JP2003527315A - フィッシャー−トロプシュ法生成物のメタセシス生成物の使用 - Google Patents

フィッシャー−トロプシュ法生成物のメタセシス生成物の使用

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JP2003527315A JP2001507773A JP2001507773A JP2003527315A JP 2003527315 A JP2003527315 A JP 2003527315A JP 2001507773 A JP2001507773 A JP 2001507773A JP 2001507773 A JP2001507773 A JP 2001507773A JP 2003527315 A JP2003527315 A JP 2003527315A
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キンダーマンズ、シブランダス
スパマー、アルタ
コーシ、ボンガーニ、シモン
バーサ、ムジカイーズ、ソコジーシ、ジャスティス
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サソル テクノロジー (ピーティーワイ)リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、フィッシャー−トロプシュ炭化水素類のメタセシスにより得られた炭化水素類から得られたオキソアルコール類、アルキルベンゼン類及び掘削液組成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、アルキルベンゼン(AB)、掘削液及びオキソアルコール類に関す
る。
【0002】
【背景技術】
低級オレフィン類の高級オレフィン類への転化は、異性化メタセシス法又はメ
タセシスオリゴ重合により達成できる。従来のメタセシス法では、純度及び直鎖
度が高いオレフィン系供給原料を必要とし、高度に直鎖性の生成物が得られる。
【0003】 WO3/SiO2、Re27/Al23及びRe27/Al23・SiO2等の
種々の不均一接触触媒、さらにはこれらの触媒と共触媒との組み合わせも、未官
能化オレフィン類のメタセシスに使用することができる。しかしながら、他の触
媒と共触媒との組み合わせ、例えば、WCl6及び/又はReCl6と共触媒を用
いた均一メタセシス用の組み合わせが使用され良好な結果が得られており、本発
明は、いずれの特定の触媒系にも限定されず、また、均一又は不均一メタセシス
にも限定されない。
【0004】 驚くべきことに、そして従来の考え方とは異なり、今般、フィッシャー−トロ
プシュ法生成物をメタセシスに使用、すなわち、メタセシス法に、分岐オレフィ
ン類及び未分岐オレフィン類の両方だけでなく、非オレフィン系成分も含むフィ
ッシャー−トロプシュ供給原料を使用することにより、AB、オキソアルコール
類及び掘削液を得るのに使用できる炭素数8〜18の特定の炭化水素類を得るこ
とができることを見いだした。
【0005】 フィッシャー−トロプシュ法生成物又は供給原料とは、一酸化炭素及び水素を
含む合成ガスを、典型的には鉄系触媒、コバルト系触媒及び鉄/コバルト系触媒
又はいずれかの他のフィッシャー−トロプシュ触媒の存在下、フィッシャー−ト
ロプシュ反応条件に附することにより得られた生成物を意味する。
【0006】
【発明の開示】
本発明によれば、炭素数5〜10のフィッシャー−トロプシュ法生成物から得
た炭素数8〜18の生成物であって、所望の分岐度又は非直鎖度を有する生成物
が提供される。
【0007】 すなわち、本発明の一態様によれば、炭素数8〜18のオキソアルコール類を含
むオキソアルコール組成物であって、前記オキソアルコール類が炭素数5、6、
7、8、9及び/又は10のフィッシャー−トロプシュにより得た供給原料の一
種以上のメタセシスにより得たオレフィン類から得たものである、オキソアルコ
ール組成物が提供される。
【0008】 前記組成物のオキソアルコール類の10%〜99%、典型的には10%〜90
%は分岐オキソアルコール類でよい。
【0009】 前記組成物のオキソアルコール類が主に直鎖であり、前記組成物中の10%〜
49%が分岐オキソアルコール類であってよい。
【0010】 前記組成物は、15%〜35%の分岐オキソアルコール類を含む。
【0011】 前記組成物は、24%の分岐オキソアルコール類を含む。
