JPH0616857B2 - ドラフト - Google Patents

ドラフト

Info

Publication number
JPH0616857B2
JPH0616857B2 JP62162867A JP16286787A JPH0616857B2 JP H0616857 B2 JPH0616857 B2 JP H0616857B2 JP 62162867 A JP62162867 A JP 62162867A JP 16286787 A JP16286787 A JP 16286787A JP H0616857 B2 JPH0616857 B2 JP H0616857B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
draft
panel
workbench
panels
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62162867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS647955A (en
Inventor
務 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DARUTON KK
Original Assignee
DARUTON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DARUTON KK filed Critical DARUTON KK
Priority to JP62162867A priority Critical patent/JPH0616857B2/ja
Publication of JPS647955A publication Critical patent/JPS647955A/ja
Publication of JPH0616857B2 publication Critical patent/JPH0616857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はドラフトに関する。
(従来の技術) 研究所の実験室などに設置して化学実験に用いられるド
ラフトは、実験設備と排気通路とをドラフト本体の内部
に設けたもので、実験により発生した有害ガスや悪臭ガ
スを外部に排出して取除き安全な実験作業を行なうため
のものである。
すなわち、ドラフトは、箱型をなすドラフト本体の内部
の前面上部を開始し、ドラフト本体の内部は上部を実験
作業を行なうスペースと排気を行なうスペースに用いる
空間部とし、下部を電気ヒータや給水栓などを有する作
業台を設けるとともに給水管および排水管の配管スペー
スに用いる空間部とし、さらにドラフト本体の前面開口
部には昇降可能な観察扉を設けた構成としている。な
お、ドラフト本体の天井部に設けた排気口は建物に設け
た排気ダクトに接続する。そして、ドラフト本体の内部
の上部空間部を利用して作業台で化学実験を行ない、こ
の実験で発生した気体を排気口から排気ダクトを介して
外部に排出するようになっている。
しかして、従来のドラフトはドラフト本体が各部分を細
かく区分した多数の部品を組合わせて構成されている。
例えばドラフト本体の側面部および後面部は別体に形成
した金属製の外板と、内板と、これら両方の板の間に挟
まれる断熱材の各部品に区分され、これらの部品を夫々
隣合う壁を構成する同様な各部品と個別に組み合わせ固
定して組立てている。
そして、この従来のドラフトはドラフト本体を製作する
上で前記のように細かく区分された多数の部品を組合わ
せる大変手数のかかる組立て作業を必要とすることか
ら、製造工場でドラフト本体を箱型をなす完成品の形態
に組立てて工場から出荷している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記の様に箱型をなす完成品の形態に組
立て固定されたドラフト本体を工場から出荷すること
は、ドラフトを設置する現地までドラフト本体を箱型の
形態のままトラックなどで運送する必要がある。このた
め、運送時にドラフトすなわちドラフト本体の一台当り
で大きな容積の空間部を占めることになり、一定容積当
りで運送するドラフトの台数が少なく、従ってドラフト
を運送する効率が悪く運送コストが高くつくという問題
がある。
本発明は事情に基づいてなされたもので、ドラフト本体
を分解した形態で工場から出荷して運送し現地で組立て
ることを可能として運送効率を高め運送コストを低減し
たドラフトを提供することを目的とする。
