JPH0617083U - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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Publication number
JPH0617083U
JPH0617083U JP5963492U JP5963492U JPH0617083U JP H0617083 U JPH0617083 U JP H0617083U JP 5963492 U JP5963492 U JP 5963492U JP 5963492 U JP5963492 U JP 5963492U JP H0617083 U JPH0617083 U JP H0617083U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
metal
pressure switch
bellows
support base
Prior art date
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Pending
Application number
JP5963492U
Other languages
English (en)
Inventor
偉夫 山田
誠志 常富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
Priority to JP5963492U priority Critical patent/JPH0617083U/ja
Publication of JPH0617083U publication Critical patent/JPH0617083U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、金属製ベローズの下端部に、予め
別ピースにて制作された金メッキが施された接点部片を
超音波溶着することにより、接点部片のメッキ工程の工
数を減らしてコストの安価な圧力スイッチを提供するも
のである。 【構成】 本考案の圧力スイッチは、下部にコンタクト
スクリュ4を設けたカップ状のベローズケース2と、軸
の上方と下方にそれぞれターミナル5とストッパー6を
設けると共に中間部分にフランジ7を設けたコマ状の金
属製支持ベース8と、支持ベース8のフランジ7部下面
に一体的に設けられた金属製ベローズ9と、絶縁パッキ
ン11を介して前記金属製支持ベース8の上方のターミ
ナル5を包み込むように形成されたハウジング12とか
らなる圧力スイッチにおいて、前記金属製ベローズ9下
面に、貴金属メッキを施した別ピースの接点部片17を
超音波溶着してコンタクトスクリュ4との接点をなすよ
うに構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タイヤ空気圧警報装置に使用される圧力スイッチの改良に関する もので、金属製ベローズの下端に接点部片を超音波溶着することにより接点部の 金メッキ処理を確実にし、工数低減を図ると共に品質を安定させるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤ空気圧警報装置に使われている警報発信機(図示せず)のON・ OFF動作を制御させる圧力検出スイッチ1は、図2に示すように、側部にタイ ヤ内圧を導くための導通孔3を有し、下部には接点位置を調整するための、頂部 に金メッキが施されているコンタクトスクリュ4が設られたカップ状のベローズ ケース2と、軸の上方と下方にそれぞれターミナル5とストッパー6を設けると 共に中間部分にフランジ7を設けたコマ状の金属製支持ベース8と、前記下方の ストッパー6を包み込むように支持ベースのフランジ7下面に一体的に設けられ た金属製ベローズ9と、前記金属製ベローズ9の下面中心部に金メッキを施すこ とによりコンタクトスクリュ4との接点を形成する接点部17と、前記支持ベー ス8のフランジ7部の上面および外周面を覆うごとく形成した絶縁パッキン11 と、該絶縁パッキン11の上方に載置され、前記金属製支持ベース8上方のター ミナル5を包み込むように形成されたハウジング12とで構成されている。 なお、13はグロメット、14はホイールリム、15は平座金、16はナットで ある。
【0003】 次に、上記した従来の圧力スイッチの動作およびその作用を説明する。 図2は、タイヤ空気圧が規定値以下になった時の圧力スイッチ1の状態を示すも ので、この状態の圧力スイッチ1においては、タイヤ空気圧に抗して金属製ベロ ーズ9が下方に伸び、金属製ベローズ9の下端中心部に金メッキを施すことによ って形成された接点部17とコンタクトスクリュ4が電気的に接続されるため、 電流は接点部17→金属製ベローズ9→金属製支持ベースのフランジ7→上方の ターミナル5と流れ、図示していない警報発信機が作動するようになっている。 反対に、タイヤ空気圧が規定値に達すると、タイヤ空気圧によって金属製ベロー ズ9が上方に縮み、金属製ベローズ9の下端中心部に金メッキを施すことによっ て形成された接点部17とコンタクトスクリュ4の接点が離れるようになってい る。 なお、図中符号6で示すストッパーは、前記金属製ベローズが過度に縮むのを防 止するためのものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の圧力スイッチ1に用いる金属製ベローズ9においては、前述したように 、コンタクトスクリュ4と接続もしくは遮断させるための接点部17の形成に際 しては、金属製ベローズ9の全体を金メッキするとか、又は接点機能を果たす下 端中心部(接点部17)のみを金メッキすことによって行われている。 しかし、全体メッキではベローズ9が細かい蛇腹になっているため、浸漬メッ キではメッキ液の持ち出しが多いことやメッキ後の乾燥が困難など不具合が多く 、実質的に量産は不可能である。又、一部メッキを施すには、蛇腹を避けるよう にして接点部17だけをメッキ液中に浸すか、あるいは、蛇腹部など不要部分を マスキングしておこなわなければならないため、液面管理やメッキ後の繰返し乾 燥が煩雑であり、コストが高価なものとなっていた。