【0012】 前記分岐オキソアルコール類上の分岐は、主にモノメチル分岐であるが、一部
はジメチル分岐が存在していてもよい。
【0013】 典型的には、前記モノメチル分岐は、分岐の90%超、さらには95%超を占
める。
【0014】 前記分岐は、主にC4+炭素上にあり、一部の分岐はC2炭素上に存在してい
てもよい。
【0015】 前記分岐は、典型的にはC4+炭素上に70%超存在する。
【0016】 前記分岐は、C4+炭素上に90%超存在していてもよい。
【0017】 典型的には、炭素数が8〜10の範囲である前記組成物の前記オキソアルコー
ル類は、可塑剤アルコール類として使用できる。
【0018】 典型的には、炭素数が10〜16の範囲である前記組成物の前記オキソアルコ
ール類は、洗剤アルコール類として使用できる。
【0019】 炭素数7のフィッシャー−トロプシュにより得た供給原料のメタセシスから得
られ、それからオキソアルコール類を得るのに好適な典型的な生成物組成を、本
明細書の終わりの表1に示す。
【0020】 表1の生成物は、典型的には、Co−EP触媒又はいずれかの他の好適な触媒
を用いてヒドロホルミル化して主に直鎖アルコール類を生成できる。ここで、直
鎖アルコール類の分岐アルコール類に対する比は、炭素数7フィッシャー−トロ
プシュにより得た供給原料のメタセシスの直鎖生成物の分岐生成物に対する比で
ある。
【0021】 したがって、本発明の第二の態様によれば、前記アルキル鎖の炭素数が10〜
14であるアルキルベンゼン(AB)を含むアルキルベンゼン(AB)組成物で
あって、前記ABが、炭素数6、7及び/又は8であるフィッシャー−トロプシ
ュにより得た供給原料の一種以上のメタセシスにより得たオレフィン類から得た
ものである、アルキルベンゼン(AB)組成物が提供される。
【0022】 前記AB組成物は、10%〜90%の分岐アルキル鎖ABを含有していいても
よい。
【0023】 前記AB組成物は、主に直鎖アルキル鎖ABを含み、前記組成物中の10%〜
49%が分岐アルキル鎖ABでよい。
【0024】 前記組成物が、15%〜35%の分岐アルキル鎖ABを含む。
【0025】 前記組成物が、約24%の分岐アルキル鎖ABを含む。
【0026】 前記ABの前記分岐アルキル鎖上の前記分岐が主にモノメチル分岐であるが、
若干のジメチル及び/又はエチル分岐も存在していてもよい。
【0027】 典型的には、前記モノメチル分岐は、前記分岐の90%超、さらには95%超
を占める。
【0028】 前記分岐は、主にC4+炭素上にあり、一部の分岐がC2炭素上に存在してい
てもよい。
【0029】 前記分岐は、典型的にはC4+炭素上に70%超存在する。
【0030】 前記分岐は、C4+炭素上に90%超存在してよい。
【0031】 炭素数9のフィッシャー−トロプシュにより得た供給原料のメタセシスの生成
物から得た典型的なAB生成物の組成を、本明細書の終わりの表3に示す。
【0032】 前記ABをスルホン化して、洗剤として使用できるアルキルベンゼンスルホネ
ートを得ることができる。しかしながら、AB組成物自体は、掘削液等の用途に
使用できる。
【0033】 表3及び表4の生成物を、分別して、以下の組成の炭素数10〜14のアルキ
ル鎖AB留分を得た(直鎖内部オレフィンのみとして示す)。 デセン類:16.53% ウンデセン類:27.96% ドデセン類:26.19% トリデセン類:4.71% テトラデセン類:0.91%
【0034】 炭素数が10〜14であるメチル分岐内部オレフィン類が、残部の大部分を構
成している。
【0035】 したがって、本発明の第三の態様によれば、炭素数14〜18の炭化水素類を
含む掘削液組成物であって、前記炭化水素類は炭素数8、9及び/又は10のフ
ィッシャー−トロプシュにより得た供給原料の一種以上のメタセシスにより得た
オレフィン類より得たものである、掘削液組成物が提供される。
【0036】 炭素数8、9及び/又は10のフィッシャー−トロプシュにより得た供給原料の
一種以上のメタセシスにより得たオレフィン類より得た炭化水素類は、内部オレ
フィン類でもよい。
【0037】 上記掘削液組成物は、10%〜90%の分岐炭化水素類を含んでいてもよい。
【0038】 上記掘削液組成物の炭化水素類は主に直鎖であり、上記組成物における10%
〜49%が分岐炭化水素類でよい。
【0039】 上記組成物は、15%〜35%の分岐炭化水素類を含む。 上記組成物は、約24%の分岐炭化水素類を含む。
【0040】 分岐炭化水素類上の分岐は、主にモノメチル分岐であるが、若干のジメチル及
