JPH06171686A - 照明器具用緩衝体 - Google Patents

照明器具用緩衝体

Info

Publication number
JPH06171686A
JPH06171686A JP4319620A JP31962092A JPH06171686A JP H06171686 A JPH06171686 A JP H06171686A JP 4319620 A JP4319620 A JP 4319620A JP 31962092 A JP31962092 A JP 31962092A JP H06171686 A JPH06171686 A JP H06171686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wall portion
bent
reflection plate
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4319620A
Other languages
English (en)
Inventor
Kengo Ishikawa
健吾 石川
Kenji Suzuki
健二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4319620A priority Critical patent/JPH06171686A/ja
Publication of JPH06171686A publication Critical patent/JPH06171686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、照明器具を包装するためのの
部品点数の削減と、包装コストの低減とに役立つ照明器
具用緩衝体を得ることにある。 【構成】順次連続する第1〜第4壁部35〜38を四角筒状
に折曲げて形成され、反射板22の端部が嵌められる切欠
部39を有した支持筒部31を備える。第3壁部38から折曲
げられて支持筒部31外に突出された第5壁部43を介して
第6壁部46を設けて、支持筒部31に支持された反射板22
の端部の裏面に接する第7壁部49を第6壁部から折曲
げ、第7壁部49に対向するスペーサ部51を第7壁部49の
先端部から第5壁部43の突出方向に折り曲げる。一対の
ランプソケット28を両端部に夫々有して反射板22の裏面
側に配置される器具本体23が両側縁部26aを有し、これ
らの縁部の相互対向面に夫々係合する一対の係合部51a
をスペーサ部51が備え、かつ、このスペーサ部を器具本
体23が反射板22の裏面から離される長さにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆富士形のけい光灯照
明器具の包装に際して、前記照明器具の両端部に夫々に
装着されて、この端部を緩衝する緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】照明器具の端部を緩衝する緩衝体が一枚
の段ボールからなるものは実公昭64−4675号公報
で知られている。前記公報に記載の緩衝体11は、図1
4に示されるように四角筒状に折り曲げられた支持筒部
1に、略V字状の切欠部2を設け、この切欠部2には、
図15に示されるように断面略V字形の反射板3の端部
が嵌められて、この端部が支持されるようになってい
る。また、支持筒部1には上向きの係合片4が一対設け
られており、これらは反射板3の端部に形成された一対
のソケット通し孔3aに夫々通されている。
【0003】さらに、支持筒部1からは上向きに突出す
る壁部5が折り曲げられ、この壁部5の上端には、支持
筒部1の上壁に対向する壁部6を介して前記壁部5と平
行な壁部7が支持筒部1に向けて折り曲げられている。
壁部7の下縁は反射板3の形状に対応して略V字状をな
しているとともに、この下縁から一対の係止板8が折り
曲げられている。各係止板8の先端には凹み(図示しな
い)があり、この凹みは図14および図15に示される
ように前記係合片4に嵌合されるようになっている。
【0004】前記構成の緩衝体11の使用において、ま
ず、反射板3の端部が、そのソケット通し孔3aに係合
片4を夫々通して切欠部2に嵌められ、次に、壁部6,
7が夫々折り曲げられることにより、壁部7の略V字状
下縁が反射板3の端部裏面に重ねられた後、各係止板8
が反射板3の端部裏面に重なるように折り曲げられて、
とともに夫々係合片4に嵌合される。この状態は図15
に示されている。
【0005】図16中符号9で示す器具本体は、その端
部にランプソケット取付け金具10を備えており、この
取付け金具10の取付け孔10aにはランプソケット1
4(図17参照)が取付けられるようになっている。こ
の器具本体9は図16に示されるように前記緩衝体11
に支持された反射板3の裏側に配置されて、その取付け
