JPH06168312A - イメージ地図表示方法 - Google Patents

イメージ地図表示方法

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JPH06168312A
JPH06168312A JP4343360A JP34336092A JPH06168312A JP H06168312 A JPH06168312 A JP H06168312A JP 4343360 A JP4343360 A JP 4343360A JP 34336092 A JP34336092 A JP 34336092A JP H06168312 A JPH06168312 A JP H06168312A
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JP
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map
image
screen
buffer memory
data
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Application number
JP4343360A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Nonoyama
泰匡 野々山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図の読み出し回数を削減して、地図検索シ
ステムの動作時間を短かくする。 【構成】 地図を検索する場合は、補助記憶装置1から
直接検索するのではなく、一度、地図バッファメモリ2
に検索に必要なイメージ地図データを読み出す。そして
地図バッファメモリ2から必要なイメージ地図データを
地図合成表示画面用メモリ3に展開し、CRT画面4に
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地図原稿をイメージ
スキャナ等で入力し、この入力したイメージ地図のデー
タにもとづいて、連続した地図をCRT画面上に表示す
るイメージ地図表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイメージ地図表示方法を使用した
装置として、例えば図17に示す地図検索システムがあ
る。図17は地図検索システムの概略図であり、図17
において、1はイメージ地図のデータを格納する磁気デ
ィスク,光ディスク等の補助記憶装置、20は補助記憶
装置1から読み出したイメージ地図のデータをイメージ
地図データとして展開する展開メモリ、3はCRT等の
画面上に地図を合成して表示するために、地図を合成し
て表示を行う地図合成表示画面用メモリ、4は地図を表
示するCRT画面、50は地図を頁ごと入力するイメー
ジスキャナーである。図18は、この従来例の動作を示
すフローチャートである。次に、このフローチャートを
用いて従来例の動作を説明する。補助記憶装置1にはあ
らかじめイメージスキャナー50からイメージ地図デー
タすなわち地図原稿が格納されている。オペレータから
CRT画面4上に表示する地図を示す町名,番地等が入
力されると、この地図検索システムに対して表示される
地図の位置が指定される(ステップS80,S81)。
地図検索システムは地図合成部分の地図の位置や大きさ
(サイズ)を計算し(ステップS82)、地図合成部分
をそれを含む地図頁に分割する(ステップ83)。次
に、補助記憶装置1から地図頁毎単位にイメージ地図デ
ータを展開メモリ20に読み出し(ステップS84)、
その読み出した地図(イメージ地図データ20a)から
必要部分を地図合成表示画面用メモリ3に転記する(ス
テップS85)。そして、地図合成画面が完成したか否
かを判断し(ステップS86)、完成していれば(YE
S)、その合成した画面(地図)をCRT画面4上に表
示して終了し、未完成であれば(NO)、ステップS8
4からの処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のイメージ地図表
示方法では、上述したようにイメージ地図データを毎回
