JPH0616416Y2 - 低挿入力型多ピン電気コネクタ - Google Patents

低挿入力型多ピン電気コネクタ

Info

Publication number
JPH0616416Y2
JPH0616416Y2 JP1988103658U JP10365888U JPH0616416Y2 JP H0616416 Y2 JPH0616416 Y2 JP H0616416Y2 JP 1988103658 U JP1988103658 U JP 1988103658U JP 10365888 U JP10365888 U JP 10365888U JP H0616416 Y2 JPH0616416 Y2 JP H0616416Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
contact
insertion force
pin terminal
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988103658U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225183U (ja
Inventor
正治 山田
正美 笹尾
芳久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP1988103658U priority Critical patent/JPH0616416Y2/ja
Priority to DE89307981T priority patent/DE68905399T2/de
Priority to EP89307981A priority patent/EP0354064B1/en
Priority to US07/389,393 priority patent/US5108316A/en
Publication of JPH0225183U publication Critical patent/JPH0225183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616416Y2 publication Critical patent/JPH0616416Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は低挿入力型多ピン電気コネクタに係わり、更に
詳しくは多ピンのピン・ソケット型電気コネクタであっ
て、低挿入力化を可能にした多ピン電気コネクタの改良
に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、互いに平行な側面と、この平行な側面の先
端に於ける傾斜面より成るピン端子を多数備えた多ピン
コネクタと、上記ピン端子の傾斜面及び平行な側面に弾
発的に接触するコンタクトを多数備えたソケットから成
る多ピン電気コネクタ又は多芯電気コネクタが多数用い
られている。この場合以前のピン端子群の各ピン端子の
上記傾斜面の傾斜角は皆同一に設定されていた。
すると第26図に示すように1本1本のピン端子の、ソ
ケットコンタクトに対する挿入深さと挿入力の相関関係
を示す。挿入特性曲線のように、点線図示のようにピン
端子が接触を開始してから接点位置は移動して行くが、
最終接点位置に近づくにつれて接触力は上昇し、逆に接
点の接線角度が小さくなる為挿入力はピークを持つ特性
を示す。このピーク値を符号Fで示し、一般に挿入力
と称している。そしてピン端子の平行な側面が最終接点
と接触し接点の接触角度が0となった時から挿入力は一
定値となる。この一定値を図に於いてFの符号で示
す。而もこの挿入力のピーク値Fが生ずる時期は、ピ
ン端子の先端に於ける傾斜面の傾斜角が同一の場合、同
一時期に生ずる。
故に、上述した各ピン端子の傾斜面の傾斜角が同一の以
前の技術の場合、上記のピン端子1本当たりの挿入力の
ピーク値Fが多ピンの数分だけ合計されて同時に生ず
る。例えば同第26図に於いて2本のピン端子を観た場
合、同一時期、即ち2本のピン端子のコンタクトに対す
る挿入深さが同じ深さの所で上記1本当たりの挿入力の
ピーク値Fが2倍の2Fとなって生ずる。
この事は多ピン(多芯)電気コネクタの場合単位面積当
り多数のピンを植込んであって高密度である為、挿入力
が極めて大きくなる事を示している。このように多ピン
のコネクタをソケットに挿入する際、大きな挿入力を要