孔10aには前記係合片4が通されるようになってい
る。
【0006】前記のようにして両端部が夫々緩衝体11
に支持された反射板3および器具本体9は、図17に示
されるように段ボール製の包装板材12で巻回されるこ
とにより包装される。そして、実際の包装においては、
反射板3と器具本体9との間に発泡スチロールの成形体
などからなるスペーサ13が介装されていた。
【0007】この介装体13は、器具本体9を反射板3
側から抱持する形状であって、器具本体9を反射板3か
ら離し浮かすとともに器具本体9の振れ止めをなして、
輸送中の振動に伴い器具本体9が反射板3に当たって、
反射板3の傷付きや変形を防止するために用いられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の緩衝体11
は、その係止板8が反射板3とランプソケット取付け金
具10との間に介装されるので、これらが直接擦れ合う
ことはないが、係止板8は薄く、かつ、ソケット取付け
金具10よりも小さいとともに、前記金具10の取付け
孔10aに対して係合片4は大きい。したがって、係合
片4で器具本体9を確実に位置規制することは困難であ
るため、輸送中に器具本体9が反射板3に対して動き易
く、前記金具10の角部10b(図16参照)等が反射
板3に当たる恐れが高かった。そのため、従来は図17
に示されるようにスペーサ13を用いることを余儀なく
され、照明器具を包装するためのの部品点数が多く、包
装コストが嵩むという問題がある。
【0009】本発明の目的は、照明器具を包装するため
のの部品点数の削減と、包装コストの低減とに役立つ照
明器具用緩衝体を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る本発明の照明器具用緩衝体は、一枚
の段ボール製であって、長手方向両端部に夫々一対のソ
ケット通し部を有した断面略V字形の反射板を備える照
明器具の端部を支持する照明器具用緩衝体において、順
次連続する第1〜第4壁部のうち第1,第3壁部を対向
させるとともに第2,第4壁部を対向させて四角筒状に
折り曲げてなる支持筒部と、前記第2壁部の中間部に略
V字状を呈して前記支持筒部の第2壁部および第3壁部
にわたって設けられ前記反射板の端部が嵌められる切欠
部と、前記第1壁部から折り曲げられて前記第4壁部に
重なるとともに前記支持筒部外に突出された第5壁部
と、この第5壁部から折り曲げられて前記第3壁部に対
向する第6壁部と、この第6壁部から前記第3壁部に向
けて折り曲げられ、前記支持筒部に支持された前記反射
板の端部の裏面に接する略V字状先端縁を有する第7壁
部と、この第7壁部の先端部から前記第5壁部の突出方
向に折り曲げられ前記第7壁部に対向するスペーサ部と
を具備し、前記スペーサ部の長さを、前記ソケット通し
部に通される一対のランプソケットを両端部に夫々有し
て前記反射板の裏面側に配置される器具本体を前記反射
板の裏面から浮かし離す長さにするとともに、前記スペ
ーサ部が前記器具本体が有した両側縁部の相互対向面に
夫々係合する一対の係合部を備えたものである。
【0011】また、同様の目的を達成するために、請求
項2に係る本発明の照明器具用緩衝体は、一枚の段ボー
ル製であって、長手方向両端部に夫々一対のソケット通
し部を有した断面略V字形の反射板を備える照明器具の
端部を支持する照明器具用緩衝体において、順次連続す
る第1〜第4壁部のうち第1,第3壁部を対向させると
ともに第2,第4壁部を対向させて四角筒状に折り曲げ
てなる支持筒部と、前記第2壁部の中間部に略V字状を
呈して前記支持筒部の第2壁部および第3壁部にわたっ
て設けられ前記反射板の端部が嵌められる切欠部と、前
記第1壁部から折り曲げられて前記第4壁部に重なると
ともに前記支持筒部外に突出された第5壁部と、この第
5壁部から折り曲げられて前記第3壁部に対向する第6
壁部と、この第6壁部から前記第3壁部に向けて折り曲
げられ、前記支持筒部に支持された前記反射板の端部の
裏面に接する略V字状先端縁を有する第7壁部と、この
第7壁部の中央部に、前記第7壁部を境に前記第5壁部
とは反対方向にV字状に折り曲げて突出されるととも
に、前記ソケット通し部に通される一対のランプソケッ
トを両端部に夫々有して前記反射板の裏面側に配置され
る器具本体を、前記反射板の裏面から浮かし離す長さに
形成されたスペーサ部と、このスペーサ部の前記切欠部
側の端から前記スペーサ部の両側に夫々折り曲げられ
て、先端が前記一対のランプソケットに夫々接する一対
の係合片とを具備したものである。
【0012】
【作用】請求項1の構成において、第1〜第4壁部から
なる支持筒部は、その切欠部に嵌められる反射板の端部
を支持して、反射板がその幅方向に動くことを妨げると
ともに、反射板の端部を反射板の幅方向に沿う外力に対
して緩衝する。第5壁部は反射板の長手方向の端面を支
