の形態16の骨盤矯正ガードル171と異なるのは、図34(b),(c)に示されるように、1対の背面交差部分183A,183Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分の後端)182A,182Bが、ガードル本体162の両脇部分をさらに越えて前面左右部分まで伸びて縫付けられている点である。
これによって、骨盤矯正ガードル181を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル181を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態17の骨盤矯正ガードル181においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心181a及び後中心181bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態17にかかる骨盤矯正ガードル181の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186について、図35を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル186は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル181と同様であり、ガードル本体162の後中心186bを中心にして、ガードル本体162の股下186cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図35(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図35(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方188Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方188Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図35(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い188c,188dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット170が縫い付けられることによって塞がれている。
ここで、1対の背面交差部分188A,188Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル186によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分188A,188Bの縁にはコバステッチ188a,188bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分188A,188Bを強化するためのものであって、コバステッチ188a,188bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図35(c)に示されるように、1対の背面交差部分188A,188Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方188Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方188Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分188A,188Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分188A,188Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
ここまでの構造は、上記実施の形態15の骨盤矯正ガードル161と同様である。本実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186が上記実施の形態15の骨盤矯正ガードル161と異なるのは、図35(b),(c)に示されるように、1対の背面交差部分188A,188Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分の後端)187A,187Bが、ガードル本体162の両脇部分をさらに越えて前面左右部分まで伸びて縫付けられている点である。
これによって、骨盤矯正ガードル186を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル186を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このように、本実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186の全体構成は、上記骨盤矯正ガードル181と同様であり、したがって骨盤矯正ガードル186を着用することによって、上記骨盤矯正ガードル181と同様の骨盤矯正効果を始めとする作用効果が得られる。異なる点は、図35(a),(b),(c)に示されるように、開口部164の縁に沿ってパイピング167が取付けられてパイピング処理が施されている点のみであり、これによって装飾的効果が増し、製品としての見栄えが向上して消費者の購買意欲を増大させるという作用効果が得られる。
実施の形態18
次に、本発明の実施の形態18について、図36及び図37を参照して説明する。図36は本発明の実施の形態18にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。図37は本発明の実施の形態18の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。
本実施の形態18にかかる骨盤矯正ガードル190の全体構成は、上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と同様である。したがって、骨盤矯正ガードル190の背面の構成については、図35(c)を参照されたい。本実施の形態18にかかる骨盤矯正ガードル190が上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と異なるのは、図36に示されるように、1対の背面交差部分188A,188Bの先端が開口部164の縁を飾るパイピング167の下へ潜り込まずに、ガードル本体162の左右脇部分の表面にロック縫い188c,188dで縫付けられている点である。
これによって、骨盤矯正ガードル190の表面の見栄えはやや損なわれるが、その代わり縫製がより容易になり、短時間で製造できるという作用効果が生まれる。その他の部分は、上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル190を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル190を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態18の骨盤矯正ガードル190においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心190a及び後中心190bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態18にかかる骨盤矯正ガードル190の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態18の変形例にかかる骨盤矯正ガードル191について、図37を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル191は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル190と同様であり、図37に示されるように、1対の背面交差部分192A,192Bの先端の留め方が異なる。
即ち、ガードル本体162の前面の前中心191aの左右部分に、調節機能付き接続具の一方としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック193Aが縫付けられており、一方1対の背面交差部分192A,192Bの先端にはカギホック193Aの複数の接続位置のメンカンのいずれにも取付けられる調節機能付き接続具の他方としてのカギホック193Bが縫付けられている。これらのカギホック193A,193Bによって、調節機能付き接続具193が構成されている。
したがって、1対の背面交差部分192A,192Bの先端のカギホック193Bをカギホック193Aの複数の接続位置のメンカンの何処に取付けるかによって1対の背面交差部分192A,192Bによる引っ張り力を調節することができ、1対の背面交差部分192A,192Bによるヒップアップの効果も自由に調節することができる。なお、図37においては、カギホック193Aの複数の接続位置が3ヵ所の場合を示しているが、2ヶ所でも良いし4ヵ所以上でも構わない。
その他の部分は、上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル191を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル191を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。
これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。さらに調節機能付き接続具193を取付けたことによって、背面交差部分によるヒップ引き上げ効果を自由に調節することができるため、個人の好みによって、或いは矯正の段階に合わせて適切なヒップ引き上げ力を得ることができる。
このようにして、本実施の形態18の変形例にかかる骨盤矯正ガードル191においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心191a及び後中心191bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態18の変形例にかかる骨盤矯正ガードル191の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
実施の形態19
次に、本発明の実施の形態19について、図38乃至図41を参照して説明する。
図38は本発明の実施の形態19にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。図39は本発明の実施の形態19の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。図40は本発明の実施の形態19の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。図41は本発明の実施の形態19の第3の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。
本実施の形態19にかかる骨盤矯正ガードル200の全体構成は、上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と同様である。したがって、骨盤矯正ガードル200の背面の構成については、図35(c)を参照されたい。
本実施の形態19にかかる骨盤矯正ガードル200が上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と異なるのは、図38に示されるように、1対の背面交差部分188A,188Bの先端は骨盤矯正ガードル186と同様であるが、1対の背面交差部分188A,188Bの後端(パワーネット生地部材)201A,201Bがガードル本体162の前中心200aにまで達している点である。その他の部分は、上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と同様であるため、同様以上の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル200を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル200を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心200a及び後中心200bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態19にかかる骨盤矯正ガードル200の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態19の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードル205について、図39を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル205は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル200と同様であるが、図39に示されるように、1対の背面交差部分206A,206Bの先端部分が異なる。
