JPH06162734A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06162734A
JPH06162734A JP4329906A JP32990692A JPH06162734A JP H06162734 A JPH06162734 A JP H06162734A JP 4329906 A JP4329906 A JP 4329906A JP 32990692 A JP32990692 A JP 32990692A JP H06162734 A JPH06162734 A JP H06162734A
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哲平 横田
Nobuyuki Kihara
信之 木原
Junichi Aramaki
純一 荒牧
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のディスクの連続記録、連続再生に好適
な動作を行なうことのできる記録装置を提供する。 【構成】 複数の記録媒体に対して連続記録を行なう際
に、予め各記録媒体に記録された管理情報の再生を行な
って記録動作に必要な記録条件データを読み込んでお
く。そして保持された記録条件データに基づいて各記録
媒体に対する連続記録動作を行なうようにすることで、
ディスク入替時に各ディスクの記録条件の再生読込を不
要とする。また、記録を行なった記録媒体に対して、連
続される次の記録媒体についての記録条件データを記録
しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばディスク状記録媒
体に対して楽曲等のデータを記録することのできる記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能なディスクメディア(光磁
気ディスク)が知られており、このようなディスクメデ
ィアでは、1枚のディスクに対して楽曲等の記録/再生
を行なうほか、チェンジャーシステムを用いてディスク
を交換したりユーザーが手動でディスクを交換しなが
ら、複数のディスクに連続的に記録を行ない、又は再生
を行なうことがなされる。
【0003】ところで、光磁気ディスクに対して記録/
再生を行なうためには記録再生装置がそのディスクの記
録エリアや各種条件を予め判別する必要がある。このた
め光磁気ディスクには管理情報を記録しているTOCエ
リアが設けられており、記録再生装置は記録/再生動作
を行なう前にローディングされている光磁気ディスクの
TOCエリアの情報を再生して動作制御用のデータとし
て読み込んでいる。
【0004】TOCエリアに記録された管理情報として
は、ディスクの録音用エリアのスタートアドレス(レコ
ーダブルユーザーエリアスタートアドレス)や、リード
アウトアドレス、レーザーパワー、既に楽曲等のデータ
が記録されている記録済エリア情報、まだ記録のなされ
ていない記録可能エリア情報等が記録されている。な
お、記録済エリア情報や記録可能エリア情報等の記録動
作や消去動作等に応じて書き換えられる必要がある管理
情報は、書き換え可能なTOC領域(ユーザーTOC、
以下U−TOCいう)に記録されている。
【0005】例えば或る楽曲の録音を行なおうとする際
には、録音装置はTOC又はU−TOCから記録に必要
な情報(以下、記録条件データという)を抽出してレー
ザーパワーの設定や記録すべき位置を判別し、音声デー
タの記録を実行していくようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに例えばチェンジャシステムを用いて複数の光磁気デ
ィスクに対して連続的に記録/再生を行なうことを考え
ると次のような不都合が生じる。
【0007】連続記録を行なうディスクはもちろん全て
が同一の記録条件データを有するものではなく、例え全
てがバージンディスクであっても、レーザーパワーやレ
コーダブルユーザーエリアスタートアドレス、リードア
ウトアドレス等が異なっている場合があるため必ず各デ
ィスク毎に記録条件データを参照して記録動作を行なわ
なければならない。もちろん、或る程度記録済のディス
クが含まれていれば今回書き込むべきエリア(記録可能
エリア)の判別も必要となる。従ってディスクを入れ替
える毎に一旦記録動作を中止させ、再生モードとしてT
OC情報を読み込まなければならない。
【0008】このように連続録音中に再生モードへの切
り換えが必要になることにより制御動作が煩雑になると
いう問題が生じ、またディスク交換時に時間がかかって
しまうため良好な連続記録を実行できない場合も生ず
る。
【0009】また、連続再生の際にも、同様にリードイ
ンエリア等の判別が必要であり、またバージンディスク
でないディスクに連続記録された場合は、前のディスク
に続いて連続したデータが記録されているエリアを判別
することが必要であり、これらの動作のためディスク入
れ替えの際に再生開始まで時間がかかることになる。
【0010】特に記録/再生データを一旦バッファRA
Mに蓄え、バッファRAMと記録再生ヘッド間のデータ
転送を高速レートで行なう装置においては、例えば連続
した音声をとぎれなく複数のディスクに記録したり、複
数のディスクからとぎれなく音を再生したりすることも
