JPH06166969A - ポリアミド用湿潤堅牢度向上剤、およびそれを用いた 処理法 - Google Patents
ポリアミド用湿潤堅牢度向上剤、およびそれを用いた 処理法Info
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- JPH06166969A JPH06166969A JP4354375A JP35437592A JPH06166969A JP H06166969 A JPH06166969 A JP H06166969A JP 4354375 A JP4354375 A JP 4354375A JP 35437592 A JP35437592 A JP 35437592A JP H06166969 A JPH06166969 A JP H06166969A
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- acid
- treatment
- formaldehyde
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、酸性染料によって染色されたポリア
ミド系繊維材料の湿潤堅牢度向上法に関するものであ
る。 【構成】染色されたポリアミド系繊維材料を、一般式
(1) 【化1】 [式中、Xは 【化2】 または 【化3】 を、R1、R2は同一又は相異なって、水素原子または
炭素数1〜3のアルキル基を示す]で表される化合物の
うち1種又は2種以上とホルムアルデヒドとの縮合物を
含むことを特徴とする染色されたポリアミド繊維材料の
湿潤堅牢度向上剤及びそれを用いて処理することを特徴
とする。
ミド系繊維材料の湿潤堅牢度向上法に関するものであ
る。 【構成】染色されたポリアミド系繊維材料を、一般式
(1) 【化1】 [式中、Xは 【化2】 または 【化3】 を、R1、R2は同一又は相異なって、水素原子または
炭素数1〜3のアルキル基を示す]で表される化合物の
うち1種又は2種以上とホルムアルデヒドとの縮合物を
含むことを特徴とする染色されたポリアミド繊維材料の
湿潤堅牢度向上剤及びそれを用いて処理することを特徴
とする。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、酸性染料によって染色
されたポリアミド系繊維材料の湿潤堅牢度向上法に関す
るものである。
されたポリアミド系繊維材料の湿潤堅牢度向上法に関す
るものである。
【従来技術とその課題】ポリアミド繊維の染色には、周
知のごとく酸性染料、金属錯塩染料が一般的に用いられ
ている。なかでも酸性染料を用いた染色が優れた均染
性、豊富な色相により主流となっている。しかし酸性染
料はポリアミド繊維との染着力がさほど強固でないため
に、満足できるような湿潤堅牢度が得られないという欠
点がある。その為酸性染料で染色されたポリアミド系繊
維材料には、湿潤堅牢度向上剤による固着処理が不可欠
となっている。最も初期には染色されたポリアミド繊維
の湿潤堅牢度を向上させる方法として、タンニン酸−吐
酒石での固着処理が行なわれていた。この処理法は、繊
維上への不溶性被膜の形成による物理的な染料脱落の防
止と、タンニン酸−染料間の水素結合の形成によって染
料を固着するものと考えられ、濃色に対しても優れたフ
ィックス効果を示した。しかしこの処理法は二浴処理が
必要であることから処理工程が繁雑になるばかりでな
く、染色したポリアミド系繊維の処理後の変色、風合い
の硬化等の欠点がある。しかも天然タンニンは、種々の
没食子酸のエステルであることから天然産出物につきも
のの生産量、効果の不安定さもある。以上のようなこと
から現在ではタンニン酸−吐酒石にかわるものとして、
フェノール誘導体−ホルムアルデヒド縮合物(日特15
9563)、チオフェノール系縮合物のスルホン化物
(特公昭41−10427、特公昭44−1287
5)、ジヒドロキシジフェニルスルホン−ホルムアルデ
ヒド縮合物のスルホン化物(特公昭40−23231、
特公昭43−14656)、ジヒドロキシジフェニルス
ルホン−ホルムアルデヒド縮合物(Ger.Offe
n.2,143,667)等が公知のものとなってい
る。フェノール誘導体−ホルムアルデヒド縮合物はフェ
ノール、クレゾール、安息香酸、ナフトール、ビスフェ
