JPH06164505A - 受光モジュール - Google Patents

受光モジュール

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Publication number
JPH06164505A
JPH06164505A JP4314674A JP31467492A JPH06164505A JP H06164505 A JPH06164505 A JP H06164505A JP 4314674 A JP4314674 A JP 4314674A JP 31467492 A JP31467492 A JP 31467492A JP H06164505 A JPH06164505 A JP H06164505A
Authority
JP
Japan
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light
signal
light receiving
optical
fluorescent lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP4314674A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Urakawa
泰至 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4314674A priority Critical patent/JPH06164505A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蛍光灯の光の影響を除去した受光モジュールを
提供するにある。 【構成】受光モジュールAは広角用の集光レンズ10
と、フォトダイオード等の受光素子11との間に蛍光灯
の光の影響を除去する光学フィルタ12を介在させてい
る。光学フィルタ12の特性は搬送波波長である945
nmを中心として狭帯域となっており、光学フィルタ1
2は蛍光灯より輻射されるKr、Ar、Hgの元素から
の光を遮断し、これら光によるノイズ発生を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信、光伝送路に使
用される光電変換部に使用される受光モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光線式ワイヤレス技術を用いて信号伝送
する機器には、既に多重伝送システムや、テレビ、照明
器具等がある。図4は有線による時分割多重伝送系に光
ワイヤレス系を結合した遠隔監視制御システムの一例を
示しており、この例では中央制御装置1にスイッチSW
の操作状態やデータ入力部DIを監視する複数個の操作
用端末器21 、外部制御装置Lを制御する複数個の制御
用端末器22 などを2線式の信号線3を介して接続し
て、有線による時分割多重伝送系を構成している。そし
て操作用端末器21 および制御用端末器22 には、それ
ぞれ個別のアドレスが設定され、このアドレスを用いて
中央制御装置1が操作用端末器21 および制御用端末器
2 を個別に認識する。
【0003】中央制御装置1は信号線3に対して、信号
送出開始を示すスタートパルス、信号モードを示すモー
ドデータ信号、操作用端末器21 や制御用端末器22
各別に呼び出すためのアドレスデータを伝送するアドレ
スデータ信号、外部制御装置Lを制御する制御データを
伝送する制御データ信号、伝送エラーを検出するための
チェックサムデータ信号、操作用端末器21 や制御用端
末器22 からの返信信号を受信するタイムスロットであ
る信号返信期間よりなる時分割多重伝送信号を伝送する
ようになっている。
【0004】各操作用端末器21 および各制御用端末器
2 では、信号線3を介して受信した時分割多重伝送信
号により伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定さ
れているアドレスデータに一致すると、時分割多重伝送
信号から制御データを取り込むとともに、時分割多重伝
送信号の信号返信期間に同期して返信データを電流モー
ド信号として返信する。
【0005】また、中央制御装置1には、ダミー信号送
信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータ信号をダミーモードと
し、各操作用端末器21 および制御用端末器22 には設
定されていない空きアドレスをアドレスデータとして備
えたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り込み信
号処理手段は、いずれかの操作用端末器21 で発生した
割り込み信号を受信したときに、割り込み信号を発生し
た操作用端末器21 を検出した後、その操作用端末器2
1 をアクセスして返信データを返信させる。中央制御装
置1では、操作用端末器21 からの返信データに基づい
て、スイッチSW或いはデータ入力部DIに対する対応
関係があらかじめ設定されている外部制御装置Lを接続
した制御用端末器22 に伝送する制御データを作成する
とともに、その制御データを含む時分割多重伝送信号を