即ち、1対の背面交差部分206A,206Bの先端部分(サテンネット生地)がガードル本体162の前面の前中心205aまで伸びて縫付けられており、1対の背面交差部分206A,206Bの後端(パワーネット生地部材)201A,201Bもガードル本体162の前中心205aにまで達している。その他の部分は、上記骨盤矯正ガードル200と同様であり、サテンネット生地もパワーネット生地も伸縮性を有するとともに弾力性に富むため、同様以上の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル205を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル205を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心205a及び後中心205bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態19の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードル205の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態19の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル207について、図40を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル207は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル205と同様であるが、図40に示されるように、1対の背面交差部分206A,206Bの先端部分の取付け方が異なる。
即ち、上記骨盤矯正ガードル205においては1対の背面交差部分206A,206Bの先端部分は開口部164の縁に取付けられたパイピング167の下へ潜り込んで、ガードル本体162の裏側において縫付けられているが、図40に示されるように、本実施の形態19の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル207においては、1対の背面交差部分206A,206Bの先端部分はパイピング167の下へ潜り込まずに、ガードル本体162の表側において縫付けられている。
これによって、骨盤矯正ガードル207の表側の見栄えは少し悪くなるが、縫製が容易になって短時間で製造できるという作用効果が得られる。その他の部分は、上記骨盤矯正ガードル205と同様であり、サテンネット生地もパワーネット生地も伸縮性を有するとともに弾力性に富むため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル207を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル207を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心207a及び後中心207bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態19の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードル207の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態19の第3の変形例にかかる骨盤矯正ガードル209について、図41を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル209は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル205と同様であるが、図41に示されるように、1対の背面交差部分206A,206Bの後端187A,187Bの長さが異なる。即ち、1対の背面交差部分206A,206Bの後端187A,187Bがガードル本体162の前中心209aまで届いていない。その他の部分は、上記骨盤矯正ガードル205と同様であり、サテンネット生地もパワーネット生地も伸縮性を有するとともに弾力性に富むため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル209を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル209を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心209a及び後中心209bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態19の第3変形例にかかる骨盤矯正ガードル209の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
このように、本実施の形態19にかかる骨盤矯正ガードル200,205,207,209においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作ることができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
実施の形態20
次に、本発明の実施の形態20について、図42乃至図44を参照して説明する。
図42は本発明の実施の形態20にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す背面図である。図43は本発明の実施の形態20の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す背面図である。図44は本発明の実施の形態20の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す背面図である。
本実施の形態20にかかる骨盤矯正ガードル210の全体構成は、実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186と同様であるので、骨盤矯正ガードル210の前面については、図35(a)を参照されたい。本実施の形態20にかかる骨盤矯正ガードル210が骨盤矯正ガードル186と異なる点は、図42に示されるように、1対の背面交差部分211A,211Bにステッチが施されていない点のみである。
前述したように、1対の背面交差部分に施されたステッチは、装飾的効果及び1対の背面交差部分をより強化するためのものであり、1対の背面交差部分を構成する表側のサテンネット生地と裏側のパワーネット生地とは中縫いで縫付けられているため、1対の背面交差部分に施されたステッチは必ずしもなくても良いものである。このように、1対の背面交差部分211A,211Bにステッチが施されていないことによって、製造工程を一工程省略することができ、より短時間で製造できるという作用効果が得られる。その他の部分は、上記骨盤矯正ガードル186と同様であり、サテンネット生地もパワーネット生地も伸縮性を有するとともに弾力性に富むため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル210を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル210を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
次に、本実施の形態20の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードル213について、図43を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル213は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル210と同様であるが、図43に示されるように、1対の背面交差部分214A,214Bの構成が異なる。
即ち、1対の背面交差部分214A,214Bの両縁に沿ってパイピング215A,215Bが施されている。これによって、装飾的な効果が得られ、製品としての見栄えが向上して消費者の購買意欲をそそるという作用効果が得られる。その他の部分は、上記骨盤矯正ガードル210と同様であり、サテンネット生地もパワーネット生地も伸縮性を有するとともに弾力性に富むため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル213を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル213を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
次に、本実施の形態20の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル216について、図44を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル216は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル210と同様であるが、図44に示されるように、1対の背面交差部分217A,217B及びガードル本体162の両裾部分の構成が異なる。
即ち、1対の背面交差部分217A,217Bの両縁に沿って伸縮性のあるレース218A,218Bが縫付けられており、ガードル本体162の両裾部分の全周に沿って、同様に伸縮性のあるレース218C,218Dが縫付けられて施されている。これによって、装飾的な効果が得られ、製品としての見栄えが向上して消費者の購買意欲をそそるだけでなく、ズボンやスラックスやタイトスカート等の下に着用したときに、1対の背面交差部分217A,217Bの両縁及びガードル本体162の両裾部分のラインが外から浮き出て見えるという所謂“当たり”を半減でき、見栄えが良くなるという作用効果が得られる。
その他の部分は、上記骨盤矯正ガードル210と同様であり、サテンネット生地もパワーネット生地も伸縮性を有するとともに弾力性に富むため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル216を着用することによって、より強力に二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、さらに強力に骨盤が引っ張られ、ヒップがより強力に引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル216を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このように、本実施の形態20にかかる骨盤矯正ガードル210,213,216においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作ることができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。また、本実施の形態20の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル216においては、ズボンやスカート等の下に着用したときに所謂“当たり”を半減することができ、見栄えが良くなるという作用効果が得られる。
実施の形態21
次に、本発明の実施の形態21について、図45及び図46を参照して説明する。
図45(a)は本発明の実施の形態21にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。図46(a)は本発明の実施の形態21の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。
図45(a),(b),(c)に示されるように、本実施の形態21にかかる骨盤矯正ガードル220の全体構成は、図33に示される実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードル176とほぼ同様である。即ち、ガードル本体162の後中心220bを中心にして、ガードル本体162の股下220cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部164が設けられており、図45(a)に示されるように、開口部164の両端はガードル本体162の前面部分の両脇まで達している。
図45(c)に示されるように、この開口部164の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方221Aが伸びており、開口部164の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方221Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部164の下へ潜り込んで、図45(a)に示されるように、ガードル本体162の前面部分にロック縫い221c,221dで留められている。そして、開口部164は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット170が縫い付けられることによって塞がれている。
ここで、1対の背面交差部分221A,221Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体162と一体となっている。即ち、本実施の形態21にかかる骨盤矯正ガードル220のガードル本体162は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル220によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分221A,221Bの縁にはコバステッチ221a,221bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分221A,221Bを強化するためのものであって、コバステッチ221a,221bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図45(c)に示されるように、1対の背面交差部分221A,221Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方221Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方221Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分221A,221Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分221A,221Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
