JPH11211514A - 情報記録媒体及びその処理装置 - Google Patents

情報記録媒体及びその処理装置

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JPH11211514A
JPH11211514A JP1685198A JP1685198A JPH11211514A JP H11211514 A JPH11211514 A JP H11211514A JP 1685198 A JP1685198 A JP 1685198A JP 1685198 A JP1685198 A JP 1685198A JP H11211514 A JPH11211514 A JP H11211514A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
recording medium
information recording
balance
optical pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP1685198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ezure
俊一 江連
Jiyunichirou Harada
洵一朗 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11211514A publication Critical patent/JPH11211514A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体(磁気カード)の残額をパンチ
孔をあけることなく表示する。 【解決手段】 残額の状態を表示することのできる磁気
カードであって、前記磁気カードの基材の上に光学パタ
ーン層を設けるとともに、その光学パターン層の上に感
熱層を設け、残額に対応したその感熱層の所定の部分に
所定の温度を印加してその光学パターン層を目視させて
残額の状態を表示するマークを形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に記
憶されている残額の状態を目視可能に表示する情報記録
媒体、及びその情報記録媒体の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動券売機や自動改札機等の駅務
機器や各種自動販売機等で使用される情報記録媒体(以
下、「カード」という)は、残額の目安となるパンチ孔
があけられるように構成されている。
【0003】例えば、自動改札機に直接投入して入出場
できるカードの場合、自動改札機に投入されて使用され
たときの残額が所定の金額に達したときに、自動改札機
に設けられているパンチング機構により、その残額に対
応したカードの所定位置にパンチ孔があけられるように
構成されている。
【0004】したがって、利用者は、そのパンチ孔によ
りカードの残額を知ることができるとともに、自動改札
機では、そのパンチ孔によりカードの使用状態をチェッ
クすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカードは、残額状態をパンチ孔で表示するようにし
ているので、カードを処理する自動改札機等のカードの
処理装置内に大型のパンチング機構を必要とし、したが
って、パンチング機構を組込んだカードの処理装置自身
が大型化するとともに、コスト高になる欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、パンチ孔をあ
けずに残額状態を表示することのできるカードを提供す
るとともに、そのカードの処理装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードは、
上記目的を達成するために、残額の状態を表示すること
のできるカードであって、前記カードの基材の上に光学
パターン層を設けるとともに、その光学パターン層の上
に感熱層を設け、残額に対応したその感熱層の所定の部
分に所定の温度を印加してその光学パターン層を目視さ
せて残額の状態を表示するマークを形成させることを特
徴としている。また、前記カードの基材と光学パターン
層との間に残額等の所定のデータを記録する磁気層を設
けたことを特徴としている。
【0008】本発明に係るカードの処理装置は、上記目
的を達成するために、カードの基材の上に光学パターン
層を設けるとともに、その光学パターン層の上に所定の
温度が印加されたときに、その光学パターン層を目視可
能にする感熱層を設けたカードの処理装置であって、前
記カードの処理装置の本体に挿入されたカードに記録さ
れている残額を読取る読取手段と、その読取手段で読取
られた残額に対応したそのカードの所定部分に所定の温
度を印加する印加手段と、を設けたことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るカー
ドCの正面図である。
【0010】カードCの図示しないカードの処理装置へ
の挿入方向(図示の「IN」参照)の一方の辺側(図示
の例では右側)には、印字部1が設けられている。そし
て、この印字部1には、カードCの残額を示す「0,1
〜30,50」の数字が所定の間隔を保って印字されて
いる。
【0011】図1中、2は残額表示部であって、印字部
1に隣接して設けられている。この残額表示部2には、
図1のに示されるように、円形のマークが表示される
ように構成されている。なお、このカードCの残額は、
ほぼ「20」であることを表している。
【0012】図2は、図1のA−A線拡大断面図であっ
て、プラスチックスからなるカードCの基材10の上面
には、金額等の所定のデータを磁気的に記録する磁気層
11が設けられている。そして、その磁気層11の上面
には、所定の色彩、例えば黒色からなる光学パターン層
12が設けられている。
【0013】光学パターン層12の上面には、所定の温
度を印加すると透明ないし半透明に変化する感熱層13
が設けられている。そして、その感熱層13の上面に
は、感熱層13を保護する透明材からなる保護層14が
設けられている。
【0014】上記構成からなるカードCにおいて、感熱
層13の所定部分、例えば、図1のに示される部分
が、図示しないサーマルヘッドで所定温度に印加される
と、その部分の感熱層13が透明化して光学パターン層
12が現われ、従来のパンチ孔と同様に、残額の状態を
表示することができる。
【0015】なお、サーマルヘッドで数字を印加するよ
うにすると、その数字の光学パターン層12が目視でき
るようになる。したがって、本発明で、残額の状態を表
示するマークには、このように、残額そのものを表示さ
せることも含んでいる。
【0016】図3は、本発明の他の実施の形態に係るカ
ードC′の拡大断面図であって、上記のカードCから磁
気層11を省略した場合である。なお、上述のように、
磁気層11を有しているときは、磁気層11に残額等の
