JPH06162285A - Icカード - Google Patents

Icカード

Info

Publication number
JPH06162285A
JPH06162285A JP4339614A JP33961492A JPH06162285A JP H06162285 A JPH06162285 A JP H06162285A JP 4339614 A JP4339614 A JP 4339614A JP 33961492 A JP33961492 A JP 33961492A JP H06162285 A JPH06162285 A JP H06162285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
recorded
record
card
eeprom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4339614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3358668B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Irisawa
和義 入澤
Hirotsugu Harima
博嗣 針間
Teruaki Jo
輝明 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP33961492A priority Critical patent/JP3358668B2/ja
Publication of JPH06162285A publication Critical patent/JPH06162285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3358668B2 publication Critical patent/JP3358668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レコード長の自由な設定が可能であり、か
つ、信頼性の高いICカードを提供する。 【構成】 ICカードのEEPROM内に複数のファイ
ル記録領域が定義される。ファイルF1内には、レコー
ド1〜5が記録されている。このファイルF1について
のディレクトリD1内には、ファイルF1の先頭アドレ
スなどを示すファイル管理情報とともに、ファイルF1
内のレコード長Lが記録される。また、ファイルF1内
においても、各レコードの実データの前にレコード長L
が記録される。レコード長Lは、EEPROM内に記録
されているため書き換えが可能であり、二重化して記録
されているため信頼性も維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカード、特に、IC
カードにおけるEEPROMに対するデータの書込方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気カードに代わる新しい情報記録媒体
として、ICカードが脚光を浴びている。このICカー
ドは、磁気カードに比べて大量の情報を記録することが
でき、しかも高度なセキュリティを有する。現在、一般
的に普及しているICカードには、RAM,ROM,E
EPROMの3種類のメモリと、このメモリに対するア
クセスを行うCPUとが内蔵されている。通常、このI
Cカード自身には電源は内蔵されていないため、このI
Cカードに対するデータの書き込みおよび読み出しを行
う機能をもったリーダライタからの電源供給を受けて動
作する。したがって、リーダライタを切り離してしまう
と、電源供給は中断され、RAM内のデータは失われて
しまう。これに対し、EEPROM内のデータは、電源
供給が中断されてもそのまま保存される。このため、保
存しておく必要のあるデータは、EEPROM内に記録
される。
【0003】ICカード内にデータを系統立てて記録す
るため、EEPROM内に複数のファイル記録領域を定
義してデータをファイルごとに分類して記録するのが一
般的である。ここで、データはレコードというひとまと
まりの単位で、各ファイル記録領域内に記録されること
になる。また、各ファイルをアクセスするために、ファ
イルの先頭番地、属性などの情報をもったディレクトリ
が作成され、このディレクトリもEEPROM内に記録
される。特定のファイルについて、新たなレコードを追
記する場合、レコードの書き換えを行う場合、レコード
の読み出しを行う場合などには、まず、このファイルに
ついてのディレクトリを読み出し、このディレクトリに
記録された情報に基づいてファイル記録領域に対するア
クセスが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ICカ
ードに保存すべきデータは、複数のファイルに分類され
て記録されることになる。しかも、1つのファイルは複
数のレコードによって構成される。したがって、データ
をレコード単位で書き込んだり、読み出したりするため
には、予めレコード長(レコードを構成するデータの長
さ)を取り決めておかねばならない。従来のICカード
では、このレコード長をROM内に書き込んでおくのが
一般的である。これは、EEPROMに比べてROM
は、記録データの安全性が格段に高いためである。レコ
ード長を示す情報が失われてしまうと、各ファイル内の
データをレコード単位で読み書きすることができなくな
るため、そのICカードはほぼ使用不能という致命的な
状態に陥ることになる。EEPROM内の情報は、書き
換えができるという利点がある半面、ROMに比べると
失われやすい。このような事情から、従来のICカード
では、レコード長をROM内に記録している。
【0005】しかしながら、ROM内の情報は書き換え
ができないため、ICカードの製造時にレコード長を設
定し、これをROM内に記録してしまうと、ICカード
の使用時には、このレコード長を変更することができな
いという問題が生じる。このため、各ファイルごとに異
なるレコード長を設定するような使い方もできない。レ
コード長を使用時に自由に設定できるようにするために
は、レコード長をROMではなく、EEPROM内に記
録するようにすればよいが、前述したように、EEPR
OM内の情報は事故により失われる危険があるため、信
頼性が損なわれるという別な問題が生じることになる。
【0006】そこで本発明は、レコード長の自由な設定
が可能であり、かつ、信頼性の高いICカードを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともR
AM,ROM,EEPROMの3種類のメモリと、この
メモリをアクセスする機能をもったCPUと、を内蔵
し、EEPROM内に複数のファイル記録領域を定義し
てデータをファイルごとに分類してレコード単位で記録
するようにし、各ファイルをアクセスするために必要な
情報をもったディレクトリを各ファイルごとに用意し、
このディレクトリをEEPROM内に記録するようにし
たICカードにおいて、ディレクトリ内に、対応するフ
ァイル記録領域に書き込むべきレコードのレコード長を