ノール等のフェノール系化合物とホルムアルデヒドとの
縮合物をスルホン化したもの、またはフェノール系化合
物のスルホン化物とホルムアルデヒドとの縮合物であ
る。これらの縮合物は染料の固着効果が良好であるが、
生地の硬化、固着処理後の生地への着色(黄〜赤色)が
大きいという欠点がある。チオフェノール系縮合物のス
ルホン化物は、原料としてフェノール、オルソクロルフ
ェノール等のフェノール類が主に用いられ、そのフェノ
ール類とイオウの加硫による縮合物にスルホン酸、メタ
ンスルホン酸を導入して水溶性にした縮合物である。こ
の縮合物は固着処理において優れた効果を示すが、生地
の脆化、日光堅牢度の低下が大きく、実用的にはほとん
ど用いられていない。ジヒドロキシジフェニルスルホン
−ホルムアルデヒド縮合物のスルホン化物は、ジヒドロ
キシジフェニルスルホン−ホルムアルデヒド縮合物に水
溶性基であるスルホン基やメタンスルホン酸基等を導入
したもの、あるいはジヒドロキシジフェニルスルホンの
スルホン化物とホルムアルデヒドとの縮合物である。こ
の縮合物は日光堅牢度の低下、固着処理後の生地への着
色が少ない。しかしフェノール誘導体−ホルムアルデヒ
ド縮合物にくらべて湿潤堅牢度の向上効果に劣ってい
る。ジヒドロキシジフェニルスルホン−ホルムアルデヒ
ド縮合物は、ジヒドロキシジフェニルスルホンとホルム
アルデヒドとのノボラック型、またはレゾール型縮合物
である。これらの縮合物が水不溶性な場合、固着剤とし
て使用するには水分散液、または有機溶剤溶液等として
使用する必要がある。ジヒドロキシジフェニルスルホン
系スルホン化物のホルムアルデヒド縮合物と同様に日光
堅牢度の低下、固着処理後の生地への着色も少なく、フ
ェノール誘導体−ホルムアルデヒド縮合物にくらべて優
れた湿潤堅牢度の向上効果を有している。しかし固着処
理後の生地の硬化が大きく、染料の種類や染料濃度によ
っては充分満足できる湿潤堅牢度向上効果を得るまでに
は至っていない。
知のごとく酸性染料、金属錯塩染料が一般的に用いられ
ている。なかでも酸性染料を用いた染色が優れた均染
性、豊富な色相により主流となっている。しかし酸性染
料はポリアミド繊維との染着力がさほど強固でないため
に、満足できるような湿潤堅牢度が得られないという欠
点がある。その為酸性染料で染色されたポリアミド系繊
維材料には、湿潤堅牢度向上剤による固着処理が不可欠
となっている。最も初期には染色されたポリアミド繊維
の湿潤堅牢度を向上させる方法として、タンニン酸−吐
酒石での固着処理が行なわれていた。この処理法は、繊
維上への不溶性被膜の形成による物理的な染料脱落の防
止と、タンニン酸−染料間の水素結合の形成によって染
料を固着するものと考えられ、濃色に対しても優れたフ
ィックス効果を示した。しかしこの処理法は二浴処理が
必要であることから処理工程が繁雑になるばかりでな
く、染色したポリアミド系繊維の処理後の変色、風合い
の硬化等の欠点がある。しかも天然タンニンは、種々の
没食子酸のエステルであることから天然産出物につきも
のの生産量、効果の不安定さもある。以上のようなこと
から現在ではタンニン酸−吐酒石にかわるものとして、
フェノール誘導体−ホルムアルデヒド縮合物(日特15
9563)、チオフェノール系縮合物のスルホン化物
(特公昭41−10427、特公昭44−1287
5)、ジヒドロキシジフェニルスルホン−ホルムアルデ
ヒド縮合物のスルホン化物(特公昭40−23231、
特公昭43−14656)、ジヒドロキシジフェニルス
ルホン−ホルムアルデヒド縮合物(Ger.Offe
n.2,143,667)等が公知のものとなってい
る。フェノール誘導体−ホルムアルデヒド縮合物はフェ
ノール、クレゾール、安息香酸、ナフトール、ビスフェ
ノール等のフェノール系化合物とホルムアルデヒドとの
縮合物をスルホン化したもの、またはフェノール系化合
物のスルホン化物とホルムアルデヒドとの縮合物であ
る。これらの縮合物は染料の固着効果が良好であるが、
生地の硬化、固着処理後の生地への着色(黄〜赤色)が
大きいという欠点がある。チオフェノール系縮合物のス
ルホン化物は、原料としてフェノール、オルソクロルフ
ェノール等のフェノール類が主に用いられ、そのフェノ
ール類とイオウの加硫による縮合物にスルホン酸、メタ
ンスルホン酸を導入して水溶性にした縮合物である。こ
の縮合物は固着処理において優れた効果を示すが、生地
