JP3163782B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JP3163782B2 JP3163782B2 JP25887392A JP25887392A JP3163782B2 JP 3163782 B2 JP3163782 B2 JP 3163782B2 JP 25887392 A JP25887392 A JP 25887392A JP 25887392 A JP25887392 A JP 25887392A JP 3163782 B2 JP3163782 B2 JP 3163782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- data
- tracks
- track
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
体に対して楽曲等のデータを記録することのできる記録
装置に関するものである。
のできるデータ書き換え可能なディスクメディアが知ら
れており、このようなディスクメディアでは、既に楽曲
等のデータが記録されているエリアや未記録エリアを管
理するデータ領域(ユーザーTOC)が設けられ、例え
ば記録動作の終了毎にこの管理データも書き換えられる
ようになされている。そして、例えば或る楽曲の録音を
行なおうとする際には、録音装置はユーザーTOCから
ディスク上の未記録エリアを探し出し、ここに音声デー
タを記録していくようになされている。
ク)等の記録可能のディスクメディアにおいては、DA
Tやコンパクトカセットテープ等のテープ状記録媒体に
比べてランダムアクセスがきわめて容易であり、従っ
て、例えば1つの楽曲を必ずしも連続したセグメント
(なお、セグメントとは物理的に連続したデータが記録
されているトラック部分のことをいう)に記録する必要
はなく、ディスク上において離散的に複数のセグメント
に分けて記録してしまっても問題ない。つまり、セグメ
ント内の記録再生動作と高速アクセス動作とを繰り返し
ていけば、1つの楽曲のトラックが複数のセグメントに
別れて物理的に分割されていても楽曲の記録/再生に支
障はないようにすることができる。
メントT1 、第2曲目がセグメントT2 として連続的に
記録されているが、第4曲目、5曲目としてセグメント
T4( 1)〜T4(4)、T5(1)〜T5(2)に示すようにトラック
上に分割して記録されることも可能である。(なお、図
10はあくまでも模式的に示したもので、実際には1つ
のセグメントは数〜数100トラックもしくはそれ以上
にわたることが多い。)
が繰り返されたとき、記録する楽曲の演奏時間や消去し
た楽曲の演奏時間の差によりトラック上の空き領域が不
規則に発生してしまうが、このように離散的な記録を実
行することにより、例えば消去した楽曲よりも長い楽曲
を、その消去部分を活用して記録することが可能にな
り、記録/消去の繰り返しにより、データ記録領域の無
駄が生じることは解消される。なお、記録されるのは必
ずしも『楽曲』に限らず、音声信号であれば如何なるも
のも含まれるが、本明細書では内容的に連続する1つの
データのかたまりを『楽曲』と表現することとする。
しては、記録時には複数の未記録エリアとなるセグメン
トをアクセスしながら録音を継続していき、また再生時
には1つの楽曲が正しく連続して再生されるようにセグ
メントがアクセスされていかなければならない。このた
めに必要な、1つの楽曲内のセグメント(例えばT4( 1)
〜T4(4))を連結するためのデータや、未記録エリアを
示すデータは、上記したように記録動作や消去動作毎に
書き換えられるユーザーTOC情報として保持されてお
り、記録/再生装置はこのユーザーTOC情報を読み込
んでヘッドのアクセスを行なうことにより、適正に記録
/再生動作をなすように制御される。
アに対してデータの記録を実行している際に、振動や衝
撃等の影響でトラックジャンプが生じてしまうことがあ
る。例えば図11(a)のように未記録エリアFRAの
前後に過去にデータ記録がなされた記録エリアREAが
存在している場合を考えると、今回の記録動作ではアド
レスA1 からアドレスA2 の区間において記録ヘッド
(光学ヘッド及び磁気ヘッド)が走査していけばよいわ
BR>けであるが、装置に加わった振動や衝撃等の影響に
より図11(b)の点線TJで示すようにトラックジャ
ンプによって記録ヘッドが未記録エリアFRAから脱
し、既にデータの記録がなされている記録エリアREA
に移動してしまうことがある。この場合、過去の記録済
データを破壊(図中DSの部位)してしまうことにな
り、2度とこのデータを回復することができないため、
トラックジャンプが生じたら直ちに記録動作(レーザ光
のハイレベル出力及び磁界印加)を中断することが好ま
しい。
ク上にプリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記
録されている絶対位置情報を検出し、この連続性を監視
し、連続性がとぎれた時点でトラックジャンプ発生とす
れば正確に検出できるが、プリグルーブからの反射光情
報を絶対位置情報としてデコードするまでの時間遅れの
間に既に数トラックのトラックジャンプが発生してしま
うこともあり、データ破壊の防止については、この検出
方式では間にあわない。
際に得られるトラバース信号を監視していればトラック
ジャンプの発生を迅速に検出できるが、実際にはトラバ
ース信号はトラックジャンプ時以外にも、ディスク上の
ゴミの影響等により発生することもあり、この区別が困
難であるため正確さに欠ける。もちろんデータ破壊を防
ぐためにはトラックジャンプの可能性があるならば、す
ぐに記録動作を中断することが必要であるが、ゴミ等の
影響によるトラバース信号を含めて度々記録を中断して
いたのでは記録効率が低下し、実用的ではないという問
題がある。特に他のソース機器から入力される音楽をダ
ビング録音している場合などでは信号入力に対して記録
動作が間に合わなくなってしまう。
点にかんがみてなされたもので、記録時のトラックジャ
ンプによって既に記録されたデータが破壊されてしまう
ことを防止し、かつ記録効率を向上させることができる
とともに、実際にトラックジャンプが発生して現在書込
中の領域内で記録エラー又はデータ破壊が生じた場合に
は、適正な再記録動作が実行される記録装置を提供する