表示の度に補助記憶装置から読み出して処理していた。
このため、以下のような問題点がある。 1)地図を表示する度にイメージ地図データの読み出し処
理が発生し、表示速度が遅い。 2)地図のスクロール処理を行う時は、地図の表示位置を
移動させる度に地図の合成処理を行うため、表示速度が
遅い。 3)入力された地図イメージデータのみを使用するので、
地図の拡大,縮小の表示ができない。 4)任意倍率のイメージ地図の拡大,縮小の表示後に地図
をスクロールする処理が遅くなる。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、地図を表示する速度が速い、また
スクロール処理を行う時でも地図の表示速度が速い、さ
らに地図の拡大,縮小表示ができ、この地図の拡大,縮
小表示後のスクロール処理も速いイメージ地図表示方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るイ
メージ表示方法は、図1で示すように、地図原稿を記憶
する記憶装置を有する地図検索システムに地図バッファ
メモリ2を設け、イメジ地図を数頁分画面上に表示する
場合に、イメージ地図のデータを記憶装置から上記地図
バッファメモリに一時保管し、この地図バッファメモリ
のイメージ地図のデータを画面合成用として用いるよう
にした。この第2の発明に係るイメージ地図表示方法
は、図6で示すように、地図バッファメモリ2を設け、
イメージ地図を数頁分画面上に合成し、この合成した地
図に対して、表示位置を移動するスクロール処理を行う
場合に、この処理による表示位置の移動に従って、上記
地図バッファメモリのイメージ地図データを、地図の再
使用をする共通部分と移動に伴う補充部分とに分け、共
通部分は前回の地図表示データを使用し、補充部分は上
記地図バッファメモリより読出して地図の合成表示を行
うようにした。この第3の発明に係るイメージ地図表示
方法は、図6で示すように、上記補充部分を記憶装置か
ら地図バッファメモリに読み出して合成表示するように
した。
【0006】この第4の発明に係るイメージ地図表示方
法は、図9で示すように、地図バッファメモリ2を設
け、この地図バッファメモリでイメージ地図を数頁分画
面上に合成し、この合成した地図に対して拡大表示を行
う時に、そのイメージ地図の拡大する部分のみのデータ
を対象として地図合成処理を行い、この処理で作成され
たイメージ地図を拡大処理後、表示するようにした。こ
の第5の発明に係るイメージ地図表示方法は図11で示
すように、地図バッファメモリ2を設け、この地図バッ
ファメモリでイメージ地図を数頁分合成し、この合成し
て表示した地図に対して縮小処理を行う時に、そのイメ
ージ地図に対して縮小処理を前提にそのイメージ地図か
ら読み出すデータの部分を大きく設定して地図合成処理
を行い、この処理で作成されたイメージ地図を、縮小処
理後に表示するようにした。この第6の発明に係るイメ
ージ表示方法は、図13で示すように、地図バッファメ
モリ2を設け、イメージ地図を数頁分画面上に合成し、
この合成した地図に対してスクロール処理を行う場合
に、この処理による表示位置の移動に従って、上記地図
バッファメモリのイメージ地図のデータを、地図を再使
用する共通部分と移動に伴う補充部分とに分け、共通部
分は前回の地図表示データを使用し、補充部分は上記地
図バッファメモリより読み出して地図の合成表示を行う
とともに、任意の倍率による地図スクロール処理につい
ては上記補充部分に対して拡大,縮小を行うようにし
た。
【0007】
【作用】この発明によるイメージ表示方法は、以下のよ
うに作用する。まず、画面上に表示する地図が指示され
ると、その表示するイメージ地図のデータが、地図原稿
を有する記憶装置から地図バッファメモリに一時保管さ
れる。そして、この地図バッファメモリのイメージ地図
のデータがCRT等の画面に表示される。この第2の発
明に係るイメージ表示方法は以下のように作用する。ま
ず、画面上に表示する数頁分のイメージ地図が指示され
ると、その表示するイメージ地図のデータが地図原稿を
有する記憶装置から地図バッファメモリに一時保管され
る。そして、この地図バッファメモリ上でイメージ地図
のデータが合成されて画面に表示される。次に、その合