持して、反射板の端部を反射板の長手方向に沿う外力に
対して緩衝する。第5壁部に第6壁部を介して連なった
第7壁部は、そのV字状先端縁を反射板の端部の裏面に
接して、反射板がその裏面側に動くことを妨げ、前記支
持筒部と協力して反射板の端部をその表裏方向に沿う外
力に対して緩衝する。スペーサ部は、その長さにより反
射板の裏面に器具本体が接触することがないように器具
本体の端部を反射板の裏面から離して支持するととも
に、その係合部と反射板の両側縁部との係合により、器
具本体がその幅方向に動くことを妨げる。また、第7壁
部は、器具本体の長手方向の端面を支持して、この器具
本体の端部を器具本体の長手方向に沿う外力に対して緩
衝する。
【0013】そのため、請求項1に係る緩衝体を一対用
いて照明器具の両端部に夫々装着することにより、反射
板の両端部の緩衝は勿論のこと、この反射板の裏面側に
配置された器具本体の緩衝ができるとともに、器具本体
の振れ止めをなすための特別な部品を用いることなく、
器具本体の振れ止めができ、この器具本体が反射板に当
たって、反射板を傷付けたり変形させたりすることを防
止できる。
【0014】請求項2の構成において、第1〜第4壁部
からなる支持筒部、切欠部、および第5〜第7壁部の夫
々の作用は、前記請求項1の対応する構成と同様であ
る。そして、スペーサ部は、その長さにより、器具本体
が反射板の裏面に接触することがないように器具本体の
端部を反射板の裏面から離して支持する。また、一対の
係合片はその先端をランプソケットに夫々接触して、ス
ペーサ部とランプソケットとの間に配置されて、器具本
体がその幅方向に動くことを妨げる。
【0015】そのため、この請求項2に係る緩衝体を一
対用いて照明器具の両端部に夫々装着することにより、
反射板の両端部の緩衝は勿論のこと、この反射板の裏面
側に配置される器具本体の緩衝ができるとともに、器具
本体の振れ止めをなすための特別な部品を用いることな
く、器具本体の振れ止めができ、器具本体が反射板に当
たって、反射板を傷付けたり変形させたりすることを防
止できる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図7は本発明の第1実施例に係る照明
器具用の緩衝体21の斜視図を示しており、この緩衝体
21は、図1に示される1枚の段ボールを折り曲げて形
成され、図6および図8に示される逆富士型けい光灯照
明器具の両端部に夫々装着されて、これらの端部を緩衝
をするものである。なお、図1中Aの部分は段ボールの
波板状芯材が有する凸条が延びる方向を示しており、そ
の方向は段ボールの長手方向である。
【0017】前記照明器具は、断面略V字状をなす金属
製反射板22と、器具本体23とを備えている。図4お
よび図8に示されるように反射板22は、その長手方向
両端部に夫々通孔からなる一対のソケット通し部24を
有しているとともに、端板25を有している。
【0018】図6および図8に示されるように器具本体
23は、その両側縁に下向きに折れ曲がる側縁部26a
を有して略コの字状断面をなした本体部26と、この本
体部26の長手方向両端部に夫々取付けられたソケット
取付け金具27とを備えている。ソケット取付け金具2
7は反射板22の傾斜に対応した両側部分を有してお
り、これらの部分には夫々ランプソケット28が取付け
られている。また、本体部26にはユニット化された点
灯装置29その他図示しない端子台などの必要な部品が
組込まれている。
【0019】前記緩衝体21は図3〜図7に示されるよ
うに四角筒状に折り曲げられる支持筒部31を備えてい
る。この筒部31は、図1に示されるように互いに平行
な折込み線32〜34を介して順次連続する第1〜第4
壁部35〜38を折り曲げて形成されている。すなわ
ち、第1壁部35と第3壁部36の幅Bは等しいととも
に、第2壁部36と第4壁部38の幅Cとは等しい。そ
して、前記各折込み線32〜34を中心とする直角な折
り曲げよって、第1壁部35と第3壁部37を対向させ
るとともに、第2壁部36と第4壁部38とを対向させ
て四角筒状の支持筒部31が形成されている。
【0020】この支持筒部31の中央部には切欠部39
が設けられている。この切欠部39は、第2壁部36か
ら第3壁部37に渡って設けた切込み40により、支持
筒部31の曲げ形成と同時に形成されるようになってい
る。切欠部39の第2壁部36において略V字状を呈す
る部分は、前記反射板22のV字形状に対応して形成さ
れている。
【0021】第3壁部37には、段ボールの展開状態に
おいて切欠部39に臨んでこの切欠部39内に入り込む
補強片41が形成されているとともに、この補強片41
の根元部分に位置して折込み線42が設けられている。
さらに第3壁部37には補強片41を間において一対の
切込み41aが設けられている。切込み42の一端は切
欠部39に達しているとともに、他端は折込み線34に