さらに、開口部164の縁に沿ってパイピング167が取付けられてパイピング処理が施されており、これによって装飾的効果が増し、製品としての見栄えが向上して消費者の購買意欲を増大させるという作用効果が得られる。
ここまでの構造は、上記実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードル176と同様である。本実施の形態21にかかる骨盤矯正ガードル220が上記実施の形態16の変形例の骨盤矯正ガードル176と異なるのは、図45(b),(c)に示されるように、1対の背面交差部分221A,221Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分の後端)が、ガードル本体162の両脇部分まで伸びて縫付けられている点は同じであるが、1対の背面交差部分221A,221Bの裏側のパワーネット生地の部分の形状が異なる点である。
即ち、1対の背面交差部分221A,221Bの後端が交差位置における幅よりも太くなるとともに後端の形状がR形状となっていて、このR形状の縁に沿ってステッチ221a,221bによって裏側から一度に縫付けられているものである。これによって、縫製をスムーズに行うことができ、大量生産向きの製品となる。その他の部分については、上記実施の形態16の変形例の骨盤矯正ガードル176と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル220を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル220を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
次に、本実施の形態21の変形例にかかる骨盤矯正ガードル223について、図46を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル223は、全体的な構成については上記骨盤矯正ガードル220と同様であるが、図46(a),(b)に示されるように、1対の背面交差部分224A,224Bの後端部分の長さが異なる。
即ち、1対の背面交差部分224A,224Bの後端部分がガードル本体162の前面左右部分にまで達しており、後端の形状がR形状となっていて、このR形状の縁に沿ってステッチ224a,224bによって裏側から一度に縫付けられている。これによって、縫製をスムーズに行うことができ、大量生産向きの製品となる。その他の部分については、上記骨盤矯正ガードル220と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル223を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル223を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このように、本実施の形態21にかかる骨盤矯正ガードル220,223においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作ることができるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
実施の形態22
次に、本発明の実施の形態22について、図47乃至図49を参照して説明する。
図47は本発明の実施の形態22にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。図48は本発明の実施の形態22の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。図49は本発明の実施の形態22の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。
本実施の形態22にかかる骨盤矯正ガードル230の全体構成は、図36に示される実施の形態18にかかる骨盤矯正ガードル190とほぼ同様である。異なるのは、図47に示されるように1対の背面交差部分231A,231Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分231A,231Bの後端)の形状が異なる点である。
即ち、1対の背面交差部分231A,231Bの後端が交差位置における幅よりも太くなるとともに後端の形状がR形状となっていて、このR形状の縁に沿ってステッチ231a,231bによって裏側から一度に縫付けられているものである。これによって、縫製をスムーズに行うことができ、大量生産向きの製品となる。その他の部分については、上記実施の形態18の骨盤矯正ガードル190と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル230を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル230を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心230a及び後中心230bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態22にかかる骨盤矯正ガードル230の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態22の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードル233について、図48を参照して説明する。本実施の形態22の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードル233の全体構成は、図37に示される実施の形態18の変形例にかかる骨盤矯正ガードル191とほぼ同様である。異なるのは、図48に示されるように1対の背面交差部分234A,234Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分234A,234Bの後端)の形状が異なる点である。
即ち、1対の背面交差部分234A,234Bの後端が交差位置における幅よりも太くなるとともに後端の形状がR形状となっていて、このR形状の縁に沿ってステッチ234a,234bによって裏側から一度に縫付けられているものである。これによって、縫製をスムーズに行うことができ、大量生産向きの製品となる。その他の部分については、上記実施の形態18の変形例の骨盤矯正ガードル191と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、ガードル本体162の前面の前中心233aの左右部分に、調節機能付き接続具の一方としての複数の接続位置に取付けられたメンカンを有するカギホック193Aが縫付けられており、一方1対の背面交差部分234A,234Bの先端にはカギホック193Aの複数の接続位置のメンカンのいずれにも取付けられる調節機能付き接続具の他方としてのカギホック193Bが縫付けられている。これらのカギホック193A,193Bによって、調節機能付き接続具193が構成されている。
したがって、1対の背面交差部分234A,234Bの先端のカギホック193Bをカギホック193Aの複数の接続位置のメンカンの何処に取付けるかによって1対の背面交差部分234A,234Bによる引っ張り力を調節することができ、1対の背面交差部分234A,234Bによるヒップアップの効果も自由に調節することができる。なお、図48においては、カギホック193Aの複数の接続位置が3ヵ所の場合を示しているが、2ヶ所でも良いし4ヵ所以上でも構わない。
そして、骨盤矯正ガードル233を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル233を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができる。
これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。さらに調節機能付き接続具193を取付けたことによって、背面交差部分によるヒップ引き上げ効果を自由に調節することができるため、個人の好みによって、或いは矯正の段階に合わせて適切なヒップ引き上げ力を得ることができる。
このようにして、本実施の形態22の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードル233においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心233a及び後中心233bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態22の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードル233の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態22の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル236について、図49を参照して説明する。本実施の形態22の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル236の全体構成は、図41に示される実施の形態19の第3の変形例にかかる骨盤矯正ガードル209とほぼ同様である。異なるのは、図49に示されるように1対の背面交差部分237A,237Bの裏側のパワーネット生地の部分(1対の背面交差部分237A,237Bの後端)の形状が異なる点である。
即ち、1対の背面交差部分237A,237Bの後端が交差位置における幅よりも太くなるとともに後端の形状がR形状となっていて、このR形状の縁に沿ってステッチ237a,237bによって裏側から一度に縫付けられているものである。これによって、縫製をスムーズに行うことができ、大量生産向きの製品となる。その他の部分については、上記実施の形態19の第3の変形例の骨盤矯正ガードル209と同様であるため、同様の作用効果が得られる。
即ち、骨盤矯正ガードル236を着用することによって、二重にヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、より強力に骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル236を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体162は、前中心236a及び後中心236bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態22の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードル236の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
このようにして、本実施の形態22の骨盤矯正ガードル230,233,236においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
実施の形態23
次に、本発明の骨盤矯正ガードルの製造方法にかかる実施の形態23について、図50及び図51を参照して説明する。
図50は本発明の骨盤矯正ガードルの製造方法の実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードルの主な構成部品を示す図である。図51(a)は本発明の実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードルの製造方法の第1段階を示す図、(b)は第2段階を示す図、(c)は骨盤矯正ガードルの完成状態を示す正面図である。
本実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードルの製造方法においては、代表例として、上記実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードル186を製造する場合について説明する。
図50に示されるように、本実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードル186の製造方法においては、主な部品としてガードル本体162の左身頃240Aと右身頃240B及び背面交差部分の裏側を構成する部材241A,241Bが用いられる。左身頃240A及び右身頃240Bには、伸縮性を有する生地としてのサテンネット生地が用いられており、部材241A,241Bには伸縮性及び弾力性を有する生地としてのパワーネット生地が用いられている。
左身頃240A及び右身頃240Bには、開口部164を形成するための抉り部分245A,245Bが設けられており、また背面交差部分188A,188Bの表側を構成する突出部分242A,242Bも一体に設けられている。本実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードル186の製造は、まず左身頃240Aの後中心縫い代243A,244Aと右身頃240Bの後中心縫い代243B,244Bとを縫い合わせて一体化させ、形成された開口部164の縁に沿ってパイピング167を施すことから開始される。