び/又はエチル分岐も存在していてもよい。
【0041】 上記分岐は、主にC4+炭素上にあり、若干C2炭素上に存在していてもよい
【0042】 上記分岐は、典型的にはC4+炭素上に70%超存在している。
【0043】 上記分岐は、C4+炭素上に90%超存在していてもよい。
【0044】 典型的には、上記モノメチル分岐は、分岐の90%超を占め、さらには95%
超を占める。
【0045】 炭素数9のフィッシャー−トロプシュにより得た供給原料のメタセシスにより
得られ、掘削液組成物を得るのに好適である典型的な生成物の組成を、本明細書
の終わりの表2に示す。
【0046】 表2の生成物を分別し、以下の概略組成を有する炭素数14〜17の留分が得
られた(メチル分岐オレフィン類と直鎖内部オレフィン類の両方として示す)。
テトラデセン類:23.03% ペンタデセン類:38.40% ヘキサデセン類:36.22% ヘプタデセン類:2.35%
【0047】
【発明を実施するための最良の形態】 【実施例】
実施例1−アルキルベンゼンについての例
【0048】 フィッシャー−トロプシュオレフィン類のメタセシスから得られたオレフィン
系C11/C12及びC13/C14オレフィン系メタセシス生成物を使用してベンゼン
をアルキル化することにより、アルキルベンゼン類(AB類)を製造した。
【0049】 メタセシス生成物でベンゼンをアルキル化するために、メタセシスオレフィン類
1モルと、ベンゼン10モルと、オレフィン混合物基準で20重量%の形状選択
性βゼオライト触媒とを、ステンレス製オートクレーブに添加した。このオート
クレーブをN2でパージした後、N2を1000psigまでチャージした。混合
物を撹拌し、170〜190℃で14〜15時間加熱した。次に撹拌混合物を冷
却し、オートクレーブから取り出した。この反応混合物をろ過して触媒を除去し
、未反応ベンゼンをロータリエバポレータを用いて減圧留去した。
【0050】 得られた生成物を、塩化メチレンを溶媒として用いて等量のクロロスルホン酸
でスルホン化した。塩化メチレンを、留去した。スルホン化生成物を、メタノー
ル中ソジウムメトキシドで中和し、メタノールを蒸発させて、アルキルベンゼン
スルホネート、ナトリウム塩混合物を得た。
【0051】 この生成物混合物は、ABのアルキル鎖部上にメチル分岐及びジメチル分岐を
有するものであった。AB類のフェニル基は、主にアルキル鎖のC2炭素上に存
在していた。
【0052】 添付図面(番号I〜XVI)に示すように、得られたAB類は、 I:1−メチルデシルベンゼン II:1−ペンチルヘキシルベンゼン III:1−プロピルオクチルベンゼン IV:1−ブチルヘプチルベンゼン V:1−エチルノニルベンゼン VI:1,1−ジメチルノニルベンゼン VII:1,3−ジメチルノニルベンゼン VIII:1,6,7−トリメチルオクチルベンゼン IX:1,4−ジメチルノニルベンゼン X:1,5−ジメチルノニルベンゼン XI:1,6−ジメチルノニルベンゼン XII:1,7−ジメチルノニルベンゼン XIII:1,8−ジメチルノニルベンゼン XIV:1,1,3−トリメチルオクチルベンゼン XV:1,3,7−トリメチルオクチルベンゼン XVI:1,1,4−トリメチルオクチルベンゼン を含んでいた。
【0053】 実施例2−ヒドロホルミル化についての例 メタセシスにより製造されたフィッシャー−トロプシュオレフィン系供給原料
の3種の異なる炭素数留分、すなわち、C9/C10、C11/C12及びC13/C14
留分を、バッチ法によりヒドロホルミル化して、反応速度及び総オレフィン含量
に基づいて洗剤アルコール(DA)供給原料としてのそれらの適性を評価した。
従来のフィッシャー−トロプシュオレフィン系供給原料と比較して、メタセシス
供給原料は、一般的に25%高いヒドロホルミル化速度を示した。このことと、
より高いオレフィン含量(>90%)と相まって、反応器の大きさと蒸留要件が
顕著に減少できるであろう。メタセシス生成物の直鎖度及びn:iso比は、実
質的に従来のオレフィン系供給原料から得た生成物と同一である。したがって、
メタセシス供給原料は、従来のDAプロセス用オレフィン系供給原料よりも好ま
しいと思われる。
【0054】 バッチ法によるヒドロホルミル化 メタセシス生成物のそれぞれC9/C10、C11/C12及びC13/C14炭素数留
分を100mlづつ、配位子コバルト触媒を用いて完全にヒドロホルミル化した
。反応温度は170℃であり、初期圧は85バールであり、合成ガスCO:H2