達している。
【0022】第3壁部37における切込み線42間の部
分37aおよび補強片41は、支持筒部31の組み立て
に伴って図3に示されるように第1壁部35に連なって
上方に延出するようになっている。
【0023】支持筒部31の第1壁部35には折込み線
44を介して第5壁部43が連なっている。第5壁部4
3幅Dは第1壁部35の幅Bよりも大きい。したがっ
て、折込み線44を中心に直角に第5壁部43が折り曲
げられることにより、図3に示されるように第5壁部4
3が支持突部31から上方に突出されるようになってい
る。この第5壁部43の内面には第1壁部35、前記部
分37a、および補強片41が重ね合わされている。
【0024】第5壁部43の先端、つまり第1壁部35
とは反対側には、折込み線45を介して第6壁部46が
連なっている。この壁部46は、折込み線45を介して
直角に折り曲げられることにより、図4に示されるよう
に第3壁部37の上方に位置して、この壁部37に対向
されている。
【0025】第6壁部46の第5壁部43とは反対側に
は、互いに平行な一対の切込み47が設けられていると
ともに、折込み線48を介して第7壁部49が連ねられ
ている。折込み線48は一対の切込み47間に渡って形
成されている。したがって、折込み線48を中心に直角
かつ下方に、つまり第3壁部37に向けて第7壁部49
が折り曲げられることにより、図5に示されるように第
7壁部49は第5壁部43と平行に設けられている。こ
の第7壁部49の先端縁は、支持筒部31に支持された
反射板22の端部の裏面に接するように略V字状先端縁
49aをなしている。
【0026】第7壁部49の略V字状先端縁49aの中
央部には、折込み線50a,50bを介してスペーサ部
51が連なっている。このスペーサ部51の根元側、つ
まり第7壁部49側には、折込み線50aの略延長方向
に位置される折込み線52aと、折込み線50bの略延
長方向に位置される折込み線52bとが設けられている
とともに、これら各折込み線50a,50b,52a,
52bの交点からスペーサ部51の先端にわたる折込み
線53が夫々設けられている。
【0027】そして、各折込み線50a,50b,52
a,52b,53で曲げられることにより、スペーサ部
51は図5および図7に示されるように第5壁部43の
突出方向に折り曲げられて第7壁部49に対向して設け
られている。このスペーサ部51の長さ(高さ)は、反
射板22の裏面側に配置される器具本体23を反射板2
2の裏面から浮かし離す長さにしてある。
【0028】図5および図7に示されるようにスペーサ
部51は折込み線53の両側に位置され、互いに協力し
てV字状をなす一対の係合部51aを備えており、これ
ら一対の係合部51aの上端は図6に示されるように器
具本体23の両側縁部26aの相互対向面に夫々係合さ
れるようになっている。
【0029】次ぎに、前記緩衝体21の展開状態からの
組み立てと、照明器具の端部への装着の手順を説明す
る。
【0030】まず、第1段階では図2に示されるように
折込み線32,44を境に、第1壁部35の両側部分が
互いに平行となるように夫々折り曲げる。次の第2段階
では、図3に示されるように折込み線33,34を境に
第2〜第4壁部36〜38を順次巻き込むように折り曲
げることにより、第1,第3壁部35,37を対向させ
るとともに、第2,第4壁部36,38を対向させて、
四角筒状の支持筒部31を形成する。
【0031】この形成に伴い、第1壁部35が第5壁部
43の下部内面に重なるとともに、第2壁部36から起
立する第3壁部37の部分37aおよび補強片41が夫
々第5壁部43の上部内面に重なる。同時に、前記部分
37の起立により、第2,第3壁部36,37にわたる
とともに、第2壁部36の中間部に略V字状を呈する切
欠部39が支持筒部31に形成される。
【0032】次の第3段階では、図4に示されるように
支持筒部31の切欠部39に反射板22の端部を嵌め込
んで、支持筒部31上に反射板22の端部を支持する。
このとき、反射板22の端板25は第3壁部37の起立
した部分37aに当たるようにする。そして、前記部分
37aに連なった補強片41を、折込み線41aを境に
第2壁部36と平行となるように折り曲げた後に、折込
み線45を境に第6壁部46を第3壁部37と平行とな
るように折り曲げる。これらの折り曲げはいずれも端板
25の上方位置においてなされる。
【0033】第4段階では、図5に示されるように各折
込み線50a,50b,52a,52b,53を境とす
る折り曲げでスペーサ部51を組み立てながら、折込み
線48を介して第7壁部49を第3壁部37に向けて折
り曲げて、この第7壁部49が第5壁部43と平行とな
るようにする。
【0034】そうすると、第7壁部49が端板25をそ
の内面側から覆い隠して反射板22の裏側に入り込ん
で、その略V字状先端縁49aが反射板22の端部の裏
