JPH0617123U - 差し込み形接続端子 - Google Patents

差し込み形接続端子

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Publication number
JPH0617123U
JPH0617123U JP5570892U JP5570892U JPH0617123U JP H0617123 U JPH0617123 U JP H0617123U JP 5570892 U JP5570892 U JP 5570892U JP 5570892 U JP5570892 U JP 5570892U JP H0617123 U JPH0617123 U JP H0617123U
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JP
Japan
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movable piece
electric wire
piece
holding gap
wire holding
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Pending
Application number
JP5570892U
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English (en)
Inventor
義昌 杉山
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Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続作業において工具を不要とし、作業性を
向上させる。 【構成】 接続端子10は、弾性を有する可動片12
と、可動片12に対向配置された固定片14と、固定片
14と可動片12と収容した絶縁ケース16と、可動片
12と固定片14との間にあって可動片12の復元力に
より電線108が挟持される電線挟持間隙18と、絶縁
ケース16に穿設されるとともに電線挟持間隙18へ電
線108を挿入するための電線挿通孔20と、可動片1
2に指掛け可能に形成された突起22と、絶縁ケース1
6に穿設されるとともに突起22が突き出された突起突
出孔24とを備え、突起22を指26で押圧することに
より電線挟持間隙18を開く方向に可動片12を移動可
能としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電線端末を差し込むことにより接続電導させるための差し込み形 接続端子(以下、単に「接続端子」という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4乃至図6は接続端子の従来例を示し、図4は電線接続前の断面図、図5は 電線接続後の断面図、図6は可動片及び固定片の斜視図である。 従来の接続端子100は、弾性を有する可動片102と、可動片102に対向 配置された固定片104と、固定片104と可動片102とを収容した絶縁ケー ス106と、可動片102と固定片104との間にあって可動片102の復元力 により電線108が挟持される電線挟持間隙110と、絶縁ケース106に穿設 されるとともに電線挟持間隙110へ電線108を挿入するための電線挿通孔1 12と、絶縁ケース106に穿設されるとともに工具114を挿入するための工 具挿通孔116とを備え、可動片102を工具114で押圧することにより電線 挟持間隙110を開く方向に可動片102を変形可能としたものである。
【0003】 可動片102と固定片104とは、それぞれ導電性の良好な金属板からなる。 可動片102と固定片104との一端は、互いに貼り合わされ、図示しないが他 の配線等に電気的に接続されている。可動片102の他端は折り曲げられて先端 に電線挟持間隙110をなす透孔が穿設されている。固定片104の他端は電線 挟持間隙110に挿通されている。また、可動片102は固定片104から離れ る方向に復元力がかかっている。これにより、電線挟持間隙110は閉じており 、固定片104は電線挟持間隙110で可動片102側へ付勢されている。
【0004】 次に接続端子100に電線108を接続する方法について説明する。 工具挿通孔116からドライバ等の工具114を挿入し、工具114で可動片 102の復元力に抗して可動片102を押圧する。すると、可動片102が固定 片104側へ移動して電線挟持間隙110が開くことにより、電線108を挿入 可能となる。そして、電線挿通孔112から電線108を挿入し、続いて、電線 108を電線挟持間隙110へ挿入する。最後に、可動片102から工具114 を離すと、可動片102の復元力により電線108が挟持される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の接続端子100では、電線108を接続する際に必ず工具1 14を必要とするので、次のような理由により作業性が悪いという問題があった 。 接続作業中は常に工具114を携帯しなければならない。 工具挿通孔116へ挿入可能な大きさの適当な工具114を用意しなければな らないため、そのような工具114が見当たらない場合等に捜し回らなければな い。 工具114を用いて接続するため、工具114をつかんだり離したりする手間 がかかる。 工具114で可動片102を押圧する際に、可動片102上を工具114がす べりやすい。
【0006】 そこで、この考案の目的は、接続作業において工具を不要とし、作業性を向上 させた接続端子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る接続端子は、弾性を有する可動片と、この可動片に対向配置さ れた固定片と、この固定片と上記可動片とを収容した絶縁ケースと、上記可動片 と上記固定片との間にあって上記可動片の復元力により電線が挟持される電線挟 持間隙と、上記絶縁ケースに穿設されるとともに上記電線挟持間隙へ電線を挿入 するための電線挿通孔と、上記可動片に指掛け可能に形成された突起と、上記絶 縁ケースに穿設されるとともに上記突起が突き出された突起突出孔とを備え、上 記突起を指で押圧することにより上記電線挟持間隙を開く方向に上記可動片を変 形可能としたものである。
【0008】
【作用】
可動片の突起に突起突出孔から指を掛け、指で可動片の復元力に抗して突起を 押圧する。すると、可動片が変形することにより移動して電線挟持間隙が開く。 こうして、電線挟持間隙へ電線を挿入可能となる。そして、電線挿通孔から電線 を挿入し、続いて、電線を電線挟持間隙へ挿入する。最後に、突起から指を離す と、可動片の復元力により電線が挟持される。
【0009】
【実施例】
