JPH06162769A - 記憶制御装置及び記憶制御方法 - Google Patents

記憶制御装置及び記憶制御方法

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Publication number
JPH06162769A
JPH06162769A JP4314919A JP31491992A JPH06162769A JP H06162769 A JPH06162769 A JP H06162769A JP 4314919 A JP4314919 A JP 4314919A JP 31491992 A JP31491992 A JP 31491992A JP H06162769 A JPH06162769 A JP H06162769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
refresh
memory
interval
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP4314919A
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English (en)
Inventor
Akira Komatsu
晃 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、温度に対応してリフレッシュ間隔を
変化させ、常温動作時のリフレッシュ損失時間を削減
し、メモリ性能の向上を図った記憶制御装置、及び記憶
制御方法を提供することを目的とする。 【構成】コンパレータ10は、サーミスタ7が検出した
温度情報と、温度指定レジスタ9の情報とを比較する。
そしてコンパレータ10は、現在の温度が指定温度より
低い場合は長い時間を、指定温度より高い場合は短い時
間をインターバルタイマ6に指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフレッシュによる損
失時間の改善を図った記憶制御装置、及び記憶制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、DRAMと称される記憶装置
が提供されている。このDRAMは、記憶を保持する為
に、一定時間内に必ずアクセスが必要であり、この為
に、リフレッシュと称される動作が行われるものであ
る。この間に、CPUからメモリをアクセスすると待ち
時間が発生するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のDRAMにあっ
ては、リフレッシュ期間中に、CPUからメモリをアク
セスすると待ち時間が発生し、CPUのメモリアクセス
性能を低下させるものであった。例えば、16μs毎に
リフレッシュを必要とし、毎回1.6μsのリフレッシ
ュ動作時間が必要とすると、 (1.6÷16)×100=10% のリフレッシュ損失時間が発生するものである。
【0004】尚、DRAMのリフレッシュ間隔の規定
は、一般的に、最高使用温度にて保証する為のものであ
り、常温動作ではリフレッシュ間隔を長くすることが可
能である。
【0005】本発明は上記事情を考慮して成されたもの
であり、温度に対応してリフレッシュ間隔を変化させ、
常温動作時のリフレッシュ損失時間を削減し、メモリ性
能の向上を図った記憶制御装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する為に、リフレッシュにより記憶を保持するメモリ
と、このメモリのリフレッシュを制御する手段と、温度
を検出する手段と、この温度手段にて検出された情報に
従って前記リフレッシュ制御手段に対してリフレッシュ
間隔を指定する手段とを具備し、前記検出温度に対応し
て前記リフレッシュ間隔を変化させることを特徴とする
記憶制御装置にある。
【0007】又、本発明は上記目的を達成する為に、リ
フレッシュにより記憶を保持すると共に当該リフレッシ
ュ動作を制御するものに於いて、温度を検出して当該検
出温度情報に基づいて前記リフレッシュの間隔を制御す
るようにしたことを特徴とする記憶制御方法にある。
【0008】
【作用】本発明では、温度に対応してリフレッシュ間隔
を変化させ、常温動作時のリフレッシュ損失時間を削減
できる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0010】即ち、1はシステム全体の制御を司る中央
制御装置としてのCPU。2は記憶制御装置。3はメモ
リ素子。4は、CPU1のアクセスとリフレッシュ制御
回路5のアクセスの調停を行うメモリアクセス制御回
路。6はリフレッシュ間隔で割り込み発生するインター
バルタイマ。7は温度を検出するサーミスタ。8はサー
ミスタ7が検出した温度をデジタルデータに変換するA
/D変換回路。9はリフレッシュ間隔切替え温度を設定
する温度指定レジスタ、10は、温度指定レジスタ9と
A/D変換回路8の出力を比較し、インターバルタイマ
6に対してリフレッシュ間隔切替えを指示するコンパレ
ータ。上記構成につき、その作用を以下に説明する。
【0011】CPU1が記憶制御装置2をアクセスする
場合、CPU1のアクセス要求をメモリアクセス制御回
路4が検知し、リフレッシュ中でなければ、そのままメ
モリ素子3に接続する。リフレッシュ中の場合は、CP
U1のアクセスが終了するのを待ってメモリ素子3に接
続する。
【0012】リフレッシュは、インターバルタイマ6の
割り込みによって、リフレッシュ制御回路5が起動さ
れ、これをメモリアクセス制御回路4が検知して、CP
U1のアクセス中でなければ、そのままメモリ素子3に
対してリフレッシュ動作を開始する。CPU1のアクセ
ス中の場合は、CPU1のアクセスが終了するのを待っ
てメモリ素子3に対してリフレッシュ動作を開始する。
【0013】温度によりリフレッシュ間隔の切替えは、
次のように行う。即ち、サーミスタ7により検出された
アナログ温度情報は、A/D変換回路8によりデジタル
データに変換される。コンパレータ10はA/D変換回
路8の情報と、温度指定レジスタ9の情報とを比較し、
現在の温度が指定温度より低い場合は長い時間を、指定
温度より高い場合は短い時間をインターバルタイマ6に
指定する。上記実施例によれば、従来技術例に比して、
常温動作に於けるリフレッシュ間隔を160μsにでき
たとすると、 (1.6÷160)×100=1% のリフレッシュ損失時間となり、従来例の10%に比し
て、著しくメモリの性能向上が図れるものである。
【0014】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばCPUがA/D変換回路の出力を読込
んで、インターバルタイマの設定を行う方法でも実現可
能であり、要旨を逸脱しない限り種々の変形が可能なこ
とは勿論である。
【0015】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、リフレ
ッシュ損失時間の著しい低減を図れるので、メモリの著
しい性能の向上を図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる文書作成装置の概略構
成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…CPU、2…記憶制御装置、3…メモリ素子、5…
リフレッシュ制御回路、7…サーミスタ、9…温度指定
レジスタ、10…コンパレータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレッシュにより記憶を保持するメモ
    リと、 このメモリのリフレッシュを制御する手段と、 温度を検出する手段と、 この温度手段にて検出された情報に従って、前記リフレ
    ッシュ制御手段に対してリフレッシュ間隔を指定する手
    段とを具備し、 前記検出温度に対応して前記リフレッシュ間隔を変化さ
    せることを特徴とする記憶制御装置。
  2. 【請求項2】 リフレッシュにより記憶を保持すると共
    に、当該リフレッシュ動作を制御するものに於いて、 温度を検出して当該検出温度情報に基づいて前記リフレ
    ッシュの間隔を制御するようにしたことを特徴とする記
    憶制御方法。
JP4314919A 1992-11-25 1992-11-25 記憶制御装置及び記憶制御方法 Pending JPH06162769A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005032428A (ja) * 2003-07-12 2005-02-03 Samsung Electronics Co Ltd メモリのリフレッシュ周期を制御するメモリコントローラおよびリフレッシュ周期制御方法
KR100712545B1 (ko) * 2006-01-11 2007-05-02 삼성전자주식회사 구간별 온도에 따라 온도 코드를 발생하는 온도 센서 및구간별 온도 검출 방법

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