JPH06165081A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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Publication number
JPH06165081A
JPH06165081A JP43A JP30517692A JPH06165081A JP H06165081 A JPH06165081 A JP H06165081A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 30517692 A JP30517692 A JP 30517692A JP H06165081 A JPH06165081 A JP H06165081A
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JP
Japan
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signal
muse
supplied
broadcast
broadcasting
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JP43A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hosoda
清 細田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MUSE放送を受信している場合にのみMU
SEデコーダに対し電力を供給する。 【構成】 MUSE判定ビットをBS放送の各チャンネ
ル毎に不揮発性メモリ19に格納する。また、同期判定
回路21から制御マイコン4に対して同期検出信号が供
給される。制御マイコン4では、MUSE判定ビットと
同期検出信号に基づいて、現在受信しているBS放送
が、MUSE方式に基づく放送であるか否かが判定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機、特
に地上波放送、衛星放送等、複数の放送を選択的に受信
することが出来、MUSEデコーダを内蔵してなるテレ
ビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】VHF放送、UHF放送等の地上波放送
は勿論のこと、衛星放送(以下、BS放送と称する)を
も受信できるテレビジョン受像機がある。その一例が図
3に示されている。
【0003】図3の構成に於いて、アンテナ51にて受
信されたVHF放送信号、UHF放送信号は、受信回路
52に供給される。この受信回路52では、後述の制御
用のマイクロコンピュータ(以下、単に制御マイコンと
称する)54からの制御信号に基づいて、所望の放送及
びチャンネルの信号が取り出されて増幅され、所定の中
間周波信号に変換される。
【0004】そして、該中間周波信号が増幅された後
に、映像検波されて映像信号が取り出されると共に、音
声検波されて音声信号が取り出される。映像信号は映像
信号切換え回路57に供給され、音声信号は音声信号切
換え回路61に供給される。
【0005】一方、BS放送用のアンテナ55にて受信
されたBS放送信号は、受信回路56に供給される。こ
の受信回路56では、後述の制御マイコン54からの制
御信号に基づいて、所望の放送及びチャンネルの信号が
取り出されて増幅され、更に所定の中間周波信号に変換
された後にFM復調される。このFM復調信号は、後述
するMUSEデコーダ59に供給される。
【0006】また、上述の中間周波信号からは、所定の
周波数帯域を有するフィルタによって、MUSE方式に
基づかないBS放送の映像信号及び音声信号が取り出さ
れる。該映像信号はディエンファシス、エネルギ拡散除
去等の処理が施された後に映像信号切換え回路57に供
給される。また、音声信号は、4相DPSK復調、PC
M復調、D/A変換等の処理が施された後に音声信号切
換え回路60に供給される。
【0007】MUSEデコーダ59では、上述のFM復
調信号に基づいて、MUSE方式に基づく復号がなされ
る。このMUSEデコーダ59では、MUSE方式に基
づく放送信号を受信している時には、MUSE受信判定