可能であるが、ディスク交換の際に直ちに記録動作や再
生動作に移れないことにより、音切れを解消するために
はバッファRAMに必要な記憶容量が増大してしまうこ
とになる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、複数のディスクの連続
記録、連続再生に好適な動作を行なうことのできる記録
装置を提供することを目的とする。
【0012】即ち、所定のデータの記録/再生が可能と
されているとともにデータの記録/再生のための管理情
報が記録されている記録媒体に対する記録装置におい
て、複数の記録媒体に対して連続してデータの記録を行
なう際に、予め連続記録を行なう各記録媒体に記録され
た管理情報の再生動作を行ない記録動作に必要な記録条
件データを読み込んで記憶手段に保持するようにする。
そして、その記憶手段に保持された記録条件データに基
づいて各記録媒体に対する連続記録動作が行なわれるよ
うに制御する制御手段を備えて構成する。
【0013】また、予め連続記録を行なう各記録媒体の
記録動作に必要な記録条件データを読み込んで記憶手段
に保持し、その保持された記録条件データに基づいて各
記録媒体に対する連続記録動作が行なわれる際に、記録
を行なっている記録媒体に対して、連続される次の記録
媒体についての記録条件データを記憶手段から読み出し
て所定エリアに記録するように制御する制御手段を備え
て記録装置を構成する。
【0014】
【作用】予め連続記録すべき記録媒体のそれぞれについ
て記録条件データを保持していれば、記録媒体の交換時
に一旦再生モードとして記録条件データを読み込む必要
はなくなる。
【0015】また、記録時に、連続される次の記録媒体
についての記録条件データをも記録しておくことによ
り、連続再生を行なう際に連続される記録媒体について
記録されている記録条件データを参照して、次の記録媒
体の再生開始の条件(例えば再生すべきエリア等)の判
別ができ、記録媒体を交換した後迅速に再生動作に移る
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、まず図
1〜図4を用いて実施例となる記録再生装置の構成、及
びこの記録再生装置に対応する光磁気ディスクにTOC
として書き込まれている管理情報について説明する。
【0017】この実施例は光磁気ディスクを記録媒体と
して用いた記録再生装置で、図1は記録再生装置の要部
のブロック図である。図1において1は例えば複数の楽
曲(音声データ)が記録されている光磁気ディスクを示
し、スピンドルモータ2により回転駆動される。3は光
磁気ディスク1に対して記録/再生時にレーザ光を照射
する光学ヘッドであり、記録時には記録トラックをキュ
リー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力をな
し、また再生時には磁気カー効果により反射光からデー
タを検出するための比較的低レベルのレーザ出力をな
す。
【0018】このため、光学ヘッド3はレーザ出力手段
としてのレーザダイオードや、偏向ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッ
ド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。
【0019】また、6は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、光磁気ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する
位置に配置されている。
【0020】再生動作によって、光学ヘッド3により光
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、絶対位置情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)、アドレス情報、サブコード情報、
フォーカスモニタ信号等を抽出する。そして、抽出され
た再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給される。さらにフォーカスモ
ニタ信号は、例えばマイクロコンピュータによって構成
されるシステムコントローラ11に供給される。
【0021】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、シーク指令、回
転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生さ
せ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカ
ス及びトラッキング制御をなし、またスピンドルモータ
2を一定角速度(CAV)又は一定線速度(CLV)に
制御する。
【0022】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
行なわれる。
【0023】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、端子16から所定の増幅回路部へ供給さ
れて再生出力される。例えばL,Rオーディオ信号とし
て出力される。
【0024】また、アドレスデコーダ10から出力され