図1乃至図3はこの考案に係る接続端子の一実施例を示し、図1は電線接続前 の断面図、図2は電線接続後の断面図、図3は可動片及び固定片の斜視図である 。以下、これらの図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 この考案に係る接続端子10は、弾性を有する可動片12と、可動片12に対 向配置された固定片14と、固定片14と可動片12と収容した絶縁ケース16 と、可動片12と固定片14との間にあって可動片12の復元力により電線10 8が挟持される電線挟持間隙18と、絶縁ケース16に穿設されるとともに電線 挟持間隙18へ電線108を挿入するための電線挿通孔20と、可動片12に指 掛け可能に形成された突起22と、絶縁ケース16に穿設されるとともに突起2 2が突き出された突起突出孔24とを備え、突起22を指26で押圧することに より電線挟持間隙18を開く方向に可動片12を移動可能としたものである。
【0011】 可動片12と固定片14とは、弾性及び導電性に優れたりん青銅等の一枚の金 属板の打ち抜きによって製造されたものである。したがって、可動片12と固定 片14とは、それぞれの一端が互いにつながって一体化されており、全体として 歪んだO字状を呈している。固定片14は、直線状を呈し、自由端には補強片4 0が折曲形成され、固定端にはハンダ端子42が切り起こされている。ハンダ端 子42は、プリント配線板44のスル−ホ−ル46に挿入され、配線導体48に ハンダ50によって接続される。可動片12は、固定端側の第一湾曲部52と自 由端側の第二湾曲部54とが折曲形成され、全体として3字状を呈している。ま た、可動片12は、先端に電線挟持間隙18をなす透孔が穿設され、電線挟持間 隙18と第二湾曲部54との間に突起22が切り起こされている。突起22は指 26を掛けやすくするために僅かに折り曲げられている。さらに、固定片14の 自由端は電線挟持間隙18に挿通されている。
【0012】 第一湾曲部52と第二湾曲部54との折曲形成を弾性限界を越えない程度に行 うことにより、可動片12には拡開して平板に戻ろうとする復元力を与えてある 。すなわち、第一湾曲部52によって可動片12は固定片14から離れる方向に 復元力がかかっている。これにより、電線挟持間隙18は閉じており、固定片1 4は電線挟持間隙18で可動片12側へ付勢されている。
【0013】 絶縁ケース16は、合成樹脂等からなり、本体60と底板62とから箱状を呈 している。底板62には、プリント配線板44がスペーサ64を介して、ねじ6 6によって固定されている。また、可動片12の自由端は、第二湾曲部54の復 元力によって絶縁ケース16の内壁上面68を押圧する方向へ付勢されている。
【0014】 次に接続端子10に電線108を接続する方法について説明する。 可動片12の突起22に突起突出孔24から指26を掛け、指26で可動片1 2の復元力に抗して突起22を矢印70の方向へ押圧する。すると、可動片12 が絶縁ケース16の内壁上面68に沿って固定片14側へ移動して電線挟持間隙 18が開くことにより、電線挟持間隙18へ電線108を挿入可能となる。この とき、指26で突起22を押圧する際、可動片12が内壁上面68へ付勢されて いるので、可動片12を揺動なく滑らかに移動できる。そして、電線挿通孔20 から電線108を挿入し、続いて、電線108を電線挟持間隙18へ挿入する。 最後に、突起22から指を離すと、可動片12の復元力により電線108が挟持 される。 このように、電線108の接続作業に工具等を全く必要としないので、作業を 能率良く行える。
【0015】 また、可動片12と固定片14とが金属板の打ち抜きによって一体化されて製 造されるので、貼り合わせ等の工程を必要とせず、製造工程の簡略化が図れる。
【0016】 なお、電線挟持間隙18を固定片14に穿設し、可動片12の自由端を電線挟 持間隙18へ挿通させるようにしてもよい。また、可動片12が固定片14に近 づく方向へ復元力を与えたものとしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案に係る接続端子によれば、可動片の突起に突起突出孔から指を掛けて 押圧することにより、可動片が変形して電線挟持間隙が開き、電線挟持間隙へ電 線を挿入可能となる。したがって、電線の接続作業に工具を不要にでき、作業性 を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る接続端子の一実施例の電線接続
前の断面図。
【図2】この考案に係る接続端子の一実施例の電線接続
後の断面図。
【図3】この考案に係る接続端子の一実施例の可動片及
び固定片の斜視図。
【図4】接続端子の従来例の電線接続前の断面図。
【図5】接続端子の従来例の電線接続後の断面図。
【図6】接続端子の従来例の可動片及び固定片の斜視
図。
【符号の説明】
10…接続端子 12…可動片 14…固定片 16…絶縁ケース 18…電線挟持間隙 20…電線挿通孔 22…突起 24…突起突出孔 26…指

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する可動片と、この可動片に対向
    配置された固定片と、この固定片と上記可動片とを収容
    した絶縁ケースと、上記可動片と上記固定片との間にあ
    って上記可動片の復元力により電線が挟持される電線挟
    持間隙と、上記絶縁ケースに穿設されるとともに上記電
    線挟持間隙へ電線を挿入するための電線挿通孔と、上記
    可動片に指掛け可能に形成された突起と、上記絶縁ケー
    スに穿設されるとともに上記突起が突き出された突起突
    出孔とを備え、上記絶縁ケースの外部から上記突起を指
    で押圧することにより上記電線挟持間隙を開く方向に上
    記可動片を変形可能とした差し込み形接続端子。
JP5570892U 1992-08-07 1992-08-07 差し込み形接続端子 Pending JPH0617123U (ja)

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JP5570892U JPH0617123U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 差し込み形接続端子

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JPH0617123U true JPH0617123U (ja) 1994-03-04

Family

ID=13006387

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JP5570892U Pending JPH0617123U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 差し込み形接続端子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012089500A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Virgo Verwaltungs Gmbh 電気コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012089500A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Virgo Verwaltungs Gmbh 電気コネクタ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990112