JPH0617132Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0617132Y2
JPH0617132Y2 JP1985163501U JP16350185U JPH0617132Y2 JP H0617132 Y2 JPH0617132 Y2 JP H0617132Y2 JP 1985163501 U JP1985163501 U JP 1985163501U JP 16350185 U JP16350185 U JP 16350185U JP H0617132 Y2 JPH0617132 Y2 JP H0617132Y2
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JP
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fixing
pressure
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JP1985163501U
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JPS6271654U (ja
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弘光 平林
健作 草加
肇 北島
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Canon Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は画像形成装置、特に転写材を複数の搬送部材で
搬送し、搬送中に転写材上に未定着画像を形成した後、
定着する画像形成装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の画像形成装置としては、転写材をレジス
トローラにより送給し、感光体ドラム上に形成された未
定着画像を転写材上に転写した後、転写材上に未定着画
像を定着するよう構成したものがあり、転写部と定着部
との間の搬送路は、装置の小型化を図るため、使用され
る転写材の最大寸法より短く設定されている。ところ
で、上記定着を行なう定着装置は、一対の定着用ローラ
を圧接し、両定着用ローラの圧接部において転写材を挟
持搬送することによって熱及び圧力の一方又は両方によ
り定着を行なうようになっている。
しかし、この場合、転写材が定着用ローラの圧接部に進
入する際、負荷が変動するため定着用ローラの回転速度
が変化し、定着工程と同時に転写工程にある転写材後端
部の画像が乱れたり、特に定着用ローラの圧接力が大き
い場合には、定着用ローラの駆動トルクが通常回転時に
比べてはるかに大きくなり、駆動不能となる場合も生じ
るという問題点があった。
一方、この問題点を解決するため、転写材の先端縁と定
着用ローラの圧接部に沿った線(以下、ニップ線と称す
る)との間に、所定の角度(進入角)を設定することに
よって、転写材が進入する際の定着用ローラの駆動トル
クの変動を低減するようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来技術の場合には、転写材の進行方向
と定着工程における搬送方向とが異なるため、転写材が
転写工程と定着工程との両方の工程に同時にある場合に
は、転写工程の搬送方向が定着工程の搬送方向の影響を
受けて、本来の搬送方向からずれる場合が多く、転写材
に転写される画像の直線性が損なわれるという重大な問
題点がある。これを避けるためには、転写部と定着部と
の間の搬送経路を使用する転写材の最大寸法より長くす
ればよいが、この場合には装置が大型化するという問題
点が新たに生じる。
そこで、本考案は上記従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、装置を大
型化することなく、転写材が定着装置に進入する際の駆
動トルクの変動を低減することができ、画像乱れを防止
可能とした画像形成装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、像担持体と、
像担持体上の未定着画像を転写部で転写材に転写する転
写手段と、未定着画像と接する定着ローラと、この定着
ローラと圧接線を形成する加圧ローラと、未定着画像を
支持した転写材を圧接線に搬送する搬送手段と、を有
し、転写部と圧接線間の距離は使用される転写材の最大
寸法より短く、圧接線に搬送される転写材の先端線と圧
接線を交差させた画像形成装置において、 前記定着ローラと加圧ローラとを交差して設け、且つ、
搬送手段を加圧ローラの軸線の法線方向と圧接線の法線
方向の間とするように構成されている。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第2図は本考案に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略図である。1は矢印方向に回転可能な感光体ドラムで
