JPH06165003A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH06165003A JPH06165003A JP4336802A JP33680292A JPH06165003A JP H06165003 A JPH06165003 A JP H06165003A JP 4336802 A JP4336802 A JP 4336802A JP 33680292 A JP33680292 A JP 33680292A JP H06165003 A JPH06165003 A JP H06165003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image pickup
- package
- pickup device
- light quantity
- electrochromic element
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数と組立工数を少なくすることがで
き、また、回路基板に直接に取付けて小形にユニット化
することができる光量調整素子付の撮像装置を提供す
る。 【構成】 容状のパッケ−ジ11の内底側にCCD撮像
素子12を、そのパッケ−ジ11の開口側に光量調整素
子としてエレクトロクロミック素子13を各々設け、こ
れらCCD撮像素子12とエレクトロクロミック素子1
3に電気接続した各々の外部接続端子26、27をパッ
ケ−ジ11外面より突出形成した構成としてある。
き、また、回路基板に直接に取付けて小形にユニット化
することができる光量調整素子付の撮像装置を提供す
る。 【構成】 容状のパッケ−ジ11の内底側にCCD撮像
素子12を、そのパッケ−ジ11の開口側に光量調整素
子としてエレクトロクロミック素子13を各々設け、こ
れらCCD撮像素子12とエレクトロクロミック素子1
3に電気接続した各々の外部接続端子26、27をパッ
ケ−ジ11外面より突出形成した構成としてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラや電子
スチルカメラなどの電子映像機器に利用するところの撮
像装置に関する。
スチルカメラなどの電子映像機器に利用するところの撮
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラや電子スチルカメラは、被
写体の光学像を電気変換する固体撮像素子を備えてい
る。なお、この固体撮像素子はCCD、MOSなどによ
って構成されている。また、このようなカメラでは固体
撮像素子に入射する光を所定光量に制御するために光量
調整手段が備えられている。
写体の光学像を電気変換する固体撮像素子を備えてい
る。なお、この固体撮像素子はCCD、MOSなどによ
って構成されている。また、このようなカメラでは固体
撮像素子に入射する光を所定光量に制御するために光量
調整手段が備えられている。
【0003】この光量調整手段としては、レンズ鏡胴内
の光学系で平行光束に近くなる絞り位置に、機械的な絞
りに換えて液晶絞りを設けたものがある。
の光学系で平行光束に近くなる絞り位置に、機械的な絞
りに換えて液晶絞りを設けたものがある。
【0004】この液晶絞りは、同心円となった液晶板上
の多くのパタ−ンを外側から不透過にし機械的な絞りと
同様に光量調整し、また、液晶板全面の濃度を変化させ
て光量調整する構成となっている。その他、CCD撮像
素子のカバ−ガラス部に液晶板を配設して光量調整する
ものなどがある。
の多くのパタ−ンを外側から不透過にし機械的な絞りと
同様に光量調整し、また、液晶板全面の濃度を変化させ
て光量調整する構成となっている。その他、CCD撮像
素子のカバ−ガラス部に液晶板を配設して光量調整する
ものなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レンズ鏡胴内に液晶絞
りを設けた光量調整手段は、光束径の大きい光学系位置
に配置されるために、液晶絞りユニットが大きくなる。
この結果、レンズ鏡胴の大きさ、重量、コストが増える
他に、液晶絞りユニットから引出した制御用のリ−ド線
を別途に設けた回路基板に接続しなければならないとう
問題がある。
りを設けた光量調整手段は、光束径の大きい光学系位置
