JPH06170033A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH06170033A
JPH06170033A JP4323533A JP32353392A JPH06170033A JP H06170033 A JPH06170033 A JP H06170033A JP 4323533 A JP4323533 A JP 4323533A JP 32353392 A JP32353392 A JP 32353392A JP H06170033 A JPH06170033 A JP H06170033A
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Yasuhiro Furuichi
靖博 古市
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Olympia KK
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットマシンに関し、回転リールのリール
テープを変更することで、当該回転リールの図柄の配列
の変更が容易である。 【構成】 各回転リール12〜13に表示された図柄5
2の種類を識別するために、各図柄52に対応して各回
転リール12〜13のリールテープ50におのおの記録
されるコード情報54と、各リールテープ50に記録さ
れたコード情報54を、各回転リール12〜13ごとに
回転リール12〜13の回転中に読み取るコード情報読
取手段60と、このコード情報読取手段60により読み
取られたコード情報54を、読み取り順に各回転リール
12〜13ごとに記憶するための図柄展開エリア71〜
73を有するランダムアクセスメモリ74とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンに関
し、特に回転リールのリールテープを交換することで、
当該回転リールの図柄の変更を容易にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、複数種類の図柄がそれぞれ表示された複数個の回転
リールと、これらの回転リールを個々に回転させるステ
ッピングモータと、ステッピングモータに供給される駆
動パルスをカウントするカウント手段と、回転リールの
基準位置を検出してカウント手段をリセットするリセッ
ト手段と、前記カウント手段のカウント値と回転リール
に表示された図柄の配列とを対応付けた絵柄テーブルを
有するリードオンリメモリとを備えたものが知られてい
た(例えば実平昭1-43111号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、回転リールの図柄の配列を変更
する際に、リードオンリメモリの絵柄テーブルに書き込
まれたデータを変更しなければならないので、回転リー
ルの図柄の配列の変更が面倒であるという問題点があっ
た。
【0004】そこで、請求項1〜4記載の発明は、上記
した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、回転リールのリールテ
ープを交換することで、当該回転リールの図柄の配列の
変更が容易なスロットマシンを提供しようとするもので
ある。特に、請求項2記載の発明は、ビットデータを利
用することで、コード情報を容易に記録することができ
る。
【0005】請求項3記載の発明は、バーコードを利用
することで、情報量を増加することができる。請求項4
記載の発明は、コード情報を磁気的に記録することで、
情報量を一層、増加するすることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、複数種類の図柄(52)がそれぞれ表示された複数個の
回転リール(12〜14)と、これらの回転リール(12〜14)を
個々に回転させるためのステッピングモータ(32)と、前
記各回転リール(12〜14)に表示された図柄(52)の種類を
識別するために、各図柄(52)に対応して各回転リール(1
2〜14)におのおの記録されるコード情報(54)と、前記各
回転リール(12〜14)に記録されたコード情報(54)を、各
回転リール(12〜14)ごとに回転リール(12〜14)の回転中
に読み取るコード情報読取手段(60)と、このコード情報
読取手段(60)により読み取られたコード情報(54)を、読
み取り順に各回転リール(12〜14)ごとに記憶するための
図柄展開エリア(71〜73)を有するランダムアクセスメモ
リ(74)と、ゲームプログラムが書き込まれたリードオン
リメモリ(75)と、このリードオンリメモリ(75)に書き込
まれたゲームプログラムを読み出し、この読み出された