る、プリグルーブ情報をデコードして得られた絶対位置
情報、又はデータとして記録されたアドレス情報はエン
コーダ/デコーダ部8を介してシステムコントローラ1
1に供給され、各種の制御動作に用いられる。さらに、
記録/再生動作のビットクロックを発生させるPLL回
路のロック検出信号、及び再生データ(L,Rチャンネ
ル)のフレーム同期信号の欠落状態のモニタ信号もシス
テムコントローラ11に供給される。
【0025】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、端子17に供給された記録信号(アナロ
グオーディオ信号)は、A/D変換器18によってデジ
タルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に
供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。エンコ
ーダ/デコーダ部14によって圧縮された記録データは
メモリコントローラ12によって一旦バッファRAM1
3に書き込まれ、また所定タイミングで読み出されてエ
ンコーダ/デコーダ部8に送られる。そしてエンコーダ
/デコーダ部8でCIRCエンコード、EFM変調等の
エンコード処理された後磁気ヘッド駆動回路15に供給
される。
【0026】磁気ヘッド駆動回路15はエンコード処理
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。
【0027】19はユーザー操作に供されるキーが設け
られた操作入力部、20は例えば液晶ディスプレイによ
って構成される表示部を示す。操作入力部19として
は、録音キー、再生キー、停止キー、AMSキー等がユ
ーザー操作に供されるように設けられている。
【0028】21は光磁気ディスク1におけるTOC情
報を保持するRAM(以下、TOCメモリという)、2
2は後述する連続記録動作を実行する際に用いるRAM
(以下、記録条件データメモリという)である。
【0029】30は光磁気ディスク1を複数個収納する
とともに、選択的にディスクテーブルへローディングす
ることのできるディスクチェンジャを示し、31は光磁
気ディスクの収納部、32はディスク搬送機構、33は
ディスク交換動作を制御するチェンジャコントローラを
示す。チェンジャコントローラ33はシステムコントロ
ーラ11と接続されてディスク交換情報を得、その情報
に従って所定の光磁気ディスクを収納部31から選択し
て搬送機構32によって搬送させ、ローディング及びア
ンローディング動作を実行させる。
【0030】この実施例の記録再生装置が対応する光磁
気ディスク1には、既に楽曲等のデータが記録されてい
る記録済エリアや記録可能エリア等を管理するデータ等
がTOC情報として記録されている。
【0031】そして通常は、光磁気ディスク1がローデ
ィングされた時点或は記録又は再生動作の直前等におい
て、システムコントローラ11はスピンドルモータ2及
び光学ヘッド3を駆動させ、光磁気ディスク1の例えば
最内周側に設定されているTOC領域のデータを抽出さ
せる。そして、RFアンプ7、エンコーダ/デコーダ部
8を介してメモリコントローラ12に供給されたTOC
情報はTOCメモリ21に蓄えられ、以後その光磁気デ
ィスク1に対する記録/再生動作の制御に用いられる。
【0032】例えば或る楽曲の録音を行なおうとする際
には、TOC情報の一部であるU−TOC(音声信号の
録音、消去等に応じて書き換えられるTOC情報領域)
からディスク上の記録可能エリアを探し出し、ここに音
声データを記録していくことができるようになされてい
る。また、再生時には再生すべき楽曲が記録されている
エリアをTOC情報から判別し、そのエリアにアクセス
して再生動作を行なう。
【0033】TOC情報としての構造を図2,図3に示
す。図2のデータ領域には主に予めディスクに記録され
た楽曲等(ROM情報)についてのTOC情報、図3の
データ領域には主にユーザーが録音を行なった楽曲や新
たに録音可能なエリアについてのTOC情報(U−TO
C情報)が記録されている。
【0034】図2,図3の各領域は、それぞれ例えば4
バイト×587 のデータ領域に構成され、TOCの領域で
あることを示すため先頭位置にオール0又はオール1の
1バイトデータによって成る同期パターンを有するヘッ
ダが設けられている。
【0035】図2のデータ領域については、ヘッダに続
いて所定アドレス位置に、ディスクタイプDT、記録レ
ーザーパワーのレベル情報LP、記録されている最初の
楽曲の曲番(First TNO)、最後の楽曲の曲番(Last TN
O) 、リードアウトスタートアドレスROA 、パワーキ
ャルエリアスタートアドレスPCA 、U−TOCスター
トアドレスUSTA 、記録用エリアのスタートアドレス
RSTA 等が記録され、さらに、記録されている各楽曲
等を後述する管理テーブル部におけるパーツテーブルに
対応させるテーブルポインタ(P-TNO1 〜P-TNO255) が記
録される対応テーブル指示データ部が用意されている。
【0036】一方図3のデータ領域(U−TOC)に
は、ヘッダに続いて所定アドレス位置に、セクター使用
状況、ディスクID、ディスクシリアルナンバDSN等
のデータが記録され、さらに、記録されている各楽曲等
を後述する管理テーブル部におけるパーツテーブルに対