面に接するとともに、互いに平行に配置された第5,第
7壁部43,49間に前記補強片41が挟まれる。同時
に、スペーサ部51が第5壁部43の突出方向に起立さ
れる。
【0035】最後の段階では、図6に示されるように器
具本体23が反射板22の裏側に配置されて、その端部
がスペーサ部51上に載置される。このとき、スペーサ
部51の一対の係合部51aは少しすぼめられた状態で
器具本体23の両側縁部26aの相互対向面に夫々係合
しており、したがって、スペーサ部51はそのV字形が
開く方向に弾性を有している。
【0036】なお、以上のようにして長手方向両端部を
夫々緩衝体21で支持された照明器具は、図8(A)に
示されるような一枚の段ボール製包装板54を用いて包
装される。包装板54は矩形状であり、緩衝体21と略
同一幅の底板部55と、緩衝体21の第5壁部43と略
同一幅の一対の側板部56と、底板部55の幅を2分し
た幅の一組の上板57とで形成され、この両端部に緩衝
体21を夫々包み込むようにして包装する。そして、こ
の包装の後に、一組の上板57間に渡って図8(B)に
示されるように接着テープ58を張付けることにより、
すべての包装が完了されるものである。
【0037】前記のようにして照明器具の包装に用いら
れた緩衝体21の構成において、支持筒部31の切欠部
39に反射板22の端部を嵌めて、この反射板22を支
持するから、支持筒部31により反射板22がその幅方
向に動くことが妨げられるとともに、反射板22の幅方
向に沿う外力に対して支持筒部31により反射板22の
端部を緩衝できる。
【0038】そして、反射板22の端板56は、第3壁
部37の起立された部分37aとこの部分37aに重な
った第5壁部43の二重壁で支持されて、この二重壁に
より反射板22に対してその長手方向に沿う外力の緩衝
作用を得ることができるので、その緩衝効果が大であ
る。
【0039】さらに、第5壁部43に第6壁部56を介
して連なった第7壁部49のV字状先端縁49aを、反
射板22の端部の裏面に接したから、第7壁部49と支
持筒部31とで、これらの間に挟まれる反射板22の端
部をその表裏方向に支持できるとともに、この表裏方向
に沿う外力に対しての緩衝ができる。
【0040】したがって、以上のように反射板22に対
する幅方向、長手方向、および表裏方向の規制により、
反射板22の端部をこれに装着された緩衝体21により
確実に緩衝できる。
【0041】そして、第5〜第7壁部43,46,49
を介して支持筒部31に一体に連なったスペーサ部51
は、その長さにより、反射板22の裏面に接触すること
がないように器具本体23の端部を反射板22の裏面か
ら離して支持できる。さらに、器具本体23の両側縁部
26aにスペーサ部51の係合部51aを係合させたの
で、スペーサ51により器具本体23をその幅方向に動
き止めできる。また、補強片41を相互間に配すること
によって補強された第5,第7壁部43,49からなる
二重壁は、器具本体23の長手方向の端面に近接ないし
は接触しているから、この二重壁により、器具本体23
の長手方向の端面を支持して、この器具本体23の端部
を器具本体23の長手方向に沿う外力に対して効果的に
緩衝することができる。
【0042】以上のようにして照明器具の反射板22と
器具本体23とを夫々支持できる緩衝体21において
は、既述のようにスペーサ部51により反射板22と器
具本体23とが互いに離されているから、これらが輸送
の際などにおいて外部から加えられる振動で当たり合う
ことが防止される。そのため、器具本体23のランプソ
ケット取付け金具27により反射板22が傷付けられた
り変形したりすることを少なくできる。
【0043】そして、緩衝体21がスペーサ部51を一
体に備えていることにより、反射板22に対する器具本
体23による傷付きや変形を防止するために、反射板2
2から器具本体23を浮かし離す部品を特別に必要とし
ない。したがって、照明器具の包装に必要とする部品点
数が削減されて、包装構造や包装作業の手間が簡単にな
るので、安価に包装することができる。しかも、スペー
サ部51は緩衝体21と一体であるので、発泡スチロー
ル製品などの樹脂製振れ止め部材のように、その廃棄処
理に、格別な問題を生じるようなことがなく、容易に緩
衝体21を廃棄処理できるとともに、必要に応じて緩衝
体21を回収し紙資源として再利用することも可能であ
る。
【0044】図9〜図13は本発明の第2実施例を示し
ている。この実施例は、一対の係合片および第8壁部を
備える点、および第6壁部46に連なる第7壁部および
スペーサ部の構成が、前記第1実施例とは異なり、それ
以外の構成は前記第1実施例と同様であるので、構成が
同じ部分については前記第1実施例と同じ符号を付し
て、その説明を省略する。
【0045】図9および図10に示されるように第6壁
部46の第5壁部43と反対側には、折込み線48およ