ゲームプログラムに従って、前記ランダムアクセスメモ
リ(74)の各図柄展開エリア(71〜73)に書き込まれたコー
ド情報(54)を読み出しながら、ステッピングモータ(32)
の駆動を制御する中央演算処理装置(76)とを備え、上記
各回転リール(12〜14)は、前記ステッピングモータ(32)
により回転されるリールドラム(40)と、このリールドラ
ム(40)の外周部に巻かれ、複数種類の図柄(52)が表示さ
れたリールテープ(50)とからそれぞれ構成され、上記リ
ールテープ(50)に、前記コード情報(54)が記録されてい
ることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、コード情報(54)
が、リールテープ(50)の定められた位置に表示されるマ
ーク(55)の有無により1ビットを表現するビットデータ
の組合せから構成されていることを特徴とする。請求項
3記載の発明は、コード情報(54)が、バーコード(110)
によりリールテープ(50)に記録されたことを特徴とす
る。
【0008】請求項4記載の発明は、コード情報(54)
が、リールテープ(50)に磁気的に記録されたことを特徴
とする。
【0009】
【作 用】したがって、請求項1記載の発明によれば、
リードオンリメモリ(75)に書き込まれたゲームプログラ
ムが、中央演算処理装置(76)により読み出され、この読
み出されたゲームプログラムに従って、ステッピングモ
ータ(32)の駆動が制御される。ステッピングモータ(32)
が駆動されると、その駆動力により、各回転リール(12
〜14)が個々に回転される。
【0010】回転リール(12〜14)の回転中には、コード
情報読取手段(60)により、各回転リール(12〜14)のリー
ルテープ(50)に記録されたコード情報(54)が、各回転リ
ール(12〜14)ごとに読み取られる。コード情報読取手段
(60)により読み取られたコード情報(54)は、読み取り順
に各回転リール(12〜14)ごとに、ランダムアクセスメモ
リ(74)の図柄展開エリア(71〜73)に記憶される。
【0011】中央演算処理装置(76)は、上記図柄展開エ
リア(71〜73)に書き込まれたコード情報(54)を読み出し
ながら、読み出されたゲームプログラムに従って、ステ
ッピングモータ(32)の駆動を制御する。したがって、回
転リール(12〜14)の図柄(52)の配列を変更する際には、
当該回転リール(12〜14)のリールテープ(50)を交換すれ
ば足り、ゲームプログラムの変更を要しない。
【0012】請求項2記載の発明によれば、コード情報
読取手段(60)により、各回転リール(12〜14)のリールテ
ープ(50)の定められた位置に表示されるマーク(55)を読
み取ることで、マーク(55)の有無により1ビットを表現
するビットデータの組合せからコード情報(54)を読み取
ることができる。請求項3記載の発明によれば、コード
情報読取手段(60)により、各回転リール(12〜14)のリー
ルテープ(50)のバーコード(110)を読み取ることで、バ
ーコード(110)からコード情報(54)を読み取ることがで
きる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、コード情報
読取手段(60)により、各回転リール(12〜14)のリールテ
ープ(50)に磁気的に記録されたコード情報(54)を読み出
ることができる。
【0014】
【実施例】図1〜7は、本発明の第1実施例を示すもの
であり、図1はスロットマシンのブロック図、図2はス
ロットマシンの概略正面図、図3はリールユニットの概
略斜視図、図4はリールユニットの一部分解斜視図、図
5はリールテープの向かって左側が表面、向かって右側
が裏面の一部平面図、図6は図柄展開エリアを模式化し
た説明図、図7はフローチャートを各々示す。
【0015】図2中、10はスロットマシンを示すもので
あり、このスロットマシン10の高さのほぼ中央には、方
形の窓部11が形成され、この窓部11内には、複数個、本
実施例では3個の回転リール12〜14がそれぞれ配置され
ている。上記3個の回転リール12〜14は、図2の向かっ
て左側から順に、左側回転リール12と、中央回転リール
13と、右側回転リール14とから構成されている。
【0016】前記窓部11のガラス面には、図2に示すよ
うに、3個の回転リール12〜14の入賞ラインを表示する
計5本のライン15〜19が表示されている。上記ライン15
〜19は、ほぼ水平な中央ライン15と、この中央ラインの
上下に離れて且つ平行に位置する上・下ライン16,17
と、両上・下ライン16,17の対角線状に配置され、中央
で×点状に交わった右上がり斜めライン18と右下がり斜
めライン19とから構成されている。