することになるので従来から低挿入力でソケットコンタ
クトに挿入できる多ピンコンタクトの開発が望まれ、幾
つかの低挿入力型多ピンコネクタが実用されている。そ
こで、ピンコネクタのピン端子をソケットの2つのコン
タクト間に挿入した時、ピン端子の一方の側面とソケッ
トの一方のコンタクトの間に生ずる挿入力ピーク値発生
時点と、ピン端子の他方の側面とソケットの他方のコン
タクト間に生ずる挿入力ピーク値発生時点とを相互に異
ならしめるようにした技術が提案されている。その例が
実開昭59−17570号公報に提案されている。
即ちピン端子の先端部分は先端壁と、その先端壁の一方
の端部を基点として一方の側面側に向って斜壁状に形成
された傾斜面と、先端壁の他方の端部を基点として他方
の側面側に向って斜壁状に形成された傾斜面より成り、
上記先端壁の一方と他方の端部はピン端子の中心軸線を
中にして左右対称位置にあり、且つ上記左右の傾斜面を
異ならしめ、即ち傾斜面の長さを異ならしめた技術であ
る。而も、上記一方、他方の傾斜面が異なるピン端子を
ピンコネクタのハウジングに配列する時、上段、下段、
一つの列と隣りの列を問わず、全て上記の同一のピン端
子を同じように配列した技術である。
〔考案が解決しとようする課題〕
上記従来技術によれば、1本1本のピン端子に着目する
限りでは、ピン端子の先端部に於ける両側面の挿入力の
ピーク値が同時に生ずることがなく、単純に一側、他側
の挿入力を合計した2倍になることもないので、低挿入
力を確保できる。
所がこの1本1本のピン端子に関してもピン端子の中心
軸線を中にして左右対称位置にある先端壁の一方と他方
の端部から、傾斜角度を異ならしめて傾斜面を形成する
には、傾斜角度を異ならせることから設計、製作、品質
管理の各面で難しい面があった。特に、小型のピン端子
の場合にそれが顕著となることがあった。
特に1本1本のピン端子に関しては低挿入力化の工夫が
あるものの、多ピン型コネクタに於いて、従来技術は一
方、他方の傾斜面を異ならしめたピン端子の同一のもの
を、ピンコネクタハウジングに同じように配列している
ので、多数のピン端子群の一傾斜側面に於けるコンタク
トの接触力を観てみるとそれら多数のピン端子の挿入力
のピーク値は依然として同時に生ずるものであった。即
ち仮にピン端子数が60本あると、60本分の挿入力の
ピーク値が同時に生じた。
〔目的〕
従って本考案の目的とする所は、ピンコネクタのピン端
子群をソケットのコンタクト群に挿入した時、一方の種
類のピン端子のコンタクト接触面とコンタクト間に生ず
る挿入力ピーク値の発生時点と、他方の種類のピン端子
のコンタクト接触面とコンタクト間に生ずる挿入力ピー
ク値の発生時点とを相互に異ならしめて低挿入力化を図
ることは勿論のこと、特に上記低挿入力を確保する為
の一方及び他方のピン端子の形状を容易に製作でき、従
って予定した精度を高精度に出す加工が容易であり、而
も品質均一化を可能にする手段を提供するにある。こ
れにより、よりよく一方と他方の種類のピン端子の先端
部に於ける挿入力のピーク値の発生時点を異ならしめる
ことが可能であって、より確実に低挿入力化を図れる手
段を提供するにある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有す
る。即ち実施例に対応する添付図面中の符号を用いてこ
れを説明すると、本考案は多数のピン端子を上下2段、
複数配列したピンコネクタと、上記多数のピン端子各々
の片側に弾発的に接触する多数のコンタクトを上下2
段、複数配列したソケットより成ると共に、上記ピンコ
ネクタのピン端子群はその先端部形状が相互に異なる2
種類のピン端子2,3より成り、上記ピンコネクタのピ
ン端子群を上記ソケットのコンタクト群に挿入した時、
一方の種類のピン端子2の一方の接触面とコンタクトの
間に生ずる挿入力ピーク値発生時点と、他方の種類のピ
ン端子3の一方の接触面とコンタクトの間に生ずる挿入
力ピーク値発生時点とを相互に異ならしめるようにした
低挿入力型多ピン電気コネクタに於いて; 上記ピン端子2又はピン端子3の各々の先端部分21は、
先端壁22と、先端壁22の一方の端部23を基点として一方
の側面4側に向って斜壁状に形成された傾斜面6と、先
端壁22の側面5側に向って斜壁状に形成されていて、上
記コンタクトに接する傾斜面7又は8より成り、上記2
つの傾斜面6,7又は8はピン端子2又は3の中心軸線
Cに対して同一角度に傾斜されているものの、上記中心