ことを目的とする。
めのデータ記録手段と、上記データをデータ記録動作後
も所定時間保持し得るデータ保持手段と、上記記録媒体
のトラックに対して上記データ記録手段が横切ったトラ
ック数を検出するトラック数検出手段と、予め定められ
た所定トラック数と、上記トラック数検出手段が検出し
たトラック数とを比較する比較手段と、上記比較手段に
て、上記トラック数検出手段が検出したトラック数が上
記予め定められた所定トラック数より大きいと判断され
た場合には、上記記録媒体へのデータ記録動作を停止
し、上記データ保持手段に保持された上記データを用い
て再記録を行うように制御し、また上記比較手段にて、
上記トラック数検出手段が検出したトラック数が上記予
め定められた所定トラック数より小さいと判断された場
合には、上記記録媒体へのデータ記録動作をそのまま継
続するように制御する制御手段とを有する記録装置を構
成する。また上記構成において、上記制御手段は、上記
記録媒体上の未記録領域に隣接した記録済領域が存在す
る場合には、上記記録済領域と未記録領域の境界部分に
データ記録を行わないガードバンドを設けるように上記
データ記録手段の記録動作を制御すると共に、上記比較
手段で比較される上記予め定められた所定トラック数
は、上記ガードバンド長に相当するトラック数より小さ
いトラック数であることとする。
段は、上記比較手段にて、上記トラック数検出手段が検
出したトラック数が上記予め定められた所定トラック数
より大きいと判断されたら、記録媒体へのデータ記録動
作を停止させるとともに、トラックジャンプ後のアドレ
ス情報を読み込んでトラックジャンプ方向を判別し、デ
ィスク内周側へのトラックジャンプであればトラックジ
ャンプ後のアドレス情報の1つ前のアドレス情報を含む
記録単位(クラスタ)から、再記録動作を開始させ、ま
た、ディスク外周側へのトラックジャンプであればトラ
ックジャンプ直前のアドレス情報を含む記録単位(クラ
スタ)から、再記録動作を開始させるように制御するよ
うにする。また、アドレス情報の不連続性の発生を検出
する不連続性検出手段を備えるようにし、上記トラック
数検出手段が検出したトラック数が上記所定トラック数
以下であった場合に上記不連続性検出手段がアドレス情
報の不連続性の発生を検出したときは、上記制御手段
は、上記記録媒体へのデータ記録動作を停止し、上記デ
ータ保持手段に保持された上記データを用いて再記録動
作を開始するように制御を行うようにする。
アにデータを書き込む際にその未記録エリアにおける前
端部、又は後端部、又は前端部と後端部の両方に形成さ
れるデータ記録のなされないガードバンド部が設けられ
るような場合、そのガードバンド部の長さに応じたトラ
ック数を基準値とすれば、トラバース信号の検知ではデ
ィスク上のゴミ等の影響によるものか実際のトラックジ
ャンプによるものかが区別できない少数トラック(例え
ば2トラック以内)のトラックジャンプが発生しても、
未記録エリアから過去に記録済の記録エリアまで記録ヘ
ッドが移動してしまうことはなくなり、過去の記録デー
タを破壊することはない。もちろんゴミによるトラバー
ス信号であったならそのまま記録を続行すればよい。つ
まり、このような場合は必ずしも一々記録動作を中断さ
せる必要はないものとすることができる。そして、実際
にはトラックジャンプであっても破壊されるデータは現
在の記録動作で書き込んだ直後のデータであり、殆どの
場合、再書込により回復可能である。
てしまう可能性のある多数トラック(例えば3トラック
以上)のトラックジャンプについては、トラバース信号
によりその検出はほぼ正確にしかも迅速に可能であるた
め、この場合は記録動作を即座に中断してしまえば回復
不能な過去のデータの破壊を防ぐことができる。
ためのトラックジャンプ検出動作は、トラバース信号の
カウント値と基準値とを比較して、基準値以上のトラッ
ク数のトラックジャンプ発生の場合のみ、トラックジャ
ンプ発生とすることにより、最も的確な検出動作とな
る。
が、まず図1を用いて実施例となる記録再生装置の構成
を説明し、続いて図2、図3によりこの記録再生装置に
対応する光磁気ディスクにユーザーTOC情報として書
き込まれているセグメント管理データについて説明し、
その後、本実施例の動作を説明する。
て用いた記録再生装置で、図1は記録再生装置の要部の
ブロック図を示している。図1において1は例えば複数
の楽曲(音声データ)が記録されている光磁気ディスク
を示し、スピンドルモータ2により回転駆動される。3
は光磁気ディスク1に対して記録/再生時にレーザ光を
照射する光学ヘッドであり、記録時には記録トラックを
キュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力
をなし、また再生時には磁気カー効果により反射光から
データを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を
なす。
としてのレーザダイオードや、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッ
ド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、光磁気ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する
位置に配置されている。
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、絶対位置情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)、アドレス情報、サブコード情報、
フォーカスモニタ信号等を抽出する。そして、抽出され
た再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給され、アドレス情報はアドレ
スデコーダ10に供給されて復調される。さらにフォー
カスモニタ信号は例えばマイクロコンピュータによって
構成されるシステムコントローラ11に供給される。
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、シーク指令、回
転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生さ