【0017】前記3個の回転リール12〜14の斜め右下側
には、図2に示すように、メダル投入口20が、又、3個
の回転リール12〜14の左側には、メダル投入口20から投
入されたメダルのクレジット数を表示する7セグメント
の2桁の表示部21が配置されている。また、前記3個の
回転リール12〜14の下側には、図2に示すように、回転
リール12〜14にそれぞれ対応させて、各回転リール12〜
14を個別に停止させるための3個のストップスイッチ22
〜24がそれぞれ配置されている。3個のストップスイッ
チ22〜24は、図2の向かって左側から順に、左側ストッ
プスイッチ22と、中央ストップスイッチ23と、右側スト
ップスイッチ24とから構成されている。
【0018】上記3個のストップスイッチ22〜24の左側
には、図2に示すように、レバー状のスタートスイッチ
25が配置されている。上記スタートスイッチ25の左側に
は、図2に示すように、上下に2個のスイッチ26,27が
配置されている。上段のスイッチ26は、クレジットメダ
ルを投入するためのクレジット投入スイッチ26である。
また、下段のスイッチ27は、クレジットメダルを精算す
るための精算スイッチ27である。
【0019】また、スロットマシン10の前面下方には、
図2に示すように、形状が方形の孔で、メダルを外部に
排出するメダル排出口28が設けられている。一方、スロ
ットマシン10の内部には、図3に示すように、3個の前
記した回転リール12〜14を備えたリールユニット30が内
蔵されている。上記リールユニット30は、図3,4に示
すように、大別すると、枠形のベース枠31と、このベー
ス枠31内に固定された複数個、ここでは回転リール12〜
14と同数の3個のステッピングモータ32と、各ステッピ
ングモータ32により個々に回転される3個の回転リール
12〜14とを備えている。
【0020】上記各回転リール12〜14は、図4に示すよ
うに、ステッピングモータ32により回転されるリールド
ラム40と、このリールドラム40の外周部に巻かれたリー
ルテープ50とからそれぞれ構成されている。上記リール
ドラム40は、図4に示すように、その軸中心がステッピ
ングモータ32の出力軸に直結されている。
【0021】前記リールテープ50の表面51には、図5の
向かって左側に示したように、複数種類の図柄52が、所
定間隔で、複数個、例えば21個それぞれ表示されてい
る。より具体的に説明すると、本実施例では、図柄52の
種類が、例えば7種類に分かれている。7種類の図柄52
を例示すると、数字の「7」の図柄SE、「ベル」の絵の
図柄BE、果実の「チェリー」の絵の図柄CH、「スター
(星)」の絵の図柄ST、果実の「アップル」の絵の図柄
AP、果実の「オレンジ」の絵の図柄OR、果実の「プラ
ム」の絵の図柄PRから構成されている。
【0022】また、リールテープ50の裏面53には、図5
の向かって右側に示したように、リールテープ50の表面
51に表示された図柄52の種類を識別するためのコード情
報54が、各図柄52に対応して、かつ各図柄52の近くにお
のおの記録されている。上記コード情報54の種類は、図
柄52の種類と同数、7種類に分かれている。本実施例で
は、コード情報54が、7種類であるので、3ビットデー
タを使用している。なお、3ビットデータに限らず、コ
ード情報54の種類が少なければ、3ビット未満のビット
データで表示できるし、また、コード情報54の種類数が
多い場合や種類数に拘らず、3ビットを越えたビットデ
ータを使用してもよい。
【0023】より具体的には、コード情報54は、下記の
図柄52の種類とコード情報54との対応表に示すように、
図柄52の種類ごとに3ビットデータを使用してコード化
されている。
【0024】
【表1】
【0025】前記コード情報54は、図5の向かって右側
に示したように、リールテープ50の裏面53に2進数で表
示され、二進数の「1」に当たる箇所だけに、黒丸のマ
ーク55が印刷されている。上記コード情報54を構成する
マーク55は、図5に示すように、リールテープ50の表面
51の図柄52の中心線の真裏に沿って、右側から順に上位
ビット、中間ビット、下位ビットの順で表示されてい
る。
【0026】なお、マーク55は、リールテープ50の裏面
53に直接印刷するほか、シールなどに印刷しておき、後
からリールテープ50の裏面53に貼ってもよい。また、マ
ーク55は、リールテープ50の表面51の各図柄52の真裏に
限らず、少しずれた位置に表示してもよい。一方、リー
ルユニット30のベース枠31には、図4,5に示すよう
に、リールテープ50の裏面53のコード情報54を読み取る
ためのコード情報読取手段60が固定されている。
【0027】上記コード情報読取手段60は、例えば光学