図51(a)には、第1段階として左身頃240Aと右身頃240Bを縫い合わせて、形成された開口部164の縁に沿ってパイピング167を施し、さらに突出部分242A,242Bと部材241A,241Bとをそれぞれ中縫いで縫い合わせて、部材241A,241Bの後端部分(背面交差部分188A,188Bの後端)はそれぞれ相手側の右身頃240Bと左身頃240Aの裏側に縫い付け、背面交差部分の一方188Aには紐部材250の両端を縫い付けて背面交差部分の他方188Bを紐部材250の中を潜らせ、背面交差部分188A,188Bの先端をそれぞれロック縫い188c,188dで縫い付けたところまでを、裏面から見た状態が示されている。
続いて、第2段階として、図51(b)に示されるように、開口部164が裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット170が縫い付けられることによって塞がれるが、パワーネット170はパイピング167が施された開口部164のみならず、背面交差部分188A,188Bの先端のロック縫い188c,188dの部分までを覆う大きさを有している。パワーネット170は、背面交差部分188A,188Bの引き締め作用を妨げることのない位置において、ステッチ170a,170b,170c,170dによって縫付けられている。
これによって、完成した骨盤矯正ガードル186を着用したときに、裏側の大部分がパワーネット170によって覆われているので、穿き心地が非常に良いという作用効果が得られる。なお、開口部164を裏側から塞ぐ生地としてはパワーネット170に限られるものではなく、伸縮性を有する生地であればサテンネット生地、スパンレックス生地を始めとしてどのような生地でも用いることができる。また、開口部164を塞ぐことなく開放空間としておいても、骨盤矯正ガードルとしては同様の作用効果を得ることができる。
そして、第3段階として、図51(c)に示されるように、左身頃240Aと右身頃240Bの前中心縫い代246A,246Bを縫い合わせるとともに、股下部分247Aと股下部分248Aとの間、及び股下部分247Bと股下部分248Bとの間にそれぞれ股下マチ布249A,249Bを挟んで縫い付けることによって、骨盤矯正ガードル186の形態が出来上がる。最後に、腰回り及び両裾回りの始末をして骨盤矯正ガードル186が完成する。
以上説明したように、本実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードル186の製造方法においては、ガードル本体162の身頃を左身頃240Aと右身頃240Bに二分して、前中心186a及び後中心186bの二箇所において縫い付けるようにしているため、図50に示されるように、部品となる生地240A,240Bのカットが容易になり、また図51(a),(b),(c)に示されるように縫製も容易になり、大量生産に向いた製造方法となるという作用効果が得られる。
本実施の形態23においては、骨盤矯正ガードル186の製造方法について説明したが、上記他の実施の形態15〜実施の形態22またはその変形例にかかる骨盤矯正ガードルについても、概略同様な製造方法によることができる。また、本実施の形態23においては、背面交差部分188A,188Bの表側を左身頃240A,右身頃240Bと一体とした場合について説明したが、背面交差部分をガードル本体から分離したものとして、ガードル本体の裏側または表側に縫い付ける構成とすることもできる。
実施の形態24
次に、本発明の実施の形態24について、図52及び図53を参照して説明する。図52(a)は本発明の実施の形態24にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。図53(a)は本発明の実施の形態24の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。
図52(b),(c)に示されるように、本実施の形態24にかかる骨盤矯正ガードル251は、背面の開口部253の中央部分が大きく上方へ突出して、後中心251bの縫い代は僅か1cmのみとなっている。このように極端に開口部253を大きくしても、本発明にかかる骨盤矯正ガードルによるヒップの締め付け効果は同様に得られる。
図52(c)に示されるように、この開口部253の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方168Aが伸びており、開口部253の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方168Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部253の下へ潜り込んで、図52(a)に示されるように、ガードル本体254の前面部分にロック縫い168c,168dで留められている。そして、開口部253は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット255が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正ガードル251の着用時に1対の背面交差部分168A,168Bの開口部253の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部253から突出することが防止され、また骨盤矯正ガードル251が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分168A,168Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体254と一体となっている。即ち、本実施の形態24にかかる骨盤矯正ガードル251のガードル本体254は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル251によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分168A,168Bの縁にはコバステッチ168a,168bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分168A,168Bを強化するためのものであって、コバステッチ168a,168bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図52(c)に示されるように、1対の背面交差部分168A,168Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方168Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方168Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分168A,168Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分168A,168Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
かかる構造を有する骨盤矯正ガードル251を着用することによって、ヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、骨盤が引っ張られてヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル251を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態24の骨盤矯正ガードル251においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体254は、前中心251a及び後中心251bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態24にかかる骨盤矯正ガードル251の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
次に、本実施の形態24の変形例にかかる骨盤矯正ガードル261について、図53を参照して説明する。この骨盤矯正ガードル261においては、上記骨盤矯正ガードル251の開口部253よりもさらに開口部が大きくなって、図53(a),(b),(c)に示されるように、開口部263がウエスト上端部分まで突き抜けてしまっている。このように、開口部263がガードル本体264の内部に収まる閉じた穴でなく、上部まで突き抜けた構造であっても、本発明にかかる骨盤矯正ガードルによるヒップの締め付け効果は同様に得ることができる。
図53(c)に示されるように、この開口部263の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方168Aが伸びており、開口部263の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方168Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部263の下へ潜り込んで、図53(a)に示されるように、ガードル本体264の前面部分にロック縫い168c,168dで留められている。そして、開口部263は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット265が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正ガードル261の着用時に1対の背面交差部分168A,168Bの開口部263の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部263から突出することが防止され、また骨盤矯正ガードル261が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分168A,168Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はガードル本体264と一体となっている。即ち、本実施の形態24の変形例にかかる骨盤矯正ガードル261のガードル本体264は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正ガードル261によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分168A,168Bの縁にはコバステッチ168a,168bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分168A,168Bを強化するためのものであって、コバステッチ168a,168bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図53(c)に示されるように、1対の背面交差部分168A,168Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方168Aの裏側に紐部材250の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方168Bが紐部材250の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分168A,168Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分168A,168Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
かかる構造を有する骨盤矯正ガードル261を着用することによって、ヒップが引き締められるとともに骨盤が引っ張られることになり、骨盤が引っ張られてヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正ガードル261を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転してより効果的に“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態24の変形例の骨盤矯正ガードル261においては、ズボンやスカート等の下に着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
そして、ガードル本体264は、前中心261a及び後中心261bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態24の変形例にかかる骨盤矯正ガードル261の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
上記各実施の形態15〜実施の形態24においては、開口部164,253,263を裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット165,170,255,265を縫い付けることによって塞いだ例について説明したが、開口部164,253,263を伸縮性を有する生地で塞がずに空間にしておくこともできる。通常は、骨盤矯正ガードルの下に下着を着用するため、穿き心地がそれほど損なわれることもなく、またヒップの弛んだ部分が空間から突出することもないからである。
但し、実施の形態24の変形例にかかる骨盤矯正ガードル261においては、開口部263が大きいため空間にしておくと着用がし難くなるため、伸縮性を有する生地で塞ぐことが好ましい。
開口部164,253,263を空間のままにしておくことによって、製造工程が一工程省かれて製造が容易になるという作用効果が得られる。
また、上記各実施の形態15〜実施の形態24においては、1対の背面交差部分の交差位置において、1対の背面交差部分の一方に紐部材250の両端を縫い付けて1対の背面交差部分の他方を紐部材250の中を潜らせているが、この紐部材250は本発明に必須のものではない。紐部材250を縫い付けない構造とすることによって、製造工程が一工程省かれて製造が容易になるという作用効果が得られる。