の脆化、日光堅牢度の低下が大きく、実用的にはほとん
ど用いられていない。ジヒドロキシジフェニルスルホン
−ホルムアルデヒド縮合物のスルホン化物は、ジヒドロ
キシジフェニルスルホン−ホルムアルデヒド縮合物に水
溶性基であるスルホン基やメタンスルホン酸基等を導入
したもの、あるいはジヒドロキシジフェニルスルホンの
スルホン化物とホルムアルデヒドとの縮合物である。こ
の縮合物は日光堅牢度の低下、固着処理後の生地への着
色が少ない。しかしフェノール誘導体−ホルムアルデヒ
ド縮合物にくらべて湿潤堅牢度の向上効果に劣ってい
る。ジヒドロキシジフェニルスルホン−ホルムアルデヒ
ド縮合物は、ジヒドロキシジフェニルスルホンとホルム
アルデヒドとのノボラック型、またはレゾール型縮合物
である。これらの縮合物が水不溶性な場合、固着剤とし
て使用するには水分散液、または有機溶剤溶液等として
使用する必要がある。ジヒドロキシジフェニルスルホン
系スルホン化物のホルムアルデヒド縮合物と同様に日光
堅牢度の低下、固着処理後の生地への着色も少なく、フ
ェノール誘導体−ホルムアルデヒド縮合物にくらべて優
れた湿潤堅牢度の向上効果を有している。しかし固着処
理後の生地の硬化が大きく、染料の種類や染料濃度によ
っては充分満足できる湿潤堅牢度向上効果を得るまでに
は至っていない。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、染色されたポ
リアミド系繊維材料に、優れた湿潤堅牢度を付与する処
理法を提供することにある。すなわち、本発明は、染色
されたポリアミド系繊維材料を一般式(1)
を達成するために鋭意検討を重ねた結果、染色されたポ
リアミド系繊維材料に、優れた湿潤堅牢度を付与する処
理法を提供することにある。すなわち、本発明は、染色
されたポリアミド系繊維材料を一般式(1)
【化1】[式中、Xは
【化2】または
【化3】を、R1、R2は同一又は相異なって、水素原
子または炭素数1〜3のアルキル基を示す]で表される
化合物のうち1種又は2種以上とホルムアルデヒドとの
縮合物を含むことを特徴とする染色されたポリアミド系
繊維材料の湿潤堅牢度向上剤およびそれを用いた処理法
に係わる。本発明者の研究によれば染色されたポリアミ
ド系繊維材料を本発明法によって処理することで、洗
濯、熱湯、水、海水、汗、ポッティング、湿潤摩擦等の
湿潤堅牢度を大きく向上することができる。また固着処
理後の生地の硬化や、処理による染色布の着色、変色、
耐光堅牢度の低下も少ない。本発明縮合物は、一般式
(1)であらわされる化合物とホルムアルデヒドとの縮
合反応によって得ることができる。一般式(1)であら
わされる化合物には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(以下ビスフェノールAと称す)、4、4’−
エチリデンビスフェノール(以下ビスフェノールEと称
す)、2、2’−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)プロパン(以下3−メチルビスフェノールAと
称す)、3−エチルビスフェノールA、3−プロピルビ
スフェノールA、3、3’−ジメチルビスフェノール
A、3−メチル−3’−エチルビスフェノールA等があ
げられる。縮合反応に使用するホルムアルデヒドは、5
〜39%の水溶液もしくは有機溶剤溶液として使用でき
る。またパラホルムアルデヒド、ウロトロピン、または
トリオキシメチレン等のホルムアルデヒドを放出する化
合物も使用することができる。ホルムアルデヒドの使用
量は一般式(1)であらわされる化合物1モルに対して
0.5〜10.0モル、特に0.7〜1.2モル使用す
るのが好ましい。また縮合反応は、無機酸水溶液中、ま
たは有機溶媒中、無機酸の存在下で反応を行なうことが
できる。無機酸水溶液中で反応を行なう場合、40〜9
5%硫酸水溶液、10〜35%塩酸水溶液等を一般式
(1)であらわされる化合物に対し2〜10倍量用いて
行なうことができる。または有機溶媒中、無機酸の存在
下で反応を行なう場合、硫酸または、塩酸等の無機酸を
一般式(1)であらわされる化合物に対し0.001〜
0.1倍量用い、無水酢酸、氷酢酸、ギ酸、ジオキサ
ン、メタノール、またはイソプロピルアルコール等の有
機溶剤を一般式(1)であらわされる化合物に対し0.
