JPH06167879A - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

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Publication number
JPH06167879A
JPH06167879A JP4320297A JP32029792A JPH06167879A JP H06167879 A JPH06167879 A JP H06167879A JP 4320297 A JP4320297 A JP 4320297A JP 32029792 A JP32029792 A JP 32029792A JP H06167879 A JPH06167879 A JP H06167879A
Authority
JP
Japan
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toner
unit
boxes
box unit
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4320297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouichi Yodose
公一 淀瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4320297A priority Critical patent/JPH06167879A/ja
Publication of JPH06167879A publication Critical patent/JPH06167879A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のトナーボックスをコンパクトに収容
し、トナーボックスの保守点検を容易にするとともに保
守点検時においてトナーの外部への流出あるいは飛散を
防止する。 【構成】 トナーボックス3a、3bは内部カバーによ
り一体化されトナーボックスユニット21を構成してい
る。トナーボックスユニット21は搬送パイプユニット
22上に配置されている。トナーボックスユニット21
と搬送パイプユニット22との間にはトナーボックスユ
ニット21の着脱動作に応じて開閉するシャッタ機構が
設けられている。トナーボックスユニット21はレール
部に沿って上下に移動自在であり、かつ画像形成装置本
体から取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の現像装置を有す
る画像形成装置において、トナーを収容した複数のトナ
ーボックスからトナー搬送パイプを経由して各々対応す
る現像装置へトナーを供給するためのトナー供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー供給装置としては、たとえ
ば特開昭60−249272号公報に開示されたものが
ある。この装置は、トナーボックスを画像形成装置の外
側に配置し、このトナーボックスと現像装置本体との間
にトナー搬送パイプを設けたものであり、トナーボック
スに対してトナーの補給を行いトナー搬送パイプを経由
して内部の現像装置にトナーを供給するものである。
【0003】ところで、近年、カラー画像を形成するた
めに複数の現像装置を備えた画像形成装置の開発が盛ん
である。このカラー画像形成装置では、各々の現像装置
では異なる色の現像剤が用いられるため、トナーボック
スもそれぞれ別個に設ける必要がある。
【0004】これら異なる色のトナーボックスを各現像
装置に対応させて別々に設置すると、装置全体が大型化
する。このようなことから複数のトナーボックスを画像
形成装置本体内において内部カバー内に収めることによ
り、全体をコンパクト化するとともに、内部カバーの一
端部にヒンジを設け、開閉可能な構成とすることが考え
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、各トナーボックスの保守性が悪く、また
保守点検の際にトナーが外部に流出したり飛散すること
があり、装置内を汚染してしまうという問題があった。
また、各々のトナーボックスと現像装置とを連結し、ト
ナーを搬送できるようにする必要があるが、このときト
ナーボックスの重量が現像装置の内部の搬送部材(搬送
スクリュー)にかかってしまい、そのためトナー塊が発
生するという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、複数のトナーボックスをコンパクトに
収容できるとともにトナーボックスの保守点検が容易な
トナー供給装置を提供することにある。
【0007】本発明はまた、トナーボックスの保守点検