せ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカ
ス及びトラッキング制御をなし、またスピンドルモータ
2を一定角速度(CAV)又は一定線速度(CLV)に
制御する。
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
行なわれる。
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、端子16から所定の増幅回路部へ供給さ
れて再生出力される。例えばL,Rオーディオ信号とし
て出力される。
る、プリグルーブ情報をデコードして得られた絶対位置
情報、又はデータとして記録されたアドレス情報はエン
コーダ/デコーダ部8を介してシステムコントローラ1
1に供給され、各種の制御動作に用いられる。さらに、
記録/再生動作のビットクロックを発生させるPLL回
路のロック検出信号、及び再生データ(L,Rチャンネ
ル)のフレーム同期信号の欠落状態のモニタ信号もシス
テムコントローラ11に供給される。
される際には、端子17に供給された記録信号(アナロ
グオーディオ信号)は、A/D変換器18によってデジ
タルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に
供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。エンコ
ーダ/デコーダ部14によって圧縮された記録データは
メモリコントローラ12によって一旦バッファRAM1
3に書き込まれ、また所定タイミングで読み出されてエ
ンコーダ/デコーダ部8に送られる。そしてエンコーダ
/デコーダ部8でCIRCエンコード、EFM変調等の
エンコード処理された後磁気ヘッド駆動回路15に供給
される。
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。
られた操作入力部、20は例えば液晶ディスプレイによ
って構成される表示部を示す。操作入力部19には録音
キー、再生キー、停止キー、AMSキー、サーチキー等
がユーザー操作に供されるように設けられている。
報を保持するRAM(以下、TOCメモリという)であ
る。光磁気ディスク1が装填された時点或は記録又は再
生動作の直前において、システムコントローラ11はス
ピンドルモータ2及び光学ヘッド3を駆動させ、光磁気
ディスク1の例えば最内周側に設定されているTOC領
域のデータを抽出させる。そして、RFアンプ7、エン
コーダ/デコーダ部8を介してシステムコントローラ1
1に供給されたTOC情報はTOCメモリ21に蓄えら
れ、以後その光磁気ディスク1に対する記録/再生動作
の制御に用いられる。
においては、前述したように1つの楽曲を1又は複数に
分割したセグメントとして記録/再生できるようにする
ためのセグメント管理データが記録されている。つまり
記録データ領域の管理のためにデータの記録や消去に応
じて内容が書き換えられるユーザーTOC領域(以下、
U−TOCという)が設けられており、例えば図2のよ
うなデータ構造となっている。
データ領域に構成され、U−TOCの領域であることを
示すため先頭位置にオール0又はオール1の1バイトデ
ータによって成る同期パターンを有するヘッダが設けら
れている。また所定アドレス位置に、記録されている最
初の楽曲の曲番(First TNO)、最後の楽曲の曲番(Last
TNO) 、セクター使用状況、ディスクID等のデータが
記録される。さらに、記録されている各楽曲等を後述す
る管理テーブルに対応させる各種の対応テーブル指示デ
ータ(P-DFA〜P-TNO255) が記録される領域が用意されて
いる。
の255個のパーツテーブルが設けられ、それぞれのパ
ーツテーブルには、或るセグメントについて起点となる
スタートアドレス、終端となるエンドアドレス、そのセ
グメント(トラック)のモード情報、及びそのセグメン
トが他のセグメントへ続いて連結される場合は、その連
結されるセグメントのスタートアドレス及びエンドアド
レスが記録されているパーツテーブルを示すリンク情報
が記録できるようになされている。
トが例えばオーバーライト禁止やデータ複写禁止に設定
されているか否かの情報や、オーディオ情報か否か、モ
ノラル/ステレオの種別などが記録されている。リンク
情報は、例えば各パーツテーブルに与えられたナンバ(0
1)〜(FF)によって、連結すべきパーツテーブルを指定し
ている。つまり管理テーブルにおいては、1つのパーツ
テーブルは1つのセグメントを表現しており、例えば3
つのセグメントが連結されて構成される楽曲については
リンク情報によって連結される3つのパーツテーブルに
よって、そのセグメント位置の管理はなされる。なお、
このためパーツテーブルのナンバとなる(01)〜(FF)はそ
のままセグメントナンバとすることができる。
パーツテーブルは、対応テーブル指示データ(P-DFA〜P-
TNO255) によって、そのセグメントの内容が示される。
付いて示しており、傷などによる欠陥領域となるトラッ
ク部分(=セグメント)が示された1つのパーツテーブ
ル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパーツテーブル
を指定している。つまり、欠陥セグメントが存在する場
合は対応テーブル指示データP-DFA において(01)〜(FF)
のいづれかが記録されており、それに相当するパーツテ
ーブルには、欠陥セグメントがスタート及びエンドアド
レスによって示されている。また、他にも欠陥セグメン
トが存在する場合は、そのパーツテーブルにおけるリン
ク情報として他のパーツテーブルが指定され、そのパー
ツテーブルにも欠陥セグメントが示されている。そし
て、さらに他の欠陥セグメントがない場合はリンク情報
は例えば『(00)』とされ、以降リンクなしとされる。
数の未使用のパーツテーブルの先頭のパーツテーブルを
示すものであり、未使用のパーツテーブルが存在する場
合は、対応テーブル指示データP-EMPTY として、(01)〜
(FF)のうちのいづれかが記録される。未使用のパーツテ
ーブルが複数存在する場合は、対応テーブル指示データ
P-EMPTY によって指定されたパーツテーブルからリンク
情報によって順次パーツテーブルが指定されていき、全