5〜2.0倍量用いて行なうことができる。縮合時の反
応温度としては無機酸溶液中で反応を行なう場合には、
反応温度を100℃以下で、また有機溶媒中、無機酸の
存在下で反応を行なう場合反応温度60〜180℃以下
でおこなうことができる。本発明処理法を適用できる繊
維としては、ナイロン6、ナイロン66等の脂肪族ポリ
アミド繊維、キシリレンジアミン系ポリアミド繊維、そ
の他の芳香族系ポリアミド繊維を例示することができ
る。繊維材料としては上記ポリアミド繊維が含まれ酸性
染料または金属錯塩染料を用いて常法にて染色されたも
のであれば、これら以外の繊維が含まれていても構わな
い。また本発明法によって処理される繊維材料の形態
は、糸、チーズ、布はく、製品等の形態を問わない。本
発明処理法を染色されたポリアミド系繊維材料に適用す
るに際し、処理法に特に限定はないが、吸尽処理法、パ
ッド法、スプレー法、コート法等の公知の方法を用いる
ことができる。その際処理液を水分散液、または有機溶
剤溶液とすることで処理することができる。水分散液と
して用いる際には、脂肪酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル燐酸エステル塩、ナ
フタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のアニオン界面
活性剤、またはポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪族エステル、グリセリン脂肪族エステ
ル、ポリグリセリン脂肪族エステル等の非イオン活性剤
を分散剤として用いることができる。有機溶剤溶液とし
て用いる際にはメタノール、エタノール、プロパノール
類、ブタノール類等の低級アルコール、アセトン、メチ
ルアセトン、メチルエチルケトンなどケトン類、ギ酸、
酢酸、無水酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸、N,N’−
ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の窒素化合物、
ジメチルスルホオキサイド等の硫黄化合物、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等の多価ア
ルコール等の有機溶剤を使用できる。また上記の有機溶
剤のうち1種、または2種以上の混合溶剤、またはその
混合溶剤と水を混合しても使用することができる。本発
明処理法において、堅牢度向上剤の使用量としては0.
5〜20%owfが望ましい。浸漬法で使用する場合、
処理温度は100℃以下好ましくは30〜80℃、処理
時間10〜30分で処理することができる。パッド法で
使用する場合、処理浴中に染色されたポリアミド系繊維
材料を常温で浸漬してパディングを行ない、続いてマン
グルでピックアップ80〜120%程度に絞った後に、
ただちに常温で1〜3分程度乾燥を行ない、引続き10
0〜120℃程度で1〜3分程度再度乾燥を行ない、そ
の後140〜180℃程度で1〜3分程度のキュアリン
グで処理することができる。
子または炭素数1〜3のアルキル基を示す]で表される
化合物のうち1種又は2種以上とホルムアルデヒドとの
縮合物を含むことを特徴とする染色されたポリアミド系
繊維材料の湿潤堅牢度向上剤およびそれを用いた処理法
に係わる。本発明者の研究によれば染色されたポリアミ
ド系繊維材料を本発明法によって処理することで、洗
濯、熱湯、水、海水、汗、ポッティング、湿潤摩擦等の
湿潤堅牢度を大きく向上することができる。また固着処
理後の生地の硬化や、処理による染色布の着色、変色、
耐光堅牢度の低下も少ない。本発明縮合物は、一般式
(1)であらわされる化合物とホルムアルデヒドとの縮
合反応によって得ることができる。一般式(1)であら
わされる化合物には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(以下ビスフェノールAと称す)、4、4’−
エチリデンビスフェノール(以下ビスフェノールEと称
す)、2、2’−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)プロパン(以下3−メチルビスフェノールAと
称す)、3−エチルビスフェノールA、3−プロピルビ
スフェノールA、3、3’−ジメチルビスフェノール
A、3−メチル−3’−エチルビスフェノールA等があ
げられる。縮合反応に使用するホルムアルデヒドは、5
〜39%の水溶液もしくは有機溶剤溶液として使用でき
る。またパラホルムアルデヒド、ウロトロピン、または
トリオキシメチレン等のホルムアルデヒドを放出する化
合物も使用することができる。ホルムアルデヒドの使用
量は一般式(1)であらわされる化合物1モルに対して
0.5〜10.0モル、特に0.7〜1.2モル使用す
るのが好ましい。また縮合反応は、無機酸水溶液中、ま
たは有機溶媒中、無機酸の存在下で反応を行なうことが
できる。無機酸水溶液中で反応を行なう場合、40〜9
5%硫酸水溶液、10〜35%塩酸水溶液等を一般式
(1)であらわされる化合物に対し2〜10倍量用いて
行なうことができる。または有機溶媒中、無機酸の存在
下で反応を行なう場合、硫酸または、塩酸等の無機酸を
一般式(1)であらわされる化合物に対し0.001〜
0.1倍量用い、無水酢酸、氷酢酸、ギ酸、ジオキサ
ン、メタノール、またはイソプロピルアルコール等の有
機溶剤を一般式(1)であらわされる化合物に対し0.