応させる各種のテーブルポインタ(P-DFA〜P-TNO255) が
記録される対応テーブル指示データ部が用意されてい
る。
【0037】そして図2及び図3におけるデータ領域に
は、対応テーブル指示データ部の各テーブルポインタ(P
-TNO1 〜P-TNO255、又は P-DFA〜P-TNO255) に対応する
ことができる、(01)〜(FF)までの255個のパーツテー
ブルから成る管理テーブル部が設けられ、それぞれのパ
ーツテーブルには、或るセグメント(本明細書でセグメ
ントとは物理的に連続したトラック部分のことをいう)
について起点となるスタートアドレス、終端となるエン
ドアドレス、そのセグメントのモード情報、及びそのセ
グメントが他のセグメントへ続いて連結される場合は、
その連結されるセグメントのスタートアドレス及びエン
ドアドレスが記録されているパーツテーブルを示すリン
ク情報が記録できるようになされている。
【0038】モード情報としてはそのセグメントが例え
ばオーバーライト禁止やデータ複写禁止に設定されてい
るか否かの情報や、オーディオ情報か否か、モノラル/
ステレオの種別などが記録される。またリンク情報は例
えば各パーツテーブルに与えられたナンバ(01)〜(FF)に
よって連結すべきパーツテーブルを指定している。
【0039】この管理テーブル部においては、1つのパ
ーツテーブルは1つのセグメントを表現しており、例え
ば3つのセグメントが連結されて構成される楽曲につい
てはリンク情報によって連結される3つのパーツテーブ
ルによって、そのセグメント位置の管理はなされる。
【0040】上記図1の記録再生装置においては、バッ
ファRAM13を介してデータの再生を行なうため、例
えば1つの楽曲のデータ物理的に不連続に、即ち複数の
セグメントにわたって記録されていても再生動作に支障
はない。そして、ユーザーが録音する楽曲等について
は、録音可能エリアの効率使用等の目的から、複数セグ
メントにわけて記録される場合もあるため、これに対応
してリンク情報でパーツテーブルを連結し、連結された
複数のパーツテーブルによりその楽曲の記録位置の管理
を行なうことになる。ただし、あらかじめ記録される楽
曲等については通常セグメント分割されることがないた
め、図2のようにリンク情報はすべて『(00)』とされ
る。
【0041】図2又は図3の管理テーブル部における(0
1)〜(FF)までの各パーツテーブルは、対応テーブル指示
データ部のテーブルポインタ(P-DFA,P-EMPTY ,P-FRA
,P-TNO1〜P-TNO255) によって、そのセグメントの内
容が示される。
【0042】図3の領域に記録されるテーブルポインタ
P-DFA は光磁気ディスク1上の欠陥領域、つまり記録不
能エリアに付いて示しており、傷などによる欠陥領域と
なるトラック部分(=セグメント)が示された1つのパ
ーツテーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパー
ツテーブルを指定している。欠陥セグメントが存在する
場合はテーブルポインタP-DFA において(01)〜(FF)のい
づれかが記録されており、それに相当するパーツテーブ
ルには、欠陥セグメントがスタート及びエンドアドレス
によって示されている。また、他にも欠陥セグメントが
存在する場合は、そのパーツテーブルにおけるリンク情
報として他のパーツテーブルが指定され、そのパーツテ
ーブルにも欠陥セグメントが示されている。そして、さ
らに他の欠陥セグメントがない場合はリンク情報は例え
ば『(00)』とされ、以降リンクなしとされる。
【0043】図3の領域に記録されるテーブルポインタ
P-EMPTY は管理テーブル部における1又は複数の未使用
のパーツテーブルの先頭のパーツテーブルを示すもので
あり、未使用のパーツテーブルが存在する場合は、対応
テーブル指示データP-EMPTYとして、(01)〜(FF)のうち
のいづれかが記録される。未使用のパーツテーブルが複
数存在する場合は、テーブルポインタP-EMPTY によって
指定されたパーツテーブルからリンク情報によって順次
パーツテーブルが指定されていき、全ての未使用のパー
ツテーブルが管理テーブル部上で連結される。
【0044】例えば全く記録がなされておらず欠陥もな
い光磁気ディスクであれば、パーツテーブルは全て使用
されていないため、テーブルポインタP-EMPTY によって
パーツテーブル(01)が指定され、また、パーツテーブル
(01)のリンク情報としてパーツテーブル(02)が指定さ
れ、パーツテーブル(02)のリンク情報としてパーツテー
ブル(03)が指定され、というようにパーツテーブル(FF)
まで連結される。この場合パーツテーブル(FF)のリンク
情報は以降連結なしを示す『(00)』とされる。
【0045】図3の領域に記録されるテーブルポインタ
P-FRA は光磁気ディスク1上のデータの記録可能エリア
について示しており、記録可能エリアとなるセグメント
が示された1又は複数のパーツテーブル内の先頭のパー
ツテーブルを指定している。つまり、記録可能領域が存
在する場合はテーブルポインタP-FRA において(01)〜(F
F)のいづれかが記録されており、それに相当するパーツ
テーブルには、未記録領域であるセグメントがスタート
及びエンドアドレスによって示されている。また、この