さらに、上記各実施の形態15〜実施の形態24においては、ガードル本体162,254,264のウエスト上端を腰回りの通常のウエスト位置とした例について説明したが、ガードル本体162,254,264のウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしても良い。このようなハイウエストタイプの骨盤矯正ガードルは、着用して真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、腰回りが締め付けられてウエストラインが美しく見えるとともに、寒い時期でも暖かいという作用効果が得られる。
また、逆にガードル本体162,254,264のウエスト上端を腰回りより下方に短く設定することもできる。このようなローウエストタイプの骨盤矯正ガードルは、着用して真っ直ぐに歩くだけで自然に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤の歪みを矯正できるだけでなく、若い人を中心に流行しているローライズジーンズ等の腰回りが低いボトムスの下にも着用することができるとともに、交差部分によって足の付け根近傍を内側へ引っ張る効果が最も大きいという特長がある。
実施の形態25
次に、本発明の実施の形態25について、図54を参照して説明する。図54(a)は本発明の実施の形態25にかかる骨盤矯正スパッツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図54に示されるように、本実施の形態25にかかる骨盤矯正スパッツ148は、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム152をスパッツ149の背面上端表側にステッチ153で縫付けて、スパッツ149の前面表側で交差させ、スパッツ149の背面表側の左右の臀部下方に股の中央に届く途中までステッチ153で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。また、スパッツ149の上端150全周には、幅の細い弾性材としての幅の細いオペロンゴム151が縫付けられている。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム152の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正スパッツ148を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正スパッツ148においては、幅の広いオペロンゴム152の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ153でスパッツ149に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム152の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。また、スパッツ149の上端150全周には、幅の細いオペロンゴム151が縫付けられているため、着用したとき腰回りがフィットして心地良い着用感が得られる。
さらに、スパッツ149はエアロビクス等の運動において、トレーニングウェアとしても着用されることから、骨盤矯正スパッツ148を下着として着用して上にズボン、スカート等のボトムスを着用しても良いし、骨盤矯正スパッツ148のみをトレーニングウェアとして着用しても良い。ここで、上記実施の形態13におけるように、幅の広いオペロンゴム152をスパッツ149の裏側に縫い付けることによって、通常のスパッツと外見が変わらないことから、よりトレーニングウェアとして着用し易くなる。
また、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム152をスパッツ149の前面上端表側または裏側に縫付けて、スパッツ149の背面表側または裏側で交差させ、スパッツ149の前面表側または裏側の左右の足付け根下方に股の中央に届く途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていないものとしても良い。この場合には、骨盤の歪みが矯正される効果が得られるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
なお、本実施の形態25にかかる骨盤矯正スパッツ148においては、スパッツの裾部149A,149Bが膝まで程度の長さの場合を例示したが、より長い六分丈、八分丈のスパッツでも良いし、より短いものでも良い。
実施の形態26
次に、本発明の実施の形態26について、図55を参照して説明する。図55(a)は本発明の実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図55に示されるように、本実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツ270は、スパッツ本体271の後中心270bを中心にして、スパッツ本体271の股下270cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部275が設けられており、図55(a)に示されるように、開口部275の両端はスパッツ本体271の前面部分の両脇まで達している。
図55(b)に示されるように、この開口部275の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方272Aが伸びており、開口部275の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方272Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部275の下へ潜り込んで、図55(a)に示されるように、スパッツ本体271の前面部分にロック縫い272c,272dで留められている。そして、開口部275は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット274が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正スパッツ270の着用時に1対の背面交差部分272A,272Bの開口部275の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部275から突出することが防止され、また骨盤矯正スパッツ270が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分272A,272Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はスパッツ本体271と一体となっている。即ち、本実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツ270のスパッツ本体271は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正スパッツ270によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分272A,272Bの縁にはコバステッチ272a,272bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分272A,272Bを強化するためのものであって、コバステッチ272a,272bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図55(b)に示されるように、1対の背面交差部分272A,272Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方272Aの裏側に紐部材276の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方272Bが紐部材276の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分272A,272Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分272A,272Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
そして、スパッツ本体271は、前中心270a及び後中心270bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツ270の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
かかる構成を有する本実施の形態26の骨盤矯正スパッツ270を着用することによって、背面で交差した1対の二重の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分272A,272Bによって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正スパッツ270を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツ270においては、ズボンやスカート等の下に、または単独で着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
なお、本実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツ270においては、スパッツの裾部が膝まで程度の長さの場合を例示したが、より長い六分丈、八分丈のスパッツでも良いし、より短いものでも良い。
実施の形態27
次に、本発明の実施の形態27について、図56を参照して説明する。図56(a)は本発明の実施の形態27にかかる骨盤矯正トレーニングパンツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図56に示されるように、本実施の形態27にかかる骨盤矯正トレーニングパンツ155は、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム158をトレーニングパンツ156の背面上部表側にステッチ159で縫付けて、トレーニングパンツ156の前面表側で交差させ、トレーニングパンツ156の背面表側の左右の臀部下方に股の中央に届く途中までステッチ159で縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていない。なお、トレーニングパンツ156の上端全周には、腰回りの締め具合を調節して結ぶための紐157が縫込まれている。
これによって、交差した幅の広いオペロンゴム158の縫付けられていない交差部分によって骨盤が内側に引っ張られるため、骨盤矯正トレーニングパンツ155を着用して良い姿勢で真っ直ぐに歩くだけで自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正される。また、骨盤矯正トレーニングパンツ155においては、幅の広いオペロンゴム158の交差部分周辺以外の部分を全てステッチ159でトレーニングパンツ156に縫い付けているため、幅の広いオペロンゴム158の位置がずれることがなく、常に効果的な引張り力を付与することができる。
さらに、トレーニングパンツ156は種々の運動やトレーニング、ジョギング等において、トレーニングウェアのボトムスとして着用されることから、骨盤矯正トレーニングパンツ155のみをトレーニングウェアのボトムスとして着用することができる。ここで、上記実施の形態13におけるように、幅の広いオペロンゴム158をトレーニングパンツ156の裏側に縫い付けることによって、通常のトレーニングパンツと外見が変わらないことから、よりトレーニングウェアのボトムスとして着用し易くなる。
また、幅の広い弾性材としての幅の広いオペロンゴム158をトレーニングパンツ156の前面上端表側または裏側に縫付けて、トレーニングパンツ156の背面表側または裏側で交差させ、トレーニングパンツ156の前面表側または裏側の左右の臀部下方に股の中央に届く途中まで縫い付けて、交差部分の周辺のみは縫付けていないものとしても良い。この場合には、骨盤の歪みが矯正される効果が得られるとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
実施の形態28
次に、本発明の実施の形態28について、図57を参照して説明する。図57(a)は本発明の実施の形態28にかかる骨盤矯正トレーニングパンツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
図57に示されるように、本実施の形態28にかかる骨盤矯正トレーニングパンツ280は、トレーニングパンツ本体281の後中心280bを中心にして、トレーニングパンツ本体281の股下280cから約8cm上がった位置に下縁を有する略長円形状の高さ約8cmの開口部285が設けられており、図57(a)に示されるように、開口部285の両端はトレーニングパンツ本体281の前面部分の両脇まで達している。
図57(b)に示されるように、この開口部285の下縁の左側から右側上方へ1対の背面交差部分の一方282Aが伸びており、開口部285の下縁の右側から左側上方へ1対の背面交差部分の他方282Bが伸びていて、それぞれの先端は開口部285の下へ潜り込んで、図57(a)に示されるように、トレーニングパンツ本体281の前面部分にロック縫い282c,282dで留められている。そして、開口部285は裏側から伸縮性及び弾力性を有する生地であるパワーネット284が縫い付けられることによって塞がれている。
これによって、骨盤矯正トレーニングパンツ280の着用時に1対の背面交差部分282A,282Bの開口部285の下へ潜り込んだ部分が直接当たることが防止され、穿き心地が向上するとともに、ヒップの弛んだ部分が開口部285から突出することが防止され、また骨盤矯正トレーニングパンツ280が型崩れし難くなるという作用効果が得られる。