5〜2.0倍量用いて行なうことができる。縮合時の反
応温度としては無機酸溶液中で反応を行なう場合には、
反応温度を100℃以下で、また有機溶媒中、無機酸の
存在下で反応を行なう場合反応温度60〜180℃以下
でおこなうことができる。本発明処理法を適用できる繊
維としては、ナイロン6、ナイロン66等の脂肪族ポリ
アミド繊維、キシリレンジアミン系ポリアミド繊維、そ
の他の芳香族系ポリアミド繊維を例示することができ
る。繊維材料としては上記ポリアミド繊維が含まれ酸性
染料または金属錯塩染料を用いて常法にて染色されたも
のであれば、これら以外の繊維が含まれていても構わな
い。また本発明法によって処理される繊維材料の形態
は、糸、チーズ、布はく、製品等の形態を問わない。本
発明処理法を染色されたポリアミド系繊維材料に適用す
るに際し、処理法に特に限定はないが、吸尽処理法、パ
ッド法、スプレー法、コート法等の公知の方法を用いる
ことができる。その際処理液を水分散液、または有機溶
剤溶液とすることで処理することができる。水分散液と
して用いる際には、脂肪酸塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル燐酸エステル塩、ナ
フタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のアニオン界面
活性剤、またはポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪族エステル、グリセリン脂肪族エステ
ル、ポリグリセリン脂肪族エステル等の非イオン活性剤
を分散剤として用いることができる。有機溶剤溶液とし
て用いる際にはメタノール、エタノール、プロパノール
類、ブタノール類等の低級アルコール、アセトン、メチ
ルアセトン、メチルエチルケトンなどケトン類、ギ酸、
酢酸、無水酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸、N,N’−
ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の窒素化合物、
ジメチルスルホオキサイド等の硫黄化合物、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等の多価ア
ルコール等の有機溶剤を使用できる。また上記の有機溶
剤のうち1種、または2種以上の混合溶剤、またはその
混合溶剤と水を混合しても使用することができる。本発
明処理法において、堅牢度向上剤の使用量としては0.
5〜20%owfが望ましい。浸漬法で使用する場合、
処理温度は100℃以下好ましくは30〜80℃、処理
時間10〜30分で処理することができる。パッド法で
使用する場合、処理浴中に染色されたポリアミド系繊維
材料を常温で浸漬してパディングを行ない、続いてマン
グルでピックアップ80〜120%程度に絞った後に、
ただちに常温で1〜3分程度乾燥を行ない、引続き10
0〜120℃程度で1〜3分程度再度乾燥を行ない、そ
の後140〜180℃程度で1〜3分程度のキュアリン
グで処理することができる。
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げることにより
本発明の特徴をより一層明確なものとするが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。実施例中の
部、%は特に断らない限り重量部、重量%である。
本発明の特徴をより一層明確なものとするが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。実施例中の
部、%は特に断らない限り重量部、重量%である。
【合成例1】 ビスフェノールA−ホルムアルデヒド縮合物の合成 攪拌装置、還流冷却器、滴下漏斗及び温度計を備えた反
応容器中にビスフェノールA535.2gと無水酢酸3
51.7gを入れ、加熱しながら攪拌して均一に溶解し
た後、内温90℃で98%硫酸5.9gを滴下漏斗より
3分かけて滴下した。滴下終了後内温を85℃にし、滴
下漏斗よりホルミットM(46%ホルムアルデヒドメタ
ノール溶液 広栄化学株式会社製)107.2gを85
〜90℃付近で60分かけて滴下した。滴下終了後3.
5時間縮合を行なった。反応終了後、反応物を水中に細
かく分散させた後、固形物を瀘取し、無水酢酸や硫酸等
を除去した。瀘取した固形物を温水により洗浄を繰り返
して未反応のビスフェノールAを除去し縮合物442.