成した画面の地図に対してスクロール処理を行う場合、
上記地図バッファメモリのイメージ地図のデータを、地
図の再使用をする共通部分と移動に伴う補充部分とに分
ける。そして、その共通部分は前回の地図表示データを
使用し、補充部分は上記地図バッファメモリより読み出
して地図を合成し表示する。このように、スクロール処
理による移動に伴うイメージ地図のデータを、移動の度
に読み出して合成するのではなく、読み出すのを補充部
分のみに限って読み出し回数を少なくした。この第3の
発明によるイメージ表示方法は、上記補充部分が上記地
図バッファメモリに格納されていない場合に、このメモ
リから読み出すのではなく、上記補充部分を上記地図バ
ッファメモリの空いた部分に記憶装置から読み出して行
うように作用する。
【0008】この第4の発明によるイメージ地図表示方
法は、以下のように作用する。まず画面上に表示する数
頁分のイメージ地図が指示されると、その表示するイメ
ージ地図のデータが地図原稿を有する記憶装置から地図
バッファメモリに一時保管される。そして、この地図バ
ッファメモリ上でイメージ地図のデータが合成されて画
面に表示される。次に合成した地図に対して拡大表示を
行う時に、その拡大する部分のみのイメージ地図のデー
タを対象として地図合成処理を行い、この処理後の作成
されたイメージ地図を拡大処理後に表示する。この第5
の発明によるイメージ地図表示方法は、上記地図バッフ
ァメモリを使用し、補充部分は上記地図バッファメモリ
より読み出し、地図を合成し表示する。そして、任意の
倍率の拡大,縮小後における地図スクロール処理につい
ては、上記補充部分に対してのみ拡大,縮小して合成す
るようにする。上で合成され画面上に表示された地図に
対して縮小表示を行う時に、縮小処理を前提に読み出す
部分のイメージ地図のデータを大きく設定して地図合成
処理を行い、合成されたイメージ地図を縮小処理後、表
示するように作用する。この第6の発明によるイメージ
地図表示方法は以下のように作用する。まず、画面上に
表示する数頁分のイメージ地図が指示され、記憶装置か
ら地図バッファメモリにデータが一時保管される。そし
て、そのデータが合成されて画面上に地図として表示さ
れる。この地図に対してスクロール処理を行う場合、上
記バッファメモリのイメージ地図のデータを共通部分と
補充部分とに分ける。そして、その共通部分は前回の地
図表示データ
【0009】
【実施例】次に、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1は、この第1の発明の一実施例(実施例1)
を説明する地図検索システムの概略図である。図1にお
いて、1はイメージ地図データを格納する補助記憶装
置、2は上記補助記憶装置から読み出したイメージ地図
データを展開して再利用を可能とする地図バッファメモ
リ、3は上記地図バッファメモリ2からのイメージ地図
データから地図を合成する地図合成表示画面用メモリ、
3aは合成された地図合成画面、4はその地図を表示す
るCRT画面、50は地図原稿を頁ごと入力するイメー
ジスキャナーである。この実施例1のシステムには、使
用するイメージ地図を頁ごと一時保管する地図バッファ
メモリ2が設けられている。地図合成表示画面用メモリ
3は地図バッファメモリ2から必要なイメージ地図デー
タを読み出すことにより、補助記憶装置1から表示の都
度、イメージ地図データを読み出すのに比べて読み出し
時間を短縮できる。
【0010】図2は、図1のシステムにおける補助記憶
装置1内の記憶内容1aを具体的に示した図である。補
助記憶装置1内には、あらかじめイメージスキャナー5
0から地図原稿のイメージ地図が格納されており、その
記憶内容1aは図2のように、1頁から32頁まで格納
されている。またMはCRT画面4に表示させる地図の
範囲を示している。図3は図1のシステムにおける地図
バッファメモリ2の記憶内容2aおよび地図合成表示画
面用メモリ3の記憶内容3aを具体的に示した図であ
る。記憶内容2aにはCRT画面4に表示する任意の地
点を中心にその範囲のイメージ地図データが補助記憶装
置1から読み出されて頁ごとに格納されている。図3の
例では、(12),(13),(20),(21),
