JPH0616790B2 - ワイヤの接続方法 - Google Patents

ワイヤの接続方法

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JPH0616790B2
JPH0616790B2 JP61115835A JP11583586A JPH0616790B2 JP H0616790 B2 JPH0616790 B2 JP H0616790B2 JP 61115835 A JP61115835 A JP 61115835A JP 11583586 A JP11583586 A JP 11583586A JP H0616790 B2 JPH0616790 B2 JP H0616790B2
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fitting
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繁雄 林
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡の鉗子装置における鉗子カップの操作ワ
イヤを鉗子カップのワイヤ継手金具に接続する場合等の
ワイヤを継手部材に接続する方法に関する。
[従来の技術] 従来のワイヤの接続方法の一例として内視鏡用鉗子装置
における鉗子カップの操作ワイヤとその継手金具につい
ての接続方法を以下に説明する。
まず、内視鏡用鉗子装置の従来技術としては特開昭60
−222047号公報所載の装置を挙げることができる
とともに同公報所載の内知鏡用鉗子装置を第7図および
第8図により具体的に説明する。
しかして、第7図に示す如く、内視鏡用鉗子装置は、内
視鏡1の操作部2に備える鉗子口3より挿入するととも
に内視鏡1の連結部4,湾曲部5に内蔵される挿通用チ
ャンネル(図示しない)を介して内視鏡1の先端部6に
備える鉗子出口7より一対の鉗子カップ8を突出せしめ
つつ使用するものである。
そして当該鉗子装置9は第7図および第8図に示す通り
前記内視鏡1の挿通用チャネルに挿入可能な可撓性管1
0の基端部10aに操作部11を設けるとともに先端部
10bに鉗子ヘッド12を設け、このヘッド12に一対
の鉗子カップ8を開閉自在に枢着することにより、構成
されている。
また、一対の鉗子カップ8は、それぞれその連結部8a
に突設した連結片13を、リンク14を介して、前記可
撓性管10中に挿通した操作ワイヤ15の先端15aに
連結したワイヤ継手金具16に連結することにより、操
作ワイヤ15に連結されている。
さらに、前記操作ワイヤ15の後端(図示しない)は、
前記操作部11の操作杆17に連結されている。
そこで、いま、操作部11の操作杆17を前後動するこ
とにより、操作ワイヤ15を可撓性管10中にて進退動
することができるとともに、この操作ワイヤ15の進退
動に伴って、一対の鉗子カップ8をその鉗子ヘッド12
のすり割開口カバー18との枢着ピン19を支点に開閉
することができるものである。
しかして、前記構成から成る鉗子装置9における操作ワ
イヤ15をワイヤ継手金属16に接続する場合には、従
来第9図乃至第11図に示す接続方法が採用されてい
る。
すなわち、第8図に示すように、ワイヤ継手金具16に
ワイヤ15を挿入し、第9図に示すようにロウ付け20
(ハンダ付けも含む)を行ない連結した後第10図に示
すように前記ロウ付け部20の外周を削ってロウ付け部
20の不要部分を除去することにより、整形加工を施し
て接続部20を整形することにより接続していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、前記内視鏡用鉗子装置9における創作ワイヤ
15とワイヤ継手金具16との接続方法はロウ付け部2
0の研削整形加工作業に熱練を要するとともにロウ付け
部20の不要部分除去作業に多大の工数を要していた。
また、ロウ付け部20の研削加工の際に、同加工が手作
業であることも伴って継手金具16まで削ってしまい、
当初要求されていた継手金具16の外形寸法を損う欠点
を有するものであった。
従って、接続部20の成形のバラツキによりすり割り開
口カバー18の継手金具16の挿通穴との内外形寸法誤
差等の関係で作動不良等が発生する要因となっていた。
因って、本発明はこの種ワイヤとその接続部材との接続
方法における欠点に鑑みてなされたもので、熟練と煩雑
な作業を要せず接続部の外形寸法等のバラツキなく均質
な接続部を得ることのできるワイヤの接続方法を提供せ
んとするものである。
[問題を解決する手段] 本発明のワイヤ接続方法はワイヤ継手部材の継手部にワ
イヤの接続部を挿入するとともに前記継手部に塑性加工
を施した後、当該塑性加工部にレーザー加工を施して前
記継手部にワイヤの接続部を溶着することにより接続す
るものである。
[作用] 本発明はワイヤ継手部材の継手部にワイヤの接続部を挿
入するとともにそのワイヤの接続部の挿入に必要であっ
た継手部の内径を塑性加工によってワイヤの接続部の外
形に対応せしめた内径になすとともにレーザー加工によ
りワイヤの接続部をワイヤ継手部材の継手部に溶着して
一体的に接続するものである。
[実施例] 以下本発明ワイヤの接続方法の実施例を内視鏡用鉗子装
置における操作ワイヤをワイヤ継手金具に接続する場合
について図面とともに具体的に説明する。
(第1実施例) 第1図と第2図は本発明ワイヤ接続方法の第1実施例を
示す説明図である。
まず、第1図に示す如く、操作ワイヤ15の接続部15
aを、これの外径より若干大径の内径から成るワイヤ継
手金具16の継手部16a内に挿入した後、ワイヤ継手
金具16の継手部16aを外側よりスウェージング加工
等の塑性加工法を用いて塑性加工を施すことにより、継
手部16aを絞って同継手部16aの内周面を操作ワイ
ヤ15の接続部15aの外周面に密着させる。
しかる後、その状態でワイヤ継手金具16の継手部16
a外側よりレーザ光を照射してレーザー溶接を行い第2
図に示すように継手部16aと接続部15aの溶着部2
2により操作ワイヤ15とワイヤ継手金具16を接続す
