JPH061692Y2 - ペース音発生装置 - Google Patents

ペース音発生装置

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Publication number
JPH061692Y2
JPH061692Y2 JP13130388U JP13130388U JPH061692Y2 JP H061692 Y2 JPH061692 Y2 JP H061692Y2 JP 13130388 U JP13130388 U JP 13130388U JP 13130388 U JP13130388 U JP 13130388U JP H061692 Y2 JPH061692 Y2 JP H061692Y2
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JP
Japan
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pace
voice
sound
pace sound
voice data
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Application number
JP13130388U
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JPH0251508U (ja
Inventor
茂 西原
Original Assignee
日本電気三栄株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0251508U publication Critical patent/JPH0251508U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は脳波計で使用する過呼吸ペース指示装置として
使用して好適なペース音発生装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は脳波計で使用する過呼吸ペース指示装置として
使用して好適なペース音発生装置に関し、マイクロホン
よりのペース音を記録することができる音声データ録音
部と、この音声データ録音部の音声データを再生する音
声再生部と、この音声再生部よりのペース音を被験者に
聴かせるスピーカとを有し、呼吸のペース音を測定者自
身の音声で発することができるようにすることにより、
被験者の注意力をペース音に集中させることができる様
にし、良好な脳波測定ができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来脳波計で使用す過呼吸ペース指示装置として第4図
に示す如きペース音発生装置が提案されている。即ち第
4図に於いて、(1)は音声データ記憶部を示し、この音
声データ記憶部(1)は音の高低を所定周期で繰返し発生
する如く記憶されており、例えば高音時に吸息、低温時
に呼息と対応付けをして深呼吸のペース音とされる如く
なされている。この音声データ記憶部(1)の記憶音を音
声再生部(2)により再生し、これを被験者に聴かせるス
ピーカ(3)に供給する如くすると共にスタート/ストッ
プ信号入力端子(4)よりのスタート信号及びストップ信
号をこの音声再生部(2)に供給し、この音声再生部(2)が
スタート信号が供給された後ストップ信号が供給される
まで動作する如くなされている。
斯る従来のペース音発生装置に於いては音声再生部(2)
にスタート信号を供給したときにスピーカ(3)より高音
及び低温の所定周期毎の繰返し音が得られ被験者の深呼
吸のペースを取ることができる。この場合高音時に吸
息、低温時に呼息と対応付けをして深呼吸のペースを取
るものである。
然しながら上述のペース音発生装置では被験者が高音及
び低温の呼吸動作の意味付けを終始気にしていなければ
ならず、脳波に影響を与える可能性があり良好な脳波測
定ができない不都合があった。また幼児等ではこの高音
及び低温の意味付けを理解することが難しいことも考え
られる。
そこで近年この第4図の音声データ記憶部(1)に音声合
成等により「スッテ」と「ハイテ」の音声を所定周期毎
に発音する如く記憶したものが提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら従来この音声データ記憶部(1)に記憶されて
いる「スッテ」及び「ハイテ」の音声は音声合成等によ
る一定のものであり、被験者を検査している測定者例え
ば医師の音声と異なるので、被験者のこの音声に対する
集中力が低下し、過呼吸への集中力が低下し良好な脳波
測定ができなくなる不都合があった。
本考案は斯る点に鑑み良好な脳波測定のできるペース音
発生装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案ペース音発生装置は例えば第1図に示す如くマイ
クロホン(5)よりペース音を記録することができる音声
データ録音部(6)(7)(8)と、この音声データ録音部(6)
(7)(8)の音声データを再生する音声再生部(7)(8)(9)
と、この音声再生部(7)(8)(9)よりのペース音を被験者
に聴かせるスピーカ(3)とを有し、呼吸のペース音を測
定者自身の音声で発することができる様にしたものであ
る。
〔作用〕
本考案に依ればマイクロホン(5)よりペースを音声デー
タ録音部(6)(7)(8)に記録することができるので測定者
自身の音声をこの音声データ録音部(6)(7)(8)に記録す
ることができ、測定者(例えば担当医師)のペース音で
深呼吸のペースを取るので被験者はこのペース音に集中
し、過呼吸への集中がなされ良好な脳波測定ができる。
〔実施例〕
以下第1図を参照しながら本考案ペース音発生装置の一
実施例につき説明しよう。この第1図に於いて第4図に