時においてトナーの外部への流出あるいは飛散を防止す
ることができるトナー供給装置を提供することにある。
【0008】本発明はさらに、トナーボックスの重量が
現像装置内のトナー搬送部材にかかるようなことがな
く、トナー塊の発生を防止することができるトナー供給
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のトナー供
給装置は、互いに異なる色で現像を行う複数の現像装置
を有するとともに、これら現像装置に対応して複数のト
ナーボックスを有し、これらトナーボックスから1また
は2以上のトナー搬送パイプを介して前記現像装置各々
にトナーを供給するよう構成された画像形成装置におい
て、複数のトナーボックスのうち少なくとも2つのトナ
ーボックスをカバー部材により一体化して構成されたト
ナーボックスユニットと、前記トナー搬送パイプをカバ
ー部材によりユニット化して構成された搬送パイプユニ
ットと、前記トナーボックスユニットを画像形成装置本
体に対して着脱可能に保持させるユニット保持手段とを
具備させたものである。
【0010】このトナー供給装置では、複数のトナーボ
ックスおよび搬送パイプがそれぞれユニット化され画像
形成装置本体内に一体に収容されるので、全体としてコ
ンパクトになる。またトナーボックスユニットが画像形
成装置本体に着脱可能に保持されるため保守点検が容易
になる。
【0011】また請求項2記載のトナー供給装置は、互
いに異なる色で現像を行う複数の現像装置を有するとと
もに、これら現像装置に対応して複数のトナーボックス
を有し、これらトナーボックスから1または2以上のト
ナー搬送パイプを介して前記現像装置各々にトナーを供
給するよう構成された画像形成装置において、複数のト
ナーボックスのうち少なくとも2つのトナーボックスを
カバー部材により一体化して構成されたトナーボックス
ユニットと、前記トナー搬送パイプをカバー部材により
ユニット化して構成された搬送パイプユニットと、前記
トナーボックスユニットを画像形成装置本体に対して着
脱可能に保持させるとともに、前記トナーボックスユニ
ットが前記搬送パイプユニットから引き離されたとき、
トナーボックスユニットをその途中位置で保持し得るユ
ニット保持手段とを具備させたものである。
【0012】このトナー供給装置では、請求項1記載の
ものに比べて、トナーボックスユニットを引き出し途中
の位置で保持し得るので、より保守点検が容易になる。
【0013】さらに請求項3記載のトナー供給装置は、
互いに異なる色で現像を行う複数の現像装置を有すると
ともに、これら現像装置に対応して複数のトナーボック
スを有し、これらトナーボックスから1または2以上の
トナー搬送パイプを介して前記現像装置各々にトナーを
供給するよう構成された画像形成装置において、複数の
トナーボックスのうち少なくとも2つのトナーボックス
をカバー部材により一体化して構成されたトナーボック
スユニットと、前記トナー搬送パイプをカバー部材によ
りユニット化して構成された搬送パイプユニットと、前
記トナーボックスユニットを画像形成装置本体に対して
着脱可能に保持させるユニット保持手段と、前記トナー
ボックスユニットと搬送パイプユニットおよび対応する
現像装置との間、並びに前記搬送パイプユニットと対応
する現像装置との間にそれぞれ設けられ、前記トナーボ
ックスユニットまたは搬送パイプユニットの取り外し時
においてトナー搬送路を自動的に遮蔽するシャッタ手段
とを具備させたものである。
【0014】このトナー供給装置では、トナーボックス
ユニットまたは搬送パイプユニットの取り外し時におい
て、シャッタ手段によりトナー搬送路が自動的に遮蔽さ
れるので、トナーの外部への流出あるいは飛散を防止で
きる。
【0015】また請求項4記載のトナー供給装置は、互
いに異なる色で現像を行う複数の現像装置を有するとと
もに、これら現像装置に対応して複数のトナーボックス
を有し、これらトナーボックスから1または2以上のト
ナー搬送パイプを介して前記現像装置各々にトナーを供
給するよう構成された画像形成装置において、前記トナ
ー搬送パイプをカバー部材によりユニット化して構成さ
れた搬送パイプユニットと、複数のトナーボックスのう
ち少なくとも2つのトナーボックスをカバー部材により
一体化して構成されるとともに前記搬送パイプユニット
上に載置されるトナーボックスユニットと、前記トナー
ボックスユニットを画像形成装置本体に対して着脱可能
に保持させるユニット保持手段と、前記搬送パイプユニ
ットを対応する現像装置の所定の位置に位置決めして支
持させる位置決め手段とを具備させたものである。
【0016】このトナー供給装置では、現像装置の内部
のトナー搬送部材に対して搬送パイプユニットおよびト
ナーボックスの荷重がかかることがなく、よってトナー