あり、該感光体ドラム1の外周には、図示しない一次帯
電器、露光装置、現像装置及びクリーニング装置が配設
され、後述する転写帯電器2を含めて画像形成部Aをな
している。この感光体ドラム1は、一次帯電器によって
一様に帯電された後、露光装置によって画像が露光され
て表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装
置によって顕像化され、該未定着画像は、感光体ドラム
1の下側に設けられた転写帯電器2によって、感光体ド
ラム1上から転写材3上に転写される。この転写材3
は、給紙カセット(図示せず)に収納されており、感光
体ドラム1上の未定着画像と同期して搬送手段としての
レジストローラ4によって搬送される。上記未定着画像
が転写された転写材3は、中間搬送部5を介して定着部
Bをなす定着装置6に導かれ、該定着装置6によって挟
持搬送されつつ定着される。この定着装置6は、第1図
に示すように、軸線が互いに交差するように圧接された
定着ローラ7と加圧ローラ8とを備え、転写材3の画像
面側に定着ローラ7が位置している。第2図中、9はシ
リコンオイル等の離型剤を定着ローラ7の表面に塗布
し、未定着画像のトナーが定着ローラ7にオフセットす
るのを防止する離型剤塗布部材を示している。
本実施例では、上記レジストローラ4、感光体ドラム1
及び定着装置6の各ローラ7,8が、次に示すように配
置されている。感光体ドラム1位置における転写材3の
搬送方向H、すなわち、レジストローラ4の搬送方向
は、転写材3の先端縁pの法線方向と一致しており、感
光体ドラム1の軸線dとレジストローラ4の軸線hと転
写材3の先端縁pは、すべて平行となっている。一方、
定着装置6においては、加圧ローラ8が転写材の先端縁
に平行な線p″に対して角度αだけ傾斜しており、又、
定着ローラ7は転写材の先端縁pに対して角度βだけ傾
いて配設されている。すなわち、定着ローラ7と加圧ロ
ーラ8は(α+β)°の交差角で交差している。両ロー
ラ7,8の圧接部が形成する線(圧接線)nは、転写材
の先端縁に平行な線p′に対して角度θを有し、結果的
に転写材3が両ローラ7,8に進入する時の進入角度は
θとなっている。ところで、本発明者は種々の実験を行
ない、両ローラ7,8による転写材の搬送方向H′は、
定着ローラ7の表面に塗布される離型剤等の影響により
第3図に示すように、加圧ローラ軸線kの法線方向Kと
圧接線nの法線方向Nとの間に位置することを明らかに
した。そこで、本実施例では、この点に着目し、レジス
トローラ4の搬送方向Hが、加圧ローラの法線方向Kと
圧接線の法線方向Nとの間に位置するように、レジスト
ローラ4、感光体ドラム1及び定着装置の各ローラ7,
8が配設されている。
以上の構成において、本出願人は次のようにして転写材
が定着装置に進入する際の衝撃及び画像の直線性に関す
る試験を行なった。60mmφの感光体ドラム及び圧力定
着性のトナーを用いた現像装置を使用し、定着装置とし
て30mmφ、全長240mmの鋼鉄製ローラ対をA4サイ
ズ紙換算で平均線圧18kg/cmで圧接させ、定着ローラ
7に300csのシリコンオイルを均一に塗布する塗布装
置を有する圧力定着装置を用い、定着部と転写部との間
隔を135mm、すなわち後述する転写材3の寸法より短
く設定し、画像形成速度66mm/sで試験した。なお、転
写材としてA4サイズ紙を用いた。第1表に上記試験の
結果を示す。
上記第1表において、比較例1は第4図(a)に示すよう
に、法線方向NとKの間に画像形成時の搬送方向Hが位
置しておらず、定着部Bにおける搬送方向H′と画像形
成部Aにおける搬送方向Hが著しく異なっているため、
転写材3が定着部Bに達した後は、感光体ドラム1から
転写材3上に転写される画像の直線性が著しく損われ
る。この場合、レジストローラ4の挟持搬送力が定着装
置6の挟持搬送力に近い場合は、転写材3にねじれが発
生し、この転写材3がレジストローラ4を通り抜けた瞬
間に、転写材3に蓄えられたねじれが一気に解消される
ため、画像のズレがより目立ち易い。また、転写材3が
圧接部に進入する際の進入角θが0.2°と小さいため、
進入時の負荷変動により若干の転写ズレを生ずる場合が
あった。この傾向は転写材が厚い場合、特に顕著に生じ
た。
比較例2は、第4図(b)に示すように、進入角θが0°
であるため、転写材の進入時に著しい衝撃を生じ、直線
性も損なわれた。
本考案3では、進入角θが0.2°と小さいため、若干の
進入衝撃が生じるものの、直線性に関してはほぼ満足の
いく画像が得られた。
本考案4〜6では、直線性に関しては問題なく、又進入
衝撃に関してもほぼ実用レベルであった。特に本考案5
は、第3図に示すように、画像形成部Aの搬送方向Hと
定着部Bの搬送方向H′が一致した場合であり、直線性
に関しては全く問題がなかった。
本考案7、比較例8においては、進入時の衝撃に関して
は更に良い方向であるが、直線性に関してはそれぞれ本
考案3、比較例2とほぼ同等の結果が得られた。なお、
比較例8における方向関係を第4図(c)に示す。