比は、2:1であった。各々の場合において、オートクレーブにおける経時的な
圧力降下を測定して、(i)初期ヒドロホルミル化速度の算出と、(ii)完全
なオレフィンの転化(すなわち、完全ヒドロホルミル化)のためのガス消費量を
算出した。コバルト−EP触媒を使用して反応を触媒し、迅速二重結合の異性化
を生じさせてメタセシス供給原料における内部二重結合を完全に利用できるよう
にした。
【0055】 バッチ式の実験の結果を、下表5にまとめて示す。
【0056】 オレフィン含量:メタセシス供給原料のオレフィン含量を、完全ヒドロホルミ
ル化試験中の総ガス消費量から得た。メタセシス供給原料の総オレフィン含量は
、90%超であった。この含量は、通常のオレフィン系供給原料(約50%)よ
りも顕著に高い。
【0057】 ヒドロホルミル化速度:ヒドロホルミル化速度を、初期圧力の経時的降下から
算出した。メタセシス供給原料のヒドロホルミル化の固有速度(すなわち、速度
定数)は、通常のオレフィン系供給原料のヒドロホルミル化の固有速度よりも遅
いが、これは、メタセシス供給原料の顕著に向上したオレフィン含量を考慮した
場合以上のものである。C9/C10留分とC11/C12留分の両方について、メタ
セシス供給原料は、従来のオレフィン系供給原料よりも25%見掛けヒドロホル
ミル化速度が速く、メタセシス供給原料C13/C14のヒドロホルミル化速度は、
同様の従来のオレフィン系供給原料のヒドロホルミル化速度よりも少し遅かった
。メタセシス供給原料の固有ヒドロホルミル化速度が遅いのは、内部オレフィン
類数が大きいことが最も大きな理由であると思われる。したがって、ヒドロホル
ミル化が末端位置で生じる前に、顕著な二重結合異性化が生じているはずである
【0058】 直鎖度及びn:iso比:メタセシス生成物の直鎖度及びn:iso比は、従
来のオレフィン系供給原料生成物の直鎖度及びn:iso比に匹敵するものであ
った。メタセシス供給原料中の推定内部二重結合数が大きいことは、アルコール
生成物の直鎖度に悪影響を及ぼさなかった。実際、末端二重結合のヒドロホルミ
ル化は、内部二重結合のヒドロホルミル化よりも好都合である。
【0059】表5:バッチ式ヒドロホルミル化実験の結果 供給原料源 従来法 メタセシス メタセシス メタセシス カット炭素数 C11/C129/C1011/C1213/C14 オレフィン 含量*(供給原料 の質量%) 50% 90% 97% 93% 見掛けヒドロ ホルミル化速度 (mmolアルコール− h-1) 80 105 91 58 ヒドロホルミル化 速度定数、 32 22 20 16 見掛けlumbed=(オレフィン) 直鎖度(質量%)51% 68% 63% 58% n:iso比(mol:mol) 5.1 5.8 5.4 6.2 *通常のオレフィン系供給原料についてヒドロホルミル化10%と仮定して算出
【0060】 実施例3−掘削液 C16フィッシャー−トロプシュ内部オレフィン類を、メタセシスにより得た。
これは、掘削液組成物として使用できた。
【0061】 掘削液組成物は、内部直鎖オレフィン類約75%と内部分岐オレフィン類を約
25%含んでいた。この内部オレフィン類は、主にモノメチル分岐、ジメチル分
岐及びエチル分岐であった。
【0062】 本発明による掘削液組成物は、以下の物性を有していた。
【0063】 物性は、本発明により製造したオレフィン系生成物の典型的なC12〜C16内部
直鎖及び分岐の組み合わせについてのものである。 粘度:1〜2cSt@100℃ 引火点:>90℃ 直鎖:分岐比=1:1〜5:1 流動点:<0℃
【0064】 掘削液として有用な内部オレフィン類には、例えば、以下のものがある。 1)組成物の約75.1%を構成する直鎖成分と、 掘削液組成物の約24.9%を構成するモノメチル分岐成分と、 を含む掘削液。
【0065】 2)プロセス条件に応じて2〜40%の量である主にヘキサデセ−3−エンか
らなる直鎖成分と、 掘削液組成物の60%〜98%のモノメチル分岐成分と、 を含む掘削液組成物。