ることができる。この接続方法によれば溶着部22の外
径がワイヤ継手金具16の外径寸法を越えることなく、
ワイヤ継手金具16とすり割り開口カバー18の作動に
影響をおよぼすことはない。
また、前記従来の接続方法におけるロウ付けの場合と異
り、ロウ材はみ出し部の除去作業が不要で、工数低減に
大きな効果が有る。また、この作業に熟練を要せず作業
の簡易化と加工性の向上を計ることができるとともに品
質の安定と向上を計ることができる。
(第2実施例) 第3図,第4図は本発明のワイヤ接続方法の第2実施例
を示す説明図である。
当該実施例の場合には、操作ワイヤ15の接続部15a
をワイヤ継手金具16の継手部16aに挿入して塑性加
工を施すに当り継手部16aと接続部15a間にニッケ
ル箔あるいはアルミ箔等の金属箔23を介装した後、塑
性加工を施し(第3図参照)、しかる後第4図に示す如
くレーザー加工を施して接続するものである。
従って、ワイヤ継手部金具16の継手部16aと操作ワ
イヤ15の接続部15a間の間隙を金属箔23の介装に
よってなくし、密着性並びに塑性加工性を向上すること
ができる。
その他の作用効果は第1実施例と同様である。
(第3実施例) 第5図,第6図は本発明ワイヤ接続方法の第3実施例を
示す説明図である。
かかる実施例の場合には、操作ワイヤ15の外径と、ワ
イヤ継手金具16の内径を予め対応せしめておき、接続
部15aの外周に金属箔23を被覆して、継手部16a
内に挿入した後(第5図参照)、塑性加工を施すことな
く、継手部16aの外側よりレーザー加工を施すことに
より、金属箔23とともに操作ワイヤ15の接続部15
aをワイヤ継手金具16の継手部16aに密着して接続
するものである。
従って前記第1実施例と同様の作用を得られることに加
えて、第1実施例における塑性加工工程を省略すること
ができ工数の低減を計れる。
尚、以上の説明においては内視鏡用鉗子装置のおける操
作ワイヤを継手金具に接続する実施例について説明した
がこの種と同種のワイヤの接続法に適用し得るものであ
る。
[発明の効果] 本発明によれば作業に熟練を要せず、また従来の接続方
法におけるロウ付けのように後工程での修正作業も不要
となり、その工数低減に多大の効果がある。また、ワイ
ヤの接続部における部品寸法も当初の寸法が維持できる
ので接続部によって作動不良等の不具合を生ぜしめず品
質の安定と向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明ワイヤ接続方法の第1実施例
乃至第3実施例を示す説明図、第7図は従来の内視鏡用
鉗子装置を示す斜視図、第8図は同鉗子装置の部分的な
断面図、第9図乃至第11図は従来の操作ワイヤとワイ
ヤ継手金具の接続方法を示す説明図である。 15……操作ワイヤ 15a……接続部 16……ワイヤ継手金具 16a……継手部 22……溶着部 23……金属箔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤ継手部材の継手部にワイヤの接続部
    を挿入するとともに前記継手部に塑性加工を施した後、
    当該塑性加工部にレーザー加工を施して前記継手部にワ
    イヤの接続部を溶着することを特徴とするワイヤの接続
    方法。
  2. 【請求項2】前記ワイヤの接続部外周に金属箔を被着し
    て接続する特許請求の範囲第1項記載のワイヤ接続方
    法。
JP61115835A 1986-05-20 1986-05-20 ワイヤの接続方法 Expired - Lifetime JPH0616790B2 (ja)

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JP61115835A JPH0616790B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 ワイヤの接続方法

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JP61115835A JPH0616790B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 ワイヤの接続方法

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JPS62270146A JPS62270146A (ja) 1987-11-24
JPH0616790B2 true JPH0616790B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=14672296

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JP61115835A Expired - Lifetime JPH0616790B2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20 ワイヤの接続方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9132507B2 (en) 2010-11-17 2015-09-15 Olympus Corporation Laser welding method and laser welded member for endoscope

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9132507B2 (en) 2010-11-17 2015-09-15 Olympus Corporation Laser welding method and laser welded member for endoscope

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JPS62270146A (ja) 1987-11-24

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