(4),(5),(11),(19)頁のイメージ地図
データが格納されている。また地図合成画面3aはCR
T画面4に表示する合成したイメージ地図データであ
り、図3の例では現在(12),(13),(20),
(21)頁のイメージ地図が合成されていることを示し
ている。
【0011】図4はこの実施例1のシステムにおけるス
クロール処理時の概略図である。図4において、3a′
は移動後の地図合成画面である。まず、地図合成画面3
aは現在の地図を表示するのに必要な(12),(1
3),(20),(21)頁のイメージ地図データを地
図バッファメモリ2から読み出して展開する。この後、
スクロール処理(この場合は、右斜め下)の指示があれ
ば、今まで表示していたイメージ地図データ以外に、不
足する地図合成画面のイメージ地図データを地図バッフ
ァメモリ2から読み出す。すなわち、移動後の地図合成
画面3a′では、その不足するイメージ地図データ
((3)〜(5)頁の一部、(11)頁と(19)頁の
一部)を地図バッファメモリ2から読み出し合成してC
RT画面4に表示する。
【0012】図5はこの実施例1のシステムの動作を示
すフローチャートである。次に、この実施例1のシステ
ムにおける動作を図5を参照して説明する。まず、図1
において、補助記憶装置1にはイメージスキャナー50
によりあらかじめ図2のような地図原稿が地図の頁単位
で読み込まれているものとする。オペレータはこのシス
テムに対し、CRT画面4に表示させる地図の位置を指
定する(ステップS1)。例えば、これは表示住所(○
町○丁目)、電話番号、目標者を、オペレータがキーボ
ード,マウス等から入力することにより行われる。次
に、このシステムは、CRT画面4に表示する地図の地
図合成部分の位置とサイズ(範囲)を計算し、その地図
合成部分を指定位置を含む地図頁に分割する(ステップ
S2,S3)。このシステムは、地図バッファメモリ2
上に表示に必要なイメージ地図データが存在するか否か
を判断し(ステップS4)、存在すれば(YES)、地
図バッファメモリ2から必要部分を3に転記し(ステッ
プS6)、存在しなければ(NO)、補助記憶装置1か
ら地図頁単位に地図バッファメモリ2上にイメージ地図
データを読み出して(ステップS5)、この処理後にス
テップS6の処理を行う。次に地図合成表示画面用メモ
リ3上の地図合成画面3aが完成したか否かを判断し
(ステップS7)、完成していれば(YES)、合成し
た地図合成画面3aをCRT画面4に表示し(ステップ
S8)、完成していなければ(NO)、ステップS4の
処理に戻る。また、図4で説明したようなスクロール処
理を行う場合は、ステップS4〜S7の処理をくり返し
行う。
【0013】図6はこの第2,3の発明の一実施例(実
施例2)を説明する地図検索システムの概略図である。
図6において、30は地図合成表示画面用メモリ3内の
地図表示画面3aにおける共通部分であり、31は補充
部分である。地図合成画面3aで表示される地図を移動
するスクロール処理を行う場合、このシステムは、表示
されている地図合成画面3aを共通部分30と補充部分
31とに分ける。そして、スクロール処理後における移
動後の地図合成画面3a′では、共通部分30は地図合
成画面3aで使用した前回の地図表示データを使用して
地図の合成表示を行い、補充部分31は地図バッファメ
モリ2から読み出してその合成表示を行う。移動後の地
図合成画面3a′の補充部分31では、地図バッファメ
モリ2から(4),(11)頁のイメージ地図データが
読み出されて合成されている。図7はスクロール処理の
際の地図合成概念を説明する図である。図7で示すよう
に、スクロール処理前の地図合成画面3aは、共通部分
30と補充部分31とが8種類に分割される。そして、
移動後の地図合成画面3a′では、補充部分31aが3
1a,31a′のさらに2個の矩形に分割される。そし
て、これらの分割された矩形31a,31a′が地図バ
ッファメモリ2から補充される。また地図バッファメモ
リ2に補充部分31aが存在しない場合には、補助記憶
装置1から地図バッファメモリ2に読み出し、この地図
バッファメモリ2から補充する。
【0014】図8は、この実施例2のシステムにおける