【0066】表1:水洗C7留分のバッチ反応の質量及び成分バランス 成分 供給原料(質量%) 生成物(質量%) 3−メチル−1−ヘキセン 1.0693 0.0000 5−メチル−1−ヘキセン 2.3655 0.0000 4−メチル−1−ヘキセン 3.8129 0.0000 2−メチル−1−ヘキセン 6.0078 0.2428 2−メチルヘキサン 1.6928 2.0457 3−メチルヘキサン 3.0273 3.3236 1−ヘプテン 75.6871 0.9740 n−ヘプタン 2.5700 2.3867 ヘプテン(Z、E) 0.0000 0.0000 3−ヘプテン 0.9803 3.1209 ジエン又は環状オレフィン 1.0121 0.0791 2−ヘプテン 0.0000 3.2820 ジエン類又は環状オレフィン類 0.5094 0.0000 エチレン 1.9997 プロピレン 3.4060 ブテン類 3.6816 ペンテン類 4.1432 ヘキセン類 7.2954 メチル分岐ヘプテン類 1.3442 n−オクテン類 9.7463 n−ノネン類 7.4719 メチル分岐ノネン類 1.4163 n−デセン類 9.2216 メチル分岐デセン類 2.7138 n−ウンデセン類 12.5128 メチル分岐ウンデセン類 2.3198 n−ドデセン類 12.0218 メチル分岐ドデセン類 0.4282 トリデセン類 2.9284 テトラデセン 0.7476 ペンタデセン 0.1664 未確認物質 1.2655 0.1664 重質物質 0.9803 上記表における反応条件: 触媒質量(g) 51.81 C7供給原料質量(g) 316.38 生成物質量(g) 280.55 導入メチルヘキセン類+ n−ヘプテン類(モル) 2.90 排出メチルヘキセン類+ n−ヘプテン類(モル) 0.26 ヘプテン転化率 91.06 生成C10〜C14(モル) 0.94 収率(モル%) 65.18 選択率(%) 71.58
【0067】表2:アセトニトリル洗浄留分のバッチ反応の質量及び成分バランス 成分 供給原料(質量%) 生成物(質量%) 3−メチル−1−オクテン 0.1407 0.0000 7+4−メチル−1−オクテン 0.9809 0.0000 6−メチル−1−オクテン 0.9637 0.0000 2−メチル−1−オクテン 0.8992 0.0000 4+2−メチルオクタン 1.1467 1.4687 3−メチルオクタン 1.5091 1.8279 n−ノネン類 75.5614 15.3960 n−ノナン 11.3149 13.3231 ジエン類/環状オレフィン類 1.7378 1.1135 エチレン 1.6064 プロピレン 2.5809 ブテン類 2.1397 ペンテン類 1.3528 ヘキセン類 0.7844 ヘプテン類 1.4035 n−オクテン類 4.4380 n−デセン類 10.1435 n−ウンデセン類 1.7770 n−ドデセン類 1.5719 トリデセン類 3.5240 メチル分岐C13 0.0000 テトラデセン 7.5024 メチル分岐C14 0.6842 ペンタデセン 12.9260 メチル分岐C15 0.7234 ヘキサデセン 12.8760 ヘプタデセン 0.8366 未確認物質 5.7457 0.8366 上記表における反応条件: C9:Re207 1000:1 触媒質量(g) 0.75 C9供給原料質量(g) 10.71 生成物質量(g) 9.99 導入メチルオクテン類+ n−ノネン類(モル) 0.07 排出メチルオクテン類+ n−ノネン類(モル) 0.01 ノネン転化率 80.56 生成C14〜18(モル) 0.02 収率(モル%) 52.28 選択率(%) 64.90
【0068】表3:アルキルベンゼン生成物における成分の質量% 成分 質量% 分岐C10ベンゼン 0.51 分岐C10ベンゼン 0.12 分岐C10ベンゼン 0.14 分岐C10ベンゼン 0.20 分岐C10ベンゼン 0.29 分岐C10ベンゼン 0.39 5−デシルベンゼン 2.91 4−デシルベンゼン 2.79 分岐C10ベンゼン 0.17 分岐C10ベンゼン 0.76 3−デシルベンゼン 4.34 分岐C10ベンゼン 0.25 分岐C10ベンゼン 0.82 分岐C11ベンゼン 1.23 2−デシルベンゼン 6.87 分岐C11ベンゼン 0.70 分岐C11ベンゼン 0.57 分岐C11ベンゼン 0.88 5+6−デシルベンゼン 7.95 分岐C11ベンゼン 0.52 4−ウンデシルベンゼン 4.59 分岐C11ベンゼン 1.78 3−ウンデシルベンゼン 8.49 分岐C11ベンゼン 1.10 分岐C12ベンゼン 0.41 分岐C12ベンゼン 0.93 2−ウンデシルベンゼン 10.22 分岐C12ベンゼン 0.59 分岐C12ベンゼン 0.94 6−ドデシルベンゼン 4.57 5−ドデシルベンゼン 3.83 分岐C12ベンゼン 0.71 4−ドデシルベンゼン 3.85 分岐C12ベンゼン 0.49 分岐C12ベンゼン 0.54 分岐C12ベンゼン 0.82 3−ドデシルベンゼン 5.96 分岐C12ベンゼン 0.66 分岐C13ベンゼン 0.74 2−ドデシルベンゼン 7.92 5+6−トリデシルベンゼン 1.04 4−トリデシルベンゼン 0.73 3−トリデシルベンゼン 1.42 2−トリデシルベンゼン 1.38 分岐C14ベンゼン類 0.46 分岐C14ベンゼン類 1.45 5+6−テトラデシルベンゼン 0.50 4−テトラデシルベンゼン 0.21 3−テトラデシルベンゼン 0.51 2−テトラデシルベンゼン 0.77