軸線Cを先端壁22を等分する以外の部分を通るように当
該先端壁22を形成することにより、上記左右の傾斜面6
と7又は8は中心軸線Cを中心として非対称形状に形成
され、而も上記ピン端子2と3の関係では、それらのコ
ンタクトに接する一方の傾斜面7と8の傾斜角が相互に
異なっていることを特徴とする低挿入力型多ピン電気コ
ネクタである。
〔作用〕
一方のピン端子2の先端のコンタクトの接っする傾斜面
7の傾斜角θと他方のピン端子3の先端のコンタクト
の接っする傾斜面8の傾斜角θとは相互に異なる。故
にソケットB側の多コンタクト11群の各コンタクト1
1の形状が同一であっても一種類のピン端子2のソケッ
トコンタクト11への挿入時に生ずる挿入力のピーク値
の発生時期と、他種のピン端子3のソケットコンタクト
11への挿入時に生ずる挿入力のピーク値の発生時期が
異なる。従って多ピンを構成する各ピン端子の挿入力の
ピーク値が単純に同時に合計されて生じない。一方の種
類の又は他種類のピン端子の挿入力のピーク値が先に生
じ、一定値に収まった頃、他方の種類の又は一方の種類
のピン端子の挿入力のピーク値が後に生じ、時間差があ
る。故に低挿入力化が可能となる。
特に板から切断によって2種類のピン端子を加工する
時、その先端部21を予定通り高精度に加工することが容
易となる。何故ならば、傾斜面6又は7,8の傾斜角は
同一であるから、この切断加工の為の金型加工、その精
度出しも容易となるからである。
〔実施例〕
次に添付図面第1図〜第25図に従い本考案の好適な実施
例を詳述する。
添付図面第1図〜第13図は多ピンコネクタ側を示し、第
14図〜第22図はソケットコンタクト側を示し、第23図,
第24図は多ピンコネクタの各ピン端子をソケット側の各
コンタクトに挿入し電気接続を図った所を示し、第25図
は本考案の挿入特性曲線図を示している。
先ず第1図〜第13図に於いて、多ピンコネクタAは、コ
ンタクトハウジング1と、一方の種類のピン端子2及び
他方の種類のピン端子3より成る。そしてこの例では上
段の列Xと、下段の列Yより成り、各列X,Yともに30
本のピン端子、合計60本のピン端子を有する多ピンコネ
クタの例を示してある。
一方の種類のピン端子2も、他方の種類のピン端子3
も、各々平行な側面と先端に於ける左右傾斜面を有して
いる。一方及び他方のピン端子2,3の平行な側面を符
号4,5で示し、一方及び他方の種類のピン端子2,3
の一側の傾斜面を符号6で示し、且つ一方の種類のピン
端子2の他側の傾斜面を符号7及び他方の種類のピン端
子3の他側の傾斜面を符号8で示す。
この例では上記の傾斜面7,8各々のみに後述するソケ
ット側のコンタクトが弾発的に接触するものである。そ
して一方のピン端子2の傾斜面7の傾斜角(傾斜面7の
延長線と一方の側面5との間の角度)θと、他方の
傾斜面8の傾斜角(傾斜面8の延長線′と一方の側面
5との間の角度)θを相互に異ならしめるものであ
る。この例では上記θを10゜、θを17゜として示して
ある。そして、このように各々異なる傾斜角θとθ
を有するピン端子2と3が次のように配列されている。
但し、ピン端子2及びピン端子3の各々について第12
図,第10図に従いその先端部21の形状に着目すると、次
の通りである。
先ず第12図に従いピン端子2の先端部21についてみる
と、ピン端子2の先端部分21は先端壁22と、先端壁22の
一方の端部23を基点として側面4に向って斜壁状に形成
された直線状傾斜面6と、先端壁22の他方の端部24を基
点として側面5に向って斜壁状に形成された直線状傾斜
面7より成り、上記2つの傾斜面6,7は中心軸線Cに
対して同一角度に設定されているものの、上記中心軸線
Cが端部24を通るように設定されていることにより、上
記2つの傾斜面6,7は中心軸線Cを中心として非対称
に形成されているものである。同様に第10図に従いピン
端子3の先端部21についてみると、ピン端子3の一方の
端部23を基点として側面4に向って斜壁状に形成された
直線状傾斜面6と、先端壁22の他方の端部24を基点とし
て側面5側に向って斜壁状に形成された直線状傾斜面8
より成り、上記面6,8は中心軸線Cに対して同一角度
に設定されているものの、上記中心軸線Cが端部24を通
るように設定されていることにより、上記2つの傾斜面
6,8は中心軸線Cを中心として非対称に形成されてい
るものである。これらのことから判るように、1つ1つ
のピン端子の先端部21の加工は、一方のピン端子2の一