ここで、1対の背面交差部分282A,282Bは、表側がサテンネット生地で裏側がパワーネット生地という二重構造になっており、表側のサテンネット生地の部分はトレーニングパンツ本体281と一体となっている。即ち、本実施の形態28にかかる骨盤矯正トレーニングパンツ280のトレーニングパンツ本体281は、単に伸縮性を有する生地ではなく、伸縮性及び弾力性を有する生地であるサテンネットからなるものである。したがって、骨盤矯正トレーニングパンツ280によるヒップの締め付け効果及び骨盤の矯正効果がより向上するという作用効果が得られる。
一方、裏側のパワーネット生地の部分は、表側のサテンネット生地の部分に中縫いで縁だけが縫付けられて一体となっており、さらに一体となった1対の背面交差部分282A,282Bの縁にはコバステッチ282a,282bが施されているが、これは装飾効果を高めるため及びより1対の背面交差部分282A,282Bを強化するためのものであって、コバステッチ282a,282bによってのみ表側のサテンネット生地の部分と裏側のパワーネット生地の部分が縫付けられている訳ではない。
また、図57(b)に示されるように、1対の背面交差部分282A,282Bの交差位置において、1対の背面交差部分の一方282Aの裏側に紐部材286の両端が縫付けられており、1対の背面交差部分の他方282Bが紐部材286の中を潜る構造となっている。これによって、1対の背面交差部分282A,282Bが互いの伸縮を妨げることなく、互いに離れてしまうことを防止することができ、1対の背面交差部分282A,282Bによるヒップの引き締め効果を確実に得ることができる。
そして、トレーニングパンツ本体281は、前中心280a及び後中心280bの二箇所で縫い付けられることによって構成されている。これによって、本実施の形態28にかかる骨盤矯正トレーニングパンツ280の部品となる生地のカット及び縫製が容易になり、大量生産に向いた製品となるという作用効果が得られる。
かかる構成を有する本実施の形態28の骨盤矯正トレーニングパンツ280を着用することによって、背面で交差した1対の二重の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分282A,282Bによって骨盤が引っ張られ、ヒップが引き締められて正しい姿勢を保つことができる。したがって、骨盤矯正トレーニングパンツ280を着用して立ったり座ったりするだけでも骨盤を矯正する効果が得られ、さらに着用して歩くだけで自然に良い姿勢で真っ直ぐに歩くことができ、自然に骨盤が内側へ回転して“ビーナスウォーク”をすることができ、これを何日も続けることによって骨盤の歪みが矯正されるとともに、背面交差部分によってヒップ部分が引き上げられるため、ヒップアップの効果も得ることができる。
このようにして、本実施の形態28にかかる骨盤矯正トレーニングパンツ280においては、着用して歩くだけで特に意識しなくても自然と、より効果的にかつ確実に“ビーナスウォーク”をすることができ、骨盤を正常な位置に戻して美しいプロポーションを作るとともに、ヒップアップの効果も得ることができる。
上記各実施の形態においては、幅の広い弾性材としてオペロンゴムを使用した場合についてのみ説明したが、他にもゴムベルト、ゴム紐、等種々の弾性材を使用することができる。同様に、幅の細い弾性材としてもオペロンゴムを使用した場合についてのみ説明したが、他にもゴムベルト、ゴム紐、等種々の弾性材を使用することができる。
また、上記各実施の形態においては、伸縮性生地としてパワーネットを使用した場合について説明したが、サテンネットを始めとして他の伸縮性生地を用いても良い。
また、上記各実施の形態においては、調節機能付き接続具としてカギホックとメンカンの組み合わせを使用した例についてのみ説明したが、調節機能付き接続具としては他にも接着布(マジックテープ(登録商標))、複数の接続位置に取付けられた凹側または凸側を有するドット釦、フックアイテープ、グリッパーテープ、ファッションミニバックル、スナップテープ、等を用いることができる。
さらに、上記各実施の形態においては、「伸縮性を有する生地」としてサテンネットを用い、「伸縮性及び弾力性を有する生地」としてパワーネットを用いた場合について説明したが、「伸縮性を有する生地」としてはサテンネット以外にもパワーネット、スパンレックスを始めとする他の生地を用いることもできるし、「伸縮性及び弾力性を有する生地」としてはパワーネット以外にもサテンネットを始めとする他の生地を用いることもできる。即ち、両方の生地としてサテンネットのみを用いても良いし、パワーネットのみを用いることもできる。
骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツ及び骨盤矯正トレーニングパンツのその他の部分の構造、形状、数量、材質、大きさ(幅・長さ・厚さ等)、接続関係等についても、及び骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツ及び骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法のその他の工程についても、上記各実施の形態に限定されるものではない。
図1は、骨盤とその周辺の骨を正面から見て示す概略図である。 図2(a)は本発明の実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は本発明の実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)はその背面図、(e)は本発明の実施の形態1にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(f)はその背面図である。 図3(a)は本発明の実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は本発明の実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)はその背面図、(e)は本発明の実施の形態1の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(f)はその背面図である。 図4(a)は本発明の実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は本発明の実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)はその背面図、(e)は本発明の実施の形態1の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(f)はその背面図である。 図5(a)は本発明の実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は本発明の実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたハイウエストタイプの全体構成を示す正面図、(c)は本発明の実施の形態2にかかる骨盤矯正ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したローウエストタイプの全体構成を示す正面図、(d)は着脱可能な左右の交差部分の裏側を拡大して示す図である。 図6(a)は本発明の実施の形態3にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図7(a)は本発明の実施の形態3の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図8(a)は本発明の実施の形態4にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図9(a)は本発明の実施の形態4の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は上下を分離した図である。 図10(a)は本発明の実施の形態5にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図11(a)は本発明の実施の形態5の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図、(c)は裏側に取付ける伸縮性生地を示す図である。 図12(a)は本発明の実施の形態6にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図13(a)は本発明の実施の形態6の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図14(a)は本発明の実施の形態7にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図15(a)は本発明の実施の形態7の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図16(a)は本発明の実施の形態8にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図17(a)は本発明の実施の形態8の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図18(a)は本発明の実施の形態9にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図19(a)は本発明の実施の形態10にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図20(a)は本発明の実施の形態11にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 図21(a)は本発明の実施の形態12にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図22(a)は本発明の実施の形態12の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図23(a)は本発明の実施の形態12の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図24(a)は本発明の実施の形態12の第3変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図25(a)は本発明の実施の形態13にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図26(a)は本発明の実施の形態13の第1変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図27(a)は本発明の実施の形態13の第2変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図28(a)は本発明の実施の形態14にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図29(a)は本発明の実施の形態14の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図30(a)は本発明の実施の形態15にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図31(a)は本発明の実施の形態15の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図32(a)は本発明の実施の形態16にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図33(a)は本発明の実施の形態16の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図34(a)は本発明の実施の形態17にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図35(a)は本発明の実施の形態17の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図36は本発明の実施の形態18にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図37は本発明の実施の形態18の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図38は本発明の実施の形態19にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図39は本発明の実施の形態19の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図40は本発明の実施の形態19の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図41は本発明の実施の形態19の第3の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図42は本発明の実施の形態20にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す背面図である。 図43は本発明の実施の形態20の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す背面図である。 図44は本発明の実施の形態20の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す背面図である。 図45(a)は本発明の実施の形態21にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図46(a)は本発明の実施の形態21の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図47は本発明の実施の形態22にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図48は本発明の実施の形態22の第1の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図49は本発明の実施の形態22の第2の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図である。 図50は本発明の骨盤矯正ガードルの製造方法の実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードルの主な構成部品を示す図である。 図51(a)は本発明の実施の形態23にかかる骨盤矯正ガードルの製造方法の第1段階を示す図、(b)は第2段階を示す図、(c)は骨盤矯正ガードルの完成状態を示す正面図である。 図52(a)は本発明の実施の形態24にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図53(a)は本発明の実施の形態24の変形例にかかる骨盤矯正ガードルの全体構成を示す正面図、(b)は背面斜視図、(c)は背面図である。 図54(a)は本発明の実施の形態25にかかる骨盤矯正スパッツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図55(a)は本発明の実施の形態26にかかる骨盤矯正スパッツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図56(a)は本発明の実施の形態27にかかる骨盤矯正トレーニングパンツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。 図57(a)は本発明の実施の形態28にかかる骨盤矯正トレーニングパンツの全体構成を示す正面図、(b)は背面図である。
