JPH0617032A - 制電性付与剤 - Google Patents

制電性付与剤

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JPH0617032A
JPH0617032A JP17243492A JP17243492A JPH0617032A JP H0617032 A JPH0617032 A JP H0617032A JP 17243492 A JP17243492 A JP 17243492A JP 17243492 A JP17243492 A JP 17243492A JP H0617032 A JPH0617032 A JP H0617032A
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JP
Japan
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antistatic
average molecular
glycol
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Application number
JP17243492A
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English (en)
Inventor
Ichiji Watanabe
一司 渡辺
Tatsuya Nakada
達也 中田
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機械的強度、耐熱性等の諸物性を損なうことな
く、優れた永久制電性と光沢を付与する効果を有する樹
脂改質剤を開発すること。 【構成】(a)数平均分子量600〜60,000のポ
リ(アルキレンオキシド)グリコ−ルまたはポリアルキ
レンオキシド成分を骨格に含有する数平均分子量10,
000以上の高分子化合物と(b)熱可塑性ポリエステ
ルまたはポリカ−ボネ−トとのエステル交換反応により
合成された制電性付与剤。 【効果】機械的強度、耐熱性等の諸物性を損なうことな
く、優れた永久制電性と光沢を付与する効果を有する樹
脂改質剤を開発することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な制電性付与剤に関
する。
【0002】さらに詳しくは、種々の熱可塑性樹脂成形
品に永久的な制電性と光沢を付与するために混合する親
水性セグメントを有する制電性付与剤に関する。
【0003】
【従来の技術】プラスチック材料は、その優れた特性に
よって広範な分野で使用されている。しかしながら、こ
れらの材料のほとんどは疎水性であるため、もし制電性
が付与されればさらにその用途を拡大することができ
る。例えば静電気による障害を防止したい複写機、プリ
ンタ−、合繊衣服や防塵用部品などへの用途展開が可能
となる。プラスチック材料に制電性を付与する方法とし
てはこれまでに数多くの提案がなされている。
【0004】例えば、帯電防止剤を熱可塑性樹脂に、表
面コ−ティングするかまたは練り込む方法が挙げられ
る。特にスルホン酸金属塩を用いることが特開昭50−
53465号公報、特開昭54−6049号公報および
特開昭60−38123号公報等に紹介されているが、
制電効果の経時的な減少が顕著で、水洗などによっては
帯電防止剤が脱落することが問題であった。
【0005】制電効果を耐久化させるため親水性ポリマ
−を熱可塑性樹脂に混合し、場合により帯電防止剤を配
合する方法も知られている。その最も代表的な方法とし
ては、ポリアルキレンオキシドとスルホン酸金属塩を併
用する方法が特公昭60−11944等で提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリア
ルキレンオキシド自体の機械的強度や耐熱性が悪いばか
りでなく、一般的に疎水性の熱可塑性樹脂との相溶性も
悪いため、得られる樹脂組成物の諸物性が大幅に低下す
る問題があった。
【0007】本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭
意検討の結果、成形用熱可塑性樹脂に適量混合すること
で、前記樹脂の機械的強度、耐熱性等の諸物性を損なう
ことなく、優れた永久制電性と光沢を付与する効果を有
する樹脂改質剤として特定のポリエ−テルカ−ボネ−ト