信号が形成されて制御マイコン54に供給される。MU
SE方式に基づく放送信号の場合には、上述の復号によ
って、映像信号及び同期信号、音声信号が取り出され
る。この映像信号は映像信号切換え回路62に供給さ
れ、水平及び垂直の同期信号は偏向回路65に供給され
る。また、音声信号は音声信号切換え回路60に供給さ
れる。
【0008】制御マイコン54では、図示せぬコマンダ
から送出される各種の制御情報、例えば、放送モード選
択、チャンネル選択、音量調整等が赤外線の制御信号と
して受光部53に供給される。受光部53では赤外線の
制御信号に基づいて光電変換され制御信号が形成され
る。この制御信号は制御マイコン54に供給される。
【0009】制御マイコン54では、放送モード選択、
チャンネル選択、音量調整等、各種の制御項目に対応す
る制御信号が、受信回路52、56に供給される。ま
た、図示せぬも切換え制御信号が、音声信号切換え回路
60、61、映像信号切換え回路57、62に供給され
る。また、この制御マイコン54では、MUSEデコー
ダ59からMUSE受信判定信号が供給されると、音声
信号切換え回路60、61、映像信号切換え回路62、
偏向回路65等をMUSE放送受信モードにすべく制御
する。
【0010】音声信号切換え回路60では、制御マイコ
ン54から供給される制御信号に基づいて、所望の放送
及びチャンネルの音声信号が選択される。即ち、MUS
E方式に基づくBS放送の音声信号と、MUSE方式に
基づかないBS放送の音声信号の内、所望の放送及びチ
ャンネルの音声信号が選択される。選択された音声信号
が音声信号切換え回路61に供給される。
【0011】音声信号切換え回路61では、制御マイコ
ン54から供給される制御信号に基づいて、所望の放送
及びチャンネルの音声信号が取り出される。即ち、VH
F及びUHF等の地上波放送の音声信号、MUSE方式
に基づくBS放送の音声信号、MUSE方式に基づかな
いBS放送の音声信号の内、所望の放送及びチャンネル
の音声信号が選択される。選択された音声信号が音声ド
ライブ回路67に供給される。
【0012】音声ドライブ回路67では、音声信号切換
え回路61から供給される音声信号が増幅されてスピー
カ68に供給され該スピーカ68から音声が出力され
る。
【0013】映像信号切換え回路57では、制御マイコ
ン54から供給される制御信号に基づいて、所望の放送
及びチャンネルの映像信号が選択される。即ち、VHF
及びUHF等の地上波放送の映像信号と、MUSE方式
に基づかないBS放送の映像信号の内、所望の放送及び
チャンネルの映像信号が選択される。選択された映像信
号が映像信号処理回路58に供給される。
【0014】映像信号処理回路58では、映像増幅、色
信号処理、同期分離がなされる。処理の施された映像信
号が映像信号切換え回路62に供給されると共に、分離
された水平及び垂直同期信号が偏向回路65に供給され
る。
【0015】映像信号切換え回路62では、制御マイコ
ン54から供給される制御信号に基づいて、所望の放送
及びチャンネルの映像信号が選択される。即ち、VHF
及びUHF等の地上波放送の映像信号、MUSE方式に
基づくBS放送の映像信号、MUSE方式に基づかない
BS放送の映像信号の内、所望の放送及びチャンネルの
映像信号が選択される。選択された映像信号が映像ドラ
イブ回路63に供給される。
【0016】映像ドライブ回路63では、映像信号が増
幅されると共に、例えば、マトリックス回路によって、
映像信号切換え回路62から供給される映像信号が三原
色信号に変換される。該三原色信号が、CRT64のカ
ソードに供給される。
【0017】偏向回路65では、映像信号処理回路58
或いはMUSEデコーダ59から供給される水平同期信
号及び垂直同期信号に基づいて、偏向のためののこぎり
波電流が形成されてCRT64に供給される。即ち、垂
直同期信号に対応するのこぎり波電流がCRT64の垂
直偏向コイルに供給されると共に、水平同期信号に対応
するのこぎり波電流がCRT64の水平偏向コイルに供
給される。
【0018】CRT64は、アスペクト比が(16:
9)とされているもので、画面が、High Definition T
V、いわゆるハイビジョンに対応し得るようになされて
いる。電源回路66は、AC100Vを各種の電圧に変
換し、該電圧を制御マイコン54の制御に基づいて図3