示す情報を記録するとともに、各ファイル記録領域に書
き込むべき個々のレコードのそれぞれにレコード長を示
す情報を付加して記録するようにしたものである。
【0008】
【作 用】本発明に係るICカードでは、設定したレコ
ード長はROMではなく、EEPROM内に記録され
る。したがって、使用時に自由にレコード長の設定を変
えることが可能になる。しかも、各ファイルについての
ディレクトリ内に記録されるため、各ファイルごとに異
なるレコード長を設定することも可能である。また、レ
コード長を示す情報は、ディレクトリ内に書き込まれる
だけでなく、各ファイル記録領域に書き込むべき個々の
レコードのそれぞれに付加され、各レコードとともにフ
ァイル記録領域にも書き込まれる。このように、同一の
レコード長を、ディレクトリと各レコードとに二重化し
て記録しておくようにしたため、EEPROM内のデー
タが一部失われるような事故に対しても信頼性を維持す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。図1は、現在一般的に用いられているICカー
ド10と、これに用いるリーダライタ20の全体構成を
示すブロック図である。ICカード10の主たる構成要
素は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPR
OM14である。CPU11は、図示しないインターフ
ェイスを介してリーダライタ20と交信を行うととも
に、各メモリ12,13,14をアクセスする処理を行
う。ICカード10をリーダライタ20の筐体内に挿入
すると、ICカード10側の接続端子とリーダライタ2
0側の接続端子とが接触し、両者間が電気的に接続され
る。すなわち、両者間には、共通の接地電位を定めるG
NDラインと、リーダライタからICカードへ電源を供
給するためのVCCラインと、クロックを供給するため
のCLKラインと、リセット信号を与えるためのRST
ラインと、双方向にデータを伝送するためのI/Oライ
ンと、が確保される。両者間のデータ伝送は、I/Oラ
インを通じて一方向ずつ交互に行われる。
【0010】CPU11は、ROM12内に用意された
プログラムに基づいて種々の処理を実行する。RAM1
3は、CPU11が種々の処理を行う上でのワークエリ
アとして利用される。また、EEPROM14は、電気
的に書き換えが可能なメモリであり、ICカード10が
リーダライタ20から切り離され、電源の供給がなくな
ってもデータを保存しておくことができる。したがっ
て、ICカード10内において保存しておくべきユーザ
データは、リーダライタ20に接続した状態において、
EEPROM14へ書き込んでおく必要がある。
【0011】EEPROM14へのデータの記録は、フ
ァイルごとに分類して行われる。たとえば、図2に示す
例では、EEPROM14内に、3つのファイルF1〜
F3についてのファイル記録領域が定義されており、デ
ータは、この3つのファイルのいずれかに分類されて記
録されることになる。各ファイルには、それぞれディレ
クトリが、同じEEPROM14内に用意される。図2
に示す例では、ファイルF1〜F3について、それぞれ
ディレクトリD1〜D3が用意されている。このディレ
クトリには、対応するファイルについての種々の情報が
記録されている。具体的には、対応するファイルの先頭
アドレス、ファイルの属性、などが記録される。特定の
ファイルをアクセスする場合には、まず、これに対応す
るディレクトリの内容が読み出され、このディレクトリ
の内容に基づいて目的のファイルがアクセスされること
になる。
【0012】続いて、各ファイルの中のデータ構造につ
いて説明しよう。図3は、ファイルF1の中のデータ構
造を示すメモリマップである。図3に示す例では、レコ
ード1〜5が書き込まれている。ここで、各レコードは
いずれもLバイトの長さをもつ。別言すれば、このファ
イルF1を構成するレコードは、Lバイトの固定長をも
つレコードとして定義されている。本発明の特徴は、こ
れら各レコードの実データとともに、レコード長を書き
込むようにした点にある。この実施例では、更に、レコ
ードIDも一緒に書き込むようにしている。すなわち、
Lバイトからなるレコードの実データの前に、1バイト
からなるレコードIDと、1バイトからなるレコード長
とを付加したデータが記録されることになる。レコード
IDは、各レコードを識別するためのコードであり、図
3におけるT1〜T5はいずれも各レコードについてユ
ニークなコードとなっている。これに対し、レコード長
は、このファイルF1内に記録されるべきレコードの固
定長Lを示すものである。したがって、いずれのレコー
ドについても同一のレコード長Lが付されている。
【0013】本発明のもうひとつの特徴は、このレコー
ド長Lを、ディレクトリの中にも記録するようにした点
にある。すなわち、図3に示すように、ファイルF1の
ためのディレクトリD1内には、一般的なファイル管理
情報(ファイルF1の先頭アドレスや、全容量値、属
性、などの情報)の他に、レコード長Lが記録されてい
る。
【0014】従来のICカードにおいては、レコード長
は製造時にROM12内に書き込まれてしまうため、使
用時には自由な設定を行ったり、途中で変更したりする
ことができなかった。これに対し、上述した本発明によ
るICカードでは、レコード長をEEPROM14内に
記録するようにしたため、使用時に自由なレコード長を
設定することが可能であり、途中で変更することも可能
である。また、図3に示すように、ディレクトリD1に
ついてはレコード長Lを設定し、ディレクトリD2につ
いてはこれとは異なるレコード長Mを設定することも可
能であり、各ファイルごとにそれぞれ異なったレコード
長を設定することができるようになる。また、レコード
長を示す情報は、ディレクトリの中と、各レコードの実
データの前とに二重に記録されているため、いずれか一
方が事故により消失した場合であっても、もう一方の情
報を用いてアクセスが可能である。このため、信頼性に
おいても問題は生じない。
【0015】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。た
とえば、図3に示すデータ構造は、一例として示したも
のであり、本発明はこのようなデータ構造に限定される
ものではなく、要するに、各レコードの実データととも
にレコード長が記録されるような態様となっていれば、
どのようなデータ構造を採ってもかまわない。
【0016】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によるICカード
によれば、レコード長をEEPROM内に、二重化して
記録するようにしたため、レコード長の自由な設定が可
能になり、かつ、信頼性も維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なICカードおよびリーダライタの構成
を示すブロック図である。
【図2】一般的なICカードにおけるファイルおよびデ
ィレクトリの記録構造の一例を示す図である。
【図3】本発明に係るICカードにおけるファイルおよ
びディレクトリ内のデータ構造の一例を示すメモリマッ
プである。
【符号の説明】
