JP4451526B2 - ラインサーマルプリンタ - Google Patents

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JP4451526B2 JP35275299A JP35275299A JP4451526B2 JP 4451526 B2 JP4451526 B2 JP 4451526B2 JP 35275299 A JP35275299 A JP 35275299A JP 35275299 A JP35275299 A JP 35275299A JP 4451526 B2 JP4451526 B2 JP 4451526B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全プリントラインにわたってドット状の発熱素子を有するライン型サーマル印字ヘッドにより感熱インクを発色させて印字を行うラインサーマルプリンタに関し、特に、印字ヘッドを支持するヘッド支持部材、および該ヘッド支持部材をプラテンに対して圧接および離間するためのヘッドアップ部材の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のラインサーマルプリンタにおいては、例えば、特開平10−193726号公報に示す構成のものが公知となっている。
【0003】
図13および図14を用いて上記従来例について説明する。図13は、上記従来例におけるヘッド支持部材がプラテンに圧接している状態を示す側面図である。図14は、ヘッド支持部材がプラテンから離間している状態を示す側面図である。
【0004】
図13および図14において、枠体101にはプラテン102がプラテン軸102aによって回転自在に取り付けられていると共に、印字ヘッド103を支持しているヘッド支持部材104がヘッド支持部材軸104dによって回動可能に取り付けられている。また、プラテン軸102aには、ヘッドアップ部材108が回動可能に取り付けられており、ヘッドアップ部材108にはヘッド離間カム部108cが形成されている。
【0005】
図13に示す印字可能な状態から図14に示す印字用に装着可能な状態に切り換える場合は、ヘッドアップ部材108をプラテン軸102aに回動自在に取り付けられているヘッドアップ部材108を手指で回動操作して、ヘッドアップ部材108に形成されているヘッド離間カム部108cでヘッド支持部材104を押しのけて、ヘッド支持部材軸104dを回動中心として反時計方向に回動させ、印字ヘッド103をプラテン102から離間させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のラインサーマルプリンタは、上述のように、ヘッド支持部材104とプラテン102は、それぞれプラテン軸102aとヘッド支持部材軸104dによって枠体101に取り付けられているので、ヘッド支持部材104とプラテン102との平行度が正確でない場合があり、平行度が正確でない場合には、印字ヘッド103はプラテン102に印字用紙を全幅にわたって圧接させることができず、良好な印字品質を得ることができない。
【0007】
本発明の目的は、簡単な構造にして、印字ヘッド103が印字用紙を全幅にわたってプラテン102に圧接させることができるプリンタを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明においては、底面壁と2つの側壁を備えたフレームと、このフレームに回転可能に固定されたプラテンと、ラインサーマルヘッドを支持すると共にプラテンに対向して設けられたヘッド支持板と、ヘッド支持板をプラテン方向に押圧するヘッド押圧部材とを備え、フレームの両側壁に案内溝を設けると共にヘッド支持板に前記案内溝と係合し摺動する突出部を設け、この突出部を前記案内溝に摺動させ、ヘッド押圧部材の押圧力に抗してヘッド支持板をプラテンから離間させることで、ラインサーマルヘッドをプラテンに対して接近又は離間させるヘッドアップ部材を備えたラインサーマルプリンタにおいて、前記案内溝は、前記ヘッド支持板が前記ヘッド押圧部材により押圧され変位する方向に形成されるとともに、前記底面壁に、前記ヘッド支持板の下端に形成された回動支点部の前記方向への変位を規制する規制部材を設け、この規制部材により規制される方向以外の方向への前記回動支点部の変位をゆるく規制したことを特徴とするものである。また、前記底面壁に上方向から下方向に凹んだ回転支持溝を形成し、前記回動支点部を前記回転支持溝に係合させることで、前記ヘッド支持部材の回転軸を形成する。
【0009】
また、前記回転支持溝が底面壁を貫通する開口を有して形成される。
また、前記規制部材が、底面壁に設けられた突起により形成される。
また、ヘッド押圧部材のヘッド支持板に対する力の作用点が、ラインサーマルヘッドとプラテンの接触点の近傍となっている。
また、前記突出部をブッシュを介して前記案内溝に嵌装する。
