JPH06168322A - 画像の拡大変換方法 - Google Patents
画像の拡大変換方法Info
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- JPH06168322A JPH06168322A JP4320003A JP32000392A JPH06168322A JP H06168322 A JPH06168322 A JP H06168322A JP 4320003 A JP4320003 A JP 4320003A JP 32000392 A JP32000392 A JP 32000392A JP H06168322 A JPH06168322 A JP H06168322A
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 27
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformations in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
- G06T3/4023—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on decimating pixels or lines of pixels; based on inserting pixels or lines of pixels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 白黒2値画像から中間調画像へ画像を拡大変
換する際に画品質劣化の少ない画像の拡大変換方法を提
供する。 【構成】 原画像を、例えば倍率2で拡大変換する。次
に変換画素中の黒画素,2つの黒画素ではさまれている
画素,および4つの黒画素で囲まれている画素の階調数
をnとする。次に画素の値がnである画素の隣接する周
辺の画素に対して、該画素を中心とした領域内の画素値
がnである個数を加算し、該画素の値とする。これらを
すべての変換画素についてくり返し行いその値を決定
し、該変換画素の値をもとに中間調画像を表示する。
換する際に画品質劣化の少ない画像の拡大変換方法を提
供する。 【構成】 原画像を、例えば倍率2で拡大変換する。次
に変換画素中の黒画素,2つの黒画素ではさまれている
画素,および4つの黒画素で囲まれている画素の階調数
をnとする。次に画素の値がnである画素の隣接する周
辺の画素に対して、該画素を中心とした領域内の画素値
がnである個数を加算し、該画素の値とする。これらを
すべての変換画素についてくり返し行いその値を決定
し、該変換画素の値をもとに中間調画像を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白黒2値で表現された
画像(白黒2値画像)を拡大変換するに当たって中間調
表示可能な画像出力装置に対して中間調画像に変換し、
表示することにより画品質劣化の少ない画像を得ること
を目的とした画像の拡大変換方法に関するものである。
画像(白黒2値画像)を拡大変換するに当たって中間調
表示可能な画像出力装置に対して中間調画像に変換し、
表示することにより画品質劣化の少ない画像を得ること
を目的とした画像の拡大変換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的画像の拡大変換方法として
は、最も単純な方法には原画像の各画素を縦方法,横方
法それぞれに整数倍だけ拡大移動させて変換画像を作成
する方法がある。しかし、この方法では変換画像は飛び
飛びの画素の値しか持つことができず、著しく画品質を
劣化させる原因となっている。この欠点を除去するため
に、途中の画素の値を補間する方法があるが、この方法
でも画品質の点から満足する結果は得られていない。
は、最も単純な方法には原画像の各画素を縦方法,横方
法それぞれに整数倍だけ拡大移動させて変換画像を作成
する方法がある。しかし、この方法では変換画像は飛び
飛びの画素の値しか持つことができず、著しく画品質を
劣化させる原因となっている。この欠点を除去するため
に、途中の画素の値を補間する方法があるが、この方法
でも画品質の点から満足する結果は得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の欠点を除去する
ために、白黒2値で表現されている画像から白黒2値画
像への拡大変換方法の提案(小柳津他“パソコンを用い
たISDNオーディオグラフィック通信会議システムの
設計”情報処理学会論文誌 Vo133,No1,pp
91−99,1992,1)がある。上述の方法を用い
ると画品質の劣化は少ないが、拡大変換アルゴリズムは
複雑なものとなる。
ために、白黒2値で表現されている画像から白黒2値画
像への拡大変換方法の提案(小柳津他“パソコンを用い
たISDNオーディオグラフィック通信会議システムの
設計”情報処理学会論文誌 Vo133,No1,pp
91−99,1992,1)がある。上述の方法を用い
ると画品質の劣化は少ないが、拡大変換アルゴリズムは
複雑なものとなる。
【0004】一方、白黒2値画像を中間調画像に拡大変
換し、パソコンのディスプレイ等の中間調表示可能な画
像出力装置に出力するための拡大変換方法は、その効果
が大きいのにかかわらず、その提案は見あたらない。
換し、パソコンのディスプレイ等の中間調表示可能な画
像出力装置に出力するための拡大変換方法は、その効果
が大きいのにかかわらず、その提案は見あたらない。
【0005】本発明は、白黒2値画像から中間調画像へ
画像を拡大変換する際に拡大変換画像の変換黒画素の値
の決定に、該変換画素を中心として複数の変換画素の値
を利用することにより、上述の欠点を解決し、画品質劣
化の少ない画像の拡大変換方法を提供することを目的と
している。
画像を拡大変換する際に拡大変換画像の変換黒画素の値
