JPH06163797A - イメージセンサ信号処理回路 - Google Patents
イメージセンサ信号処理回路Info
- Publication number
- JPH06163797A JPH06163797A JP4338091A JP33809192A JPH06163797A JP H06163797 A JPH06163797 A JP H06163797A JP 4338091 A JP4338091 A JP 4338091A JP 33809192 A JP33809192 A JP 33809192A JP H06163797 A JPH06163797 A JP H06163797A
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- JP
- Japan
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- pulse
- image sensor
- processing circuit
- signal processing
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルス信号によるクロストークノイズを減少
させるように構成した集積化されたイメージセンサ信号
処理回路を提供する。 【構成】 アナログデジタル変換パルスADCK(7
4)とサンプルホールドパルスSHA(75)とサンプ
ルホールドパルスSHB(76)と、および、センサ駆
動パルスSCK(58)と反転センサ駆動パルスSCK
N(59)とは、それぞれ反転したクロック信号であ
り、これらの信号のピンをそれぞれ隣接して配置する。
させるように構成した集積化されたイメージセンサ信号
処理回路を提供する。 【構成】 アナログデジタル変換パルスADCK(7
4)とサンプルホールドパルスSHA(75)とサンプ
ルホールドパルスSHB(76)と、および、センサ駆
動パルスSCK(58)と反転センサ駆動パルスSCK
N(59)とは、それぞれ反転したクロック信号であ
り、これらの信号のピンをそれぞれ隣接して配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OCR等の画像読取装
置に用いられるイメージセンサの集積化信号処理回路に
関するものである。
置に用いられるイメージセンサの集積化信号処理回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、密着イメージセンサの信号処
理回路として、イメージセンサの駆動回路や、シェーデ
ィング補正、ディザ処理等の処理回路を集積化したイメ
ージセンサ信号処理回路がゲートアレー等で実現されて
いる。このような集積化された信号処理回路において
は、集積度の向上とともに、各配線間の間隔が狭くな
り、特に、ボンディングワイヤの間隔は狭小である。例
えば、特開昭57−164557号公報などでは、ボン
ディングワイヤが隣接するインナーリードに接触しない
ように、インナーリードを工夫し、製造時の歩留まりを
向上させている。
理回路として、イメージセンサの駆動回路や、シェーデ
ィング補正、ディザ処理等の処理回路を集積化したイメ
ージセンサ信号処理回路がゲートアレー等で実現されて
いる。このような集積化された信号処理回路において
は、集積度の向上とともに、各配線間の間隔が狭くな
り、特に、ボンディングワイヤの間隔は狭小である。例
えば、特開昭57−164557号公報などでは、ボン
ディングワイヤが隣接するインナーリードに接触しない
ように、インナーリードを工夫し、製造時の歩留まりを
向上させている。
【0003】一方、集積度の向上および高速化ととも
に、配線間のクロストークが問題となってきている。従
来、低速のファクシミリ等に用いられている集積化信号
処理回路の信号処理速度は、0.5MHz〜2MHz程
度であり、比較的低速の用途が主であった。そのため、
クロック信号等の動作速度も2MHz以下でよく、メモ
リアドレスやクロック信号等からの配線間のクロストー
クによるノイズ等によって、誤動作を起こすことはなか
った。しかし、近年の画像読取装置の高速化とともに、
信号処理速度は4MHz〜40MHzにおよぶ機器も開
発されている。このような高速な機器においては、クロ
ック信号や、制御信号等のパルス信号によって、隣接し
た配線間やパッケージ間等でクロストークを発生し、論
理上の1,0のスレッシュレベルを超える電位が発生
し、誤動作となることがあった。
に、配線間のクロストークが問題となってきている。従
来、低速のファクシミリ等に用いられている集積化信号
処理回路の信号処理速度は、0.5MHz〜2MHz程
度であり、比較的低速の用途が主であった。そのため、
クロック信号等の動作速度も2MHz以下でよく、メモ
リアドレスやクロック信号等からの配線間のクロストー
クによるノイズ等によって、誤動作を起こすことはなか
った。しかし、近年の画像読取装置の高速化とともに、
信号処理速度は4MHz〜40MHzにおよぶ機器も開
発されている。このような高速な機器においては、クロ
ック信号や、制御信号等のパルス信号によって、隣接し
た配線間やパッケージ間等でクロストークを発生し、論
理上の1,0のスレッシュレベルを超える電位が発生
し、誤動作となることがあった。
【0004】この配線間のクロストークを低減する技術