信号線3に送出し、対応する制御用端末器22 に制御デ
ータを伝送して外部制御装置Lを制御する。
【0006】外部制御装置Lには照明器具等の負荷が接
続されてこれら負荷が外部制御装置Lの動作により制御
されることになる。このように構成される時分割多重伝
送系の外部制御装置Lを光信号で操作用端末器21 のス
イッチSW等と同様に遠隔操作ができるように信号変換
部3を介してワイヤレス受信器4の信号を中央制御装置
1に与えるようにしたのが光ワイヤレス系であり、ワイ
ヤレス送信器5から送信された光信号をワイヤレス受信
器4で受信されて電気信号に変換され、この変換された
電気信号を信号線7を通じて信号変換部6に送られ、信
号変換部6では所定の信号に変換して中央制御装置1へ
送るようになっている。
【0007】更に詳説すると、ワイヤレス送信器5は図
5に示すように電池からなる電源回路51と、マイクロ
コンピュータにより構成された信号発生回路52と、ワ
イヤレス送信器5のアドレスを設定するアドレス設定部
53と、赤外線からなる光信号を送信する赤外線発光ダ
イオードからなる発光素子54と、この発光素子54を
駆動する発光素子駆動回路55とから構成されており、
信号発生回路52では入力ポートに接続した操作スイッ
チSW0 の操作データと、アドレス設定部53の設定デ
ータを取り込んで判定し、その判定に基づいて出力ポー
トより発光素子駆動回路55を動作させるPPM信号を
発生させ、発光素子駆動回路55では発光素子54を上
記PPM信号によって駆動し、図6(b)に示すような
PPM変調された光信号を送信させる。この光信号のフ
ォーマット構成は図6(a)に示すようにリーダ、メー
カーコード、パリティ、システムコード、オペレーショ
ンコード、トレーラからなる。
【0008】一方ワイヤレス受信器4は、フォトダイオ
ード等からなる受光素子41、増幅回路42、信号処理
部43、I/F回路44、アドレス設定部45、記憶部
46から構成されており、ワイヤレス送信器5から送信
されてくる光信号を信号フォーマットを変えることなく
受光素子41で電気信号に変換し、この電気信号を増幅
回路42で増幅した後信号処理部43に入力し、信号処
理部43では受信器自体のアドレスをアドレス設定部4
5から取り込むとともに記憶部46から信号処理のため
の必要な情報を取り込み、この取り込んだ情報に基づい
て上記入力した電気信号の信号内容を判定し、この判定
結果に基づいた命令信号をI/F回路44を通じて中央
制御装置1へ送る。
【0009】中央制御装置1は送られてきた命令信号に
基づいて上述した対象となる制御端末器22 のアドレス
データと制御データを作成して時分割多重伝送信号によ
り伝送し、対象となる制御用端末器22 の外部制御装置
Lを制御する。ところで上記ワイヤレス受信器4では受
光素子41だけでは広範囲の受光エリアに対応すること
ができず、また逆に特定方向からの信号のみを受光する
ような指向特性が得られないため、通常はレンズ等の光
学結合機器を用いて受光素子41に光信号を結合させて
いる受光モジュールを用いるのが一般的である。また光
信号の搬送波として使用する光は通常可視光よりも波長
の長い近赤外線領域の波長の赤外線光を用いるのが一般
的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように光学結合
機器を用いた場合、ワイヤレス送信器5より送信された
光信号以外にも周囲の蛍光灯等の照明器具の光が光学結
合機器により集光され、受光素子41ではこれら光も受
光する。ここで蛍光灯から輻射される光は図7に示すよ
うに各種の波長の光を含んでいるため、受光素子41が
図8に示すような受光(波長)特性を有していると、光
学結合機器により集光して蛍光灯からの光の量が多けれ
ば光電変化してしまい蛍光灯の光に含まれる信号成分が
原因となる電気信号が雑音として入力され、出力の電気
信号のS/Nが低下し、受光到達距離が低下したりす
る。
【0011】具体的には945nmの波長を使用してい
る場合について述べると、光信号の周囲にKr、Ar、
Hg等の元素から発生する光が輻射されており、これを
受ける受光素子(フォトダイオード)の分光感度は広帯
域であるので、信号搬送波長(945nm)近傍の蛍光
灯からの光は少なからず、受光素子41により光電変換
されることになる。こうした蛍光灯からの光を受光した
場合には、上述したように蛍光灯の光に含まれる信号成
分がノイズとして作用し、受光到達距離が低下したり、
上述のような遠隔監視制御システムにおいては信号伝送
に影響を与えるという問題があった。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
ものでその目的とするところは蛍光灯の光の影響を除去
した受光モジュールを提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は入力される光信号を受光素子に光学結合
手段を介して受光させ、この受光素子により光信号を電
気信号に変換する受光モジュールにおいて、光信号の搬
送波波長近傍に位置する蛍光灯の光を除去するように搬
送波波長を中心とした狭帯域の光学フィルタを介して光
信号を受光素子に受光させたものである。
【0014】