10…ICカード 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…EEPROM 20…リーダライタ D1〜D3…ディレクトリ F1〜F3…ファイル T1〜T5…レコードID L,M…レコード長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともRAM,ROM,EEPRO
    Mの3種類のメモリと、このメモリをアクセスする機能
    をもったCPUと、を内蔵し、前記EEPROM内に複
    数のファイル記録領域を定義してデータをファイルごと
    に分類してレコード単位で記録するようにし、各ファイ
    ルをアクセスするために必要な情報をもったディレクト
    リを各ファイルごとに用意し、このディレクトリを前記
    EEPROM内に記録するようにしたICカードにおい
    て、前記ディレクトリ内に、対応するファイル記録領域
    に書き込むべきレコードのレコード長を示す情報を記録
    するとともに、各ファイル記録領域に書き込むべき個々
    のレコードのそれぞれに前記レコード長を示す情報を付
    加して記録するようにしたことを特徴とするICカー
    ド。
JP33961492A 1992-11-26 1992-11-26 Icカード Expired - Lifetime JP3358668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33961492A JP3358668B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 Icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33961492A JP3358668B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 Icカード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06162285A true JPH06162285A (ja) 1994-06-10
JP3358668B2 JP3358668B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=18329162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33961492A Expired - Lifetime JP3358668B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 Icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3358668B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5508502A (en) * 1992-05-29 1996-04-16 Olympus Optical Co., Ltd. Information recording/regenerating method and information management system capable of managing a plurality of items of information efficiently
WO2001040951A1 (fr) * 1999-12-01 2001-06-07 Fujitsu Limited Procede de controle de support d'enregistrement, dispositif de gestion de donnees et support d'enregistrement

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5508502A (en) * 1992-05-29 1996-04-16 Olympus Optical Co., Ltd. Information recording/regenerating method and information management system capable of managing a plurality of items of information efficiently
WO2001040951A1 (fr) * 1999-12-01 2001-06-07 Fujitsu Limited Procede de controle de support d'enregistrement, dispositif de gestion de donnees et support d'enregistrement
US6722572B2 (en) 1999-12-01 2004-04-20 Fujitsu Limited Recording medium control method, data management apparatus, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP3358668B2 (ja) 2002-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1307555C (zh) 数据存储装置
JPH0758500B2 (ja) 携帯可能電子装置
JP4722704B2 (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体に対するアクセス装置及びアクセス方法
JP2529868B2 (ja) 情報記録媒体の記録方式
JPH06162285A (ja) Icカード
JP3088866B2 (ja) Icカード
JP2808358B2 (ja) Icカード
JPH02193335A (ja) カード型光記録媒体
JPH06161882A (ja) Icカード
JP3641693B2 (ja) Icカードおよびその使用方法
JP3088867B2 (ja) Icカード
JP2850049B2 (ja) Icカード
JPH0435780B2 (ja)
JPH06161856A (ja) Icカード
JP3231448B2 (ja) Icカード
JP2537200B2 (ja) 携帯可能電子装置
JP3234011B2 (ja) Icカード
JP2609645B2 (ja) 携帯可能電子装置
JP2867260B2 (ja) カード型光記録媒体へのデータ記録方法
JP3246558B2 (ja) Icカード
JPS61251985A (ja) メモリ保護機構
JP3166168B2 (ja) Icカードを利用したデータの記録方法
JP2565717B2 (ja) Icカード
JP4026796B2 (ja) コマンド振り分け機能付きicカード
KR19980050177A (ko) Cdma 이동단말기의 nv 메모리의 고정영역에 저장되는 인덱스 데이터의 이중화 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11