[発明の目的] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明のドラフトは、台座、
一対の側面パネル、内面に排気通路体を設けた後面パネ
ル、排気口体を設けた天井パネル、観察扉を設けた前面
上部サッシュおよび点検扉を設けた前面下部サッシュを
相互に組合せて組立てられたドラフト本体と、このドラ
フト本体の内側に配置された作業台とを具備し、前記側
面パネルおよび後面パネルの各内面には前記作業台を着
脱可能に支持する作業台支持部が設けられるとともに、
前記側面パネルおよび後面パネルの内部にはパイプが配
設され、さらに互いに隣り合う前記各パネルは、一方の
パネルの縁部に設けられ前記ドラフト本体の内側から回
動操作可能なフックと、他方のパネルの縁部に設けられ
前記フックが係脱可能に係止するピンとからなる連結装
置により連結されていることを特徴とするものである。
(作用) すなわち、本発明のドラフトは、大きく区分された複数
のユニットを組合わせることによりドラフト本体を容易
に組立てることができ、さらにドラフト本体の各ユニッ
トを組立てずに現地まで運送して現地で組立てることが
可能で、運送時に一定容積当りのドラフト本体の運送台
数が増大できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面について説明する。
第1図はドラフトを分解した状態を示す斜視図、第2図
ないし第7図はドラフトを組立てた状態を示す図面、第
8図および第9図はドラフト本体を分解した状態を示す
図面である。
図中1はドラフト本体、2は作業台である。ドラフト本
体1は前面上部を開放した箱型を成すものであり、作業
台2は作業板を含むものでドラフト本体1の内部の下部
に設けられる。
ドラフト本体1の構成を説明する。ドラフト本体1は、
そのベースを構成する台座3、両方の側面を構成する一
対の側面パネル4,5、後面を構成する2枚の後面パネ
ル6,6、天井部を構成する天井パネル7、前面上部を
構成する前面上部サッシュ8、前面下部を構成する前面
下部サッシュ9を組合わせて構成されている。台座は金
属製の矩形をなすフレームをなしており、フレームの内
周全体には縁片3aが起立して設けてある。側面パネル
4,5は金属板からなる外板10と内板11とを断熱材
12を挟んで組合わせ、これら外板10と内板11の周
縁部全体を合成樹脂性の縁材13を配置して全体をビス
止めにより一体に固定して一枚のパネルとして製作され
ている。なお、縁材13の外周部において隣接する他の
パネルと接する部分には溝または凸状をなす係合部13
aが形成してある。(第1図は係合部13aを省略して
図示している。)各側面パネル4,5の内板11には作
業台2を配設する高さ位置にドラフト本体の奥行き方向
(水平方向)に沿い作業台2の高さ寸法に合わせた巾寸
法を持つ支持溝14,14が夫々形成してある。なお、
一方の側面パネル4の内部の断熱材12には給排水用の
パイプ15が上下方向に埋設してあり、他方の側面パネ
ル5の内部には電気配線用のパイプ16が上下方向に沿
い埋設してある。また、2枚の後面パネル6,6は側面
パネル4,5と同じ構成で製作されたパネルである。こ
の後面パネル6,6の内板11には作業台2の受け体6
a,6aが取付けてある。一方の後面パネル6には排水
用のパイプ17が上下方向に埋設してある。また、各後
面パネル6,6の内板11には夫々例えば合成樹脂板で
形成された排気通路であるバッフルダクト18,18が
上下方向に沿って取付けてある。このバッフルダクト1
8,18は上端と下端に夫々排気口を有し、且つ上端に
バッフルダンパ19,19が傾斜角度調節可能に取付け
てある。また、天井パネル7は前記側面パネル4,5と
同じ構造で製作されたパネルである。この天井パネル7
の中央部には排気口体20が貫通して取付けてある。
さらに、前面上部サッシュ8は一対の框体21,21で
挟んだ部分の下部を開放して開放部22とし、上部を格
納部23としてある。框体21,21の対向する側部に
は上下方向に沿いレール24,24が取付けてあり、こ
のレール24,24には透明なガラス板からなる観察窓
25が昇降自在に設けてある。格納部23は前面に給気
口26と開閉可能な点検扉27とが設けてあり、内部に
は照明ランプ28、ゼンマイ29を巻き付けた巻き軸3
0を設けてある。この巻き軸30に巻き付けたゼンマイ
29は観察扉25の上端に連結してあり、観察扉25を
その重量とバランスを保持して吊り下げている。なお、
框体21,21の前面は開放されている。また、前面下
部サッシュ9は一対の框体31,31の間に開閉可能な
点検扉32と、この点検扉32を開閉させるガスダンパ
33が設けてある。框体31,31の上部の間の部分は