動作を示すフローチャートである。次に、このシステム
の動作について図8を参照して説明する。まず、図6に
おいて、オペレータの指示により、指定された位置の地
図が表示されるまでは実施例1のシステムと同じであ
る。次に、オペレータが、例えば画面右下へのスクロー
ル処理を指示して、そのスクロール処理に伴う地図移動
後の表示位置をこのシステムに指定する(ステップS1
0)。このシステムはその移動位置から表示中の地図と
の共通部分30を計算し、共通部分30を移動後の地図
合成画面3a′に転記する(ステップS11,S1
2)。また、表示中の地図における補充部分31を矩形
(図7の補助部分31a,31a′)に分割する(ステ
ップS13)。次に、その分割された矩形単位に地図を
合成し、補充部分の地図を合成する(ステップS14,
S15)。補充部分が合成されたか否かを判断し(ステ
ップS16)、合成された場合は(YES)、その補充
部分のイメージ地図データを移動後の地図合成画面3
a′に転記し、合成後のその地図をCRT画面4に表示
し(ステップS17,S18)、合成されない場合は
(NO)、ステップS14の処理に戻る。このようにし
て、地図バッファメモリ2からの地図データの読み出し
は補充部分31についてのみ行う。また、もしその補充
部分31が地図バッファメモリ2にない場合には、補助
記憶装置1から必要頁を地図バッファメモリ2に読み出
す。このとき、地図バッファメモリ2に空き領域がない
場合は、このメモリから必要なイメージ地図を削除し
て、その削除した空き領域に行う。実際には、このよう
な処理を行うことはあまり多くない。
【0015】図9はこの第4の発明の一実施例(実施例
3)を説明する地図検索システムの概略図である。図9
において、3bは地図合成表示画面用メモリ3の地図合
成画面、3cは地図合成画面3bのイメージ地図を拡大
した地図拡大画面である。他の部分は、実施例1,2と
同じである。この実施例3のシステムでは、地図の拡大
表示をする場合に、地図バッファメモリ2から拡大する
部分のみを対象として地図合成処理を行い、作成された
イメージ地図を拡大処理後、CRT画面4に表示を行う
ようにした。例えば、地図の拡大処理に必要なイメージ
地図データを地図バッファメモリ2の(12),(1
3),(20),(21)頁から必要な部分(1
2′),(13′),(20′),(21′)を読み出
して地図合成処理後、拡大処理を行う(12A),(1
2A),(12A),(12A)からなる地図拡大画面
3cを作成する。図10はこの実施例3のシステムにお
ける動作を示すフローチャートである。次に、このシス
テムの動作について図10のフローチャートを用いて説
明する。まず、オペレータから地図の拡大部分が指示
(例えば、○○丁目○番地)されると、このシステム
は、拡大前の地図の画面サイズを計算し(ステップS2
0)、拡大前の画面サイズにおける地図を地図合成表示
画面用メモリ3上の地図合成画面3bとして合成する
(ステップS21)。次に、その作成した地図合成画面
3bを拡大転記処理して地図拡大画面3cを得る(ステ
ップS22)。そして、この地図拡大画面3cをCRT
画面4に表示する(ステップS23)。
【0016】図11はこの第4の発明の一実施例(実施
例4)を説明する地図検索システムの概略図である。図
11において、3dは地図合成表示画面用メモリ3の地
図合成画面、3eは地図合成画面3dのイメージ地図を
拡大した地図縮小画面である。他の部分は、実施例1,
2と同じである。この実施例4のシステムでは、地図の
拡大表示をする場合に、2から拡大する部分のみを対象
として地図合成処理を行い、作成されたイメージ地図を
拡大処理後、CRT画面4に表示を行うようにした。例
えば、地図の縮小処理に必要なイメージ地図データを地
図バッファメモリ2の(12),(13),(20),
(21)頁から必要な部分(12),(13),(2
0),(21)を読み出して地図合成処理後、拡大処理
を行って(12B),(12B),(12B),(12
B)からなる地図縮小画面3eを作成する。図12はこ
の実施例3のシステムにおける動作を示すフローチャー
トである。次に、このシステムの動作について図12の
フローチャートを用いて説明する。まず、オペレータか