塊の発生を防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図11は本発明の一実施例に係る画像形成
装置内の内部の概略構成を表すものである。画像形成装
置本体1内には像担持体としての感光体ドラム18の周
囲に3個の現像装置19a〜19cを配置したものであ
る。これら現像装置19a〜19cではそれぞれ順に
黒、赤、青色の現像を行うようになっている。
【0019】図1はこの画像形成装置本体1の開閉扉1
aを開いたときの状態を表すものである。画像形成装置
本体1内には、図11に示した現像装置19b、19c
に対応させてトナーボックスユニット21および搬送パ
イプユニット22が上下に配置されている。
【0020】トナーボックスユニット21は図2に取り
出して示すように、3個の現像装置19a〜19c各々
に対応する3個のトナーボックスのうち、2個の現像装
置19b、19cに対応する2個のトナーボックス3
a、3bを、内部カバー2aにより一体化したものであ
る。トナーボックス3a、3bの下端部には後述するシ
ャッタ部材7が設けられている。トナーボックス3a、
3b各々にはトナー補給口30a、30bを通じてトナ
ーが補給されるようになっている。内部カバー2aの側
壁には鉛直方向にレール部材6aが配設されている。
【0021】図3および図4はこのトナーボックスユニ
ット21におけるシャッタ部材7を含むシャッタ機構の
構成を表すものである。シャッタ部材7にはトナーボッ
クス3a、3bの各トナー流出口32a、32bに対応
して開口部7a、7bがそれぞれ形成されている。シャ
ッタ部材7の右端部とトナーボックスユニット21の底
面部に固定された掛止部材11aとの間にはスプリング
11が張設されており、シャッタ部材7を図において右
方向に付勢している。
【0022】一方、シャッタ部材7の図において左端部
にはシャフト13を介してレバー12が取り付けられる
とともにストッパプレート14が取り付けられている。
ストッパプレート14には係合孔14aが形成されてい
る。
【0023】すなわちレバー12をスプリング11の付
勢力に抗して図の矢印方向に移動させることにより、シ
ャッタ部材7とともにストッパプレート14が移動し、
その係合孔14aが後述の搬送パイプユニット22の端
部に設けられたストッパピン16に係合する。これによ
りシャッタ部材7が、図3および図4に示す第1の位置
から、その開口部7a、7bがそれぞれトナーボックス
3a、3bのトナー排出口に対向する第2の位置に設定
され、トナー搬送路が確保されるようになっている。
【0024】また、このトナー搬送路の気密性を保持す
るために、ウレタンにより形成されたシール部材10が
シャッタ部材7の上面に設けられている。またトナーボ
ックスユニット21の底面にはボックス受け台9が設置
されている。このボックス受け台9によりトナーボック
ス3a、3bの荷重を受ける構造となっている。
【0025】図5は搬送パイプユニット22を表すもの
である。この搬送パイプユニット22は搬送パイプ4を
内部カバー2b内に収容したものである。この搬送パイ
プユニット22のトナー流出口に対向する位置には現像
装置19cのトナー受け入れ部31bが配置されてい
る。
【0026】この搬送パイプユニット22のトナー流出
口とトナー受け入れ部31bの開口部との間には、トナ
ーボックスユニット21側のシャッタ機構と同様のシャ
ッタ機構が設けられている。
【0027】図6はこのシャッタ機構を取り出して表し
たものである。搬送パイプ4の下端部にはレール構造の
シャッタ部材8が設けられ、このシャッタ部材8に搬送
パイプ4のトナー流出口に対応して開口部8aが形成さ
れている。搬送パイプ4とシャッタ部材8の端部との間
にはスプリング15が張設されており、シャッタ部材8
を図6に示した状態になるように付勢している。図5に
戻って、シャッタ部材8の右端部側にはレバー24が取
り付けられている。一方、シャッタ部材8の左端部側に
はトナー受け入れ部31bに固定されたストッパ部材2
6が配置されている。
【0028】すなわち、この搬送パイプユニット22で
は、レバー24を図5に矢印で示す方向に動かすと、シ
ャッタ部材8がスプリング15の弾性力に抗して図6の
状態から図5において右方向へ移動し、シャッタ部材8
の開口部8aと搬送パイプ4のトナー排出口とが対向す
る位置に設定される。この状態ではシャッタ部材8がス
トッパ部材26に係止され、これによりトナーボックス
3bから現像装置19cへのトナー搬送経路が搬送パイ
プ4を経由して確保されるようになっている。
【0029】また、搬送パイプユニット22には水平に
2つの位置決めピン27が設けられている。これに対し
て、現像装置19cには位置決めピン27に対応してボ