に配置されるために、液晶絞りユニットが大きくなる。
この結果、レンズ鏡胴の大きさ、重量、コストが増える
他に、液晶絞りユニットから引出した制御用のリ−ド線
を別途に設けた回路基板に接続しなければならないとう
問題がある。
【0006】CCD撮素子のカバ−ガラス部に液晶板を
配設した光量調整手段は、部品点数や組立て工数が増大
し、コスト高となると共に、ガラス界面が増えるため
に、入射光の界面反射が多くなり、光量ロス、フレア
−、ゴ−スト等を発生させる原因となる。また、カバ−
ガラスと液晶板との間にゴミが付着すると、そのゴミ位
置が結像位置に近いことから、再生映像にゴミが見えて
しまう問題がある。
配設した光量調整手段は、部品点数や組立て工数が増大
し、コスト高となると共に、ガラス界面が増えるため
に、入射光の界面反射が多くなり、光量ロス、フレア
−、ゴ−スト等を発生させる原因となる。また、カバ−
ガラスと液晶板との間にゴミが付着すると、そのゴミ位
置が結像位置に近いことから、再生映像にゴミが見えて
しまう問題がある。
【0007】本発明は上記した実情にかんがみ、部品点
数と組立て工数を少なくし、回路基板に直接に取付けて
小形にブロック化することができる光量調整素子付の撮
像装置を開発することを目的とする。
数と組立て工数を少なくし、回路基板に直接に取付けて
小形にブロック化することができる光量調整素子付の撮
像装置を開発することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、容状のパッケ−ジの内底側に固体撮
像素子を、そのパッケ−ジの開口側にエレクトロクロミ
ック素子からなる光量調整素子を各々設けると共に、こ
れら固体撮像素子と光量調整素子に電気接続した各々の
外部接続端子をパッケ−ジ外面より突出形成して構成し
たことを特徴とする撮像装置を提案する。
ため、本発明では、容状のパッケ−ジの内底側に固体撮
像素子を、そのパッケ−ジの開口側にエレクトロクロミ
ック素子からなる光量調整素子を各々設けると共に、こ
れら固体撮像素子と光量調整素子に電気接続した各々の
外部接続端子をパッケ−ジ外面より突出形成して構成し
たことを特徴とする撮像装置を提案する。
【0009】
【作用】光量調整素子であるエレクトロクロミック素子
は、直流電圧を印加することによって、電圧によるイオ
ンが注入されてグレ−に着色し、また、逆極性の直流電
圧を印加すると無色に消色する。また、このエレクトロ
クロミック素子はメモリ−特性があり、任意の着色濃度
となったとき印加電圧を切断すると、その着色濃度を保
持する。
は、直流電圧を印加することによって、電圧によるイオ
ンが注入されてグレ−に着色し、また、逆極性の直流電
圧を印加すると無色に消色する。また、このエレクトロ
クロミック素子はメモリ−特性があり、任意の着色濃度
となったとき印加電圧を切断すると、その着色濃度を保
持する。
【0010】したがって、光量検出器からのコントロ−
ル電圧を光量調整素子に印加し、この光量調整素子を印
加電圧に応じたグレ−色に着色させる。これによって、
光量調整素子により適度に光量調整された被写体からの
光が撮像素子に入射し画像信号に電気変換される。
ル電圧を光量調整素子に印加し、この光量調整素子を印
加電圧に応じたグレ−色に着色させる。これによって、
光量調整素子により適度に光量調整された被写体からの
光が撮像素子に入射し画像信号に電気変換される。
【0011】また、本発明の撮像装置は、光量調整素子
が撮像素子と共にパツケ−ジ内に一体的に組み込まれて
いるので、カバ−ガラスが不要となり、部品点数と組立
て工数が少なくコストの低廉化に有利となる。
が撮像素子と共にパツケ−ジ内に一体的に組み込まれて
いるので、カバ−ガラスが不要となり、部品点数と組立
て工数が少なくコストの低廉化に有利となる。
【0012】その上、この撮像装置はパッケ−ジ外面に
設けた外部接続端子を回路基板に直接に接続できるか
ら、回路基板を含めた小形の撮像ユニットとして構成す
ることができる。
設けた外部接続端子を回路基板に直接に接続できるか
ら、回路基板を含めた小形の撮像ユニットとして構成す
ることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に沿って
説明する。図1はCCD撮像素子を配設したパッケ−ジ
にエレクトロクロミック素子を組み込む状態を示した斜
