JPH10145296A - 通信制御回路 - Google Patents

通信制御回路

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JPH10145296A
JPH10145296A JP8293676A JP29367696A JPH10145296A JP H10145296 A JPH10145296 A JP H10145296A JP 8293676 A JP8293676 A JP 8293676A JP 29367696 A JP29367696 A JP 29367696A JP H10145296 A JPH10145296 A JP H10145296A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
level
light emitting
control circuit
communication control
Prior art date
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Pending
Application number
JP8293676A
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English (en)
Inventor
公広 ▲真▼野
Kimihiro Mano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外来赤外光の影響を受け難いIRDA通信制
御回路を提供する。 【解決手段】 IR受光部25は赤外光を検出し、検出
信号を出力する。外来赤外光レベル検出部11は、IR
受光部25からの検出信号の中から低周波成分を抽出
し、外来赤外光による定常成分レベルを取り出す。発光
ドライブ電流可変制御部12は、検出された定常成分レ
ベルに応じて、IR発光部23及び補助IR発光部23
の駆動電流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御回路に関
し、特に赤外線ワイヤレス通信を実現するIRDA通信
制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線を使った高速赤外線データ
通信では、図2に示すようなIRDA通信制御回路(イ
ンタフェース回路)が用いられている。
【0003】この回路は、シリアル通信コントローラ2
1と、変調部22と、IR(赤外線)発光部23と、復
調部24と、IR受光部25とを有している。
【0004】シリアル通信コントローラ21は、所定の
プロトコルに従って送受信のデータ通信制御を行う。変
調部22は、シリアル通信コントローラ21からのディ
ジタル信号を変調する。IR発光部23は赤外LEDで
構成されており、変調部22からの変調信号によって駆
動され発光する。なお、IR発光部3は、所定の距離
(1m程度)での通信を可能とする所定の駆動電流で駆
動される。
【0005】また、IR受光部25は、通常フォトダイ
オードで構成され、通信に使用される周波数帯の赤外線
を検出する。復調部24は、対向する装置の送信側で変
調された通信信号を“0”、“1”のディジタル信号に
復調する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、外来
赤外光の影響を受けて受信側でデータエラーが発生しや
すくなると言う問題点がある。
【0007】その理由は、IR発光部の送出信号の出力
が小さいために、外来赤外光が強くなると、送出信号を
検出できなくなるからである。
【0008】第2の問題点は、従来のIRDA通信制御
回路では、所定の距離を越えると通信が困難になる。即
ち、使用範囲が極めて狭い範囲に限定されるという問題
点がある。
【0009】その理由は、設計においては、消費電力
や、IR発光部の寿命等も考慮しなければならず、実際
の使用環境条件や、使用状況全てに対応させることが困
難だからである。
【0010】本発明は、外来赤外光の影響を受け難いI
RDA通信制御回路を提供することを目的とする。ま
た、通信距離を長くでき、しかも、IR発光部の寿命に
対する影響が少ない、IRDA通信制御回路を提供する
ことを目的とする。
【0011】なお、特開平2−280427号公報に
は、送信した赤外光の反射光を検出して、その光量に応
じて送信する赤外光の光量を制御する赤外光出力装置が
開示されており、特開平3−181295号公報には、
本体からの受信強度データに応じて、またはスイッチに
より任意に送信する赤外光の強度を制御する双方向通信
リモートコントローラが開示されており、また、実開平
5−55683号公報には、本体からの送信信号のレベ
ルに応じて発光出力を制御する双方向赤外線リモコンが
開示されているが、これらはいずれも、外来赤外線の影
響については全く考慮されていない。さらに、これらは
いずれも、単一の赤外線発光ダイオードを用いており、
出力増加に伴う寿命の短縮は、全く考慮されていない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、発光部
と受光部を備え、対向装置との光通信を制御する通信制
御回路において、外来光の強度レベルを検出する外来光
レベル検出手段と、該外来光レベル検出手段が検出した
検出レベルに基づいて前記発光部の駆動電流を制御する
駆動電流制御手段とを設けると共に、前記発光部の発光
強度を補強するための補助発光部を設けたことを特徴と
する通信制御回路がえられる。
【0013】具体的には、前記外来光レベル検出手段
は、前記受光部からの出力をフィルタリングして前記外
来光の強度レベルを検出する。
【0014】また、前記光通信には赤外光が用いられ、
前記外来光レベル検出手段は、前記外来光として外来赤
外光を検出する。
【0015】さらにまた、前記補助発光部は、通信可能
距離を延長するために使用しても良い。
【0016】
【作用】IR受信部は、信号の有無に拘らず、常時赤外
線を検出する。外来赤外光レベル検出部は、IR受信部
が検出した検出信号から外来赤外光による定常レベルを
検出する。発光部ドライブ電流可変制御部は、外来赤外
光レベル検出部が検出した外来赤外光による定常レベル
に応じて、IR発光部及び補助IR発光部の発光輝度を
調節する。これにより、外来赤外光の強度に応じた送信
信号強度の調整が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1に、本発明のIRDA通信制御回路の
位置実施の形態を示す。ここで従来と同一のものには同
一番号を付し、その説明を省略する。