が、これら諸条件を完全に満たすことを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は「(a)
数平均分子量600〜60,000のポリ(アルキレン
オキシド)グリコ−ルまたはポリアルキレンオキシド成
分を骨格に含有する数平均分子量10,000以上の高
分子化合物と(b)熱可塑性ポリエステルまたはポリカ
−ボネ−トとのエステル交換反応により合成されたこと
を特徴とする制電性付与剤」である。
【0009】以下、本発明を具体的に説明する。
【0010】本発明の制電性付与剤は熱可塑性ポリエス
テルまたはポリカ−ボネ−トにポリアルキレンオキシド
成分がエステル交換反応により組み込まれることにより
製造される。
【0011】このポリアルキレンオキシド成分は数平均
分子量600〜60,000のポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコ−ルまたはポリアルキレンオキシド成分を骨
格に含有する数平均分子量10,000以上の高分子化
合物により導入される。
【0012】本発明の制電性付与剤の構成成分である
(a)中のポリ(アルキレンオキシド)グリコ−ルとし
ては、炭素原子数2〜6の環状エ−テルの開環重合によ
り生成する重合体または共重合体である。
【0013】その具体例としては、ポリエチレンオキシ
ド、ポリ(1,2−プロピレン)オキシド、ポリ(1,
3−プロピレン)オキシド、ポリテトラメチレンオキシ
ド、ポリヘキサメチレンオキシド、エチレンオキシドと
プロピレンオキシドのブロックまたはランダム共重合体
およびエチレンオキシドとテトラヒドロフランのブロッ
クまたはランダム共重合体などが挙げられる。これらの
中でも、制電性が優れる点で特にポリエチレンオキシド
が好ましく用いられる。
【0014】ポリアルキレンオキシドの数平均分子量は
200〜20,000、好ましくは600〜6,000
の範囲で用いられる。数平均分子量が200未満では得
られるポリエ−テルカ−ボネ−トの機械的性質が劣り、
数平均分子量が20,000を超える場合は制電性能が
不足するため好ましくない。
【0015】次に、ポリアルキレンオキシド成分を骨格
に含有する数平均分子量10,000以上の高分子化合
物としては、ポリ(アルキレンオキシド)グリコ−ルを
原料の1成分として重合された高分子化合物または炭素
原子数2〜6の環状エ−テルとこれと共重合可能なモノ
マ−を共重合することにより生成する高分子化合物およ
びポリマ−から炭素原子数2〜6の環状エ−テルを重付
加することにより生成する高分子化合物が挙げられる。
【0016】それら各々を説明する。
【0017】ポリ(アルキレンオキシド)グリコ−ルを
原料の1成分として重合された高分子化合物としては、
ポリ(アルキレンオキシド)グリコ−ルとテレフタル酸
ジメチル、ピロメリット酸二無水物、などの多価カルボ
ン酸、またはその誘導体との反応により重合されたエス
テル結合を有する高分子化合物、4,4´−メチレンビ
ス(フェニルイソシアネ−ト)などの多価イソシアネ−
ト化合物との反応により重合されたウレタン結合を有す
る高分子化合物がある。さらに、ホスゲン、炭酸エステ
ルとの反応により合成されたカ−ボネ−ト結合を有する
高分子化合物、ポリ(アルキレンオキシド)グリコ−ル
と体分子グリコ−ルまたは二価フェノ−ル類との混合物
をそれぞれ多価カルボン酸、多価カルボン酸誘導体、多
価イソシアネ−ト、ホスゲン、炭酸エステル類と反応し
て生成したポリエ−テルエステル共重合体、ポリウレタ
ン、ポリエ−テルカ−ボネ−ト共重合体などがある。
【0018】さらに、ポリ(アルキレンオキシド)グリ
コ−ルと炭素数6以上のアミノカルボン酸、またはラク
タムもしくはジアミンとカルボン酸との塩および多価カ
ルボン酸などから構成されるポリエ−テルアミド、ポリ
エステルアミド、ポリエ−テルエステルアミド、ポリイ
ミドなどの共重合体も使用し得る。
【0019】炭素数2〜6の環状エ−テルと、これと共
重合可能なモノマ−を共重合することにより生成する高
分子化合物としては、エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド等の炭素数2〜6の環状エ−テルと、スチレン等
の芳香族ビニルモノマ−、アクリル酸エステル等のビニ
ル系モノマ−、カプロラクトン等のラクトンまたはラク
タムおよびエピクロロヒドリン等をモノマ−を共重合す
ることにより生成する高分子化合物が挙げられる。
【0020】ポリマ−から炭素数2〜6の環状エ−テル
