JPH06172759A - 潤滑油 - Google Patents
潤滑油Info
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- JPH06172759A JPH06172759A JP5179258A JP17925893A JPH06172759A JP H06172759 A JPH06172759 A JP H06172759A JP 5179258 A JP5179258 A JP 5179258A JP 17925893 A JP17925893 A JP 17925893A JP H06172759 A JPH06172759 A JP H06172759A
- Authority
- JP
- Japan
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- lubricating oil
- olefin
- oligomerization
- carried out
- catalyst
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G50/00—Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation
- C10G50/02—Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation of hydrocarbon oils for lubricating purposes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G2400/00—Products obtained by processes covered by groups C10G9/00 - C10G69/14
- C10G2400/10—Lubricating oil
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は少なくとも120の粘度指数および少
なくとも45℃の流動点を有する潤滑油を製造する方法
を得る。 【構成】少なくとも2.6重量%の1−デセンおよび少
なくとも6重量%の1−ヘキセンからなるC5−C20
の1−オレフィンの混合物をオリゴマー化触媒の存在で
オリゴマー化し、潤滑油を生成する。そのように生成し
た潤滑油は、水素の存在で水素化して、その酸化安定性
を改良する。この方法には特に、一酸化炭素および水素
を加熱触媒上に通すフィシャー・トロプシュ合成で製造
されるオレフィン供給材料が適する。
なくとも45℃の流動点を有する潤滑油を製造する方法
を得る。 【構成】少なくとも2.6重量%の1−デセンおよび少
なくとも6重量%の1−ヘキセンからなるC5−C20
の1−オレフィンの混合物をオリゴマー化触媒の存在で
オリゴマー化し、潤滑油を生成する。そのように生成し
た潤滑油は、水素の存在で水素化して、その酸化安定性
を改良する。この方法には特に、一酸化炭素および水素
を加熱触媒上に通すフィシャー・トロプシュ合成で製造
されるオレフィン供給材料が適する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5−20個の炭素原子
を有する1−オレフィンからなる混合供給材料から潤滑
油を製造する方法に関するものである。
を有する1−オレフィンからなる混合供給材料から潤滑
油を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1−オレフィンを高分子量の炭化水素に
オリゴマー化し、次いでそのように生成したオリゴマー
を水素化または異性化して潤滑油を製造することは公知
である(例えば、米国特許第A−3763244号公報
を参照)。これらの事例の多くでは、この1−オレフィ
ンは最初エチレンから誘導されるが(いわゆる「エチレ
ン連鎖成長および置換法」によって)、このエチレンは
