JPH06171117A - インパクト型ドットプリンタ - Google Patents

インパクト型ドットプリンタ

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Publication number
JPH06171117A
JPH06171117A JP33053092A JP33053092A JPH06171117A JP H06171117 A JPH06171117 A JP H06171117A JP 33053092 A JP33053092 A JP 33053092A JP 33053092 A JP33053092 A JP 33053092A JP H06171117 A JPH06171117 A JP H06171117A
Authority
JP
Japan
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print
printing
noise
dot printer
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP33053092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Honda
雅人 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP33053092A priority Critical patent/JPH06171117A/ja
Publication of JPH06171117A publication Critical patent/JPH06171117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、上述した問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、印字騒音と処理能力
の関係を最適化するドットプリンタを提供することであ
る。 【構成】 ステップ77で、周囲環境の騒音測定を行
う。測定データは、数値化され、ROMに記憶された比
較テーブルと、参照する(S78)。印字分割数を判定
する分岐ステップ80、84、88でそれぞれの参照値
より測定データが小さいと判定された場合、参照値に対
応する分割数で1行の印字を行う(S82、86、9
0)。比較テーブル内に設定された最大値より、測定デ
ータが大きい場合には、通常行われる様に1行を1回で
印字する(S92)。上記の印字処理ステップS82、
86、90、92は、印字終了後、データを入力するス
テップへ復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字騒音と印字効率を
最適化したインパクト型ドットプリンタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ドットパターンに応じてインパク
トワイヤーを駆動して用紙上に文字パターンを形成する
インパクト型ドットプリンタでは、印字動作中に於ける
インパクトワイヤ駆動音が大きく、騒音の発生源として
問題になっている。かかる騒音を低下させるため、単位
時間当たりのインパクトワイヤーの駆動頻度を低下させ
印字する印字モードを、印字モードの一つとして持つプ
リンタがあり、処理能力より低騒音での印字を優先させ
たい使用者は、先のモードを選択することによって低騒
音印字を実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タの発生する騒音の感じ方は、装置の設置されている周
囲の環境により左右されるため、使用者が低騒音印字モ
ードを選択しても周囲が騒がしい環境では処理能力が低
下するだけで効果が無い。
【0004】また反対に、周囲が極端に静かな場合はプ
リンタの有する低騒音印字モードを使用者が選択しても
使用者が許容できる以上の騒音をプリンタが発生するこ
とが起こりうる。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、印字騒音と処理能
力の関係を最適化するドットプリンタを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の構成は、印字ヘッドを印字行に沿って移動さ
せながら、ドットパターンに対応してワイヤを用紙に打
撃して印字ドットパターンを形成するようにしたインパ
クト型ドットプリンタであって、装置周囲の騒音レベル
を測定する検知手段と、検知した騒音のレベルに応じ
た、印字方法を決定する決定手段と、前記決定手段で決
定された印字方法により印字部を駆動制御する印字制御
手段とを設けた。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の作用は騒音の検知
部において、装置の設置された周囲の騒音のレベルを測
定する。検知部においては、測定された周囲騒音の測定
値を用いて、その結果に応じた印字方法を決定する。そ
して、印字制御手段は決定された印字方法を用いて印字
部を駆動制御し印字を行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明をインパクト型ドットプリンタ
ーにおいて具体化した一実施例を図面を参照して説明す
る。
【0009】第一図に於てインパクト型ドットプリンタ
ーを構成するCPU10は入出力インターフェース12
を介してホストコンピュータ14と接続されており、ホ
ストコンピュータ14から印字データおよび制御コード
を入力している。
【0010】CPU10にはバスライン16を介してR
OM18、RAM20、入出力インターフェース22、
24、26、28が接続されている。前記ROM18に
は、印字制御プログラム、フォントデータが記録されて
いる。又前記RAM20には、入力された印字データを
印字パターンとして展開するラインバッファ、CPU1
0が使用する作業領域が割り当てられている。
【0011】入出力インターフェース22、24、26
には、それぞれ駆動装置30、32、34が接続されて
おり、それぞれの駆動装置には、紙送りのための、LF
モータ38、印字ヘッドを登載したキャリッジを移動さ
せるCRモータ40、インパクトワイヤーを駆動する印
字ヘッド42が、それぞれ接続されている。上記の決定
手段、印字制御手段はハードウェアとしては、主にCP
U10、ROM18、バス16等で構成されており、そ
れらの機能は、ROM18に記憶された印字制御プログ
ラムで実現されている。
【0012】入出力インターフェース28には、A/D
コンバータ36が接続され、A/Dコンバータ36に
は、音響センサー44が接続されており、前記の音響セ
ンサー44で測定された騒音をA/Dコンバータ36に
よって数値化し、CPU10にその値を返している。本
発明の検知手段は、音響センサー44、A/Dコンバー
タ36、入出力インターフェース28、CPU10で構
成されている。
【0013】以下、このように構成されたドットプリン
タについて図2〜図3のフローチャートを参照して説明
する。
【0014】まず、装置の電源が投入されると装置の必
要な初期化が行われる(S50)。初期化終了後、プリ
ンタはホストコンピュータ14よりデータを受け付ける
事ができる状態になる。入力データが読み込まれると
(S56)、データの種別が判定される(S58)。文
字データ(イメージ印字データを含む)の場合には、そ
のコードによりROM18内のフォントパターンがアク
セスされ、RAM20上のラインバファに対応する出力
イメージが展開される(S60)。文字データに関して
かかる処理が繰り返し実行されて、順次出力ドットイメ
ージが形成される。
【0015】文字コード以外のコードが入力されたとき
は、ステップ62へ移行しLF,FFCR等の印字指令
コードと判定された時は、ステップ64以下が実行さ
れ、その他のコードの時は、ステップ68へ分岐する。
ステップ68で入力コマンドが低騒音印字モードを指定