符号の説明
1 骨盤
10a 大転子
11α,11β,11γ,21α,21β,21γ,22α,22β,22γ,25α,25β,25γ,31,35,41,45,50,55,60,65,71,75,81,85,91,100,107,115,118,121,124,127,131,136,140,145,161,166,171,176,181,186,190,191,200,205,207,209,210,213,216,220,223,230,233,236,251,261 骨盤矯正ガードル
12α,12β,12γ ウエスト上端
13A,13B,26A,26B,33A,33B,36A,36B,42A,42B,43A,43B,52A,52B,56A,56B,62A,62B,66A,66B
交差部分
16A,16B,51A,51B 太もも部分
20,132,144,151 幅の細い弾性材
23A,23B,37A,37B,73,77,82,89A,89B,94A,94B,95A,95B,102,109A,109B,116,119,122,125,128,133,137,141,146,152,158 幅の広い弾性材
27A,27B,28A,28B,34A,34B,35A,35B,67A,67B,68A,68B,76a,76b,87A,87B,88A,88B,92A,92B,93A,93B,105a,105b,110A,110B,112A,112B,193 調節機能付き接続具
29,57A,57B,143 伸縮性生地
32A,32B,53A,53B,61A,61B 抉り部分
46 ループ
70,70β ガードル
72,78A,78B,86,92,101,103A,103B,104A,104B,108 補強部
74A,74B,79A,79B,83A,83B,89C,89D,96A,96B,96C,96D,106A,106B,113A,113B,117,120,123,126,129,135,138,142,147,153,159,221a,221b,224a,224b,231a,231b,234a,234b,237a,237b ステッチ
90A,90B 交差する補強部
111A,111B 紐
148,270 骨盤矯正スパッツ
149 スパッツ
149A,149B スパッツの裾部
150 スパッツ上端
155,280 骨盤矯正トレーニングパンツ
156 トレーニングパンツ
161a,166a,171a,176a,181a,186a,190a,191a,200a,205a,207a,209a,220a,223a,230a,233a,236a,251a,261a,270a,280a 前中心
161b,166b,171b,176b,181b,186b,190b,191b,200b,205b,207b,209b,210b,213b,216b,220b,223b,230b,233b,236b,251b,261b,270b,280b 後中心
161c,166c,171c,176c,181c,186c,190c,191c,200c,205c,207c,209c,210c,213c,216c,220c,223c,230c,233c,236c,251c,261c,270c,280c 股下
162,254,264 ガードル本体
163A,163B,168A,168B,173A,173B,178A,178B,183A,183B,188A,188B,192A,192B,206A,206B,211A,211B,214A,214B,217A,217B,221A,221B,224A,224B,231A,231B,234A,234B,237A,237B,272A,272B,282A,282B 1対の背面交差部分
164,253,263,275,285 開口部
167,215A,215B,252,262,273,283 パイピング
172A,172B,177A,177B,182A,182B,187A,187B,201A,201B, 1対の背面交差部分の後端
218A,218B,218C,218D 伸縮性のあるレース
250,276,286 紐部材
271 スパッツ本体
281 トレーニングパンツ本体

Claims (59)

  1. ガードルの前面中央部分に前面空間を設けて、前記ガードルの右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前記ガードルの前記前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  2. ガードルの前面左右部分に前記ガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けるとともに、前記ガードルの背面中央部分に背面空間を設けて、前記ガードルの右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて前記ガードルの前記背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  3. 前記左右1対の交差部分の上部根元または前記1対の深い抉り部分の上部根元はそれぞれ左右の大転子に当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の骨盤矯正ガードル。
  4. 前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  5. 前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  6. 前記左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  7. 前記幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を前記幅の広い弾性材を覆うように前記左右1対の交差部分の裏側に縫付けたことを特徴とする請求項6に記載の骨盤矯正ガードル。
  8. 前記左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して1対の調節機能付き接続具で接続可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  9. ガードルの前面中央部分に前面空間を設け、かつ背面中央部分に背面空間を設けて、前記ガードルの右腰近傍から左足付け根近傍にかけて及び左腰近傍から右足付け根近傍にかけて前記ガードルの前記前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けるとともに、前記ガードルの右臀部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左臀部近傍から右足付け根後部近傍にかけて前記ガードルの前記背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  10. 前記各左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間及び前記背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したことを特徴とする請求項9に記載の骨盤矯正ガードル。
  11. 前記各左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間及び前記背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項9に記載の骨盤矯正ガードル。
  12. 前記各左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  13. 前記幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を前記幅の広い弾性材を覆うように前記各左右1対の交差部分の裏側に縫付けたことを特徴とする請求項12に記載の骨盤矯正ガードル。
  14. 前記各左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して前後2対の調節機能付き接続具で接続可能としたことを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  15. ガードルの前面中央部分に左右の太もも部分先端近傍までの大きな前面空間を設けて、前記ガードルの右太もも近傍から左足付け根近傍にかけて及び左太もも近傍から右足付け根近傍にかけて前記ガードルの前記大きな前面空間で交差する左右1対の交差部分を設けるとともに、前記ガードルの背面左右部分に前記ガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  16. ガードルの前面左右部分に前記ガードルの股部を向いて傾斜した1対の深い抉り部分を設けるとともに、前記ガードルの背面中央部分に左右の太もも部分先端近傍までの大きな背面空間を設けて、前記ガードルの右太もも後部近傍から左足付け根後部近傍にかけて及び左太もも後部近傍から右足付け根後部近傍にかけて前記ガードルの前記大きな背面空間で交差する左右1対の交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  17. 前記左右1対の交差部分の上部根元または前記1対の深い抉り部分の上部根元はそれぞれ左右の大転子に当接することを特徴とする請求項15または請求項16に記載の骨盤矯正ガードル。
  18. 前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には生地がほつれないようにかがり縫いを施したことを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  19. 前記左右1対の交差部分を始めとする前記前面空間または前記背面空間に臨む縁には幅の細い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  20. 前記左右1対の交差部分の裏側に該交差部分の幅以下で幅の広い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項15乃至請求項19のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  21. 前記幅の広い弾性材の上から伸縮性生地を前記幅の広い弾性材を覆うように前記左右1対の交差部分の裏側に縫付けたことを特徴とする請求項20に記載の骨盤矯正ガードル。
  22. 前記左右1対の交差部分の裏側及びそれらにつながる太もも部分の裏側全面に伸縮性生地を取付けたことを特徴とする請求項15乃至請求項19のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  23. 前記左右1対の交差部分をそれぞれ上部または下部の付け根で分離して1対の調節機能付き接続具で接続可能としたことを特徴とする請求項15乃至請求項22のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  24. ガードルの前面中央に所定の幅を有し左右方向に貫通した補強部を設けて、幅の広い弾性材を前記補強部の中に通して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記幅の広い弾性材の左右の先端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  25. ガードルの前面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方を固定して、幅の広い弾性材の中央部分に前記1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、前記調節機能付き接続具の他方を前記調節機能付き接続具の一方に接続し、前記幅の広い弾性材を前記ガードルの両側面に設けた補強部の中を通して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記幅の広い弾性材の左右の先端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  26. ガードルの背面中央上部に1組の調節機能付き接続具の一方を固定して、幅の広い弾性材の中央部分に前記1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、前記調節機能付き接続具の他方を前記調節機能付き接続具の一方に接続し、前記幅の広い弾性材を前記ガードルの前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記幅の広い弾性材の左右の先端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  27. ガードルの背面中央上部に両端にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方を固定した補強部を固定して、またはガードルの左右側面上部にそれぞれ1組の調節機能付き接続具の一方を直接固定して、