この種の1−オレフィンにための比較的高価な材料源で
ある。さらに、潤滑油は、比較的純粋の1−オレフィン
をオリゴマー化して製造されてきた(米国特許第A−3
780128号公報および欧州特許第A−046810
9号公報を参照)。この最後の文献には、オリゴマーが
製造されると、種々の1−オレフィンのオリゴマーが、
水素化または異性化工程の前または後でブレンディング
配合され、所要の性質例えば粘度指数および流動点をも
つ潤滑油を製造することができる。このブレンディング
技術にともなう問題点の一つは、最終オリゴマーは、別
々の分子の混合物または配合物、例えばC20,C30
およびC40の炭化水素の混合物を有し、それ故その配
合物は、密接に関連したまたはマッチしたオリゴマーの
連続性および段階的なブレンディングがないから、性質
の一様性に欠けることである。フィシャー・トロプシュ
合成からのオレフィン系生産物をオリゴマー化し、次い
でそのオリゴマーを水素化または異性化して、潤滑油を
製造することも公知である(例えば、F.アシンガー、
モノオレフィン、化学と技術、第900頁および第10
89頁、1968年、パーガモン・プレス社出版を参
照)。しかし、オリゴマー化工程のための材料源として
フィシャー・トロプシュ生産物を使用することに関する
出版物には、所要のオリゴマーまたはオリゴマー化工程
に適した触媒を達成するのに必要な生産混合物は示され
ていない。
オリゴマー化し、次いでそのように生成したオリゴマー
を水素化または異性化して潤滑油を製造することは公知
である(例えば、米国特許第A−3763244号公報
を参照)。これらの事例の多くでは、この1−オレフィ
ンは最初エチレンから誘導されるが(いわゆる「エチレ
ン連鎖成長および置換法」によって)、このエチレンは
この種の1−オレフィンにための比較的高価な材料源で
ある。さらに、潤滑油は、比較的純粋の1−オレフィン
をオリゴマー化して製造されてきた(米国特許第A−3
780128号公報および欧州特許第A−046810
9号公報を参照)。この最後の文献には、オリゴマーが
製造されると、種々の1−オレフィンのオリゴマーが、
水素化または異性化工程の前または後でブレンディング
配合され、所要の性質例えば粘度指数および流動点をも
つ潤滑油を製造することができる。このブレンディング
技術にともなう問題点の一つは、最終オリゴマーは、別
々の分子の混合物または配合物、例えばC20,C30
およびC40の炭化水素の混合物を有し、それ故その配
合物は、密接に関連したまたはマッチしたオリゴマーの
連続性および段階的なブレンディングがないから、性質
の一様性に欠けることである。フィシャー・トロプシュ
合成からのオレフィン系生産物をオリゴマー化し、次い
でそのオリゴマーを水素化または異性化して、潤滑油を
製造することも公知である(例えば、F.アシンガー、
モノオレフィン、化学と技術、第900頁および第10
89頁、1968年、パーガモン・プレス社出版を参
照)。しかし、オリゴマー化工程のための材料源として
フィシャー・トロプシュ生産物を使用することに関する
出版物には、所要のオリゴマーまたはオリゴマー化工程
に適した触媒を達成するのに必要な生産混合物は示され
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常のフィシャー・ト
ロプシュ法からの市販の1−オレフィンの特定の混合物
は、オリゴマー化工程のための極めて望ましい供給材料
であり、そのように生成したオリゴマーは任意的に水素
化され潤滑油を生成することが突止められるに至った。
ロプシュ法からの市販の1−オレフィンの特定の混合物
は、オリゴマー化工程のための極めて望ましい供給材料
であり、そのように生成したオリゴマーは任意的に水素
化され潤滑油を生成することが突止められるに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
少なくとも120の粘度指数および少なくとも45℃の