びこれに直線状に連なる切込み71を介して第7壁部7
2が連なっている。この壁部72の中間部分には互いに
平行な3本の折込み線73〜75が設けられていて、こ
れら各線73〜75の第6壁部46側の一端は切込み7
1に達している。
【0046】折込み線73,74間の部分76aおよび
折込み線74,75間の部分76bにより、スペーサ部
76が形成されている。スペーサ部76は、折込み線7
4を先端とするV字を形成するように各折込み線73〜
75で折り曲げて形成され、図12に示されるように第
7壁部72を境に第5壁部43とは反対方向に突出され
ている。スペーサ部72の長さ(高さ)は、反射板22
の裏面側に配置される器具本体23を反射板22の裏面
から浮かし離す長さにしてある。このスペーサ部76の
形成により、第7壁部72の左右一対の斜状端縁は、互
いにあわさるようにして反射板22の端部裏面に接する
略V字状先端縁72aを形成する。
【0047】前記部分76a,76bの先端にはこれら
と同幅の係合片77が夫々折込み線78a,78bを介
して連なっている。一対の係合片77相互間には切込み
79が設けられている。これらの係合片77は折込み線
78a,78bを境に折り曲げられて図12に示される
ようにスペーサ部76の両側に突出されて、図13に示
されるよう器具本体23に取付けられた一対のランプソ
ケット28に夫々先端を係合させて設けられる。
【0048】第7壁部72の左右一対の斜状端縁には夫
々折込み線80を介して第8壁部81が連なっている。
これら第8壁部81は、第7壁部72に対して折れ曲が
って反射板22の端部裏面に面接触されるものであり、
その接触により第7壁部72およびスペーサ部76の曲
げ状態を安定させるている。第7壁部72には左右一対
の斜状端縁に連なる舌片72bが設けられている。これ
らの舌片72bは、第8壁部81の夫々に設けられて両
端が折込み線80に達するコの字状の切込み82で囲ま
れる部分で形成されている。舌片72bは緩衝体21を
組み立てた際に反射板22のソケット通し部24に夫々
挿入されるようになっている。
【0049】以上のような構成を備えた第2実施例の緩
衝体21においても、その支持筒部31は、切欠部39
に嵌められる反射板22の端部を支持して、反射板22
がその幅方向に動くことを妨げるとともに、反射板22
の端部をその幅方向に沿う外力に対して緩衝する。そし
て、第5壁部43は反射板22の長手方向端面を支持し
て、反射板22の端部を反射板22の長手方向に沿う外
力に対して緩衝する。また、第5壁部43に第6壁部4
6を介して連なった第7壁部72は、そのV字状先端縁
72aを反射板22の端部の裏面に接して、反射板22
がその裏面側に動くことを妨げるとともに、前記支持筒
部31と協力して反射板22の端部をその表裏方向に沿
う外力に対して緩衝する。また、第7壁部72は、器具
本体23の長手方向の端面を支持して、この器具本体2
3の端部を器具本体23の長手方向に沿う外力に対して
緩衝する。
【0050】その上、第7壁部72の中間部をV字状に
折り曲げて形成したスペーサ部76は、その長さによ
り、反射板22の裏面に器具本体23が接触することが
ないように器具本体23の端部を反射板22の裏面から
離して支持する。加えて、図13に示されるように一対
の係合片77はその先端をランプソケット28に夫々接
触して、スペーサ部76とランプソケット28との間に
配置されるから、器具本体23がその幅方向に動くこと
を妨げることができる。
【0051】しかも、スペーサ部76はその反射板22
側に連ねた一対の係合片77により、両側から押さえら
れているので、スペーサ部76がその突出基部を中心に
器具本体23の幅方向に振れ動くことを少なくできる。
そのため、器具本体23の動揺をより少なくできる。
【0052】したがって、スペーサ部76により互いに
離された反射板22と器具本体23とが、輸送の際など
において外部から加えられる振動で当たり合うことが防
止されて、器具本体23のランプソケット取付け金具2
7により反射板22が傷付けられたり変形したりするこ
とを少なくできる。
【0053】そして、以上のような反射板22に対する
器具本体23による傷付きや変形を防止するためスペー
サ部76を、緩衝体21が一体に備えていることによ
り、反射板22から器具本体23を浮かし離す部品を特
別に必要としない。したがって、照明器具の包装に必要
とする部品点数が削減されて、包装構造や包装作業の手
間が簡単になるので、安価に包装することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように請求項1に係る発明
は、支持筒部から突出された第5壁部に第6壁部を介し
て設けられた第7壁部に、その先端部から第7壁部に対
向するスペーサ部を第5壁部の突出方向に折り曲げ、こ