的センサーから構成され、コード情報54を構成するマー
ク55を光の反射率を利用して検出している。つぎに、図
1を用いてスロットマシン10の制御回路について説明す
る。スロットマシン10の制御回路は、図1に示すよう
に、中央制御装置70を中心に構成されている。
【0028】上記中央制御装置70の入力側には、図1に
示すように、コード情報読取手段60が入出力手段(I/
O)80を介して接続されている。また、中央制御装置70
の出力側には、図1に示すように、各ステッピングモー
タ32がモータドライブ90を介してそれぞれ接続されてい
る。前記中央制御装置70は、図1に示すように、コード
情報読取手段60により読み取られたコード情報54を、読
み取り順に各回転リール12〜14ごとに記憶するための図
柄展開エリア71〜73を有するランダムアクセスメモリ
(以下「RAM」という。)74と、ゲームプログラムが
書き込まれたリードオンリメモリ(以下「ROM」とい
う。)75と、このROM75に書き込まれたゲームプログ
ラムを読み出し、この読み出されたゲームプログラムに
従って、前記RAM74の各図柄展開エリア71〜73に書き
込まれたコード情報54を読み出しながら、各ステッピン
グモータ32の駆動を制御する中央演算処理装置(以下
「CPU」という。)76とを備えている。
【0029】上記RAM74の図柄展開エリア71〜73は、
図1に示すように、回転リール12〜14の数に等しく3つ
のエリアが確保されている。各図柄展開エリア71〜73
は、図6に示すように、一本のリールテープ50の図柄52
の数、例えば21個に等しい数の21個のストア位置を
有している。つぎに、上記構成を備えたスロットマシン
10の動作を、図7に示したフローチャートを用いて説明
する。
【0030】まず、各回転リール12〜14の回転中には、
図7に示すように、ステップ100に進み、リールテープ5
0の裏面53のコード情報54を構成するマーク55が、コー
ド情報読取手段60によりそれぞれ検出された否かが判定
される。この判定は、中央制御装置70のCPU76(図
1)により行われ、CPU76は、ROM75から読み出さ
れたゲームプログラムに従って処理を進行している。
【0031】なお、マーク55の検出は、各ゲーム毎に行
っているが、勿論、スロットマシン10の電源投入時に、
回転リール12〜14を回転させて、マーク55の検出を済ま
せておいてもよい。また、ステッピングモータ32の起動
時からマーク55の検出を開始させ、マーク55の検出の迅
速化を図っているが、勿論、ステッピングモータ32の回
転速度が定速になってから、マーク55の検出を開始させ
てもよい。
【0032】上記ステップ100において、マーク55が検
出された場合には、図7に示すように、つぎのステップ
101に進む。このステップ101においては、マーク55をR
AM74の対応する図柄展開エリア71〜73にストアする。
例えば、図5に示すように、コード情報読取手段60が、
「オレンジ」の図柄ORの真裏に位置している場合には、
コード情報読取手段60からCPU76(図1)に、二進数
で「110」というコード情報54が送出される。CPU
76は、コード情報54を入力すると、図6に示すように、
第1番目のストア位置に、16進数の「6H」を書き込
む。
【0033】上記処理終了後、図7に示すように、ステ
ップ101からステップ102に進む。このステップ102にお
いては、図柄展開エリア71〜73の前回のストア位置に
「1」を加算する。その結果、例えば、ストア位置が第
1番目から第2番目に進む。上記処理終了後、図7に示
すように、ステップ102からステップ103に進む。このス
テップ103においては、マーク55が21個検出された否
かが判定される。これは、各回転リール12〜14のリール
テープ50の図柄52の数がそれぞれ計21個であるためで
あり、各回転リール12〜14が一回りを完了したか否かを
判定するためである。
【0034】上記ステップ103において、マーク55が2
1個検出されていない場合には、図7に示すように、先
のステップ100に戻り、マーク55が検出される度に、前
回のストア位置の次のストア位置にマーク55をストアし
て行く。例えば、図5に示すように、「オレンジ」の図
柄ORの次の、回転方向前方に位置する「7」の図柄SEで
あれば、二進数で「001」であるので、第2番目のス
トア位置(図6)に16進数の「1H」を書き込む。
【0035】こうして、21個目に「スター(星)」の
図柄ST(図5)が検出され、第21番目のストア位置
(図6)に16進数の「4H」が書き込まれると、当該
処理を終了する。なお、ステップ100においてマーク55
が検出されない場合には、当該ステップ100を繰り返す
が、ステッピングモータ32に規定数の駆動パルスが送出