を重付加することにより生成する高分子化合物として
は、その分子内に水酸基あるいはカルボキシル基を有し
たポリマ−(例えば、熱可塑性ポリエステル等の末端基
が水酸基あるいはカルボキシル基であるポリマ−、水酸
基あるいはカルボキシル基を含有するビニル系モノマ−
を、共重合あるいは変性付加したポリマ−)からエチレ
ンオキシド等の環状エ−テルが重付加することにより生
成する高分子化合物、およびポリアミドからアルカリ性
化合物の存在下、エチレンオキシド等の環状エ−テルが
重付加することにより生成する高分子化合物等が挙げら
れる。
【0021】これらのポリアルキレンオキシド成分を骨
格に含有する高分子化合物の数平均分子量は10,00
0以上好ましくは20,000以上であり、高分子化合
物全体に占めるポリアルキレンオキシド成分の重量割合
は20重量%以上、好ましくは40重量%以上であるこ
とが好ましい。
【0022】数平均分子量が10,000を下回ると機
械的性質や耐熱性に劣り、高分子化合物全体に占めるポ
リアルキレンオキシド成分の重量割合が20重量%を下
回ると、生成する本発明の制電性付与剤の制電性能が劣
り好ましくない。
【0023】次に本発明における(b) 熱可塑性ポリエス
テルおよびポリカ−ボネ−トについて説明する。熱可塑
性ポリエステルとしてはグリコ−ル成分として炭素数2
〜8のグリコ−ル、例えばエチレングリコ−ル、プロピ
レングリコ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、1,3−ブ
タンジオ−ル、1,2−ブタンジオ−ル、1,2−ブチ
レングリコ−ル、トリメチレングリコ−ル、ネオペンチ
ルグリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、2−メチル−
1,3−プロピレングリコ−ル、トリエチレングリコ−
ル、オクタメチレングリコ−ル、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノ−ル、1,4−シクロヘキサンジオ−ル等の
グリコ−ルと、ジカルボン酸成分として、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−ジ
カルボン酸、ナフタレン2,7−ジカルボン酸、ジフェ
ニル−4,4´−ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジ
カルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘ
キサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、およびジシクロヘキシル−4,4´−ジカルボン
酸等の脂環族ジカルボン酸およびコハク酸、シュウ酸、
アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、ドデカンジ酸等の脂肪族ジカルボン酸等のジカ
ルボン酸またはこれらジカルボン酸の低級エステル体と
を重縮合して得られる重合体または共重合体が挙げられ
る。
【0024】具体例としては、ポリエチレンテレフタレ
−ト、ポリプロピレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテ
レフタレ−ト、ポリヘキシレンテレフタレ−ト、ポリエ
チレンナフタレ−ト、ポリブチレンナフタレ−ト、ポリ
エチレンアジペ−ト、ポリブチレンアジペ−ト、ポリヘ
キサメチレンアジペ−ト、ポリエチレンイソフタレ−ト
/テレフタレ−ト、ポリブチレンイソフタレ−ト/テレ
フタレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト/デカンジカ
ルボキシレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト/シクロ
ヘキサンジカルボキシレ−ト等が挙げられる。
【0025】または、ε−カプロラクトン等のラクトン
の開環重合によって得られるポリカプロラクトンおよび
その共重合体、更にはテレフタル酸ジクロリド、イソフ
タル酸ジクロリド等の二塩基酸ハロゲン化物と2,2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン等の二価
フェノ−ル類との重縮合により得られるポリアリレ−
ト、安息香酸等のヒドロキシカルボン酸から得られる重
合体および共重合体も挙げられる。
