JPH061637Y2 - マンホール用作業台 - Google Patents

マンホール用作業台

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JPH061637Y2
JPH061637Y2 JP19004587U JP19004587U JPH061637Y2 JP H061637 Y2 JPH061637 Y2 JP H061637Y2 JP 19004587 U JP19004587 U JP 19004587U JP 19004587 U JP19004587 U JP 19004587U JP H061637 Y2 JPH061637 Y2 JP H061637Y2
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JP
Japan
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manhole
hole
umbrella
outer cylinder
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JP19004587U
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修 垣内
昭吉 森
敏和 中村
貴 早坂
利久 船越
喜一郎 井田
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東北通産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はマンホール用作業台に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 従来、道路に敷設されているマンホール鉄蓋は、交通量
の増大による路面の摩耗や、舗装のかさ上げ等により、
路面と平らにするためのマンホール蓋高調整工事が随時
発生している。こうした工事が発生した場合、マンホー
ル鉄蓋周辺の舗装を破壊し鉄蓋を外し、マンホール首部
の高さを調整することになるが、マンホール内にコンク
リート屑等が落下するため、多くの付帯作業が必要とな
るという問題点があり、これらの作業の改善が望まれて
いる。
本考案は上記問題点を解決し、マンホールの排水、収容
ケーブルの防護、作業終了後のマンホール内清掃、作業
員の墜落防止等の付帯作業をすることなく、マンホール
蓋高調整等の作業を安全に、早く行うことができ、しか
も据付、撤去が簡単で、折畳みができ持運びに便利なマ
ンホール用作業台を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、考案の目的を達成するため本考案
に係るマンホール用作業台は次のように構成したことを
特徴とする。すなわち、メーンフレーム(1)と、メーン
フレーム固定軸外筒(2)と、セットポール(3)と、上蓋
(4)とからなり、メーンフレーム(1)は上骨(11)と下骨(1
2)とからなる傘を有し、当該上骨の端部には調整ねじ(1
3)を配設し、また傘の上中央部には引き上げ用穴(14)を
形成し、軸部には高さ調整用の数個の穴(15)を形成して
なり、メーンフレーム固定軸外筒(2)には前記数個の穴
(15)の1つと重合し固定棒を差込み固定できる1つの穴
(21)を形成してなり、セットポール(3)には前記引き上
げ用穴(14)に挿入され、当該穴(14)の縁部と係止する係
止部(31)を形成してなり、上蓋(4)は前記メーンフレー
ム(1)の傘の上に配設されることを特徴とする。
[実施例] 以下図面に示す本考案に係るマンホール用作業台の1実
施例により詳細に説明する。第1図はメーンフレームの
正面図、第2図はメーンフレームの平面図、第3図
(a)、第3図(b)はメーンフレーム固定軸外筒の正面図、
平面図、第4図はセットポールの正面図、第5図は引き
上げたときのメーンフレームの正面図、第6図(a)、第
6図(b)、第6図(c)は上蓋の平面図、正面図、引き上げ
たときの正面図である。ここで、1はメーンフレーム、
2はメーンフレーム固定軸外筒、3はセットポール、4
は上蓋を示す。
本実施例に係るマンホール用作業台は、メーンフレーム
1と、メーンフレーム固定軸外筒2と、セットポール3
と、上蓋4とからなる。
メーンフレーム1は、上骨11と下骨12とからなる傘を有
する。傘の上中央部に形成した引き上げ用穴14に、セッ
トポール3の係止部31を挿入し穴14の縁部と係止させて
引き上げることにより、メーンフレーム1を引き上げる
ことができる。ここで、メーンフレーム1の軸部16に下
骨12の一端が回動自在に固定され、下骨12の他端が上骨
11の一端近傍に回動自在に固定され、更に上骨11の他端
は傘の上中央部に回動自在に固定されている。従って、
セットポール3の係止部31を、穴14に挿入し穴14の縁部
と係止させて引き上げると、第5図に示されるように傘
は折り畳まれて、マンホールに挿入することができ、ま
たマンホールに挿入し、固定軸外筒2が底につくとメー
ンフレーム1の傘が開き固定される。
また、上記上骨11の端部には調整ねじ13を配設してある
ので、当該調整ねじ13を回して、メーンフレーム1をマ
ンホール内に、ぐらぐらすることなく固定することがで
きる。なお、調整ねじ13は上骨11のすべての端部に設け
る必要はなく、必要に応じて適宜の数の調整ねじ13を設
ければよい。
メーンフレーム固定軸外筒2には、マンホールの軸部16
の数個の穴15の1つと重合し、固定棒を差込み固定でき
る1つの穴21を形成してある。従って、固定軸外筒2の
上から外筒内にメーンフレーム1の軸部16を挿入し、マ
ンホールの号数(大きさ)により、メーンフレーム1の
軸部16に形成された数個の穴15の1つを選択し、その穴
15と固定軸外筒2の穴21とを重ね合わせ、その穴15,21