されていて、マーク55が検出されない場合にはステッピ
ングモータ32の脱調を検知することができる。
【0036】すなわち、本実施例では、コード情報54
に、二進数の「000」を使用してないので、先の図柄
52のマーク55から次の図柄52のマーク55までの十数度の
範囲で、脱調を検知することができる。このため、マー
ク55は、脱調を検知するための位置信号としも利用する
ことができる。これに対し、従来のスロットマシンで
は、ステッピングモータの1回転毎に、回転リールの基
準位置を検出させ、ステッピングモータのカウンタをリ
セットしていたので、ステッピングモータの一回りする
まで、脱調を検知することができず、その分、対処が遅
れていた。本実施例によれば、早期に脱調を検知し、対
処することができる。
【0037】一方、図8は、本発明の第2実施例を示す
ものであり、同図はリールテープの向かって左側が表
面、向かって右側が裏面の一部平面図をそれぞれ示す。
本実施例の特徴は、図8に示すように、コード情報54に
バーコード110を利用した点にある。すなわち、リール
テープ50の裏面53には、図8の向かって右側に示したよ
うに、リールテープ50の表面に表示された各図柄52の種
類を識別するための、バーコード110から構成されたコ
ード情報54が、図8の向かって左側に示したように、各
図柄52のほぼ真裏におのおの記録されている。
【0038】また、コード情報読取手段60は、例えばバ
ーコードリーダから構成され、図8に示すように、リー
ルテープ50の裏面53のバーコード110の位置に沿わせ
て、ベース枠31(図示せず)に固定されている。なお、
バーコード110は、リールテープ50の裏面53に直接印刷
するほか、シールなどに印刷しておき、後からリールテ
ープ50の裏面53に貼ってもよい。また、バーコード110
は、リールテープ50の表面51の各図柄52の真裏に限ら
ず、少しずれた位置に表示してもよい。
【0039】さらに、本実施例の説明においては、先に
説明した第1実施例のものと同一構成部分については同
一符号を付し、具体的な説明は省略する。本実施例によ
れば、コード情報読取手段60によりバーコード110を読
み取ることにより、先に説明した第1実施例のものと同
様に作用する。また、図9は、本発明の他の実施例を示
すものであり、同図はリールテープの向かって左側が表
面、向かって右側が裏面の一部平面図をそれぞれ示す。
【0040】本実施例の特徴は、図9に示すように、コ
ード情報54を磁気的に記録した点にある。すなわち、リ
ールテープ50の裏面53には、図9の向かって右側に示し
たように、磁気材料が塗布された磁気記録層120が、リ
ールテープ50の帯幅のほぼ中央に、リールテープ50の長
さ方向に沿って帯状に形成されている。
【0041】上記磁気記録層120には、リールテープ50
の表面の各図柄52のほぼ真裏に、コード情報54が例えば
デジタル信号によりおのおの磁気的に記録されている。
また、コード情報読取手段60は、例えば磁気的センサー
から構成され、図8に示すように、リールテープ50の裏
面53の磁気記録層120の位置に沿わせて、ベース枠31
(図示せず)に固定されている。
【0042】なお、磁気記録層120は、リールテープ50
の裏面53に直接、形成するほか、磁気記録層120をシー
ルなどに印刷しておき、後からリールテープ50の裏面53
に貼ってもよい。また、磁気記録層120は、リールテー
プ50の帯幅のほぼ中央に限らず、リールテープ50の裏面
53の裏面全体や、幅方向の縁の少なくとも一方の縁に沿
って形成してもよい。さらに、磁気記録層120は、リー
ルテープ50の長さ方向に沿って連続的に形成するほか、
各図柄52にそれぞれ対応させて間欠的に形成してもよ
い。
【0043】また、磁気記録層120にコード情報54を、
デジタル信号により記録するほか、アナログ信号により
記憶させてもよい。さらに、コード情報読取手段60は、
接触式でもよい、非接触式でよい。さらに、コード情報
読取手段60は、磁気的センサーのほか、光学的センサー
を利用してもよい。
【0044】なお、本実施例の説明においては、先に説
明した第1実施例のものと同一構成部分については同一
符号を付し、具体的な説明は省略する。本実施例によれ
ば、コード情報読取手段60により、コード情報54を磁気
的に読み取ることにより、先に説明した第1実施例のも
のと同様に作用する。本実施例によれば、リールテープ
50の図柄52の配列を変更する際には、磁気記録層120に
記録されたコード情報54を書き換えることで、コード情
報54の内容を簡単に変更することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、回転リールのリールテープを交換