中の各回路ブロックに供給している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構成を
有するテレビジョン受像機に於いて、MUSE方式に基
づくBS放送を受信して視聴しようとする場合には、M
USE方式に基づくBS放送信号の規格が他の方式の放
送信号と異なっていることから、各回路ブロックをMU
SE放送受信モードに切換える必要がある。このモード
切換えを瞬時に行うためには、MUSE方式に基づくB
S放送を受信しているか否かの判定は常時行なわなけれ
ばならない。
【0020】従来、この判定はMUSEデコーダ内部で
行われているため、VHF及びUHF放送等の地上波放
送或いは、MUSE方式に基づかないBS放送を受信し
ている場合でも、常にMUSEデコーダ59に電力を供
給しなければならないという問題点があった。
【0021】また、MUSEデコーダ59自体で高周波
のデジタル信号処理を行っているため、他の回路ブロッ
クにデジタルノイズ等の障害を及ぼしてしまうことがあ
るという問題点があった。
【0022】本発明は、上述の問題点を解消するべくな
されたものであって、本発明の目的は、MUSE放送を
受信している場合にのみMUSEデコーダに対し電力を
供給するようにしたテレビジョン受像機を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、複数の信号を受信し、該複数の信号の内か
ら所望の信号を選択して映出するテレビジョン受像機に
於いて、上記複数の信号の内から特定の信号が選択され
た時にのみ、上記特定の信号の信号処理系に電源の供給
がなされるようにした構成としている。
【0024】
【作用】複数の放送信号の内から、特定の放送信号が選
択されたと判定された場合にのみ、該特定の放送信号の
信号処理系に対し電源の供給がなされる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。図1の構成に於いて、アンテナ1にて
受信されたVHF放送信号、UHF放送信号は、受信回
路2に供給される。この受信回路2では、後述の制御用
のマイクロコンピュータ(以下、単に制御マイコンと称
する)4からの制御信号に基づいて、所望の放送及びチ
ャンネルの信号が取り出されて増幅され、所定の中間周
波信号に変換される。
【0026】そして、該中間周波信号が増幅された後
に、映像検波されて映像信号が取り出されると共に、音
声検波されて音声信号が取り出される。映像信号は映像
信号切換え回路7に供給され、音声信号は音声信号切換
え回路11に供給される。
【0027】一方、BS放送用のアンテナ5にて受信さ
れたBS放送信号は、受信回路6に供給される。この受
信回路6では、後述の制御マイコン4からの制御信号に
基づいて、所望の放送及びチャンネルの信号が取り出さ
れて増幅され、更に所定の中間周波信号に変換された後
にFM復調される。このFM復調信号は、後述するMU
SEデコーダ9に供給される。
【0028】また、上述の中間周波信号からは、所定の
周波数帯域を有するフィルタによって、MUSE方式に
基づかないBS放送の映像信号及び音声信号が取り出さ
れる。該映像信号はディエンファシス、エネルギ拡散除
去等の処理が施された後に映像信号切換え回路7、同期
判定回路21に供給される。また、音声信号は、4相D
PSK復調、PCM復調、D/A変換等の処理が施され
た後に音声信号切換え回路10に供給される。
【0029】同期判定回路21では、受信回路6にて得
られた映像信号に基づいて同期信号の有無が判定され
る。この同期判定に際しては、NTSC方式の映像信号
に含まれる水平同期信号及び/または垂直同期信号を分
離する技術が用いられている。例えば、垂直同期信号を
分離する場合であれば、時定数分離または振幅分離によ
って垂直同期信号の検出がなされる。
【0030】従って、地上波放送或いはMUSE方式に
基づかないBS放送では、同期信号が検出され、これに
よって、例えば、ハイレベルの同期検出信号が制御マイ
コン4に供給される。一方、MUSE方式に基づくBS
放送では、同期信号が検出されず、これによって、例え
ば、ローレベルの同期検出信号が制御マイコン4に供給
される。
【0031】MUSEデコーダ9では、上述のFM復調
信号に基づいて、MUSE方式に基づく復号がなされ