【0026】これらの熱可塑性ポリエステルの数平均分
子量は特に限定されないが、機械的物性、成形加工性な
どが優れている約10,000〜35,000の範囲の
ものが好ましく用いられる。ポリカ−ボネ−トとして
は、種々の二価フェノ−ルとホスゲンを反応させるホス
ゲン法、または二価フェノ−ルとジフェニルカ−ボネ−
トなどの炭酸エステルを反応させるエステル交換法によ
って得られる重合体または共重合体である。用いられる
二価フェノ−ルとしては、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−4−メチルペンタン、4,4´−ジヒド
ロキシ−2,2,2−トリフェニルエタン、2,2−ビ
ス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパ
ン、1,1´−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−パ
ラ−ジイソプロピルベンゼン、1,1´−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ジヒドロキシフ
ェニルエ−テル等が挙げられる。これらの中で2,2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパンをホスゲン
とアルカル水溶液−塩化メチレン系で界面重縮合させて
得られるポリカ−ボネ−トが最も好ましく用いられる。
【0027】これらのポリカ−ボネ−トの数平均分子量
は特に限定されないが、機械的物性、成形加工性などが
優れている約10,000〜50,000の範囲のもの
が好ましく用いられる。
【0028】本発明の制電性付与剤は(a) 数平均分子量
600〜600,000のポリ(アルキレンオキシド)
グリコ−ル、またはポリアルキレンオキシド成分を骨格
に含有する数平均分子量10,000以上の高分子化合
物と、(b) 熱可塑性ポリエステルまたはポリカ−ボネ−
トのエステル交換反応により生成するが、制電性付与剤
全体に占めるポリアルキレンオキシド成分の重量割合は
10〜80重量%の範囲が好ましい。この割合が10重
量%を下回ると制電性付与剤の制電性能が劣り、80重
量%を上回ると、機械的性質や耐熱性が劣り好ましくな
い。
【0029】本発明の制電性付与剤の製造法は特に限定
されないが、通常用いられている方法により溶融混練す
ることにより(a) ポリ(アルキレンオキシド)グリコ−
ルまたはポリアルキレンオキシド成分を骨格に含有する
高分子化合物と、(b) 熱可塑性ポリエステルまたはポリ
カ−ボネ−トをエステル交換反応させる方法が好ましく
用いられる溶融混練機としては、例えば押出機、バンバ
リミキサ−、ロ−ル、ニ−ダ−、ス−パ−ミキサ−など
が用いられるが、中でも押出機を用い樹脂温度180〜
350℃の範囲の温度において、溶融混練する方法が有
利である。
【0030】樹脂温度が180℃未満であると、エステ
ル交換反応が進行しにくく、350℃を超えると樹脂の
分解反応等の副反応が著しくなり、物性低下や着色の原
因となり好ましくない。
【0031】また本発明の制電性付与剤を製造する際に
エステル交換反応をスム−ズに行うため適当な触媒を用
いることができる。触媒の代表例としては、パラトルエ
ンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、無機酸または三フッ
化ホウ素等のルイス酸などの酸性物質、水酸化ナトリウ
ム、各種アミン類等の塩基性物質、アルカル金属または
アルカリ土類金属の酢酸塩等の金属塩、および亜鉛、マ
ンガン、コバルト、アンチモン、ゲルマニウム、チタ
ン、スズの化合物等が用いられる。
【0032】好ましくは、テトラアルキルチタネ−ト、
塩化スズ、酢酸亜鉛、三酸化アンチモン等が用いられ
る。触媒は、全く使用しなくともエステル交換反応がス
ム−ズに進行する場合もあるが、全反応原料樹脂に対
し、0.001〜0.2重量%の範囲で用いられる。触
媒量が0.001重量%未満の場合は無添加の場合とさ
ほど変化なく、0.2重量%を超える場合には、得られ
る制電付与剤の物性低下や着色などの問題が生じ好まし
くない。
【0033】本発明の制電性付与剤は任意の成形用熱可
塑性樹脂に対して、制電性能とその他物性等の用途に応
じて任意量混合できる。一般的には成形用熱可塑性樹脂
100重量部に対して、本発明の制電性付与剤を1〜5
0重量部の範囲で混合するのが好ましい。本発明の制電