ス形状の2つ位置決め孔28が設けられており、位置決
めピン27を位置決め孔28に挿入させることにより搬
送パイプユニット22が現像装置19cに支持されるよ
うになっている。
【0030】図7はトナーボックスユニット21および
搬送パイプユニット22を画像形成装置本体1内に装着
したときの状態を表すものである。一方のトナーボック
ス3aは直接に現像装置19bのトナー受け入れ部31
aに連結されている。他方のトナーボックス3bは搬送
パイプユニット22を介して現像装置19cのトナー受
け入れ部31bに連結されている。トナー受け入れ部3
1a、31bにはそれぞれたとえばウレタンにより形成
されたシール部材5が設けられており、気密性が保持さ
れている。
【0031】図8ないし図10はトナーボックスユニッ
ト21の着脱構造を表すものである。
【0032】画像形成装置本体1にはトナーボックスユ
ニット21側のレール部材6aに対応して図10に示す
ようなロック付きのレール(アキュライドレール)6b
が上方に向けて取り付けられている。このレール構造に
よりトナーボックスユニット21は図8に示すように上
下移動自在であり、しかもロック機構により途中位置
(図8に示す位置)に停止させることもできるようにな
っている。このためトナーボックスユニット21を取り
外す必要がない場合にはこの状態で保守点検が可能とな
る。また、トナーボックスユニット21を取り外す必要
がある場合には、図9に示すように取り外すことができ
るようになっている。
【0033】次に、本実施例のトナー供給装置の動作に
ついて説明する。
【0034】トナーボックスユニット21および搬送パ
イプユニット22をそれぞれ画像形成装置本体1に装着
した後、トナーボックスユニット21に設けられたレバ
ー12を図3の矢印で示す方向に動かすと、シャッタ部
材7が図3および図4に実線で示した第1の位置からス
プリング11の弾性力に抗して左方向に移動し、開口部
7a、7bがそれぞれトナーボックス3a、3bのトナ
ー排出口に対応した第2の位置に設定される。この状態
ではストッパプレート14に設けられた係合孔14aに
図5に示したストッパピン16が係合し、これによりト
ナーボックス3aから現像装置19bへのトナー搬送路
が確保される。
【0035】同様に、図5に示したレバー24を図に矢
印で示す方向に動かすと、シャッタ部材8がスプリング
15の弾性力に抗して図6に示した状態から図5におい
て右方向へ移動し、シャッタ部材8の開口部8aと搬送
パイプ4のトナー排出口とが対向する位置に設定され
る。この状態ではシャッタ部材8がストッパ部材26に
係止され、これによりトナーボックス3bから現像装置
19cへのトナー搬送経路が搬送パイプ4を経由して確
保される。
【0036】したがって一方のトナーボックス3aから
は現像装置19bのトナー受け入れ部31aに、また他
方のトナーボックス3bからは搬送パイプ4を介して現
像装置19cのトナー受け入れ部31bにそれぞれトナ
ーが供給される。
【0037】このときトナーボックス3a、3bのトナ
ー排出口および搬送パイプ4のトナー流入口にはそれぞ
れウレタンにより形成されたシール部材10、17が設
けられているので、気密性が良く、トナーが外部に流出
することがない。
【0038】次に、メンテナンス等のためにトナーボッ
クスユニット21を取り外す際には、図8に示したよう
にトナーボックスユニット21をレール6bに沿って上
方に持ち上げる。このときストッパピン16に係止され
ていたストッパプレート14が外れ、その結果シャッタ
部材7がスプリング11の引張力により第2の位置から
図3および図4に実線で示した第1の位置へ復帰する。
これによりトナー搬送経路が遮蔽されることになる。
【0039】また、搬送パイプユニット22を画像形成
装置本体1の前面から取り外すと、ストッパ部材26に
係止されていたシャッタ部材8がスプリング15の引張
力により図5に示した位置から図において左方向へ移動
し、搬送パイプ4と開口部8aの位置がずれる。これに
よりトナー搬送経路が遮蔽され、トナーの外部への流出
あるいは飛散を防止する。
【0040】また、トナー搬送路の気密性を保持するた
めに、ウレタンにより形成されたシール部材5、10が
それぞれ設けられているが、シャッタ部材7、8がこの
シール部材5、10を押し潰した状態で移動する。本実
施例においては、図4に示したようにボックス受け台9
が設けられ、このボックス受け台9によりトナーボック
ス3a、3bの荷重を受ける構造となっている。また、
搬送パイプユニット22に位置決めピン27が設けら
れ、この位置決めピン27が現像装置19cに位置決め
ピン27に対応して設けられた位置決め孔28に入り、
これにより位置決めされる構造となっている。
【0041】したがってシャッタ部材7、8に対するシ