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略
する。
第1図に於いて(5)はマイクロホンを示し、このマイク
ロホン(5)より音声信号はアナログ信号をデジタル信号
に変換するA−D変換回路(6)を介してランダムアクセ
スメモリ(RAM)(7)に供給する。この場合録音スタ
ート/ストップ信号入力端子(10)に供給される録音スタ
ート信号及び録音ストップ信号によりコントロール回路
(8)の指示に従ってマイクロホン(5)よりの音声信号をR
AM(7)に書き込む如くなす。例えば第2図に示す如く
録音スタート信号がコントロール回路(8)に供給された
ときは、RAM(7)は音声入力待ちとなり例えば「スッ
テ」の音声がマイクロホン(5)より入力されたときは1
秒間自動録音(自動書き込み)となり、その後再び音声
入力待ちとなり、その後「ハイテ」の音声がマイクロホ
ン(5)より入力されたときは1秒間自動録音となりその
後録音ストップ信号が供給され録音が完了する。
また本例に於いてはスタート/ストップ信号入力端子
(4)よりスタート信号がコントロール回路(8)に供給され
たときはコントロール回路(8)の指示に従ってRAM(7)
に記憶した音声データが読み出され、この音声データが
デジタル信号をアナログ信号に変換するD−A変換回路
(9)を介してスピーカ(3)に供給される。この場合スター
ト/ストップ信号入力端子(4)よりコントロール回路(8)
にスタート信号が供給されたときはこのコントロール回
路(8)よりの指示に従ってRAM(7)に記憶されたデータ
が読み出され、このときは「スッテ」と「ハイテ」の音
声データが所定時間毎に繰返し読み出され、これがコン
トロール回路(8)にストップ信号が供給されるまでつづ
けられる。このRAM(7)より読み出された音声データ
をD−A変換回路(9)を介してスピーカ(3)に供給し、こ
のスピーカ(3)より「スッテ」と「ハイテ」の音声が所
定時間毎に繰返し発せられる。この場合このスピーカ
(3)よりの音声はマイクロホン(5)により録音した人即ち
測定者例えば担当医師自身の音声である。
斯る本例に依れば呼吸のペース音を測定者例えば担当医
師自身の音声で発することができるので被験者の注意力
をペース音に集中させることができ良好な脳波測定がで
きる利益がある。
また本例に依れば斯るペース音発生装置を外国に輸出す
る場合、測定者が自分自身で録音できるので輸出時に音
声データの変更をする必要がない利益がある。また更に
音声データを記録することができるので目的に合せた最
適な音とすることができる利益がある。
尚本考案は上述実施例に限らず本考案の要旨を逸脱する
ことなくその他種々の構成が取り得ることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
本考案に依れば呼吸のペース音を測定者例えば担当医師
自身の音声で発することができるので被験者の注意力を
ペース音に集中させることができ良好な脳波測定ができ
る利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ペース音発生装置の一実施例を示す構成
図、第2図及び第3図は第1図の説明に供する線図、第
4図は従来のペース音発生装置の例を示す構成図であ
る。 (3)はスピーカ、(4)はスタート/ストップ信号入力端
子、(5)はマイクロホン、(6)はA−D変換回路、(7)は
RAM、(8)はコントロール回路、(9)はD−A変換回
路、(10)は録音スタート/ストップ信号入力端子であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロホンよりのペース音を記録するこ
    とができる音声データ録音部と、 該音声データ録音部の音声データを再生する音声再生部
    と 該音声再生部よりのペース音を被験者に聴かせるスピー
    カとを有し、 呼吸のペース音を測定者自身の音声で発することができ
    る様にしたことを特徴とするペース音発生装置。
JP13130388U 1988-10-06 1988-10-06 ペース音発生装置 Expired - Lifetime JPH061692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13130388U JPH061692Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 ペース音発生装置

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JP13130388U JPH061692Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 ペース音発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0251508U JPH0251508U (ja) 1990-04-11
JPH061692Y2 true JPH061692Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31387242

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JP13130388U Expired - Lifetime JPH061692Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 ペース音発生装置

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JPH0251508U (ja) 1990-04-11

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