視図、図2はCCD撮像素子とエレクトロクロミック素
子とをパッケ−ジに一体的に組み込んで構成した撮像装
置の断面図である。
説明する。図1はCCD撮像素子を配設したパッケ−ジ
にエレクトロクロミック素子を組み込む状態を示した斜
視図、図2はCCD撮像素子とエレクトロクロミック素
子とをパッケ−ジに一体的に組み込んで構成した撮像装
置の断面図である。
【0014】これらの図面から分かるように、パッケ−
ジ11は電気絶縁材を使用して浅底の箱状として形成し
てある。そして、このパッケ−ジ11の内底面中央には
隆起部11aを形成し、この隆起部11aの上にCCD
撮像素子12が固着してある。
ジ11は電気絶縁材を使用して浅底の箱状として形成し
てある。そして、このパッケ−ジ11の内底面中央には
隆起部11aを形成し、この隆起部11aの上にCCD
撮像素子12が固着してある。
【0015】また、上記パッケ−ジ11には内周に沿う
台形部11bを形成し、光量調整素子として使用するエ
レクトロクロミック素子13をこの台形部11bに載置
させるようにしてパッケ−ジ11内に組入れてある。
台形部11bを形成し、光量調整素子として使用するエ
レクトロクロミック素子13をこの台形部11bに載置
させるようにしてパッケ−ジ11内に組入れてある。
【0016】エレクトロクロミック素子13は、図示す
るように、電気絶縁性のセル枠14によって囲まれた上
下のガラス板15、16と、このガラス板15、16の
間に設けた2つの透明導電膜17、18、エレクトロク
ロミック膜19、電解質20より構成してある。なお、
このエレクトロクロミック素子13の中に示した参照符
号21、22は導体、23は絶縁シ−ルである。
るように、電気絶縁性のセル枠14によって囲まれた上
下のガラス板15、16と、このガラス板15、16の
間に設けた2つの透明導電膜17、18、エレクトロク
ロミック膜19、電解質20より構成してある。なお、
このエレクトロクロミック素子13の中に示した参照符
号21、22は導体、23は絶縁シ−ルである。
【0017】また、上記のエレクトロクロミック素子1
3には、導体21を介して上側の透明導電膜17に電気
接続させた端子接続片24と、導体22を介して下側の
透明導電膜18に電気接続させた端子接続片25とが備
えてある。
3には、導体21を介して上側の透明導電膜17に電気
接続させた端子接続片24と、導体22を介して下側の
透明導電膜18に電気接続させた端子接続片25とが備
えてある。
【0018】これら端子接続片24、25は、弾性材で
形成してエレクトロクロミック素子13より下向きに突
出させ、このエレクトロクロミック素子13をパッケ−
ジ11内に組入れることによりパッケ−ジ11に設けた
外部接続端子26、27に圧接させる構成としてある。
形成してエレクトロクロミック素子13より下向きに突
出させ、このエレクトロクロミック素子13をパッケ−
ジ11内に組入れることによりパッケ−ジ11に設けた
外部接続端子26、27に圧接させる構成としてある。
【0019】なお、本実施例では外部接続端子26、2
7をパッケ−ジ11の外底面より突出させ、また、CC
D撮像素子12に電気接続した各々外部接続端子はパッ
ケ−ジ11の外側面から下向きに突出させるようになっ
ている。
7をパッケ−ジ11の外底面より突出させ、また、CC
D撮像素子12に電気接続した各々外部接続端子はパッ
ケ−ジ11の外側面から下向きに突出させるようになっ
ている。
【0020】このようにエレクトロクロミック素子13
をパッケ−ジ11内に組入れるが、このとき乾燥空気ま
たは乾燥窒素ガス等をパッケ−ジ11内に封入する。ま
た、組入れたエレクトロクロミック素子13はエポキシ
系接着剤などでパッケ−ジ11に接着固定させる。
をパッケ−ジ11内に組入れるが、このとき乾燥空気ま
たは乾燥窒素ガス等をパッケ−ジ11内に封入する。ま
た、組入れたエレクトロクロミック素子13はエポキシ
系接着剤などでパッケ−ジ11に接着固定させる。
【0021】図3は上記のように構成した撮像装置を回
路基板に実装させる一例を示す。この実施例では、CC
D撮像素子12に電気接続されている各々の外部接続端
子30と光量調整用の外部接続端子26、27とをCC
D撮像素子用の一つの回路基板31に直接に固着すると
共に、光量調整用の回路基板32を上記した回路基板3