として、例えば、特開昭61−196562号公報に
は、ECL出力回路において、出力電流を供給している
電源ピンの両側に他の電源ピンを配置し、出力電流の高
速な変化に伴って他の入力ピンに発生するクロストーク
ノイズを低減することが記載されている。
として、例えば、特開昭61−196562号公報に
は、ECL出力回路において、出力電流を供給している
電源ピンの両側に他の電源ピンを配置し、出力電流の高
速な変化に伴って他の入力ピンに発生するクロストーク
ノイズを低減することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
とは別異の技術により、パルス信号によるクロストーク
ノイズを減少させるように構成した集積化イメージセン
サ信号処理回路を提供することを目的とするものであ
る。
とは別異の技術により、パルス信号によるクロストーク
ノイズを減少させるように構成した集積化イメージセン
サ信号処理回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、集積化されたイメージセンサ信号
処理回路において、クロックパルス信号の位相を反転し
た信号を隣接させてパッケージのピンを配置したことを
特徴とするものである。また、請求項2に記載の発明に
おいては、集積化されたイメージセンサ信号処理回路に
おいて、クロックパルス信号の位相を反転した信号を隣
接させてパッケージのピンを配置するとともに、隣接し
て配置された反転位相のクロックパルス信号のピンの両
側に電源ラインまたはグランドラインのピンを隣接させ
て配置したことを特徴とするものである。
載の発明においては、集積化されたイメージセンサ信号
処理回路において、クロックパルス信号の位相を反転し
た信号を隣接させてパッケージのピンを配置したことを
特徴とするものである。また、請求項2に記載の発明に
おいては、集積化されたイメージセンサ信号処理回路に
おいて、クロックパルス信号の位相を反転した信号を隣
接させてパッケージのピンを配置するとともに、隣接し
て配置された反転位相のクロックパルス信号のピンの両
側に電源ラインまたはグランドラインのピンを隣接させ
て配置したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、請求項1に記載の発明におい
て、クロックパルス信号の移送を反転した信号を隣接さ
せてパッケージのピンを配置したことにより、パルスの
立ち上がりでの電流の変化と、立ち下がりでの電流量の
変化により、発生する磁界が打ち消される方向であるた
め、クロストークによるノイズをキャンセルすることに
より、他の信号線に対するクロストークを軽減すること
ができる。また、請求項2に記載の発明において、隣接
させた位相の反転した信号の両側に電源ラインまたはグ
ランドラインのピンを配置したことにより、クロックパ
ルス信号線から他の信号線に対するクロストークをさら
に軽減することができる。
て、クロックパルス信号の移送を反転した信号を隣接さ
せてパッケージのピンを配置したことにより、パルスの
立ち上がりでの電流の変化と、立ち下がりでの電流量の
変化により、発生する磁界が打ち消される方向であるた
め、クロストークによるノイズをキャンセルすることに
より、他の信号線に対するクロストークを軽減すること
ができる。また、請求項2に記載の発明において、隣接
させた位相の反転した信号の両側に電源ラインまたはグ
ランドラインのピンを配置したことにより、クロックパ
ルス信号線から他の信号線に対するクロストークをさら
に軽減することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の集積化イメージセンサ信号
処理回路の一実施例の平面図である。図中、符号はピン
番号を示し、各ピンに信号名を記載している。この例で
は、信号処理回路は、80ピンのQFPパッケージ内に
納められている。この集積化された信号処理回路から
は、システムクロックCLK0(80),スタートパル
スST(78),サンプルホールドパルスSHA(7
5),サンプルホールドパルスSHB(76),アナロ
グデジタル変換パルスADCK(74),イメージセン
サ出力イネーブル信号パルスENAA(61),イメー
ジセンサ出力イネーブル信号パルスENAB(53),
センサ駆動パルスSCK(58),反転センサ駆動パル
スSCKN(59)等のパルス信号が導出されており、
その他にアドレス信号、データ信号、制御信号等が導出
されている。このうち、システムクロックCLKO(8
0)は、信号処理回路のマスタークロックであり、この
クロックより信号処理回路中のパルス信号が作成され
る。また、スタートパルスST(78)は、信号処理回
路中の各処理回路および外部装置等との同期をとるため
の信号である。サンプルホールドパルスSHA(7
5),SHB(76)およびアナログデジタル変換パル
スADCK(74)は、シェーディング補正や、ディザ
処理などのタイミング信号である。さらに、イメージセ
ンサ出力イネーブル信号パルスENAA(61),EN
AB(53)は、イメージセンサに対して出力信号を送
出させるための一種のタイミング信号である。
処理回路の一実施例の平面図である。図中、符号はピン
番号を示し、各ピンに信号名を記載している。この例で
は、信号処理回路は、80ピンのQFPパッケージ内に
