JP2004212755A - 画像形成装置 - Google Patents

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Toshihiko Yamazaki
敏彦 山▲嵜▼
Yoshio Fujita
恵生 藤田
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Abstract

【課題】転写部と定着部間で転写材が安定した姿勢を保てるようにして未定着の像が乱れるのを防止する。
【解決手段】転写部と定着部間に転写材ガイド部材(14)が設けられた画像形成装置において、前記ガイド部材は、転写部と定着部間に跨がる転写材のたわみにより受ける力で変位可能なように付勢手段(15)により付勢され、ガイド部材の変位により転写材の経路長が可変であるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は転写部と定着部間に転写材ガイド部材が設けられた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真プロセスにおいては、感光体あるいは中間転写媒体上のトナー像を紙あるいは他の媒体に転写し、定着部で加熱あるいは加圧することによって定着することが行われている。このような構成の場合、紙等の転写材はトナーが十分に熱固定あるいは圧力固定されず、弱い力で紙の上に載った状態で転写部から定着部まで運ばれることになる。
【0003】
従来、転写部と定着部の間で転写材を固定式の転写材ガイド部材により受け渡す(特許文献1)、あるいはベルト状の搬送体で転写部から定着部へ搬送することが行われていた(特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】特許第3025270号公報
【0005】
【特許文献2】特許第2710996号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、画像形成装置の小型化を図るため、転写部と定着部間の長さを短縮する必要が出てきている。また、未定着の状態で、転写材を長い距離搬送すると、その間にゴミの落下や気流等で画像が乱れる可能性が高くなり、その点からも転写部と定着部間を短くする必要がある。また、定着後に転写材を画像形成装置上面のトレーに排出する場合、定着部を画像形成装置上部に配置し、転写材を転写部から上方へ搬送する必要がある。この場合、転写部と定着部間を転写材の長さより短くして両者のニップ間で転写材を受け渡すことにより、装置を構成することが行われている。
【0007】
このように、定着部、転写部の2箇所のニップ間で転写材を受け渡しする場合、両ニップ間で引っぱりあいをされて転写材がスキューしたり、画像がこすられないようにするため、前後のニップでの転写材送り速度は、後段側のニップでの速度を遅くする必要がある。この場合、転写材にはたわむ力が生じてたわむことになる。
【0008】
このように転写材がたわんだとき、特許文献1のような固定式の転写ガイドの場合には、転写材のたわむ力で転写材がガイドに強く押しつけられ、転写材とガイドとの間の摩擦力によって生じる帯電で転写材上のトナー像が乱れたり、制御不能の凹凸が転写材に生じ、そこでもトナー像が乱れることになる。また、転写直後に除電部材が配置されている場合、転写材のたわみで転写材と除電部材との距離が変化するため、十分に除電ができなかったり、あるいは逆に転写材が除電部材に接触して、転写材上の画像が乱れたりする。
【0009】
また、特許文献2のようにベルト状搬送体で搬送する場合、転写材を安定して搬送するためには搬送体の張りを強くする必要があり、転写材がたわむにつれて転写材がベルトから剥離して画像が乱れてしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、転写部と定着部間で転写材が安定した姿勢を保てるようにして未定着の像が乱れるのを防止することを目的とする。
本発明は、転写部と定着部間に転写材ガイド部材が設けられた画像形成装置において、前記ガイド部材は、転写部と定着部間に跨がる転写材のたわみにより受ける力で変位可能なように付勢手段により付勢され、ガイド部材の変位により転写材の経路長が可変であることを特徴とする。
また、本発明は、前記付勢手段が、ばね或いはアクチュエータであることを特徴とする。
また、本発明は、付勢手段による付勢力が調整可能であることを特徴とする。
また、本発明は、前記ガイド部材には除電部材が固定され、ガイド部材と連動して動くことを特徴とする。
また、本発明は、前記ガイド部材の変位を制限するストッパが設けられ、該ストッパにより最大経路長が規定されることを特徴とする。
また、本発明は、前記ガイド部材が、中央部分が変位可能で、両端部分の一方または両方が固定となるように分割されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の画像形成装置の実施の形態の例を説明する図である。
感光体1は図示しない帯電器で一様帯電され、露光器2からの画像露光で静電潜像が形成される。静電潜像をトナー現像するロータリ式現像器3は、Y,M,C,Kの4色の現像ユニットを有し、各ユニットの現像ローラ4がロータリ式現像器の間欠回転により感光体位置にもたらされ、その位置で感光体1と対向してトナー現像が行われる。感光体1には、駆動ローラ6、従動ローラ7、テンションローラ9等で張架された中間転写媒体5が1次転写ローラ8の位置で離当接し、感光体上に形成されたトナー像は中間転写媒体5に転写され(1次転写)、中間転写媒体上で4色の色重ねが行われる。
【0012】
中間転写媒体上の4色のトナー像は駆動ローラ6(2次転写バックアップローラを兼ねる)と対向する2次転写ローラ13との位置で転写材(用紙)に対して一括転写される。すなわち、用紙トレー10から用紙繰り出しローラ11により繰り出された用紙は、紙搬送路12を通って2次転写ローラ13の位置に搬送される。中間転写媒体上で色重ねが行われている間(1次転写中)は、2次転写ローラ13は中間転写媒体と離間しているが、転写時には中間転写媒体5に当接し、転写バイアスを印加することにより中間転写媒体から用紙に4色トナー像が一括転写される(2次転写)。
【0013】