上記のように、本実施例においては、定着部と画像形成
部との間隔を小さくした、すなわち、小型化した画像形
成装置においても、進入時の衝撃が小さくかつ直線性の
優れた画像が得られた。
また、前記実施例では、定着手段が圧力定着方式の場合
について説明したが、これに限定されるわけではなく、
一対の定着用ローラの少なくとも一方を加熱し、熱及び
圧力により定着を行なう方式の定着手段を用いた画像形
成装置にも適用できることは勿論である。
(考案の効果) 本考案は以上の構成及び作用よりなるもので、定着手段
の搬送方向が、定着ローラ及び加圧ローラにより形成さ
れる圧接線の法線方向と、加圧ローラの軸線の法線方向
との間に位置することに着目し、転写材を搬送する搬送
手段の搬送方向を、前記定着手段の搬送方向と一致する
ようにしたので、転写材の進入角をある程度大きくして
転写材が定着手段に進入する際の衝撃を低減させること
ができ、しかも搬送手段と定着手段の搬送方向が略一致
しているため、画像の直線性を損なうことなく、装置の
小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像形成装置の一実施例を示す要
部平面図、第2図は同側面図、第3図は定着手段の搬送
方向を示す説明図、第4図(a),(b),(c)は圧接線の法
線方向、加圧ローラの軸線の法線方向及び搬送手段の搬
送方向との関係をそれぞれ示す説明図である。 符号の説明 1……感光体ドラム、3……転写材 4……レジストローラ、6……定着装置 7……定着ローラ、8……加圧ローラ A……画像形成部、B……定着部 n……圧接線、N……圧接線の法線方向 k……加圧ローラの軸線 K……加圧ローラの軸線の法線方向 H……レジストローラの搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−118054(JP,A) 特開 昭55−110283(JP,A) 特開 昭58−144869(JP,A) 特開 昭59−38777(JP,A) 実開 昭52−144744(JP,U) 実開 昭54−176340(JP,U) 実開 昭55−123955(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、像担持体上の未定着画像を転
    写部で転写材に転写する転写手段と、未定着画像と接す
    る定着ローラと、この定着ローラと圧接線を形成する加
    圧ローラと、未定着画像を支持した転写材を圧接線に搬
    送する搬送手段と、を有し、転写部と圧接線間の距離は
    使用される転写材の最大寸法より短く、圧接線に搬送さ
    れる転写材の先端線と圧接線を交差させた画像形成装置
    において、 前記定着ローラと加圧ローラとを交差して設け、且つ、
    搬送手段を加圧ローラの軸線の法線方向と圧接線の法線
    方向の間としたことを特徴とする画像形成装置。
JP1985163501U 1985-10-24 1985-10-24 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0617132Y2 (ja)

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JP1985163501U JPH0617132Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24 画像形成装置

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JP1985163501U JPH0617132Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24 画像形成装置

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JPS6271654U JPS6271654U (ja) 1987-05-07
JPH0617132Y2 true JPH0617132Y2 (ja) 1994-05-02

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ID=31091756

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52144744U (ja) * 1976-04-27 1977-11-02
JPS5842466B2 (ja) * 1979-02-19 1983-09-20 株式会社東芝 圧力定着装置への記録紙供給方式
JPS55118054A (en) * 1979-03-05 1980-09-10 Canon Inc Copying machine

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JPS6271654U (ja) 1987-05-07

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