【0005】 本考案は、上記のような問題点を解決するために考案されたもので、金属製ベ ローズの先端に、金メッキを施した別ピースの接点部片18を作業時の熱発生が 低い超音波溶着することにより、金メッキ処理の煩わしい液面管理や度重なる乾 燥をなくして、コストの安価な圧力スイッチを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の圧力スイッチ1は、下部にコンタクトスクリュ4を設けたカップ状の ベローズケース2と、軸の上方と下方にそれぞれターミナル5とストッパー6を 設けると共に中間部分にフランジ7を設けたコマ状の金属製支持ベース8と、前 記下方のストッパー6を包み込むように支持ベース8のフランジ7部下面に一体 的に設けられた金属製ベローズ9と、絶縁パッキン11を介して前記金属製支持 ベース8の上方のターミナル5を包み込むように形成されたハウジング12とか らなる圧力スイッチにおいて、 前記金属製ベローズ9下面の中心と同心に接触抵抗を小さくする貴金属メッキ を施した別ピスの接点部片18を超音波溶着してコンタクトスクリュ4との接点 をなすように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説明する。なお、図1に示す圧力ス イッチの基本構造並びにその作動は、従来品と全く同じであるからここでは詳細 な説明を省略する。 本考案の圧力スイッチに使用する金属製ベローズ9は、その下面の中心部に別 ピースにて制作された接点部片18が超音波溶着により一体的に固着されるもの で、該接点部片18は、あらかじめ浸漬処理によって金メッキが施されている。
【0008】
【考案の効果】
以上のように、本考案の圧力スイッチは、金属製ベローズ9の下端部に、金メ ッキを施した別ピースの接点部片17を溶着作業時の発生熱を低く押さえること ができる超音波溶着で一体化することによりコンタクトスクリュ4との接点を構 成するものであるから、従来品に比べて煩わしいベローズの金メッキ処理作業が 軽減でき、しかも、ベローズ先端の摩耗によりベローズの気密室が破壊すること なく、安価で信頼性のある圧力スイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の圧力スイッチを示す縦断側面図。
【図2】 従来の圧力スイッチを示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 圧力検出スイッチ。 2 カップ状の
ベローズケース。3 導通孔。
4 コンタクトスクリュ。5 上方のターミナル。
6 ストッパー。7 フランジ。
8 金属製支持ベース。9 金属製ベロ
ーズ。 10 ポイント。11 絶縁パッ
キン。 12 ハウジング。17 接点
部。 18 接点部片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にコンタクトスクリュ4を設けたカ
    ップ状のベローズケース2と、軸の上方と下方にそれぞ
    れターミナル5とストッパー6を設けると共に中間部分
    にフランジ7を設けたコマ状の金属製支持ベース8と、
    前記下方のストッパー6を包み込むように支持ベース8
    のフランジ7部下面に一体的に設けられた金属製ベロー
    ズ9と、絶縁パッキン11を介して前記金属製支持ベー
    ス8の上方のターミナル5を包み込むように形成された
    ハウジング12とからなる圧力スイッチにおいて、 前記金属製ベローズ9下面の中心と同心に接触抵抗を小
    さくする貴金属メッキを施した別ピースの接点部片18
    を超音波溶着してコンタクトスクリュ4との接点をなす
    ように構成したことを特徴とする圧力スイッチ。
JP5963492U 1992-07-31 1992-07-31 圧力スイッチ Pending JPH0617083U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5963492U JPH0617083U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 圧力スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5963492U JPH0617083U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 圧力スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617083U true JPH0617083U (ja) 1994-03-04

Family

ID=13118862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5963492U Pending JPH0617083U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 圧力スイッチ

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JP (1) JPH0617083U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013035365A1 (ja) * 2011-09-08 2013-03-14 株式会社鷺宮製作所 圧力応動スイッチ及び継手ユニット

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