また、前記突出部には、カムが形成されたヘッドアップ部材が突出部に対して回転可能に固定され、フレームには、前記カムに当接するカム受部が形成され、ヘッドアップ部材を回転させたときカム受部がカム面に沿って移動することで、前記突出部が前記案内溝を摺動することにより、前記ラインヘッドが前記プラテンに対して接近又は離間するように構成する。
また、前記案内溝は、底面壁と反対方向(上方向)に開口端を有し、前記突出部をこの開口端から前記案内溝へ挿入可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施例を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。
図2は、図1におけるヘッド支持部材を枠体に組み付ける前の状態を示す説明図である。
図3は、図1におけるA−A線矢視の状態を示す側面図である。
図4は、図1におけるB−B線断面の状態を示す断面図である。図5は、図1におけるC−C線断面の状態を示す断面図である。
図6は、図3に示すヘッドアップ部材を時計方向に回動させた状態を示す側面図である。
図7は、ヘッドアップ部材が図6に示す状態にあるときの、図1におけるB−B線断面の状態を示す断面図である。
図8は、ヘッドアップ部材が図6に示す状態にあるときの、図1におけるC−C線断面の状態を示す断面図である。
図9は、図6に示すヘッドアップ部材を更に時計方向に回動させた状態を示す側面図である。
図10は、ヘッドアップ部材が図9に示す状態にあるときの、図1におけるB−B線断面の状態を示す断面図である。
図11は、本発明の第2の実施例を示すものである。
図13は、本発明の第3の実施例を示すものである。
【0011】
図1において、本発明に係る一実施例の主要構成について説明する。枠体1には、プラテン2がプラテン軸2aによって回転可能に取り付けられ、プラテン2には印字用紙10が装着されている。また、枠体1にはヘッド支持部材4がスライドおよび回動可能に取り付けられている。ヘッド支持部材4の右端には右摺動子(ブッシュ)5が固着され、左端4cには左摺動子(ブッシュ)6が固着されている。右摺動子5は枠体1に形成されているヘッド支持部材案内溝1cにはめ合わされ、左摺動子6は枠体1に形成されているヘッド支持部材案内溝1dにはめ合わされ、ヘッド支持部材4をプラテン2に対して近接および離間方向にスライド可能としている。ヘッド支持部材4には図4に示すように印字ヘッド3が固着されていると共に、左摺動子6には、手指で操作することによりヘッド支持部材4をプラテン2に対して圧接および離間させるためのヘッドアップ部材8が取り付けられている。ヘッド支持部材4は、ヘッド押圧部材7によってプラテン2の方向に付勢され、該付勢力により、印字ヘッド3はプラテン2に装着されている印字用紙10に押圧されている。更に、枠体1には、印字用紙10を搬送するためにプラテン2を回転駆動するためのモータ9が取り付けられている。
【0012】
図2において、図1に示すヘッド支持部材4を枠体1に組み付けるときの状態について説明する。ヘッド支持部材4には、回動支点部4a、4bと左端4cが形成されている。また、右端には右摺動子5が固着され、左端4cには左摺動子6が固着されている。更に、左摺動子6には、ヘッド支持部材4に対してヘッドアップ部材8が回動可能に取り付けられている。枠体1にはヘッド押圧部材7を収納保持するための凹部1a、1bが形成されており、右摺動子5を案内するためのヘッド支持部材案内溝1c、左摺動子6を案内するためのヘッド支持部材案内溝1d、およびヘッドアップ部材8に当接するためのカム受部1e、回動支点部4a、4bを支承するための2カ所のヘッド支持部材支承部1fが形成されている。
【0013】
ヘッド支持部材4を枠体1に組み付ける際には、右摺動子5をヘッド支持部材案内溝1cにはめ合わせると共に左摺動子6をヘッド支持部材案内溝1dにはめ合わせ、ヘッド支持部材4に形成されている回動支点部4a、4bを、枠体1に形成されている凹部1a、1bにはめ合わせる。続いて、ヘッド押圧部材7を凹部1a、1bに挿入する。枠体1に装着されたヘッド押圧部材7は、ヘッド支持部材4をプラテン2に対して圧接するように付勢する。
【0014】
図3において、図1におけるプリンタのA−A線矢視の状態について説明する。ヘッドアップ部材8には、手指でヘッドアップ部材8を回動操作するためのヘッドアップ操作部8aが設けられている。また、3つのカム面8b、8c、8dが設けられ、ヘッドアップ部材8が図3に示す状態のときには、ヘッド支持部材4がヘッド押圧部材7により付勢されて印字ヘッド3がプラテンに対して印字可能な位置となる。そして、ヘッドアップ部材が回転すると、カム面8Cが枠体1に設けられたカム受部1eに当接しヘッド支持部材4をヘッド押圧部材7の付勢力に抗して印字ヘッド3を印字可能位置からプラテントの間に僅かな隙間を開けるように離間する。さらに、ヘッドアップ部材8を回転させると次にカム面8dがカム受部1eに当接しヘッド支持部材4はさらにプラテンから離間する。
【0015】