1gを得た。収率79.2%。
応容器中にビスフェノールA535.2gと無水酢酸3
51.7gを入れ、加熱しながら攪拌して均一に溶解し
た後、内温90℃で98%硫酸5.9gを滴下漏斗より
3分かけて滴下した。滴下終了後内温を85℃にし、滴
下漏斗よりホルミットM(46%ホルムアルデヒドメタ
ノール溶液 広栄化学株式会社製)107.2gを85
〜90℃付近で60分かけて滴下した。滴下終了後3.
5時間縮合を行なった。反応終了後、反応物を水中に細
かく分散させた後、固形物を瀘取し、無水酢酸や硫酸等
を除去した。瀘取した固形物を温水により洗浄を繰り返
して未反応のビスフェノールAを除去し縮合物442.
1gを得た。収率79.2%。
【合成例2】 ビスフェノールE−ホルムアルデヒド縮合物の合成 ビスフェノールE 519.4g 無水酢酸 363.6g 98%硫酸 6.1g ホルミットM(46%ホルムアルデヒドメタノール溶液 広栄化学株式会社製) 110.9g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物447.6gを得た。収率82.
4%。
精製を行ない、縮合物447.6gを得た。収率82.
4%。
【合成例3】 3−メチルビスフェノールA−ホルムアルデヒド縮合物
の合成 3−メチルビスフェノールA 550.0g 無水酢酸 340.5g 98%硫酸 5.7g ホルミットM(46%ホルムアルデヒドメタノール溶液 広栄化学株式会社製) 103.8g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物421.8gを得た。収率73.
7%。
の合成 3−メチルビスフェノールA 550.0g 無水酢酸 340.5g 98%硫酸 5.7g ホルミットM(46%ホルムアルデヒドメタノール溶液 広栄化学株式会社製) 103.8g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物421.8gを得た。収率73.
7%。
【合成例4】 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンスルホン酸
−ホルムアルデヒド縮合物の合成 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンスルホン酸 612.0g 無水酢酸 277.8g 98%硫酸 4.6g 37%ホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液 群栄化学株式会社製) 105.6g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物526.8gを得た。収率83.
6%。
−ホルムアルデヒド縮合物の合成 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンスルホン酸 612.0g 無水酢酸 277.8g 98%硫酸 4.6g 37%ホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液 群栄化学株式会社製) 105.6g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物526.8gを得た。収率83.
6%。
【合成例5】 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン−ホルムア
ルデヒド縮合物の合成 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン 544.4g 無水酢酸 326.2g 98%硫酸 5.5g 37%ホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液 群栄化学株式会社製) 123.9g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物445.8gを得た。収率78.
8%。
ルデヒド縮合物の合成 4、4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン 544.4g 無水酢酸 326.2g 98%硫酸 5.5g 37%ホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液 群栄化学株式会社製) 123.9g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物445.8gを得た。収率78.
8%。
【合成例6】 4、4’−ジヒドロキシジフェニルメタン−ホルムアル
デヒド縮合物の合成 4、4’−ジヒドロキシジフェニルメタン 488.7g 無水酢酸 366.1g 98%硫酸 6.1g 37%ホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液 群栄化学株式会社製) 139.1g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物394.3gを得た。収率76.
9%。
デヒド縮合物の合成 4、4’−ジヒドロキシジフェニルメタン 488.7g 無水酢酸 366.1g 98%硫酸 6.1g 37%ホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液 群栄化学株式会社製) 139.1g 上記原料処方について、合成例1と同様に縮合反応及び
精製を行ない、縮合物394.3gを得た。収率76.