ようなセグメントが複数個有り、つまりパーツテーブル
が複数個有る場合はリンク情報により、リンク情報が
『(00)』となるパーツテーブルまで順次指定されてい
る。
【0046】図4に、パーツテーブルにより記録可能エ
リアとなるセグメントの管理状態を模式的に示す。これ
はセグメント(03)(18)(1F)(2B)(E3)が記録可能エリアと
されている時に、この状態がテーブルポインタP-FRA に
引き続きパーツテーブル(03)(18)(1F)(2B)(E3)のリンク
によって表現されている状態を示している。なお、上記
した欠陥領域や、未使用パーツテーブルの管理形態もこ
れと同様となる。
【0047】図2及び図3の領域に記録されるテーブル
ポインタP-TNO1〜P-TNO255は、光磁気ディスク1上に記
録されたそれぞれの楽曲等のデータについて示してお
り、例えばテーブルポインタP-TNO1では1曲目のデータ
が記録された1又は複数のセグメントのうちの時間的に
先頭となるセグメントが示されたパーツテーブルを指定
している。なお、図2の領域では予め記録されている楽
曲等のデータ、図3の領域ではユーザーが録音した楽曲
等のデータについて示すことになる。
【0048】例えば1曲目とされた楽曲がディスク上で
トラックが分断されずに(つまり1つのセグメントで)
記録されている場合は、その1曲目の記録領域はテーブ
ルポインタP-TNO1で示されるパーツテーブルにおけるス
タート及びエンドアドレスとして記録されている。
【0049】また、例えば2曲目とされた楽曲がディス
ク上で複数のセグメントに離散的に記録されている場合
は、その楽曲の記録位置を示すため各セグメントが時間
的な順序に従って指定される。つまり、テーブルポイン
タP-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さらにリン
ク情報によって他のパーツテーブルが順次時間的な順序
に従って指定されて、リンク情報が『(00)』となるパー
ツテーブルまで連結される(上記、図4と同様の形
態)。このように例えば2曲目を構成するデータが記録
された全セグメントが順次指定されて記憶されているこ
とにより、このU−TOCデータを用いて、再生時に光
学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアクセスさせ、離散的な
セグメントから連続的な音楽情報を取り出すことができ
る。
【0050】このようなTOC情報が記録された光磁気
ディスク1に対する本実施例の記録再生装置は、ローデ
ィングされた光磁気ディスク1からTOCメモリ21に
読み込んだTOC情報を用いてディスク上の記録領域の
管理を行ない、記録/再生動作を制御する。そして特に
複数の光磁気ディスクにわたって連続記録を行なう際に
は、ディスク交換時に一旦再生モードにすることなく連
続記録を行なうことができるように以下のような処理を
行なうことになる。
【0051】以下、本実施例のシステムコントローラ1
1による連続記録の際の制御動作として(A)〜(D)
の4つの例を図5〜図8のフローチャートで説明する。
【0052】なお、以下の各例において記録条件データ
に関する処理を行なっているが、記録条件データとは、
TOCデータのうち記録動作の制御に必要なデータを示
し、バージンディスクであれば、記録レーザーパワーL
P、リードアウトスタートアドレスROA 、U−TOC
スタートアドレスUSTA 、レコーダブルユーザーエリ
アスタートアドレスRSTA 、及びディスクシリアルナ
ンバDSNとなる。また、バージンディスクでなければ
上記各データに加えて記録可能エリアのデータ、即ちテ
ーブルポインタP-FRA に続くパーツテーブルに示される
データが記録条件データに該当することとなる。さら
に、各ディスクで記録すべきエリアを限定するなど特殊
な連続記録を行なう場合は、それに応じて記録条件デー
タが選択される。なお、すべてのディスクがバージンデ
ィスクでしかも同一フォーマットであるなら、記録条件
データは固定値としてあらかじめ保持しておくことも可
能である。
【0053】また、以下の各例はディスクチェンジャ3
0を用いて連続記録を行なうディスクを順次ローディン
グしていくものとして説明するが、もちろんユーザーが
手動でディスクを入れ換えて連続記録していくこともで
きる。その場合は、以下の各フローチャートにおいてロ
ーディング及びディスク選択動作関係の所定の処理ステ
ップがユーザーの判断又は操作によるものとなる。
【0054】<制御動作例A:図5>例えばユーザーの
操作によってシステムコントローラ11の処理が連続記
録モードとされると、まず、何枚のどのディスクに対し
てどのような順番で記録を行なっているかの設定を行な
うことになる(F101)。この設定はユーザーの指定に基づ
くほか、システムコントローラ11が例えばユーザーの
入力した録音時間等に基づいてチェンジャシステム30
内の所定のディスクを自動的に選択するようにしてもよ
い。第1〜第nのディスクとして設定された各ディスク
はそれぞれディスクシリアルナンバDSNによって以降
判別される。
【0055】そして、設定された各ディスクの全てに対
して、記録条件データを読み込む処理を行なう。まず変
数m=1にセットする(F102)。そしてチェンジャコント
ローラ33に対して第m(つまり第1)として設定され