流動点を有する潤滑油を製造する方法において、前記方
法は次の工程、 a.少なくとも2.6重量%の1−デセンおよび少なく
とも6重量%の1−ヘキセンからなるC5−C20の1
−オレフィンの混合物をオリゴマー化触媒の存在でオリ
ゴマー化し、潤滑油を生成する工程、 b.潤滑油をオリゴマー化触媒から分離する工程、 c.潤滑油を水素の存在で任意に触媒的に水素化し、そ
の酸化安定性を改良する工程、かつ d.上記の(b)工程または(c)工程で生成した潤滑
油を回収する工程、 からなる潤滑油の製造方法である。
少なくとも120の粘度指数および少なくとも45℃の
流動点を有する潤滑油を製造する方法において、前記方
法は次の工程、 a.少なくとも2.6重量%の1−デセンおよび少なく
とも6重量%の1−ヘキセンからなるC5−C20の1
−オレフィンの混合物をオリゴマー化触媒の存在でオリ
ゴマー化し、潤滑油を生成する工程、 b.潤滑油をオリゴマー化触媒から分離する工程、 c.潤滑油を水素の存在で任意に触媒的に水素化し、そ
の酸化安定性を改良する工程、かつ d.上記の(b)工程または(c)工程で生成した潤滑
油を回収する工程、 からなる潤滑油の製造方法である。
【0005】混合1−オレフィン供給材料は適切には4
−18個の炭素原子、好適には5−12個の炭素原子を
有するオレフィンからなる。この種の供給材料の特に好
適な実例はフィシャー・トロプシュ合成により生成する
オレフィン流れである。
−18個の炭素原子、好適には5−12個の炭素原子を
有するオレフィンからなる。この種の供給材料の特に好
適な実例はフィシャー・トロプシュ合成により生成する
オレフィン流れである。
【0006】フィシャー・トロプシュ合成(以下、「F
TS」と言う)において標準的には、一酸化炭素と水素
の混合物が加熱触媒床の上または間を通されて、多種類
の炭化水素を生成する。反応混合物の水素含量が高い場
合は、反応生産物は主としてパラフィン系炭化水素を含
有する。しかし、反応混合物中の水素の割合が低い場合
は、反応生産物は主としてオレフィン系炭化水素を含有
する。
TS」と言う)において標準的には、一酸化炭素と水素
の混合物が加熱触媒床の上または間を通されて、多種類
の炭化水素を生成する。反応混合物の水素含量が高い場
合は、反応生産物は主としてパラフィン系炭化水素を含
有する。しかし、反応混合物中の水素の割合が低い場合
は、反応生産物は主としてオレフィン系炭化水素を含有
する。
【0007】しかしながら、FTSの反応生産物が主と
してオレフィンである場合でも、1−オレフィンの所望
の混合物を得るためには、FTSの反応条件を調節しな
ければならないことは重要である。例えば、FTSによ
り誘導され、F.アシンガー「モノ−オレフィン化学と
技術」パーガモン・プレス社出版、第1089頁、19
68年に記載のガソール(gasol)は、約50%の
ブタ−2−エンを含有し、かつアルミニウムクロリドで
の重合で不良な潤滑油材料を与えると言われている。つ
まり、不特定FTSの不特定生産混合物はすべて、本発
明の方法のための材料として適切ではないようである。
事実、あるFTSの生産物が供給材料として使用される
場合、FTSは、合成のオレフィン生産物が少なくとも
2.6重量%、好適には少なくとも7重量%の1−デセ
ン、少なくとも6重量%、好適には13重量%の1−ヘ
キセンを含有するように運転されることが必須である。
この種の生産混合物は、生産物が0.6−0.9、好適
には0.7−0.8のシュルツ−フローリ・アルファ値
を有するように調節される通常のFTS法により得るこ
とができる。シュルツ−フローリ・アルファ値はよく認
知された概念であり、例えばP.J.フローリ「J A
m Chem Soc」、第58巻、第1877頁、1
950年、およびG.V.シュルツ「Z Phys C
hem」、第43巻、第25頁、1935年により規定
されている。この数値は次の式により規定することがで
きる。
してオレフィンである場合でも、1−オレフィンの所望