1に備えたコネクタ33によって連結して外部接続端子
26、27に電気接続するようにしてある。
路基板に実装させる一例を示す。この実施例では、CC
D撮像素子12に電気接続されている各々の外部接続端
子30と光量調整用の外部接続端子26、27とをCC
D撮像素子用の一つの回路基板31に直接に固着すると
共に、光量調整用の回路基板32を上記した回路基板3
1に備えたコネクタ33によって連結して外部接続端子
26、27に電気接続するようにしてある。
【0022】図4は、CCD撮像素子用の回路パタ−ン
と光量調整用の回路パタ−ンとを一つの回路基板34に
設け、この回路基板34に撮像装置を実装させる一例を
示している。このように実装させる場合は、光量調整用
の外部接続端子26、27をCCD撮像素子用の外部接
続端子30と共にパッケ−ジ11の外側面に設けるよう
にして各々の端子を回路基板34に固着する。
と光量調整用の回路パタ−ンとを一つの回路基板34に
設け、この回路基板34に撮像装置を実装させる一例を
示している。このように実装させる場合は、光量調整用
の外部接続端子26、27をCCD撮像素子用の外部接
続端子30と共にパッケ−ジ11の外側面に設けるよう
にして各々の端子を回路基板34に固着する。
【0023】図5、図6に示した実施例は、円筒状に形
成したエレクトロクロミック素子のセル枠をパッケ−ジ
より突出させ、このセル枠にレンズ鏡胴を嵌合させる構
成としてある。
成したエレクトロクロミック素子のセル枠をパッケ−ジ
より突出させ、このセル枠にレンズ鏡胴を嵌合させる構
成としてある。
【0024】このように実施する撮像装置は、図示する
如く、エレクトロクロミック素子13のセル枠35を円
筒状に形成すると共に、このセル枠35をパッケ−ジ3
6の上面より突出させるように構成する。
如く、エレクトロクロミック素子13のセル枠35を円
筒状に形成すると共に、このセル枠35をパッケ−ジ3
6の上面より突出させるように構成する。
【0025】なお、パッケ−ジ36には、図2同様の位
置決め用の台形部36bを設けてエレクトロクロミック
素子13を組入れるように構成してある。また、この実
施例ではセル枠35内に光学ロ−パスフィルタ37を設
けたが、このフィルタ37は必ずしも備えなくともよ
い。その他は図2に示す実施例と同様の構成となってい
る。
置決め用の台形部36bを設けてエレクトロクロミック
素子13を組入れるように構成してある。また、この実
施例ではセル枠35内に光学ロ−パスフィルタ37を設
けたが、このフィルタ37は必ずしも備えなくともよ
い。その他は図2に示す実施例と同様の構成となってい
る。
【0026】このように構成した撮像装置は、エレクト
ロクロミック素子13がパッケ−ジ36内に正確に位置
決めされて組込まれるため、突出させたセル枠35にレ
ンズ鏡胴38の円形凹部38aを嵌合させるようにすれ
ば、撮像装置とレンズ鏡胴38の光軸Zを容易に一致さ
せることができる。
ロクロミック素子13がパッケ−ジ36内に正確に位置
決めされて組込まれるため、突出させたセル枠35にレ
ンズ鏡胴38の円形凹部38aを嵌合させるようにすれ
ば、撮像装置とレンズ鏡胴38の光軸Zを容易に一致さ
せることができる。
【0027】上記したように本発明を実施することによ
って次のような効果が得られる。光量調整素子としてエ
レクトロクロミック素子13をパッケ−ジ11に組込
み、また、その組込みによって端子接続片24、25を
外部接続端子26、27に電気接続する構成としてある
ので、カバ−ガラスが不要となって部品点数、組立工数
が少なくなりコストの低廉化に有利となると共に、ガラ
ス界面が少なくなることから、光量ロス、ゴ−スト、フ
レア−の発生が少ない。
って次のような効果が得られる。光量調整素子としてエ
レクトロクロミック素子13をパッケ−ジ11に組込
み、また、その組込みによって端子接続片24、25を
外部接続端子26、27に電気接続する構成としてある
ので、カバ−ガラスが不要となって部品点数、組立工数
が少なくなりコストの低廉化に有利となると共に、ガラ
ス界面が少なくなることから、光量ロス、ゴ−スト、フ
レア−の発生が少ない。
【0028】また、エレクトロクロミック素子13はメ
モリ−機能を有するので、電源を切断すればその時のグ
レ−色の濃度を保持する。この結果、CCD撮像素子1
2の撮像面を保護する上に有利となる他、シャッタ機能