することで、当該回転リールの図柄の配列の変更が容易
なスロットマシンを提供することができる。
【0046】これに加え、請求項2記載の発明によれ
ば、ビットデータを利用することで、コード情報を容易
に記録することができる。請求項3記載の発明によれ
ば、バーコードを利用することで、コード情報の情報量
を増加することができる。請求項4記載の発明によれ
ば、コード情報を磁気的に記録することで、コード情報
の情報量を一層、増加するすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るスロットマシンのブロック図
である。
【図2】第1実施例に係るスロットマシンの概略正面図
である。
【図3】第1実施例に係るリールユニットの概略斜視図
である。
【図4】第1実施例に係るリールユニットの一部分解斜
視図である。
【図5】第1実施例に係るリールテープの向かって左側
が表面、向かって右側が裏面の一部平面図である。
【図6】第1実施例に係る図柄展開エリアを模式化した
説明図である。
【図7】第1実施例に係るフローチャートである。
【図8】第2実施例に係るリールテープの向かって左側
が表面、向かって右側が裏面の一部平面図である。
【図9】他の実施例に係るリールテープの向かって左側
が表面、向かって右側が裏面の一部平面図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 窓
部 12〜14 回転リール 15〜19 ラ
イン 20 メダル投入口 21 表
示部 22〜24 ストップスイッチ 25 ス
タートスイッチ 26 クレジット投入スイッチ 27 精
算スイッチ 28 メダル排出口 30 リ
ールユニット 31 ベース枠 32 ス
テッピングモータ 40 リールドラム 50 リ
ールテープ 51 表面 52 図
柄 53 裏面 54 コ
ード情報 55 マーク 60 コ
ード情報読取手段 70 中央制御装置 71〜73 図
柄展開エリア 74 ランダムアクセスメモリ(RAM) 75 リードオ
ンリメモリ(ROM) 76 中央演算処理装置(CPU) 80 入
出力手段(I/O) 90 モータドライブ 100〜103 各
ステップ 110 バーコード 120 磁
気テープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄がそれぞれ表示された複
    数個の回転リールと、これらの回転リールを個々に回転
    させるためのステッピングモータと、前記各回転リール
    に表示された図柄の種類を識別するために、各図柄に対
    応して各回転リールにおのおの記録されるコード情報
    と、前記各回転リールに記録されたコード情報を、各回
    転リールごとに回転リールの回転中に読み取るコード情
    報読取手段と、このコード情報読取手段により読み取ら
    れたコード情報を、読み取り順に各回転リールごとに記
    憶するための図柄展開エリアを有するランダムアクセス
    メモリと、ゲームプログラムが書き込まれたリードオン
    リメモリと、このリードオンリメモリに書き込まれたゲ
    ームプログラムを読み出し、この読み出されたゲームプ
    ログラムに従って、前記ランダムアクセスメモリの各図
    柄展開エリアに書き込まれたコード情報を読み出しなが
    ら、ステッピングモータの駆動を制御する中央演算処理
    装置とを備え、 上記各回転リールは、前記ステッピングモータにより回
    転されるリールドラムと、このリールドラムの外周部に
    巻かれ、複数種類の図柄が表示されたリールテープとか
    らそれぞれ構成され、 上記リールテープに、前記コード情報が記録されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 コード情報が、リールテープの定められ
    た位置に表示されるマークの有無により1ビットを表現
    するビットデータの組合せから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 コード情報が、バーコードによりリール
    テープに記録されたことを特徴とする請求項1記載のス
    ロットマシン。
  4. 【請求項4】 コード情報が、リールテープに磁気的に
    記録されたことを特徴とする請求項1記載のスロットマ
    シン。
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JPH0796049B2 JPH0796049B2 (ja) 1995-10-18

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