の混合物を得るためには、FTSの反応条件を調節しな
ければならないことは重要である。例えば、FTSによ
り誘導され、F.アシンガー「モノ−オレフィン化学と
技術」パーガモン・プレス社出版、第1089頁、19
68年に記載のガソール(gasol)は、約50%の
ブタ−2−エンを含有し、かつアルミニウムクロリドで
の重合で不良な潤滑油材料を与えると言われている。つ
まり、不特定FTSの不特定生産混合物はすべて、本発
明の方法のための材料として適切ではないようである。
事実、あるFTSの生産物が供給材料として使用される
場合、FTSは、合成のオレフィン生産物が少なくとも
2.6重量%、好適には少なくとも7重量%の1−デセ
ン、少なくとも6重量%、好適には13重量%の1−ヘ
キセンを含有するように運転されることが必須である。
この種の生産混合物は、生産物が0.6−0.9、好適
には0.7−0.8のシュルツ−フローリ・アルファ値
を有するように調節される通常のFTS法により得るこ
とができる。シュルツ−フローリ・アルファ値はよく認
知された概念であり、例えばP.J.フローリ「J A
m Chem Soc」、第58巻、第1877頁、1
950年、およびG.V.シュルツ「Z Phys C
hem」、第43巻、第25頁、1935年により規定
されている。この数値は次の式により規定することがで
きる。
【0008】 log[Wn/n]=nlogα+[(1−α)2/α」] 式中、Wnは重量分率であり、nは炭素数でありαは連
鎖成長の確率である。
鎖成長の確率である。
【0009】この意味では、使用する重合触媒の選択も
重要である。どの通常のカチオン性重合触媒も使用する
ことができるが、使用触媒は有機アルミニウム化合物と
アルキルハリドとの組合せが好適ある。つまり、有機ア
ルミニウム化合物は適切には、一般式RnAlX3−n
により表され、式中、RはC1−C4の第一、第二また
は第三アルキル基、好適には第一または第二アルキル
基、さらに好適にはアルミニウムハリド(以下、「AA
H」という)であり、Xは塩素、臭素またはヨウ素、好
適には塩素であるハオロゲンであり、nは1−3、好適
には1−2の整数である。触媒のアルキルハリド成分は
適切には、式R3Xを有し、式中、RおよびXは上記と
同一の意味を有し、かつ好適には第三アルキル基例えば
t−ブチルクロリド(以下、「TBC」という)であ
る。AAHは好適にはエチルアルミニウムジクロリド
(以下、「EADC」という)である。重合触媒中にT
BCのAAHに対する相対モル比は適切には、2.0:
1−20:1、好適には2.5:1−15:1の範囲で
ある。
重要である。どの通常のカチオン性重合触媒も使用する
ことができるが、使用触媒は有機アルミニウム化合物と
アルキルハリドとの組合せが好適ある。つまり、有機ア
ルミニウム化合物は適切には、一般式RnAlX3−n
により表され、式中、RはC1−C4の第一、第二また
は第三アルキル基、好適には第一または第二アルキル
基、さらに好適にはアルミニウムハリド(以下、「AA
H」という)であり、Xは塩素、臭素またはヨウ素、好
適には塩素であるハオロゲンであり、nは1−3、好適
には1−2の整数である。触媒のアルキルハリド成分は
適切には、式R3Xを有し、式中、RおよびXは上記と
同一の意味を有し、かつ好適には第三アルキル基例えば
t−ブチルクロリド(以下、「TBC」という)であ
る。AAHは好適にはエチルアルミニウムジクロリド
(以下、「EADC」という)である。重合触媒中にT
BCのAAHに対する相対モル比は適切には、2.0:
1−20:1、好適には2.5:1−15:1の範囲で
ある。
【0010】供給材料中の触媒成分の1−オレフィンに
対する比率を調節することも重要である。例えば、混合
物中の1−オレフィン供給材料がC6−C10のオレフ
ィンの配合物からなる場合、オレフィンのTBCに対す
るモル比は適切には、15:1−80:1、好適には1
8:1−75:1の範囲で変化し 1−オレフィンのA