データを磁気的に記録することができる。
【0017】上述のカードC,C′において、感熱層1
3は、所定の温度を印加するとその後変化しないように
したが、所定の消色温度を印加すると光学パターン層1
2が表示され、さらに、その消色温度と異なる所定の発
色温度を印加すると発色して光学パターン層12の表示
が消えるようにしてもよい。このように、表示が可逆式
にすると、カードC,C′に金額の積増しが行われたと
きに、前回の残額の状態を示すマークを消すことができ
る。
【0018】図4は、磁気層11を有する上記カードC
の処理装置であって、例えば、自動改札機や自動券売機
等のカードの処理装置に組込まれるが、ここでは、自動
券売機に組込まれるカードの処理装置として説明する。
【0019】図4中、Lは、図示しないモータによって
駆動されるローラ群や搬送ベルト等の周知のカード搬送
路から構成される搬送路であって、カードの処理装置の
本体aに設けられた挿入口20から挿入されたカードC
を処理装置の本体内に取込み、再びその挿入口20に排
出できるように構成されている。
【0020】なお、カードの処理装置が自動改札機の場
合は、上記搬送路Lは、自動改札機の投入口と排出口と
の間に設けられているカードハンドラの搬送路に相当し
ている。
【0021】搬送路Lの途中には、挿入口20側から順
に、カードCの磁気層11に記録されているデータを読
取るとともに、新たなデータを記録するための磁気ヘッ
ドHと、残額表示部2に表示されているマーク(図1の
参照)を光学的に読取るための光学読取器Kと、残額
表示部2の所定位置にマークを表示させるためのサーマ
ルヘッドTと、マーク位置を決める図示しないモータで
移動されるストッパSとが設けられている。なお、スト
ッパSは、搬送路Lを駆動するモータをステップモータ
で構成して、カードCの搬送位置を制御し、ストッパS
を省略することもできる。
【0022】図4中、21は制御器であって、カードの
処理装置の本体全体を統括的に制御するマイクロコンピ
ュータ(CPU)を中心に形成されている。
【0023】上記構成のカードの処理装置において、挿
入口20からカードCが挿入されると、そのカードCの
磁気層11に記録されているデータが読取られる。そし
て、その読取られたデータは、制御器21の演算処理に
用いられる。
【0024】光学読取器Kで読取られたマーク位置のデ
ータは、制御器21において、磁気層11に記録されて
いる残額データと照合されてカードCの正当性が判定さ
れる。この判定において、異常と判定されたときは、こ
のカードCを用いての乗車券の購入は禁止される。な
お、カードの処理装置が自動改札機の場合は、入出場が
拒否される。
【0025】カードCが正常と判定されたときは、新た
な残額データが磁気ヘッドHを介して書込まれるととも
に、その残額データに対応した位置にストッパ位置がセ
ットされて残額表示部2の所定位置にサーマルヘッドT
により所定温度が印加される。これにより、新たな残額
を示すマークが表示される。なお、新たな残額を示すマ
ークは、図1に示されるように、所定の金額に達した毎
にマークする場合は、残額がその所定の金額に達したと
きに表示される。
【0026】新たな残額の磁気データが記録され、さら
に、残額を示すマークの表示されたカードCは、搬送路
Lを介して挿入口20に排出されて利用者に返却され
る。
【0027】なお、上述の例では、残額として金額を示
したが、残存する価値がポイント等であってもよい。し
たがって、本発明で残額というときは、残存するポイン
ト等の価値を示すものをも含んでいる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るカードは、カードの基材の
上に光学パターン層を設けるとともに、その光学パター
ン層の上に感熱層を設け、残額に対応したその感熱層の
所定の部分に所定の温度を印加してその光学パターン層
を目視させて残額の状態を表示するマークを形成させる
ようにしたので、パンチング機構を有することなく残額
を表示することができる。また、カードの基材と光学パ
ターン層との間に残額等の所定のデータを記録する磁気
層を設けたときは、残額を磁気的に記録することができ
る。
【0029】本発明に係るカードの処理装置は、カード
の処理装置の本体に挿入されたカードに記録されている
残額を読取る読取手段と、その読取手段で読取られた残
額に対応したそのカードの所定部分に所定の温度を印加
する印加手段とを設けたので、パンチング機構を有する
ことなく残額を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカードの正面図で
ある。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係るカードの拡大断
面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るカードの処理装置
の概略構成図である。
【符号の説明】
C, C′ 情報記録媒体(カード) 1 印字部 2 残額表示部 10 基材 11 磁気層 12 光学パターン層 13 感熱層 14 保護層 a カードの処理装置の本体 20 挿入口 21 制御器 H 磁気ヘッド K 光学読取器 T サーマルヘッド S ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 残額の状態を表示することのできる情報
    記録媒体であって、 前記情報記録媒体の基材の上に光学パターン層を設ける
    とともに、その光学パターン層の上に感熱層を設け、残
    額に対応したその感熱層の所定の部分に所定の温度を印
    加してその光学パターン層を目視させて残額の状態を表
    示するマークを形成させることを特徴とする情報記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体の基材と光学パターン層と
    の間に残額等の所定のデータを記録する磁気層を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体の基材の上に光学パターン
    層を設けるとともに、その光学パターン層の上に所定の
    温度が印加されたときに、その光学パターン層を目視可
    能にする感熱層を設けた情報記録媒体の処理装置であっ
    て、 前記情報記録媒体の処理装置の本体に挿入された情報記
    録媒体に記録されている残額を読取る読取手段と、その
    読取手段で読取られた残額に対応したその情報記録媒体
    の所定部分に所定の温度を印加する印加手段と、を設け
    たことを特徴とする情報記録媒体の処理装置。
JP1685198A 1998-01-29 1998-01-29 情報記録媒体及びその処理装置 Pending JPH11211514A (ja)

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