性付与剤の添加量が1重量部を下回る場合は制電性能が
満足できなく、逆に50重量部を上回ると樹脂の機械的
強度や耐熱性が低下し好ましくない。
【0034】本発明の制電性付与剤は成形用熱可塑性樹
脂に混合して使用されるが、それらの成形用熱可塑性樹
脂は特に限定されなく、具体的には熱可塑性ポリエステ
ル樹脂、ポリカ−ボネ−ト樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リ(スチレン−アクリロニトリル−ブタジエン)系共重
合体(ABS樹脂)やハイインパクトポリスチレン(H
IPS)樹脂等のスチレン系共重合体、アクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリフェニレンエ−テル樹脂、ポリエ
チレン、ポロプロピレン、ポリ塩化ビニル等に代表され
るポリオレフィン樹脂、およびその共重合体、ポロオキ
シメチレン樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリ
グルタルイミド樹脂等、およびこれらの樹脂ブレンド物
を挙げることができる。
【0035】本発明の制電性付与剤およびこれを混合し
た熱可塑性樹脂組成物について任意の添加剤の一種単独
または二種以上を任意量、任意の時期に混合することが
できる。具体的には、ドデシルスルホン酸ナトリウム、
ドデシルスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸金属塩に代表さ
れるイオン性帯電防止剤、イオン性帯電防止剤以外の公
知の帯電防止剤、ブラックカ−ボン、金属塩、金属粉末
等の導電性物質、熱安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、光安定剤等の安定剤、滑剤、顔料、染料、防曇剤、
可塑剤あるいはガラス繊維、チタン酸カリウィスカ−等
の繊維状強化剤、タルク、マイカ、炭酸カルシュウム、
クレ−、酸化チタン、ガラスフレ−ク等の粒状強化剤等
が挙げられる。 本発明の制電性付与剤を成形用熱可塑
性樹脂に混合する方法は特に限定されるものではない
が、任意の成形用熱可塑性樹脂、制電性付与剤および必
要に応じて公知の各種添加剤を通常用いられている方法
により溶融混練することで容易に混合できる。その中で
も押出機を用いて溶融混練した後、常法に従って各種成
形用部品、繊維、フィルム、シ−ト等製造する方法が何
等の支障なく採用でき好ましい。
【0036】[実施例]以下実施例により本発明の制電
性付与剤を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0037】なお、以下の各例において%および部は、
それぞれ重量%および重量部を示す。実施合成例1(ポ
リエチレンオキシド−PBT共重合体の製造)数平均分
子量20,000のポリ(アルキレンオキシド)グリコ
−ル(三洋化成(株)製PEG20000、以下PEG
と記す)50部、ポリブチレンテレフタレ−ト(ポリプ
ラスチックス(株)ジュラネックス2002、以下PB
Tと記す)50部を乾燥器内で充分に乾燥させ、エステ
ル交換触媒としてチタニウムテトラブトキサイド0.1
部、酸化防止剤としてイルガノックス1010(チバガ
イギ−(株)製)0.5部およびタルク(竹原化学
(株)製PHタルク)10部を迅速かつ均一に混合し
た。
【0038】ブレンド後の混合物を大阪精機(株)製4
0mmφ単軸押出機を用い260℃で混練押出した。
【0039】押出したストランドは水槽で冷却しペレッ
ト化し、このペレットを熱風乾燥器中80℃で6時間乾
燥した。このものは広角X線回析測定により、エステル
交換反応が進行したことが確認された。
【0040】<実施合成例2(ポリエチレンオキシド−
PC共重合体の製造)>PEG50部、ポリカ−ボネ−
ト(三菱瓦斯(株)製ユ−ピロン1000、以下PCと
記す)50部を乾燥器内で充分に乾燥させ、エステル交
換触媒としてチタニウムテトラブトキサイド0.05
部、酸化防止剤としてイルガノックス1010(チバガ
イギ−(株)製)0.5部およびタルク(竹原化学
(株)製PHタルク)10部を迅速かつ均一に混合し
た。ブレンド後の混合物を実施合成例1と同様の方法で
混練押出、ペレット化、乾燥を行い、広角X線回析法に
より、エステル交換反応が進行したことが確認された。
【0041】<実験例1(広角X線回析測定法)>PE
G50部、PBT50部を乾燥器内で充分に乾燥させ、