ら地図の拡大部分が指示(例えば、○○丁目○番地)さ
れると、このシステムは、縮小前の地図の画面サイズを
計算し(ステップS30)、拡大前の画面サイズにおけ
る地図を地図合成表示画面用メモリ3上の地図合成画面
3dとして合成する(ステップS31)。次に、その作
成した地図合成画面3dを拡大転記処理して地図縮小画
面3eを得る(ステップS32)。そして、この地図縮
小画面3eをCRT画面4に表示する(ステップS3
3)。
【0017】図13はこの第6の発明の一実施例(実施
例5)を説明する地図検索システムの概略図である。図
13において、3fは地図拡大画面であり、他は実施例
3(図9)と同じ構成である。この実施例5のシステム
では、地図の拡大処理においてもスクロール処理ができ
る構成となっている。すなわち、任意の倍率でスクロー
ル処理を行う場合、地図合成画面3bから地図拡大画面
3cに拡大転記される。そして地図拡大画面3cが共通
部分30bと地図バッファメモリ2からそのデータを読
み出しする補充部分31bとに分けられる。スクロール
処理の時は、補充部分31bのみを地図バッファメモリ
2から読み出し、地図拡大画面3fで合成してCRT画
面4に表示する。図14はこの実施例5のシステムにお
ける動作を示すフローチャートである。次に、この実施
例5のシステムにおける動作を図14のフローチャート
を参照して説明する。まず、オペレータからスクロール
処理がこのシステムに指示されると、このシステムは、
現在表示している地図拡大画面3cにおけるスクロール
処理による移動位置から画面サイズを計算する(ステッ
プS40)。次に、地図の移動位置から地図拡大画面3
c,3fの共通部分30bを計算する(ステップS4
1)。そして地図拡大画面3cから共通部分を地図拡大
画面3fに転記する(ステップS42)。地図拡大画面
3fの補充部分31bを計算し、その補充部分を分割す
る(ステップS43,S44)。次に、その補充部分3
1bの拡大処理前のサイズを計算し(ステップS4
5)、拡大処理前のサイズに地図を合成し、合成された
矩形を地図拡大画面3fに拡大転記する(ステップS4
6,S47)。そして、地図の補充を矩形単位すべてに
ついて行ったか否かを判断し(ステップS48)、行っ
ていれば(YES)、地図拡大画面3fをCRT画面に
表示し(ステップS49)、行ってなければ(NO)、
ステップS45に戻る。このステップS45〜S48の
処理については、地図拡大画面3fの矩形単位ごとに何
回かくり返えして行われる。
【0018】図15はこの第6の発明の応用例を説明す
る地図検索システムの概略図である。図15において、
3gは地図拡大画面であり、他は実施例3(図9)と同
じ構成である。この実施例5のシステムでは、地図の縮
小処理においてもスクロール処理ができる構成となって
いる。すなわち、任意の倍率でスクロール処理を行う場
合、地図合成画面3dから地図縮小画面3eに拡大転記
される。そして地図縮小画面3eが共通部分30cと地
図バッファメモリ2からそのデータを読み出しする補充
部分31cとに分けられる。スクロール処理の時は、補
充部分31bのみ地図バッファメモリ2から読み出し地
図縮小画面3eで合成してCRT画面4に表示する。図
16はこの実施例5のシステムにおける動作を示すフロ
ーチャートである。次に、この実施例5のシステムにお
ける動作を図15のフローチャートを参照して説明す
る。まず、オペレータからスクロール処理がこのシステ
ムに指示されると、このシステムは、現在表示している
地図縮小画面3cにおけるスクロール処理による移動位
置から画面サイズを計算する(ステップS60)。次
に、地図の移動位置から地図縮小画面3c,3fの共通
部分30cを計算する(ステップS61)。そして地図
縮小画面3eから共通部分30cを地図縮小画面3gに
転記する(ステップS62)。3fの補充部分を計算
し、その補充部分を分割する(ステップS63,S6
4)。次に、その補充部分の縮小処理前のサイズを計算
し(ステップS65)、縮小処理前のサイズに地図を合
成し、合成された矩形を3fに縮小転記する(ステップ
S66,S67)。そして、地図の補充を矩形単位すべ
てについて行ったか否かを判断し(ステップS68)、