図4において、図1におけるプリンタのB−B線断面の状態について説明する。ヘッド支持部材4には印字ヘッド3が固着されており、ヘッド支持部材4の下端に形成されている回動支点部4a、4bは、枠体1に形成されている凹部1a、1bにゆるく嵌入している。また、用紙後方挿入口1gおよび用紙下方挿入口1hが形成されており、図4においては、印字用紙10は用紙後方挿入口1gから挿入され、プラテン2の前方を通って上方に排出されるように装着されている。図3に示すようにヘッドアップ部材8のヘッドアップ操作部8aが、ほぼ水平の姿勢に倒されていると、ヘッドアップ部材8は、プラテン2の方向への移動をカム受部1eによって制限されることなく、ヘッド支持部材4は、ヘッド押圧部材7の付勢力によってプラテン2に装着されている印字用紙10に対して印字ヘッド3を圧接している。この状態は印字が可能な状態である。
【0016】
図5において、図1におけるプリンタのC−C線断面の状態について説明する。枠体1に形成されているヘッド支持部材案内溝1cには右摺動子5がはめ合わされ、また、図示せぬヘッド支持部材案内溝1dには左摺動子6がはめ合わされ、併せてヘッド支持部材4がプラテン2に対して近接および離間方向に移動し得るように案内されており、ヘッド支持部材4がプラテン2に対して近接および離間方向に移動し得るように案内されている。また、右摺動子5がヘッド支持部材案内溝1cに案内され、左摺動子6がヘッド支持部材案内溝1dに案内され、併せて回動支点部4a、4bがゆるく嵌入していることにより、ヘッド支持部材4に固着されている印字ヘッド3はプラテン2に片当たりすることなく全幅にわたって密着することができる。
【0017】
図6において、図3における状態からヘッドアップ操作端8aを操作してヘッドアップ部材8を時計方向に回動した状態について説明する。図3における状態からヘッドアップ部材8を時計方向に回動させると、ヘッド第1離間カム部8cがカム受部1eに対向し当接する。ヘッド第1離間カム部8cはヘッド押圧カム部8bよりもカムの高さが高く、ヘッドアップ部材8は、プラテン2の方向への移動をカム受部1eによって制限された状態である。
【0018】
図7において、図4における状態からヘッドアップ部材8を時計方向に回動して図6に示す位置に切り替えた状態について説明する。図6に示すようにヘッドアップ部材8のヘッドアップ操作部8aが、水平の姿勢から時計方向に回動された位置に位置決めされてヘッド第1離間カム部8cがカム受部1eに対向し当接すると、ヘッドアップ部材8は、プラテン2の方向への移動をカム受部1eによって制限された状態となり、ヘッド支持部材4は、ヘッド押圧部材7の付勢力に抗して時計方向に回動し、印字ヘッド3はプラテン2から離間する。この状態は印字用紙10の装着が可能な状態である。
【0019】
図8において、図5における状態からヘッドアップ部材8を時計方向に回動して図6に示す位置に切り替えた状態について説明する。ヘッドアップ部材8を図5における状態から図6に示す状態に切り替えると、右摺動子5はヘッド支持部材案内溝1cに沿い、併せて図示せぬ左摺動子6はヘッド支持部材案内溝1dに沿って右方向に移動し、ヘッド支持部材4は、回動支点部4a、4bを支点として時計方向に回動してプラテン2に対して離間方向に移動し図8に示す状態となる。
【0020】
図9において、図6における状態からヘッドアップ部材8を更に時計方向に回動して図9に示す位置に切り替えた状態について説明する。図6における状態からヘッドアップ操作端8aを操作してヘッドアップ部材8を更に時計方向に回動させると、ヘッド第2離間カム部8dがカム受部1eに対向し当接する。ヘッド第2離間カム部8dはヘッド押圧カム部8cよりもカムの高さが高いので、ヘッドアップ部材8が取り付けられているヘッド支持部材4は、回動支点部4a、4bを支点として時計方向に回動してプラテン2に対して離間する。この状態は紙詰まりを起こした印字用紙10取り除くことが可能な状態であり、また、汚れた印字ヘド3を清掃することが可能な状態である。
【0021】
図10において、図7における状態からヘッドアップ部材8を更に時計方向に回動して図10に示す位置に切り替えた状態について説明する。図9に示すようにヘッドアップ部材8のヘッドアップ操作部8aが、図6に示す姿勢から時計方向に回動された位置に位置決めされてヘッド第2離間カム部8dがカム受部1eに対向し当接すると、ヘッドアップ部材8は、カム受部1eに押しのけられてプラテン2から離間する方向へ更に移動し、ヘッド支持部材4は、ヘッド押圧部材7の付勢力に抗して時計方向に回動し、印字ヘッド3はプラテン2から離間する。この状態は印字用紙10の装着が可能な状態である。
【0022】
図11は、本発明の第2の実施例を示すものである。ヘッド支持部材4の回転支点部4a、4bは、枠体1に設けられた回転支持溝1iに緩く嵌合して装着されている。
【0023】