ての未使用のパーツテーブルが管理テーブル上で連結さ
れる。
い光磁気ディスクであれば、パーツテーブルは全て使用
されていないため、例えば対応テーブル指示データP-EM
PTYによってパーツテーブル(01)が指定され、また、パ
ーツテーブル(01)のリンク情報としてパーツテーブル(0
2)が指定され、パーツテーブル(02)のリンク情報として
パーツテーブル(03)が指定され、というようにパーツテ
ーブル(FF)まで連結される。この場合パーツテーブル(F
F)のリンク情報は以降連結なしを示す『(00)』とされ
る。
記録領域(消去領域を含む)に付いて示しており、未記
録領域となるトラック部分(=セグメント)が示された
1又は複数のパーツテーブル内の先頭のパーツテーブル
を指定している。つまり、未記録領域が存在する場合は
対応テーブル指示データP-FRA において(01)〜(FF)のい
づれかが記録されており、それに相当するパーツテーブ
ルには、未記録領域であるセグメントがスタート及びエ
ンドアドレスによって示されている。また、このような
セグメントが複数個有り、つまりパーツテーブルが複数
個有る場合はリンク情報により、リンク情報が『(00)』
となるパーツテーブルまで順次指定されている。
となるセグメントの管理状態を模式的に示す。これはセ
グメント(03)(18)(1F)(2B)(E3)が未記録領域とされてい
る時に、この状態が対応テーブル指示データP-FRA に引
き続きパーツテーブル(03)(18)(1F)(2B)(E3)のリンクに
よって表現されている状態を示している。なお、上記し
た欠陥領域や、未使用パーツテーブルの管理形態もこれ
と同様となる。
に記録されたそれぞれの楽曲について示しており、例え
ば対応テーブル指示データP-TNO1では1曲目のデータが
記録された1又は複数のセグメントのうちの時間的に先
頭となるセグメントが示されたパーツテーブルを指定し
ている。
トラックが分断されずに(つまり1つのセグメントで)
記録されている場合は、その1曲目の記録領域は対応テ
ーブル指示データP-TNO1で示されるパーツテーブルにお
けるスタート及びエンドアドレスとして記録されてい
る。
ク上で複数のセグメントに離散的に記録されている場合
は、その楽曲の記録位置を示すため各セグメントが時間
的な順序に従って指定される。つまり、対応テーブル指
示データP-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さら
にリンク情報によって他のパーツテーブルが順次時間的
な順序に従って指定されて、リンク情報が『(00)』とな
るパーツテーブルまで連結される(上記、図3と同様の
形態)。このように例えば2曲目を構成するデータが記
録された全セグメントが順次指定されて記憶されている
ことにより、このU−TOCデータを用いて、2曲目の
再生時や、その2曲目の領域へのオーバライトを行なう
際に、光学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアクセスさせ離
散的なセグメントから連続的な音楽情報を取り出した
り、記録エリアを効率使用した記録が可能になる。
光磁気ディスク1に対する本実施例の記録再生装置は、
TOCメモリ21に読み込んだU−TOCデータを用い
てディスク上の記録領域の管理を行なって記録/再生動
作を制御する。特に記録動作の際には、U−TOCデー
タよりディスク上の未記録エリアを捜し出し、ここにデ
ータを記録していくわけであるが、未記録エリアの前又
は後に記録エリアが隣接している時は、未記録エリアの
前端部及び/又は後端部にデータ記録を行なわないガー
ドバンドが形成されるようにする。そして、予め設定さ
れたガードバンドの長さに応じて記録中にトラックジャ
ンプが発生したか否かの判別基準を定め、再記録動作が
効率的に実行されるようにするものである。以下、録音
時の動作について図4〜図9により説明する。
は、図4のように4セクターの(1セクタ=2352バ
イト)サブデータ領域と32セクターのメインデータ領
域からなるクラスタCL(=36セクタ−)が連続して
形成されており、1クラスタが記録時の最小単位とされ
る。1クラスタは2〜3周回トラック分に相当する。な
お、アドレスは1セクター毎に記録される。
ラスタCL1 〜CL9 が含まれるアドレスA1 〜A2 の
セグメントが未記録エリアFRAとされており、しか
も、その前後が記録エリアREAである場合を想定す
る。アドレスA1 ,A2 はU−TOCデータとして対応
テーブル指示データP-FRA において指定されるパーツテ
ーブル(又はそのパーツテーブルからリンク情報によっ
てリンクされているパーツテーブルの内のいづれか)に
おいて、スタートアドレス及びエンドアドレスとして記
憶されている。
隣接する部分においてデータ記録がなされないガードバ
ンドGBが例えば1クラスタ分の長さで形成されるよう
に記録動作を行なっている。つまり、システムコントロ
ーラ11においては記録開始位置を示すアドレスをスタ
ートアドレスA1 より1クラスタ分先のA3 とする演算
を行ない、また記録終了位置を示すアドレスをエンドア
ドレスA2 より1クラスタ分前のA4 とする演算を行な
って記録領域を設定し、記録動作を行なう。従って記録
ヘッドは図中H1 に示すようにアドレスA3 〜A4 区間
で走査される。このためクラスタCL1 及びCL9 はデ
ータ記録のなされないガードバンドGBとなる。
はシステムコントローラ11はサーボ回路9におけるト
ラバース信号を検出することによって行なう。トラバー
ス信号はレーザスポットがトラックを横切る毎に発生さ
れるため、トラバース信号をカウントすることにより、
幾つのトラックが横切られたかが判別できる。ただし、
前述したようにディスク上のゴミの影響等により発生す
ることもある。そこで、システムコントローラ11はト
ラバース信号をカウントし、図6(a)のように3トラ
ック以上のトラックジャンプが発生したことを検出した
ら、トラックジャンプ発生と判断し、記録動作を即座に
中断させる。そして、可能であれば再記録動作を行な
う。例えば図5に走査H4 又はH5 として示すようにト
ラックジャンプTJがその未記録エリア内で発生したと
きは再記録可能である場合が多い。
が単発的に2つ以下生じた場合は、例えばディスク上の