【0069】表4:アルキルベンゼン生成物の直鎖及び分岐鎖分析 成分 % C10: 2−デシルベンゼン 6.87 3−デシルベンゼン 4.34 4−デシルベンゼン 2.79 5−デシルベンゼン 2.91 直鎖合計 16.90 分岐鎖合計 3.65 C11: 2−ウンデシルベンゼン 10.22 3−ウンデシルベンゼン 8.49 4−ウンデシルベンゼン 4.59 5+6−ウンデシルベンゼン 7.95 直鎖合計 31.26 分岐鎖合計 6.78 C12: 2−ドデシルベンゼン 7.92 3−ドデシルベンゼン 5.96 4−ドデシルベンゼン 3.85 5−ドデシルベンゼン 3.83 6−ドデシルベンゼン 4.57 直鎖合計 26.13 分岐鎖合計 6.08 C13: 2−トリデシルベンゼン 1.38 3−トリデシルベンゼン 1.42 4−トリデシルベンゼン 0.73 5+6−トリデシルベンゼン 1.04 直鎖合計 4.56 分岐鎖合計 0.74 C14: 2−テトラデシルベンゼン 0.77 3−テトラデシルベンゼン 0.51 4−テトラデシルベンゼン 0.21 5+6−テトラデシルベンゼン 0.50 直鎖合計 1.98 分岐鎖合計 1.91
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で得られたアルキルベンゼン類I〜XVIの構造式を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月31日(2002.1.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ナッシュ、ロビン、ジョン 南アフリカ共和国、ヴァンデルビルパーク 1911、フローラ ガーデンズ、ハイデ アベニュー 22 (72)発明者 ド ウェット、ヘスター 南アフリカ共和国、ヴァンデルビルパーク 1911、ベートーベン ストリート 24 (72)発明者 ボタ、ジャン、マッセウス 南アフリカ共和国、サソルバーグ 9570、 ビリンガム ストリート 38 (72)発明者 キンダーマンズ、シブランダス 南アフリカ共和国、サソルバーグ 9570、 ヴァールパーク、ヴァン スターデン ス トリート 3 (72)発明者 スパマー、アルタ 南アフリカ共和国、ヴァンデルビルパーク 1911、エスイー3、ビーフウッド スト リート 60 (72)発明者 コーシ、ボンガーニ、シモン 南アフリカ共和国、サソルバーグ 9570、 ウォーターカント ストリート 1 (72)発明者 バーサ、ムジカイーズ、ソコジーシ、ジャ スティス 南アフリカ共和国、ザンデラ 9571、ツエ ロペレ フラット ナンバー3 Fターム(参考) 4H006 AA03 AB50 AB70 AB99

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数8〜18のオキソアルコール類を含むオキソアルコール
    組成物であって、前記オキソアルコール類が炭素数5、6、7、8、9及び/又
    は10の炭化水素類から選択される、一種以上のフィッシャー−トロプシュによ
    り得た炭化水素類のメタセシスにより得たオレフィン類から得たものである、オ
    キソアルコール組成物。
  2. 【請求項2】前記組成物のオキソアルコール類の10%〜99%が分岐オキ
    ソアルコール類である、請求項1に記載のオキソアルコール組成物。
  3. 【請求項3】前記組成物のオキソアルコール類が主に直鎖であり、前記組成
    物中の10%〜49%が分岐オキソアルコール類である、請求項1又は2に記載
    のオキソアルコール組成物。
  4. 【請求項4】前記組成物のオキソアルコール類の15%〜35%が分岐オキ
    ソアルコール類である、請求項3に記載のオキソアルコール組成物。
  5. 【請求項5】前記組成物のオキソアルコール類の24%が分岐オキソアルコ