のスペーサ部の一対の係合部を器具本体の両側縁部の相
互対向面に係合させて、このスペーサ部で器具本体が反
射板の裏面に接触しないように器具本体の端部を反射板
の裏面から離して支持するとともに、器具本体がその幅
方向に動くことを妨げる構成を備える一枚の段ボール製
照明器具用緩衝体であるから、緩衝体の他に器具本体の
振れ止めをなすための特別な部品を用いることなく、器
具本体により反射板が傷付けられたり変形させられたり
することを防止でき、したがって、照明器具を包装する
ためのの部品点数の削減と、包装コストの低減とを図る
ことができる。
【0055】また、請求項2に係る発明は、支持筒部か
ら突出された第5壁部に第6壁部を介して設けられた第
7壁部に、この第7壁部を境に第5壁部とは反対方向に
突出するスペーサ部をV字状に曲げて設けるとともに、
このスペーサ部から一対の係合片を折り曲げて、スペー
サ部で器具本体が反射板の裏面に接触しないように器具
本体の端部を反射板の裏面から離して支持するととも
に、器具本体のランプソケットへの係合片の係合で器具
本体がその幅方向に動くことを妨げる構成を備える一枚
の段ボール製照明器具用緩衝体であるから、緩衝体の他
に器具本体の振れ止めをなすための特別な部品を用いる
ことなく、器具本体により反射板が傷付けられたり変形
させられたりすることを防止でき、したがって、照明器
具を包装するためのの部品点数の削減と、包装コストの
低減とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る緩衝体の構成を示す
展開図。
【図2】同第1実施例に係る緩衝体の組立て手順の第1
段階を示す斜視図。
【図3】同第1実施例に係る緩衝体の組立て手順の第2
段階を示す斜視図。
【図4】同第1実施例に係る緩衝体の組立て手順の第3
段階を示す斜視図。
【図5】同第1実施例に係る緩衝体の組立て手順の第4
段階を示す斜視図。
【図6】組立てられた同第1実施例に係る緩衝体に器具
本体を支持した状態を示す斜視図。
【図7】組立てられた同第1実施例に係る緩衝体を示す
斜視図。
【図8】(A)は同第1実施例に係る緩衝体と、包装板
と、これらにより包装される照明器具とを分解して示す
斜視図。(B)は同第1実施例に係る緩衝体と包装板と
による照明器具の包装状態を示す斜視図。
【図9】本発明の第2実施例に係る緩衝体の構成を示す
展開図。
【図10】同第2実施例に係る緩衝体を組立て途中の状
態で示す斜視図。
【図11】同第2実施例に係る緩衝体により支持された
反射板と器具本体とを分解して示す斜視図。
【図12】同第2実施例に係る緩衝体が反射板を支持し
た状態を示す斜視図。
【図13】同第2実施例に係る緩衝体に対する照明器具
の支持状態を示す断面図。
【図14】従来の緩衝体の構成を示す斜視図。
【図15】従来の緩衝体が反射板を支持した状態を示す
斜視図。
【図16】従来の緩衝体が照明器具を支持した状態を示
す斜視図。
【図17】従来に係る緩衝体と包装板とによる照明器具
の包装を示す斜視図。
【符号の説明】
21…緩衝体、22…反射板、23…器具本体、24…
ソケット通し部、26a…側縁部、27…ソケット取付
け金具、28…ランプソケット、31…支持筒部、35
…第1壁部、36…第2壁部、37…第3壁部、38…
第4壁部、39…切欠部、43…第5壁部、46…第6
壁部、49,72…第7壁部、49a,72a…略V字
状先端縁、51,76…スペーサ部、51a…係合部、
77…係合片。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の段ボール製であって、長手方向両
    端部に夫々一対のソケット通し部を有した断面略V字形
    の反射板を備える照明器具の端部を支持する照明器具用
    緩衝体において、 順次連続する第1〜第4壁部のうち第1,第3壁部を対
    向させるとともに第2,第4壁部を対向させて四角筒状
    に折り曲げてなる支持筒部と、 前記第2壁部の中間部に略V字状を呈して前記支持筒部
    の第2壁部および第3壁部にわたって設けられ前記反射
    板の端部が嵌められる切欠部と、 前記第1壁部から折り曲げられて前記第4壁部に重なる
    とともに前記支持筒部外に突出された第5壁部と、 この第5壁部から折り曲げられて前記第3壁部に対向す
    る第6壁部と、 この第6壁部から前記第3壁部に向けて折り曲げられ、
    前記支持筒部に支持された前記反射板の端部の裏面に接
    する略V字状先端縁を有する第7壁部と、 この第7壁部の先端部から前記第5壁部の突出方向に折
    り曲げられ前記第7壁部に対向するスペーサ部とを具備
    し、 前記スペーサ部の長さを、前記ソケット通し部に通され
    る一対のランプソケットを両端部に夫々有して前記反射
    板の裏面側に配置される器具本体を前記反射板の裏面か
    ら浮かし離す長さにするとともに、前記スペーサ部が前