ゴミの影響とみなし、記録動作をそのまま継続されるよ
うにする。
場合が、例え実際に2トラック以下のトラックジャンプ
が生じていた場合だとしても、ガードバンドGBは1ク
ラスタ分(2〜3トラック分)形成されるため、その場
合の記録ヘッドの走査状態は図5のH2 又はH3 として
示すように、ガードバンドGBより外の記録エリアRE
Aへまで達することはない。従って、過去の記録データ
の破壊までには及ばない。実際のトラックジャンプか否
かの判別はディスク上のプリグルーブによる絶対位置情
報の連続性のチェックにより正確に行なって、トラック
ジャンプの際には再記録等の対処をする。
ステムコントローラ11の記録時の処理を示したフロー
チャートである。なお各ステップをF101〜F123で示す。
光磁気ディスク1がローディングされると、上記したよ
うにTOC情報が読み込まれ、従って図2のU−TOC
データもTOCメモリ21に保持されるが、システムコ
ントローラ11は、例えばユーザーが操作入力部19か
ら記録操作を行なうと、U−TOCデータを用いて図7
のルーチンの処理を行なう。
示データP-FRA において指定されるパーツテーブルか
ら、未記録エリアFRAのスタートアドレス及びエンド
アドレスを検索する(F101,F102) 。そして、その未記録
エリアFRAのセグメント長、即ち(エンドアドレス)
−(スタートアドレス)が、ガードバンド長の2倍(=
2クラスタ)より長いか否かを判別する(F103)。もし、
セグメント長≦ガードバンド長の2倍であれば、その未
記録エリアFRAは記録不能とし、その未記録エリアF
RAが示されれたパーツテーブルからリンクされている
次のパーツテーブルを検索して、そのスタートアドレス
及びエンドアドレスからセグメント長を算出する。即
ち、ステップF101〜F103によりセグメント長>ガードバ
ンド長の2倍である未記録エリアFRAが捜し出され、
これが記録すべきエリアとされる。
たら、そのスタートアドレスA1 よりもガードバンドG
B長(1クラスタ)分だけ後の位置のアドレスを記録開
始アドレスA3 として算出する(F104)。また、そのエン
ドアドレスA2 よりもガードバンドGB長(1クラス
タ)分だけ前の位置のアドレスを記録終了アドレスA4
として算出する(F105)。
スA4 が算出されたら、記録ヘッドをその記録開始アド
レスA3 にアクセスさせ、アドレスA3 からデータの記
録を開始させる(F106,F107,F108)。即ち図5のH1 のよ
うに記録走査が開始され、バッファRAM13を介して
磁気ヘッド6に供給されたデータが記録されていく。
11は、ヘッド位置が記録終了アドレスA4 に達した
か、トラバース信号により3トラック以上のトラックジ
ャンプが検出されたか、及び、ディスク上のプリグルー
ブから得られる絶対位置情報に不連続が検出されたかを
監視している(F109,F110,F111)。
対位置情報の不連続が検出されないままヘッド位置が記
録終了アドレスA4 に達した場合は、そのセグメントに
対する記録動作は正常に終了したとして、そのセグメン
トに対する記録動作を終了し(F109→F122) 、この未記
録エリアFRAは記録エリアREAとされたことになる
ため、これに応じてU−TOCデータのうちの所要のデ
ータを変更してディスク上のU−TOC領域を書き換え
る処理を行なう(F123)。
省略するが、前記図10で説明したようにこのような光
磁気ディスクに関してはデータ(例えば楽曲)を複数の
セグメントにまたがって記録することが可能であるた
め、まだ全てのデータの記録が終了していない場合は、
図9に走査H6 として示すように最初の未記録エリアF
RA1 の記録が終了した段階で次の未記録エリアFRA
2 にアクセスして記録を継続することになる。この場
合、次の未記録エリアFRA2 についても同様にガード
バンドGBが形成されるようにアドレスA3 〜A4 の間
で記録が行なわれることになる。そして、実際にU−T
OCデータの書き換えは、1又は複数の全てのセグメン
ト(未記録エリアFRA)に対する記録が終了した段階
でまとめて実行されることになる。
は、システムコントローラ11はトラバース信号を監視
しているが、2トラック分以内のトラバース信号であれ
ば、これを無視して記録動作を継続させる。3トラック
分のトラバース信号を検出した場合は、トラックジャン
プ発生とみなしてデータ破壊を防ぐために直ちに記録動
作を停止させる (F110→F112) 。
で既にデータ破壊はなされている可能性があるため、こ
こで再記録によりデータ復活が可能であればこれを行な
うようにする。特に本実施例の場合、ガードバンドGB
により3トラックのトラックジャンプで記録ヘッドが今
回記録を行なっている未記録領域FRAの外に達してし
まうことはない。従って、例えばバッファRAM13に
残っているデータにより殆どの場合データ復活が可能で
ある。なお、上記のように記録停止処理を行うことによ
り3トラック以上離れたデータが破壊されることはな
い。
情報を検出して(F113)、この位置情報からトラックジャ
ンプがディスク内周側へのものかディスク外周側へのも
のかを判断する(F114)。
ラスタCL7 からクラスタCL5 へ、ディスク内周側へ
のトラックジャンプであった場合には、読み込んだ絶対
位置情報を含むセクターの1つ前のセクターを含むクラ
スタ(CL4 又はCL5 )からデータ破壊が生じたと考
えられるため、その1つ前のクラスタ(CL4 又はCL
5 )を算出する(F115)。一方、図5に走査H5 として示
すようにクラスタCL3 からディスク外周側へのトラッ
クジャンプであった場合には、トラックジャンプ発生前
に最後に検出した絶対位置情報に相当するセクターを有
するクラスタ(CL3 )からのデータ記録にエラーが生
じたと考えられるため、そのトラックジャンプ前の絶対
位置情報を含むクラスタ(CL3 )を算出する(F116)。
号が検出された際も、実際にはトラックジャンプ発生
で、現在記録継続中の未記録エリアFRA内での記録エ
ラー又はデータ破壊が生じた場合があるため(例えば図
5のH2 又はH3 で示すような場合)、前述したように
絶対位置情報の連続性が監視されている。そして、不連
続が発生した場合はトラックジャンプ発生とみなして記
録を停止させる (F111→F117) 。そして、データ復活又
はエラー解消のための再記録を開始すべきクラスタを算