の決定に、該変換画素を中心として複数の変換画素の値
を利用することにより、上述の欠点を解決し、画品質劣
化の少ない画像の拡大変換方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、白黒2値で表
現されている原画像を任意の倍率で拡大し、中間調表示
可能な画像出力装置に出力する画像の拡大変換方法にお
いて、変換画素の周囲のn個(n>2)を用い、それら
の画素の値を加算することにより、該変換画素の値とし
て階調数n+1以上の中間調画像とすることを特徴とし
ている。
現されている原画像を任意の倍率で拡大し、中間調表示
可能な画像出力装置に出力する画像の拡大変換方法にお
いて、変換画素の周囲のn個(n>2)を用い、それら
の画素の値を加算することにより、該変換画素の値とし
て階調数n+1以上の中間調画像とすることを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】変換画像の各画素の値を持つ(画素の値が零で
ない、即ち黒画素)画素の情報を用いて、これらの黒画
素、2つの黒画素で挟まれている画素および4つの黒画
素で囲まれている画素の階調数をnとし、さらにそれ以
外の画素(白画素)の値としては周囲のn個の中の黒画
素の個数を加算することにより得られた値を用いて中間
調表示を行う。その結果斜線のギザギザが小さくなり、
線の切れを除去することができる。
ない、即ち黒画素)画素の情報を用いて、これらの黒画
素、2つの黒画素で挟まれている画素および4つの黒画
素で囲まれている画素の階調数をnとし、さらにそれ以
外の画素(白画素)の値としては周囲のn個の中の黒画
素の個数を加算することにより得られた値を用いて中間
調表示を行う。その結果斜線のギザギザが小さくなり、
線の切れを除去することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。拡大変換を任意の倍数で行うことは原理的
には可能であるが、一般には整数倍の倍率で行えば十分
である場合が多い。以下の説明では、水平方向と垂直方
向を同一の倍率2で拡大し、かつ変換画素の値の決定に
は該変換画素を中心とした3×3の周囲の変換画素の値
を加算する場合について説明する。なお倍率が異なる場
合、あるいは変換画素の値の決定法が異なる場合でも同
様に行うことができる。
を説明する。拡大変換を任意の倍数で行うことは原理的
には可能であるが、一般には整数倍の倍率で行えば十分
である場合が多い。以下の説明では、水平方向と垂直方
向を同一の倍率2で拡大し、かつ変換画素の値の決定に
は該変換画素を中心とした3×3の周囲の変換画素の値
を加算する場合について説明する。なお倍率が異なる場
合、あるいは変換画素の値の決定法が異なる場合でも同
様に行うことができる。
【0009】図1は本発明における実施例のブロック図
を示し、1は原画像から変換画像への拡大変換処理手
段、2は変換黒画素の個数を求めることにより変換画素
の値を求める変換画素値の決定手段、3は変換画素の値
よりもとめる中間調画像の表示値の決定手段である。図
2は図1に示す本発明による拡大変換方法の流れの例を
示すものである。なお、図1の、原画像から変換画像へ
の拡大変換手段1と、変換画素の値より求める中間調画
像の表示値の決定手段3は、公知の方法により実行すれ
ば良い。
を示し、1は原画像から変換画像への拡大変換処理手
段、2は変換黒画素の個数を求めることにより変換画素
の値を求める変換画素値の決定手段、3は変換画素の値
よりもとめる中間調画像の表示値の決定手段である。図
2は図1に示す本発明による拡大変換方法の流れの例を
示すものである。なお、図1の、原画像から変換画像へ
の拡大変換手段1と、変換画素の値より求める中間調画
像の表示値の決定手段3は、公知の方法により実行すれ
ば良い。
【0010】次に図3〜図6を用いて本発明の実施例の
詳細を説明する。図3,図4における画素の値は、黒画
素を“1”とする。まず図3の原画像を、拡大変換処理
手段1により倍率2で拡大変換する。その結果を図4に
示す。図4において、2つの黒画素間に挟まれている画
素および4つの黒画素内に囲まれている画素の値を
“9”とする。その結果を図5に示す。つぎに、画素の
値が“9”である画素の隣接する周辺の画素に対して、
この画素を中心に周辺の3×3の画素を対象として、そ
の画素の値が“9”である画素の個数を加算し、該画素
の値とする。その結果を図6に示す。以上の方法によ
り、すべての変換画素について繰り返しその値を決定
し、この結果を中間調で表示可能な出力装置に表示す
る。図3〜図6からもわかるように、中間調表示をする
ことにより斜線のギザギザを小さくし、線の切れを除去
できることなどの効果が期待できる。
詳細を説明する。図3,図4における画素の値は、黒画
素を“1”とする。まず図3の原画像を、拡大変換処理
手段1により倍率2で拡大変換する。その結果を図4に
示す。図4において、2つの黒画素間に挟まれている画
素および4つの黒画素内に囲まれている画素の値を
“9”とする。その結果を図5に示す。つぎに、画素の
値が“9”である画素の隣接する周辺の画素に対して、
この画素を中心に周辺の3×3の画素を対象として、そ
の画素の値が“9”である画素の個数を加算し、該画素
の値とする。その結果を図6に示す。以上の方法によ
り、すべての変換画素について繰り返しその値を決定
し、この結果を中間調で表示可能な出力装置に表示す
る。図3〜図6からもわかるように、中間調表示をする
ことにより斜線のギザギザを小さくし、線の切れを除去
できることなどの効果が期待できる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明を用いれば変換画素
の値を周囲のn個の変換画素を参照して決定することに
より階調数n+1以上の中間調画像とすることが可能で
ある。この中間調画像を、中間調画像表示が可能な出力
装置に出力することにより斜線のギザギザを小さくし、