    記器具本体が有した両側縁部の相互対向面に夫々係合す
    る一対の係合部を備えたことを特徴とする照明器具用緩
    衝体。
  2. 【請求項2】 一枚の段ボール製であって、長手方向両
    端部に夫々一対のソケット通し部を有した断面略V字形
    の反射板を備える照明器具の端部を支持する照明器具用
    緩衝体において、 順次連続する第1〜第4壁部のうち第1,第3壁部を対
    向させるとともに第2,第4壁部を対向させて四角筒状
    に折り曲げてなる支持筒部と、 前記第2壁部の中間部に略V字状を呈して前記支持筒部
    の第2壁部および第3壁部にわたって設けられ前記反射
    板の端部が嵌められる切欠部と、 前記第1壁部から折り曲げられて前記第4壁部に重なる
    とともに前記支持筒部外に突出された第5壁部と、 この第5壁部から折り曲げられて前記第3壁部に対向す
    る第6壁部と、 この第6壁部から前記第3壁部に向けて折り曲げられ、
    前記支持筒部に支持された前記反射板の端部の裏面に接
    する略V字状先端縁を有する第7壁部と、 この第7壁部の中央部に、前記第7壁部を境に前記第5
    壁部とは反対方向にV字状に折り曲げて突出されるとと
    もに、前記ソケット通し部に通される一対のランプソケ
    ットを両端部に夫々有して前記反射板の裏面側に配置さ
    れる器具本体を、前記反射板の裏面から浮かし離す長さ
    に形成されたスペーサ部と、 このスペーサ部の前記切欠部側の端から前記スペーサ部
    の両側に夫々折り曲げられて、先端が前記一対のランプ
    ソケットに夫々接する一対の係合片とを具備したことを
    特徴とする照明器具用緩衝体。
JP4319620A 1992-11-30 1992-11-30 照明器具用緩衝体 Pending JPH06171686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4319620A JPH06171686A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 照明器具用緩衝体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4319620A JPH06171686A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 照明器具用緩衝体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06171686A true JPH06171686A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18112319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4319620A Pending JPH06171686A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 照明器具用緩衝体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06171686A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3856921B2 (ja) 機器梱包用のパッキング材
JPH06171686A (ja) 照明器具用緩衝体
JPH06156536A (ja) 照明器具用緩衝体
JPH09301351A (ja) 包装箱
JPH03256860A (ja) 照明器具用包装緩衝体
JPH04279471A (ja) 包装用緩衝体
JP2000128151A (ja) 包装装置
JPH0872936A (ja) 包装装置
JP2731683B2 (ja) 照明器具用反射板の緩衝体
JPH0454158Y2 (ja)
JPH08258866A (ja) 包装装置
JP3004416U (ja) 包装箱内の物品支持体
JPH11342978A (ja) 包装装置
JPH1035733A (ja) 包装装置
JP4653565B2 (ja) 段ボール製受け台
JPH10194320A (ja) 包装用コーナー固定具
JPS5943273Y2 (ja) 照明器具の包装装置
JPH0912073A (ja) 照明器具用包装装置
JPH10264924A (ja) 包装用緩衝体
JPS6013824Y2 (ja) 照明器具の包装装置
JPH0725382B2 (ja) キーボード等用の梱包材
JPH11240572A (ja) 照明器具の端部緩衝体
JP2000072178A (ja) 照明器具の包装装置
JPS6119107Y2 (ja)
JPH10157732A (ja) 梱包装置