る。このMUSEデコーダ9では、MUSE方式に基づ
く放送信号を受信している時には、MUSE受信判定信
号が形成され、制御マイコン4に供給される。このMU
SE方式に基づく放送信号の場合には、上述の復号によ
って、映像信号及び同期信号、音声信号が取り出され
る。この映像信号は映像信号切換え回路12に供給さ
れ、水平及び垂直の同期信号は偏向回路15に供給され
る。また、音声信号は音声信号切換え回路10に供給さ
れる。
【0032】制御マイコン4では、地上波放送或いはM
USE方式に基づかないBS放送を受信している場合に
は、MUSEデコーダ9に対する電源の供給を遮断する
ための処理がなされる。制御マイコン4には、従来の構
成に加えて前述の同期判定回路21、不揮発性メモリ1
9、MUSEチャンネル設定スイッチ22、登録/取り
消しスイッチ23等が接続されている。
【0033】制御マイコン4におけるMUSEデコーダ
9への電源供給を遮断する処理について説明する。BS
放送の各チャンネルに対して、MUSE方式に基づく放
送であるか否かを判断し、該判断の結果を、後述するM
USEチャンネル設定スイッチ22、登録/取り消しス
イッチ23を用いMUSE判定ビットとして不揮発性メ
モリ19に格納する。
【0034】一方、制御マイコン4には、BS放送の受
信時、前述の同期判定回路21の同期検出信号が供給さ
れている。制御マイコン4では、不揮発性メモリ19に
格納されているMUSE判定ビットと、上述の同期検出
信号との組み合わせに基づいて、現在受信しているBS
放送が、MUSE方式に基づくBS放送であるか否かが
判定される。
【0035】判定の結果が、MUSE方式に基づかない
BS放送である場合には、制御マイコン4にて、MUS
Eデコーダ9への電源の供給を遮断するMUSEデコー
ダ電源制御信号(以下、単に電源制御信号と称する)が
形成される。該電源制御信号は後述のMUSEデコーダ
電源回路20に供給され、MUSEデコーダ9に対する
電源が遮断される。一方、判定の結果が、MUSE方式
に基づくBS放送である場合には、上述の電源制御信号
が形成されず、該電源制御信号はMUSEデコーダ電源
回路20に供給されない。従って、MUSEデコーダ9
に対する電源の供給が継続してなされる。
【0036】また、制御マイコン4では、図示せぬコマ
ンダから送出される各種の制御情報、例えば、放送モー
ド選択、チャンネル選択、音量調整等が赤外線の制御信
号として受光部3に供給される。受光部3では赤外線の
制御信号に基づいて光電変換され制御信号が形成され
る。この制御信号は制御マイコン4に供給される。
【0037】制御マイコン4では、放送モード選択、チ
ャンネル選択、音量調整等、各種の制御項目に対応する
制御信号が受信回路2、6に供給される。また、図示せ
ぬも切換え制御信号が、音声信号切換え回路10、1
1、映像信号切換え回路7、12に供給される。また、
この制御マイコン4では、MUSEデコーダ9からMU
SE受信判定信号が供給されると、音声信号切換え回路
10、11、映像信号切換え回路12、偏向回路15等
をMUSE放送受信モードにすべく制御する。
【0038】音声信号切換え回路10では、制御マイコ
ン4から供給される制御信号に基づいて、所望の放送及
びチャンネルの音声信号が選択される。即ち、MUSE
方式に基づかないBS放送の音声信号と、MUSE方式
に基づくBS放送の音声信号の内、所望の放送及びチャ
ンネルの音声信号が選択される。選択された音声信号が
音声信号切換え回路11に供給される。
【0039】音声信号切換え回路11では、制御マイコ
ン4から供給される制御信号に基づいて、所望の放送及
びチャンネルの音声信号が取り出される。即ち、VHF
及びUHF等の地上波放送の音声信号、MUSE方式に
基づかないBS放送の音声信号、MUSE方式に基づく
BS放送の音声信号の内、所望の放送及びチャンネルの
音声信号が選択される。選択された音声信号が音声ドラ
イブ回路17に供給される。
【0040】音声ドライブ回路17では、音声信号切換
え回路11から供給される音声信号が増幅されてスピー
カ18に供給され該スピーカ18から音声が出力され
る。
【0041】映像信号切換え回路7では、制御マイコン
4から供給される制御信号に基づいて、所望の放送及び
チャンネルの映像信号が選択される。即ち、VHF及び