作業台2の高さ寸法に対応した高さ寸法を持つ間隙部と
してある。なお、框体31,31の前面は開放されてい
る。
これらの部品を備えたドラフト本体1を組立てる場合に
は、台座3を設置すべき床面上に置き、この矩形フレー
ムをなす台座3の一対の側辺部、後辺部の上面に夫々側
面パネル4,5と後面パネル6,6を立てて載せ、側面
パネル4の後縁部と一方の後面パネル6の側縁部、一方
の後面パネル6の側縁部と他方の後面パネル6の側縁
部、他方の後面パネル6の側縁部と側面パネル5の後縁
部を夫々互いに組合わせて連結する。この場合、互いに
隣合う各パネルの上下方向に沿う縁体13,13を組合
わせ、この縁体13,13に形成した係合部13a,1
3aを相互に係合する。また、互いに隣合う各パネルの
縁部に設けた連結装置34で各パネルの縁部を連結す
る。この連結装置34は第10図ないし第12図(後面
パネル6,6の各縁部を組合わせて連結する部分を例と
して示している。)で示すように、隣合う各パネルの縁
部の両方に設けた部品からなるもので、隣合う各パネル
の縁部の上下方向に間隔を存した複数箇所に設けてあ
る。すなわち、連結装置34は部品35と部品36とを
有している。部品35は金属板で囲んだ部屋の内部に鈎
型をなすフック37を軸38で起倒回動可能に取付けた
ものである。この部屋は一部が開放してあり、フック3
7が起立して部屋に収まり倒伏すると部屋の開放部から
外方に突出するようになっている。軸38は部品35の
外部からレンチなどの工具により回動操作できるように
なっている。部屋36は金属板で囲まれた部屋の内部に
フック37が係止するピン39が取付けてある。なお、
各部品35,36は抜止め片40,40が形成してあ
る。そして、部品35は一方のパネルの縁部の断熱材1
2の内部に埋設して、部屋の開口部をパネルの外部に望
ませる。部品35の軸38はパネルの内板11からパネ
ル外部に望ませる。部品36は部品35に対向して他方
のパネルの縁部の断熱材12の内部に埋設して、部屋の
開放部をパネルの外部に望ませる。連結装置34の連結
操作を行なう場合には、側面パネル4,5および後面パ
ネル6,6で囲まれたドラフト本体1の内部に作業者が
位置して行なう。すなわち、互いに隣合うパネルの一方
に設けた部品35の軸38の先端に例えばレンチを挿入
して軸38を回動し、フック37を倒伏回動させて部品
35の部屋から突出させる。これによりフック37は他
方のパネルに設けた部屋36の部屋に入りピン39に係
止する。このため、両方のパネルは互いにフック37と
ピン39を介して引合って連結される。このようにして
各パネルの連結部に設けた各連結装置34を連結操作し
て側面パネル4,5と後面パネル6,6を連結する。
次に、台座3に立てて載せた側面パネル4,5と後面パ
ネル6,6の下縁部を台座3の各辺部の内縁片3aに当
接し、ドラフト本体1の内部から各内縁片3aと各パネ
ルにビスを通して締付け固定する。また、側面パネル
4,5と後面パネル6,5の上縁部に天井パネル7の縁
部を載せ、側面パネル4,5と後面パネル6,6の縁体
13の係合部13aと天井パネル7の縁体13の係合部
13aとを係合する。ドラフト本体1の外部から天井パ
ネル7と側面パネル4,5および後面パネル6,6にビ
スを通して締付け固定する。
さらに、前面上部サッシュ8を側面パネル4,5と天井
パネル7の前側に配置し、このサッシュ8の框体21,
21を側面パネル4,5の前縁の縁体13,13に当接
して係合部13a,13aに係合する。そして、ドラフ
ト本体1の外部の前方からビスを框体21,21と縁体
13に通して締付け固定する。さらに、前面下部サッシ
ュ9を台座3の前辺部に立てて載せ、その框体31,3
1を側面パネル4,5の前縁部の縁体13,13に当接
し係合部13a,13aに係合する。そして、ドラフト
本体1の外部の前方からビスを框体31,31と縁体1
3,13に通して締付け固定する。なお、前面上部サッ
シュ8と前面下部サッシュ9の框21,21,31,3
1の前面には化粧カバー52,52を上方から挿入して
取付ける。
このようにしてドラフト本体1を組立てる。
次に作業台2について説明する。作業台2は操作箱41
と作業板42とを備えている。操作箱41はドラフト本
体1に対応した奥行き、間口寸法を持つ横長の矩形の箱
型をなすもので、その上面は作業板42で覆われてい
る。操作箱41の内部には水道管44、ガス管45およ
び電気配線(図示せず)が夫々設けてあり、さらに前面
部には給水操作ハンドル46、ガス操作ハンドル47、
電気操作盤48が夫々設けてある。作業板42は例えば
合成樹脂板の表面にタイルを貼付けたもので、操作箱4