    ール類である、請求項3に記載のオキソアルコール組成物。
  6. 【請求項6】前記分岐オキソアルコール類の分岐が、主にモノメチル分岐で
    ある、請求項2〜5のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物。
  7. 【請求項7】前記分岐オキソアルコール類の分岐が、一部がジメチル分岐で
    ある、請求項2〜6のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物。
  8. 【請求項8】前記モノメチル分岐が、分岐の90%超を占める、請求項2〜
    7のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物。
  9. 【請求項9】前記モノメチル分岐が、分岐の95%超を占める、請求項2〜
    8のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物。
  10. 【請求項10】前記分岐が、主にC4+炭素上に存在する、請求項2〜9の
    いずれか1項に記載のオキソアルコール組成物。
  11. 【請求項11】前記分岐の一部が、C2炭素上に存在する、請求項2〜10
    のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物。
  12. 【請求項12】前記分岐が、C4+炭素上に存在するものが70%超である
    、請求項10又は11に記載のオキソアルコール組成物。
  13. 【請求項13】前記分岐が、C4+炭素上に存在するものが90%超である
    、請求項10〜12のいずれか一項に記載のオキソアルコール組成物。
  14. 【請求項14】前記請求項のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物
    の少なくとも一部分から得た可塑剤アルコールであって、前記一部分が炭素数8
    〜10の炭化水素類を含む、可塑剤アルコール。
  15. 【請求項15】前記請求項のいずれか1項に記載のオキソアルコール組成物
    の少なくとも一部分から得た洗剤アルコールであって、前記一部分が炭素数10
    〜16の炭化水素類を含む、洗剤アルコール。
  16. 【請求項16】アルキル鎖の炭素数が10〜14であるアルキルベンゼン(
    AB)を含むアルキルベンゼン(AB)組成物であって、ABが炭素数6、7及
    び/又は8の炭化水素類から選択される、一種以上のフィッシャー−トロプシュ
    により得た炭化水素類のメタセシスにより得たオレフィン類から得たものである
    、アルキルベンゼン(AB)組成物。
  17. 【請求項17】AB組成物が、10%〜90%の分岐アルキル鎖ABを含む
    、請求項16に記載のアルキルベンゼン(AB)組成物。
  18. 【請求項18】前記AB組成物が、主に直鎖アルキル鎖ABを含み、前記組
    成物中の10%〜49%分岐アルキル鎖ABである、請求項16又は17に記載
    のアルキルベンゼン(AB)組成物。
  19. 【請求項19】前記組成物が、15%〜35%の分岐アルキル鎖ABを含む
    、請求項18に記載のアルキルベンゼン(AB)組成物。
  20. 【請求項20】前記組成物が、24%の分岐アルキル鎖ABを含む、請求項
    18又は19に記載のアルキルベンゼン(AB)組成物。
  21. 【請求項21】前記ABの分岐アルキル鎖上の分岐が、主にモノメチル分岐
    である、請求項17〜20のいずれか1項に記載のアルキルベンゼン(AB)組
    成物。
  22. 【請求項22】前記ABの分岐アルキル鎖上の分岐が、ジメチル及び/又は
    エチル分岐を含む、請求項17〜20のいずれか1項に記載のアルキルベンゼン
    (AB)組成物。
  23. 【請求項23】前記モノメチル分岐が、分岐の90%超を占める、請求項2
    1又は22に記載のアルキルベンゼン(AB)組成物。
  24. 【請求項24】前記モノメチル分岐が、分岐の95%超を占める、請求項2
    1又は22に記載のアルキルベンゼン(AB)組成物。
  25. 【請求項25】前記分岐が、主に前記ABのアルキル鎖のC4+炭素上に存
    在する、請求項17〜24のいずれか1項に記載のアルキルベンゼン(AB)組
    成物。
  26. 【請求項26】前記分岐の一部が、前記ABのアルキル鎖のC2炭素上に存