かつ線の切れのない画品質劣化の少ない良好な変換画像
が得られる。さらに、今後ますます増加する高齢者のデ
ィスプレイ利用に当たって、本発明の画像の拡大変換方
法は、その効果は大である。
の値を周囲のn個の変換画素を参照して決定することに
より階調数n+1以上の中間調画像とすることが可能で
ある。この中間調画像を、中間調画像表示が可能な出力
装置に出力することにより斜線のギザギザを小さくし、
かつ線の切れのない画品質劣化の少ない良好な変換画像
が得られる。さらに、今後ますます増加する高齢者のデ
ィスプレイ利用に当たって、本発明の画像の拡大変換方
法は、その効果は大である。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の拡大変換方法の流れを説明するフロー
チャート。
チャート。
【図3】原画像の様子を示す説明図。
【図4】原画像を倍率2で拡大変換した様子を示す説明
図。
図。
【図5】図4の黒画素で囲まれている画素の値を9とし
たときの様子を示す説明図。
たときの様子を示す説明図。
【図6】図5の画素値9で示される画素の個数を加算し
たときの様子を示す説明図。
たときの様子を示す説明図。
1…拡大変換処理手段 2…変換画素値の決定手段 3…表示値の決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 8121−5G H04N 1/393 4226−5C
Claims (1)
- 【請求項1】 白黒2値で表現されている原画像を任意
の倍率で拡大し、中間調表示可能な画像出力装置に出力
する画像の拡大変換方法において、変換画素の周囲のn
個(n>2)を用い、それらの画素の値を加算すること
により、該変換画素の値として階調数n+1以上の中間
調画像とすることを特徴とする画像の拡大変換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320003A JPH06168322A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 画像の拡大変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320003A JPH06168322A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 画像の拡大変換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168322A true JPH06168322A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18116669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4320003A Pending JPH06168322A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 画像の拡大変換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06168322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997015029A1 (fr) * | 1995-10-20 | 1997-04-24 | Fujitsu Limited | Procedes et appareil pour creer des grises |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320003A patent/JPH06168322A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997015029A1 (fr) * | 1995-10-20 | 1997-04-24 | Fujitsu Limited | Procedes et appareil pour creer des grises |
US6100997A (en) * | 1995-10-20 | 2000-08-08 | Fujitsu Limited | Image half-tone processor and method thereof |
EP1282108A1 (en) * | 1995-10-20 | 2003-02-05 | Fujitsu Limited | Image half-tone processor and method thereof |
EP1282107A1 (en) * | 1995-10-20 | 2003-02-05 | Fujitsu Limited | Image half-tone processor and method thereof |
CN1103479C (zh) * | 1995-10-20 | 2003-03-19 | 富士通株式会社 | 图象半色调处理装置及方法 |
US6657747B1 (en) | 1995-10-20 | 2003-12-02 | Fujitsu Limited | Image half-tone processor and method thereof |
KR100426116B1 (ko) * | 1995-10-20 | 2004-07-23 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 화상중간조처리장치및방법 |
US6897981B2 (en) | 1995-10-20 | 2005-05-24 | Fujitsu Limited | Image half-tone processor and method thereof |
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