AHに対するモル比は適切には、75:1−500:
1、好適には85:1−470:1の範囲で変化するこ
とができる。
対する比率を調節することも重要である。例えば、混合
物中の1−オレフィン供給材料がC6−C10のオレフ
ィンの配合物からなる場合、オレフィンのTBCに対す
るモル比は適切には、15:1−80:1、好適には1
8:1−75:1の範囲で変化し 1−オレフィンのA
AHに対するモル比は適切には、75:1−500:
1、好適には85:1−470:1の範囲で変化するこ
とができる。
【0011】選択されるこの二種の触媒成分の正確な濃
度は、最終潤滑油で望まれる特定の性質例えば粘度に依
存する。
度は、最終潤滑油で望まれる特定の性質例えば粘度に依
存する。
【0012】重合は適切には、周囲温度、例えば−30
〜150℃、さらに好適には約0〜20℃の温度で実施
される。反応圧力は周囲または高圧とすることができ
る。
〜150℃、さらに好適には約0〜20℃の温度で実施
される。反応圧力は周囲または高圧とすることができ
る。
【0013】重合は適切には、反応条件で不活性の溶
媒、好適にはパラフィン系炭化水素例えばn−ヘキサン
の存在で実施される。
媒、好適にはパラフィン系炭化水素例えばn−ヘキサン
の存在で実施される。
【0014】不活性溶媒中の1−オレフィン供給材料の
溶液に最初にTBCの所要量を添加し、この溶液の温度
を反応温度に調節することは好適である。次いで、AA
Hの溶液、好適には同一の不活性溶媒中の溶液は、1−
オレフィンおよびTBCの溶液に滴々に連続攪拌してあ
る時間に亘って添加される。EADC溶液の添加が完了
し、さらに持続時間が経過した後、反応混合物は例えば
アンモニアにより中和し、洗浄し、濾過することができ
る。次いでこの有機生産物は例えば蒸発により不活性溶
剤を含まないものとすることができる。上記の肯定は所
要に応じて連続運転で実施することができる。
溶液に最初にTBCの所要量を添加し、この溶液の温度
を反応温度に調節することは好適である。次いで、AA
Hの溶液、好適には同一の不活性溶媒中の溶液は、1−
オレフィンおよびTBCの溶液に滴々に連続攪拌してあ
る時間に亘って添加される。EADC溶液の添加が完了
し、さらに持続時間が経過した後、反応混合物は例えば
アンモニアにより中和し、洗浄し、濾過することができ
る。次いでこの有機生産物は例えば蒸発により不活性溶
剤を含まないものとすることができる。上記の肯定は所
要に応じて連続運転で実施することができる。
【0015】結果として得られる残留物がオリゴマーで
ある。このオリゴマーは重要でかつ望ましい性質を持つ
潤滑油であるが、少量のオレフィン基を含有する。
ある。このオリゴマーは重要でかつ望ましい性質を持つ
潤滑油であるが、少量のオレフィン基を含有する。
【0016】本発明の重要な側面は、適切な供給材料、
オリゴマー化触媒およびオリゴマー化条件を選択するこ
とによって、オリゴマーがオレフィン基含量が極めて低
く、それによって次の任意の水素化工程を実質的に省略
することが確実にできることである。
オリゴマー化触媒およびオリゴマー化条件を選択するこ
とによって、オリゴマーがオレフィン基含量が極めて低
く、それによって次の任意の水素化工程を実質的に省略
することが確実にできることである。
【0017】水素化工程が使用される場合、適切には、
オリゴマー中のオレフィン基のすべてが確実に飽和され
るように実施される。このことの効果は、工程(b)で
生成する潤滑油の酸化安定性を改良することである。こ
の場合の水素化工程は、通常の触媒水素化触媒例えばラ
ネーニッケルまたはメンデレーエフの周期表による他の
VII族もしくはVIII金属を使用して実施すること
ができる。この工程は水素の存在で実施される。この工
程の反応圧(水素分圧を含めて)適切には、20−10
00KPa、好適には350−750KPaの範囲であ
る。水素化は適切には、0−350℃の範囲の温度で実
施される。
オリゴマー中のオレフィン基のすべてが確実に飽和され
