JP2896332B2 - ブラジャー - Google Patents
ブラジャーInfo
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- JP2896332B2 JP2896332B2 JP32781895A JP32781895A JP2896332B2 JP 2896332 B2 JP2896332 B2 JP 2896332B2 JP 32781895 A JP32781895 A JP 32781895A JP 32781895 A JP32781895 A JP 32781895A JP 2896332 B2 JP2896332 B2 JP 2896332B2
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Description
フトアップ用生地を設け、脇辺部側に流れ易いバストを
補正し、且つバストの膨らみ効果を向上せしめるように
したブラジャーに関する。
ワイヤーを設けてカップ部の形状を整え、バストの補正
をすることが一般的に行われている。
周辺に適宜のワイヤーを設けた場合は、各着用者に対し
てカップ部の形状を確実にフィットさせることが困難で
あり、ワイヤーのみではカップの補正が十分果たされな
い欠点があった。
を解決するために、上側及び下側カップ部15、30で
カップ部2を形成し、且つ略半月状に形成したリフトア
ップ用生地40を下側カップ部30裏面の下辺位置から
上側カップ部15裏面の脇辺部側にかけて位置させて形
成したブラジャーにおいて 上記リフトアップ用生地40
の生地使いとして、2.25kg荷重時の経方向の伸長
率が150〜250%で、緯方向の伸長率が60〜15
0%の範囲であり、更に80%荷重時の経方向の荷重値
が600〜900gで、緯方向の荷重値が1500〜1
900gの範囲からなる経編地を用いると共に、同経編
地の経方向である編立方向がカップ部2の上方から下方
に向かうように縦生地使いとして用いるように構成した
ので、ブラジャーを着用した際、生地の伸長率が緯方向
よりも経方向の方が大である略半月状のリフトアップ用
生地40、40が、乳房(バスト)によって押圧される
ことにより、同生地40、40を介して乳房、即ちバス
トの両脇部側が絞り込まれ、且つ上側及び下側カップ部
15、30による補正効果と併せて乳房がより立体的に
補正され、且つバストの膨らみ効果を向上せしめるよう
にしたものである。
ジャーで、2はカップ部、5は下部中央生地、7、7は
夫々脇部用生地、10、10は夫々肩紐である。11、
12は夫々レース生地等適宜の生地で形成した表地で、
カップ部2の表面に適宜縫着して設けてあり、15、3
0は夫々カップ部2の裏面側に設けた上側カップ部及び
下側カップ部で、同カップ部15、30は夫々適宜のパ
ッドで周知の手段により形成したもので、例えば適宜の
2枚の合成繊維生地間に合成繊維製の不織布を数枚挟持
し、熱圧着してパッドを形成するようにしたものであ
る。
において部位16−17−18−19−20−16で図
示した如く、略台形型三角形状に形成してあり、また下
側カップ部30の裁断形状は、図4において部位31−
32−33−34−31で図示した如く、逆扇形状に形
成してあり、且つ34は下側カップ部30の凸状曲線を
形成した凸弧状上辺部35の最上位点であり、32は下
側カップ部30の凸状曲線を形成した凸弧状下辺部37
の最下位点である。。
21における下辺側部位18−19の長さと下側カップ
部30の凸弧状上辺部35における上辺側部位31−3
4−33の長さを夫々略同一長さとなるように形成して
ある。
面側に設けたリフトアップ用生地で、同生地40の形状
は、図6において部位41−42−43−44−45−
41で図示した如く、略半月状、即ちサイドパネル状に
形成してあり、且つ46は上辺側部位41−42におけ
る凹弧状上辺部であり、更に48は下辺側に形成した凸
状曲線による凸弧状下辺部で、43は同凸弧状下辺部4
8の最下位点である。尚、前記凹弧状上辺部46は、凸
弧状の形成してもよい。
37における下辺側部位31−32の長さと前記リフト
アップ用生地40の凸弧状下辺部48における下辺側部
位42−43の長さを夫々略同一長さとなるように形成
してある。
カップ部15と下側カップ部30とを縫着する手段につ
いて述べると、先ず上側カップ部15の凸弧状下辺部2
1における下辺側部位18−19と下側カップ部30の
凸弧状上辺部35における上辺側部位31−34−33
の夫々の生地端縁部を順次突き合わせながら、且つ適宜
のテープ状生地60を同突き合わせ部表面上に載置して
周知の手段で縫着61するのである。この結果図7の如
く上側カップ部15の側辺部である部位17−18及び
19−20は夫々略曲線状に形成されるのである。
表面上にリフトアップ用生地40を載置、重合し、且つ
下側カップ部30の凸弧状下辺部37における下辺側部
位31−32ライン(生地端縁)上にリフトアップ用生
地40の凸弧状下辺部48における下辺側部位42−4
3のライン(生地端縁)を順次、一致重合させながら縫
着63するのである。
る下側カップ部30の凸弧状下辺部37における下辺側
部位32−33及び上側カップ部15の曲線状部位19
−20の夫々の合計長さに対して、リフトアップ用生地
40の凸弧状下辺部48における下辺側部位43−44
の長さの方を3〜10%程度短くなるようにしてあり、
同範囲の下限もしくは上限を越えるとカップの補正効果
や着用感が低下するためにあまり好ましくない。