納められている。この集積化された信号処理回路から
は、システムクロックCLK0(80),スタートパル
スST(78),サンプルホールドパルスSHA(7
5),サンプルホールドパルスSHB(76),アナロ
グデジタル変換パルスADCK(74),イメージセン
サ出力イネーブル信号パルスENAA(61),イメー
ジセンサ出力イネーブル信号パルスENAB(53),
センサ駆動パルスSCK(58),反転センサ駆動パル
スSCKN(59)等のパルス信号が導出されており、
その他にアドレス信号、データ信号、制御信号等が導出
されている。このうち、システムクロックCLKO(8
0)は、信号処理回路のマスタークロックであり、この
クロックより信号処理回路中のパルス信号が作成され
る。また、スタートパルスST(78)は、信号処理回
路中の各処理回路および外部装置等との同期をとるため
の信号である。サンプルホールドパルスSHA(7
5),SHB(76)およびアナログデジタル変換パル
スADCK(74)は、シェーディング補正や、ディザ
処理などのタイミング信号である。さらに、イメージセ
ンサ出力イネーブル信号パルスENAA(61),EN
AB(53)は、イメージセンサに対して出力信号を送
出させるための一種のタイミング信号である。
【0009】システムクロックCLK0(80)は、電
源ラインVDD13(1)と接地ラインVSS3(7
9)と隣接させて配置される。図では、システムクロッ
クCLK0(80)のピンと、電源ラインVDD13
(1)ピンとは、違う側面に配置されているが、内部の
ボンディングワイヤは通常隣接して配置されている。ま
た、イメージセンサ出力イネーブル信号パルスENAB
(63)は、その両側に接地ラインVSS1(64)
と、接地ラインVSS23(62)が配置されている。
さらに、イメージセンサ出力イネーブル信号パルスEN
AA(61)は、その両側に接地ラインVSS23(6
2)と、接地ラインVSS23(60)が配置されてい
る。このような配置とすることにより、システムクロッ
クCLK0(80)や、イメージセンサ出力イネーブル
信号パルスENAA(61),ENAB(63)などの
クロックパルス信号によるクロストークの影響は、電源
ラインVDD13(1)や接地ラインVSS3(7
9),VSS1(64),VSS23(60),(6
2)に出現する程度であり、他の信号線へのクロストー
クノイズを軽減している。
源ラインVDD13(1)と接地ラインVSS3(7
9)と隣接させて配置される。図では、システムクロッ
クCLK0(80)のピンと、電源ラインVDD13
(1)ピンとは、違う側面に配置されているが、内部の
ボンディングワイヤは通常隣接して配置されている。ま
た、イメージセンサ出力イネーブル信号パルスENAB
(63)は、その両側に接地ラインVSS1(64)
と、接地ラインVSS23(62)が配置されている。
さらに、イメージセンサ出力イネーブル信号パルスEN
AA(61)は、その両側に接地ラインVSS23(6
2)と、接地ラインVSS23(60)が配置されてい
る。このような配置とすることにより、システムクロッ
クCLK0(80)や、イメージセンサ出力イネーブル
信号パルスENAA(61),ENAB(63)などの
クロックパルス信号によるクロストークの影響は、電源
ラインVDD13(1)や接地ラインVSS3(7
9),VSS1(64),VSS23(60),(6
2)に出現する程度であり、他の信号線へのクロストー
クノイズを軽減している。
【0010】一方、アナログデジタル変換パルスADC
K(74),サンプルホールドパルスSHA(75),
サンプルホールドパルスSHB(76)は、それぞれ反
転したクロックであり、これらの信号のピンを隣接して
配置している。また、センサ駆動パルスSCK(58)
と、反転センサ駆動パルスSCKN(59)とは位相反
転したクロック信号であり、これらの信号のピンを隣接
して配置している。このように配置することにより、そ
れぞれ反転したパルス信号から発生する、パルスの立ち
上がりにおけるプラス方向の電流量の変化と、パルスの
立ち下がりにおけるマイナス方向の電流量の変化によ
り、発生する磁界は打ち消し合う方向であるから、他の
信号線に対するクロストーク成分を小さくすることがで
きる。
K(74),サンプルホールドパルスSHA(75),
サンプルホールドパルスSHB(76)は、それぞれ反
転したクロックであり、これらの信号のピンを隣接して
配置している。また、センサ駆動パルスSCK(58)
と、反転センサ駆動パルスSCKN(59)とは位相反
転したクロック信号であり、これらの信号のピンを隣接
して配置している。このように配置することにより、そ
れぞれ反転したパルス信号から発生する、パルスの立ち
上がりにおけるプラス方向の電流量の変化と、パルスの
立ち下がりにおけるマイナス方向の電流量の変化によ
り、発生する磁界は打ち消し合う方向であるから、他の
信号線に対するクロストーク成分を小さくすることがで
きる。
【0011】また、アナログデジタル変換パルスADC
K(74),サンプルホールドパルスSHA(75),
サンプルホールドパルスSHB(76)は、電源ライン
VDD13(73)およびグランドラインVSS1(7
7)に挟まれて配置されている。さらに、センサ駆動パ
ルスSCK(58)と、反転センサ駆動パルスSCKN