をもたせることができる。さらに、上記したような撮像
装置は、エレクトロクロミック素子13のガラス板1
5、16に予め赤外カットコ−テングや増透コ−テング
を行なうことができる。
モリ−機能を有するので、電源を切断すればその時のグ
レ−色の濃度を保持する。この結果、CCD撮像素子1
2の撮像面を保護する上に有利となる他、シャッタ機能
をもたせることができる。さらに、上記したような撮像
装置は、エレクトロクロミック素子13のガラス板1
5、16に予め赤外カットコ−テングや増透コ−テング
を行なうことができる。
【0029】CCD撮像素子用の回路基板31や光量調
整用の回路基板32に直接に実装できるので、撮像ユニ
ットを合理的な小形ブロックとして構成することができ
る。
整用の回路基板32に直接に実装できるので、撮像ユニ
ットを合理的な小形ブロックとして構成することができ
る。
【0030】ビデオカメラや電子スチルカメラなどの電
子映像機器が機械絞りのないシンプルな構造となる他、
撮像装置と機械絞りとを組合せて設ければ、絞り値(F
値)の広域化ができる。
子映像機器が機械絞りのないシンプルな構造となる他、
撮像装置と機械絞りとを組合せて設ければ、絞り値(F
値)の広域化ができる。
【0031】CCD撮像素子12の結像面近くにエレク
トロクロミック素子13が配置されるため、このエレク
トロクロミック素子13の表面積を小さくすることがで
きる。この結果、従来のようにレンズ鏡胴の光学系に光
量調整器を設けることに比べ応答速度の早い光量調整素
子となる。
トロクロミック素子13が配置されるため、このエレク
トロクロミック素子13の表面積を小さくすることがで
きる。この結果、従来のようにレンズ鏡胴の光学系に光
量調整器を設けることに比べ応答速度の早い光量調整素
子となる。
【0032】エレクトロクロミック素子13のセル枠3
5をパッケ−ジ36の前面より突出させるように構成す
れば、このセル枠35を利用してレンズ鏡胴38を取付
けることができ、また、撮像装置とレンズ鏡胴38との
光軸Zを容易に一致させることができる。さらに、撮像
装置に光学ロ−パスフィルタ37を設ければスペ−ス効
率を向上させることができて有利である。
5をパッケ−ジ36の前面より突出させるように構成す
れば、このセル枠35を利用してレンズ鏡胴38を取付
けることができ、また、撮像装置とレンズ鏡胴38との
光軸Zを容易に一致させることができる。さらに、撮像
装置に光学ロ−パスフィルタ37を設ければスペ−ス効
率を向上させることができて有利である。
【0033】以上、本発明の実施例について説明した
が、固体撮像素子としてはCCD撮像素子12にかぎら
ず、MOS形の撮像素子などを使用する場合にも同様に
実施することができる。
が、固体撮像素子としてはCCD撮像素子12にかぎら
ず、MOS形の撮像素子などを使用する場合にも同様に
実施することができる。
【0034】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係る撮像装置
は、固体撮像素子を組込んだパッケ−ジ内にエレクトロ
クロミック素子からなる光量調整素子を共に組付け、ま
た、これら各素子の外部接続端子をパッケ−ジの外面よ
り突出形成する構成としたこから、カバ−ガラスなどを
別途に備えることなく、また、光量調整素子の表面積を
小さくすることができ、これによって、部品点数と組立
工数が少なく、その上応答特性の優れた光量調整素子付
の撮像装置となる。
は、固体撮像素子を組込んだパッケ−ジ内にエレクトロ
クロミック素子からなる光量調整素子を共に組付け、ま
た、これら各素子の外部接続端子をパッケ−ジの外面よ
り突出形成する構成としたこから、カバ−ガラスなどを
別途に備えることなく、また、光量調整素子の表面積を
小さくすることができ、これによって、部品点数と組立
工数が少なく、その上応答特性の優れた光量調整素子付
の撮像装置となる。
【0035】また、本発明の撮像装置は、リ−ド線など
を使用することなく直接に回路基板に実装させて極めて
小形の撮像ユニットとして構成することができ、ビデオ
カメラや電子スチルカメラなどの小形の電子映像機器に
最適な撮像装置となる。
を使用することなく直接に回路基板に実装させて極めて
小形の撮像ユニットとして構成することができ、ビデオ
カメラや電子スチルカメラなどの小形の電子映像機器に