に固定棒を差込み、メーンフレームの高さを調整し、マ
ンホールの大きさに合わせることができる。
上蓋4は前記メーンフレーム1の傘の上に配設される。
実施例に示されるように半円状の蓋を蝶番41で連結し、
折り曲げることができるように形成し、且つチェーン42
を設けて吊り下げられるように形成しておくと、上蓋4
の取扱いが便利である。また、上蓋4の周囲にゴム板43
を配設し、ゴム押えボルト44で固定しておくと、マンホ
ールの内壁との密着が良好である。更に上蓋4に集埃穴
45を形成し、集挨袋46を取付けると作業後の清掃が一層
容易となる。
上記実施例に係るマンホール用作業台は、道路に敷設さ
れているマンホール鉄蓋の高低を調整するときなどに次
のように使用する。
先ず、マンホール鉄蓋周辺の舗装を破壊する。次に、固
定軸外筒2の上から外筒内にマンホールの号数(大き
さ)によりメーンフレーム1の軸部に形成された数個の
穴15の1つと固定軸外筒2の穴21とを重ね合わせ、その
穴に固定棒を差込み、メーンフレーム1の長さを調整す
る。次いでメーンフレーム1の傘の部分の穴14にセット
ポール3を差し込み、引き上げて傘を折り畳み、マンホ
ールに挿入する。この際マンホール内のケーブル等に接
触しないように注意しつつ挿入する。固定軸外筒2が底
につくとメーンフレーム1の傘が開き固定される。傘の
上骨11の長さの微調整は調整ねじ13を使用して行う。当
該調整ねじ13によりメーンフレーム1をマンホール内
に、ぐらぐらすることなく固定することができる。完全
に開いたら、セットポール2を外し、メーンフレーム1
のセットが完了する。次にメーンフレーム1の上に上蓋
4を乗せる。
当該上蓋4はマンホール内へのコンクリート屑等の落下
物の落下を防止し、また作業台として作業員の足場が確
保され安全に作業できる。そして作業員はマンホールに
入孔することなく蓋高調整作業ができる。
マンホール蓋高調整作業が完了したら、上蓋4上を清掃
してから引き上げ、次いでメーンフレームの傘の部分に
セットポール2を差し込み、引き上げると、メーンフレ
ーム1は折り畳まれてマンホールから撤去することがで
きる。
上記のように、本実施例に係るマンホール用作業台を使
用すると、マンホールの排水、収容ケーブルの防護、作
業終了後のマンホール内清掃作業等が不要となる。
[考案の効果] 本考案に係るマンホール用作業台は上記のように構成さ
れているので、マンホールの排水、収容ケーブルの防
護、作業終了後のマンホール内清掃、作業員の墜落防止
等の付帯作業をすることなく、マンホール蓋高調整作業
を安全に、早く行うことができ、しかも据付、撤去が簡
単で、折畳みができ持運びに便利であるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るマンホール用作業台の1実施例を示
すもので、第1図はメーンフレームの正面図、第2図は
メーンフレームの平面図、第3図(a)、第3図(b)はメー
ンフレーム固定軸外筒の正面図、平面図、第4図はセッ
トポールの正面図、第5図は引き上げたときのメーンフ
レームの正面図、第6図(a)、第6図(b)、第6図(c)は
上蓋の平面図、正面図、引き上げたときの正面図であ
る。 1・・・メーンフレーム、 11・・・上骨、12・・・下骨、 13・・・調整ねじ、14,15・・・穴、 16・・・軸部、 2・・・メーンフレーム固定軸外筒、 21・・・穴、 3・・・セットポール、31・・・係止部、 4・・・上蓋、41・・・蝶番、 42・・・チェーン、43・・・ゴム板、 44・・・ゴム押えボルト、 45・・・集挨穴、46・・・集挨袋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 早坂 貴 宮城県仙台市新寺1丁目2番7号 協和電 設株式会社仙台支店内 (72)考案者 船越 利久 秋田県秋田市千秋久保田町2丁目31番地 日本通信建設株式会社秋田支店内 (72)考案者 井田 喜一郎 福島県福島市八島田字下干損田1番地の4 大明電話工業株式会社福島支店内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メーンフレーム(1)と、メーンフレーム固
    定軸外筒(2)と、セットポール(3)と、上蓋(4)とからな
    り、メーンフレーム(1)は上骨(11)と下骨(12)とからな
    る傘を有し、当該上骨の端部には調整ねじ(13)を配設
    し、また傘の上中央部には引き上げ用穴(14)を形成し、
    軸部には高さ調整用の数個の穴(15)を形成してなり、メ
    ーンフレーム固定軸外筒(2)には前記数個の穴(15)の1
    つと重合し固定棒を差込み固定できる1つの穴(21)を形
    成してなり、セットポール(3)には前記引き上げ用穴(1
    4)に挿入され、当該穴(14)の縁部と係止する係止部(31)
    を形成してなり、上蓋(4)は前記メーンフレーム(1)の傘
    の上に配設されることを特徴とするマンホール用作業
    台。
JP19004587U 1987-12-16 1987-12-16 マンホール用作業台 Expired - Lifetime JPH061637Y2 (ja)

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JPH0198245U JPH0198245U (ja) 1989-06-30
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JP7290463B2 (ja) * 2019-05-17 2023-06-13 株式会社関電工 ハンドホール・マンホール等の組立式埋設ボックス用治具及び当該冶具を用いた組立式埋設ボックスの組立て方法

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