JPH0616770Y2 - カッター付きプリンタ - Google Patents

カッター付きプリンタ

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Publication number
JPH0616770Y2
JPH0616770Y2 JP1989051258U JP5125889U JPH0616770Y2 JP H0616770 Y2 JPH0616770 Y2 JP H0616770Y2 JP 1989051258 U JP1989051258 U JP 1989051258U JP 5125889 U JP5125889 U JP 5125889U JP H0616770 Y2 JPH0616770 Y2 JP H0616770Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cutter
cover
case body
shelf
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989051258U
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English (en)
Other versions
JPH02142051U (ja
Inventor
叔郎 佐伯
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は連続用紙の切離しに使用するカッターを備えた
カッター付きプリンタに関するものである。
[従来の技術] 従来から使用されているプリンタケースの例として実開
昭62−43752号,特開昭61−172764号が
公知である。これらは、連続用紙がプリンタの後方から
ケース本体内に進入し、プラテンに押付けられた状態に
て印字され、ここで印字された連続用紙はピンチローラ
等によって上方に案内され、プリンタケース上に固定し
てある紙棚の上に排出されるものである。そして印字済
みの用紙を切離す際には、プリンタケース上に開閉自在
に設けてあるカバーの先端部に形成してあるカッターの
刃先に、用紙の切離し位置を合わせ、この用紙を前方に
引っぱってカッターの刃先で切断している。
[解決しようとする課題] 上記のようなプリンタケースでは排紙を切離す際に用紙
を前方に引っぱると、この引張り力によってカバーの先
端部が浮上がり、目的の位置で切離すことができないこ
とがある。このため別部品でカバーを動かないようロッ
クしておりコスト高になるおそれがあった。
また、カバーの開閉を揺動により行い、紙棚が固定のも
のでは、カッターの先端と紙棚の後端部との間隙によっ
て形成される排紙口も比較的大きなものになり、印字音
が外に洩れ易く、環境騒音発生の一因になるなどの問題
があった。
本考案の目的は、特別に部品を設けずに紙棚によりカバ
ーを動かないようロックし、用紙を目的の位置で片手だ
けで容易に切離し可能にするとともに、印字音による環
境騒音を減少させることにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案のカッター付きプリ
ンタは、ケース本体の上部に一端部を支点にして開閉自
在に取付けてあり、ケース本体から排出される用紙を切
断するための所定幅のカッター部が他端部に形成してあ
り、カッター部の側方位置に係合部が形成してあるカバ
ーと、カバーの後方でケース本体に進退可能に取付けて
あり、用紙をカッター部で切断するときに前進位置にあ
り、かつ当該前進位置で係合部の上面に対接して用紙切
断時に作用する力によるカバーの浮上がりを規制する押
え部が前端部に形成してある紙棚とを具備している。
また上記紙棚の前端部には、紙棚が前進したときにケー
ス本体の係止片に係入可能な凹部が形成してあってもよ
い。
[作用] 紙棚が前進すると、押え部がカバー後端部の係合部上に
当接してカバーの浮上がりを規制する。
また紙棚の前端部に、紙棚が前進したときにケース本体
の係止片に係入可能な凹部が形成してある構成にすれ
ば、上述の押え部と係合部との当接と同時に、ケース本
体に形成してある係止片が紙棚前端部の凹部に係入し
て、カバーは紙棚を介して浮上がり不能にケース本体に
固定される。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1,3図に示すように、プリンタのケース本体1の前
方(図面左側)上部に、カバー2が一端部を支点3にし
て揺動自在に取付けてある。このカバー2の他端部は僅
かに下方に屈成し、その先端にナイフエッジ状のカッタ
ー部2aが所定幅に形成してある。カッター部2aの両
外側には側板2b,2bが形成してあり、この側板には
カッター部2aより僅かに後方に延長してあり、その下
面はケース本体1の内側に形成してある受部1a上に当
接している。側板2bの後端部には上面が斜面になって
いる部分と水平になっている部分とからなる係合部2c
が形成してある。
カバー2の後方のケース本体1上には、紙棚4が前後方
向に限定された範囲で進退自在に取付けてある。
紙棚4の前端部は前述したカッター部の幅に対応する部
分をプラテン5の外周面に向って傾斜させて用紙のガイ
ド部4aが形成してある。紙棚4の両側には側板4bが
形成してあり、その下辺部はケース本体1の内側に形成
してある受部1bによって支持されている。
第2図に示すように、係合部2cの下方に位置する受部
1aには、やや段差をもって後方に突出する係止片1c
が設けてある。また紙棚4の中央部の下辺には、紙棚の
進退を規制するための突起1dが形成してあり、側板4
bの下辺に形成した2段階の停止位置をもつ切欠部4d
に係合している。
第1図に示すように紙棚の側板4bの前端部はガイド部
4aと同じ位置まで真直ぐ延伸し、この延伸した部分の
先端の下面に、係合部2cに当接してカバー2の浮上が
りを阻止する押え部4cが形成してある。また第2図に
示すように、押え部4cの下方のやや後退した位置に
は、ケース本体1の係止片1cに係入可能な凹部4eが
形成してある。
ケース本体1内には、第1,3図示のように、プラテン
5に対向して印字ヘッド6がキャリッジ7に搭載され、
ガイド軸8にガイドされて移動自在に設けてある。連続
用紙Pはケース本体1の後部の給紙孔1eから挿入さ
れ、スプロケット9を経てプラテン5に巻回されてカッ
ター部2aとガイド部4aとの間の間隙を通過して紙棚
4上へ排紙される。10はプラテン5に弾接するピンチ
ローラである。
次に本考案の使用法および動作について説明する。
第1図示のように、紙棚4を前進させると、突起1dが