行っていれば(YES)、地図縮小画面3gをCRT画
面に表示し(ステップS69)、行ってなければ(N
O)、ステップS65に戻る。このステップS65〜S
68の処理については、地図縮小画面3eの矩形単位ご
とに何回かくり返えし行われる。
【0019】
【発明の効果】この第1の発明によれば、数頁分のイメ
ージ地図を画面上に合成する場合に、地図の原稿を有す
る記憶装置からイメージ地図のデータを直接読み出すの
ではなく、一度記憶装置から地図バッファメモリに格納
し、この地図バッファメモリからイメージ地図データを
読み出して合成する構成としたため、そのデータの読み
出し処理にかかる時間を少なくすることができ、地図の
表示速度を速くする効果がある。この第2の発明によれ
ば、画面上に表示された地図をスクロールする場合、地
図バッファメモリ上のデータを固定部分と補充部分とに
分け、スクロール処理に伴ってその補充部分のみを地図
バッファメモリから読み出す構成としたため、上記第1
の発明の効果に加えて、スクロール処理が高速に行える
効果がある。この第3の発明によれば、上記補充部分を
記憶装置から地図バッファメモリに一度読み出してから
行う構成としたため、スクロール処理で補充部分が地図
バッファメモリにない場合でも、スクロールでその表示
位置に移動する前に、あらかじめ地図バッファメモリに
表示するのに必要なデータを読み出しておけるため、地
図上の広い範囲においてスクロール処理が高速に行える
効果がある。この第4の発明によれば、地図バッファメ
モリ内のデータのうち拡大する部分のみを対象に合成し
て地図の拡大表示ができる構成としたため、地図の拡大
処理が高速に行える効果がある。この第5の発明によれ
ば、地図バッファメモリ内のデータのうち縮小処理を前
提に読み出す部分を大きく設定して地図合成処理を行
い、地図の縮小処理ができる構成としたため、地図の縮
小処理が高速に行える効果がある。この第6の発明によ
れば、画面上に表示された地図を拡大,縮小してスクロ
ールする場合、地図バッファメモリ上のデータを固定部
分と補充部分に分け、固定部分はそのまま拡大,縮小
し,補充部分のみを地図バッファメモリから読み出して
拡大,縮小する構成としたため,地図を拡大,縮小した
状態でスクロール処理を高速に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この第1の発明の一実施例を説明する地図検索
システムの概略図である。
【図2】図1のシステムの記憶装置内部におけるデータ
内容を示す図である。
【図3】図1のシステムの記憶装置内部におけるデータ
内容を示す図である。
【図4】図1のシステムにおけるスクロール処理時の概
略図である。
【図5】図1のシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】この第2,3の発明の一実施例を説明する地図
検索システムの概略図である。
【図7】図6のシステムにおける地図合成概念を説明す
る図である。
【図8】図6のシステムの動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】この第4の発明の一実施例を説明する地図検索
システムの概略図である。
【図10】図9のシステムの動作を示すフローチャート
である。
【図11】この第5の発明の一実施例を説明する地図検
索システムの概略図である。
【図12】図11のシステムの動作を示すフローチャー
トである。
【図13】この第6の発明の一実施例を説明する地図検
索システムの概略図である。
【図14】図13のシステムの動作を示すフローチャー
トである。
【図15】図13のシステムの応用例による概略図であ
る。
【図16】図15のシステムの動作を示すフローチャー
トである。
【図17】従来の技術を説明する地図検索システムの概
略図である。
【図18】図17のシステムの動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 補助記憶装置 2 地図バッファメモリ 3 地図合成表示画面用メモリ 3a,3b,3d 地図合成画面 3a′ 移動後の地図合成画面 3c,3f 地図拡大画面 3e,3g 地図縮小画面 4 CRT画面 20 展開メモリ 50 イメージスキャナー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図原稿のイメージ地図を各頁毎にイメ