【0019】図1の回路は、従来の回路に加えて、外来
赤外光レベル検出部11と、発光部ドライブ電流可変制
御部12と、補助IR発光部13とを備えている。
【0020】外来赤外光レベル検出部11は、IR受光
部からの検出信号から外来赤外線のレベルを検出する。
発光ドライブ電流可変制御部12は、外来赤外光レベル
検出部11からの検出レベルに応じて、IR発光部23
及び補助IR発光部13のドライブ電流を調節する。補
助IR発光部13は、必要に応じてIR発光部23とと
もに駆動される。
【0021】次に、この回路の動作について説明する。
外来赤外光レベル検出部11は、IR受光部25で検出
した検出信号から低周波成分をフィルタリングして取り
出し、定常レベルの赤外光信号レベルを検出する。太陽
光や電灯に含まれている通信で使用する帯域の信号成分
レベルがこれにより検出される。検出レベル信号は、発
光部ドライブ電流可変制御部12へ出力される。
【0022】発光部ドライブ電流可変制御部12は、入
力された検出レベル信号に基づいてIR発光部をドライ
ブするためのトランジスタの電流を調整する。これによ
り、外来赤外光のレベルに応じて、即ち、外来赤外光の
レベルに対して発光レベルが、常に一定のレベル差を有
するようにIR発光部の発光強度を調整する。
【0023】上述のような動作が対向する装置において
も、同様に行われれば、受信信号のレベルが向上し、外
来赤外光の影響によるデータエラーの発生を押さえるこ
とができる。
【0024】なお、外来赤外光が強い場合には、発光部
ドライブ電流可変制御部12は、IR発光部23のみな
らず、補助IR発光部13をも発光させることにより、
外来赤外光のレベルと発光レベルとの差を一定のレベル
に保つようにする。または、常時、双方の発光部13、
23を制御して、外来赤外光のレベルと発光レベルとの
差を一定のレベルに保つようにしてもよい。
【0025】このように、本実施の形態では、補助IR
発光部13を備えたことで、発光レベルを大きくして
も、発光部の寿命に対する影響は小さい。このため、受
信信号レベルを検出したり、スイッチ等を設けるなどし
て発光部ドライブ電流可変制御部12を制御して、長距
離通信を可能にすることも容易である。
【0026】さらに、上記実施例では、赤外線を使用す
るIRDA通信制御回路について説明したが、他の光
線、例えば可視光線、を使用する光を利用したワイヤレ
ス通信に広く適用できることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】第1の効果は、最適な信号レベルでの通
信が可能で、環境条件によらず安定した通信を実現でき
ることである。
【0028】その理由は、外部環境条件に合わせて、I
R発光部のドライブ電流の制御を行うため、外来赤外光
のレベルに応じて発光信号のレベルが変化し、外来赤外
光と信号光との間に所定のレベル差を維持でき、データ
エラーの発生を防止できるからである。
【0029】第2の効果は、通信距離を長くできること
である。
【0030】その理由は、補助IR発光部を設けたこと
で、デバイスの寿命に影響を与えずに、発光レベルを大
きくすることができるからある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のIRDA通信制御回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 外来赤外光レベル検出部 12 発光部ドライブ電流可変制御部 13 補助IR発光部 21 シリアル通信コントローラ 22 変調部 23 IR(赤外線)発光部 24 復調部 25 IR受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/105 10/10 10/22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と受光部を備え、対向装置との光
    通信を制御する通信制御回路において、外来光の強度レ
    ベルを検出する外来光レベル検出手段と、該外来光レベ
    ル検出手段が検出した検出レベルに基づいて前記発光部
    の駆動電流を制御する駆動電流制御手段とを設けると共
    に、前記発光部の発光強度を補強するための補助発光部
    を設けたことを特徴とする通信制御回路。
  2. 【請求項2】 前記外来光レベル検出手段が、前記受光
    部からの出力をフィルタリングして前記外来光の強度レ
    ベルを検出することを特徴とする請求項1の通信制御回
    路。
  3. 【請求項3】 前記光通信が赤外光を用いて行われ、前
    記外来光レベル検出手段が、前記外来光として外来赤外
    光を検出することを特徴とする請求項1または2の通信
    制御回路。
  4. 【請求項4】 前記補助発光部を用いて、通信可能距離
    を延長するようにしたことを特徴とする請求項1、2、
    または、3の通信制御回路。
JP8293676A 1996-11-06 1996-11-06 通信制御回路 Pending JPH10145296A (ja)

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JP8293676A JPH10145296A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 通信制御回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251864A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Matsushita Electric Works Ltd 可視光通信用照明器具、およびこれを備えた可視光通信照明システム
JP2012530432A (ja) * 2009-06-18 2012-11-29 ソニーモバイルコミュニケーションズ, エービー 変調された光を受信するための移動機器及び、情報を送信するための装置、並びにこれら移動機器及び装置を有する装置と対応する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251864A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Matsushita Electric Works Ltd 可視光通信用照明器具、およびこれを備えた可視光通信照明システム
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Effective date: 19991027