たシリアルナンバのディスクをローディングするように
制御を行なう(F103)。第1のディスクがローディングさ
れたら、そのTOC(及びU−TOC)エリアから上記
した記録条件データを読み込み、これを第1のディスク
の記録条件データとして記録条件データメモリ22に記
憶させる(F104)。
【0056】そして変数m=nとなるまで、つまり連続
記録用に設定された全てのディスクが終了するまで変数
mをインクリメントして(F106)、次のディスクをローデ
ィングさせ(F103)、そのディスクから読み込んだ記録条
件データを記録条件データメモリ22に記憶していく(F
104)。第nのディスクまでに対して同様の処理を行な
い、変数m=nとなったら(F105)、このような記録条件
データ読み込み処理を終了して実際の連続記録動作に移
ることになる。以上のステップF101〜F106までの処理は
システムコントローラ11が継続して再生モードとして
制御を実行していることになる。
【0057】実際の連続記録を開始するにあたり、まず
変数m=1にセットする(F107)。そしてチェンジャコン
トローラに対して第mのディスクをローディングさせる
(F108)。つまり、以降再び第1のディスクから第nのデ
ィスクまで順次ローディングされることになる。
【0058】まず第1のディスクがローディングされた
ら、その第1のディスクについての記録条件データはす
でに記録条件データメモリ22に記憶されているため、
それに基づいて記録(録音)を開始することができる(F
109)。記録条件データによって示される第1のディスク
の記録用エリアに対して例えば楽曲の録音を行なってい
き、そのディスクの記録用エリアへの録音が終了したら
(F110)、実行した記録動作に応じてU−TOCデータを
書き換える(F111)。つまり一部又は全部の記録可能エリ
アが記録済エリアに変化するため、テーブルポインタP-
FRA 及びP-TNO1・・・・と、それによって示されているパー
ツテーブルのデータを変更しなければならないためであ
る。
【0059】そして変数m=nであるかを判断して(F11
2)、変数m=nでなければ変数mをインクリメントし(F
113)、第mのディスク、つまり次のディスクをローディ
ングさせる(F108)。そして、新たにローディングされた
ディスクについても、既にその記録条件データは記録条
件データメモリ22に保持されているので、その情報を
参照して直ちに記録動作を実行する(F109)。
【0060】以上のように第nのディスクまで順次ロー
ディングされて連続記録されていき、第nのディスクの
記録が終了した時点(変数m=n)で連続記録動作は終
了する。そして、この処理例では、この連続記録を行な
うステップF107〜F113の処理の間、各ディスクについて
TOC情報を読み込む必要はないため、継続して記録モ
ードとして制御を実行できることになる。このように記
録モードの処理の実行中に再生モードの動作が必要とな
ることはないためシステムコントローラ11の制御方式
の著しい簡略化が実現されるとともに、録音中のディス
ク交換時にTOCデータ読み込みも不要となるため、デ
ィスク交換時の録音中断時間は大幅に短縮化される。
【0061】<制御動作例B:図6>この例では、上記
制御動作例Aと第1のディスクに対する記録条件データ
の読み込みタイミングが異なるものである。まず、連続
記録すべきディスクが設定されると(F201)、変数m=2
に設定される。ステップF203〜F206の処理は図5のステ
ップF103〜F106と同様である。従って、このルーチンに
より第2〜第nのディスクについての記録条件データが
記録条件データメモリ22に読み込まれることになる。
【0062】ステップF205で変数m=nとなったら、変
数m=1にセットし(F207)、チェンジャコントローラに
対して第1のディスクをローディングさせる(F208)。そ
して、その第1のディスクの記録条件データを読み込み
記録条件データメモリ22に記憶させる(F209)。以上の
ステップF209までの処理はシステムコントローラ11が
再生モードとして制御を実行していることになる。
【0063】そして次に、その時点でローディングされ
ている第1のディスクから実際の連続記録を実行してい
く。つまり、読み込んだ記録条件データに基づいて第1
のディスクの記録用エリアに楽曲等の記録を行なった後
(F210,F212) 、その記録に応じてU−TOCデータを書
き換え(F212)、変数mをインクリメントする(F214)。そ
してチェンジャコントローラに対して第mのディスクを
ローディングさせる(F215)。つまり、以降第2のディス
クから第nのディスクまで順次ローディングされ、それ
ぞれ同様に記録条件データメモリ22に保持されている
記録条件データに基づいて記録動作が行なわれていくこ
とになる。
【0064】以上の処理で第nのディスクまで記録が終
了した時点(変数m=n)で連続記録動作は終了する。
この例の場合も、実際に楽曲等の記録を行なうステップ
F210〜F215の処理の間、各ディスクについてTOC情報
を読み込む必要はないため、システムコントローラ11
は継続して記録モードとして制御を実行できることにな
る。また、この例では第1のディスクをローディングす
る回数が1回であるため、連続記録動作時間の短縮化を