    在する、請求項17〜25のいずれか1項に記載のアルキルベンゼン(AB)組
    成物。
  27. 【請求項27】前記分岐が、前記ABのアルキル鎖のC4+炭素上に70%
    超存在する、請求項17〜26のいずれか1項に記載のアルキルベンゼン(AB
    )組成物。
  28. 【請求項28】前記分岐が、前記ABのアルキル鎖のC4+炭素上に90%
    超存在する、請求項17〜26のいずれか1項に記載のアルキルベンゼン(AB
    )組成物。
  29. 【請求項29】請求項16〜28のいずれか1項に記載のスルホン化アルキ
    ルベンゼンを含む洗剤組成物。
  30. 【請求項30】請求項16〜28のいずれか1項に記載のAB組成物を含む
    掘削液組成物。
  31. 【請求項31】炭素数14〜18の炭化水素類を含む掘削液組成物であって
    、前記炭化水素類は炭素数8、9及び/又は10の炭化水素類から選択される、
    一種以上のフィッシャー−トロプシュにより得た炭化水素類のメタセシスにより
    得たオレフィン類から得たものである、掘削液組成物。
  32. 【請求項32】前記炭化水素類は、内部オレフィン類である、請求項31に
    記載の掘削液組成物。
  33. 【請求項33】10%〜90%の分岐炭化水素類を含む、請求項31又は3
    2に記載の掘削液組成物。
  34. 【請求項34】前記炭化水素類が、主に直鎖である、請求項31〜33のい
    ずれか1項に記載の掘削液組成物。
  35. 【請求項35】10%〜49%の分岐炭化水素類を含む、請求項33又は3
    4に記載の掘削液組成物。
  36. 【請求項36】15%〜35%の分岐炭化水素類を含む、請求項33又は3
    4に記載の掘削液組成物。
  37. 【請求項37】24%の分岐炭化水素類を含む、請求項33又は34に記載
    の掘削液組成物。
  38. 【請求項38】前記分岐炭化水素類上の分岐が、主にモノメチル分岐である
    、請求項33〜37のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  39. 【請求項39】若干のジメチル及び/又はエチル分岐を含む、請求項33〜
    38のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  40. 【請求項40】前記分岐が、主に前記ABの前記アルキル鎖のC4+炭素上
    に存在する、請求項33〜39のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  41. 【請求項41】前記ABの前記アルキル鎖のC2炭素上に分岐を有する、請
    求項33〜40のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  42. 【請求項42】前記分岐が、前記ABの前記アルキル鎖のC4+炭素上に7
    0%超存在する、請求項33〜41のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  43. 【請求項43】前記分岐が、前記ABの前記アルキル鎖のC4+炭素上に9
    0%超存在する、請求項33〜42のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  44. 【請求項44】前記モノメチル分岐が、前記分岐の90%超を占める、請求
    項38〜43のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  45. 【請求項45】前記モノメチル分岐が、前記分岐の95%超を占める、請求
    項38〜44のいずれか1項に記載の掘削液組成物。
  46. 【請求項46】本明細書に実質的に記載され且つ例示されているオキソアル
    コール組成物。
  47. 【請求項47】本明細書に実質的に記載され且つ例示されているアルキルベ
    ンゼン組成物。
  48. 【請求項48】本明細書に実質的に記載され且つ例示されている掘削液組成
    物。
  49. 【請求項49】本明細書に実質的に記載されている新規なオキソアルコール
    組成物、新規なアルキルベンゼン組成物又は新規な掘削液組成物。
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