ール部材5、10の摺動抵抗がほぼ一定となるととも
に、トナーボックス3a、3bによる荷重がシール部材
5、10にかかり過ぎることがない。また、搬送パイプ
ユニット22により現像装置19cおよびシール部材5
に荷重がかかることがない。また、この搬送パイプユニ
ット22上にトナーボックスユニット21を載置させる
ため、現像装置19bにも荷重がかかることがない。し
たがって従来のように現像装置19b、19cの各トナ
ー搬送部材に対して荷重がかかるようなことがなく、ト
ナー塊の発生を防止することができる。
【0042】また、本実施例においては、2つのトナー
ボックス3a、3bをトナーボックスユニット21とし
てユニット化し、これを搬送パイプユニット22ととも
に1つの内部カバー2内に収容させる構成としたので、
全体としてコンパクトになり、かつ保守性が向上する。
【0043】また、トナーボックスユニット21をロッ
ク付きのレール方式で保持する構成としたので、トナー
ボックスユニット21の保守点検時あるいは感光体ドラ
ム18および現像装置19a、19b、19cへのアク
セス時において、トナーボックスユニット21を容易に
持ち上げることができ、また途中位置でそのままの状態
とすることができるので、これらの作業が容易になる。
また、トナーボックスユニット21と搬送パイプユニッ
ト22が内部カバー2の役割も兼ねているため、図示し
ない露光部の書込用のレーザ光線を外部から直視できな
くなるとともに、感光体ドラム1への外部光の侵入を防
止することができる。
【0044】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を変更しない範囲で種々変形可能である。たとえば、
上記実施例においてはトナーボックスユニット21では
2個のトナーボックス32a、32bを一体化するよう
にしたが、その数は3個以上でもよいことはいうまでも
ない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし4記
載のトナー供給装置によれば、互いに異なる色で現像を
行う複数の現像装置を有するとともに、これら現像装置
に対応して複数のトナーボックスを有し、これらトナー
ボックスから1または2以上のトナー搬送パイプを介し
て前記現像装置各々にトナーを供給するよう構成された
画像形成装置において、複数のトナーボックスのうち少
なくとも2つのトナーボックスをカバー部材により一体
化してユニット化するとともに、トナー搬送パイプもカ
バー部材によりユニット化し、かつトナーボックスユニ
ットを画像形成装置本体に対して着脱可能に保持させる
ようにしたので、全体としてコンパクトになるととも
に、トナーボックスの保守点検が容易になるという効果
を奏する。
【0046】特に請求項2記載のトナー供給装置によれ
ば、トナーボックスユニットを引き出しの途中で保持し
得るようにしたので、より保守点検が容易になる。
【0047】また請求項3記載のトナー供給装置によれ
ば、トナーボックスユニットまたは搬送パイプユニット
の取り外し時において、シャッタ手段によりトナー搬送
路を自動的に遮蔽するようにしたので、トナーの外部へ
の流出あるいは飛散を防止できるという効果を奏する。
【0048】さらに請求項4記載のトナー供給装置によ
れば、搬送パイプユニットを対応する現像装置に対して
位置決めして支持させる位置決め手段を設けるようにし
たので、現像装置の内部のトナー搬送部材に対して搬送
パイプユニットおよびトナーボックスの荷重がかかるこ
とがなく、トナー塊の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る画像形成装置の開閉
扉を開いた状態を表す正面図である。
【図2】 トナーボックスユニットを取り出して表す斜
視図である。
【図3】 図2を矢視A方向から見た一部断面側面図で
ある。
【図4】 図2のB−B線に沿った平面図である。
【図5】 搬送パイプユニットの内部構成を表す断面図
である。
【図6】 搬送パイプユニットの要部構成を表す斜視図
である。
【図7】 トナーボックスユニットと搬送パイプユニッ
トとの接続手段を説明するための断面図である。
【図8】 トナーボックスユニットの上下移動状態を説
明するために一部断面して表す側面図である。
【図9】 トナーボックスユニットの取り外し時の状態
を説明するための図である。
【図10】 トナーボックスユニットを保持するレール
を表す平面図である。
【図11】 画像形成装置内部の概略構成を説明するた
めの側面図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置本体、2…内部カバー、3a、3b…
トナーボックス、4…トナー搬送パイプ、5…シール部
材、6a…レール部材、6…レール、7、8…シャッタ