るように実施される。このことの効果は、工程(b)で
生成する潤滑油の酸化安定性を改良することである。こ
の場合の水素化工程は、通常の触媒水素化触媒例えばラ
ネーニッケルまたはメンデレーエフの周期表による他の
VII族もしくはVIII金属を使用して実施すること
ができる。この工程は水素の存在で実施される。この工
程の反応圧(水素分圧を含めて)適切には、20−10
00KPa、好適には350−750KPaの範囲であ
る。水素化は適切には、0−350℃の範囲の温度で実
施される。
【0018】水素化生産物は、公知の技術例えば蒸留に
よって触媒および副産物から分離さる。
よって触媒および副産物から分離さる。
【0019】本発明の水素化生産物は優れた潤滑剤であ
り、そのままでまたは潤滑油中で他の添加物と配合して
使用することができる。本発明の方法の生産物−65℃
までの流動点および155を超える例えば160の粘度
指数値を有するものとすることができる。
り、そのままでまたは潤滑油中で他の添加物と配合して
使用することができる。本発明の方法の生産物−65℃
までの流動点および155を超える例えば160の粘度
指数値を有するものとすることができる。
【0020】これらの油の合成源の観点から、それらは
生物分解性でありそれ故環境に一層やさしいものであ
る。
生物分解性でありそれ故環境に一層やさしいものであ
る。
【0021】
【実施例】以下、実施例を参考にして本発明について説
明する。
明する。
【0022】実施例 1−ヘキセン(31g)、1−ヘプテン(27g)、1
−オクテン(24g)、1−ノネン(20g)および1
−デセン(17g)の混合物をレザバー中でn−ヘキサ
ン(217g)で配合した(1−オレフィンの全量は1
19g)。この配合物にt−ブチルクロリド(TBC、
6g)を添加し、適用温度を20℃とした。
−オクテン(24g)、1−ノネン(20g)および1
−デセン(17g)の混合物をレザバー中でn−ヘキサ
ン(217g)で配合した(1−オレフィンの全量は1
19g)。この配合物にt−ブチルクロリド(TBC、
6g)を添加し、適用温度を20℃とした。
【0023】次いで、この1−オレフィン/TBC配合
物に、「ヘキサン」(アルドリッチ・ケミカルズ社製)
中のエチルアルミニウムジクロリド(EADC、1.0
モル溶液の13ml)を、1時間に亘って攪拌しながら
滴々に添加した。EADCの添加を始めて4時間後、触
媒を不活性化するのに充分な無水アンモニアガスを添加
して、反応を停止した。アンモニア添加の後、反応混合
物を洗浄し、濾過して、主としてアルミニウムハイドロ
キシドからなる白色固体沈殿物を分離した。その結果得
られた濾過液は、有機生産物を含有していて、蒸発棚に
入れ、ヘキサン溶媒を一夜蒸発させた。
物に、「ヘキサン」(アルドリッチ・ケミカルズ社製)
中のエチルアルミニウムジクロリド(EADC、1.0
モル溶液の13ml)を、1時間に亘って攪拌しながら
滴々に添加した。EADCの添加を始めて4時間後、触
媒を不活性化するのに充分な無水アンモニアガスを添加
して、反応を停止した。アンモニア添加の後、反応混合
物を洗浄し、濾過して、主としてアルミニウムハイドロ
キシドからなる白色固体沈殿物を分離した。その結果得
られた濾過液は、有機生産物を含有していて、蒸発棚に
入れ、ヘキサン溶媒を一夜蒸発させた。
【0024】有機生産物(濾過液)からヘキサンを蒸発
させて残留した物質は、潤滑油(110g)であり、1
−オレフィンからの収率が92重量%を示した。この油
は、40℃で93.4cStの粘度、100℃で12.
33cStの粘度、124の粘度指数および−54℃の
流動点を有した。さらに、工程条件の変動の生産物に対
する効果を研究するために、種々の工程条件(表1に示
す)を使用した下記の方法でより実験を実施し、その結
果を表1に示す。
させて残留した物質は、潤滑油(110g)であり、1
−オレフィンからの収率が92重量%を示した。この油
は、40℃で93.4cStの粘度、100℃で12.
