JPH06170731A - 内部ボア研削用補助部材 - Google Patents

内部ボア研削用補助部材

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Publication number
JPH06170731A
JPH06170731A JP4198710A JP19871092A JPH06170731A JP H06170731 A JPH06170731 A JP H06170731A JP 4198710 A JP4198710 A JP 4198710A JP 19871092 A JP19871092 A JP 19871092A JP H06170731 A JPH06170731 A JP H06170731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
grinding
conical
ring
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4198710A
Other languages
English (en)
Inventor
Ronen Mordechai
ロネン モルデシャイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAUMAADE MACH CO SA
BAUMARD MACHINES CO SA
ENGINEERS TOOL Manufacturing CO Ltd
Original Assignee
BAUMAADE MACH CO SA
BAUMARD MACHINES CO SA
ENGINEERS TOOL Manufacturing CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BAUMAADE MACH CO SA, BAUMARD MACHINES CO SA, ENGINEERS TOOL Manufacturing CO Ltd filed Critical BAUMAADE MACH CO SA
Priority to JP4198710A priority Critical patent/JPH06170731A/ja
Publication of JPH06170731A publication Critical patent/JPH06170731A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 止まりセンターとして補助部材を工作物の研
削すべきボアに挿入することによって外面および内面の
研削を工作物の掴み替えなしに実施して精度を向上する
と共に加工費を低減する。また該部材の円錐形壁の一部
に凹所を設けて研削ホイールの挿入を容易にする。 【構成】 補助部材は外側の円周方向へ延びるフランジ
ないし尾根(4′)を有する外側の少くとも部分的に円
錐形のリング(4)を備え、この円錐形部分(4”)の
軸方向断面は円錐の切頭体の軸方向断面である。凹所
(4"')は該部材の円形内側壁の円周の約150°以下
にわたって延びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削機構に関連して使
用する補助部材、特に、内部ボア即ち外側円形断面のも
のでもある中空工作物の内腔を研削する補助部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、大抵の場合に機械部品とし
て作用する様に意図される工作物の内側円形面の研削に
おいて、最高の精度が認められるだけではなく内部の長
手方向軸線即ちボアないし内腔の軸線と外側円の軸線と
が一致することが最も重要なことである。従って、外面
研削が既に行なわれた工作物の内面研削を試みるとき、
異なるが総ての場合にかなり複雑な締付け装置と心出し
装置に頼るのが通常であった。明らかに外面研削と内面
研削との各加工に対して、工作物は別個に心出しされて
締付けられねばならず、従って工作物の所要の精度およ
び所要の同心性を得ることに困難が存在した。
【0003】更に、その外径が既に研削された工作物を
研削盤の回転するカムに締付けることは総ての異なる装
置について共通であり、これは内径と外径との間の所要
の同心性および精度の振れ(run-out )を確実にするた
めになされた。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、外面および内面の加工
のために工作物を別個に心出しすることなく上述の型式
の工作物に研削作業を実施するのを可能にする様に研削
盤に装着されるべき補助装置を提供することである。
【0005】本発明の別の目的は反復される締付けおよ
び心出しとそのための複雑で高価な装置の使用とを排除
することによって研削費を低減することである。
【0006】本発明による方式および装置は内面研削盤
に対する締付け、駆動および研削の新規な概念であり、
この方式は外面研削加工または他の機械加工の工程にお
いて周知でかつ使用されている様に工作物の軸線上の2
つの止まりセンターの間で内面研削盤上に工作物を締付
けて駆動することを可能にする。
【0007】外径の加工の際に使用される様に工作物軸
線上のその2つのセンターの間に工作物を締付けて駆動
する可能性は、総ての研削加工に対して同一の基礎およ
び基準点を使用することを可能にし、勿論極限の精度を
形成ないし保証し、精密研削において非常に重要である
外径と内径との間の最良の振れを達成する。
【0008】それはまた外面と内面の加工のいづれを最
初に実施するかはもはや重要でないため加工の順序にお
ける融通性をも使用者に与える。
【0009】新規な補助装置を使用することの利点は、
2つの研削加工に対して同一の基礎および基準点の使用
を可能にし、その結果工作物の外周と内腔の周辺とに帰
せられる2つの円の中心軸線の一致と精度とを達成する
ことを可能にする点にある。
【0010】該補助装置の使用の別の利点は、作業者が
最初に工作物の外側面を処理した後にボアの内面を処理
してもまたはこの反対に処理しても自由なことである。
【0011】該補助装置の使用の更に別の利点は、多く
の異なる特殊で複雑な締付け用チャックおよび付属品を
排除することによってかなりの加工費を低減することで
ある。