方の傾斜面6と、他方の傾斜面7は中心軸線Cに対して
同一角度に設定され、又他方のピン端子3の一方の傾斜
面6と他方の傾斜面8は中心軸線Cに対して同一角度に
設定されているので、設計、製作がしやすい。
さて、一方の種類のピン端子2に着目してこれを観る
と、第1図及び第7図に於いて、下段Y列の右端に位置
する傾斜角θを有する一方の種類のピン端子2の同じ
列の左横に、傾斜角θを有する他方の種類のピン端子
3が位置している。即ち同じ列に於いては一方と他方の
種類のピン端子2と3が交互に配列されている。そして
下段Y列の上記一番右端に位置する傾斜角θの一方の
種類のピン端子2と同じ位置の上段X列の位置には傾斜
角θの他方の種類のピン端子3が位置している。この
右端のピン端子3の左横には、傾斜角θの一方の種類
のピン端子2が位置し、交互に配列されているものであ
る。
次に第14図〜第22図に従いソケットコンタトBを説明す
ると、ハウジング9に形成されたコンタクト装着空間10
にコンタクト本体11が各々配設されているもで、X′段
に30本,Y′段に30本,合計60本配設されている。これ
らコンタクト11の上記ピン端子に接触する部分の形状は
皆同じに設定されている。
第23図及び第24図は、上記多ピンコネクタAをソケット
Bに挿入嵌合し、多ピンコネクタAのピン端子群の各ピ
ン端子2,3をソケットコンタクト11に電気接触させた
所を示したものであって、第23図は第2図B−B線及び
第15図B−B線に沿った断面での挿入嵌合図、第24図は
第2図A−A線及び第15図A−A線に沿った断面での挿
入嵌合図を表わしている。この図からも判るように、こ
の実施例では、各ピン端子2,3はソケットハウジング
9の端子装着空間10の内壁面と上記コンタクト11の間に
弾発的に挟持されるものである。
さてこのような構成に基き、第25図に示す本考案の挿入
曲線特性図を参照してこの考案特有の作用を述べると次
の通りである。即ち一方の傾斜角θのピン端子2と、
他方の傾斜角θのピン端子3の2本のピン端子に着目
した場合、一方のピン端子2のコンタクト11に対する挿
入深さと挿入力の関係を示す挿入特性曲線をSで示す
とすると、他方のピン端子3のコンタクト11に対する挿
入深さと挿入力の関係を示す挿入特性曲線は上記S
異なるSで示される。
即ち一方と他方のピン端子2,3が弾発的に接触するコ
ンタクト11の形状は双方とも同一であるが、一方と他方
の傾斜面7,8各々の傾斜角θ,θが相互に異なる
ので挿入力のピーク値が異なった時期に生ずる。この事
は挿入特性曲線S又はSに於ける挿入力ピーク値が
同一時期に重なって生ずることがないことを意味する。
故にピン端子2と3の2つの挿入特性曲線Sに於ける
挿入力のピーク値Fは、従来よりも、より低いものと
なる。故に低挿入力が確保されるものである。
而して、上記の例の他に2種類のピン端子の内、傾斜面
7の傾斜角をθとする、ある一定位置の一方の種類の
ピン端子2に着目した場合、そのピン端子2の列に対し
て上段又は下段の列の同一位置には、同じ傾斜角θ
一方の種類のピン端子2を位置させるものの、そのピン
端子2と同列の左又は右の位置には傾斜面8の傾斜角を
θとする他方の種類のピン端子3を配列してもよく、
又傾斜面7の傾斜角をθとする、ある一定位置の一方
の種類のピン端子2に着目した場合、そのピン端子2と
同列の左又は右の位置には、同じ傾斜角θの一方の種
類のピン端子を配列するものの、そのピン端子2の列に
対して上段又は下段の列の同一位置には、傾斜面8の傾
斜角をθとする他方の種類のピン端子3を配置しても
よい。要するに、少なくとも多ピンを構成するピン端子
が2種類以上、即ち傾斜面の傾斜角が異なる2種類以上
あって、それらが望ましい幾つかの態様で配列されてさ
えいればよいものである。
〔効果〕
以上詳述した如く、ピンコネクタのピン端子群をソケッ
トのコンタクト群に挿入した時、一方の種類のピン端子
のコンタクト接触面とコンタクト間に生ずる挿入力ピー
ク値の発生時点と、他方の種類のピン端子のコンタクト
接触面とコンタクト間に生ずる挿入力ピーク値の発生時
点とを相互に異ならしめて低挿入力化を図れることは勿
論のこと、特に上記低挿入力を確保する為の一方及び
他方のピン端子の形状を容易に製作でき、従って予定し
た精度を高精度に出す加工が容易であり、而も品質均一
化を可能にできる。これにより、よりよく一方と他方
の種類のピン端子の先端部に於ける挿入力ピーク値の発