(59)は、グランドラインVSS23(57),(6
0)に挟まれて配置されている。このような配置とする
ことにより、反転信号を隣接させて軽減したクロストー
クの影響を、電源ラインまたはグランドラインにより、
他の信号線への影響をさらに軽減することができ、良好
なクロストークの防止の効果を得ることができる。
K(74),サンプルホールドパルスSHA(75),
サンプルホールドパルスSHB(76)は、電源ライン
VDD13(73)およびグランドラインVSS1(7
7)に挟まれて配置されている。さらに、センサ駆動パ
ルスSCK(58)と、反転センサ駆動パルスSCKN
(59)は、グランドラインVSS23(57),(6
0)に挟まれて配置されている。このような配置とする
ことにより、反転信号を隣接させて軽減したクロストー
クの影響を、電源ラインまたはグランドラインにより、
他の信号線への影響をさらに軽減することができ、良好
なクロストークの防止の効果を得ることができる。
【0012】図2および図3は、イメージセンサ信号処
理回路の実装パターンの一例を示す平面図である。図
中、81はイメージセンサ信号処理回路、82乃至89
は配線である。イメージセンサ信号処理回路81として
は、図1に示したものを用いている。図2において、配
線82は、イメージセンサ信号処理回路81のイメージ
センサ出力イネーブル信号パルスENAB(63)と接
続されている。以下、配線83は接地ラインVSS23
(62)と、配線84はイメージセンサ出力イネーブル
信号パルスENAA(61)と、配線85は接地ライン
VSS23(60)と、配線86は反転センサ駆動パル
スSCKN(59)と、配線87はセンサ駆動パルスS
CK(58)と、それぞれ接続されている。
理回路の実装パターンの一例を示す平面図である。図
中、81はイメージセンサ信号処理回路、82乃至89
は配線である。イメージセンサ信号処理回路81として
は、図1に示したものを用いている。図2において、配
線82は、イメージセンサ信号処理回路81のイメージ
センサ出力イネーブル信号パルスENAB(63)と接
続されている。以下、配線83は接地ラインVSS23
(62)と、配線84はイメージセンサ出力イネーブル
信号パルスENAA(61)と、配線85は接地ライン
VSS23(60)と、配線86は反転センサ駆動パル
スSCKN(59)と、配線87はセンサ駆動パルスS
CK(58)と、それぞれ接続されている。
【0013】これらの配線は、イメージセンサ信号処理
回路81のピン配置を基に配置されるため、図2のよう
に各配線が狭い間隔で隣接して配置される。そのため、
各信号線から他の信号線へのクロストーク等が発生しや
すい。しかし、例えば、イメージセンサ出力イネーブル
信号パルスENAA(61)に接続されている配線84
と、反転センサ駆動パルスSCKN(59)の配線86
およびイメージセンサ出力イネーブル信号パルスENA
B(63)の配線82との間には、接地ラインVSS2
3の配線83および配線85が配置されている。そのた
め、イメージセンサ信号処理回路81のピンの近くで各
配線が接近したり、近接して基板上に配線しなければな
らない場合であっても、他の信号線に対しての影響を軽
減することができる。
回路81のピン配置を基に配置されるため、図2のよう
に各配線が狭い間隔で隣接して配置される。そのため、
各信号線から他の信号線へのクロストーク等が発生しや
すい。しかし、例えば、イメージセンサ出力イネーブル
信号パルスENAA(61)に接続されている配線84
と、反転センサ駆動パルスSCKN(59)の配線86
およびイメージセンサ出力イネーブル信号パルスENA
B(63)の配線82との間には、接地ラインVSS2
3の配線83および配線85が配置されている。そのた
め、イメージセンサ信号処理回路81のピンの近くで各
配線が接近したり、近接して基板上に配線しなければな
らない場合であっても、他の信号線に対しての影響を軽
減することができる。
【0014】また、反転センサ駆動パルスSCKN(5
9)と、センサ駆動パルスSCK(58)の配線86,
87は、イメージセンサ信号処理回路81のピン配置が
隣接しているので、ともに隣接させて配置することがで
きる。そのため、配線上においても、互いに発生する磁
界を打ち消し合い、他の配線へのクロストークを軽減す
ることができる。
9)と、センサ駆動パルスSCK(58)の配線86,
87は、イメージセンサ信号処理回路81のピン配置が
隣接しているので、ともに隣接させて配置することがで
きる。そのため、配線上においても、互いに発生する磁
界を打ち消し合い、他の配線へのクロストークを軽減す
ることができる。
【0015】図3では、配線89がイメージセンサ信号
処理回路81のディレイ入力DLYIN(56)と、配
線88が接地ラインVSS23(57)と接続され、配
線84乃至87と隣接して配置されている。このよう
に、反転センサ駆動パルスSCKN(59)およびセン
サ駆動パルスSCK(58)の配線86,87の両側に
信号線を配線しなければならない場合でも、両側の信号
線との間に接地ラインの配線85,88を配置すること
ができるので、イメージセンサ出力イネーブル信号パル
スENAAやディレイ入力DLYINなどの信号に対す
る影響を軽減することができる。
処理回路81のディレイ入力DLYIN(56)と、配
線88が接地ラインVSS23(57)と接続され、配