出することになる(F118)。ここで、再記録を開始すべき
クラスタとは、絶対位置情報の連続性がとぎれた直前の
アドレスを含むクラスタCLと、絶対位置情報の不連続
を検出したアドレスの1つ前のアドレスを含むクラスタ
CLのうち、より内周側に位置するクラスタCLとな
る。
録を行なうべきクラスタが算出されたら、そのクラスタ
からトラックジャンプが発生したクラスタまでに記録し
ていったデータがまだバッファRAM13に残っている
かどうかを判別する(F119)。残っていなければ、再記録
によるデータ回復は不能であるため、記録エラーとして
処理を終了するが(F120)、残っていれば、算出されたク
ラスタの先頭のアドレスを記録開始アドレスとしてセッ
トし、そのクラスタからのデータ記録を再開する (F121
→F106) 。
ガードバンドGBが形成されて記録動作がなされるとと
もに、ガードバンドGBにより記録ヘッドが他の領域に
侵入してしまう恐れのない程度のトラックジャンプの可
能性が検出された場合は、これを、すぐにはトラックジ
ャンプとみなさない。そして、絶対位置情報の不連続に
よりトラックジャンプが正確に確認されるまでは記録動
作を続ける。つまりゴミ等により誤ったトラバース信号
で記録が中断されることはなくなる。また、トラックジ
ャンプ発生の際には直ちにデータ回復処理及び引き続き
記録動作が実行されていくことになる。
録動作が実行される全ての未記録エリアFRAにガード
バンドGBが形成されることになるが、実際には、未記
録エリアの前後に記録エリアREAが隣接してない場合
には必ずしもガードバンドGBを設ける必要はない。ま
た、設けない方が多くのデータを記録できるため好適で
ある。
処理は、図8のステップF201〜F217とすることが好まし
い。即ち、記録開始の際に未記録エリアFRAが捜し出
されたら(F201,F202) 、まず、その前後の両方の隣接エ
リアが記録エリアREAであるか否かを判別する(F20
3)。そして、前後が記録エリアREAであったら、図7
と同様にセグメント長がガードバンド長の2倍(2クラ
スタ)よりも長いか否かを判別し(F204)、長ければ記録
可能なエリアであるとして、フラグFF ,FR をオンと
する(F205)。
後両方が記録エリアREAでない場合は、前又は後の一
方が記録エリアREAであるかを判別し(F206)、一方が
記録エリアREAであった場合は、一方のみにガードバ
ンドGBを設ければよいので、セグメント長がガードバ
ンド長(1クラスタ)よりも長いか否かを判別する(F20
7)。そしてガードバンド長より長ければ記録可能なエリ
アであるとして、前後のいづれが記録エリアREAかを
判別し(F208)、前が記録エリアであればフラグFF をオ
ン、フラグFR をオフとする(F209)。また後が記録エリ
アであればフラグFF をオフ、フラグFR をオンとする
(F210)。
ない場合は、ガードバンドGBは設ける必要がないため
そのまま記録可能なエリアであるとし、フラグFF ,F
R をオフとする(F211)。
セグメント前端部にガードバンドGBが形成されるよう
に、記録開始アドレス(A3 )はスタートアドレスA1
にガードバンド長を加えた位置のアドレスとする (F212
→F213) 。一方、フラグFF がオフである場合は、記録
開始アドレスとしてはスタートアドレスA1 をそのまま
用いる (F212→F214) 。つまりこの場合、その未記録エ
リアFRAの前端部にガードバンドGBは形成されな
い。
グメント後端部にガードバンドGBが形成されるよう
に、記録終了アドレス(A4 )はエンドアドレスA2 か
らガードバンド長を引いた位置のアドレスとする (F215
→F216) 。一方、フラグFR がオフである場合は、記録
終了アドレスとしてはエンドアドレスA2 をそのまま用
いる (F215→F217) 。つまりこの場合、その未記録エリ
アFRAの後端部にガードバンドGBは形成されない。
み、上述した動作が実行される。これにより、記録可能
エリアの有効利用がはかられる。
ては、ガードバンドを設けるのは、隣接エリアが記録エ
リアREAであることに関わらず未記録エリアの前端部
又は後端部の一方とすることも考えられる。
ンプを判別するのは3トラック以上としたが、これはガ
ードバンド長の設定と相関して決められるものであり、
ガードバンド長が長ければ例えば4トラック以上分のト
ラバース信号で初めてトラックジャンプ発生と判別する
ようにしてもよい。つまり、ガードバンド長により記録
中のセグメントを脱することのない程度のトラックジャ
ンプ数のトラバース信号は、取敢えずゴミ等による検出
エラーとみなして記録を継続しても、他のエリアの既記
録データを破壊することは無いためである。このように
ガードバンド長とトラックジャンプ検出基準を相関性を
持たせて設定することにより、記録動作の効率向上と、
過去のデータ破壊防止のためのトラックジャンプ検出の
正確化と迅速化が得られ、これによって記録済データの
破壊の防止が確実に実現される。
設けられない記録方式が採用される場合であっても本発
明を適用できる。この場合、例えば2トラック以下の小
さいトラックジャンプであっても過去のデータが破壊さ
れてしまう場合が考えられるが、例えば記録動作直前に
その隣接する記録エリアのデータの所定量(例えば1ク
ラスタ分)を読み込んでおくことにより、再記録動作に
よりデータ回復を行なうことが可能となる。このように
すれば、上記実施例と同様にトラックジャンプ検出を行
なうことによって、記録データの回復不能な破壊の防止
及び記録動作の効率化を実現することができる。
て本発明を採用した例をあげたが、記録専用装置であっ
ても良い。また、光磁気ディスクに限らず、記録可能な
光ディスクに対応した記録装置であっても本発明を採用
できる。
リアに楽曲等のデータを記録する際にデータ記録手段が
横切ったトラック数が所定トラック数より大のときに、
過去の記録データの破壊を生じさせるおそれのあるトラ
ックジャンプと判断して記録動作を停止させるようにし
ている。また、データ記録手段が横切ったトラック数が
所定トラック数より少ない場合は、これを誤検出とみな
して一々記録動作を停止せずに、記録動作を継続する。
このため、過去の記録データ破壊を生じさせるようなト
ラックジャンプが発生した際にその検出が正確にしかも
