JPH0616447U - ガスケット用材料 - Google Patents

ガスケット用材料

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JPH0616447U
JPH0616447U JP5999992U JP5999992U JPH0616447U JP H0616447 U JPH0616447 U JP H0616447U JP 5999992 U JP5999992 U JP 5999992U JP 5999992 U JP5999992 U JP 5999992U JP H0616447 U JPH0616447 U JP H0616447U
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JP
Japan
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adhesive
gasket
plain weave
glass fibers
weave fabric
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Pending
Application number
JP5999992U
Other languages
English (en)
Inventor
厚志 黒瀬
Original Assignee
株式会社アサヒ産業
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Publication date
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  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 密封性が良好で、熱風、水分、ガス等がダク
トの外に漏れることなく、ガスケットを長期にわたって
良好に使用することができ、更に使用時の便を図ったガ
スケット用材料を提供する。 【構成】 多数本のガラス繊維をまとめたマルチフィラ
メントを、縦糸、横糸としてガラス繊維の平織織物を形
成し、当該ガラス繊維の平織織物の表裏に接着剤によ
り、アルミニウム箔を貼り合わせ、更にその1面に接着
剤を介して離形紙を設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスケット用材料に関するものである。特に空調ダクト用、それも 耐熱性を要求される排煙風道用ダクトに適したガスケット用材料に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調ダクト用、その中でも耐熱性を要求される排煙風道用ダクトには、 アスベストが使用されてきたが、公害問題で当該アスベストの使用が制限され、 セラミッククロス、ロックウールクロスがアスベストの代替品として使用される ようになってきた。しかしながら、セラミッククロス、ロックウールクロスの場 合には、素材そのものの性質上、100%の状態で紡織できないため、準不燃材 の扱いとなり、完全不燃材となり得なかった。またガスケットに従来使用されて いるガラス繊維それ自体は完全不燃材ではあるが、繊維の径が太いために、密封 性が劣り、熱風、水分、ガス等がダクトの外に漏れ、ガスケットが早期に痛んで しまうという問題点を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来のアスベストに替わるセラミッククロス、ロ ックウールクロスが素材そのものの性質上、100%の状態で紡織できないため 、準不燃材の扱いとなり、完全不燃材となり得なかった。またガラス繊維それ自 体は完全不燃材ではあるが、繊維の径が太いなどのために、密封性が劣り、熱風 、水分、ガス等がダクトの外に漏れ、ガスケットが早期に痛んでしまうという点 である。 本考案は、密封性が良好で、熱風、水分、ガス等がダクトの外に漏れることな く、ガスケットを長期にわたって良好に使用することができ、更に使用時の便を 図ったガスケット用材料を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決し、本考案の目的を達成するため、本考案に係るガスケット 用材料は次のように構成したことを特徴とする。すなわち、多数本のガラス繊維 をまとめたマルチフィラメントを、縦糸、横糸としてガラス繊維の平織織物を形 成し、当該ガラス繊維の平織織物の表裏に接着剤により、アルミニウム箔を貼り 合わせ、更にその1面に接着剤を介して離形紙を設けてなることを特徴とする。
【0005】
【実施例】
図1は本考案に係るガスケット用材料の1実施例の断面を示す斜視図、図2は 使用状態を示す斜視図である。ここで1はガラス繊維の平織織物、2はアルミニ ウム箔、3は離形紙、4は接着剤、5はガスケットを示す。
【0006】 本実施例は、図1に示されるように、ガラス繊維の平織織物を形成し、当該ガ ラス繊維の平織織物の表裏に接着剤により、アルミニウム箔を貼り合わせ、更に その1面に接着剤を介して離形紙を設けてなる。
【0007】 ガラス繊維の平織織物は、多数本のガラス繊維をまとめたマルチフィラメント を、縦糸、横糸として形成する。本実施例のガラス繊維の平織織物1は、太さ 600デニールのガラス繊維を13本まとめたマルチフィラメントを縦糸とし、 太さ600デニールのガラス繊維を65本まとめたマルチフィラメントを横糸と して形成したもので、厚さは約3mmである。ガラス繊維の太さは、300〜3 000デニール程度が好ましく、マルチフィラメントは上記デニールのガラス繊 維を 10〜100本まとめた程度のものが好ましい。 従来のガラス繊維を用いたガスケット用材料は、本実施例のような構成を取っ ていないので、ガラス繊維それ自体は完全不燃材ではあるが、繊維の径が太いた め、あるいは繊維が乱雑に配列されているために、密封性が劣り、熱風、水分、 ガス等がダクトの外に漏れ、ガスケットが早期に痛んでしまうという問題点があ ったが、本実施例のような構成を取ることにより、密封性を良好とし、熱風、水 分、ガス等がダクトの外に漏れることを防止し、ガスケットが早期に痛んでしま うことも防止することができる。
【0008】 上記ガラス繊維の平織織物1の表裏に接着剤4により、アルミニウム箔2を貼 り合わせる。接着剤4としては、ゴム系接着剤あるいは樹脂系接着剤を使用する 。アルミニウム箔2としては、厚さが3〜15ミクロン程度のものが適当であり 、本実施例では厚さ7ミクロンのものを使用した。 このように、本実施例はガラス繊維の平織織物1の表裏に接着剤4により、ア ルミニウム箔2を貼り合わせてあるので、密封性を一層良好とすることができる 。
【0009】 上記アルミニウム箔2の1面に接着剤4を介して離形紙3を設ける。接着剤4 としては、前記のようなゴム系接着剤あるいは樹脂系接着剤を使用しても良く、 あるいはベース付きの両面粘着テープを使用しても良い。離形紙3としては、通 常使用される離形紙を使用することができ、例えばシリコン系の離形紙を使用す ることができる。 本実施例はこのように形成されているので、使用時に、離形紙をはがせば、直 ちに所望の箇所に張り付けることができ、便利である。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係るガスケット用材料は上記のように構成されているので、密封性が 良好で、熱風、水分、ガス等がダクトの外に漏れることなく、ガスケットを長期 にわたって良好に使用することができ、更に離形紙をはがすだけで、所望の箇所 に張り付けることができ、便利であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の断面を示す斜視図である。
【図2】使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ガラス繊維の平織織物 2 アルミニウム箔 3 離形紙 4 接着剤 5 ガスケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本のガラス繊維をまとめたマルチフ
    ィラメントを、縦糸、横糸としてガラス繊維の平織織物
    を形成し、当該ガラス繊維の平織織物の表裏に接着剤に
    より、アルミニウム箔を貼り合わせ、更にその1面に接
    着剤を介して離形紙を設けてなることを特徴とするガス
    ケット用材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450020Y1 (ko) * 2008-05-16 2010-08-30 주식회사 하경산업 플랜지 누수 및 누유 방지용 가스켓

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