9%。
【実施例1〜5】 合成例1〜6で得られた縮合物をそれぞれ用いて下記の
条件のもとに染色された染色布(サンプルA〜E)につ
いて試験を行なった。 サンプルA ・染料 Aminyl Red E−3BL(住友化学工業株式会社製) 1%owf ・均染剤ミグレガールN−11(センカ株式会社製) 2%owf ・酢酸 1%owf 生地 6−ナイロンジャージ 浴比 1:20 98℃×60分、水洗後、風乾した。 サンプルB ・染料 Aminyl Blue E−2GL(住友化学工業株式会社製) 1%owf ・均染剤ミグレガールN−11(センカ株式会社製) 2%owf ・酢酸 1%owf 生地 6−ナイロンジャージ 浴比 1:20 98℃×60分、水洗後、風乾した。 サンプルC 色糊を以下に示すように調製した。 ・染料 Solar Rhodamine B(住友化学工業株式会社製) 15g ・セレナゾールPDN(酸性染料用染料溶解剤 センカ株式会社製) 20g ・スリーエスガム145(12%元糊 センカ株式会社製) 550g ・尿素 50g .酒石酸アンモニウム 3g ・水 362g ナイロンスパンライクタフタに色糊をプリントした。プ
リント処方は以下に示す。オートスクリーン捺染試験機
にて100メッシュの紗でプリントした。このプリント
地を100℃×2分で乾燥を行なった後、高圧スチーマ
ーで100℃×30分蒸熱にて染着し、水洗、湯洗を経
てセンカノールCW(ソーピング剤 センカ株式会社)
2g/lを用いて50℃×5分、浴比1:30でソーピ
ングを行なった後、湯洗し、乾燥した。 サンプルD 色糊を以下に示すように調製した。 ・染料 Solar Pure Blue AFX(住友化学工業株式会社製) 15g ・セレナゾールPDN(酸性染料用染料溶解剤 センカ株式会社製) 20g ・スリーエスガム145(12%元糊 センカ株式会社製) 550g ・尿素 50g ・酒石酸アンモニウム 3g .水 362g ナイロンスパンライクタフタに色糊をプリントした。プ
リント処方はサンプルCでの処方を用いた。 サンプルE 6−ナイロンジャージの未染色布
条件のもとに染色された染色布(サンプルA〜E)につ
いて試験を行なった。 サンプルA ・染料 Aminyl Red E−3BL(住友化学工業株式会社製) 1%owf ・均染剤ミグレガールN−11(センカ株式会社製) 2%owf ・酢酸 1%owf 生地 6−ナイロンジャージ 浴比 1:20 98℃×60分、水洗後、風乾した。 サンプルB ・染料 Aminyl Blue E−2GL(住友化学工業株式会社製) 1%owf ・均染剤ミグレガールN−11(センカ株式会社製) 2%owf ・酢酸 1%owf 生地 6−ナイロンジャージ 浴比 1:20 98℃×60分、水洗後、風乾した。 サンプルC 色糊を以下に示すように調製した。 ・染料 Solar Rhodamine B(住友化学工業株式会社製) 15g ・セレナゾールPDN(酸性染料用染料溶解剤 センカ株式会社製) 20g ・スリーエスガム145(12%元糊 センカ株式会社製) 550g ・尿素 50g .酒石酸アンモニウム 3g ・水 362g ナイロンスパンライクタフタに色糊をプリントした。プ
リント処方は以下に示す。オートスクリーン捺染試験機
にて100メッシュの紗でプリントした。このプリント
地を100℃×2分で乾燥を行なった後、高圧スチーマ
ーで100℃×30分蒸熱にて染着し、水洗、湯洗を経
てセンカノールCW(ソーピング剤 センカ株式会社)
2g/lを用いて50℃×5分、浴比1:30でソーピ
ングを行なった後、湯洗し、乾燥した。 サンプルD 色糊を以下に示すように調製した。 ・染料 Solar Pure Blue AFX(住友化学工業株式会社製) 15g ・セレナゾールPDN(酸性染料用染料溶解剤 センカ株式会社製) 20g ・スリーエスガム145(12%元糊 センカ株式会社製) 550g ・尿素 50g ・酒石酸アンモニウム 3g .水 362g ナイロンスパンライクタフタに色糊をプリントした。プ
リント処方はサンプルCでの処方を用いた。 サンプルE 6−ナイロンジャージの未染色布
【実施例1】サンプルA〜Eについて、下記組成の処理
浴に浸漬し、マングルでピックアップ100%に絞った
後、ただちに室温×3分、100℃×3分のプレドライ
を行ない、引続いて170℃×1分のキュアリングを行
なった。 合成例1(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
浴に浸漬し、マングルでピックアップ100%に絞った
後、ただちに室温×3分、100℃×3分のプレドライ
を行ない、引続いて170℃×1分のキュアリングを行
なった。 合成例1(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
【実施例2】サンプルA〜Eについて、下記条件で浸漬
処理した後に、水洗、風乾した。 合成例1(固形分) 1%owf エチレングリコール 8%owf セモールWS−100(分散剤 センカ株式会社製) 3%owf 処理温度・時間 80℃×20分 浴比 1:20
処理した後に、水洗、風乾した。 合成例1(固形分) 1%owf エチレングリコール 8%owf セモールWS−100(分散剤 センカ株式会社製) 3%owf 処理温度・時間 80℃×20分 浴比 1:20
【実施例3】サンプルA〜Eについて、実施例1と同様
の条件で処理を行なった。 合成例2(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
の条件で処理を行なった。 合成例2(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
【実施例4】サンプルA〜Eについて、実施例1と同様
の条件で処理を行なった。 合成例3(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
の条件で処理を行なった。 合成例3(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
【比較例1】サンプルA〜Dについて、実施例1と同様
の条件で処理を行なった。 合成例4(固形分) 1% 水 99%
の条件で処理を行なった。 合成例4(固形分) 1% 水 99%
【比較例2】サンプルA〜Dについて、下記条件で浸漬