【0012】該新規な方式は、一端ないし一側部で工作
物を締付けるのに使用される「中空の円錐形センターリ
ング」と、工作物を駆動するために異なる駆動リングま
たは指を有する工作物の他端ないし他の側部の止まりセ
ンターとに基づく。
【0013】内面研削盤のテーブル上の振れ止め内に装
着され研削盤の工作物駆動センターに整合して心出しさ
れる該「中空の円錐形センターリング」は、中心点とし
て研削されるべき内部ボアを使用することによって工作
物をつかみ、その一方この「中空の円錐形センターリン
グ」を介して内径の内面研削を実施するのを依然として
可能にする。工作物をつかむために「中空の円錐形セン
ターリング」の円錐の少くとも2/3を残してかつ必要
な精密研削加工を実施するのに充分な剛性で工作物をつ
かむのを可能にする様に、凹所はその直径が研削される
べき工作物ボアの2/3以上では決してない内側研削ホ
イールによって「中空の円錐形センターリング」の円錐
に研削されるべきである。
【0014】この方式は簡単なアダプタによって既存の
内面研削盤の大抵のものに適用可能であり、旋盤および
その他の機械における軽微で精密なボア調整加工に使用
されてもよい。
【0015】本発明によると、新規な装置は、外側の周
辺方向へ延びるフランジないし尾根(ridge)を有する外
側の少くとも部分的に円錐形のリングから成り、該円錐
形部分の軸方向断面が円錐の切頭体の軸方向断面となっ
ている。
【0016】実際的な実施例では前記円錐形部分の前方
部分は周辺の切除部分を有している。好適実施例では凹
所は新規なリング装置の円形内側壁の円周の約1/3
(即ち約150°)まで延びる該リング装置の内側壁に
設けられる。
【0017】実際上、該弧状凹所の延長は約50°であ
り、該凹所は装置の内部空間への研削ホイールの導入を
容易にするのに役立つ。
【0018】実際上、振れ止め用サポート上におかれる
リングは工作物の内腔に切頭体の小さい方の周辺端縁に
よって導入され、工作物の反対側端部は研削盤の止まり
センターによって回転可能に保持されかつ適当な駆動リ
ングおよび指に駆動接触される。以下、添付図面を参照
して本発明を説明する。
【0019】
【実施例】該研削盤は止まりセンター2で終わる軸1’
を含むチャック用シリンダ1を通常の態様で備えてい
る。工作物8に回転運動を与えるための伝動歯車7と駆
動機構6とが設けられる。必要な駆動は電動機9によっ
て与えられる。総てのこれ等の部分とその作用は周知で
あって更に詳細な説明を必要としない。
【0020】図1,2,3に示す新規な装置は部分的に
截頭円錐形状のリング4から成り、該リング4はその2
つの端縁面の中間に設置される周辺尾根4’によって包
囲される。リング4の截頭円錐形部分4”はリングの前
方の部分において延び、該尾根4’によって限界を定め
られる。図1に示される様に、前方の部分4”に切除部
4"'が存在する。図4に示される様に、リング4の小さ
い方の周辺端縁面は工作物の円形内腔に進入し、該リン
グは振れ止め用サポート3に強固に支持される。
【0021】通常の態様でスピンドル5’に固定され周
知の態様で駆動される研削用工具5はその駆動装置と共
に液圧テーブルに担持され、リング4の内側空間を横切
って研削されるべき工作物の内部に進入する様にするこ
とも可能である。
【0022】工作物の内側壁の工作物部分における内部
ボアへの研削用工具の導入を容易にするため、リング4
の内側円形壁の150°以下に沿って延びる弧状凹所は
研削(または他の方法で)によって引っ込められ、図2
に符号Rによって示される該凹所は実際上約50°の弧
にわたって延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】新規な装置の斜視図。
【図2】工作物の内腔の領域内の研削工具をも示す該装
置の端面図。
【図3】該新規な装置の軸方向断面図。
【図4】加工位置の該新規な装置を有する旋盤状研削盤
の略図。
【符号の説明】
4 リング 4’ 周辺尾根 4” 截頭円錐形部分 4"' 切除部 8 工作物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の型式の研削機において工作物の内
    部ボアを研削する際に使用する補助部材において,外側
    の円周方向へ延びるフランジないし尾根を有する外側の
    少くとも部分的に円錐形のリングを備え,該円錐形部分
    の軸方向断面が円錐の切頭体の軸方向断面である補助部
    材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の部材において,前記リ
    ングの内側壁がまた円錐の切頭体に帰する部材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の部材において,凹所が
    前記部材の内側壁に設けられることを特徴とする部材。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の部材において,前記凹
    所が前記部材の円形内側壁の円周の約150°にわたっ
    て延びることを特徴とする部材。
JP4198710A 1992-07-24 1992-07-24 内部ボア研削用補助部材 Pending JPH06170731A (ja)

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JP4198710A JPH06170731A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 内部ボア研削用補助部材

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JPH06170731A true JPH06170731A (ja) 1994-06-21

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JP4198710A Pending JPH06170731A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 内部ボア研削用補助部材

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