迅速に可能になり、記録時のトラックジャンプによる過
去のデータの破壊を確実に防ぐことができるとともに、
データ記録動作の効率向上が実現されるという効果があ
る。
は、そのトラックジャンプがディスク内周側へのものか
ディスク外周側へのものかを判別して、再記録を開始す
べき位置を判別することにより、無駄な再記録動作は排
除され、効率的なデータ回復処理が実行されるという効
果もある。また、横切ったトラック数が所定トラック数
以下の場合は、アドレス情報の不連続性に応じて再記録
動作を行うことで、適切な記録動作が実現できる。
である。
TOC情報のデータ構造の説明図である。
よるセグメント管理状態の説明図である。
図である。
る。
る。
る。
明図である。
なディスクメディアの説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体にデータを記録するためのデー
タ記録手段と、上記データをデータ記録動作後も所定時間保持し得るデ
ータ保持手段と、 上記記録媒体のトラックに対して上記データ記録手段が
横切ったトラック数を検出するトラック数検出手段と、 予め定められた所定トラック数と、上記トラック数検出
手段が検出したトラック数とを比較する比較手段と、 上記比較手段にて、上記トラック数検出手段が検出した
トラック数が上記予め定められた所定トラック数より大
きいと判断された場合には、上記記録媒体へのデータ記
録動作を停止し、上記データ保持手段に保持された上記
データを用いて再記録を行うように制御し、また上記比
較手段にて、上記トラック数検出手段が検出したトラッ
ク数が上記予め定められた所定トラック数より小さいと
判断された場合には、上記記録媒体へのデータ記録動作
をそのまま継続するように制御する 制御手段と、 を備えていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記記録媒体上の未記
録領域に隣接した記録済領域が存在する場合には、上記
記録済領域と未記録領域の境界部分にデータ記録を行わ
ないガードバンドを設けるように上記データ記録手段の
記録動作を制御すると共に、 上記比較手段で比較される上記予め定められた所定トラ
ック数は、上記ガードバンド長に相当するトラック数よ
り小さいトラック数であることを特徴とする請求項1に
記載の記録装置。 - 【請求項3】 上記制御手段は、上記比較手段にて、上
記トラック数検出手段が検出したトラック数が上記予め
定められた所定トラック数より大きいと判断されたら、
上記記録媒体へのデータ記録動作を停止させるととも
に、そのトラックジャンプ後のアドレス情報を読み込ん
でトラックジャンプ方向を判別し、 ディスク内周側へのトラックジャンプであれば、トラッ
クジャンプ後のアドレス情報の1つ前のアドレス情報を
含む記録単位から再記録動作を開始させ、 ディスク外周側へのトラックジャンプであれば、トラッ
クジャンプ直前のアドレス情報を含む記録単位から再記
録動作を開始させるように制御を行うことを特徴とする
請求項1記載の記録装置。 - 【請求項4】 アドレス情報の不連続性の発生を検出す
る不連続性検出手段を備え、 上記トラック数検出手段が検出したトラック数が上記所
定トラック数以下であった場合に、上記不連続性検出手
段がアドレス情報の不連続性の発生を検出したとき、 上記制御手段は、上記記録媒体へのデータ記録動作を停
止し、上記データ保持手段に保持された上記データを用
いて再記録動作を開始するように制御を行うことを特徴
とする請求項1記載の記録装置。
Priority Applications (17)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25887392A JP3163782B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 記録装置 |
EP93306751A EP0586189B1 (en) | 1992-09-03 | 1993-08-25 | Data recording apparatus and methods |
DE69328917T DE69328917T2 (de) | 1992-09-03 | 1993-08-25 | Datenaufzeichnungsgerät und -verfahren |
AT98204390T ATE237861T1 (de) | 1992-09-03 | 1993-08-25 | Datenaufzeichnungsgerät und -verfahren |
EP98204390A EP0920005B1 (en) | 1992-09-03 | 1993-08-25 | Data recording apparatus and methods |
DE69332901T DE69332901T2 (de) | 1992-09-03 | 1993-08-25 | Datenaufzeichnungsgerät und -verfahren |
AT93306751T ATE194247T1 (de) | 1992-09-03 | 1993-08-25 | Datenaufzeichnungsgerät und -verfahren |
AU44941/93A AU665107B2 (en) | 1992-09-03 | 1993-08-26 | Data destruction preventing method, recording apparatus provided with data destruction preventing capability, and disc recorded with guard band |
MYPI93001738A MY124301A (en) | 1992-09-03 | 1993-08-27 | Data destruction preventing method, recording apparatus provided with data destruction preventing capability, and disc recorded with guard band |