チタニウムテトラブトキサイド0.1部のヘキサン溶液
を均一にまぶしヘキサンを除いた後の樹脂混合物を大阪
精機(株)製40mmφ単軸押出機を用い260℃で混
練押出した。 押出したストランドは水槽で冷却し、ペ
レット化し、このペレットを熱風乾燥器中80℃で6時
間乾燥した。以下、上記樹脂をPEG−PBT−Aと記
す。
【0042】PBTを乾燥させ、大阪精機(株)製40
mmφ単軸押出機を用い260℃で溶融押出し、ペレッ
ト化した後熱風乾燥器中80℃で6時間乾燥した。
【0043】このサンプルをPBT−Bと記す。
【0044】クロロホルム80ミリリットル、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノ−ル2
0ミリリットルの混合溶液20ミリリットルに対して、
PEG−PBT−A、PBT−B,PEG,およびPB
TとPEGの等重量混合樹脂(以下PEG−PBT−C
と記す)それぞれ2gを室温で溶解し、シャ−レ上で完
全に溶媒が除去されるまで一週間放置し、それぞれのキ
ャスティングシ−トを得た。これらの試料サンプルにつ
いて、理学電機(株)製回転対陰極型X線回析装置RI
NT−1500を使用して、回析ピ−クを得た。結果を
図1に示す。
【0045】これによると、溶液中でブレンドしたPE
G−PBT−CについてはPEG、PBTに帰因される
ピ−クが確認されるのに対して、混練押出によりエステ
ル交換反応を行ったPEG−PBT−Aは結晶構造に帰
因されるピ−クが極弱くしか観察されず、エステル交換
反応が充分進行していることが確認できた。
【0046】本発明の制電性付与剤のエステル交換反応
の有無や度合いは同様な広角X線回析法により測定し
た。PBT以外の熱可塑性ポリエステルやポリカ−ボネ
−トについてもPEGの結晶性を判断する等の方法から
同様に評価を行った。
【0047】<製造例1(ポリエチレンオキシド重合体
の製造)>温度調節器、チッ素導入管、撹拌装置を取り
付けた5リットルフラスコに数平均分子量約3350の
ポリ(エチレンオキシド)グリコ−ル(三洋化成(株)
製PEG4000)100部、テレフタル酸ジメチル
5.8部および水酸化カリウム0.01部を仕込み、1
Torrの減圧下で200℃まで昇温させ、3時間反応さ
せ、メタノ−ルが流出しきったことを確認後反応を終了
し、ポリエチレンオキシド重合体を得た。
【0048】このポリエチレンオキシドのゲルパ−ミエ
−ションクロマトグラフィ−による標準ポリスチレン換
算数平均分子量は95,000であった。
【0049】<製造例2(ポリエ−テルカ−ボネ−ト共
重合体の製造)>製造例1と同様な装置に数平均分子量
約2000のポリ(エチレンオキシド)グリコ−ル(三
洋化成(株)製PEG2000)100部、安息香酸メ
チル15.2部および水酸化カリウム0.03部を仕込
み、チッ素流入下メタノ−ルを除去しながら200℃で
ポリ(エチレンオキシド)グリコ−ルの末端フェノ−ル
化反応を2時間行った。2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン50部、ジフェニルカ−ボネ−
ト60.6部およびチタニウムテトラブトキサイド0.
05部を添加し1Torrの減圧下、250℃でフェノ−ル
の流出がなくなるまで3時間反応を続け、ポリエ−テル
カ−ボネ−ト共重合体を得た。このポリマ−のゲルパ−
ミエ−ションクロマトグラフィ−による標準スチレン換
算数平均分子量は68,000であった。
【0050】<製造例3(PTMG−PCL共重合体の
製造)>製造例1と同様な装置に数平均分子量約200
0のポリテトラメチレングリコ−ル(保土谷化学工業
(株)製PTG2000)100部、およびピロメリッ
ト酸二無水物3部および酢酸カルシュウム0.03部を
仕込みチッ素流入下、200℃で3時間加熱した。次い
で120℃まで冷却し、ε−カプロラクトン100部を
加え、1Torrで水分を除去し、再びチッ素流入下塩化ス
ズ0.05部を添加後150〜200℃で、モノマ−が
なくなるまで8時間重合を行いPTMG−PCL共重合
体を得た。
【0051】このポリマ−のゲルパ−ミエ−ションクロ
マトグラフィ−による標準スチレン換算数平均分子量は
31,000であった。
【0052】<製造例4(ポリプロピレンオキシド付加
ナイロン6重合体の製造)>製造例1と同様な装置に、
ナイロン6のパウダ−(宇部興産(株)製宇部ナイロン
6P1022)100部、溶媒としてテトラヒドロフラ