33cStの粘度、124の粘度指数および−54℃の
流動点を有した。さらに、工程条件の変動の生産物に対
する効果を研究するために、種々の工程条件(表1に示
す)を使用した下記の方法でより実験を実施し、その結
果を表1に示す。
【0025】ヘキセン−1(205g)、オクテン−1
(158g)、デセン−1(116g)およびn−ヘキ
サン(215g)を、表1に示す量のt−ブチルクロリ
ド(TBC)で表1に示す温度で混合した。ヘキサン
(アルドリッチ社製)中の1モルエチルアルミニウムジ
クロリドのある量(表1に示す)を、上記混合物に攪拌
を続けながら徐々に添加した。所要の反応時間が経過し
た後、無水アンモニアを添加して反応を停止し、反応混
合物を水洗した。生成した白色固体生産物(多分アルミ
ニウムハイドロキシドである)を反応混合物から濾過に
より分離した。濾過液中の水層および炭化水素層を分離
し、炭化水素層中のヘキサンを一夜蒸発させた。ヘキサ
ンの除去の後に残留する残留物は潤滑油であり、これは
表1に示す性質を有した。
(158g)、デセン−1(116g)およびn−ヘキ
サン(215g)を、表1に示す量のt−ブチルクロリ
ド(TBC)で表1に示す温度で混合した。ヘキサン
(アルドリッチ社製)中の1モルエチルアルミニウムジ
クロリドのある量(表1に示す)を、上記混合物に攪拌
を続けながら徐々に添加した。所要の反応時間が経過し
た後、無水アンモニアを添加して反応を停止し、反応混
合物を水洗した。生成した白色固体生産物(多分アルミ
ニウムハイドロキシドである)を反応混合物から濾過に
より分離した。濾過液中の水層および炭化水素層を分離
し、炭化水素層中のヘキサンを一夜蒸発させた。ヘキサ
ンの除去の後に残留する残留物は潤滑油であり、これは
表1に示す性質を有した。
【0026】
【表1】
【0027】さらに、反応混合物が一定組成を有する一
連の実験を実施した。ヘキセン−1(240g)、オク
テン−1(158g)、デセン−1(113g)および
ヘプタン(213g)をレザバー中で混合した。
連の実験を実施した。ヘキセン−1(240g)、オク
テン−1(158g)、デセン−1(113g)および
ヘプタン(213g)をレザバー中で混合した。
【0028】そのレザバー中にt−ブチルクロリドの所
要量を添加し、温度を所望反応温度に設定した。混合物
を激しく攪拌した。エチルアルミニウムジクロリド(ヘ
キサン中の1.0モル溶液)を、その特定量を添加し終
えるまで、滴々に添加した。この添加の間、発熱が観察
された。添加速度は、発熱が通常10℃を超えず、かつ
20℃を絶対超えないように手動で調節した。
要量を添加し、温度を所望反応温度に設定した。混合物
を激しく攪拌した。エチルアルミニウムジクロリド(ヘ
キサン中の1.0モル溶液)を、その特定量を添加し終
えるまで、滴々に添加した。この添加の間、発熱が観察
された。添加速度は、発熱が通常10℃を超えず、かつ
20℃を絶対超えないように手動で調節した。
【0029】必要な反応時間の後、アンモニアを反応混
合物中に吹込んで反応を停止した。次いで、約300m
lの蒸留水を添加し、レザバーの内容物を激しく攪拌し
続けた。反応時間は、エチルアルミニウムジクロリドの
添加を始めるた時から水性ワーカップによる反応停止ま
での全時間として規定する。水性ワーカップの間に、反
応混合物は水層と有機層とに分離する。有機層を回収し
無水硫酸マグネシウムで濾過した。次いで、濾過有機層
を蒸発皿中に入れ、ヘプタンを一夜蒸発させた。その結
果得られた潤滑剤を、40℃および100℃の粘度、粘
度指数および流動点について分析した。この段階では蒸
留は実施しなかった。得られたデータを表2に示す。
合物中に吹込んで反応を停止した。次いで、約300m
lの蒸留水を添加し、レザバーの内容物を激しく攪拌し
続けた。反応時間は、エチルアルミニウムジクロリドの
添加を始めるた時から水性ワーカップによる反応停止ま
での全時間として規定する。水性ワーカップの間に、反
応混合物は水層と有機層とに分離する。有機層を回収し
無水硫酸マグネシウムで濾過した。次いで、濾過有機層
を蒸発皿中に入れ、ヘプタンを一夜蒸発させた。その結
果得られた潤滑剤を、40℃および100℃の粘度、粘
度指数および流動点について分析した。この段階では蒸
留は実施しなかった。得られたデータを表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】表2に記載の試料条件は次の順序で示され
ている。1.0モルエチルアルミニウムジクロリドの容