図12は、本発明の第3の実施例を示すものである。ヘッド支持部材4の回転支点部4a、4bは、枠体1に設けられた突起によりヘッド押圧部材による付勢の方向へのヘッド支持部材4の移動を規制される。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、印字ヘッドを支持するヘッド支持部材の回動支点部が枠体に取り付けられていないので、印字ヘッドはプラテンに片当たりすることなく印字用紙を全幅にわたってプラテンに圧接させることができるプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。
【図2】図1におけるヘッド支持部材を組み付ける前の状態を示す説明図である。
【図3】図1におけるA−A線矢視の状態を示す側面図である。
【図4】図1におけるB−B線断面の状態を示す断面図である。
【図5】図1におけるC−C線断面の状態を示す断面図である。
【図6】図3に示すヘッドアップ部材を時計方向に回動させた状態を示す側面図である。
【図7】ヘッドアップ部材が図6に示す状態にあるときの、図1におけるB−B線断面の状態を示す断面図である。
【図8】ヘッドアップ部材が図6に示す状態にあるときの、図1におけるC−C線断面の状態を示す断面図である。
【図9】図6に示すヘッドアップ部材を更に時計方向に回動させた状態を示す側面図である。
【図10】ヘッドアップ部材が図9に示す状態にあるときの、図1におけるB−B線断面の状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示す。
【図12】本発明の第3の実施例を示す。
【図13】従来例におけるヘッド支持部材がプラテンに圧接している状態を示す側面図である。
【図14】図11の状態から切り換えられて、ヘッド支持部材がプラテンから離間している状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 枠体
1a 凹部
1b 凹部
1c ヘッド支持部材案内溝
1d ヘッド支持部材案内溝
1e カム受部
1f ヘッド支持部材支承部
1g 用紙後方挿入口
1h 用紙下方挿入口
1i 回転支持溝
1j 突起
2 プラテン
2a プラテン軸
3 印字ヘッド
4 ヘッド支持部材
4a 回動支点部
4b 回動支点部
4c 左端
5 右摺動子
6 左摺動子
7 ヘッド押圧部材
7a コイル部
7b ヘッド支持部材当接部
7c 右固定端部
7d つまみ部
7e 左固定端部
8 ヘッドアップ部材
8a ヘッドアップ操作部
8b ヘッド押圧カム部
8c ヘッド第1離間カム部
8d ヘッド第2離間カム部
9 モータ
10 印字用紙

Claims (7)

  1. 底面壁と2つの側壁を備えたフレームと、このフレームに回転可能に固定されたプラテンと、ラインサーマルヘッドを支持すると共にプラテンに対向して設けられたヘッド支持板と、ヘッド支持板をプラテン方向に押圧するヘッド押圧部材とを備え、フレームの両側壁に案内溝を設けると共にヘッド支持板に前記案内溝と係合し摺動する突出部を設け、この突出部を前記案内溝に摺動させ、ヘッド押圧部材の押圧力に抗してヘッド支持板をプラテンから離間させることで、ラインサーマルヘッドをプラテンに対して接近又は離間させるヘッドアップ部材を備えたラインサーマルプリンタにおいて、
    前記案内溝は、前記ヘッド支持板が前記ヘッド押圧部材により押圧され変位する方向に形成されるとともに、前記底面壁に、前記ヘッド支持板の下端に形成された回動支点部の前記方向への変位を規制する規制部材を設け、この規制部材により規制される方向以外の方向への前記回動支点部の変位をゆるく規制したことを特徴とするラインサーマルプリンタ。
  2. 前記底面壁に上方向から下方向に凹んだ回転支持溝を形成し、前記回動支点部を前記回転支持溝に係合させることで、前記ヘッド支持部材の回転軸を形成することを特徴とする請求項1に記載のラインサーマルプリンタ。
  3. 前記回転支持溝が底面壁を貫通する開口を有して形成されることを特徴とする請求項2に記載のラインサーマルプリンタ。
  4. 前記規制部材が、底面壁に設けられた突起により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のラインサーマルプリンタ。
  5. 前記突出部をブッシュを介して前記案内溝に嵌装することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載のラインサーマルプリンタ。
  6. 前記突出部には、カムが形成されたヘッドアップ部材が突出部に対して回転可能に固定され、フレームには、前記カムに当接するカム受部が形成され、ヘッドアップ部材を回転させたときカム受部がカム面に沿って移動することで、前記突出部が前記案内溝を摺動することにより、前記ラインヘッドが前記プラテンに対して接近又は離間するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のラインサーマルプリンタ。
  7. 前記案内溝は、底面壁と反対方向(上方向)に開口端を有し、前記突出部をこの開口端から前記案内溝へ挿入可能である請求項1乃至6のいずれか1に記載のラインサーマルプリンタ。
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