PH46764A PH30605A (en) | 1992-09-03 | 1993-08-30 | Data destruction preventing method recording apparatus provided with data destruction preventing capability and disc recorded with guard band |
CA002105110A CA2105110C (en) | 1992-09-03 | 1993-08-30 | Data destruction preventing method, recording apparatus provided with data destruction preventing capability, and disc recorded with guard band |
US08/114,751 US5477525A (en) | 1992-09-03 | 1993-08-31 | Data destruction preventing method, recording apparatus provided with data destruction preventing capability, and disc recorded with guard band |
BR9303684A BR9303684A (pt) | 1992-09-03 | 1993-09-02 | Aparelho gravador, processo de regravaçao e suporte de gravaçao |
HU9302481A HU213602B (en) | 1992-09-03 | 1993-09-02 | Data recording/reproducing apparatus, data recovery method applied in this and data carrier |
KR1019930017605A KR100253038B1 (ko) | 1992-09-03 | 1993-09-03 | 오소거 방지방법 및 오소거 방지기능부착 기록장치 및 가아드 밴드(guard band)가 기록된 디스크 |
CN93118977A CN1052552C (zh) | 1992-09-03 | 1993-09-03 | 防数据破坏的方法,有防破坏能力的记录装置和记录磁盘 |
CN99110444.7A CN1132161C (zh) | 1992-09-03 | 1999-07-09 | 防数据破坏的记录装置及其方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25887392A JP3163782B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684271A JPH0684271A (ja) | 1994-03-25 |
JP3163782B2 true JP3163782B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17326234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25887392A Expired - Lifetime JP3163782B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163782B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP25887392A patent/JP3163782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684271A (ja) | 1994-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100253038B1 (ko) | 오소거 방지방법 및 오소거 방지기능부착 기록장치 및 가아드 밴드(guard band)가 기록된 디스크 | |
JP3435703B2 (ja) | 再生装置、再生方法 | |
KR100295219B1 (ko) | 디스크기록장치및디스크기록방법 | |
JP3353381B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP3355649B2 (ja) | 記録又は再生装置 | |
KR100278191B1 (ko) | 기록 가능한 영역을 목록으로 관리하는 방법과 이 목록 정보에 기초하여 기록 동작을 행하는 기록 또는 기록 재생 장치 | |
JPH0729308A (ja) | 再生装置 | |
JPH0696559A (ja) | 記録装置 | |
JP3163782B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3163781B2 (ja) | 記録装置、記録方法 | |
JP3235231B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP3141259B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3257069B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP3617107B2 (ja) | 記録又は再生装置 | |
JP3297936B2 (ja) | 再生装置 | |
JPH1097785A (ja) | 記録装置 | |
JP3444277B2 (ja) | 再生装置 | |
JP3669350B2 (ja) | 記録再生装置及び検索回路 | |
JP3481102B2 (ja) | 光ディスク用記録装置 | |
JP3495556B2 (ja) | ディスク修復方法及び装置 | |
JPH06231570A (ja) | コンパクトディスク再生装置 | |
JPH0945052A (ja) | 記録装置 | |
JP2002237172A (ja) | 再生装置、再生方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080302 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 Year of fee payment: 12 |