    ージスキャナーによって記憶装置に記憶し、上記イメー
    ジ地図を数頁分画面上に合成して表示するイメージ地図
    表示方法において、画面上に表示したイメージ地図のデ
    ータを一時保管する地図バッファメモリを設け、この地
    図バッファメモリのイメージ地図のデータを画面合成用
    として用いるようにしたことを特徴とするイメージ地図
    表示方法。
  2. 【請求項2】 地図原稿のイメージ地図を各頁毎にイメ
    ージスキャナーによって記憶装置に記憶し、上記イメー
    ジ地図を数頁分画面上に合成して表示するイメージ地図
    表示方法において、画面上に表示したイメージ地図のデ
    ータを一時保管する地図バッファメモリを設け、この地
    図バッファメモリのイメージ地図のデータを画面合成用
    として用いるようにし、地図の表示位置を移動し隣接の
    地図を表示する地図スクロール処理を、地図の表示位置
    の移動に従って、地図の再使用する共通部分と移動に伴
    なう補充部分とに分け、共通部分は前回の地図表示デー
    タを使用し、補充部分は地図バッファメモリより読み出
    して地図の合成表示を行うことを特徴とするイメージ地
    図表示方法。
  3. 【請求項3】 上記補充部分は、記憶装置から地図バッ
    ファメモリに読み出してから、この地図バッファメモリ
    より読み出して地図の合成表示を行うようにしたことを
    特徴とする請求項第2項記載のイメージ地図表示方法。
  4. 【請求項4】 地図原稿のイメージ地図を各頁毎にイメ
    ージスキャナーによって記憶装置に記憶し、上記イメー
    ジ地図を数頁分画面上に合成して表示するイメージ地図
    表示方法において、画面上に表示したイメージ地図のデ
    ータを一時保管する地図バッファメモリを設け、この地
    図バッファメモリのイメージ地図のデータを画面合成用
    として用いるようにし、表示される地図の拡大表示を行
    う時に、拡大する部分のみを対象として上記地図合成処
    理を行い、作成されたイメージ地図を拡大処理後、表示
    を行うようにしたことを特徴とするイメージ地図表示方
    法。
  5. 【請求項5】 地図原稿のイメージ地図を各頁毎にイメ
    ージスキャナーによって記憶装置に記憶し、上記イメー
    ジ地図を数頁分画面上に合成して表示するイメージ地図
    表示方法において、画面上に表示したイメージ地図のデ
    ータを一時保管する地図バッファメモリを設け、この地
    図バッファメモリのイメージ地図のデータを画面合成用
    として用いるようにし、表示される地図の縮小表示処理
    を行う時に、縮小処理を前提に読み出す部分を大きく設
    定して地図合成処理を行い、合成されたイメージ地図を
    縮小処理後、表示を行うようにしたことを特徴とするイ
    メージ地図表示方法。
  6. 【請求項6】 地図原稿のイメージ地図を各頁毎にイメ
    ージスキャナーによって記憶装置に記憶し、上記イメー
    ジ地図を数頁分画面上に合成して表示するイメージ地図
    表示方法において、画面上に表示したイメージ地図のデ
    ータを一時保管する地図バッファメモリを設け、この地
    図バッファメモリのイメージ地図のデータを画面合成用
    として用いるようにし、地図の表示位置を移動し隣接の
    地図を表示する地図スクロール処理を、地図の表示位置
    の移動に従って、地図の再使用する共通部分と移動に伴
    なう補充部分とに分け、共通部分は前回の地図表示デー
    タを使用し、補充部分は地図バッファメモリより読み出
    して地図の合成表示を行うとともに、任意の倍率の地図
    スクロール処理については補充部分だけ拡大,縮小を行
    うことを特徴とするイメージ地図表示方法。
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