線84乃至87と隣接して配置されている。このよう
に、反転センサ駆動パルスSCKN(59)およびセン
サ駆動パルスSCK(58)の配線86,87の両側に
信号線を配線しなければならない場合でも、両側の信号
線との間に接地ラインの配線85,88を配置すること
ができるので、イメージセンサ出力イネーブル信号パル
スENAAやディレイ入力DLYINなどの信号に対す
る影響を軽減することができる。
【0016】上述の実装パターンでは、図1のイメージ
センサ信号処理回路のピン番号56乃至64付近を例に
説明したが、他の信号線についても同様である。例え
ば、システムクロックCLK0(80)、スタートパル
スST(78)、サンプルホールドパルスSHA(7
5)、サンプルホールドパルスSHB(76)、アナロ
グデジタル変換パルスADCK(74)などの信号に接
続された配線についても、上述の配線例と同様に、電源
ラインまたは接地ラインを隣接して配線することができ
るので、他の信号線への影響を軽減することができる。
センサ信号処理回路のピン番号56乃至64付近を例に
説明したが、他の信号線についても同様である。例え
ば、システムクロックCLK0(80)、スタートパル
スST(78)、サンプルホールドパルスSHA(7
5)、サンプルホールドパルスSHB(76)、アナロ
グデジタル変換パルスADCK(74)などの信号に接
続された配線についても、上述の配線例と同様に、電源
ラインまたは接地ラインを隣接して配線することができ
るので、他の信号線への影響を軽減することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、近接したクロックパルス信号ラインからのク
ロストークを低減することができ、信号処理回路の誤動
作を防ぐことができるという効果がある。
によれば、近接したクロックパルス信号ラインからのク
ロストークを低減することができ、信号処理回路の誤動
作を防ぐことができるという効果がある。
【図1】 本発明の集積化イメージセンサ信号処理回路
の一実施例の平面図である。
の一実施例の平面図である。
【図2】,
【図3】 イメージセンサ信号処理回路の実装パターン
の一例を示す平面図である。
の一例を示す平面図である。
1〜80 信号処理回路のピン番号、81 イメージセ
ンサ信号処理回路、82〜89 配線
ンサ信号処理回路、82〜89 配線
Claims (2)
- 【請求項1】 集積化されたイメージセンサ信号処理回
路において、クロックパルス信号の位相を反転した信号
を隣接させてパッケージのピンを配置したことを特徴と
するイメージセンサ信号処理回路。 - 【請求項2】 集積化されたイメージセンサ信号処理回
路において、クロックパルス信号の位相を反転した信号
を隣接させてパッケージのピンを配置するとともに、隣
接して配置された反転位相のクロックパルス信号のピン
の両側に電源ラインまたはグランドラインのピンを隣接
させて配置したことを特徴とするイメージセンサ信号処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4338091A JPH06163797A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | イメージセンサ信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4338091A JPH06163797A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | イメージセンサ信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06163797A true JPH06163797A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18314824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4338091A Pending JPH06163797A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | イメージセンサ信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06163797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09319499A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-12 | Sharp Corp | 二次元入力モジュール素子 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4338091A patent/JPH06163797A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09319499A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-12 | Sharp Corp | 二次元入力モジュール素子 |
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