切欠部4dの後段の停止位置に係合し、カバー2の係合
部2cの上面に紙棚4の押え部4cが当接する。このよ
うにすることにより第2図に示すように、紙棚4に形成
してある凹部4eは係止片1cに必然的に係入して、紙
棚4はケース本体1から浮上がり不能に係合する。第1
図に示すようにこのような紙棚4の前進によって、カッ
ター部2aと紙棚のガイド部4aとによって形成される
排紙口の間隙を極めて小さくすることが可能になる。こ
のようにカバー2と紙棚4とをケース本体1から浮上が
り不能に固定した後で、連続用紙Pがケース本体1の給
紙口1eから挿入され、プラテン5の前面で印字され、
印字済みの用紙がカッター部2aとガイド部4aとの間
の排紙口から紙棚4上に排紙される。用紙Pを切離すと
きには、切離し位置をカッター部2aの刃先に合せて用
紙Pを前方に引っぱれば、片手でも目的の位置で容易に
切離しができる。
インクリボンや印字紙などの交換のためにカバー2を開
ける場合には、紙棚4を後退させると、第3図に示すよ
うに突起1dが切欠部4dの前段の停止位置に係合し、
ケース本体1,カバー2,紙棚4の規制関係が解除す
る。そして2点鎖線で示すようにカバー2を支点3を中
心に揺動させて解放し、所望の作業をすればよい。
なお、紙棚4の進退を規制する手段は本実施例の突起1
d、切欠部4dに限られるものではなく、他の手段を設
けてもよい。
また、凹部は紙棚4の側板4bに一体に設けなくてもよ
く、別の形で紙棚4に設けてもよい。
またプリンタの印字手段はインパクト式に限るものでな
く、例えばサーマル式のものでもよい。
[効果] 以上説明したように、本考案によれば、用紙をカッター
部で切断するときに紙棚は前進位置にあり、紙棚を前進
させることにより係合部と押え部の当接、または凹部の
係止片への係入によってカバーの浮上がりを規制してい
るため、用紙をカッター部で切離す際にも片手で用紙を
前方に引っぱるだけで容易に切離し可能となり操作が簡
単であり、特別にカバー押え部品を必要とせず、コスト
低減につながる。またカッター部で用紙を切断するとき
には紙棚は前進位置にあるから、排紙口の幅が小さくな
り、その分だけ印字による騒音の洩れが少くなり、環境
騒音の低下に貢献するなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す断面図、第2図
は係止片に凹部が係入している状態を示す一部断面側面
図、第3図は紙棚が後退してカバーが開閉可能になって
いる状態を示す断面図である。 1……ケース本体、 1c……係止片、 2……カバー、 2a……カッター部、2c……係合部、 3……支点、 4……紙棚、 4c……押え部、4e……凹部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−172764(JP,A) 特開 昭53−143412(JP,A) 特開 昭63−260473(JP,A) 実開 昭62−43752(JP,U) 実開 昭60−164032(JP,U) 実開 昭53−89812(JP,U) 実開 昭59−19351(JP,U) 実開 昭59−50753(JP,U) 実開 昭56−143057(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体の上部に一端部を支点にして開
    閉自在に取付けてあり、上記ケース本体から排出される
    用紙を切断するための所定幅のカッター部が他端部に形
    成してあり、上記カッター部の側方位置に係合部が形成
    してあるカバーと、 上記カバーの後方で上記ケース本体に進退可能に取付け
    てあり、上記用紙を上記カッター部で切断するときに前
    進位置にあり、かつ当該前進位置で上記係合部の上面に
    対接して用紙切断時に作用する力による上記カバーの浮
    上がりを規制する押え部が前端部に形成してある紙棚と を具備していることを特徴とするカッター付きプリン
    タ。
  2. 【請求項2】上記紙棚の前端部には、上記紙棚が前進し
    たときに上記ケース本体の係止片に係入可能な凹部が形
    成してあることを特徴とする請求項1記載のカッター付
    きプリンタ。
JP1989051258U 1989-04-28 1989-04-28 カッター付きプリンタ Expired - Lifetime JPH0616770Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989051258U JPH0616770Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 カッター付きプリンタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989051258U JPH0616770Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 カッター付きプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142051U JPH02142051U (ja) 1990-11-30
JPH0616770Y2 true JPH0616770Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31570532

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JP1989051258U Expired - Lifetime JPH0616770Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 カッター付きプリンタ

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164032U (ja) * 1984-04-09 1985-10-31 横河電機株式会社 プリンタ
JPS61172764A (ja) * 1985-01-29 1986-08-04 Canon Inc プリンタ
JPS6243752U (ja) * 1985-09-05 1987-03-16

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Publication number Publication date
JPH02142051U (ja) 1990-11-30

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