2の上開放部に配置してビス止めにより固定してある。
作業板42には給水栓49、ガスコック50、流し51
が夫々設けてある。
このように構成した作業台2は前面下部サッシュ9の上
部の間隙部からドラフト本体1の内部に水平方向に押し
込み、作業台2の両方の側部をドラフト本体1の側面パ
ネル4,5に設けた溝14,14に摺動自在に挿入して
支持させ、作業台2の後端部を後面パネル6,6に当接
してこれに設けた受け体6a,6aで支持させる。この
ようにして作業台2をドラフト本体1に組込む。
これによりドラフト本体1の下部は、作業台2とその下
方の空間部が形成される。この作業台2の下方空間部に
は作業台2の水道管44、ガス管45および電気配線
と、外部の水道管、ガス管および電気配線と接続する配
管と配線を(図示せず)を設ける。また、台座3に地板
53を設けて、この地板53を利用して備品などを置く
ようにしても良い。前面下部サッシュ9の点検扉32を
開閉して点検を行なう。ドラフト本体1の上部は作業台
2の作業板42で化学実験を行なうとともに、この実験
により発生した気体を外部に排出するための空間部であ
る。実験は前面上部サッシュ8の開放部23を介して行
なう。この開放部23は昇降可能な観察扉25を昇降し
て開閉する。実験より発生した気体はドラフト本体1の
内部を直接上昇し、あるいは後面パネル6,6に設けた
バッフルダクト18を通って上昇して、天井パネル7に
設けた排気口体20に達し外部に排出される。排気口体
20には図示しないダクトを接続する。
なお、側面パネル5に設けたパイプ16に電気配線を通
し、電気操作盤48と前面上部サッシュ8の証明ランプ
28とを接続する。後面パネル6に設けたパイプ17の
上端を排気口体20に接続してドレンを受けるように
し、パイプ17の下端をドラフト本体1の下部空間部に
設けたドレン受け(図示せず)に接続する。また、側面
パネル4に設けたパイプ15は、ドラフト本体1の天井
に排気口体20から排出された気体を冷却するスクラバ
を設けた場合に冷却水の給水および排水を行なうために
使用する。
しかして、このように構成したドラフトを工場から出荷
して現地で設置する場合について説明する。まず、工場
ではドラフト本体1を構成する台座3、側面パネル4,
5、後面パネル6,6、天井パネル7、前面上部サッシ
ュ8、前面下部サッシュ9を夫々個別に製作し、更に作
業台2を製作する。そして、これらの各構成部品を例え
ばトラックで設置すべき現地に運送する。この運送形態
はドラフト本体1を完成品として組立てず、各構成部品
に分解した形態で運送する。このため、ドラフト一台当
りの運送容積が大変小さく、つまり一定容積当りで運送
するドラフトの台数が多い。従って、運送効率が大変良
い。具体的には運送効率が約50%向上した。すなわ
ち、一定容積で運送できるドラフトの台数は従来に比し
て約2倍となる。ドラフトを設置すべき現地では運送し
た側面パネル4,5、後面パネル6,6、天井パネル
7、前面上部サッシュ8、前面下部サッシュ9を組合わ
せて連結することによりドラフト本体1を組立て、組立
てたドラフト本体1に作業台2を組込んでドラフトを製
作する。
このドラフトの製作に際して、設置すべき箇所において
水道管やガス管の敷設の状態に応じてこれら水道管やガ
ス管などとドラフトの内部の配管、配線設備とを良好に
接続できる位置を選んでドラフトを設置できる。すなわ
ち、床部において導出される水道管やガス管を囲むよう
にしてドラフト本体1の台座3を配置し、その台座3の
上に各パネルや各サッシュを載せて組立てる。そうする
と外部の配管および配線はドラフトの内部の配管や配線
とを容易に且つ短い距離で接続できる。また、ドラフト
本体1を組立てる場合に、台座3、側面パネル4,5お
よび後面パネル6,6を連結する作業は全てドラフト本
体1の内部側から行なえ、前面上部サッシュ8と前面下
部サッシュ9を側面パネル4,5に取付ける作業はドラ
フト本体1の外部前方から行なえるために、ドラフト本
体1の組立てに際してドラフト本体1の外部側方(側面
パネル4,5の外部)から作業を行なう必要がない。こ
のため、ドラフトの両方の側方に他のドラフトを並べて
設置する場合、あるいはドラフトの側方の建物の壁が有
る場合などドラフトの側方に空間部が無い場合において
も、ドラフト本体1をその内部および前方から組立て作
業を行なうことができ、また保守点検時や部品交換時に
もドラフト本体1の前方から作業を行なうことができ
る。
なお、前述した実施例では作業板と、配管・配線を持っ
た操作箱と一体に組合わせて作業台を構成し、この作業
台をドラフト本体に引出し式として組込んでいるが、こ
の構成には限定されない。例えば作業板は操作箱と別体