量、t−ブチルクロリドの重量、温度(℃)および時間
(時間)。粘度はセンチストロークで表記する。各事例
での流動点は−53℃未満であった。
ている。1.0モルエチルアルミニウムジクロリドの容
量、t−ブチルクロリドの重量、温度(℃)および時間
(時間)。粘度はセンチストロークで表記する。各事例
での流動点は−53℃未満であった。
【0032】
【発明の効果】フィシャー・トロプシュ合成で製造され
るオレフィン混合物を使用し、本発明の方法によりオリ
ゴマー化することによって、少なくとも120の粘度指
数および少なくとも45℃の流動点を有する良好な潤滑
油を製造することができる。
るオレフィン混合物を使用し、本発明の方法によりオリ
ゴマー化することによって、少なくとも120の粘度指
数および少なくとも45℃の流動点を有する良好な潤滑
油を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 107/10 9159−4H // C07B 61/00 300 C10N 20:00 A 8217−4H 20:02 30:02 30:10 60:02 70:00 (72)発明者 マーク ロイストン スミス イギリス国、ティーダブリュー16 7ピー ゼド、ミドルセックス、サンバリー−オン −テムズ、カミラ クロース 10番
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも120の粘度指数および少な
くとも45℃の流動点を有する潤滑油を製造する方法に
おいて、 a.少なくとも2.6重量%の1−デセンおよび少なく
とも6重量%の1−ヘキセンからなるC5−C20の1
−オレフィンの混合物をオリゴマー化触媒の存在でオリ
ゴマー化し、潤滑油を生成する工程と、 b.潤滑油をオリゴマー化触媒から分離する工程と、 c.潤滑油を水素の存在で任意に触媒的に水素化し、そ
の酸化安定性を改良する工程と、および d.上記の(b)工程または(c)工程で生成した潤滑
油を回収する工程とからなる潤滑油の製造方法。 - 【請求項2】 混合1−オレフィン供給材料が4−18
個の炭素原子を有するオレフィンからなる請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 混合1−オレフィン供給材料は、フィシ
ャー・トロプシュ合成のオレフィン生産物が少なくとも
2.6重量%の1−デセンおよび少なくとも6重量%の
1−ヘキセンを含有し、かつその生産物が0.6−0.
9のシュルツ−フローリ・アルファ値を有するような方
法でのフィシャー・トロプシュ合成の運転により生成す
るオレフィン流れである請求項1−2のいずれか一項に
記載の方法。 - 【請求項4】 オリゴマー化触媒がアルキルアルミニウ
ムハリドおよびt−ブチルクロリドからなる請求項1−
3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 オリゴマー化反応への1−オレフィン供
給材料はC6−C10の1−オレフィンの配合物からな
り、オレフィンの触媒成分に対するモル比は、1−オレ
フィンのt−ブチルクロリドに対するモル比が15:1
−80:1の範囲であり、1−オレフィンのアルキルア
ルミニウムハリドに対するモル比が75:1−500:
1の範囲になるようなものである請求項4に記載の方
法。 - 【請求項6】 オリゴマー化が30℃未満の温度で実施
される請求項1−5のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 オリゴマー化が、反応条件下で不活性の
溶媒の存在で実施される請求項1−6のいずれか一項に
記載の方法。 - 【請求項8】 水素化が、潤滑油中のどのオレフィン基
も確実に飽和されるように実施される請求項1−7のい
ずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 水素化工程が、触媒としてラネーニッケ
ルまたはメンデレーエフの周期表による他のVII族も
しくはVIII金属を使用して実施される請求項1−8
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 水素化が、水素分圧を含めて20−1
000KPaの反応圧でかつ0−350℃の温度で実施
される請求項1−9のいずれか一項に記載の方法。
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