最適な撮像装置となる。
【図1】CCD撮像素子を組付けたパッケ−ジにエレク
トロクロミック素子を組入れる状態を示す斜視図であ
る。
トロクロミック素子を組入れる状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す撮像装置の断面図であ
る。
る。
【図3】光量調整用の回路基板を連結するようにしたC
CD撮像素子用の回路基板に上記の撮像装置を実装させ
る状態を示す斜視図である。
CD撮像素子用の回路基板に上記の撮像装置を実装させ
る状態を示す斜視図である。
【図4】CCD撮像素子用の回路と光量調整用の回路と
を備えた回路基板に上記撮像装置を実装させる状態を示
す斜視図である。
を備えた回路基板に上記撮像装置を実装させる状態を示
す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示し、エレクトロクロミ
ック素子のセル枠を利用してレンズ鏡胴を取付ける状態
を示す斜視図である。
ック素子のセル枠を利用してレンズ鏡胴を取付ける状態
を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例である撮像装置の簡略的な
断面図である。
断面図である。
11 パッケ−ジ 12 CCD撮像素子 13 エレクトロクロミック素子 14 セル枠 15、16 ガラス板 17、18 透明導電膜 19 エレクトロクロミック膜 20 電解質 24、25 端子接続片 26、27、30 外部接続端子 35 セル枠 38 レンズ鏡胴
Claims (1)
- 【請求項1】 容状のパッケ−ジの内底側に固体撮像素
子を、そのパッケ−ジの開口側にエレクトロクロミック
素子からなる光量調整素子を各々設けると共に、これら
固体撮像素子と光量調整素子に電気接続した各々の外部
接続端子をパッケ−ジ外面より突出形成して構成したこ
とを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33680292A JP3168440B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33680292A JP3168440B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06165003A true JPH06165003A (ja) | 1994-06-10 |
JP3168440B2 JP3168440B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=18302825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33680292A Expired - Fee Related JP3168440B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3168440B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7639294B2 (en) | 2003-12-18 | 2009-12-29 | Sony Corporation | Image pickup apparatus with light controlling device |
WO2013186985A1 (en) | 2012-06-14 | 2013-12-19 | Sony Corporation | Optical modulator, imaging device and display apparatus |
CN117452734A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-01-26 | 东莞市钜欣电子有限公司 | 一种电致变色膜、摄像模组及电子设备 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP33680292A patent/JP3168440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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