UHF等の地上波放送の映像信号と、MUSE方式に基
づかないBS放送の映像信号の内、所望の放送及びチャ
ンネルの映像信号が選択される。選択された映像信号が
映像信号処理回路8に供給される。
【0042】映像信号処理回路8では、映像増幅、色信
号処理、同期分離がなされる。処理の施された映像信号
が映像信号切換え回路12に供給されると共に、分離さ
れた水平及び垂直同期信号が偏向回路15に供給され
る。
【0043】映像信号切換え回路12では、制御マイコ
ン4から供給される制御信号に基づいて、所望の放送及
びチャンネルの映像信号が選択される。即ち、VHF及
びUHF等の地上波放送の映像信号、MUSE方式に基
づかないBS放送の映像信号、MUSE方式に基づくB
S放送の映像信号の内、所望の放送及びチャンネルの映
像信号が選択される。選択された映像信号が映像ドライ
ブ回路13に供給される。
【0044】映像ドライブ回路13では、映像信号が増
幅されると共に、例えば、マトリックス回路によって、
映像信号切換え回路12から供給される映像信号が三原
色信号に変換される。該三原色信号が、CRT14のカ
ソードに供給される。
【0045】偏向回路15では、映像信号処理回路8或
いはMUSEデコーダ9から供給される水平同期信号及
び垂直同期信号に基づいて、偏向のためののこぎり波電
流が形成されてCRT64に供給される。即ち、垂直同
期信号に対応するのこぎり波電流がCRT64の垂直偏
向コイルに供給されると共に、水平同期信号に対応する
のこぎり波電流がCRT64の水平偏向コイルに供給さ
れる。
【0046】CRT14は、アスペクト比が(16:
9)とされているもので、画面が、High Definition T
V、いわゆるハイビジョンに対応し得るようになされて
いる。電源回路16は、AC100Vを各種の電圧に変
換し、該電圧を制御マイコン4の制御に基づいて、MU
SEデコーダ9を除く回路ブロックに供給している。
【0047】MUSEデコーダ電源回路20は、AC1
00Vを各種の電圧に変換し、該電圧をMUSEデコー
ダ9に供給する。このMUSEデコーダ9への電源の供
給は、制御マイコン4による制御に基づいてなされる。
制御マイコン4から、若し、電源制御信号が供給される
場合には、MUSEデコーダ9に対する電源の供給が遮
断される。
【0048】以下、図1及び図2を参照してMUSE判
定ビットの設定及び、制御マイコン4によるMUSE方
式に基づく放送であるか否かについての判定について説
明する。
【0049】まず、MUSE方式に基づくBS放送のチ
ャンネルを選択する。次いで、MUSEチャンネル設定
スイッチ(以下、単にチャンネル設定スイッチと称す
る)22を押して設定モードとする。この状態に於い
て、登録/取り消しスイッチ23を1回押す。これによ
って、現在選択されているチャンネルがMUSE方式に
基づく放送のチャンネルとして不揮発性メモリ19に登
録される。尚、この設定モードにて、登録/取り消しス
イッチ23を2回押すと登録が取り消される。このよう
にして、BS放送の各チャンネルに対してMUSE判定
ビットが、不揮発性メモリ19に書き込まれる。
【0050】BS放送の受信時、制御マイコン4では、
不揮発性メモリ19にアクセスし、現在受信しているB
S放送のMUSE判定ビットを参照する。若し、現在受
信しているBS放送のMUSE判定ビットが、不揮発性
メモリ19に登録されていなければ、MUSE方式に基
づかないBS放送と判定される。この場合には、電源制
御信号が形成されてMUSEデコーダ電源回路20に供
給される。この結果、MUSEデコーダ電源回路20で
は、MUSEデコーダ9に対する電源の供給が遮断され
る。
【0051】現在受信しているBS放送のMUSE判定
ビットが、不揮発性メモリ19に登録されている場合に
は、更に同期判定回路21の同期検出信号が参照され
る。前述したように、地上波放送或いはMUSE方式に
基づかないBS放送の場合には、同期信号が検出される
ため、ハイレベルの同期検出信号が制御マイコン4に供
給される。また、MUSE方式に基づくBS放送の場合
には、同期信号が検出されないため、ローレベルの同期
検出信号が制御マイコン4に供給される。
【0052】そこで、参照された同期検出信号が、ハイ
レベルの場合には、MUSE方式に基づかないBS放送