段階に於いて、前記上側カップ部15の脇部側の部位2
0の位置に対して、リフトアップ用生地40の脇部側の
部位44の位置を前記部位20よりも更に脇部寄りの外
側位置で且つ下方位置に位置するようにしてある。尚、
上側カップ部15の脇部側における凹弧状側辺部の部位
20−16の長さとリフトアップ用生地40の脇部側に
おける凹孤状側辺部の部位44−45の夫々の長さを略
同一長さとなるように形成してある。
0の凸弧状下辺部37における下辺側部位32−33及
び上側カップ部15における略曲線状部位19−20の
ライン(生地端)に沿ってリフトアップ用生地40のラ
インを一致させるべく、同生地40の凸弧状下辺部48
における寸法の短い下辺側部位43−44のライン(生
地端縁)を引張りながら、前記部位32−33及び19
−20のラインに順次、重合一致させた状態で縫着65
するのである。
15の脇部側における凹弧状側辺部の部位20−16の
ライン(生地端縁)上にリフトアップ用生地40の脇部
側における凹弧状側辺部の部位44−45のライン(生
地端縁)を順次、一致重合させながら縫着67し、更に
上側カップ部15の上辺部の部位16−17ライン(生
地端縁)上にリフトアップ用生地40の脇部側上辺部の
部位45−41のライン(生地端縁)を重合一致させた
状態で縫着68するもので、このようにしてカップ部2
が形成されるのである。
6はカップ部周辺並びにブラジャー下辺部に夫々適宜に
縫着したテープ状生地であり、且つリフトアップ用生地
40の上端部、即ち凹弧状上辺部46と上側及び下側カ
ップ部15、30との間には所要間隔のスペースが形成
されている。
用生地の他の実施例を図示したもので、同生地50の形
状は、部位41−49−43−44−45−41で形成
された略半月状、即ちサイドパネル状に形成してあり、
図14はリフトアップ用生地50を縫着した状態を示し
たものである。
用生地の上記実施例とは別の裁断形状を図示したもの
で、同生地53の形状は、部位41−54−44−45
−41で形成された略半月状、即ちサイドパネル状に形
成してあり、図16は同リフトアップ用生地53を縫着
した状態を示したものである。
生地使いとしては、例えばラッセル編機を用いて編成し
たラッセル編地(編組織としては例えばチュール編組織
等)を用い、且つ糸使いとしては、例えば50〜200
デニールのポリウレタン系弾性繊維糸条又は同弾性繊維
糸条使いによるカバリングヤーン(例えば50〜200
デニールのポリウレタン系弾性繊維糸条を芯糸として4
0〜80番手の綿糸をシングルまたはダブルカバリング
したもの)を経糸挿入用糸条として用い、且つ20〜7
0デニールのポリウレタン系弾性繊維糸条を緯糸挿入用
糸条として用い、更に20〜70デニールのナイロンな
どの合成繊維糸条を閉じ目編成用糸条として用いるな
ど、各種の糸条を適宜交編して編成したラッセル編地或
いはトリコット編地等による経編生地が好ましい。また
上記経編生地の代わりに、例えば丸編生地や横編生地な
ど通常の緯編生地を用いてもよい。
0、50に用いる場合、同経編地を縦生地使いとし、同
経編地の経方向である編立方向がカップ部2の上方から
下方に向かうように、即ちブラジャーに対して直角方向
の縦生地使いが好ましく、勿論バイアス生地使いとして
もよい。
2.25kg荷重時の経方向(編生地の編立方向)の伸
張率が150〜250%で、緯方向の伸張率が60〜1
50%の範囲が好ましく、更に80%荷重時の経方向の
荷重値が600〜900g、緯方向の荷重値が1500
〜1900gが好ましく、夫々の範囲の上限若しくは下
限以下の伸張率では、乳房への圧迫感が強くなったり、
或いはフィット性が悪くなり、着用感が低下して優れた
着用効果が得られれない欠点がある。
の周知手段によるストレス−ストレイン曲線(応力−歪
曲線)により求められ、本発明では、以下のような方法
で行った。即ち、2.25kg荷重時の伸張率として
は、幅が2.5cm、測定用有効長さが15cmの試料
を用い、2.25kg荷重までの3回繰り返し測定時に
おける3回目の2.25kg荷重時の伸張率を測定した
ものである。なお、上記伸張率の表示法としては、試料
の伸張後の長さをL、元寸法をKとしたとき、L/K×
100(%)で表示するものとする。また80%伸張時
の荷重値とは、幅が2.5cm、測定用有効長さが15
cmの試料を用い、80%伸張までの3回繰り返し測定
時における3回目の80%伸張時の荷重時を測定したも
のである。
段として前述の如く、下側カップ部30の凸弧状下辺部
37におけ下辺側部位32−33及び上側カップ部15
の曲線状部位19−20の夫々のラインに対して、リフ
トアップ用生地40(50)の凸弧状下辺部48の部位
43−44を縫着65する場合、前記部位32−33及
び19−20の夫々の合計長さに対して、リフトアップ
用生地40(50)の下辺側部位43−44の長さの方
を3〜10%程度短くなるようにしてある。
5の脇部側の部位20の位置よりもリフトアップ用生地
40(50)の下辺側部位44の位置を更に脇部寄りの
外側位置で且つ下方位置に位置するような裁断形状とし
たので、図11及び図12の如く、リフトアップ用生地
40(50)の上辺側部位41−42(41−49)に
おける凹弧状上辺部46が、上側及び下側カップ15、
30に対して所要間隔を隔てた位置に位置しており、こ
の結果、ブラジャー1を着用した際、先ず乳房、即ちバ
ストでもって伸縮性に富んだリフトアップ用生地40
(50)が押圧されることにより、サイドパネル状の同
生地40(50)を介して乳房、即ちバストの脇部側が