はかることができる。
【0065】<制御動作例C:図7>この例は上記制御
動作例Aとほぼ同じであるが、ディスクに記録を行なっ
た際、次のディスクの記録条件データをそのディスクに
書き込んでおくことが異なっている。図7においてステ
ップF301〜F310までの処理は図5のステップF101〜F110
までの処理と全く同様であるため重複説明を避ける。
【0066】実際の連続記録を行なっている際に、その
ディスクから連続記録される次のディスクが存在する場
合、つまり変数m=nとなっていないときは、あるディ
スクの記録用エリアへの録音が終了した時点で処理はス
テップF311からF312に進むことになる。ここで、そのデ
ィスクに対する記録動作に応じてU−TOCデータを書
き換えることが行なわれるが、この書き換えとともに、
その次のディスク、つまりその時点で第(m+1)のデ
ィスクとして設定されているディスクについての記録条
件データを記録条件データメモリ22から読み出して、
第mのディスクのU−TOC上の所定エリアに書き込む
処理を行なう(F312)。
【0067】例えば第1のディスクの録音が終了しU−
TOCデータを書き換える際に、第2のディスクの記録
条件データも、その第1のディスクのU−TOC内に書
き込んでおくことになる。記録条件データを書き込むエ
リアは図3のU−TOCエリアにおけるまだ使用されて
いない領域に設定すればよい。
【0068】そして、このU−TOC処理を終了したら
変数mをインクリメントして(F313)次のディスクをロー
ディングさせ(F308)、条件データメモリ22に保持され
ている記録条件データを参照しながら連続記録動作を継
続していく(F309)。
【0069】第nのディスクの記録が終了した時点(変
数m=n)では処理はステップF311からF314に進むが、
この時点で次のディスクは存在しないため、その第nの
ディスクへの記録動作に基づくU−TOCデータの書き
換えのみを行ない、連続記録動作は終了する。
【0070】この処理例では、連続記録時には上記処理
例Aと同様の効果を得ることができ、さらに、これらの
ディスクを連続再生する際に有効となる。つまり、連続
再生する各ディスク(最後のディスクを除く)に、次の
ディスクについて記録条件データがかかれているため、
次のディスクにおいて再生を開始すべきアドレス(レコ
ーダブルユーザーエリアスタートアドレス、又はそのデ
ィスクについては連続記録が記録用エリアの途中からさ
れていた場合は、その記録が開始されたアドレス)を、
次のディスクをローディングしTOCデータを読み込む
前に判別できることになる。つまり、連続記録されるデ
ィスクとしてフォーマットの異なるディスクやバージン
ディスクではないディスクが含まれていても、そのディ
スクにおいて再生を開始すべき位置がTOC再生を行わ
ずに判別でき、ディスク入れ換え時に光学ヘッド3によ
る再生読取動作を迅速に再開できることになる。
【0071】<制御動作例D:図8>この例は上記制御
動作例Bに対して、上記制御動作例Cのようにディスク
に記録を行なった際に次のディスクの記録条件データを
そのディスクに書き込んでおく処理を加えたものであ
る。図8においてステップF401〜F411までの処理は図6
のステップF201〜F211までの処理と全く同様であるため
重複説明を避ける。
【0072】そして、上記制御動作例Cと同様に、記録
動作終了後にその記録に応じてディスクのU−TOCを
書き換える際に、次のディスクについての記録条件デー
タを記録条件データメモリ22から読み出して書き込ん
でいく (F412→F413) 。これを行ないながら連続記録を
継続していき (F414→F415→F410) 、最後の(第nの)
ディスクの録音が終了しU−TOCを書き換えたら(F41
6)、連続記録動作を終了する。この処理例では、連続記
録時には上記制御動作B及び制御動作例Cとを合わせた
効果を得ることができる。
【0073】以上のように連続記録のなされたディスク
は、それが順次連続再生されることにより、例えばディ
スク交換時にも音切れなく再生されることもできる。
【0074】上記したように再生動作により光磁気ディ
スク1から、光学ヘッド3によって抽出されたオーディ
オデータは、上記したようにエンコーダ/デコーダ部8
によってCIRCデコード、EFM復調がされ、1.41Mb
it/secのレートで間欠的にバッファRAM13に記憶さ
れていき、同時に0.3Mbit/sec のレートでバッファRA
M13から読み出されていく。バッファRAM13への
書込データの転送レートと読出データの転送レートの差
による余剰データ分はバッファRAM13に蓄積されて
いる。
【0075】そしてディスクの再生がリードアウトに達
すると、システムコントローラ11は光学ヘッド及びス
ピンドルモータ2を制御してレーザ出力をオフとし、ス
ピンドル回転を停止させ、再生読取動作を停止させる。
ただし、バッファRAM13へのデータ入出力の転送レ
ートの差によりバッファRAM13内にデータ蓄積がな
されるため、再生停止時点ではまだ全ての再生オーディ
オデータは音声として例えばスピーカ出力されておら
ず、バッファRAM13内には或る程度の再生データ量
が蓄積されている。
【0076】ここでバッファRAM13の記憶容量をB
M 、バッファRAM13からの再生データの読出ビット