処理した後に、水洗、風乾した。 合成例4(固形分) 1%owf 処理温度・時間 80℃×20分 浴比 1:20
処理した後に、水洗、風乾した。 合成例4(固形分) 1%owf 処理温度・時間 80℃×20分 浴比 1:20
【比較例3】サンプルA〜Eについて、実施例1と同様
の条件で処理を行なった。 合成例5(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
の条件で処理を行なった。 合成例5(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
【比較例4】サンプルA〜Eについて、実施例1と同様
の条件で処理を行なった。 合成例6(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
の条件で処理を行なった。 合成例6(固形分) 1% 50%イソプロピルアルコール水溶液 99%
【洗濯試験】JISL−0844 A−2号試験に基づ
いて行なった。サンプルA〜Dについて、未加工布、実
施例1〜4、比較例1〜4で得られた処理布の洗濯堅牢
度として、添布(同白布)汚染を表1に示す。
いて行なった。サンプルA〜Dについて、未加工布、実
施例1〜4、比較例1〜4で得られた処理布の洗濯堅牢
度として、添布(同白布)汚染を表1に示す。
【汗試験】JISL−0848 アルカリ汗試験に基づ
いて行なった。サンプルA〜Dについて、未加工布、実
施例1〜4、比較例1〜4で得られた処理布の汗堅牢度
として、添布(同白布)汚染を表2に示す。
いて行なった。サンプルA〜Dについて、未加工布、実
施例1〜4、比較例1〜4で得られた処理布の汗堅牢度
として、添布(同白布)汚染を表2に示す。
【耐光試験】JISL−0842 63℃×20時間照
射、カーボンアーク燈光試験に基づいて行なった。サン
プルEについて、未加工布、実施例1〜4、比較例1〜
4で得られた処理布の耐光堅牢度として、処理布の変退
色を表3に示す。なお、表1〜3中の数字は級数を示
す。
射、カーボンアーク燈光試験に基づいて行なった。サン
プルEについて、未加工布、実施例1〜4、比較例1〜
4で得られた処理布の耐光堅牢度として、処理布の変退
色を表3に示す。なお、表1〜3中の数字は級数を示
す。
【表1】
【表2】
【表3】
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 [式中、Xは 【化2】 または 【化3】 を、R1、R2は同一又は相異なって、水素原子または
炭素数1〜3のアルキル基を示す]で表される化合物の
うち1種又は2種以上とホルムアルデヒドとの縮合物を
含むことを特徴とする染色されたポリアミド繊維材料の
湿潤堅牢度向上剤。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の湿潤堅牢度
向上剤で処理することを特徴とする、染色されたポリア
ミド繊維材料の湿潤堅牢度向上法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354375A JPH06166969A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ポリアミド用湿潤堅牢度向上剤、およびそれを用いた 処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354375A JPH06166969A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ポリアミド用湿潤堅牢度向上剤、およびそれを用いた 処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166969A true JPH06166969A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18437136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4354375A Pending JPH06166969A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ポリアミド用湿潤堅牢度向上剤、およびそれを用いた 処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06166969A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3360930A1 (en) | 2014-07-04 | 2018-08-15 | FUJIFILM Corporation | Novel compound, coloring composition for dyeing or textile, ink jet ink, method of printing on fabric, and dyed or printed fabric |
CN108442150A (zh) * | 2018-04-23 | 2018-08-24 | 东莞市中纺化工有限公司 | 一种环保型合成单宁固色剂及其制备方法与应用 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4354375A patent/JPH06166969A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3360930A1 (en) | 2014-07-04 | 2018-08-15 | FUJIFILM Corporation | Novel compound, coloring composition for dyeing or textile, ink jet ink, method of printing on fabric, and dyed or printed fabric |
CN108442150A (zh) * | 2018-04-23 | 2018-08-24 | 东莞市中纺化工有限公司 | 一种环保型合成单宁固色剂及其制备方法与应用 |
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