生時点を異ならしめることが可能であって、より確実に
低挿入力化を図れる。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第25図は本考案の実施例を示したもの
であって、その内第1図〜第13図は多ピンコネクタを示
し、第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は背面
図、第4図は右側面図、第5図は第2図のB−B線断面
図、第6図は第2図のA−A線断面図、第7図は正面図
の部分拡大図、第8図は背面図の部分拡大図、第9図は
傾斜面8の傾斜角をθとする他方の種類のピン端子の
正面図、第10図は第9図の右側面図、第11図は傾斜面7
の傾斜角をθとする一方の種類のピン端子の正面図、
第12図は第11図の右側面図、第13図は他方の種類のピン
端子の斜視図、次いで第14図〜第22図はソケット側を示
し、第14図は正面図、第15図は平面図、第16図は背面
図、第17図は右側面図、第18図は第15図のB−B線断面
図、第19図は第15図のA−A線断面図、第20図は正面図
の部分拡大図、第21図は背面図の部分拡大図、第22図は
コンタクトの斜視図、更に第23図は第5図で示したピン
コネクタ及び第18図で示したソケットを互いに嵌合した
所を示す断面図、第24図は第6図で示したピンコネクタ
及び第19図で示したソケットを互いに嵌合した所を示す
断面図、更に第25図は傾斜面の傾斜角が相互に異なる2
本のピン端子に着目して、それらの挿入力と挿入深さと
の相関関係を示した挿入特性曲線図表であり、続いて第
26図は従来技術の挿入特性曲線図表である。 図中Aは多ピンコネクタ、Bはソケット、2は傾斜面7
の傾斜角がθに設定された一方の種類のピン端子、3
は傾斜面8の傾斜角がθに設定された他方の種類のピ
ン端子、11はコンタクトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のピン端子を上下2段、複数列配した
    ピンコネクタと、上記多数のピン端子各々の片側に弾発
    的に接触する多数のコンタクトを上下2段、複数列配し
    たソケットより成ると共に、上記ピンコネクタのピン端
    子群はその先端部形状が相互に異なる2種類のピン端子
    2,3より成り、上記ピンコネクタのピン端子群を上記
    ソケットのコンタクト群に挿入した時、一方の種類のピ
    ン端子2の一方の接触面とコンタクトの間に生ずる挿入
    力ピーク値発生時点と、他方の種類のピン端子3の一方
    の接触面とコンタクトの間に生ずる挿入力ピーク値発生
    時点とを相互に異ならしめるようにした低挿入力型多ピ
    ン電気コネクタに於いて; 上記ピン端子2又はピン端子3の各々の先端部分21は、
    先端壁22と、先端壁22の一方の端部23を基点として一方
    の側面4側に向って斜壁状に形成された傾斜面6と、先
    端壁22の側面5側に向って斜壁状に形成されていて、上
    記コンタクトに接する傾斜面7又は8より成り、上記2
    つの傾斜面6,7又は8はピン端子2又は3の中心軸線
    Cに対して同一角度に傾斜されているものの、上記中心
    軸線Cを先端壁22を等分する以外の部分を通るように当
    該先端壁22を形成することにより、上記左右の傾斜面6
    と7又は8は中心軸線Cを中心として非対称形状に形成
    され、而も上記ピン端子2と3の関係では、それらのコ
    ンタクトに接する一方の傾斜面7と8の傾斜面が相互に
    異なっていることを特徴とする低挿入力型多ピン電気コ
    ネクタ。
JP1988103658U 1988-08-04 1988-08-04 低挿入力型多ピン電気コネクタ Expired - Lifetime JPH0616416Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988103658U JPH0616416Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 低挿入力型多ピン電気コネクタ
DE89307981T DE68905399T2 (de) 1988-08-04 1989-08-04 Elektrischer Mehrstiftsteckverbinder der Art mit geringer Steckkraft.