レートをBOUT とすると、光磁気ディスク1からの再生
データ読出を行なわずに音声出力を実行できる時間tA
は、tA =(BM /BOUT )となる。
【0077】従って例えばこの場合、バッファRAM1
3の記憶容量を4Mbitとすると、リードアウト検出時点
で最大15秒間の音声データが残されていることにな
り、このバッファRAM13に記憶されている再生デー
タは引き続き順次読み出され再生音声として出力されて
いくため、リードアウト後15秒間はそのまま音楽等の
演奏出力が継続される。
【0078】従ってリードアウト後、直ちにそのディス
クをアンローディングし、次のディスクをローディング
して再生読取り動作を開始させるようにすれば、その間
音切れを完全に解消することもできる。(ディスクチェ
ンジャ30によるアンローディング、次のディスクのロ
ーディング、及び再生立ち上げ動作までの所要時間とし
ては8秒程度とすることが可能である。)
【0079】特に、再生立ち上げ動作におけるTOC読
取りは本実施例では不要となるため、ディスク入れ換え
時の処理はさらに短縮可能でより好適であり、例えば上
記のように4Mbit 以下の容量のバッファRAMを有する
場合でも可能となる。もちろん、再生音の連続性が必要
ない場合でも、再生動作の切れ目を短縮化させることが
できるため本実施例は好適である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録装置
は、連続記録動作の際に、予め各記録媒体の記録条件デ
ータを読み込んで記憶しておくことにより、実際に連続
記録を開始した後は各記録媒体について記録条件データ
を読み出す必要はなく、従って制御手段は制御を記録モ
ードから再生モードに切り換える必要はなくなる。この
ため制御動作が簡略化され、また処理時間も短縮化され
るという効果がある。
【0081】さらに、記録媒体に、連続する次の記録媒
体についての記録条件データを書き込んでおくことによ
り、再生時にはその連続再生において次の記録媒体で再
生を開始すべき位置を判別でき、次の記録媒体の記録条
件データを読み込む前に再生動作に移ることができるた
め、記録媒体の交換時に迅速で正確に再生を開始するこ
とができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施例の要部のブロック図
である。
【図2】実施例に対応する光磁気ディスクのTOC情報
の説明図である。
【図3】実施例に対応する光磁気ディスクのU−TOC
情報の説明図である。
【図4】実施例に対応する光磁気ディスクのTOC管理
形態の説明図である。
【図5】実施例の第1の制御動作例のフローチャートで
ある。
【図6】実施例の第2の制御動作例のフローチャートで
ある。
【図7】実施例の第3の制御動作例のフローチャートで
ある。
【図8】実施例の第4の制御動作例のフローチャートで
ある。
【符号の説明】 1 光磁気ディスク 3 光学ヘッド 6 磁気ヘッド 11 システムコントローラ 12 メモリコントローラ 13 バッファRAM 21 TOCメモリ 22 記録条件データメモリ 30 ディスクチェンジャ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータの記録/再生が可能とされ
    ているとともにデータの記録/再生のための管理情報が
    記録されている記録媒体に対する記録装置において、 複数の記録媒体に対して連続してデータの記録を行なう
    際に、予め連続記録を行なう各記録媒体に記録された管
    理情報の再生動作を行ない記録動作に必要な記録条件デ
    ータを読み込んで記憶手段に保持した後、その記憶手段
    に保持された記録条件データに基づいて各記録媒体に対
    する連続記録動作が行なわれるように制御する制御手段
    を備えて構成されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 所定のデータの記録/再生が可能とされ
    ているとともにデータの記録/再生のための管理情報が
    記録されている記録媒体に対する記録装置において、 複数の記録媒体に対して連続してデータの記録を行なう
    際に、予め連続記録を行なう各記録媒体に記録された管
    理情報の再生動作を行ない記録動作に必要な記録条件デ
    ータを読み込んで記憶手段に保持した後、その記憶手段
    に保持された記録条件データに基づいて各記録媒体に対
    する連続記録動作を実行させ、かつ記録を行なっている
    記録媒体の所定のエリアに、連続される次の記録媒体に
    ついての記録条件データを前記記憶手段から読み出して
    記録するように制御する制御手段を備えて構成されるこ
    とを特徴とする記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998015955A1 (fr) * 1996-10-09 1998-04-16 Sony Corporation Enregistreur utilisant un support d'enregistrement de signaux d'information
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