JPH06168465A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH06168465A
JPH06168465A JP4320939A JP32093992A JPH06168465A JP H06168465 A JPH06168465 A JP H06168465A JP 4320939 A JP4320939 A JP 4320939A JP 32093992 A JP32093992 A JP 32093992A JP H06168465 A JPH06168465 A JP H06168465A
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JP
Japan
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tracking
objective lens
coil
driving device
magnetic
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JP4320939A
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Yasuhito Mori
泰人 森
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NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気回路の磁気効率の向上を図ると共に対物
レンズ駆動装置の小型化を図る。更にトラッキングコイ
ルの利用効率を上げ、トラッキング感度の向上を図る。 【構成】 半円筒形状を有した、互いに表面磁極が異な
った2個のマグネット9a、9bが対峙するように配置
され、そのマグネットの両端部に磁界発生方向に直交す
るようにトラッキングコイル10a、10bが配置され
ている。これにより、フオーカシングコイルとトラッキ
ングコイルを1つの磁気回路中に直交するように積層す
る必要がなくなり、フオーカシングコイルとマグネット
とのギャップを必要最小限に縮小出来、磁気効率の向
上、装置の小型化が図れる。更にトラッキングコイルの
4辺のうち2辺を磁界有効長として使用出来るため利用
効率が上がり、トラッキング感度の向上も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的情報記録再生装
置の対物レンズ、コイル及びマグネット等を有する対物
レンズ駆動装置の磁気回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の対物レンズ駆動装置の例を図4に
示す。この例では図4に示すように対物レンズホルダー
の回りにフォーカシングコイルが巻かれ、その上にトラ
ッキングコイルが積層されている。また、トラッキング
コイルは4辺のうち、1辺しか磁界中の有効辺になって
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の対物
レンズ駆動装置における磁気回路構成では、トラッキン
グコイルの厚さ分、マグネットとフォーカシングコイル
とのギャップが大きくなり、フォーカシング方向の磁気
効率が悪くなる上、装置の小型化を妨げるという問題点
があった。
【0004】また、トラッキングコイルの4辺のうち1
辺しか有効長として使用していないため、トラッキング
方向のコイル利用効率が悪く、対物レンズ駆動装置の感
度向上にもマイナスとなっていた。
【0005】それ故に本発明は、上記従来の問題点を解
決するもので、その目的とするところは、フォーカシン
グコイルとトラッキングコイルを1つの磁気回路中に直
交するように積層する必要がなく、フォーカシングコイ
ルとマグネットとのギャップを必要最小限に狭くするこ
とにより磁気効率の向上を図ると共に装置の小型化を図
り、更にトラッキングコイルの4辺のうち2辺を有効辺
とすることにより、コイル利用効率を上げトラッキング
感度の向上を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、コイルとマグネットの電磁作
用によって対物レンズの位置制御を行う対物レンズ駆動
装置において、対物レンズを光記録媒体のフォーカシン
グ方向に向けて装着した、トラッキング方向に回動可能
な円形の可動部と、該可動部の外側の円周上に、半円筒
形状を有し、互いに異なる磁極が対峙するように配置さ
れた複数のマグネットと、前記マグネットによる磁界発
生方向に直交するように前記可動部に取り付けられ、前
記マグネットの対峙する磁極の近傍に配置された、トラ
ッキング駆動用コイルとを備えたものである。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例について、図1〜図3
を参照して説明する。図1、図2は軸摺動型の対物レン
ズ駆動装置を表し、図3はその磁気回路の部分構成を表
す。この実施例においてマグネット9a、9bは互いに
表面の磁極が異なっており、図1(a)に示すように各
々のマグネットの両端部にマグネットの表面とシャフト
中心とを結ぶ線上にトラッキングコイル10a、10b
が対峙するように配置されている。図3に示すようにマ
グネット9a、9bの両端部は磁極の異なるマグネット
が隣り合うため、磁束の流れはBの方向に流れる。
【0008】この磁束方向に対しトラッキングコイル1
0aにi方向の電流が流れることによりコイル10aに
はF方向の力が働き対物レンズ1及び対物レンズホルダ
ー2等の可動部はトラッキング方向に回動する。
【0009】この実施例において、トラッキングコイル
は磁界有効長としてコイルの4辺のうち2辺を使用して
いるため図4に示す従来例のように1辺のみを有効長と
している場合に比べ電磁効率が良くなる。
【0010】また本実施例によると、フオーカシングコ
イル8a、8bとトラッキング10a、10bは従来例
のようにフオーカシングコイルの上に貼りつけられるこ
となく、独立して配置されているのでフオーカシングコ
イルとマグネットとのギャップの縮小化、対物レンズ駆
動装置の小型化に貢献している。
【0011】なお本実施例は、軸摺動型の対物レンズ駆
動装置について表したが、本発明は軸摺動型に限定され
るものでなく、対物レンズの支持にヒンジ方式を用いて
トラッキング移動を回転方式で行う対物レンズ駆動装置
にも適用できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フオーカ
シングコイルとトラッキングコイルを1つの磁気回路中
に直交するように積層する必要がなくなったので、フオ
ーカシングコイルとマグネットとのギャップを必要最小
限に小さくでき、磁気効率の向上が図れるとともに対物
レンズ駆動装置の小型化も可能としたものであり、更に
トラッキングコイルの4辺のうち2辺を磁界有効長とし
て利用できるため、コイル利用効率が上がり、トラッキ
ング感度の向上が図れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズ駆動装置の一実施例の構成
を示す正面図(a)、平面図(b)である。
【図2】本発明の対物レンズ駆動装置の斜視図である。
【図3】本発明の対物レンズ駆動装置の磁気回路の一部
とトラッキング駆動動作を表した図である。
【図4】従来の対物レンズ駆動装置の主要構成部を表す
斜視図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 対物レンズホルダー 3 カウンタウェィト 4 シャフト 5a、5b センターヨーク 6 アウトヨーク 7 ベース 8a、8b フオーカシングコイル 9a、9b マグネット 10a、10b トラッキングコイル 20 ヨーク 21 マグネット 22 トラッキングコイル 23 フオーカシングコイル
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また本実施例によると、フオーカシングコ
イル8a、8bとトラッキングコイル10a、10bは
従来例のようにフオーカシングコイルの上に貼りつけら
れることなく、独立して配置されているのでフオーカシ
ングコイルとマグネットとのギャップの縮小化、対物レ
ンズ駆動装置の小型化に貢献している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 対物レンズ 2 対物レンズホルダー 3 カウンタウェィト 4 シャフト 5a、5b センターヨーク 6 アウトヨーク 7 ベース 8a、8b フオーカシングコイル 9a、9b マグネット 10a、10b トラッキングコイル 20 ヨーク 21 マグネット 22 トラッキングコイル 23 フオーカシングコイル 24 軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを光記録媒体に対してフォー
    カシング方向及びトラッキング方向に駆動する対物レン
    ズ駆動装置において、対物レンズを光記録媒体のフォー
    カシング方向に向けて装着した、トラッキング方向に回
    動可能な円形の可動部と、該可動部の外側の円周上に、
    半円筒形状を有し、互いに異なる磁極が対峙するように
    配置された複数のマグネットと、前記マグネットによる
    磁界発生方向に直交するように前記可動部に取り付けら
    れ、前記マグネットの対峙する磁極の近傍に配置され
    た、トラッキング駆動用コイルとを具備することを特徴
    とする対物レンズ駆動装置。
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