【作用】本発明の構成によれば、蛍光灯の光が受光素子
に受光されてノイズとなることがないため、受光到達距
離の低下や、使用するシステムの動作に影響を与えるこ
とがない。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図2に基づいて説
明する。本実施例では光結合手段である広角用の集光レ
ンズ10と、フォトダイオード等の受光素子11との間
に蛍光灯の光の影響を除去する光学フィルタ12を介在
させて、受光モジュールAを構成している。
【0016】ここで光信号の搬送波波長としては945
nmを用い、受光素子11としてはこれに対応して図8
に示す受光特性を持つものを使用している。そして光学
フィルタ12の特性は図2に示すように搬送波波長であ
る945nmを中心として狭帯域となっており、搬送波
波長付近のKr、Ar、Hgの元素から出る光を遮断
し、これら光によるノイズ発生を防いでいる。尚実施例
の光学フィルタ12では790nm近傍に光を通過させ
やすい帯域があるが、受光素子11の受光感度が800
nm以下には無いため、特に問題は無い。
【0017】而して本実施例の受光モジュールAを図5
に示すようなシステムのワイヤレス受信器4に用いた場
合、蛍光灯の光を光電変換してノイズを出力するようこ
とがなくなって、受光到達距離の低下を防ぎ、またシス
テムの動作に影響を与えるような信号を出力することが
なくなる。そのため照明器具が設置されている天井にも
ワイヤレス受信器4の設置が可能となる。
【0018】図3に示すように蛍光灯使用の照明器具1
3と本発明の受光モジュールを使用したワイヤレス受信
器4及び使用しない従来のワイヤレス受信器4との距離
を変化させて受光到達距離を確認した場合、従来例では
照明器具13から50cm以上離さなければ正常に動作
しなかったが、本発明の場合、10cmに近づけても問
題はなかった。
【0019】
【発明の効果】本発明は入力される光信号を受光素子に
光学結合手段を介して受光させ、この受光素子により光
信号を電気信号に変換する受光モジュールにおいて、光
信号の搬送波波長近傍に位置する蛍光灯の光を除去する
ように搬送波波長を中心とした狭帯域の光学フィルタを
介して光信号を受光素子に受光させたので、蛍光灯の光
が受光素子に受光されてノイズとなることがないため、
受光到達距離の低下や、使用するシステムの動作に影響
を与えることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】同上の光学フィルタの特性図である。
【図3】同上使用のワイヤレス受信器の受光到達距離の
確認実験の説明図である。
【図4】光ワイヤレス系と有線の時分割多重伝送系とを
備えた遠隔監視制御システムの構成図である。
【図5】同上で使用するワイヤレス送信器とワイヤレス
受信器の回路ブロック図である
【図6】同上で使用する光信号の説明図である。
【図7】蛍光灯からの発光する光成分の説明図である。
【図8】同上で使用するワイヤレス受信器の受光素子の
感度特性図である。
【符号の説明】
10 集光レンズ 11 受光素子 12 光学フィルタ A 受光モジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される光信号を受光素子に光学結合手
    段を介して受光させ、この受光素子により光信号を電気
    信号に変換する受光モジュールにおいて、光信号の搬送
    波波長近傍に位置する蛍光灯の光を除去するように搬送
    波波長を中心とした狭帯域の光学フィルタを介して光信
    号を受光素子に受光させることを特徴とする受光モジュ
    ール。
JP4314674A 1992-11-25 1992-11-25 受光モジュール Pending JPH06164505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314674A JPH06164505A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 受光モジュール

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314674A JPH06164505A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 受光モジュール

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JPH06164505A true JPH06164505A (ja) 1994-06-10

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ID=18056187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4314674A Pending JPH06164505A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 受光モジュール

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010327