2次転写後の用紙は紙ガイド14、固定ガイド16を通って加熱ローラ17a、加圧ローラ17bからなる定着器17に導入され、装置上面の排紙トレー18に排出される。本実施形態では、紙ガイド14はバネ15により付勢されて所定位置にあり、ガイド面に力を受けると、所定位置から軸14aを中心に回動して変位可能に構成されている。そのため、用紙が定着部と定着器間に跨がり、定着部の送り速度より転写部の送り速度を早くして紙がたわんだとき、その力により紙ガイド14が変位し、紙の経路長が長くなってたわむ力を吸収し、用紙を安定した姿勢で送ることが可能である。
【0014】
図2は転写部と定着部間の詳細図、図3は紙ガイドの変位機構を説明する図である。
図2においては転写材(用紙)20が転写部と定着部間に跨がっている状態を示している。このとき、2次転写ローラ13は用紙20を中間転写媒体5に圧接し、所定の転写バイアス電圧が印加されて転写が行われている。紙ガイド14は付勢バネ15により付勢(図の反時計方向)されているが、ガイド面に力を受けたとき、軸14aを中心に図の時計方向に回動する。用紙20が転写部と定着部間に跨がり、転写部の送り速度が定着部の送り速度より大きく構成されているので、用紙にはたわむ力が発生する。この力が紙ガイド14に作用し、紙ガイド14は軸14aを中心に回動して変位してたわみ力が吸収され、結果として用紙の経路長が長くなる。
【0015】
なお、画像形成装置のフレームには紙ガイド14に対峙してストッパ22が設けられ、紙ガイド14がそれ以上変位しないように制限し、最大経路長を規定している。それにより、あまり大きな変形による紙からのトナーの落下、飛散を防止している。なお、固定ガイド16は加熱ローラ17a、加圧ローラ17bへの転写材への導入角度を所定角度に保つ役割をしている。また、本実施形態では、転写直後の位置に紙ガイド14に除電部材21が固定され、用紙の余分な帯電電荷を除くようにしており、用紙がたわんでも紙ガイドが変位し、これと連動して除電部材21も変位するため、用紙と除電部材との距離は一定に保たれ、除電能力が常に一定に保たれる。
【0016】
図3(a)では、転写部を通った用紙20が紙ガイド14の面に突入する状態を示しており、この状態から紙ガイドの面に沿って用紙先端が移動し、固定ガイド16に渡されて所定角度で加熱ローラと加圧ローラとの間に導かれるようになっている。従って、用紙の先端が定着器に到達するまでは、紙ガイド14は変位しないことが好ましく、各種の曲げ強さの異なる紙が用いられても、それぞれの紙姿勢を好ましい形に保持するように付勢バネ15の力は調整可能に構成する。
【0017】
そして、図3(b)に示すように、用紙が転写部と定着部間に跨がり、両ニップ部間の送り速度の違いによりたわんだ時には、そのたわみ力により紙ガイド14が回動して変位してたわみ力を吸収し、安定した姿勢で用紙が送られることになる。
【0018】
なお、上記の例では、紙ガイドの付勢部材としてコイル状のバネを用いたが、空気圧バネ等を用いてもよく、また、アクチュエータ等を用いるようにしてもよい。また、センサにより用紙先端を検知して紙ガイドに与える付勢力を制御し、転写後用紙先端が定着器に至るまでは付勢力を大きくして紙ガイドが変位しないようにし、転写部と定着部間に跨がりたわみ力が発生したとき付勢力を弱め、たわみ力を吸収して変位できるようにしてもよい。また、上記の例では、定着器側に固定ガイドを設けるようにしたが、転写部側にも固定ガイドを設け、転写後の用紙が所定の角度で紙ガイドに突入し、中間の紙ガイド部分のみ変位可能に構成しても良い。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、転写材はガイド部材と常に一定以下の圧力で接触するため転写材の姿勢が乱れることがなく、また、過剰な力でガイド部材に押しつけられないため、それにより発生する静電気等により画像乱れが生ずることはない。また、除電部材がガイド部材と連動して動くことにより、除電部材と転写材の距離が変化せず、除電能力が常に一定に保たれて画像が静電気によって乱れたりすることはない。
〔実施例〕
転写材ガイド部材が変位可能な本実施形態の画像形成装置を使用して画像形成した結果、転写後の未定着の画像は乱れたりせずに定着部まで搬送され、良好な画像が得られた。
〔比較例〕
固定式ガイド部材を用いた場合、転写材がガイド部材に強く押し当てられために、ガイド部材に静電気が溜まり、その静電気により転写材上に白い筋状の画像乱れが発生した。また、除電針に強く押しつけられることにより、画像に黒い筋状の画像乱れが発生した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の形態の例を説明する図である。
【図2】転写部と定着部間の詳細図である。
【図3】紙ガイドの変位機構を説明する図である。
【符号の説明】
1…感光体、2…露光器、3…ロータリ式現像器、4…現像ローラ、5…中間転写媒体、6…駆動ローラ、7…従動ローラ、8…1次転写ローラ、9…テンションローラ、10…用紙トレー、11…繰り出しローラ、12…紙搬送路、13…2次転写ローラ、14…紙ガイド、15…バネ、16…固定ガイド、17…定着器、17a…加熱ローラ、17b…加圧ローラ、18…排紙トレー、20…用紙、21…除電部材、22…ストッパ。

Claims (6)

  1. 転写部と定着部間に転写材ガイド部材が設けられた画像形成装置において、前記ガイド部材は、転写部と定着部間に跨がる転写材のたわみにより受ける力で変位可能なように付勢手段により付勢され、ガイド部材の変位により転写材の経路長が可変であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記付勢手段は、ばね或いはアクチュエータであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 付勢手段による付勢力は調整可能であることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記ガイド部材には除電部材が固定され、ガイド部材と連動して動くことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記ガイド部材の変位を制限するストッパが設けられ、該ストッパにより最大経路長が規定されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記ガイド部材は、中央部分が変位可能で、両端部分の一方または両方が固定となるように分割されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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