するものと判断された時は、ステップ70のFLG
「1」がRAM20上にに設定され、その後データを入
力するステップ56へ復帰する。
【0016】また、ステップ72で入力コマンドが低騒
音制御を行わない通常印字モードを設定するものと判断
された場合は、ステップ74でFLG「0」がRAM2
0上に設定され、ステップ56へ復帰する。さらに、入
力コマンドが上記以外の物である場合には、そのコマン
ドに対応した機能処理が実行される(S76)。
【0017】次にステップ62で印字指令コードと判断
された場合は、ステップ64でRAM20上のモードフ
ラグFLGが判定され、通常印字モードの場合はステッ
プ66へ移行し、通常行われる様に1行を1回で印字す
る。低騒音印字モードの場合は、図3のフローチャート
のステップ77で、周囲環境の騒音測定を行う。測定デ
ータは、A/Dコンバータ36を通して数値化され、R
AM20内の変数Nに記憶される。次に、図4に示した
ような、ROM18に記憶された比較テーブルと、先に
記憶した変数Nの測定データとを参照する(S78)。
印字分割数を判定する分岐ステップ80で参照値N1よ
り測定データNが小さいと判定された場合、n1回に分
割して1行の印字を行う(S82)。仮にn1=4とす
ると、縦に24本の印字ワイヤーを持つドットプリンタ
では、上側から6ピン毎に4回に分けて印字を行い1ラ
インの印字データを完成する。
【0018】測定データNの値が、N1<N≦N2と判
定された場合(S84)、n2回に分割して1行の印字
を行う(S86)。仮にn2=3とすると、縦に24本
の印字ワイヤーを持つドットプリンタでは、上側から8
ピン毎に3回に分けて印字を行い1ラインの印字データ
を完成する。
【0019】測定データNの値が、N2<N≦N3と判
定された場合(S88)、n3回に分割して1行の印字
を行う(S90)。仮にn2=2とすると、縦に24本
の印字ワイヤーを持つドットプリンタでは、上側から1
2ピン毎に2回に分けて印字を行い1ラインの印字デー
タを完成する。
【0020】比較テーブル内に設定された最大値N3よ
り、測定データNが大きい場合には、通常行われる様に
1行を1回で印字する(S92)。上記の印字処理ステ
ップS82、86、90、92は、印字終了後、データ
を入力するステップ56へ復帰する。
【0021】以上の様に、低騒音印字モードが設定され
た場合には、印字以前に周囲の騒音レベルを測定し、最
適な印字分割数印字で印字を行うために、使用者の低騒
音で印字したいという要求を満足し、かつ無駄な処理能
力の低下を招くことが無い。
【0022】上記の実施例では、印字行の分割数を最大
4分割に設定しているが、この値は容易に可変すること
が可能である。同じく、分割印字時の1回毎に印字する
印字ピンの選択方法も変更することが可能である。また
本実施例では騒音を低下させる方法として、1行の印字
回数を増やす事で低騒音を実現しているが、騒音を低下
させる方法としては印字速度を通常より段階的に遅くす
ることによって、単位時間当りのワイヤーの打撃回数を
少なくし低騒音を実現するようにしてもよい。
【0023】また、本実施例においては印字する直前に
周囲環境の騒音の測定を行っているが検知部を装置本体
から離れた場所に設置し、検知部と装置自体を何らかの
方法で通信可能な状態にしておき、装置自体の発生する
騒音の影響を極力排除して、CPU10での割り込み処
理などで常に設置環境の騒音を記録し、その平均化され
たデータを用いて段階的な低騒音印字を行えば、より効
果的である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明果は、使用者が低騒音での印字を優先したい場合、周
囲の騒音環境に応じた印字方法が選択されるため、使用
者の低騒音で印字したいという要求を満足し、かつ無駄
な処理能力の低下を招くことが無いなどのすぐれた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はインパクト型ドットプリンタのハードウ
ェアの構成図である。
【図2】図2はCPU10の処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図3】図3はCPU10の処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図4】図4はROM内に記憶されている参照テーブル
を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 36 A/Dコンバータ 42 印字ヘッド 44 音響センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9113−2C B41J 29/00 U

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを印字行に沿って移動させな
    がら、ドットパターンに対応してワイヤを用紙に打撃し
    て印字ドットパターンを形成するようにしたインパクト
    型ドットプリンタにおいて、 装置周囲の騒音レベルを測定する検知手段と、 検知した騒音のレベルに応じた、印字方法を決定する決
    定手段と、 前記決定手段で決定された印字方法により印字部を駆動
    制御する印字制御手段とを設けたことを特徴とするイン
    パクト型ドットプリンタ。
JP33053092A 1992-12-10 1992-12-10 インパクト型ドットプリンタ Pending JPH06171117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33053092A JPH06171117A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 インパクト型ドットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33053092A JPH06171117A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 インパクト型ドットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06171117A true JPH06171117A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18233669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33053092A Pending JPH06171117A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 インパクト型ドットプリンタ

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JP (1) JPH06171117A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452478B1 (ko) * 1997-11-04 2005-04-08 삼성전자주식회사 도트 카운터를 이용한 프린팅 이미지의 분할 프린팅 장치 및 방법
JP2012233939A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2014149537A (ja) * 2014-03-11 2014-08-21 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2018167513A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、動作音抑制方法及び動作音抑制プログラム

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