絞り込まれ、上側及び下側カップ15、30による補正
効果と合わせて乳房(バスト)がより立体的に補正さ
れ、このように乳房、即ちバストが脇部側に流れるのが
防止され、従ってカップ部周辺にワイヤーを挿入しなく
ても着用感に優れたブラジャー1を形成することができ
るのである。勿論、カップ部周辺にワイヤーを挿入して
カップ部の補正、美観を更に向上させるようにしてもよ
い。
ップ部15、30でカップ部2を形成し、且つ略半月状
に形成したリフトアップ用生地40を下側カップ部30
裏面の下辺位置から上側カップ部15裏面の脇辺部側に
かけて位置させて形成したブラジャーにおいて 上記リフ
トアップ用生地40の生地使いとして、2.25kg荷
重時の経方向の伸長率が150〜250%で、緯方向の
伸長率が60〜150%の範囲であり、更に80%荷重
時の経方向の荷重値が600〜900gで、緯方向の荷
重値が1500〜1900gの範囲からなる経編地を用
いると共に、同経編地の経方向である編立方向がカップ
部2の上方から下方に向かうように縦生地使いとして用
いるように構成したことにより、ブラジャーを着用した
際、生地の伸長率が緯方向よりも経方向の方が大で、し
かも80%荷重時の荷重値が、生地の緯方向よりも経方
向の方が小である略半月状のリフトアップ用生地40、
40が、乳房(バスト)によって押圧されることによ
り、同生地40、40を介して乳房、即ちバストの両脇
部側が絞り込まれ、且つ上側及び下側カップ部15、3
0による補正効果と併せて乳房がより立体的に補正さ
れ、且つバストの膨らみ効果が、より向上するのであ
る。即ち、従来のように乳房が、脇部側に流れるのが防
止され、且つカップ部周辺にワイヤーを挿入しなくても
カップ部並びにバストの十分な補正効果が発揮され、着
用感に優れたブラジャーが得られるのである。
平面図である。
平面図である。
着説明用平面図である。
示した平面図である。
を示した平面図である。
地の縫着説明用平面図である。
ップ用生地の縫着説明用平面図である。
生地の縫着説明用平面図である。
る。
ある。
施例を示した裁断形状の平面図である。
プ用生地を上側及び下側カップ部裏面に縫着した平面図
である。
施例を示した裁断形状の平面図である。
プ用生地を上側及び下側カップ部裏面に縫着した平面図
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 上側及び下側カップ部15、30でカッ
プ部2を形成し、且つ略半月状に形成したリフトアップ
用生地40を下側カップ部30裏面の下辺位置から上側
カップ部15裏面の脇辺部側にかけて位置させて形成し
たブラジャーにおいて 上記リフトアップ用生地40の生
地使いとして、2.25kg荷重時の経方向の伸長率が
150〜250%で、緯方向の伸長率が60〜150%
の範囲であり、更に80%荷重時の経方向の荷重値が6
00〜900gで、緯方向の荷重値が1500〜190
0gの範囲からなる経編地を用いると共に、同経編地の
経方向である編立方向がカップ部2の上方から下方に向
かうように縦生地使いとして用いるように構成したこと
を特徴とするブラジャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32781895A JP2896332B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ブラジャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32781895A JP2896332B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ブラジャー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09137305A JPH09137305A (ja) | 1997-05-27 |
JP2896332B2 true JP2896332B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=18203326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32781895A Expired - Fee Related JP2896332B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ブラジャー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896332B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4806620B2 (ja) * | 2006-10-17 | 2011-11-02 | 株式会社ワコール | カップ付き女性用衣類 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP32781895A patent/JP2896332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09137305A (ja) | 1997-05-27 |
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Legal Events
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