と判定される。この場合には、電源制御信号が形成され
てMUSEデコーダ電源回路20に供給される。この結
果、MUSEデコーダ電源回路20では、MUSEデコ
ーダ9に対する電源の供給が遮断される。
【0053】一方、参照された同期検出信号が、ローレ
ベルの場合には、MUSE方式に基づくBS放送と判定
される。この場合には、電源制御信号が形成されない。
この結果、MUSEデコーダ電源回路20からは、MU
SEデコーダ9に対し電源の供給が継続してなされる。
【0054】この一実施例では、MUSE方式に基づく
放送であるか否かを表すMUSE判定ビットをBS放送
の各チャンネル毎に不揮発性メモリ19に格納する。ま
た、同期判定回路21では、MUSE方式に基づくBS
放送であるか否かの判定がなされ、該判定結果が同期検
出信号として制御マイコン4に供給されている。制御マ
イコン4では、MUSE判定ビットと同期検出信号に基
づいて、現在受信しているBS放送が、MUSE方式に
基づく放送であるか否かが判定される。そして、MUS
E方式に基づくBS放送であると判定された場合にのみ
MUSEデコーダ電源回路20からMUSEデコーダ9
に対して電源が供給される。
【0055】このように、MUSE方式に基づくBS放
送を受信しているか否かの判定を、MUSEデコーダ9
の外部で行っているため、MUSE方式に基づくBS放
送を受信している場合にのみ、MUSEデコーダ9に対
して電力を供給することができ、必要以上の電力消費が
防止される。また、MUSE方式に基づくBS放送を受
信していない場合には、MUSEデコーダ9の動作が停
止せしめられているため、他の回路ブロックに対してデ
ジタルノイズ等の障害の及ぶことが防止される。
【0056】この一実施例では、衛星放送の例としてB
S放送を説明しているが、これに限定されるものではな
く、通信衛星を用いた衛星放送、いわゆるCS放送の場
合にも同様に適用し得るものである。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、必要以上の電力消費
を防止できるという効果がある。また、デジタルノイズ
等の障害を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】MUSE方式に基づく放送信号を判定するため
の条件を示す図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2、52 受信回路 4、54 制御マイコン 6、56 受信回路 7、12、57、62 映像信号切換え回路 8、58 映像信号処理回路 9、59 MUSEデコーダ 10、11、60、61 音声信号切換え回路 15、65 偏向回路 16、66 電源回路 19 不揮発性メモリ 20 MUSEデコーダ電源回路 21 同期判定回路 22 MUSEチャンネル設定スイッチ 23 登録/取り消しスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号を受信し、該複数の信号の内
    から所望の信号を選択して映出するテレビジョン受像機
    に於いて、 上記複数の信号の内から特定の信号が選択された時にの
    み、上記特定の信号の信号処理系に電源の供給がなされ
    るようにしたことを特徴とするテレビジョン受像機。
JP43A 1992-11-16 1992-11-16 テレビジョン受像機 Pending JPH06165081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06165081A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 テレビジョン受像機

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ID=17941977

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JP43A Pending JPH06165081A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 テレビジョン受像機

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