の構成とし、ドラフト本体の側面パネルと後面パネルに
取付けた受け体で作業板と操作箱を夫々支持するように
してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のドラフトによれば、ドラフ
ト本体をユニット化された複数のパネルおよびサッシュ
を組合わせてなる構成としたので、ドラフト本体をこれ
ら各パネルおよびサッシュに分解して形態で工場から設
置すべき現地まで運送し現地でパネルとサッシュを組合
わせてドラフト本体を組立てることが可能となり、多く
のドラフト本体を効率良く運送することができ運送コス
トを低減できる。
しかも、ドラフト本体を構成する側面パネル、後面パネ
ルおよび天井パネルの内部にパイプを設け、このパイプ
を電気配線を通して配線用管として使用し、またドレン
や冷却水を流して液体流通用管として使用するので、配
線用管や液体流通用管をパネルとは別に特別に設ける必
要がない。このため、パネルを工場から設置用現地まで
運送する時にパネルとともに配線用管や液体流通用管を
搬送する必要がなく運送効率の向上に寄与し、また設置
用現地でドラフト本体を組み立てる時に配線用管や液体
流通用管を配管する必要がなく組み立て作業の簡素化に
寄与する。
また、互いに隣り合う各パネルは、一方のパネルの縁部
に設けられドラフト本体の内側から回動操作可能なフッ
クと、他方のパネルの縁部に設けられフックが係脱可能
に係止するピンとからなる連結装置により着脱可能に連
結するので、連結装置も構成が簡素であり、ドラフト本
体を組み立てる時にパネル相互の連結を行う作業が容易
である。特にこの連結装置の採用により、パネルの連結
を行う作業をドラフト本体の内側から行うことができ、
ドラフト本体の外側で作業を行う必要がない。このた
め、複数のドラフトを並べて設置する場合などのドラフ
ト本体の外側における作業用空間部が制限される場合で
も、パネルの連結を行う作業を容易に行うことができ
る。
さらに、前記側面パネルおよび後面パネルの各内面には
作業台を着脱可能に支持する作業台支持部が設けられて
おり、ドラフト本体を組み立てる時に作業台を各パネル
の作業台支持部に支持させることにより、作業台をドラ
フト本体に容易に組込むことができる。このため、工場
からドラフト本体の構成部材と一緒に作業台の構成部材
を現地まで運送し、現地でドラフト本体の組み立てと合
せて作業台をドラフト本体に組込むことにより、ドラフ
ト全体の運送効率および組み立て性を向上させる上で大
きく寄与する。
さらにまた、後面パネルには排気通路体を設け、天井パ
ネルには排気口体を設けているので、工場からドラフト
本体の構成部材を現地に運送する時に排気通路体および
排気口体を特別に用意して運送する必要がなく、また現
地ではドラフト本体を組立てる時に排気通路体および排
気口体をパネルに取り付ける必要がないので、ドラフト
全体の運送効率および組み立て性を向上させる上で大き
く寄与する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は分解斜視図、
第2図は正面図、第3図は正面の一部の断面図、第4図
は側面図、第5図は側面の断面図、第6図は平面図、第
7鵜は第2図VII−VII線に沿う断面図、第8図は分解状
態を示す正面図、第9図は分解状態を示す側面図、第1
0図はドラフト本体のパネルを連結する連結装置を示す
正面図、第11図は第7図Z部を拡大して示す図、第1
2図は同傾斜図である。 1……ドラフト本体、2……作業台、3……台座、4,
5……側面パネル、6……後面パネル、7……天井パネ
ル、8……前面上部パネル、9……前面下部パネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台座、一対の側面パネル、内面に排気通路
    体を設けた後面パネル、排気口体を設けた天井パネル、
    観察扉を設けた前面上部サッシュおよび点検扉を設けた
    前面下部サッシュを相互に組合せて組立てられたドラフ
    ト本体と、このドラフト本体の内側に配置された作業台
    とを具備し、 前記側面パネルおよび後面パネルの各内面には前記作業
    台を着脱可能に支持する作業台支持部が設けられるとと
    もに、前記側面パネルおよび後面パネルの内部にはパイ
    プが配設され、 さらに互いに隣り合う前記各パネルは、一方のパネルの
    縁部に設けられ前記ドラフト本体の内側から回動操作可
    能なフックと、他方のパネルの縁部に設けられ前記フッ
    ク係脱可能に係止するピンとからなる連結装置により連
    結されていることを特徴とするドラフト。