EP89307981A EP0354064B1 (en) 1988-08-04 1989-08-04 Multi-pin elecrical connector of low insertion force type
US07/389,393 US5108316A (en) 1988-08-04 1989-08-04 Multi-pin electrical connector of low insertion force type

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988103658U JPH0616416Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 低挿入力型多ピン電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225183U JPH0225183U (ja) 1990-02-19
JPH0616416Y2 true JPH0616416Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=14359881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988103658U Expired - Lifetime JPH0616416Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 低挿入力型多ピン電気コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5108316A (ja)
EP (1) EP0354064B1 (ja)
JP (1) JPH0616416Y2 (ja)
DE (1) DE68905399T2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5240442A (en) * 1991-05-17 1993-08-31 Amp Incorporated Electrical connector with posts having improved tip geometry
US5672084A (en) * 1995-03-29 1997-09-30 Elco Corporation High density connector receptacle
US6767260B2 (en) * 2002-02-28 2004-07-27 Qa Technology Company, Inc. Hyperboloid electrical contact
IT1400606B1 (it) * 2010-06-18 2013-06-14 Bonaiti S P A Procedimento, particolarmente per la produzione di terminali per resistenze elettriche, e terminale ottenuto.
JP7139929B2 (ja) * 2018-12-14 2022-09-21 住友電装株式会社 ハーネス部品

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2043851A (en) * 1931-08-11 1936-06-09 Albert E Grant Socket plug
US4363529A (en) * 1980-07-25 1982-12-14 Amp Incorporated Terminal having improved mounting means
JPS5832907A (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 Agency Of Ind Science & Technol 軸流機械装置の回転軸軸芯保持方法
JPS5917570U (ja) * 1982-07-23 1984-02-02 ケル株式会社 コネクタ
US4491376A (en) * 1982-09-20 1985-01-01 General Motors Corporation Electrical header assembly
US4583807A (en) * 1983-12-13 1986-04-22 Amp Incorporated Surface mount connector
US4679890A (en) * 1984-06-25 1987-07-14 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Connector contact terminal
US4607907A (en) * 1984-08-24 1986-08-26 Burndy Corporation Electrical connector requiring low mating force
US4639056A (en) * 1985-05-31 1987-01-27 Trw Inc. Connector construction for a PC board or the like
JPH0229667Y2 (ja) * 1985-10-03 1990-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225183U (ja) 1990-02-19
EP0354064A3 (en) 1990-09-26
EP0354064B1 (en) 1993-03-17
EP0354064A2 (en) 1990-02-07
DE68905399D1 (de) 1993-04-22
DE68905399T2 (de) 1993-10-14
US5108316A (en) 1992-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6238245B1 (en) High speed, high density electrical connector
US4932885A (en) High density connector
EP1256145B1 (en) Connector with shielding
US6299483B1 (en) High speed high density electrical connector
EP0278868B1 (en) Multi row high density connector
US4607907A (en) Electrical connector requiring low mating force
CN101924285B (zh) 电力连接器
EP0975055A1 (en) Card edge connector
US5080596A (en) Connector with contact spacer plate providing greater lateral force on rear contacts
JPH06267606A (ja) 電気コネクタの端子及びその製造方法
JPH0513126A (ja) コネクタ
JP2904424B2 (ja) 基板用コネクタ及びそれに用いるタインプレート
JPH07169523A (ja) コネクタ
JPH0616415Y2 (ja) 低挿入力電気コネクタ
JPH0616416Y2 (ja) 低挿入力型多ピン電気コネクタ
US5071372A (en) Connector with contact spacer plate having tapered channels
CN101593884A (zh) 电连接器
EP0961355A1 (en) Electrical connector with a tubular contact formed from an array of v-shaped members
JP2635657B2 (ja) ストリップコンタクト及びこのストリップコンタクトを使用したコンタクトの形成配列方法
EP0961359A1 (en) Electrical connector with contact retaining module formed from reverse alternating modular frame pieces
JPH08124633A (ja) コネクタ
JPH0735319Y2 (ja) コネクタ構造
JPH10125379A (ja) ソケットコネクタのコンタクト構造
JPH11149965A (ja) コネクタ
JP3998191B2 (ja) 基板搭載用コネクタのグラウンド構造