    2本の幅の広い弾性材の先端に前記1組の調節機能付き接続具の他方を固定して、前記調節機能付き接続具の他方を前記調節機能付き接続具の一方にそれぞれ接続し、前記2本の幅の広い弾性材を前記ガードルの前面で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記2本の幅の広い弾性材の他端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  28. 前記幅の広い弾性材が交差する前記ガードルの前面に前記幅の広い弾性材が貫通する1対の交差する補強部を縫付けたことを特徴とする請求項26または請求項27に記載の骨盤矯正ガードル。
  29. 前記幅の広い弾性材が交差する前記ガードルの前面に前記幅の広い弾性材が貫通する4箇所の開口部を有する補強部を縫付けたことを特徴とする請求項26または請求項27に記載の骨盤矯正ガードル。
  30. 前記幅の広い弾性材が貫通する補強部を前記ガードルの左右側面上部及び/または左右側面下部に縫付けたことを特徴とする請求項26乃至請求項29のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  31. ガードルの前面に2本の幅の広い弾性材が交差しつつ貫通する4箇所の開口部を有する補強部を縫付け、前記2本の幅の広い弾性材の上端には調節機能付き接続具の一方を接続方向が直角になるようにそれぞれ固定し、前記2本の幅の広い弾性材を前記補強部の内部で交差させて骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記2本の幅の広い弾性材の他端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付け、
    さらに、先端に前記調節機能付き接続具の他方をそれぞれ固定した他の2本の幅の広い弾性材を前記2本の幅の広い弾性材の調節機能付き接続具の一方にそれぞれ接続して骨盤の左右に沿って斜めに下降させて、前記他の2本の幅の広い弾性材の他端を前記ガードルの左右の臀部下方にそれぞれ縫付けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  32. 前記幅の広い弾性材の上端に固定された調節機能付き接続具の一方が前記補強部の内部に入ってしまわないように前記調節機能付き接続具の一方と前記調節機能付き接続具の他方とを紐でつないだことを特徴とする請求項29または請求項31に記載の骨盤矯正ガードル。
  33. ガードルの前面上端をV字形にカットして、幅の広い弾性材を前記ガードルの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの前面上端表側または裏側のV字形に沿わせて交差させ、前記ガードルの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  34. ガードルの背面上端をV字形にカットして、幅の広い弾性材を前記ガードルの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの背面上端表側または裏側のV字形に沿わせて背面表側または裏側で交差させ、前記ガードルの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  35. 幅の広い弾性材をガードルの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの前面表側または裏側で交差させ、前記ガードルの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  36. 幅の広い弾性材をガードルの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記ガードルの背面表側または裏側で交差させ、前記ガードルの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  37. 前記ガードルの上端の前記幅の広い弾性材が縫付けられていない側に幅の細い弾性材を縫付けたことを特徴とする請求項35または請求項36に記載の骨盤矯正ガードル。
  38. 前記ガードルの前面表側または裏側の前中心左右の一部または全面に伸縮性生地を縫付けて二重にしたことを特徴とする請求項35乃至請求項37のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  39. 伸縮性を有する生地からなるガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅が前記ガードルの背面部分の幅一杯またはさらに前記ガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、
    前記ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記ガードルの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  40. 前記1対の背面交差部分が交差する前記ガードルの開口部は空間になっていることを特徴とする請求項39に記載の骨盤矯正ガードル。
  41. 前記1対の背面交差部分が交差する前記ガードルの開口部には伸縮性を有する生地が縫付けられていることを特徴とする請求項39に記載の骨盤矯正ガードル。
  42. 前記1対の背面交差部分の先端部分が縫い付けられる前記ガードルの前面左右部分は左右の大転子が当接する部分またはその近傍であることを特徴とする請求項39乃至請求項41のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  43. 前記1対の背面交差部分は2枚以上の伸縮性及び弾力性を有する生地を縫い合わせてなるものであり、前記2枚以上の伸縮性及び弾力性を有する生地のうち1枚以上が前記ガードルの背面部分の股下の上部からさらに反対側へヒップラインに沿って伸びて前記ガードルの両脇部分までまたは前面左右部分までまたは前中心まで伸びて縫付けられていることを特徴とする請求項39乃至請求項42のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  44. 前記1対の背面交差部分の先端部分が前記ガードルの前中心まで伸びて前中心までの全長に亘ってまたは間隔をおいて縫付けられていることを特徴とする請求項40乃至請求項43のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  45. 前記1対の背面交差部分の先端部分及び/または前記1対の背面交差部分の後端が前記ガードルの裏側に縫付けられていることを特徴とする請求項39乃至請求項44のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  46. 伸縮性を有する生地からなるガードルの背面部分の股下から上がった部分に幅が前記ガードルの背面部分の幅一杯またはさらに前記ガードルの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、
    ガードルの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設け、前記ガードルの前面中央左右に2組の調節機能付き接続具の一方を固定して、前記1対の背面交差部分の先端にそれぞれ前記2組の調節機能付き接続具の他方を固定したことを特徴とする骨盤矯正ガードル。
  47. 前記1対の背面交差部分が交差する部分において前記1対の背面交差部分の一方に紐部材の両端を固定して前記1対の背面交差部分の他方を前記紐部材の中を貫通させたことを特徴とする請求項39乃至請求項46のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  48. 前記1対の背面交差部分の先端部分及び/または前記1対の背面交差部分の後端部分をR形状として、該R形状に沿って前記1対の背面交差部分の先端部分及び/または前記1対の背面交差部分の後端部分の縁に沿って縫い付けたことを特徴とする請求項39乃至請求項45または請求項47のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  49. 前記開口部の下縁の前記ガードルの背面部分の股下からの長さは5cm〜10cmの範囲内であり、前記開口部の高さは5cm〜15cmの範囲内であることを特徴とする請求項39乃至請求項48のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  50. 前記ガードルのウエスト上端を腰回りより上方にまで長く伸ばしたことを特徴とする請求項1乃至請求項49のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  51. 前記ガードルのウエスト上端を腰回りより下方に短く設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項49のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル。
  52. 幅の広い弾性材をスパッツの背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記スパッツの前面表側または裏側で交差させ、前記スパッツの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正スパッツ。
  53. 幅の広い弾性材をスパッツの前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記スパッツの背面表側または裏側で交差させ、前記スパッツの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正スパッツ。
  54. スパッツの背面部分の股下から上がった部分に幅が前記スパッツの背面部分の幅一杯またはさらに前記スパッツの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、
    スパッツの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記スパッツの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正スパッツ。
  55. 幅の広い弾性材をトレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の背面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記トレーニングパンツの前面表側または裏側で交差させ、前記トレーニングパンツの背面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正トレーニングパンツ。
  56. 幅の広い弾性材をトレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の前面上端表側または裏側に縫付けてさらに前記トレーニングパンツの背面表側または裏側で交差させ、前記トレーニングパンツの前面表側または裏側の左右の足の付け根部分に股の中央に届くまで、または途中まで縫い付けて、前記交差部分の周辺のみは縫付けないことを特徴とする骨盤矯正トレーニングパンツ。
  57. トレーニングパンツ(トレーニングウェアのズボン)の背面部分の股下から上がった部分に幅が前記トレーニングパンツの背面部分の幅一杯またはさらに前記トレーニングパンツの前面部分の両脇まで届く開口部を設けて、
    前記トレーニングパンツの背面部分の股下の上部の左側から右側へ及び右側から左側へ交差して上方へ伸びて前記トレーニングパンツの前面左右部分にその先端部分が縫付けられた1対の伸縮性及び弾力性を有する生地からなる背面交差部分を設けたことを特徴とする骨盤矯正トレーニングパンツ。
  58. 前記開口部の下縁の前記ガードルの背面部分の股下からの長さは5cm〜10cmの範囲内であり、前記開口部の高さは5cm〜15cmの範囲内であることを特徴とする請求項54に記載の骨盤矯正スパッツまたは請求項57に記載の骨盤矯正トレーニングパンツ。
  59. 請求項39乃至請求項49または請求項54または請求項57,請求項58のいずれか1つに記載の骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法であって、
    本体を構成する生地を左身頃と右身頃の二つに分割して、本体の前中心及び後中心の二箇所で縫い合わせて製造することを特徴とする骨盤矯正ガードル、骨盤矯正スパッツまたは骨盤矯正トレーニングパンツの製造方法。
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