JP62162867A 1987-06-30 1987-06-30 ドラフト Expired - Lifetime JPH0616857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62162867A JPH0616857B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 ドラフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62162867A JPH0616857B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 ドラフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS647955A JPS647955A (en) 1989-01-11
JPH0616857B2 true JPH0616857B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=15762770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62162867A Expired - Lifetime JPH0616857B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 ドラフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616857B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3334467B2 (ja) * 1995-12-28 2002-10-15 株式会社イトーキクレビオ ドラフトチャンバー
FI117434B (fi) 2000-12-08 2006-10-13 Kone Corp Hissi ja hissin vetopyörä
FI117433B (fi) 2000-12-08 2006-10-13 Kone Corp Hissi ja hissin vetopyörä
JP4857626B2 (ja) * 2005-07-05 2012-01-18 株式会社イトーキ 組立式ドラフトチャンバー
JP2013085994A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 安全キャビネット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518116U (ja) * 1978-07-21 1980-02-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS647955A (en) 1989-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10234493A (ja) キッチンルームの構造
JPH0616857B2 (ja) ドラフト
JP6344567B2 (ja) 空気調和機の室外機
JPS62218747A (ja) 天井内埋込形換気装置
JP2010095899A (ja) 屋内配線構造および建物
JP2008063766A (ja) 組立ブース
JP6386757B2 (ja) 建物
JPS6019181Y2 (ja) シヤワ−ル−ムの据付け構造
JP2018091510A (ja) 空気調和機の室内機
JPH0538837Y2 (ja)
JP2007195568A (ja) キッチンユニット及びユニット構造体
JPS6019182Y2 (ja) シヤワ−ル−ムの防水パン据付け構造
JPH0587432U (ja) 集合住宅における設備機器収納体
JPS6241008B2 (ja)
JPH0347154Y2 (ja)
KR102120020B1 (ko) 조립식 납골당
JPH0129475Y2 (ja)
JPS6113806B2 (ja)
JPS6059386B2 (ja) 組立式手術室
JPH0113730Y2 (ja)
JPH0413543Y2 (ja)
JPH02292460A (ja) 移動設置ブース
JPS5843337A (ja) 個室用空調設備
JPH0728516Y2 (ja) 家具装置
JP2023166796A (ja) ユニットハウス用エアコン設置構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080309

Year of fee payment: 14