部材、18…感光体ドラム、19a〜19c…現像装
置、21…トナーボックスユニット、22…搬送パイプ
ユニット、12、23、24…レバー、27…位置決め
ピン、28…位置決め孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる色で現像を行う複数の現像
    装置を有するとともに、これら現像装置に対応して複数
    のトナーボックスを有し、これらトナーボックスから1
    または2以上のトナー搬送パイプを介して前記現像装置
    各々にトナーを供給するよう構成された画像形成装置に
    おいて、 複数のトナーボックスのうち少なくとも2つのトナーボ
    ックスをカバー部材により一体化して構成されたトナー
    ボックスユニットと、 前記トナー搬送パイプをカバー部材によりユニット化し
    て構成された搬送パイプユニットと、 前記トナーボックスユニットを画像形成装置本体に対し
    て着脱可能に保持させるユニット保持手段とを具備した
    ことを特徴とするトナー供給装置。
  2. 【請求項2】 互いに異なる色で現像を行う複数の現像
    装置を有するとともに、これら現像装置に対応して複数
    のトナーボックスを有し、これらトナーボックスから1
    または2以上のトナー搬送パイプを介して前記現像装置
    各々にトナーを供給するよう構成された画像形成装置に
    おいて、 複数のトナーボックスのうち少なくとも2つのトナーボ
    ックスをカバー部材により一体化して構成されたトナー
    ボックスユニットと、 前記トナー搬送パイプをカバー部材によりユニット化し
    て構成された搬送パイプユニットと、 前記トナーボックスユニットを画像形成装置本体に対し
    て着脱可能に保持させるとともに、前記トナーボックス
    ユニットが前記搬送パイプユニットから引き離されたと
    き、トナーボックスユニットをその途中位置で保持し得
    るユニット保持手段とを具備したことを特徴とするトナ
    ー供給装置。
  3. 【請求項3】 互いに異なる色で現像を行う複数の現像
    装置を有するとともに、これら現像装置に対応して複数
    のトナーボックスを有し、これらトナーボックスから1
    または2以上のトナー搬送パイプを介して前記現像装置
    各々にトナーを供給するよう構成された画像形成装置に
    おいて、 複数のトナーボックスのうち少なくとも2つのトナーボ
    ックスをカバー部材により一体化して構成されたトナー
    ボックスユニットと、 前記トナー搬送パイプをカバー部材によりユニット化し
    て構成された搬送パイプユニットと、 前記トナーボックスユニットを画像形成装置本体に対し
    て着脱可能に保持させるユニット保持手段と、 前記トナーボックスユニットと搬送パイプユニットおよ
    び対応する現像装置との間、並びに前記搬送パイプユニ
    ットと対応する現像装置との間にそれぞれ設けられ、前
    記トナーボックスユニットまたは搬送パイプユニットの
    取り外し時においてトナー搬送路を自動的に遮蔽するシ
    ャッタ手段とを具備したことを特徴とするトナー供給装
    置。
  4. 【請求項4】 互いに異なる色で現像を行う複数の現像
    装置を有するとともに、これら現像装置に対応して複数
    のトナーボックスを有し、これらトナーボックスから1
    または2以上のトナー搬送パイプを介して前記現像装置
    各々にトナーを供給するよう構成された画像形成装置に
    おいて、 前記トナー搬送パイプをカバー部材によりユニット化し
    て構成された搬送パイプユニットと、 複数のトナーボックスのうち少なくとも2つのトナーボ
    ックスをカバー部材により一体化して構成されるととも
    に前記搬送パイプユニット上に載置されるトナーボック
    スユニットと、 前記トナーボックスユニットを画像形成装置本体に対し
    て着脱可能に保持させるユニット保持手段と、 前記搬送パイプユニットを対応する現像装置の所定の位
    置に位置決めして支持させる位置決め手段とを具備した
    ことを特徴とするトナー供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078848A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Sharp Corp 現像装置および画像形成装置
JP2009103870A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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