ン300部、プロピレンオキシド100部、および10
%水酸化カリウム水溶液1部を仕込み0℃〜50℃の範
囲でプロピレンオキシドの重付加反応を行い、ポリプロ
ピレンオキシド付加ナイロン6重合体を得た。 1H−N
HR測定の結果、ほぼ50%の割合でプロピレンオキシ
ドが重付加されていた。
【0053】<実施合成例3、4>製造例1〜2で得ら
れた2種の高分子化合物70部それぞれに対し、PBT
30部およびチタニウムブトキサイド0.05部を実施
合成例1と同様の方法で乾燥、混練押出、ペレット化、
再乾燥を行った。これらはすべて広角X線回析法からエ
ステル交換反応が進行していることが確認された。
【0054】<実施合成例5>製造例3で得られたPT
MG−PCL共重合体70部、PC30部およびチタニ
ウムブトキサイド0.05部を実施合成例1と同様の方
法で乾燥、混練押出、ペレット化、再乾燥を行った。得
られたポリマ−は広角X線回析法からエステル交換反応
が進行していることが確認された。
【0055】<実施合成例6>製造例4で得られたポリ
プロピレンオキシド付加ナイロン6重合体80部、ポリ
カプロラクトン(ダイセル化学工業(株)製、プラクセ
ルH−7)20部およびチタニウムテトラブトキサイド
0.05部を実施合成例1と同様の方法で乾燥、混練押
出、ペレット化、再乾燥を行った。得られたポリマ−は
広角X線回析法からエステル交換反応が進行しているこ
とが確認された。
【0056】実施合成例1〜6で得られた制電性付与剤
の制電性能を評価するために以下に示す成形用熱可塑性
樹脂を実施例7〜比較例1〜4に使用した。ABS樹脂
(ダイセル化学工業(株)製、セビアンV300、以下
ABS−Vと記す)ポリブチレンテレフタレ−ト(ポリ
プラスチックス(株)製、ジュラネックス2000)ポ
リカ−ボネ−ト(三菱瓦斯化学(株)製、ユ−ピロンS
−3000) <実施例7〜18>実施合成例1〜6で得られた制電性
付与剤、ABS−V、PBTおよびPCを表1に記載し
た割合に各々秤量し、公知の酸化防止剤と滑剤を各々同
量加え、ポリエチレン袋に入れ、V型ブレンダ−を用い
20分間ドライブレンドした。
【0057】ブレンド後の樹脂混合物を大阪精機(株)
製40mmφ単軸押出機を用い260℃で混練押出し
た。押出時は特にベントアップもサ−ジングも観察され
なかった。押出ストランドは水槽で冷却されペレット化
された。
【0058】このペレットは熱風乾燥器中90℃で4時
間乾燥された後、日精樹脂工業(株)製射出成形機TS
−100型物性測定用試験片、引張試験用・ASTMダ
ンベン(2号)、曲げ試験とアイゾット衝撃試験用1/
4”バ−および表面固有抵抗試験用カラ−プレ−トに成
形された。これら成形試験片のうちASTMダンベルと
1/4”バ−は23℃×60%RH空調室に一昼夜放置
した後、物性を評価した。また、カラ−プレ−トについ
ては、成形1時間後に表面固有抵抗を測定し、次いで、
表面を水で洗い、水分をふきとった後1ヵ月空調室に放
置して再び表面固有抵抗を測定した。
【0059】こうして測定された物性と表面固有抵抗の
結果および成形試験片の表面外観を表1〜表3に併せて
記載した。これらの制電性樹脂組成物は、水洗後もほと
んど表面固有抵抗値に変化なく、すぐれた耐久制電性を
有しており、また機械的強度は高く、成形品の外観、押
出作業性も申し分なかった。
【0060】<比較例1〜5>比較のために、ABS−
V、PBT、PC、比較例4としてABS−V100部
に対してタルク(竹原化学(株)製、PHタルク)1部
を添加した樹脂および比較例5としてABS−V100
部に対してドデシルスルホン酸ナトリウム2.5部を添
加した樹脂を実施例7〜18に示した方法と同様な方法
で、秤量、ドライブレンド、混練押出、成形、物性測定
を行った。こうして測定された結果を表1〜表3に併せ
て記載した。ドデシルスルホン酸ナトリウムを添加した
ABS−Vの成形1時間後の表面固有抵抗値は良好な値
を示すが、水洗後のそれは、ほとんど元の樹脂と同じ値
であり、また成形片表面に若干のベタつきがある等問題
があった。
【0061】
【発明の効果】従来熱可塑性成形樹脂の制電化をするた
めに、イオン性低分子化合物や親水性ポリマ−が用いら
れてきたが、制電効果の水洗等による著しい低減や成形
樹脂の物性低下等の問題を抱えていた。本発明の制電性
付与剤は任意の熱可塑性樹脂に対して適当量混合するこ
とにより、それらの熱可塑性樹脂の機械的強度等の物性
を損なうことなく、水洗によってもその制電性能が変化
しない。このように優れた耐久制電性と光沢、機械的強
度を有した制電性熱可塑性樹脂組成物は種々の成形部
品、繊維、フィルム、シ−ト等を供する。(以下余白) 表−1 実施例 7 8 9 10 11 12 制 実施合成例1 11 電 2 11 5.5 性 3 10 付 4 10 与 5 10剤 6 熱 可 ABS-V 90 90 95 90 90 90 塑 性 PBT 樹脂 PC タルク 1 1 0.5 引張強度(Kg/cm2) 360 370 380 330 350 310 引張伸度(%) 120 >200 >200 >200 >200 >200 曲げ弾性率(Kg/cm2) 15000 16000 18000 15000 16000 13000 アイゾッド 衝撃試験 22 25 30 43 47 35(Kg ・cm/cm) 成形1時間後 6×1011 4×1011 2×1012 1×1011 3×1011 3×1011 の表面固有抵抗(Ω) 水洗後の表面固有抵抗(Ω) 8×1011 5×1012 2×1012 2×1011 4×1011 5×1011 表面外観 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表−2 実施例 13 14 15 16 17 18 制 実施合成例1 電 2 性 3 20 10 付 4 10 与 5 10 5剤 6 10 熱 可 ABS-V 80 塑 性 PBT 90 90 95 樹脂 PC 90 90 タルク 引張強度(Kg/cm2) 300 490 470 500 600 570 引張伸度(%) 180 50 30 35 >200 >200 曲げ弾性率(Kg/cm2) 12000 18000 16000 18000 22000 2000 アイゾッド 衝撃試験 30 5 3 3 19 12(Kg ・cm/cm) 成形1時間後 6×1011 4×1011 2×1012 1×1011 3×1011 3×1011 の表面固有抵抗(Ω) 水洗後の表面固有抵抗(Ω) 8×1011 5×1012 2×1012 2×1011 4×1011 5×1011 表面外観 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表−3 比較例 1 2 3 4 5 制 実施合成例1 電 2 性 3 付 4 与 5剤 6 熱 100 100 可 ABS-V 100 塑 性 PBT 100 樹脂 PC 100 タルク 1 DSS 2.5 引張強度(Kg/cm2) 370 510 600 400 360 引張伸度(%) >200 40 150 >200 >200 曲げ弾性率(Kg/cm2) 17000 20000 22000 18000 15000 アイゾッド 衝撃試験 45 3 10 20 36(Kg ・cm/cm) 成形1時間後 無限大 無限大 無限大 無限大 5×1011 の表面固有抵抗(Ω) 水洗後の表面 無限大 無限大 無限大 無限大 6 ×1015 固有抵抗(Ω) 表面外観 ○ ○ ○ ○ △
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実験例1において得られたサンプルにつ
いてX線回折装置を使用して得た各樹脂の回折ピ−クで
ある。
【符号の説明】 1−1: PEG-PBT-A 2−2: PBT-B 3−3: PEG 4−4: PEG-PBT-C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)数平均分子量600〜60,000
    のポリ(アルキレンオキシド)グリコ−ルまたはポリア
    ルキレンオキシド成分を骨格に含有する数平均分子量1
    0,000以上の高分子化合物と(b)熱可塑性ポリエ
    ステルまたはポリカ−ボネ−トとのエステル交換反応に
    より合成されたことを特徴とする制電性付与剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101948612A (zh) * 2010-10-18 2011-01-19 华润包装材料有限公司 一种抗静电聚酯及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101948612A (zh) * 2010-10-18 2011-01-19 华润包装材料有限公司 一种抗静电聚酯及其制备方法

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